JPH09254232A - 引取装置 - Google Patents
引取装置Info
- Publication number
- JPH09254232A JPH09254232A JP8068096A JP6809696A JPH09254232A JP H09254232 A JPH09254232 A JP H09254232A JP 8068096 A JP8068096 A JP 8068096A JP 6809696 A JP6809696 A JP 6809696A JP H09254232 A JPH09254232 A JP H09254232A
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- Pending
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
または断面寸法の製品の押出成形に切り換える場合、切
り換え後の製品の引取りを製品の変形なく安全に行い
得、押出中断時間も充分に短時間にとどめ得る引取装置
を提供する。 【解決手段】長尺体を一対のエンドレスメンバ−Eで挾
持して引取る装置であり、一対のエンドレスメンバ−E
に異なる断面形状または断面寸法の個々の長尺体に対す
る専用挾持部a,bが並設され、引取られる長尺体の断
面形状または断面寸法に対する専用挾持部を引取りのセ
ンタ−ラインc−cに位置合わせさせ得ように移動手段
13が設けられている。
Description
通の押出成形ラインで異なる断面形状または断面寸法の
長尺体を製造する場合の長尺体の引取りに使用されるも
のである。
えば、合成樹脂パイプを押出成形する場合、押出機に所
定の金型、例えば、パイプ成形用金型を取付け、この金
型から押出した合成樹脂成形体を冷却水槽に通過させ、
引取装置で引取っている。この引取装置には、通常、一
対のエンドレスメンバ−で被引取り体を挾持し、エンド
レスメンバ−の回動走行で被引取り体を引取っていく、
所謂、キャタピラ式引取装置が使用されている。
下に一対のエンドレスチェ−ンベルトを所定の横方向間
隔で並設し、その並設チェ−ン間に挾持用片をすの子状
に跨設してあり、上下に対面する挾持用片間に被引取り
体が挾まれ、エンドレスチェ−ンベルトの回動走行で被
引取り体が引取られていく。この引取装置における挾持
用片の縦巾(引取り方向の巾)は、エンドレスチェ−ン
ベルトのタ−ン走行を挾持用片をうねらせることなく円
滑に行わせるために相当に狭くされている。
証するには、挾持用片による挾持拘束力を引取り力、す
なわち、被引取り体に作用する引張り力よりも充分に大
きくすることが必要であり、この挾持拘束力は、(挾持
面積)×(挾持圧力)×(摩擦係数)で与えられる。而
るに、挾持圧力を大きくすると製品が変形するので、挾
持面積を大きくすることが安全である。而して、引取装
置全体の挾持面積を充分に大きくするために、上記エン
ドレスメンバ−の長さがかなり長くされており、かかる
長いエンドレスメンバ−に上記縦巾の狭い挾持用片がす
の子状に配設されているために、キャタピラ式引取装置
における挾持用片の箇数は著しく多く、通常150〜2
00箇にも達する。
イプのように円形の場合、図3の(イ)に示すように、
挾持用片にV溝を設ければ、接触巾を増加でき、それだ
け引取装置の長さを短くできる。他方、被引取り体がフ
ラットである場合、図4の(イ)に示すように、挾持用
片をフラットのままにしておけば、接触巾を最大にで
き、引取装置の長さを短くできる。
プ製品の押出成形からフラット製品の押出成形に切り換
える場合、V型挾持用片を引続き使用したのでは、図4
の(ロ)に示すように、切り換え後の製品(フラット製
品)と挾持用片との接触面積が少なくなって円滑な引取
りは困難である。また、フラット製品の押出成形からパ
イプ製品の押出成形に切り換える場合、フラット型挾持
用片を引続き使用したのでは、図3の(ロ)に示すよう
に、切り換え後の製品(パイプ製品)と挾持用片との接
触面積が少なくなって円滑な引取りを期待し難い。
使用し、パイプ製品の引取り対しては、挾持圧力を高く
することや、製品の切り換えに応じてキャタピラの取付
け交換を行うことが考えられるが、前者ではパイプの変
形が問題になり、後者では前記した通り箇数が著しく多
い挾持用片の取換えに長時間を要し、押出中断時間が長
くなり稼動率が問題となる。
いて、異なる断面形状または断面寸法の製品の押出成形
に切り換える場合、切り換え後の製品の引取りを製品の
変形なく安全に行い得、押出中断時間も充分に短時間に
とどめ得る引取装置を提供することにある。
は、長尺体を一対のエンドレスメンバ−で挾持して引取
る装置であり、一対のエンドレスメンバ−に異なる断面
