JPH09255095A - 液体充填バルブ - Google Patents

液体充填バルブ

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JPH09255095A
JPH09255095A JP9600396A JP9600396A JPH09255095A JP H09255095 A JPH09255095 A JP H09255095A JP 9600396 A JP9600396 A JP 9600396A JP 9600396 A JP9600396 A JP 9600396A JP H09255095 A JPH09255095 A JP H09255095A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67CCLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
    • B67C3/00Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus; Filling casks or barrels with liquids or semiliquids
    • B67C3/02Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus
    • B67C3/22Details
    • B67C3/28Flow-control devices, e.g. using valves
    • B67C3/281Profiled valve bodies for smoothing the flow at the outlet of the filling nozzle

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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】充填時に液が飛び散ることを防止する。 【解決手段】パイプ状のノズル2と、ノズル2内に昇降
可能に配置された操作ロッド4と、ノズルの下端内面の
弁座10および操作ロッド下端の弁体12によって形成
される開閉弁14とを備えている。ノズル内面の上部に
は、充填液通路6の断面積を下方に向かって次第に縮小
する縮径部2bと下方へ向かって次第に拡大する拡径部
2dが形成されている。拡径部2dと前記開閉弁14と
の間の操作ロッド4には、複数枚の整流羽根22が取付
けられている。また、操作ロッド4の上部に円柱部4b
が形成され、開閉弁14が閉じる前に、充填液通路6の
上部をシールできるようになっている。充填液通路6内
を渦を巻いて流下する液体は、縮径部2bを流れて整流
され、また、縮径部2bで速くなった流速は、拡径部2
dで減速される。その後、整流羽根22で2次整流が行
なわれる。しかも、開閉弁14を閉鎖する前に充填液通
路6をシールするので流速が速くならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内に液体を充
填する液体充填バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体充填バルブは、一般に、内部に充填
液通路が形成され、下端には注液口を有するパイプ状の
ノズルと、このノズル内に昇降可能に挿通されて下端部
に弁体が設けられた操作ロッドと、この操作ロッドを昇
降させるエアシリンダ等の昇降手段とを備えており、前
記操作ロッドを昇降させることにより、その下端の弁体
を、充填液通路の下端部に形成したテーパ状の弁座に着
座させ、または離座させて、充填液通路を開閉するよう
になっている。
【0003】前記従来の液体充填バルブでは、充填の開
始時および終了時、すなわち、弁体が弁座から離れた直
後、または、弁座にシートする直前に、充填液通路が急
激に絞られた状態になるため、充填される液体の流速が
上がって、液はねを起こすという問題があった。特に、
ノズルの先端を容器内に挿入せずに上方から充填を行な
う、いわゆる口上充填の場合には、飛び散った液体が容
