JPH09253114A - 人工肛門用排便パウチ - Google Patents

人工肛門用排便パウチ

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JPH09253114A
JPH09253114A JP7073196A JP7073196A JPH09253114A JP H09253114 A JPH09253114 A JP H09253114A JP 7073196 A JP7073196 A JP 7073196A JP 7073196 A JP7073196 A JP 7073196A JP H09253114 A JPH09253114 A JP H09253114A
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JP
Japan
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pouch
defecation
exhaust
pouch body
exhaust path
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Withdrawn
Application number
JP7073196A
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English (en)
Inventor
Hideo Okutsu
秀雄 奥津
Katsuhiro Yoshioka
勝博 吉岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚み寸法が大きくならないようにして使い易
くする。 【解決手段】 袋状のパウチ本体1の外周に沿って排気
経路2を形成する。排気経路2の一方の端部にパウチ本
体1の内部と連通する流入口3を設けると共に排気経路
2の他方の端部にパウチ本体1の外部と連通する流出口
4を形成する。排気経路2に消臭材5を充填する。パウ
チ本体1の外周に沿って排気経路2を長くすることがで
きるにもかかわらず、パウチ本体1の側面に排気経路2
が突出することがなく厚み寸法を小さくすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在宅医療分野で用
いられる人工肛門に装着するための排便パウチに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】大腸ガンなどの手術によって肛門が切除
された患者には、腹部などに人工肛門が施される。この
人工肛門は排便をコントロールすることができないの
で、人工肛門に袋状の排便パウチを装着し、人工肛門か
ら排泄される排便を排便パウチに収容するようにしてい
る。この排便パウチは粘着テープなどで腹部に取り付け
て人体と一体化して使用されるものであり、このことで
日常生活にほぼ支障がなくなり社会復帰が容易になるの
である。
【0003】しかし排便パウチを密封した袋状に形成し
ても排便の臭気や体内で発生して排便パウチに収容され
たガスを排便パウチ内に封じ込めることは困難であり、
ガスによって排便パウチ内が高圧となって人工肛門と排
便パウチの接続箇所などから排便の臭気やガスが漏出し
やすくなる恐れがあった。またガスによって排便パウチ
内が高圧となって膨らんで人工肛門と排便パウチの接続
が外れてしまうという問題もあった。そしてこのように
排便パウチ内が高圧になったり人工肛門と排便パウチの
接続が外れたりして排便の臭気やガスが漏出して衣服を
通して生活空間に放出されると、人工肛門患者自身が不
快となったり周囲の人に不快感を与えたりすることにな
り、このことが人工肛門患者にとって精神的な負担とな
り、社会復帰をする上で大きな障害となっていた。
【0004】そこで臭気やガスを自然に排出させるため
の排気口や使用者が意図的に開閉させて臭気やガスを排
出させることができる排気口を設けると共に排気口に臭
気やガスを消臭することができる消臭具を備えた排便パ
ウチが提案されている。図9(a)(b)には消臭具3
0を設けた排便パウチの一例が示してあり、1は袋状に
形成された樹脂製のパウチ本体、22は人工肛門に接続
される接続口、23は粘着テープ等で形成される粘着層
である。消臭具30は硬質のプラスチック材料で形成さ
れる略円盤状の容器40の正面に流出口32を設けると
共に容器40の背面にパウチ本体1の排気口31に接続
される流入口33を設け、容器40内に流出口32と流
入口33を連通させる排気経路を形成すると共に排気経
路に消臭材を充填して形成されるものである。そして消
臭具30の流入口33をパウチ本体1の排気口31に位
