JPH09253967A - Nc駆動アクチュエータ - Google Patents

Nc駆動アクチュエータ

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JPH09253967A
JPH09253967A JP8731896A JP8731896A JPH09253967A JP H09253967 A JPH09253967 A JP H09253967A JP 8731896 A JP8731896 A JP 8731896A JP 8731896 A JP8731896 A JP 8731896A JP H09253967 A JPH09253967 A JP H09253967A
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Hideo Yuzuhara
秀男 柚原
Koji Kawasaki
浩二 川崎
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Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具交換アームの抜き・差しと旋回動作とを
リニアモータとモータとにより行う簡素で信頼性の高い
交換アームユニットの提供。 【解決手段】 ATC本体1の穴の内周等間隔に刻設さ
れた軸方向の案内溝1a,1bに沿って移動のみ可能に
設けられた移動体2に、軸受4を介して回転のみ可能に
支持された出力軸5の先端に工具交換アーム10を取着
し、本体1の内面にU・V・W各相が軸方向に移動する
よう巻回されたコイル3Aと、移動体2の外面にN・S
極が軸方向に並ぶよう配設されたリング状の永久磁石3
Bとからなるリニアモータを設け、更に移動体2の内面
に設けられたステータ6Aと、出力軸5の外面に設けら
れたロータ6Bとからなるモータ6を設け、NC駆動リ
ニアモータ3による工具交換アーム10の回転軸方向の
移動位置決めと、NC駆動モータ6による旋回及び旋回
位置決め動作とで、主軸とマガジンとの工具の交換動作
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は出力軸が回転及び軸
方向移動するようにリニアモータとモータとを組み合わ
せてなるNC駆動アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転(旋回)と軸方向移動との二つの動
作が必要なものに、工作機械例えばマシニングセンタ等
の自動工具交換装置の工具交換アームユニットがある。
従来、工具交換アームの駆動機構として開示されている
先行技術に実開平4−13234号及び実開平4−17
031号がある。
【0003】実開平4−13234号は図7に示すよう
にサーボモータ101により複数の平歯車102〜10
5及びスプライン軸部122を介して先端に工具交換ア
ーム106を有する中心軸107を正,逆回転し、サー
ボモータ108により傘歯車109,110及びピニオ
ン111,ラック112を介して中心軸107を軸方向
に往復移動するようにしたものである。
【0004】また、実開平4−17031号は図8に示
すようにサーボモータ113によりシンクロベルト11
4を介して工具交換アーム115が係合するスプライン
軸116を回転し、サーボモータ117によりシンクロ
ベルト118を介して回転されるボールねじ119と螺
合する図示しないボールねじナットが固着されているバ
ー120及びレバー121を介して工具交換アーム11
5を軸方向に往復動するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた実
開平4−13234号及び実開平4−17031号の先
行技術は、何れも回転用と軸方向移動用とにそれぞれサ
ーボモータを用いたものであるが、両者とも部品点数が
多く構造が複雑かつ制御が難しいという問題を有してい
た。本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みなされたものであり、その目的とするところは、工作
機械の工具交換装置やタレット刃物台装置等に使用可能
な構造が簡単で信頼性が高いNC制御アクチュエータを
提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1のNC駆動アクチュエータは、アク
チュエータ本体の穴内に軸方向移動のみ可能かつ同心に
設けられた環状の移動体と、該移動体中心穴に回転のみ
可能かつ同心に設けられた軸部材とからなる機械系と、
前記アクチュエータ本体の穴の内面同心にN極,S極が
軸方向に連なるよう配設されたリング状の永久磁石又は
U相,V相,W相が順に軸方向移動するように巻回され
たコイルと、前記移動体の外面同心に前記永久磁石に対
応するU相,V相,W相が順に軸方向移動するように巻
回されたコイル又は前記アクチュエータ本体の穴内面の