器の外面や周囲を汚染してしまうという問題があった。
【0004】また、前記液体充填バルブは、操作ロッド
が上方のエアシリンダに連結されて昇降するようになっ
ているので、前記充填液通路内には、パイプ状ノズルの
側壁に連結された横方向の給液管を介して充填液が導入
されるようになっている。中央に操作ロッドが挿通され
て鉛直方向に配置されているノズル内に、横方向から液
体を導入すると、この液体は充填液通路内を渦を巻きな
がら流下し、下端部の注液口から容器内に充填される。
このように液体が渦を巻きながら注液口から流出すると
周辺に飛び散ってしまうという問題があった。
【0005】前記のように注液口から流出する液体が飛
び散るおそれのある液体充填バルブでは、ノズルの先端
を容器の口部よりも上方に位置させたまま充填を行なう
口上充填は不可能である。また、充填される液体が、果
肉が混入したフルーツジュース等のように、大きな粒子
を含む場合には、注液口付近に金網等を取付けると目詰
りを起こすため、金網等を用いることにより液はねを防
止することも不可能であった。
【0006】そこで、前記のように充填液通路内で液体
が渦を巻いたり、液バルブの開閉時に流速が急上昇する
ことを防止するようにした液体充填バルブが提案されて
いる(特開平4−253689号公報、特開平6−12
7596号、特公平7−112879号等)。
【0007】前記第1の公報(特開平4−253689
号)に記載された充填バルブは、軸方向に中空であり、
内面の上方が円筒形で、下方の直径が下方吐出口又は出
力流口40まで徐々に減少する本体2と、本体2内に収
容され、吐出口40用の閉止部材6が下方に設けられた
シャフト5と、シャフト5を、吐出口40が完全に開く
位置と閉じる位置との間で移動させるモータ装置11と
を備えている。さらに、本体2内の乱流現象を減ずるた
めに、上方および下方に充分長くて鋭利なヒレ8を設け
てある。
【0008】また、第2の公報(特開平6−12759
6号)には、ノズル本体1の内部に、空気圧シリンダ等
でその長さ方向に制御される操作ロッド2が内蔵され、
この操作ロッド2の下端部に、ノズル本体1の下部の充
填口1bを塞ぐ閉鎖弁3が固定された従来と同様の液体
充填ノズルに、さらに、ノズル本体1の内部に固定され
たリング状の絞り弁座5と、操作ロッド2に摺動自在に
はめられた、前記絞り弁座5に着座できるリング状の絞
り弁6と、この絞り弁6を前記絞り弁座5に向かって押
圧するリターンスプリング7とを備えた液体充填ノズル
が記載されている。
【0009】さらに、第3の公報(特公平7−1128
79号)には、管状躯体1と、この管状躯体1内部のキ
ャリブレーション部材から成り、環状躯体1の内壁が、
上部から順に、円筒形の第1部分3、円錐形状部4、円
筒形状部5および円錐部6から成り、キャリブレーショ
ン部材は、その下端部から順に、管状躯体1の前記円錐
部6に対面している底部円錐部10と、その上流側の円
錐部11と、結合棒12により接続され、前記管状躯体
1の円錐部4に圧接される閉鎖弁部材13とを備えた液
体充填バルブが記載されている。この液体充填バルブの
構成では、前記結合棒12が、円筒部55内で摺動する
中心位置決め用のフィン15を有している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の公報に記載
された構成では、本体(ノズル)内に導入されて渦等の
乱流を生じた液体を、直接ヒレに衝突させて整流させる
ようにしているが、渦を巻いて流下する液体をヒレに衝
突させるだけでは充分に整流することができないという
問題があった。
【0011】前記第2の公報に記載された構成では、充
填口1bが閉鎖弁3で閉じられる以前に、まず絞り弁6
が絞り弁座5に近付くので、絞り弁座5と絞り弁6との
間に断面積小さなすきまが形成され、液体が減圧室4内
に勢いよく噴出するが、この状態では充填口1bがまだ
開放状態にあるため、前記すきまからの噴出流は減圧室
4内で勢いを減じられ、弱い液体流となって充填口1b
から外部へ流出する。しかしながら、この構成では、横
方向に配置された取入口からノズル本体1へ流入した液
体が渦を巻いて流れても、これを整流することができな