置合わせしつつ、消臭具30の背面に設けた粘着テープ
をパウチ本体1の表面に貼りつけて消臭具30をパウチ
本体1に取り付けることによって排便パウチが形成され
る。
【0005】この排便パウチは、パウチ本体1内の臭気
やガスを排気口31と流入口33と排気経路と流出口3
2を通して排出するものであるが、臭気やガスが排気経
路を通過する際に消臭材による消臭作用を受けることに
なり、このため消臭された状態で臭気やガスを生活空間
に放出することができるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来例の
排便パウチでは、消臭具30の厚み方向に排気経路が形
成してあるので、消臭材による消臭効果を高く得るため
には消臭具30の厚み寸法を大きくする必要があり、こ
のために全体の厚み寸法が大きくなって使いにくくなる
という問題があった。また上記の排便パウチでは、パウ
チ本体1と異なる材料で形成される消臭具30を別途用
意しなければならず、部品数が増えて高価になるという
問題があった。
【0007】さらに上記の排便パウチでは、硬質のプラ
スチック材料で形成される容器40に消臭材を充填して
作成した消臭具30を用いているので、消臭具30の部
分が人体の腹部の形状に沿って変形しにくくなり、この
ため人体に装着した際に違和感(異質感)が生じるとい
う問題があった。加えて上記の排便パウチでは、使用者
が消臭具30の小さい口径の流入口33をパウチ本体1
の小さい口径の排気口31に合わせて消臭具30をパウ
チ本体1に取り付けるようにしているので、流入口33
と排気口31を完全に一致させることが難しく流入口3
3と排気口31の位置がずれてしまうことがあり、この
ため排気口31が消臭具30でふさがれて臭気やガスが
パウチ本体1から放出されなくなったり、或いは臭気や
ガスが消臭具30を通過せずに生活空間に放出される恐
れがあった。つまり使用者の取扱によって排気機能や消
臭効果が左右されるという問題があった。
【0008】さらに上記の排便パウチでは、消臭具30
の取付を粘着テープでおこなっているので、使用中に粘
着テープが剥がれて消臭具30がパウチ本体1から脱落
したり、消臭具30とパウチ本体1の側面の間に隙間が
生じたりして臭気やガスが消臭具30を通らずに漏出す
る場合があり、消臭効果が十分に得られない恐れがあっ
た。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、排気経路を長くしても厚みが大きくならないよう
にして使い易くすることができ、部品数を増えないよう
にして低価格化することができ、さらに人体に装着した
際に違和感を生じさせないようにすることができ、加え
て使用者の取扱によって排気機能や消臭効果が左右され
ないようにすることができ、さらに消臭効果を確実に得
ることができる人工肛門用排便パウチを提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の人工肛門用排便パウチは、袋状のパウチ本体1の外周
に沿って排気経路2を形成し、排気経路2の一方の端部
にパウチ本体1の内部と連通する流入口3を設けると共
に排気経路2の他方の端部にパウチ本体1の外部と連通
する流出口4を形成し、排気経路2に消臭材5を充填し
て成ることを特徴とするものである。
【0011】また本発明の請求項2に記載の人工肛門用
排便パウチは、請求項1の構成に加えて、排気経路2を
直線状に形成して成ることを特徴とするものである。ま
た本発明の請求項3に記載の人工肛門用排便パウチは、
請求項1の構成に加えて、排気経路2を蛇行させて形成
して成ることを特徴とするものである。また本発明の請
求項4に記載の人工肛門用排便パウチは、請求項1乃至
3のいずれかの構成に加えて、フィルム材6の端部に延
長部7を設け、一対のフィルム材6の延長部7の先端部
同士を接着してパウチ本体1を形成し、一対のフィルム
材6の延長部7の基部同士を接着して延長部7の先端側
の接着部分8と延長部6の基部側の接着部分9の間を上
記排気経路2として形成して成ることを特徴とするもの
である。
【0012】また本発明の請求項5に記載の人工肛門用
排便パウチは、請求項4の構成に加えて、上記延長部7
をフィルム材6と同質の材料でフィルム材6に一体に形
成して成ることを特徴とするものである。また本発明の
請求項6に記載の人工肛門用排便パウチは、請求項1乃
至5のいずれかの構成に加えて、流入口3を覆う不織布
10をパウチ本体1に設けて成ることを特徴とするもの
である。
【0013】また本発明の請求項7に記載の人工肛門用
排便パウチは、袋状のパウチ本体1の側面に外被材11
を設けてパウチ本体1と外被材11の間を排気経路2と
して形成し、排気経路2の一方の端部にパウチ本体1の
