JPH09255037A - 伸縮緩衝袋 - Google Patents
伸縮緩衝袋Info
- Publication number
- JPH09255037A JPH09255037A JP8073427A JP7342796A JPH09255037A JP H09255037 A JPH09255037 A JP H09255037A JP 8073427 A JP8073427 A JP 8073427A JP 7342796 A JP7342796 A JP 7342796A JP H09255037 A JPH09255037 A JP H09255037A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slits
- bag
- bag body
- top edge
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な方法で伸縮性のある緩衝物を製造す
る。 【解決手段】 軟質の発泡した人工樹脂を素材に用い、
地縁３を閉じて袋形状を成し、天地方向への部分的な切
り込みでスリット４を多数設け、天地に斜に隣り合うス
リット４の端は天地に適度に重複して重複域５を形成
し、スリット４の開きによって重複域５は外方へ膨れ出
て、袋体４は横方向の外方へ伸縮する。
る。 【解決手段】 軟質の発泡した人工樹脂を素材に用い、
地縁３を閉じて袋形状を成し、天地方向への部分的な切
り込みでスリット４を多数設け、天地に斜に隣り合うス
リット４の端は天地に適度に重複して重複域５を形成
し、スリット４の開きによって重複域５は外方へ膨れ出
て、袋体４は横方向の外方へ伸縮する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、りんごなどの傷つ
きやすい物を、伸縮機能を生かして簡単に梱包する為
の、伸縮緩衝物に関する。
きやすい物を、伸縮機能を生かして簡単に梱包する為
の、伸縮緩衝物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の伸縮緩衝物は、軟質の発泡人工樹
脂を太めの楕円紐状にして、楕円紐状の物を複数クロス
させて、クロス箇所を溶着して網の目状にし、天地に細
長い網筒状を成し、網筒形状の中央へ輪ゴムを掛け、輪
ゴムを支点にして網筒の下半分を外側からひっくり返し
て二重構造を成し、二重構造の内側へ輪ゴムを巻き込ん
で、輪ゴムの縮みによって底縁は縮まって、りんごの底
面を保護する構造であった。
脂を太めの楕円紐状にして、楕円紐状の物を複数クロス
させて、クロス箇所を溶着して網の目状にし、天地に細
長い網筒状を成し、網筒形状の中央へ輪ゴムを掛け、輪
ゴムを支点にして網筒の下半分を外側からひっくり返し
て二重構造を成し、二重構造の内側へ輪ゴムを巻き込ん
で、輪ゴムの縮みによって底縁は縮まって、りんごの底
面を保護する構造であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の伸縮緩衝物は網
筒形状にする為に、溶着の工程と輪ゴムを掛ける為の工
程が必要であった。本発明では、前記の工程を省いて製
造を簡略化して、コストダウンする事を目的とする。
筒形状にする為に、溶着の工程と輪ゴムを掛ける為の工
程が必要であった。本発明では、前記の工程を省いて製
造を簡略化して、コストダウンする事を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、軟質の発泡人工樹脂を素材に用いて、地が閉じて天
の開口した袋体を設け、天地方向に部分的に切り込んだ
スリットを多数設け、天地斜に隣り合うスリットどうし
は端の部分が適度に重複して重複域を形成し、袋体へ収
納物を入れた場合、スリットが横に広がって重複域を横
の外側へ押し出し、これの連鎖によって袋体は横へ伸縮
する。
に、軟質の発泡人工樹脂を素材に用いて、地が閉じて天
の開口した袋体を設け、天地方向に部分的に切り込んだ
スリットを多数設け、天地斜に隣り合うスリットどうし
は端の部分が適度に重複して重複域を形成し、袋体へ収
納物を入れた場合、スリットが横に広がって重複域を横
の外側へ押し出し、これの連鎖によって袋体は横へ伸縮
する。
【０００５】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明すると、袋体へ入れる前の状態で示した斜
視図の図１に於いて、天地に細長い矩形で袋体１を設
け、袋体１は天縁２を開口して地縁３を閉じて袋形状を
成し、袋体１の周囲には天地方向の部分的な切り込みで
スリット４を多数設け、スリット４は横方向へ平行に並
び、この並んだ状態で縦方向へは多段で設け、天地に隣
り合うスリット４では横同列の間の中央へ天地に隣り合
うスリットの端が割り込んで、天地斜に隣り合う状態と
なり、天地斜に隣り合うスリット４どうしの端部は天地
に適度に重複して、この重複領域を重複域５と称し、同
一切り込み線上で天地へ真っ直ぐに隣り合うスリット４
どうしの間は切り残されて残切部６を形成し、スリット
４は天縁２まで届いて、天縁２を分割しているが、地縁
３の下領域にはスリット４を有しない領域があって、こ
の領域を未切領域７と称し、スリット４は天縁２まで達
している事によって、天縁２の開口部は大きく開くの
で、収納物８を入れ易くできる。
参照して説明すると、袋体へ入れる前の状態で示した斜
視図の図１に於いて、天地に細長い矩形で袋体１を設
け、袋体１は天縁２を開口して地縁３を閉じて袋形状を
成し、袋体１の周囲には天地方向の部分的な切り込みで
スリット４を多数設け、スリット４は横方向へ平行に並
び、この並んだ状態で縦方向へは多段で設け、天地に隣
り合うスリット４では横同列の間の中央へ天地に隣り合
うスリットの端が割り込んで、天地斜に隣り合う状態と
なり、天地斜に隣り合うスリット４どうしの端部は天地
に適度に重複して、この重複領域を重複域５と称し、同
