JPH09253066A - 押圧安定型測定子とこの測定子を使用した血行測定器 - Google Patents
押圧安定型測定子とこの測定子を使用した血行測定器Info
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- JPH09253066A JPH09253066A JP8089978A JP8997896A JPH09253066A JP H09253066 A JPH09253066 A JP H09253066A JP 8089978 A JP8089978 A JP 8089978A JP 8997896 A JP8997896 A JP 8997896A JP H09253066 A JPH09253066 A JP H09253066A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、磁気治療やマッサージなどによる
加療効果を、計数的に計測する押圧安定型測定子とこの
測定子を使用した血行測定器に関する。 【解決手段】 筒状の測定子ケース17と、このケース
に内蔵され、かつストッパー15を付帯してケース内を
軸方向に摺動可能とした測定子電極14と、測定子ケー
スの先端部に取り付けられ、測定子電極に加わる押圧力
を分散させる押圧分散体13とよりなり、測定子電極に
は一端部に皮膚接触面14aを形成し、この皮膚接触面
を外方向に押圧するようにストッパーと測定子ケース間
にバネ16を介在させた押圧安定型測定子である。 【効果】 人体を流れる電流の再現性と、数値による高
精度の測定が実現でき、客観的データによる適確な診
断,治療に寄与することができる。
加療効果を、計数的に計測する押圧安定型測定子とこの
測定子を使用した血行測定器に関する。 【解決手段】 筒状の測定子ケース17と、このケース
に内蔵され、かつストッパー15を付帯してケース内を
軸方向に摺動可能とした測定子電極14と、測定子ケー
スの先端部に取り付けられ、測定子電極に加わる押圧力
を分散させる押圧分散体13とよりなり、測定子電極に
は一端部に皮膚接触面14aを形成し、この皮膚接触面
を外方向に押圧するようにストッパーと測定子ケース間
にバネ16を介在させた押圧安定型測定子である。 【効果】 人体を流れる電流の再現性と、数値による高
精度の測定が実現でき、客観的データによる適確な診
断,治療に寄与することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気治療やマッサ
ージなどによる加療の前後に、人体に流れる電流値の変
化を測定することによって、加療効果を計数的に計測す
る押圧安定型測定子とこの測定子を使用した血行測定器
に関する。
ージなどによる加療の前後に、人体に流れる電流値の変
化を測定することによって、加療効果を計数的に計測す
る押圧安定型測定子とこの測定子を使用した血行測定器
に関する。
【0002】
【従来の技術】人体の内部には、血管や神経が網の目の
ように張り巡らされている。無理な姿勢で長時間仕事を
していると、こりや痛みを伴うことがしばしばある。こ
の主な原因は血行不良によるもので、一般的には、磁気
治療やマッサージなどによって治すことが多い。
ように張り巡らされている。無理な姿勢で長時間仕事を
していると、こりや痛みを伴うことがしばしばある。こ
の主な原因は血行不良によるもので、一般的には、磁気
治療やマッサージなどによって治すことが多い。
【0003】しかしながら医師の立場からこのような症
状に対する診断としては、客観的データに裏付けされた
診断ではなく、またその加療にどの程度の効果があった
かの判断は、本人からの主観的な説明によるしかないた
め、往々にして患者の身勝手な言いなりになってしまう
という困った事態が治療現場で起きている。