内部と連通する流入口3を設けると共に排気経路2の他
方の端部にパウチ本体1の外部と連通する流出口4を形
成し、排気経路2に消臭材5を充填して成ることを特徴
とするものである。
【0014】また本発明の請求項8に記載の人工肛門用
排便パウチは、請求項7の構成に加えて、排気経路2を
直線状に形成して成ることを特徴とするものである。ま
た本発明の請求項9に記載の人工肛門用排便パウチは、
請求項7の構成に加えて、排気経路2を蛇行させて形成
して成ることを特徴とするものである。また本発明の請
求項10に記載の人工肛門用排便パウチは、屈曲自在な
排気管12を袋状のパウチ本体1に取り付けて排気管1
2の内部を排気経路2として形成し、排気管12の一端
を流入口3としてパウチ本体1の内部で開口させると共
に排気管12の他端を流出口4としてパウチ本体1の外
部で開口させ、排気経路2に消臭材5を充填して成るこ
とを特徴とするものである。
【0015】また本発明の請求項11に記載の人工肛門
用排便パウチは、請求項10の構成に加えて、フィルム
材6の端部同士を接着することによりパウチ本体1を形
成するにあたって、フィルム材6の間に排気管12を挟
み込んでパウチ本体1に排気管12を固定して成ること
を特徴とするものである。また本発明の請求項12に記
載の人工肛門用排便パウチは、請求項11の構成に加え
て、排気管12の両端部付近において、排気管12の対
向する内面同士を部分的に接着すると共に非接着部分で
消臭材5の外径寸法よりも小さい口径の通気孔14を形
成して成ることを特徴とするものである。
【0016】また本発明の請求項13に記載の人工肛門
用排便パウチは、請求項10乃至12のいずれかの構成
に加えて、通気性と疎水性を有する材料で形成される蓋
材15を排気管12の両端のうち少なくとも一方に取り
付けて成ることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1(a)(b)には本発明の請求項1に係る実
施の形態が示してある。パウチ本体1は、一対の略四角
形の透明若しくは半透明のフィルム材6を貼り合わせる
ことによって袋状に形成されるものである。フィルム材
6は柔軟性(可撓性)を有し、水や空気、ガスを通過さ
せないで完全に遮断することができる材料、例えば塩化
ビニル樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹
脂、ゴム等の材料で形成される。またフィルム材6の上
部には延長部7がフィルム材6の幅方向の全長に亘って
フィルム材6全体と同質の材料で一体に形成されてい
る。
【0018】そして一対のフィルム材6をその内面同士
を合わせて重ね、延長部7の先端同士とフィルム材6の
両側端同士及び下端同士を隙間なく接着することによっ
てパウチ本体1が形成される。フィルム材6を接着する
にあたっては、例えば超音波や高周波をフィルム材6の
周端部に照射してフィルム材6を溶融させて溶着させる
方法を採用することができる。
【0019】上記パウチ本体1には、上記と同様の方法
で延長部7の基部同士を隙間なく接着することによっ
て、延長部7の先端同士の接着部分8と延長部7の基部
同士の接着部分9の間に排気経路2が形成される。この
排気経路2はパウチ本体1の上端に沿ってパウチ本体1
の幅方向の全長に亘って直線状に形成されている。また
上記パウチ本体1には、延長部7の基部同士の接着部分
9とパウチ本体1の両側端及び下端の接着部分8の間に
排便収納部16が形成される。
【0020】パウチ本体1の幅方向における排気経路2
の一方の端部には、接着部分9を貫通する流入口3が設
けてあり、この流入口3によって排気経路2と排便収納
部16が連通している。またパウチ本体1の幅方向にお
ける排気経路2の他方の端部には、パウチ本体1の角部
の接着部分8を貫通する流出口4が設けてあり、この流
出口4によって排気経路2とパウチ本体1の外部が連通
している。さらにパウチ本体1の正面側のフィルム材6
には人工肛門と接続される接続口22が排便収納部16
と連通させて形成されており、接続口22の周囲にはパ
ウチ本体1を人体に取り付けるための両面粘着テープ等
で形成される粘着層23が設けてある。
【0021】上記パウチ本体1の排気経路2には消臭材
5が充填される。この消臭材5は例えばセラミックと酸
化金属物からなる粒状の多孔体で形成されており、臭気
やガスがこの消臭材5を通過することで消臭された状態
となる。排気経路2の内径寸法は消臭材5の外径寸法と
同等か或いはやや大きめ程度に設定されていて排気経路
2の内面と消臭材5の間に大きな隙間(空間)が生じな
いようにしてあり、このことで消臭材5を通過しない臭
気やガスを少なくすることができ、臭気やガスの消臭材