いので、充填中に液がはねることを完全に防止すること
は不可能である。
【0012】前記第3の公報に記載された構成では、閉
鎖弁部材13が円錐形状部(弁座)4から離れた状態
で、管状躯体1内に横方向から導入されてきた液体が渦
を巻いている場合には、この液体が前記フィン15に衝
突しても完全に整流することはできず、管状躯体1の底
部オリフィス7から流出する液体が飛び散ることを抑制
することは困難である。
【0013】本発明は前記欠点を除くためになされたも
ので、充填中に、ノズル内を渦を巻いて流下する液体を
完全に整流して渦をなくした後、注液口から流出させる
ことにより、液が飛び散ることを防止することができる
液体充填バルブを提供することを目的とするものであ
る。さらに、開閉弁の閉鎖時に、流速が増大することを
抑制して液はねが起こることを防止できる液体充填バル
ブを提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液体充填バ
ルブは、内部に充填液通路を有する筒状のノズルと、こ
の筒状ノズル内に挿通され、昇降手段によって昇降する
操作ロッドと、この操作ロッドの下端に設けられた弁体
および前記ノズルの下端部内面に形成された弁座から成
る開閉弁とを備えており、特に、前記筒状ノズルの内面
の上部寄りに、充填液通路の断面積を下方に向かって次
第に縮小する縮径部と、この縮径部の下方に、充填液通
路の断面積を下方に向かって次第に拡大する拡径部とを
形成し、かつ、前記ノズル内面の拡径部と下方の開閉弁
との間に、一定の内径を有する部分を形成するととも
に、操作ロッドのこの一定の内径部と対応する部分に、
軸方向に延びる複数枚の整流羽根を設けたものである。
【0015】また、第2の発明では、前記構成に加え
て、操作ロッドの上部に第2の弁体をノズルに対して昇
降可能に設け、前記開閉弁の閉じる前に、ノズル内面の
最も縮径された部分を閉塞可能にしたものである。
【0016】前記構成に係る液体充填バルブでは、充填
時に操作ロッドが上昇して開閉弁を開くと、充填液通路
内に給液管等を介して液体が流れ込み、この通路内を渦
を巻いた状態で流下する。この液体は、ノズル上部の縮
径部を通過する際に整流されて渦が減少する。しかし、
通路面積が狭くなるため流速は増加してしまう。その
後、前記液体は拡径部を通過することにより減速され
る。前記第1次の整流が行なわれ、流速も遅くなった液
体は、操作ロッドの下部側に設けられている整流羽根の
部分に流れ込み、これらの羽根に当って第2次の整流が
行なわれる。このように2回の整流を行なうことによ
り、渦等の乱流がほぼなくなった状態で注液口から液体
を放出して容器内に充填する。
【0017】さらに、充填終了時に、操作ロッドが下降
し、その下端の弁体が充填液通路の下端の弁座に接近し
て両者の間隙が絞られると、従来の充填バルブでは、流
速が急激に上昇して注液口から流出する液体が飛び散っ
てしまうが、第2の発明に係る充填バルブでは、その時
点ですでに上方の弁体が前記縮径部を閉塞しているの
で、流速が上がることがなく、液はねが発生するおそれ
がない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例により本
発明を説明する。図1は第1の実施例に係る液体充填バ
ルブの縦断面図であり、この液体充填バルブは、筒状の
ノズル2と、この筒状ノズル2内に挿通された操作ロッ
ド4とを備えており、この操作ロッド4は、上端が図示
しないエアシリンダに連結されて昇降する。筒状のノズ
ル2の内部は充填液の通路6になっており、その上端部
の側壁に接続された給液管8を介して、充填液タンク
(図示せず)から送られた充填液がこの充填液通路6内
を流下する。
【0019】筒状ノズル2の下端部内面、すなわち充填
液通路6の最も下部には、下方に向けて次第に小径にな
るテーパ面10が形成されている。一方、操作ロッド4
の下端部には、円錐状部12が形成されており、これら
充填液通路6の下部に形成された弁座としてのテーパ面
10と、操作ロッド4の下端面に形成された弁体として
の円錐状部12とにより開閉弁14が構成されている。
【0020】筒状のノズル2の内面には、その最も上部