形状または断面寸法の個々の長尺体に対する専用挾持部
が並設され、引取られる長尺体の断面形状または断面寸
法に対する専用挾持部を引取りのセンタ−ラインに位置
合わせさせ得ように移動手段が設けられていることを特
徴とする構成である。
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係る引取装置の一例を示す平面図、図1の(ロ)は図1
の(イ)におけるロ−ロ断面図である。図1の(イ)及
び図1の(ロ)において、11はスライドベ−スであ
る。12はスライドベ−ス11上において横方向(引取
り方向に直角な方向)に往復移動可能なように載置され
た架台である。111はスライドベ−スに設けられたレ
−ルを、121は架台裏面に取り付けられたシュ−を、
13は架台12の底部空間内に横方向に取付けられた螺
子式送棒を、131はスライドベ−ス11に固設された
送棒螺挿アンカ−をそれぞれ示し、螺子式送棒13のハ
ンドル132の正逆回転により架台12がシュ−121
によりスライドベ−ス11のレ−ル111に沿って横方
向に正逆移動される。
された支柱を、141,141は支柱14に上下位置調
整自在に装着された上下の各クランプを、15,15は
各クランプに結着された上下の梁部材を、16,16は
両側梁部材15,15間に跨設された上下の回転軸をそ
れぞれ示している。161,…は上下の各回転軸に取り
付けられたスプロケットを、162,…はスプロケット
に掛架された上下一対のエンドレスチェ−ンベルトをそ
れぞれ示している。
されたところの両サイド間に跨る異なる断面形状の挾持
用片であり、片側の挾持用片aはパイプ製品挾持専用の
V型とされ、他方側の挾持用片bはフラット製品挾持専
用のフラット型とされている。E,Eはこれら挾持用片
a…,b…のエンドレスチェ−ンベルト対への支着によ
り構成された一対のエンドレスメンバ−を示している。
速機を、18は電動機を、19は減速機17と電動機1
8間の動力伝達ベルトをそれぞれ示している。本発明に
係る引取装置は、図2に示すように合成樹脂長尺製品の
押出ラインでの押出成形体の引取りに使用される。図2
において、Cは押出機を、Dは成形金型を、Fは冷却水
槽を、Hは本発明に係る引取装置をそれぞれ示してい
る。
金型Dから押出された合成樹脂長尺成形体が冷却水槽F
を通り本発明に係る引取装置Hで引き取られていく。図
2において、c−cは引取りのセンタ−ラインを示して
いる。図2において、aは引取装置Hのパイプ製品専用
挾持部を、bはフラット製品専用挾持部を示しており、
フラット製品専用挾持部bが引取りのセンタ−ラインc
−cに位置合わせされ、フラット製品の押出成形が行わ
れている。
の押出成形に切り換えるには、一旦、押出を停止し、成
形金型Dをフラット製品成形金型からパイプ製品成形金
型に取換え、冷却水槽Fの製品通過口やその他の冷却条
件を変更し、引取装置Hについては、ハンドル(図1の
132)の回転による横方向移動でパイプ製品専用挾持
部aを引取りセンタ−ラインc−cに位置合わせし、こ
れにて、パイプ製品の押出成形の準備作業を終了する。
多数箇の全挾持用片を交換する場合に較べ、極く短時間
で行い得、引取装置の切り換えによる製造中断時間の長
期化を回避でき、その切り換え作業も頗る簡単である。
また、切り換え後のパイプ製品の引取りが、図3の
(イ)に示すようにV型のパイプ製品専用挾持部aの挾
持により行われるから、挾持用片とパイプ製品との接触
面積を充分に広くでき、充分に低い安全な挾持圧力で製
品を変形なく円滑に引取っていくことができる。すなわ
ち、パイプ製品を図3の(ロ)に示すように、フラット
な挾持用片bのままで引き取ると、製品と挾持用片との
接触面積が著しく少なくなり所望の挾持拘束力を得るこ
とができず、所望の挾持拘束力を得るために、挾持圧を
増加するとパイプ製品の変形が招来されるが、本発明に
係る引取装置によれば、かかる不具合無く、パイプ製品
を変形なく円滑に引取っていくことができる。
品の押出成形に切り換える場合も、引取装置について
は、ハンドルの回転による横方向移動でフラット製品専
用挾持部を引取りセンタ−ラインに位置合わせしてパイ
プ製品専用挾持部からフラット製品専用挾持部に切り換
えるだけの作業で、フラット製品を最大の挾持面積で円
滑に引取っていくことができる。〔すなわち、図4の
(イ)に示すように、フラット製品の引取りがフラット
製品専用挾持部bの挾持により行われるから、挾持用片
とパイプ製品との接触面積を充分に広くでき、すべりの
畏れなく円滑に引取っていくことができる。フラット製
品を図4の(ロ)に示すように、パイプ製品専用挾持部
aのままで引き取ると、製品と挾持用片との接触面積が