5の不通過による消臭効果の低下を防止することができ
る。また流入口3や流出口4の口径(図1(a)にBで
示す)は消臭材5の外径寸法よりも十分に小さく設定し
てあり、このことで排気経路2から消臭材5が漏れださ
ないようにすることができ、消臭材5の漏れだしによる
消臭効果の低下を防止することができる。
【0022】上記のようにして消臭材5を備えた本発明
の人工肛門用排便パウチを形成することができ、この排
便パウチは接続口22に人工肛門を接続すると共に粘着
層23を人体に貼り付けることによって人体に装着して
使用される。人体に装着された排便パウチの排便収納部
16には、人工肛門から排泄される排便やガスが収容さ
れるが、排便の臭気やガスは排便収納部16から流入口
3を通って排気経路2に流れ込むと共に排気経路2から
流出口4を通って排便パウチの外部へと放出されること
になり、このことで排便パウチが臭気やガスによって膨
れないようにすることができる。
【0023】また本発明の人工肛門用排便パウチでは、
臭気やガスが排気経路2を通る際に消臭材5を通過する
ので、臭気やガスは消臭された状態で流出口4から放出
されることになり、臭気やガスによって使用者自身が不
快となったり周囲の人に不快感を与えたりしないように
することができる。さらに本発明の人工肛門用排便パウ
チは、製造時にパウチ本体1に排便収納部16と排気経
路2と消臭材5を一体化して形成されるので、上記従来
例の消臭具30のようなものを別途製造して用意する必
要がなく、部品数を増加させないようにすることがで
き、また上記従来例のように使用者に消臭具30を排便
パウチに着けさせるような煩わしい作業を強いることが
なく、さらに上記従来例のように消臭具30がパウチ本
体1から脱落して消臭効果が低下するなどという問題も
生じないようにすることができる。
【0024】また本発明の人工肛門用排便パウチは、排
気経路2をパウチ本体1の上部の幅方向の外周に沿って
設けたので、上記従来例の消臭具30よりも排気経路2
を長くすることができるにもかかわらず、パウチ本体1
の側面に突出する部分がなくなり、厚み寸法を小さくす
ることができ、しかも排気経路2はパウチ本体1と同様
に柔軟性のあるフィルム材6で囲まれて形成されるの
で、人体の形状に沿って変形し易く、装着時の違和感が
生じないようにすることができる。
【0025】図2には他の実施の形態が示してある。こ
の実施の形態では、延長部7の先端同士の接着部分8に
連設されて延長部7の基部同士の接着部分9の方へ突出
する突出接着部8aと、接着部分9に連設されて接着部
分8の方へ突出する突出接着部9aとをパウチ本体1の
幅方向に交互に並設することによって、排気経路2を蛇
行させて形成したものである。突出接着部8a、9aは
上記接着部分8、9の間において対向するフィルム材6
(延長部7)を部分的に溶着して形成することができ
る。
【0026】この実施の形態では排気経路2を蛇行させ
て形成したので、直線状の排気経路2よりも臭気やガス
の通過する距離を長くすることができ、従って臭気やガ
スの消臭材5を通過する時間が長くなって消臭効果を高
めることができる。図3(a)(b)(c)には他の実
施の形態が示してある。この実施に形態では、疎水性を
有し、且つ通気性のある不織布10で流入口3を覆うよ
うにしてある。不織布10はポリエステルやナイロンな
どの合成樹脂繊維で形成することができる。この不織布
10をパウチ本体1に取り付けるにあたっては、接着部
分9を形成する前にフィルム材6の間の流入口3となる
べき箇所付近に二つ折りの不織布10を配設し、この状
態で超音波や高周波を照射して接着部分9を形成するこ
とによって、図3(c)のようにフィルム材6の接着部
分9の上側の部分で不織布10の下端(折り曲げ部分)
を挟持するようにしておこなう。そして臭気やガスは流
入口3から不織布10の折り曲げ部分を通って排気経路
2に流入するのである。
【0027】この実施の形態では不織布10で流入口3
を覆うことによって、液状の排便が流入口3から排気経
路2に浸入しないようにすることができ、排便で消臭材
5が汚れないようにすることができると共に、排便が排
気経路2を通って流出口4から漏れださないようにする
ことができる。図4(a)(b)には他の実施の形態が
示してある。この実施の形態は、パウチ本体1の背面の
上部にパウチ本体1の幅方向の略全長に亘ってフィルム
材6と同じ材料などで形成される外被材11を設けて形
成されており、この外被材11とパウチ本体1の側面の
間を直線状の排気経路2として形成してある。パウチ本
体1へ外被材11を接着するにあたっては、外被材11
の周端部を溶着部25としてパウチ本体1の背面のフィ
ルム材6に溶着させることによっておこなうことができ
る。
【0028】パウチ本体1の幅方向における排気経路2
