JPH09253350A - 引き寄せたまま切れるつめ付きハサミ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】果実の収穫のとき、また糸等を切断する場合、
引き寄せるためのつめをもち、引き寄せたまま切断でき
る、２つの機能をもつハサミを提供する。 【解決手段】ハサミの刃先の片方につめを設け、そのつ
めは、切断するものを引き寄せる機能を果たし、果実等
を引き寄せた後はハサミの片刃の役目をし、目的の物を
切断できる、引き寄せたまま切れるつめ付きハサミ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本考案は、これまでのハサミ
の機能に対して、引き寄せたまま切断できる機能を持た
せ、よりハサミの機能を高めたものである。

【０００２】

【従来の技術】この二千年間はさみの形状は変化してい
ない。操作も機能も変化していない。前に押しながら切
る方法のハサミが全てと言える。そのため果実等のつる
を切断する場合、果実を押しながら切る状態となり、果
物を引き寄せる動作が左手に必要であった。その問題を
解決できる、引いたまま切断できるハサミがあれば、片
手で作業効率が高まる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ハサミに引き寄せる機
能と切断する機能があれば作業効率は高まり、左手が不
自由でもハサミを使うことができる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達するため、
本発明のハサミは、果物また糸等を引き寄せるつめ２を
刃先に設け、そのつめは、ハサミの片刃の役目も果た
す。

【０００５】

【発明の実施の形態】図１にあるように、ハサミの片刃
を、果実等を引き寄せる為の、つめを兼用する刃２とす
ることで、引いてそのまま切ることができる。

【０００６】

【発明の効果】本発明は、次のような効果を奏する。本
発明は、果実もしくは糸等を引き寄せたまま切断でき
る、引く動作と切る動作の２つの動作を行える、つめ付
きハサミである。片手での作業も可能であり、片手が不
自由でも使用できるハサミとなる。つめを上にした場
合、切断物をもちあげて切ることができ、下にした場
合、引き下げて切る動作が可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の平面図である。

【図２】 本発明の斜視図である。

【符号の説明】

１ ハサミ本体 ２ つめ兼用刃 ３ 柄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】当ハサミは、ハサミの片刃がつめの役目を
   兼用し、そのつめにより目的の果実また糸等を引き寄
   せ、引き寄せたそのままの状態で、つめの無い片方の刃
   を動作させることで切断できる。刃先が引き寄せるため
   の爪を役目をする、引き寄せたまま切れる、つめ付きハ
   サミ。