コイルに対応するN極,S極が軸方向に連なるよう配設
された永久磁石とからなるリニアモータの電気系と、前
記移動体の内面同心に設けられたステータと、前記軸部
材の外面同心に設けられたロータとからなるモータの電
気系と、前記軸部材の回転角度を検出する回転検出器及
び軸方向移動量を検出する直線検出器とを含んでなり、
軸部材の移動体を介するリニアモータによる軸方向移動
とモータによる回転とを利用するものである。
【0007】上述のように構成されている請求項1のN
C駆動アクチュエータは、アクチュエータ本体の穴の内
面の軸方向に円周上等間隔の少なくとも2本の案内溝に
沿って軸方向移動のみ可能かつ同心に設けられた移動体
を、NC制御のリニアモータで駆動し、この移動体に複
数の軸受を介して回転のみ可能かつ同心に設けられた軸
部材をNC制御のサーボモータで駆動するようにして、
複雑な機構を一切排除した簡単な構造となしたので、故
障や誤動作等が少ない信頼性の高い検出器付のNC制御
アクチュエータとなる。
【0008】また、本発明の請求項2のNC駆動アクチ
ュエータは、アクチュエータ本体の穴内に軸方向移動の
み可能かつ同心に設けられた環状の移動体と、該移動体
の中心穴に回転のみ可能かつ同心に設けられた軸部材と
からなる機械系と、前記アクチュエータ本体の穴の内面
同心に、N極,S極が軸方向に連なるよう配設されたリ
ング状の永久磁石又はU相,V相,W相が順に軸移動す
るように巻回されたコイルと、前記軸部材の外面同心に
前記永久磁石対応するU相,V相,W相が順に軸方向移
動するように巻回されたコイル又は前記アクチュエータ
本体の穴内面のコイルに対応するN極,S極が軸方向に
連なるよう配設された永久磁石とからなるリニアモータ
の電気系と、前記移動体の内面同心に設けられたステー
タと、前記軸部材の外面同心に設けられたロータとから
なるモータの電気系と、前記軸部材の回転角度を検出す
る回転検出器及び軸方向移動量を検出する直線検出器と
を含んでなり、軸部材のリニアモータによる軸方向移動
と、モータによる回転とを利用するものである。
【0009】また、本発明の請求項3のNC駆動アクチ
ュエータは、アクチュエータ本体の穴に回転のみ可能に
設けられたスリーブと、該スリーブに軸方向移動のみ可
能に設けられた軸部材とからなる機械系と、前記アクチ
ュエータ本体の穴の内面同心に軸方向がN極,S極とな
るように配設されたリング状の永久磁石又はU相,V
相,W相が順に軸方向移動するように巻回されたコイル
と、前記軸部材の外面同心に前記永久磁石に対応するU
相,V相,W相が順に軸方向移動するように巻回された
コイル又は前記アクチュエータ本体の穴内面のコイルに
対応するN極,S極が軸方向に連なるように配設された
永久磁石とからなるリニアモータの電気系と、前記アク
チュエータ本体の穴の内面同心に設けられたステータ
と、前記スリーブの外面同心に設けられたロータとから
なるモータの電気系と、前記軸部材の回転角度を検出す
る回転検出器及び軸方向移動量を検出する直線検出器と
を含んでなり、軸部材のリニアモータによる軸方向移動
とモータによる回転とを利用するものである。
【0010】上述のように構成されている請求項2及び
請求項3のNC制御アクチュエータは、それぞれ請求項
1と同様の効果を有するものである。
【0011】また、請求項4は、軸部材の先端に工具交
換アームユニットを設けて自動工具交換装置の交換アー
ムユニットを構成したので、交換アームユニット本体が
アクチュエータ本体を兼ねる極めて簡素かつ信頼性が高
い交換アームユニットとなる。
【0012】また、請求項5は軸部材の先端に外周に複
数本の工具を着脱可能に取着するタレットを設けて、タ
レット刃物台を構成したので、刃物台本体がアクチュエ
ータ本体を兼ねる極めて簡素かつ信頼性の高いタレット
刃物台となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
もとづいて説明する。
【0014】
【実施例】
〔実施例1〕図1は実施例1のNC駆動アクチュエータ
による交換アームユニットのたて断面図である。最初
に、本交換アームユニットは、マシニングセンタの自動
工具交換装置(ATC)において、例えば工具マガジン
と主軸との間で工具交換アーム10のほぼ90°及び1
80°の旋回と、軸方向の抜き差し動作で工具の交換を
行うものである。
【0015】交換アームユニットの本体1はアクチュエ
ータ本体を兼ねていて、本体1の穴の内面には上下に軸
方向の案内溝1a,1bが円周上等間隔に刻設されてい
て、この案内溝1aに移動可能に係合する案内キー2
a,2bを両端部に有する環状の移動体2が軸方向にの
み移動可能かつ同心に設けられている。
【0016】本体1の穴の内面にはリニアモータ3のコ
イル3Aが円心に設けられていて、移動体2外面のコイ
ル3A対応位置にリング状の永久磁石3Bが同心に設け
られている。リニアモータ3のコイル3AはU,V,W