の一方の端部には、パウチ本体1の背面のフィルム材6
を貫通する流入口3が設けてあり、この流入口3によっ
て排気経路2と排便収納部16が連通している。またパ
ウチ本体1の幅方向における排気経路2の他方の端部に
は、外被材11を貫通する流出口4が設けてあり、この
流出口4によって排気経路2とパウチ本体1の外部が連
通している。
【0029】この実施の形態の人工肛門用排便パウチで
は、臭気やガスが排気経路2を通る際に消臭材5を通過
するので、臭気やガスは消臭された状態で流出口4から
放出されることになり、臭気やガスによって使用者自身
が不快となったり周囲の人に不快感を与えたりしないよ
うにすることができる。またこの実施の形態の人工肛門
用排便パウチは、製造時にパウチ本体1に排便収納部1
6と排気経路2と消臭材5を一体化して形成されるの
で、上記従来例の消臭具30のようなものを別途製造し
て用意する必要がなく、部品数を増加させないようにす
ることができ、また上記従来例のように使用者に消臭具
30を排便パウチに着けさせるような煩わしい作業を強
いることがなく、さらに上記従来例のように消臭具30
がパウチ本体1から脱落して消臭効果が低下するなどと
いう問題も生じないようにすることができる。
【0030】図5(a)(b)には他の実施の形態が示
してある。この実施の形態では、フィルム材6と同じ材
料などで形成される外被材11の周端部を溶着部25と
してパウチ本体1の背面のフィルム材6に溶着させるこ
とによって、パウチ本体1の背面の上部にパウチ本体1
の幅方向の略全長に亘って外被材11を設け、溶着部2
5で囲まれる部分において、パウチ本体1と外被材11
とを部分的に溶着して上側の溶着部25に連設される突
出溶着部25aと、下側の溶着部25に連設される突出
溶着部25bとをパウチ本体1の幅方向に交互に並設す
ることによって、外被材11とパウチ本体1の側面の間
を蛇行させた排気経路2として形成してある。突出溶着
部25a、25bは溶着部25を形成する時に溶着部2
5と同様にして形成される。
【0031】パウチ本体1の幅方向における排気経路2
の一方の端部には、パウチ本体1の背面のフィルム材6
を貫通する流入口3が設けてあり、この流入口3によっ
て排気経路2と排便収納部16が連通している。またパ
ウチ本体1の幅方向における排気経路2の他方の端部に
は、外被材11を貫通する流出口4が設けてあり、この
流出口4によって排気経路2とパウチ本体1の外部が連
通している。
【0032】この実施の形態では排気経路2を蛇行させ
て形成したので、直線状の排気経路2よりも臭気やガス
の通過する距離を長くすることができ、従って臭気やガ
スの消臭材5を通過する時間が長くなって消臭効果を高
めることができる。図6(a)(b)には他の実施の形
態が示してある。この実施の形態は、パウチ本体1の上
部のフィルム材6の間にパウチ本体1の幅方向の略全長
に亘って柔軟性のあり屈曲自在な排気管12を配設する
と共に排気管12の一端をフィルム材6の側端よりも外
側に突出させ、フィルム材6で排気管12を挟み込んで
パウチ本体に取り付けることによって、排気管12の内
部を排気経路2として形成されている。排気管12とし
てはフィルム材6と同様の材料、例えば軟質の熱可塑性
樹脂で形成されるチューブを用いることができる。また
パウチ本体1へ排気管12を接着するにあたっては、排
気管12の上側と下側において対向するフィルム材6を
互いに溶着させて接着部26を形成して接着部26で挟
み込むと共に排気管12の外面とこれを覆うフィルム材
6とを溶着させることによっておこなうことができる。
【0033】パウチ本体1の内部における排気管12の
一方の端部は、流入口3として開口させてあり、この流
入口3によって排気管12内の排気経路2と排便収納部
16が連通している。またパウチ本体1の外部に突出し
た排気管12の他方の端部は流出口4として開口させて
あり、この流出口4によって排気経路2とパウチ本体1
の外部が連通している。そして図6(a)に矢印で示す
ように、臭気やガスは排便収納部16から流入口3を通
って排気管12内の排気経路2へと流入し、消臭材5で
消臭作用を受けた後流出口4から排出されるのである。
【0034】また図7(a)に示すように排気管12内
の排気経路2には消臭材5が充填されていると共に排気
経路2は排気管12の両端部付近において消臭材5の外
径寸法よりも小さい口径の通気孔14に分割されてい
る。つまり図7(b)に示すように排気管12の端部付
近を径方向に押しつぶすと共に接触する排気管12の内
面を溶着させて形成される仕切り部13を複数箇所設け
ることによって、仕切り部13以外の非接着部分で通気
孔14が排気管12内に形成される。このように排気管