に、一定の内径を有する円孔部2aが形成され、この円
孔部2aの下方に、下側へ向かって次第に内径が小さく
なる縮径部2bが設けられている。この縮径部2bの下
方に、上下の長さが短かい小径孔2cが形成され、さら
に、この小径孔2cに続いて、下方に向けて次第に内径
が拡大する拡径部2dが形成されている。前記縮径部2
bは、急激に内径が変化しており、その上下方向の長さ
が短かく、これに対し、拡径部2dは、緩やかに内径が
変化しており、上下方向の長さが、前記縮径部2bより
も長くなっている。そして、拡径部2dの下方に連続し
て、上下方向の長さが長い一定の内径の円孔部2eが形
成されている。さらに、前記開閉弁14の弁座を構成す
るテーパ面10が、この長い円孔部2eの下方に接続さ
れている。このテーパ面10の下端の開口部が、容器
(図示せず)内に充填される液体が流出する注液口2f
になっている。この長い円孔部2eと、前記上方の短か
い円孔部2aとは同一の内径を有している。なお、これ
ら両円孔部2a,2eは必ずしも同一の内径を有する必
要はなく、異なるものであっても良い。
【0021】一方、筒状のノズル2内に挿通された操作
ロッド4は、その上端部4aが、筒状ノズル2の上端に
固定された環状のガイド部材16内に液密を保持して摺
動自在に嵌合している。この操作ロッド4の上端摺動部
4aの周囲には、ベローズ18が装着されており、摺動
部で発生する汚染物質が充填液通路6内に侵入すること
を防止している。前記摺動部4aの下方に連続して、一
定の外径を有する円柱部4bが形成されている。この円
柱部4bは、前記ノズル2の内面に形成されている小径
孔2cの内径よりも僅かに小さい外径を有しており、円
柱部4bが小径孔2c内に嵌合すると、両者2c,4b
間に僅かなクリアランスが形成されるようになってい
る。これら操作ロッド4の上部に設けられた第2の弁体
としての円柱部4bと、ノズル2内面の上部に設けられ
ている小径孔2cとによってプレシール部20が構成さ
れている。
【0022】操作ロッド4の円柱部(第2の弁体)4b
の下方には、細い軸部4cおよび下方に向かって次第に
外径が拡大する円錐部4dが形成され、さらに、この円
錐部4dの下方には、一定の外径を有し、上下方向に長
く延びた円柱部4eが形成されている。この長い円柱部
4eの下端に前記開閉弁14の弁体12が設けられてい
る。上下方向に長い円柱部4eの外面には、操作ロッド
4の軸線と平行に複数枚の整流羽根22が取付けられて
いる。これら整流羽根22は、操作ロッド4の軸線方向
(上下方向)に充分な長さを有しており、その外側端部
が、筒状ノズル2の長い円孔部2eの内面に沿って摺動
し、操作ロッド4の昇降を案内する。なお、整流羽根2
2の枚数は、適宜選択することができるが、2枚では、
間隔が空きすぎて充分な整流効果を得られず、また、多
すぎる場合には、充填液通路6内の液体の流通を阻害す
ることになるので、3枚あるいは4枚程度が好ましい。
【0023】前記操作ロッド4の下端に設けられた弁体
12とノズル2内面の下端に設けられた弁座10とから
成る開閉弁14と、操作ロッド4の上部に設けられた円
柱部4bとノズル2内面の上部に形成された小径孔2c
とから成るプレシール部20との作動位置の関係につい
て説明すると、前記操作ロッド4の弁体12が、図1に
示すように、ノズル2の下端内面に形成されている弁座
10に着座しているときには、操作ロッド44の上部に
形成されている円柱部4bが、ノズル2内面の小径孔2
cの内部に嵌合している。従って、操作ロッド4が下降
する際には、弁体12が弁座10に着座する前に、プレ
シール部20の円柱部4bが小径孔2c内に嵌入を開始
して、充填液の流下をほぼ停止させる。
【0024】以上の構成に係る液体充填バルブの作動に
ついて説明する。図示しない充填液タンクから、筒状の
ノズル2の上端部に接続されている給液管8を介して、
容器(図示せず)内に充填される液体が充填液通路6内
に供給されている。エアシリンダの作動によって操作ロ
ッド4が上昇すると、先ず、操作ロッド4の下端に形成
された弁体12がノズル2の下端内面の弁座10から離
れて開閉弁14が開放する。開閉弁14が開放して充填