著しく少なくなり所望の挾持拘束力を得ることができ
ず、すべりが発生し易いが、引取装置の切り換え作業
で、かかる不具合無く、フラット製品をすべりなく円滑
に引取っていくことができる。〕本発明に係る引取装置
においては、異なる断面形状または断面寸法の個々の長
尺体に対する専用挾持部の並設数は、上記した2種に限
定されず、3〜5種とすることもできる。
のV溝ではパイプが扁平化し易いので半円形溝とするこ
とが安全である。図5は、異なる径の薄肉パイプの押出
成形に対して使用される、本発明の引取装置における挾
持用片を示し、多種サイズの半円形溝c1,c2,…をサ
イズ順で並設してある。
ドレスチェ−ンペルトに多数箇の挾持用片をすの子状に
取り付けてなるエンドレスメンバ−で長尺体を挾持して
引取る装置において、異なる断面形状または断面寸法の
個々の長尺体に対して充分な挾持面積を有する専用の挾
持部を並設し、かつ、その並設方向に装置本体を容易に
移動させ得る手段を設けてあるから、合成樹脂の押出成
形において、断面形状または断面寸法の異なる長尺体の
押出成形に切り換える際、その長尺体の断面形状または
断面寸法に対する専用の挾持部を引取りセンタ−ライン
に合わせるように引取装置を移動させるだけで、引取装
置の切り換えを終えて切り換え後の押出製品を円滑に引
取ることができる。
は、多数箇の挾持用片を取り替える場合に較べて極めて
短く、押出作業の中断を短時間にとどめることができ
る。しかも、その引取装置の切り換え作業も至って簡単
である。
面図、図1の(ロ)は図1の(イ)におけるロ−ロ断面
図である。
ンを示す説明図である。
りを示す説明図である。
取りを示す説明図である。
片の別例を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】長尺体を一対のエンドレスメンバ−で挾持
して引取る装置であり、一対のエンドレスメンバ−に異
なる断面形状または断面寸法の個々の長尺体に対する専
用挾持部が並設され、引取られる長尺体の断面形状また
は断面寸法に対する専用挾持部を引取りのセンタ−ライ
ンに位置合わせさせ得ように移動手段が設けられている
ことを特徴とする引取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8068096A JPH09254232A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 引取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8068096A JPH09254232A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 引取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09254232A true JPH09254232A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13363875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8068096A Pending JPH09254232A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 引取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09254232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011218615A (ja) * | 2010-04-07 | 2011-11-04 | Ykk Corp | 引取り機 |
JP2012245709A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 押出成形装置の引取機 |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP8068096A patent/JPH09254232A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011218615A (ja) * | 2010-04-07 | 2011-11-04 | Ykk Corp | 引取り機 |
JP2012245709A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 押出成形装置の引取機 |
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