状に対する診断としては、客観的データに裏付けされた
診断ではなく、またその加療にどの程度の効果があった
かの判断は、本人からの主観的な説明によるしかないた
め、往々にして患者の身勝手な言いなりになってしまう
という困った事態が治療現場で起きている。
【0004】肩こりや筋肉痛などに見舞われた時にその
周辺を押してみると、しこりや痛みがあったりする。こ
のような症状を緩和する一つの治療方法として、低周波
治療などの治療方法が、現在一般家庭にまで普及してい
る。例えば文献〔“経穴経路の本態について”(中谷義
雄著:日東洋医会誌3:39、1953年)〕によれ
ば、皮膚抵抗の低い点を経穴,経路と関連づけて、これ
を低周波治療に応用している。
周辺を押してみると、しこりや痛みがあったりする。こ
のような症状を緩和する一つの治療方法として、低周波
治療などの治療方法が、現在一般家庭にまで普及してい
る。例えば文献〔“経穴経路の本態について”(中谷義
雄著:日東洋医会誌3:39、1953年)〕によれ
ば、皮膚抵抗の低い点を経穴,経路と関連づけて、これ
を低周波治療に応用している。
【0005】すなわち低周波治療法とは、体のツボに電
極となる探索導子を当て、探索導子の先端部から体に低
周波の電流を流すことによって、肩こりや筋肉痛などを
緩和する治療方法である。したがって、先ずは、ツボが
どこにあるかを見つけるために訓練を通して修得する
か、ツボ検出器によって探索することになる。
極となる探索導子を当て、探索導子の先端部から体に低
周波の電流を流すことによって、肩こりや筋肉痛などを
緩和する治療方法である。したがって、先ずは、ツボが
どこにあるかを見つけるために訓練を通して修得する
か、ツボ検出器によって探索することになる。
【0006】ツボ検出器は、皮膚に探索導子を当てなが
ら、電気抵抗の低い部位(電気抵抗の極小値)を探すも
ので、経穴,経路と思われる周辺では低い抵抗値を示
し、その点を見つければそこがツボということになるの
である。一般的にツボ検出器には、警報スピーカーが内
蔵されており、抵抗値が高いところでは低い音を発生さ
せ、抵抗値の低いところでは音を高くあるいは大きくし
て注意を引くようにし、ツボの位置が音で判別できるよ
うにしている。
ら、電気抵抗の低い部位(電気抵抗の極小値)を探すも
ので、経穴,経路と思われる周辺では低い抵抗値を示
し、その点を見つければそこがツボということになるの
である。一般的にツボ検出器には、警報スピーカーが内
蔵されており、抵抗値が高いところでは低い音を発生さ
せ、抵抗値の低いところでは音を高くあるいは大きくし
て注意を引くようにし、ツボの位置が音で判別できるよ
うにしている。
【0007】図5は、従来型のツボ検出器に使用する探
索導子の一例を示し、8は探索導子の先端部にある金属
製の探索用電極で、探査用電極8の尖った部分を皮膚に
当てて電気抵抗値の低い箇所、すなわちツボを探すので
ある。
索導子の一例を示し、8は探索導子の先端部にある金属
製の探索用電極で、探査用電極8の尖った部分を皮膚に
当てて電気抵抗値の低い箇所、すなわちツボを探すので
ある。
【0008】図において9はホルダーである。ホルダー
9の内部には、探索用電極8をコード11の内部の導線
12に接続するための固定金具10が取り付けられてい
る。このような構造のものでは、皮膚に探索導子を当て
ながら力を加えれば加えるほど、皮膚の中に探索用電極
8が食い込み、接触抵抗値は変化して一定しないという
問題点が生じる。
9の内部には、探索用電極8をコード11の内部の導線
12に接続するための固定金具10が取り付けられてい
る。このような構造のものでは、皮膚に探索導子を当て
ながら力を加えれば加えるほど、皮膚の中に探索用電極
8が食い込み、接触抵抗値は変化して一定しないという
問題点が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのように、