12の両端部付近に消臭材5の外径寸法よりも小さい口
径の通気孔14を設けることによって、排気経路2から
消臭材5が漏れださないようにすることができる。
【0035】図8には排気管12の他例が示してある。
この排気管12の流入口3側の端部には、通気性と疎水
性を有する材料、つまりポリエステルやナイロンなどの
合成樹脂繊維で形成される不織布状の材料で作成される
蓋材15を取り付けてあり、蓋材15で流入口3を覆う
ようにしたものである。この蓋材15を排気管12に取
り付けるにあたっては、先端面が閉口し後端面が開口す
る円筒状の蓋材15を排気管12の流入口3側の端部に
嵌め込むと共に蓋材15の後部の全周に亘って超音波や
高周波を照射して排気管12の表面を溶融させて固着部
27を形成し、この固着部27で蓋材15を排気管12
に固定するようにしてある。そしてこの排気管12は図
6に示す実施の形態と同様にしてパウチ本体1に取り付
けられ、臭気やガスは蓋材15を通って流入口3から排
気経路2に流入するのである。
【0036】上記のような排気管12を用いた実施の形
態では、蓋材15で流入口3を覆うことによって、液状
の排便が流入口3から排気経路2に浸入しないようにす
ることができ、排便で消臭材5が汚れないようにするこ
とができると共に、排便が排気経路2を通って流出口4
から漏れださないようにすることができる。尚、上記蓋
材15は流入口3と流出口4の両方を覆うように排気管
12の両端に設けてもよく、このことで排便が排気経路
2を通って流出口4から漏れださないようにすることが
できるという効果を高く得ることができる。
【0037】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
発明は、袋状のパウチ本体の外周に沿って排気経路を形
成し、排気経路の一方の端部にパウチ本体の内部と連通
する流入口を設けると共に排気経路の他方の端部にパウ
チ本体の外部と連通する流出口を形成し、排気経路に消
臭材を充填したので、パウチ本体の外周に沿って排気経
路を長くすることができるにもかかわらず、パウチ本体
の側面に排気経路が突出することがなく厚み寸法を小さ
くすることができ、使い易くなるものである。
【0038】また本発明の請求項2に記載の発明は、排
気経路を直線状に形成したので、排気経路を簡単な構造
にすることができ、排気経路を設けても容易に作成され
るものである。また本発明の請求項3に記載の発明は、
排気経路を蛇行させて形成したので、直線状の排気経路
よりも排気経路を長くすることができ、排気経路を通過
する臭気やガスに消臭材による消臭作用を長い間及ぼし
て消臭効果を高めることができるものである。
【0039】また本発明の請求項4に記載の発明は、フ
ィルム材の端部に延長部を設け、一対のフィルム材の延
長部の先端部同士を接着してパウチ本体を形成し、一対
のフィルム材の延長部の基部同士を接着して延長部の先
端部同士の接着部分と延長部の基部同士の接着部分の間
を上記排気経路として形成したので、使用者の取扱によ
って排気機能や消臭効果が左右されないようにすること
ができ、延長部に囲まれてパウチ本体に一体に形成され
た排気経路に消臭材を充填することによって、パウチ本
体と別体に形成される消臭材を備えた消臭具のようなも
のを別途用意する必要がなく、部品数を増えないように
して低価格化することができるものであり、また使用者
がパウチ本体に消臭具を取り付けることがなくなるの
で、消臭具の取付位置の不正確による排気機能の低下や
消臭機能の低下が生じないようにすることができ、使用
者の取扱によって排気機能や消臭効果が左右されないよ
うにすることができるものであり、しかも消臭具の脱落
や消臭具とパウチ本体との間に隙間ができるようなこと
もなくなるので、消臭効果を確実に得ることができるも
のである。
【0040】また本発明の請求項5に記載の発明は、上
記延長部をフィルム材と同質の材料でフィルム材に一体
に形成したので、排気経路をパウチ本体と同様の軟質の
フィルム材で形成することができ、人体の形に沿って変
形しない硬質な部分がなくなって、人体に装着した際に
違和感が生じないようにすることができるものである。
【0041】また本発明の請求項6に記載の発明は、流
入口を覆う不織布をパウチ本体に設けたので、液状の排
便が流入口から排気経路に浸入しないようにすることが
でき、排便で消臭材が汚れないようにすることができる
と共に、排便が排気経路を通って流出口から漏れださな
いようにすることができるものである。また本発明の請
求項7に記載の発明は、袋状のパウチ本体の側面に外被
材を設けてパウチ本体と外被材の間を排気経路として形
成し、排気経路の一方の端部にパウチ本体の内部と連通
する流入口を設けると共に排気経路の他方の端部にパウ