が開始する時点では、上方のプレシール弁20の円柱部
4bと小径孔2cとがまだ重なりあっているので、この
プレシール弁20と開閉弁14との間に残留していた液
体が注液口2fから流出して充填が行なわれるが、給液
管8から送られてくる充填液の液圧がノズル2の先端に
かからないので、充填液が急激に流出することがなく、
充填液が周囲に飛び散ることはない。
【0025】操作ロッド4が上昇を続けると、次に、操
作ロッド4の上部に設けられた円柱部4bがノズル2の
上部内面の小径孔2cから上方へ抜け出して、プレシー
ル部20が開放する。すると、給液管8からこのプレシ
ール部20の上方まで送られていた充填液が、このプレ
シール部20を通って充填液通路6の下方へ流れ落ち、
ノズル2の下端の開閉弁14を通過して容器内に充填さ
れる。このように充填される液体が充填液通路6内を流
れると、ノズル2の横方向に接続された給液管8からノ
ズル2内の充填液通路6に流れ込んだ液体が回転して渦
を巻いた状態になる。渦を巻いて充填液通路6内を流下
する液体は、前記プレシール部20の上方の縮径部2b
に流れ込む。この縮径部2bは、急激に流路面積が縮小
されているので、渦を巻きながら流れ込んだ液体が整流
されるとともに、流速を増して通過し小径孔2c内に流
入する。ノズル2内面のこの小径孔2cの下方には、徐
々に通路面積を拡大する拡径部2dが設けられており、
前記縮径部2bで流速を増した液体は、この拡径部2d
を流れる間に逆に減速される。
【0026】前記縮径部2bおよび拡径部2dで第1次
の整流を行ない、その後、流速が減速された充填液は、
ノズル2の内面の長い円孔部2e内に流入する。この円
孔部2e内の操作ロッド4の外面には、複数枚の整流羽
根22が設けられており、第1次整流後の充填液は、こ
れらの整流羽根22に当ることにより、第2次の整流が
行なわれる。このように2回の整流が行なわれた充填液
は、渦が完全になくなりスムーズな流れとなって注液口
2fから流出し容器内に充填されるので、液はねの発生
を防止することができる。
【0027】また、充填終了時には、エアシリンダの作
動によって操作ロッド4を下降させる。操作ロッド4の
下降によって、その下端の弁体12がノズル2下端の弁
座10に接近して注液口2fへの流路を次第に絞るが、
その前に、操作ロッド4の上部の円柱部4bがノズル2
内面の小径孔2cに嵌入し始めるので、開閉弁14が絞
られて流速が増大してしまうことがなく、充填終了時の
液はねが防止される。その後、操作ロッド4がさらに下
降し、弁体12が弁座10に着座して開閉弁14が閉じ
る際には、操作ロッド4の円柱部4bがノズル2の小径
孔2cの内部まで嵌入している。
【0028】以上のように、ノズル2と操作ロッド4の
下方に設けられた開閉弁14が開放して充填が開始する
時 および開閉弁14が閉鎖して充填が終了する時に
は、ノズル2および操作ロッド4の上部に設けられてい
るプレシール部20が重なりあっているので、注液口2
fから流出する充填液が液はねを起こすことを防止する
ことができる。また、充填中には、充填液通路6内を渦
を巻いて流下する充填液を、縮径部2bによって第1次
整流を行ない、次に拡径部2dによって流速を低下させ
た後に整流羽根22による第2次整流を行なうことによ
り、完全に渦をなくした後にノズル2先端の注液口2f
から放出するので、液が飛び散ることがなく、確実に容
器内に充填することができる。このように充填時に液は
ねを完全に防止することができるので、ノズル2の先端
を容器内に挿入せずに充填を行なうことが可能であり、
充填バルブの昇降機構またはびん台の昇降機構等の複雑
な機構を設けなくとも良く、充填装置の大幅なコストダ
ウンが可能である。また、昇降機構等の駆動部を省略で
きるので、無菌充填用の充填装置に等に適用するのにも
適している。
【0029】図2は、第2の実施例に係る液体充填バル
ブの要部を示す縦断面図である。この実施例は、プレシ
ール部120の構成が前記第1実施例と異なる点を除
き、ノズル2の構成および操作ロッド4のその他の部分
の構成は前記実施例と同一であるので、同一の部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。この実施例で