皮膚表面の電気的抵抗値の分布状況を調べながら探索す
る方法では、探索導子を皮膚に当てる時の力によっても
電気抵抗値が大きく変化する。例えばツボでなくても、
探索導子に力を入れて強く皮膚にあてると電気抵抗は低
くなって、ツボに近いことを知らせる警報音は高くある
いは大きく鳴り、探索導子を当てる力を弱くすると抵抗
値は高くなって導通状態が悪くなり、低い警報音が鳴
る。
皮膚表面の電気的抵抗値の分布状況を調べながら探索す
る方法では、探索導子を皮膚に当てる時の力によっても
電気抵抗値が大きく変化する。例えばツボでなくても、
探索導子に力を入れて強く皮膚にあてると電気抵抗は低
くなって、ツボに近いことを知らせる警報音は高くある
いは大きく鳴り、探索導子を当てる力を弱くすると抵抗
値は高くなって導通状態が悪くなり、低い警報音が鳴
る。
【0010】また従来から使用されているツボ検出器の
探索導子では、探索導子の押圧力を弱くして加療後の電
気抵抗値が加療前より大きくなったとしても、皮膚表面
の抵抗値の分布から極小値が分かれば、加療の前後にお
ける測定値の基準レベルが変化しても、基準レベルの変
化に全く関係なくツボを検出することができる。
探索導子では、探索導子の押圧力を弱くして加療後の電
気抵抗値が加療前より大きくなったとしても、皮膚表面
の抵抗値の分布から極小値が分かれば、加療の前後にお
ける測定値の基準レベルが変化しても、基準レベルの変
化に全く関係なくツボを検出することができる。
【0011】これは、ツボ周辺の電気抵抗値を相対的に
測定しているからであり、ツボ検出器としての探索導子
の働きは、それなりに達成されている。しかし、探索導
子の押圧力によって電気抵抗値が大きく変動するという
技術的課題が未解決で、取り扱いに習熟を要するという
問題もあり、このままでは血行測定には応用できず、探
索導子による人体の測定技術は、ツボ検出器の技術レベ
ルに止まっていた。
測定しているからであり、ツボ検出器としての探索導子
の働きは、それなりに達成されている。しかし、探索導
子の押圧力によって電気抵抗値が大きく変動するという
技術的課題が未解決で、取り扱いに習熟を要するという
問題もあり、このままでは血行測定には応用できず、探
索導子による人体の測定技術は、ツボ検出器の技術レベ
ルに止まっていた。
【0012】加療前に、測定子を当てた任意の測点から
血行測定器より流す電流値と、数十分の加療後に再び同
一測点に流す電流値の絶対レベルを比較して、加療効果
を判断し、加療レベルを向上すると言う場合では、測定
子の押圧のばらつきによって生じる電流測定値のばらつ
きは決して許されない。
血行測定器より流す電流値と、数十分の加療後に再び同
一測点に流す電流値の絶対レベルを比較して、加療効果
を判断し、加療レベルを向上すると言う場合では、測定
子の押圧のばらつきによって生じる電流測定値のばらつ
きは決して許されない。
【0013】もし測定子の押圧力の如何によって、加療
後の電流値の測定結果が加療前より小さくなったので
は、結果的には加療によって電流値が減少し、血行が加
療前よりもっと悪くなったということになって、現実的
に考えても非常に不自然なことになる。これは測定子の
押圧の強さによって、測定子先端部と皮膚の間の接触抵
抗が変化するために生じる問題である。
後の電流値の測定結果が加療前より小さくなったので
は、結果的には加療によって電流値が減少し、血行が加
療前よりもっと悪くなったということになって、現実的
に考えても非常に不自然なことになる。これは測定子の
押圧の強さによって、測定子先端部と皮膚の間の接触抵
抗が変化するために生じる問題である。
【0014】本発明は、血行が良くなれば人体の電気抵
抗が著しく下がり、電流を通しやすくなることに着目し
て、磁気治療やマッサージなどによる加療前と加療後に