チ本体の外部と連通する流出口を形成し、排気経路に消
臭材を充填したので、外被材に囲まれてパウチ本体に一
体に形成された排気経路に消臭材を充填することによっ
て、パウチ本体と別体に形成される消臭材を備えた消臭
具のようなものを別途用意する必要がなく、部品数を増
えないようにして低価格化することができるものであ
り、また使用者がパウチ本体に消臭具を取り付けること
がなくなるので、消臭具の取付位置の不正確による排気
機能の低下や消臭機能の低下が生じないようにすること
ができ、使用者の取扱によって排気機能や消臭効果が左
右されないようにすることができるものであり、しかも
消臭具の脱落や消臭具とパウチ本体との間に隙間ができ
るようなこともなくなるので、消臭効果を確実に得るこ
とができるものである。
【0042】また本発明の請求項8に記載の発明は、排
気経路を直線状に形成したので、排気経路を簡単な構造
にすることができ、排気経路を設けても容易に作成され
るものである。また本発明の請求項9に記載の発明は、
排気経路を蛇行させて形成したので、直線状の排気経路
よりも排気経路を長くすることができ、排気経路を通過
する臭気やガスに消臭材による消臭作用を長い間及ぼし
て消臭効果を高めることができるものである。
【0043】また本発明の請求項10に記載の発明は、
屈曲自在な排気管を袋状のパウチ本体に取り付けて排気
管の内部を排気経路として形成し、排気管の一端を流入
口としてパウチ本体の内部で開口させると共に排気管の
他端を流出口としてパウチ本体の外部で開口させ、排気
経路に消臭材を充填したので、排気管をパウチ本体に取
り付けることによってパウチ本体に一体に形成された排
気経路に消臭材を充填することによって、パウチ本体と
別体に形成される消臭材を備えた消臭具のようなものを
別途用意する必要がなく、部品数を増えないようにして
低価格化することができるものであり、また使用者がパ
ウチ本体に消臭具を取り付けることがなくなるので、消
臭具の取付位置の不正確による排気機能の低下や消臭機
能の低下が生じないようにすることができ、使用者の取
扱によって排気機能や消臭効果が左右されないようにす
ることができるものであり、しかも消臭具の脱落や消臭
具とパウチ本体との間に隙間ができるようなこともなく
なるので、消臭効果を確実に得ることができるものであ
る。また排気管は柔軟性を有しているので、人体の形に
沿って変形させることができ、人体に装着した際に違和
感が生じないようにすることができるものである。
【0044】また本発明の請求項11に記載の発明は、
フィルム材の端部同士を接着することによりパウチ本体
を形成するにあたって、フィルム材の間に排気管を挟み
込んでパウチ本体に排気管を固定したので、パウチ本体
を形成するのと同時に排気管をパウチ本体に取り付ける
ことができ、排気経路を設けても容易に作成されるもの
である。
【0045】また本発明の請求項12に記載の発明は、
排気管の両端部付近において、排気管の対向する内面同
士を部分的に接着すると共に非接着部分で消臭材の外径
寸法よりも小さい口径の通気孔を形成したので、消臭材
が通気孔を通過しないようにして排気管から消臭材が漏
れださないようにすることができ、消臭材の漏出による
消臭効果の低下を防止することができるものである。
【0046】また本発明の請求項13に記載の発明は、
通気性と疎水性を有する材料で形成される蓋材を排気管
の両端のうち少なくとも一方に取り付けたので、液状の
排便が排気経路を通って流出口から漏れださないように
することができ、パウチ本体の周囲の汚染を防止するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施の形態を示す正面図、
(b)は(a)におけるA−Aの断面図である。
【図2】同上の他の実施の形態の一部を示す正面図であ
る。
【図3】(a)は同上のさらに他の実施の形態の一部を
示す正面図、(b)は(a)におけるC−Cの断面図、
(c)は(a)におけるD−Dの断面図である。
【図4】(a)は同上のさらに他の実施の形態を示す背
面図、(b)は(a)におけるF−Fの断面図である。
【図5】(a)は同上のさらに他の実施の形態を示す背
面図、(b)は(a)の一部の断面図である。
【図6】(a)は同上のさらに他の実施の形態の一部を
示す背面図、(b)は(a)におけるG−Gの断面図で
ある。
【図7】(a)は同上の排気管を示す一部が破断した斜
視図、(b)は断面図である。
【図8】同上の他の排気管の一部を示す斜視図である。
【図9】(a)は従来例の背面図、(b)は断面図であ
る。