の各相が、供給される交流電圧で順に軸方向移動するよ
うに巻回されており、永久磁石3BはN極,S極が少な
くとも一組軸方向に連なるよう配設されている。従っ
て、コイル3Aと永久磁石3Bとからなるリニアモータ
3は、後で詳述するNC装置のサーボ制御部からの駆動
信号により移動体3を軸方向移動をする。尚コイル3A
を移動体2に設け、永久磁石3Bを本体1に設けてもよ
い。
【0017】更に、移動体2には複数の軸受4を介して
出力軸5が回転のみ可能に支持されており、出力軸5の
先端にツイン形の工具交換アーム10が固着されてい
る。そして、移動体1の穴の内面にステータ6Aが同心
に設けられ、出力軸5の外面のステータ6A対応位置に
ロータ6Bが同心に設けられて、モータ6がビルトイン
されていて、上述と同様NC装置のサーボ制御部からの
駆動信号で出力軸5が回転される。
【0018】本体1の穴上部の内面には出力軸5の回転
角度を検出する回転検出器8の本体部が、軸方向の案内
溝1cに沿って軸方向のみ移動可能かつ同心に設けられ
ていて、回転検出器8の回転子部に前記出力軸5の後端
が挿着されている。更に回転検出器8の本体部の上側面
に出力軸5の軸方向位置を検出する直線検出器9のスケ
ール部が固着されていて、直線検出器9の読み取り部が
本体1側に取着されている。
【0019】従って、出力軸5(工具交換アーム10)
の軸方向位置と回転角とは常時この2つの検出器8,9
によって検出されてNC装置に入力されていて、検出器
8,9からの現在位置又は現在角度位置が位置指令値と
一致したとき位置決めを行う公知のNCサーボシステム
により制御されるようになっている。尚、回転検出器8
はエンコーダ又はレゾルバ等公知の回転検出器を使用す
ることができ、直線検出器8はインダクトシン又はマグ
ネスケール等公知の直線検出器を使用することができ
る。
【0020】図2は自動工具交換動作1サイクル中のモ
ータ6とリニアモータ3との動作タイミング図で、図2
にもとづき動作説明する。工具交換位置に位置決めされ
た図示しない主軸と、工具マガジンの交換位置に割出さ
れた図示しないマガジンポットとの工具を、中央に位置
する工具交換アーム10により自動交換する場合におい
て、モータ6の正回転aで工具交換アーム10がほぼ9
0°旋回し、工具交換アーム10両端の把持爪部で主軸
工具(使用済工具)とマガジン工具(次工具)とを同時
に把持する。
【0021】次いでリニアモータ3の前進bで工具交換
アーム10両端に把持する工具を主軸とマガジンポット
から同時に抜き取る。この抜き取り動作が終わる直前、
すなわち主軸とマガジンポットのそれぞれのテーパ穴と
把持する工具後端部との干渉のおそれがなくなった時点
で、再びモータ6の正回転Cが始まり、工具交換アーム
10が360°旋回して、使用済工具と次工具との位置
とが入れ替わる。
【0022】この入れ替え動作が終わる直前、すなわち
主軸及びマジジンポットのテーパ穴と工具後端部との干
渉のおそれがなくなった時点で、リニアモータ3が後退
dを開始して、工具交換アームの両端に把持する工具が
主軸及びマガジンポットへのそれぞれのテーパ穴内に挿
入される。挿入が終わると、再びモータ6の逆回転eで
交換アーム10がほぼ90°旋回し、工具交換アーム1
0が両工具から同時に離れて待機する。
【0023】〔実施例2〕図3は実施例2のNC駆動ア
クチュエータによる交換アームユニットのたて断面図で
ある。図3において、交換アームユニットの本体11の
穴の内面下側に軸方向の案内溝11aが円周上等間隔に
刻設され、この案内溝11aに移動可能に係合する案内
キー12aを外周に有する移動体12が軸方向移動のみ
可能かつ同心に設けられている。
【0024】移動体12には複数の軸受14を介して出
力軸15が回転のみ可能かつ同心に支持されていて、出
力軸15の先端にツイン形の工具交換アーム20が固着
されている。本体1の穴の前記案内溝11aの上側に実
施例1と同様のリニアモータ13のU相,V相,W相か
らなるコイル13Aが同心に設けられ出力軸15外面の
コイル13A対応位置にカラー17を介してN極,S極
からなるリング状の永久磁石13Bが同心に嵌着されて
いる。移動体12の中心穴の内面には実施例1と同様の
モータ16のステータ16Aが設けられ、出力軸15外
面のステータ16A対応位置にロータ16Bが同心に設
けられている。更に、出力軸15の後端に実施例1と同
様の回転検出器18と直線検出器19とが取着されてい
る。
【0025】図4はNC駆動アクチュエータを制御する
ためのNC装置50のサーボシステムを示すブロック線
図で、演算部52は予め記憶するプログラム指令値と回
転検出器18の回転角データ又は直線検出器19の位置
データを比較する部分。指令部51は演算部52の演算
結果にもとづいて指令信号を出力する部分。サーボ制御
部53は指令部からの指令信号にもとづいてリニアモー
タ13又はモータ16を駆動する部分である。以上のN