人体中の電流の流れ易さを測定し、その時のメーターの
指示値によって患者にも加療効果を定量的に理解しても
らえるようにしたもので、客観的に加療効果が検査でき
る診断を可能にした押圧安定型測定子と、この測定子を
使用した血行測定器を提供する。
抗が著しく下がり、電流を通しやすくなることに着目し
て、磁気治療やマッサージなどによる加療前と加療後に
人体中の電流の流れ易さを測定し、その時のメーターの
指示値によって患者にも加療効果を定量的に理解しても
らえるようにしたもので、客観的に加療効果が検査でき
る診断を可能にした押圧安定型測定子と、この測定子を
使用した血行測定器を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の測定子は、筒状
の測定子ケースと、該ケースに内蔵され、かつストッパ
ーを付帯してケース内を軸方向に摺動可能とした測定子
電極と、前記測定子ケースの先端部に取り付けられ、測
定子電極に加わる押圧力を分散させる押圧分散体とより
なり、前記測定子電極には一端部に皮膚接触面を形成
し、該皮膚接触面を外方向に押圧するように前記ストッ
パーと測定子ケース間にバネを介在させたことを特徴と
する押圧安定型測定子である。
の測定子ケースと、該ケースに内蔵され、かつストッパ
ーを付帯してケース内を軸方向に摺動可能とした測定子
電極と、前記測定子ケースの先端部に取り付けられ、測
定子電極に加わる押圧力を分散させる押圧分散体とより
なり、前記測定子電極には一端部に皮膚接触面を形成
し、該皮膚接触面を外方向に押圧するように前記ストッ
パーと測定子ケース間にバネを介在させたことを特徴と
する押圧安定型測定子である。
【0016】また本発明の血行測定器は、適宜波形で1
0〜600Hzの電気信号を発振する発振器と、前記発
振器の後段に接続され、信号電圧を増幅する増幅器と、
前記増幅器に接続され、電流を電圧値に変換する変換抵
抗器を併設した演算部と、前記演算部の演算結果を表示
する計数表示器と、増幅器に接続された握り導子、およ
び変換抵抗器に接続された押圧安定型測定子からなり、
さらに該押圧安定型測定子は、筒状の測定子ケースと、
該ケースに内蔵され、かつのストッパーを付帯してケー
ス内を軸方向に摺動可能とした測定子電極と、測定子ケ
ースの先端部に取り付けられ、測定子電極に加わる押圧
力を分散させる押圧分散体とからなり、測定子電極には
一端部に皮膚接触面を形成し、該皮膚接触面を外方向に
押圧するようにストッパーと測定子ケース間にバネを介
在させて構成し、前記握り導子と押圧安定型測定子が、
人体のそれぞれ異なる部位に接触している時に人体に流
れる電流を演算部にて演算して、その結果を計数表示器
に表示するように構成したことを特徴とする押圧安定型
測定子を使用した血行測定器である。
0〜600Hzの電気信号を発振する発振器と、前記発
振器の後段に接続され、信号電圧を増幅する増幅器と、
前記増幅器に接続され、電流を電圧値に変換する変換抵
抗器を併設した演算部と、前記演算部の演算結果を表示
する計数表示器と、増幅器に接続された握り導子、およ
び変換抵抗器に接続された押圧安定型測定子からなり、
さらに該押圧安定型測定子は、筒状の測定子ケースと、
該ケースに内蔵され、かつのストッパーを付帯してケー
ス内を軸方向に摺動可能とした測定子電極と、測定子ケ
ースの先端部に取り付けられ、測定子電極に加わる押圧
力を分散させる押圧分散体とからなり、測定子電極には
一端部に皮膚接触面を形成し、該皮膚接触面を外方向に
押圧するようにストッパーと測定子ケース間にバネを介
在させて構成し、前記握り導子と押圧安定型測定子が、
人体のそれぞれ異なる部位に接触している時に人体に流
れる電流を演算部にて演算して、その結果を計数表示器
に表示するように構成したことを特徴とする押圧安定型
測定子を使用した血行測定器である。
【0017】本発明では、従来の皮膚表面の2次元的抵