は、操作ロッド4のプレシール部120を構成する部分
に、細い軸状部4fと、係合段部4gとが形成されてお
り、この細い軸状部4fの外周に環状体122が嵌合し
ている。この環状体122の内周面122aと操作ロッ
ド4の軸状部4fとの間にはクリアランスが形成されて
おり、環状体122は軸状部4fに対して自由に昇降す
ることができる。環状体122の外周の下面側には、ノ
ズル2の内面に形成されている縮径部2bの傾斜とほぼ
一致する傾斜のシート面122bが形成されており、図
2に示すように、環状体122が下降しているときには
シート面122bが縮径部2bに密着して、縮径部2b
の上方側と下方側との間の充填液通路6を閉塞し、上昇
した時には、この充填液通路6を開放する。これら環状
体122のシート面122bとノズル2の内面の縮径部
2bとによって本実施例のプレシール部122が形成さ
れている。
【0030】前記環状体122と、ベローズ18の下端
が取付けられている操作ロッド4の大径部4hは、互い
に反発する磁石から成っており、操作ロッド4が下降し
て係合段部4gが環状体122の下面から離れていると
きには、環状体122は磁石の反発力により前記縮径部
2bに押し付けられている。また、操作ロッド4が上昇
して、係合段部4gが環状体122の下面に係合したと
きには、操作ロッド4の上昇につれて、係合段部4gが
この環状体122を引き上げるようになっている。
【0031】次に、第2の実施例に係る液体充填バルブ
の作動について説明する。図2に示す状態では、図示し
てないが、下方の開閉弁14は閉じている。この状態か
らエアシリンダにより操作ロッド4が上昇すると、係合
段部4gが上方やや離れた位置にある環状体122に当
接する前に、下方の開閉弁14が開き始める。この開閉
弁14の開放した時点では、プレシール部120は閉じ
ているため、プレシール部120と下方の開閉弁14と
の間の充填液通路6内に残留していた充填液が注液口2
fから流出を始め容器内に充填される。開閉弁14の開
度が小さい間は給液管8から送られてくる液体の圧力が
かからないため、緩やかに充填が行なわれる。
【0032】さらに、操作ロッド4が上昇すると、係合
段部4gが環状体122の下面に当接し、両磁石の反発
力に抗して環状体122を上昇させる。操作ロッド4の
上昇によって環状体122が縮径部2bから引き上げら
れた時点では、下方の開閉弁14が大きく開放してお
り、充填液通路6内を大流量が流れて容器内への充填が
行なわれる。給液管8から充填液通路6内に供給された
液体は回転し渦を巻いて流下するが、前記実施例と同様
に、ノズル2の内面の縮径部2bを流れることにより第
1次の整流が行なわれる。この縮径部2bを通過する際
に液体の流れが加速されるが、その後、拡径部2dを流
れることにより減速される。第1次の整流および減速が
行なわれた後、液体は、操作ロッド4の外面に取付けら
れている整流羽根22に当って第2次の整流が行なわれ
る。2回の整流によって完全に渦がなくなった液体が、
注液口2fから流出し周囲に飛び散ることなくことなく
容器内に充填される。
【0033】充填の終了時には、操作ロッド4を下降さ
せると、当初は、環状体122は磁石の反発力によって
操作ロッド4の係合段部4g上に押し付けられたまま一
体的に下降する。下方の開閉弁14の弁体12が弁座1
0に接近して注液口2fが絞られる時点では、環状体1
22のシート面122bがノズル2の内面の縮径部2b
に当接してプレシール部120が閉じられる。従って、
上方からの液体の供給がなくなるので、下方の開閉弁1
4が絞られても、充填液の流速が速くなることがなく、
液はねを起こさずに容器内への充填が行なわれる。さら
に下降を続ける操作ロッド4によって開閉弁14が完全
に閉じられると、係合段部4gは図2に示す位置まで下
降して環状体122から所定距離離れた位置に停止す
る。この第2実施例でも、前記第1実施例と同様に、充
填時に液はねを起こすことがないので、口上充填が可能
であり、充填バルブの昇降機構等を省略することができ
る。従って、大幅なコストダウンが可能であり、また、