一切り込み線上で天地へ真っ直ぐに隣り合うスリット４
どうしの間は切り残されて残切部６を形成し、スリット
４は天縁２まで届いて、天縁２を分割しているが、地縁
３の下領域にはスリット４を有しない領域があって、こ
の領域を未切領域７と称し、スリット４は天縁２まで達
している事によって、天縁２の開口部は大きく開くの
で、収納物８を入れ易くできる。
【０００６】袋体を被せた状態で示した斜視図の図２に
於いて、袋体１の周囲にスリット４が複数設けられてお
り、スリット４の隙間が横へ広がる事によって重複域５
の箇所が外周へ膨れ上がり、スリット４と重複域５は多
数ある事によって膨れ上がりは連鎖し、袋体１全体が横
方向へ伸縮し、地縁３は溶着されて閉じられ、未切領域
７を有する事によって、未切領域７の箇所は伸縮しない
ものの、スリット４を有しない事で横への引っ張りに対
して強度があり、収納後の底抜けを防止している。
於いて、袋体１の周囲にスリット４が複数設けられてお
り、スリット４の隙間が横へ広がる事によって重複域５
の箇所が外周へ膨れ上がり、スリット４と重複域５は多
数ある事によって膨れ上がりは連鎖し、袋体１全体が横
方向へ伸縮し、地縁３は溶着されて閉じられ、未切領域
７を有する事によって、未切領域７の箇所は伸縮しない
ものの、スリット４を有しない事で横への引っ張りに対
して強度があり、収納後の底抜けを防止している。
【０００７】
【発明の効果】スリットを多数有する事によって、袋体
は横方向へ伸縮でき、スリットを設ける方法は機械の打
ち切りによってワンタッチで完了し、網状に溶着した
り、輪ゴムを掛けたりするなどの手間を省く事ができ
る。
は横方向へ伸縮でき、スリットを設ける方法は機械の打
ち切りによってワンタッチで完了し、網状に溶着した
り、輪ゴムを掛けたりするなどの手間を省く事ができ
る。
【図１】袋体を被せる前の状態で示した要部透視斜視
図。
図。
【図２】袋体を被せた状態で示した斜視図。
１ 袋体 ２ 天縁 ３ 地縁 ４ スリット ５ 重複域 ６ 残切部 ７ 未切域
Claims (1)
- 【請求項１】 袋体１は軟質の発泡した人工樹脂を素材
に用い、袋体１は天地が開放した筒形状を成している
が、天縁２は開口して地縁３は閉じている事によって袋
形状を成し、 袋体１の周囲へ天地方向への部分的な切り込みでスリッ
ト４を多数設け、スリット４は横方向へ平行に整列し、
この整列状態を保ったまま天地方向へ複数の段で設ける
のであり、天地に隣合うスリット４どうしでは、スリッ
ト４の横間隔の中央へ天地で隣合うスリット４の端が入
り込む状態なので、天地斜隣り合いの状態となり、天地
斜隣合いどうしの端部では互いに適度に重複して重複域
５を形成し、 同一切り込み線上で天地へ真っ直ぐに隣合うスリット４
どうしは部分的に切り残した領域を有しており、この切
り残し領域を残切部６と称し、 スリット４は袋体１の周囲に有しているが、地領域に於
いてスリット４は有しておらず、この否有領域を未切領
域７と称し、袋体１は横に伸縮して収納物８を入れ易く
できる構造である事から、スリット４は天縁２まで達し
ている事を特徴とする、伸縮緩衝袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8073427A JPH09255037A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 伸縮緩衝袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8073427A JPH09255037A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 伸縮緩衝袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09255037A true JPH09255037A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13517942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8073427A Pending JPH09255037A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 伸縮緩衝袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09255037A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009178246A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Bridgestone Corp | ハンガー用パッド |
| JP2017193373A (ja) * | 2016-04-14 | 2017-10-26 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装体 |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP8073427A patent/JPH09255037A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009178246A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Bridgestone Corp | ハンガー用パッド |
| JP2017193373A (ja) * | 2016-04-14 | 2017-10-26 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装体 |
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