抗測定で極小値を示す箇所が分かればよいというツボ検
出の抵抗測定方法から、絶対レベルを最重視する安定か
つ再現性のある電流測定を実現するために、測定子に押
圧分散体を取り付けたバネ付き押圧安定型測定子を使用
することによって押圧力による影響を除去し、電流の絶
対的基準レベルの測定を可能にした。
抗測定で極小値を示す箇所が分かればよいというツボ検
出の抵抗測定方法から、絶対レベルを最重視する安定か
つ再現性のある電流測定を実現するために、測定子に押
圧分散体を取り付けたバネ付き押圧安定型測定子を使用
することによって押圧力による影響を除去し、電流の絶
対的基準レベルの測定を可能にした。
【0018】その結果、押圧力による測定値のばらつき
が無くなり、精度が飛躍的に向上し、加療前と加療後の
正確な電流値の比較を必要条件とする血行測定の技術
が、この発明によって確立されたのである。
が無くなり、精度が飛躍的に向上し、加療前と加療後の
正確な電流値の比較を必要条件とする血行測定の技術
が、この発明によって確立されたのである。
【0019】具体的には、測定子の先端に加わる押圧力
の強弱による接触抵抗変動の影響を、バネと押圧分散体
によって排除した。バネは、測定子の先端に働く押圧力
が一定値に達するまで力を受けつつ変形し、押圧分散体
の皮膚接触面が皮膚に接するとバネの変形は止まる。さ
らに力が加わると、今度は押圧分散体の皮膚接触面が測
定子全体の押圧力を支えるため、測定子の先端部にはこ
れ以上の力が加わらず、皮膚との接触抵抗値はほぼ一定
に保持される。
の強弱による接触抵抗変動の影響を、バネと押圧分散体
によって排除した。バネは、測定子の先端に働く押圧力
が一定値に達するまで力を受けつつ変形し、押圧分散体
の皮膚接触面が皮膚に接するとバネの変形は止まる。さ
らに力が加わると、今度は押圧分散体の皮膚接触面が測
定子全体の押圧力を支えるため、測定子の先端部にはこ
れ以上の力が加わらず、皮膚との接触抵抗値はほぼ一定
に保持される。
【0020】すなわち過度の押圧力は、押圧分散体の皮
膚接触面で受け止められることになる。このような構造
にすれば、測定子先端部の皮膚接触面の接触抵抗はほぼ
一定となり、加療前と加療後の電流測定において、押圧
力に依存しない再現性のある、かつ安定した絶対レベル
での電流測定が可能になる。
膚接触面で受け止められることになる。このような構造
にすれば、測定子先端部の皮膚接触面の接触抵抗はほぼ
一定となり、加療前と加療後の電流測定において、押圧
力に依存しない再現性のある、かつ安定した絶対レベル
での電流測定が可能になる。
【0021】また血行測定器は、発振器と、発振器の後
段に接続された増幅器と、増幅器に接続された握り導子
と、押圧分散体を具備したバネ付きの前記押圧安定型測
定子と、押圧安定型測定子に接続された変換抵抗器と、
変換抵抗器の端子電圧から人体を流れる電流値を演算す
る演算部と、演算結果を表示する計数表示器から構成さ
れ、握り導子と前記押圧安定型測定子が、人体のそれぞ
れ異なる部位に接触している時に人体に流れる電流を演
算する。
段に接続された増幅器と、増幅器に接続された握り導子
と、押圧分散体を具備したバネ付きの前記押圧安定型測
定子と、押圧安定型測定子に接続された変換抵抗器と、
変換抵抗器の端子電圧から人体を流れる電流値を演算す
る演算部と、演算結果を表示する計数表示器から構成さ
れ、握り導子と前記押圧安定型測定子が、人体のそれぞ
れ異なる部位に接触している時に人体に流れる電流を演
算する。
【0022】その結果を計数表示器に表示するようにし
たことを特徴とする押圧安定型測定子を使用した血行測
定器を用いることによって、加療前と加療後の血行状態
の良否を、押圧力に依存しない再現性のある、かつ、安
定した信頼のおける測定値で診断できるようにした測定
器である。