【符号の説明】 1 パウチ本体 2 排気経路 3 流入口 4 流出口 5 消臭材 6 フィルム材 7 延長部 8 接着部分 9 接着部分 10 不織布 11 外被材 12 排気管 14 通気孔 15 蓋材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状のパウチ本体の外周に沿って排気経
    路を形成し、排気経路の一方の端部にパウチ本体の内部
    と連通する流入口を設けると共に排気経路の他方の端部
    にパウチ本体の外部と連通する流出口を形成し、排気経
    路に消臭材を充填して成ることを特徴とする人工肛門用
    排便パウチ。
  2. 【請求項2】 排気経路を直線状に形成して成ることを
    特徴とする請求項1に記載の人工肛門用排便パウチ。
  3. 【請求項3】 排気経路を蛇行させて形成して成ること
    を特徴とする請求項1に記載の人工肛門用排便パウチ。
  4. 【請求項4】 フィルム材の端部に延長部を設け、一対
    のフィルム材の延長部の先端部同士を接着してパウチ本
    体を形成し、一対のフィルム材の延長部の基部同士を接
    着して延長部の先端部同士の接着部分と延長部の基部同
    士の接着部分の間を上記排気経路として形成して成るこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の人工
    肛門用排便パウチ。
  5. 【請求項5】 上記延長部をフィルム材と同質の材料で
    フィルム材に一体に形成して成ることを特徴とする請求
    項4に記載の人工肛門用排便パウチ。
  6. 【請求項6】 流入口を覆う不織布をパウチ本体に設け
    て成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
    載の人工肛門用排便パウチ。
  7. 【請求項7】 袋状のパウチ本体の側面に外被材を設け
    てパウチ本体と外被材の間を排気経路として形成し、排
    気経路の一方の端部にパウチ本体の内部と連通する流入
    口を設けると共に排気経路の他方の端部にパウチ本体の
    外部と連通する流出口を形成し、排気経路に消臭材を充
    填して成ることを特徴とする人工肛門用排便パウチ。
  8. 【請求項8】 排気経路を直線状に形成して成ることを
    特徴とする請求項7に記載の人工肛門用排便パウチ。
  9. 【請求項9】 排気経路を蛇行させて形成して成ること
    を特徴とする請求項7に記載の人工肛門用排便パウチ。
  10. 【請求項10】 屈曲自在な排気管を袋状のパウチ本体
    に取り付けて排気管の内部を排気経路として形成し、排
    気管の一端を流入口としてパウチ本体の内部で開口させ
    ると共に排気管の他端を流出口としてパウチ本体の外部
    で開口させ、排気経路に消臭材を充填して成ることを特
    徴とする人工肛門用排便パウチ。
  11. 【請求項11】 フィルム材の端部同士を接着すること
    によりパウチ本体を形成するにあたって、フィルム材の
    間に排気管を挟み込んでパウチ本体に排気管を固定して
    成ることを特徴とする請求項10に記載の人工肛門用排
    便パウチ。
  12. 【請求項12】 排気管の両端部付近において、排気管
    の対向する内面同士を部分的に接着すると共に非接着部
    分で消臭材の外径寸法よりも小さい口径の通気孔を形成
    して成ることを特徴とする請求項10又は11に記載の
    人工肛門用排便パウチ。
  13. 【請求項13】 通気性と疎水性を有する材料で形成さ
    れる蓋材を排気管の両端のうち少なくとも一方に取り付
    けて成ることを特徴とする請求項10乃至12のいずれ
    かに記載の人工肛門用排便パウチ。
JP7073196A 1996-03-26 1996-03-26 人工肛門用排便パウチ Withdrawn JPH09253114A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6773420B2 (en) 2001-06-29 2004-08-10 Alcare Co., Ltd. Deodorizing filter and collector provided with the deodorizing filter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6773420B2 (en) 2001-06-29 2004-08-10 Alcare Co., Ltd. Deodorizing filter and collector provided with the deodorizing filter

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