C装置50のサーボシステムは、前述の実施例1及び後
述の実施例3にも同一のものが付属されている。実施例
2の工具交換動作は実施例1と同一であり、説明の重複
を避けるため省略する。
【0026】〔実施例3〕図5は実施例3のNC駆動ア
クチュエータによる交換アームユニットのたて断面図で
ある。図5において、交換アームユニットの本体21の
穴の内面には下側に実施例1と同様のモータ26のステ
ータ26Aが挿着され、上側に実施例1と同様のリニア
モータ23のコイル23Aが挿着されている。本体21
の穴の内面モータ26の両側に複数の軸受24を介して
中心穴に雌スプラインが刻設されているスリーブ22が
回転のみ可能に支持されていて、スリーブ22の雌スプ
ラインに係合するスプライン軸部25aを有する出力軸
25が軸方向移動のみ可能に設けられている。
【0027】そして、出力軸25外面のコイル23A対
応位置にリニアモータ23の永久磁石23Bが同心に設
けられ、スリーブ22の外面にモータ26のロータ26
Bが同心に設けられている。従って、出力軸25はNC
駆動のリニアモータ23で軸方向に移動位置決めされ、
NC駆動のモータ26で回転及び回転位置決めされるよ
うになっており、出力軸25の先端に工具交換アーム3
0が嵌着され、上端に実施例1及び実施例2と同様図示
しない回転検出器及び直線検出器が取着されている。実
施例3の作用は実施例1と同一であり、説明を省略す
る。
【0028】〔実施例4〕図6はNC駆動アクチュエー
タによるタレット刃物台の要部のたて断面図で、実施例
1〜実施例3の交換アームユニット本体1,11,21
を刃物台本体31に変え、工具交換アーム10,20,
30の代わりに複数の工具T1,T2が着脱可能に取着
されるタレット40を出力軸先端同心に固着し、更に刃
物台本体31とタレット40の対向端面にクラウン形状
歯を有する一対のカップリング41A,41Bを固着し
たものである。そして図示しないリニアモータ及びモー
タは実施例1乃至実施例3でそれぞれ説明したものを適
応するものとする。
【0029】従って、実施例4のタレット刃物台は、リ
ニアモータによる出力軸(タレット旋回中心軸)の軸方
向の往復動でカップリング41A,41Bの係脱を行
い、カップリング41A,41Bが離れた状態、すなわ
ちタレット40が前進した状態でモータによりタレット
40の旋回割出しを行い、割出し終了後再びリニアモー
タによりタレット40が引き込まれてカップリング41
Bが41Aに押圧され、タレット40が刃物台本体31
に位置決め及びクランプされる。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。リニアモータにより軸
方向移動するとともに、モータにより回転する出力軸を
有するNC駆動アクチュエータとし、このNC駆動アク
チュエータにより自動工具交換装置の交換アームユニッ
トを構成したので、工具交換アームの抜き差しと旋回と
の二つの動作をそれぞれモータでダイレクトに行うこと
が可能となり、二つの異なる動作タイミングをNCソフ
トの変更だけで任意に調整可能となり、工具交換動作時
間の一層の短縮を図ることができるとともに、簡素な機
構となって構成部品点数の削減が可能となり、リミット
スイッチ,リレー等制御器材が不要になることによる故
障率の低下が可能になる等、安価で信頼性の高い交換ア
ームユニットとなる。また、本NC制御アクチュエータ
によるタレット刃物台としたので上述と同様の効果を有
するタレット刃物台となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のリニアモータとモータとが
設置されているNC駆動アクチュエータによる交換アー
ムユニットの立て断面図である。
【図2】リニアモータとモータとの工具交換動作のタイ
ミング図である。
【図3】実施例2のリニアモータとモータとが直列に設
けられているNC駆動アクチュエータによる交換アーム
ユニットのたて断面図である。
【図4】同じく実施例2のNC駆動アクチュエータの簡
略図とNCサーボシステムのブロック線図である。
【図5】実施例3のが固定されたモータと、リニアモー
タが直列に設けられているNC駆動アクチュエータのた
て断面図である。
【図6】実施例4のNC駆動アクチュエータによるタレ
ット刃物台の要部断面図である。
【図7】従来の技術のサーボモータ駆動の交換アームユ
ニットの断面図である。
【図8】同じく従来の技術のサーボモータ駆動の交換ア
ームユニットの断面図である。
【符号の説明】
1,11,21 交換アームユニットの本体 2.12 移動体 3,13,23 リニアモータ 5,15,25 出力軸 3A,13A,23A,コイル 3B,13B,23B 永久磁石 5,15,25 出力軸 6,16,26 モータ 6A,16A,26A ステータ 6B,16B,26B ロータ 8,18 回転検出器 9,19 直線検出器 10,20,30 工具交換アーム 22 スリーブ 31 刃物台本体 40 タレット 41A,41B カップリング 50 NC装置 51 指令部 52 演算部 53 サーボ制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータ本体の穴内に軸方向移動