たことを特徴とする押圧安定型測定子を使用した血行測
定器を用いることによって、加療前と加療後の血行状態
の良否を、押圧力に依存しない再現性のある、かつ、安
定した信頼のおける測定値で診断できるようにした測定
器である。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の血行測定用の押
圧安定型測定子の実施の形態例を示す側断面図である。
圧安定型測定子の実施の形態例を示す側断面図である。
【0024】本押圧安定型測定子は、筒状の測定子ケー
ス17と、このケースに内蔵され、かつストッパー15
を付帯してケース内を軸方向に摺動可能とした測定子電
極14と、前記測定子ケース17の先端部に取り付けら
れ、測定子電極に加わる押圧力を分散させる押圧分散体
13とよりなる。
ス17と、このケースに内蔵され、かつストッパー15
を付帯してケース内を軸方向に摺動可能とした測定子電
極14と、前記測定子ケース17の先端部に取り付けら
れ、測定子電極に加わる押圧力を分散させる押圧分散体
13とよりなる。
【0025】この測定子電極14には、その端部に皮膚
接触面14aを形成し、この接触面を測定子ケース17
の一端より外部に突出させ、さらに皮膚接触面14aを
外方向に押圧するように前記ストッパー15と測定子ケ
ース間にバネ16を介在させて構成される。
接触面14aを形成し、この接触面を測定子ケース17
の一端より外部に突出させ、さらに皮膚接触面14aを
外方向に押圧するように前記ストッパー15と測定子ケ
ース間にバネ16を介在させて構成される。
【0026】測定子電極14は金属またはメッキされた
金属等の導体で作られ、可撓導線12を介して外部コー
ド11に接続される。なお10は電極14と可撓導線1
2の固定金具である。
金属等の導体で作られ、可撓導線12を介して外部コー
ド11に接続される。なお10は電極14と可撓導線1
2の固定金具である。
【0027】本発明の押圧分散体を具備したバネ付きの
押圧安定型測定子4の従来型導子と構造上で大きく異な
る点は、測定子電極14を可動としたことと、バネ16
の力と押圧分散体13が新たに使用されていることであ
る。
押圧安定型測定子4の従来型導子と構造上で大きく異な
る点は、測定子電極14を可動としたことと、バネ16
の力と押圧分散体13が新たに使用されていることであ
る。
【0028】押圧安定型測定子4の作用についてさらに
詳しく説明すると、測定子電極14は、人体に電流を流
すためのすなわち測定子電極であり、測定子電極14に
はストッパー15が付いていて、測定子ケース間にバネ
16を介在させて皮膚接触面14aを外方向に押圧する
するとともに、測定子ケース17の内壁で制止させて可
動するストロークSの全長を規制し、電極先端の皮膚接
触面14aが過度に突出するのを制止する。
詳しく説明すると、測定子電極14は、人体に電流を流
すためのすなわち測定子電極であり、測定子電極14に
はストッパー15が付いていて、測定子ケース間にバネ
16を介在させて皮膚接触面14aを外方向に押圧する
するとともに、測定子ケース17の内壁で制止させて可
動するストロークSの全長を規制し、電極先端の皮膚接
触面14aが過度に突出するのを制止する。
【0029】ここで言うストロークSとは、押圧分散体
13先端の皮膚接触面13aから外部に飛び出している
測定子電極14の先端の皮膚接触面14aまでの長さの
ことであり、具体的な動作については、図4を参照して
後述する。
13先端の皮膚接触面13aから外部に飛び出している
測定子電極14の先端の皮膚接触面14aまでの長さの
ことであり、具体的な動作については、図4を参照して
後述する。
【0030】図2は、本発明の血行測定器の実施の形態
例であり、全体構成を示すブロック図である。
例であり、全体構成を示すブロック図である。
【0031】1は電気信号を発振する発振器であり、発