無菌充填用の充填装置への適用にも適している。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、内部
に充填液通路を有する筒状のノズルと、このノズル内に
挿通され昇降手段によって昇降する操作ロッドと、この
操作ロッドの下端に設けられた弁体および前記ノズルの
下端部内面に形成された弁座から成る開閉弁とを備えた
液体充填バルブにおいて、前記ノズルの内面上部に、充
填液通路の断面積を下方に向かって次第に縮小する縮径
部と、この縮径部の下方に、充填液通路の断面積を下方
に向かって次第に拡大する拡径部とを形成し、かつ、前
記ノズル内面の拡径部と下方の開閉弁との間に、同一の
内径を有する部分を形成するとともに、操作ロッドのこ
の同一内径部と対応する部分に、軸方向に延びる複数枚
の整流羽根を設けたことにより、ノズル内に供給された
液体が、渦を巻く等の乱流状態で充填液通路を流れる際
に、先ず、ノズル内面の縮径部で第1次の整流を行な
い、その後、流速を遅くして整流羽根の部分に送り込ん
で第2次の整流を行なうことにより、渦を完全になくし
て注液口から容器内に充填するようにしたので、ノズル
から流出する際の液はねを防止することができる。従っ
て、ノズル先端を容器口の上方に位置させて充填を行な
う、いわゆる口上充填が可能になるので、充填バルブの
昇降装置を省略することができ、充填装置の大幅なコス
トダウンが可能である。
【0035】また、第2の発明では、前記構成に加え
て、操作ロッドの上部に第2の弁体をノズルに対して昇
降可能に設け、前記開閉弁の閉じる前に、ノズル内面の
最も縮径された部分を閉塞可能にしたことにより、開閉
弁の閉鎖時または開放時に、弁体が弁座に接近して通路
を絞る際に、第2の弁体によって充填液通路の上部をシ
ールするので、ノズルから流出する液体の流速が速くな
ることがなく、充填時の液はねを防止することができ
る。特に、第2の発明では、開閉弁が全開で充填してい
る間は、2回の整流により渦を完全になくしてから注液
口から放出するので液はねが防止でき、また、充填の開
始時と終了時には、開閉弁が絞られる前に、第2の弁体
によって充填液通路の上部を閉塞することにより、吐出
される液体の流速が速くならないようにして、液はねを
防止することができる。従って、充填の開始から終了に
至る間、充填される液体の液はねを完全に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る液体充填ノズルの縦断
面図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る液体充填ノズルの
要部の縦断面図である。
【符号の説明】
2 ノズル 2b 縮径部 2d 拡径部 2e 一定内径部 4 操作ロッド 4b 第2の弁体(円柱部) 6 充填液通路 10 弁座 12 弁体 14 開閉弁 22 整流羽根

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に充填液通路を有する筒状のノズル
    と、このノズル内に挿通され昇降手段によって昇降する
    操作ロッドと、この操作ロッドの下端に設けられた弁体
    および前記ノズルの下端部内面に形成された弁座から成
    る開閉弁とを備えた液体充填バルブにおいて、 前記ノズルの内面上部に、充填液通路の断面積を次第に
    縮小する縮径部と、この縮径部の下方に、充填液通路の
    断面積を次第に拡大する拡径部とを形成し、かつ、前記
    ノズル内面の拡径部と下方の開閉弁との間に、同一の内
    径を有する部分を形成するとともに、操作ロッドのこの
    同一内径部と対応する部分に、軸方向に延びる複数枚の
    整流羽根を設けたことを特徴とする液体充填バルブ。
  2. 【請求項2】 前記操作ロッドの上部に第2の弁体をノ
    ズルに対して昇降可能に設け、前記開閉弁の閉じる前
    に、ノズル内面の最も縮径された部分を閉塞可能にした
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体充填バルブ。
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