    のみ可能かつ同心に設けられた環状の移動体と、該移動
    体中心穴に回転のみ可能かつ同心に設けられた軸部材と
    からなる機械系と、前記アクチュエータ本体の穴の内面
    同心にN極,S極が軸方向に連なるよう配設されたリン
    グ状の永久磁石又はU相,V相,W相が順に軸方向移動
    するように巻回されたコイルと、前記移動体の外面同心
    に前記永久磁石に対応するU相,V相,W相が順に軸方
    向移動するように巻回されたコイル又は前記アクチュエ
    ータ本体の穴内面のコイルに対応するN極,S極が軸方
    向に連なるよう配設された永久磁石とからなるリニアモ
    ータの電気系と、前記移動体の内面同心に設けられたス
    テータと、前記軸部材の外面同心に設けられたロータと
    からなるモータの電気系と、前記軸部材の回転角度を検
    出する回転検出器及び軸方向移動量を検出する直線検出
    器とを含んでなり、軸部材の移動体を介するリニアモー
    タによる軸方向移動とモータによる回転とを利用するこ
    とを特徴とするNC駆動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 アクチュエータ本体の穴内に軸方向移動
    のみ可能かつ同心に設けられた環状の移動体と、該移動
    体の中心穴に回転のみ可能かつ同心に設けられた軸部材
    とからなる機械系と、前記アクチュエータ本体の穴の内
    面同心に、N極,S極が軸方向に連なるよう配設された
    リング状の永久磁石又はU相,V相,W相が順に軸移動
    するように巻回されたコイルと、前記軸部材の外面同心
    に前記永久磁石対応するU相,V相,W相が順に軸方向
    移動するように巻回されたコイル又は前記アクチュエー
    タ本体の穴内面のコイルに対応するN極,S極が軸方向
    に連なるよう配設された永久磁石とからなるリニアモー
    タの電気系と、前記移動体の内面同心に設けられたステ
    ータと、前記軸部材の外面同心に設けられたロータとか
    らなるモータの電気系と、前記軸部材の回転角度を検出
    する回転検出器及び軸方向移動量を検出する直線検出器
    とを含んでなり、軸部材のリニアモータによる軸方向移
    動と、モータによる回転とを利用することを特徴とする
    NC駆動アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 アクチュエータ本体の穴に回転のみ可能
    に設けられたスリーブと、該スリーブに軸方向移動のみ
    可能に設けられた軸部材とからなる機械系と、前記アク
    チュエータ本体の穴の内面同心に軸方向がN極,S極と
    なるように配設されたリング状の永久磁石又はU相,V
    相,W相が順に軸方向移動するように巻回されたコイル
    と、前記軸部材の外面同心に前記永久磁石に対応するU
    相,V相,W相が順に軸方向移動するように巻回された
    コイル又は前記アクチュエータ本体の穴内面のコイルに
    対応するN極,S極が軸方向に連なるように配設された
    永久磁石とからなるリニアモータの電気系と、前記アク
    チュエータ本体の穴の内面同心に設けられたステータ
    と、前記スリーブの外面同心に設けられたロータとから
    なるモータの電気系と、前記軸部材の回転角度を検出す
    る回転検出器及び軸方向移動量を検出する直線検出器と
    を含んでなり、軸部材のリニアモータによる軸方向移動
    とモータによる回転とを利用することを特徴とするNC
    駆動アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 軸部材の先端に工具交換アームを設けて
    自動工具交換装置の交換アームユニットを構成したこと
    を特徴とする請求項1,2,3の何れか1項に記載のN
    C駆動アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 軸部材の先端に外周に複数本の工具を着
    脱可能に取着するタレットを設けてタレット刃物台を構
    成したことを特徴とする請求項1,2,3の何れか1項
    に記載のNC駆動アクチュエータ。
JP08731896A 1996-03-15 1996-03-15 Nc駆動アクチュエータ Expired - Fee Related JP3445700B2 (ja)

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