振周波数は10Hzから数100Hzの範囲内にて選定
すればよい。実験結果から推奨できる発振周波数は、1
50Hz前後であった。この発振器の出力信号は、後段
に接続された増幅器2に入力される。なお発振波形は、
正弦波,パルス波形など適宜に選定すればよい。
振周波数は10Hzから数100Hzの範囲内にて選定
すればよい。実験結果から推奨できる発振周波数は、1
50Hz前後であった。この発振器の出力信号は、後段
に接続された増幅器2に入力される。なお発振波形は、
正弦波,パルス波形など適宜に選定すればよい。
【0032】2は前記発振器1の後段に接続され、信号
電圧を増幅する増幅器である。増幅器の中には、例え
ば、電圧の最大値を約2Vボルト,出力インピーダンス
を約25kΩにしたものもあるが、人体の抵抗値あたり
から定電圧電源特性を示すゼロに近い抵抗値の範囲で、
増幅器の出力インピーダンスの値を決定すればよい。
電圧を増幅する増幅器である。増幅器の中には、例え
ば、電圧の最大値を約2Vボルト,出力インピーダンス
を約25kΩにしたものもあるが、人体の抵抗値あたり
から定電圧電源特性を示すゼロに近い抵抗値の範囲で、
増幅器の出力インピーダンスの値を決定すればよい。
【0033】3は握り導子という電極であって、握り導
子3の金属部分を手で握ることによって、人体に増幅器
2からの交流電流を流すことができる。握り導子3の金
属部分は数10mm径の丸棒状が手頃であるけれども、導
電材料を使用してあれば金属以外の材質でもよく、形状
もシート状やパット状など任意でよい。
子3の金属部分を手で握ることによって、人体に増幅器
2からの交流電流を流すことができる。握り導子3の金
属部分は数10mm径の丸棒状が手頃であるけれども、導
電材料を使用してあれば金属以外の材質でもよく、形状
もシート状やパット状など任意でよい。
【0034】4は前記図1に示す本発明の形態例で説明
した押圧安定型測定子である。ここで例えば150g 以
上の過度の押圧力で押圧安定型測定子4の皮膚接触面1
4aを皮膚に当てると、バネ16の力に抗して金属部分
の測定子電極14は後退して筒状の測定子ケース17の
内部に入り込む。
した押圧安定型測定子である。ここで例えば150g 以
上の過度の押圧力で押圧安定型測定子4の皮膚接触面1
4aを皮膚に当てると、バネ16の力に抗して金属部分
の測定子電極14は後退して筒状の測定子ケース17の
内部に入り込む。
【0035】しかし皮膚接触面14aが押圧分散体13
先端の皮膚接触面13aまで入り込むと、これ以上電極
14の皮膚接触面14aは中に入り込むことはなく、電
極14の皮膚接触面14aは、皮膚をバネ16の一定の
力(ここでは、150g)で押し続けることになり、過
度の余分な押圧力はすべて押圧分散体13で受け止める
ことになる。
先端の皮膚接触面13aまで入り込むと、これ以上電極
14の皮膚接触面14aは中に入り込むことはなく、電
極14の皮膚接触面14aは、皮膚をバネ16の一定の
力(ここでは、150g)で押し続けることになり、過
度の余分な押圧力はすべて押圧分散体13で受け止める
ことになる。
【0036】このように押圧安定型測定子4を使用すれ
ば、押圧力による測定値のばらつきがほとんど無くな
り、測定精度が飛躍的に向上し、加療前と加療後の電気
抵抗値を正確に比較することが可能となる。
ば、押圧力による測定値のばらつきがほとんど無くな
り、測定精度が飛躍的に向上し、加療前と加療後の電気
抵抗値を正確に比較することが可能となる。
【0037】すなわちこの押圧安定型測定子4を用い
て、磁気治療やマッサージなどの加療前にあらかじめ定
めた測定点から流れる電流値を測定しておき、加療後に
再び同一測定点で電流値を測定しても、測定方法に再現
性と安定性があるので測定結果に対する信頼性も向上
し、その結果、電流値が増加する方向に変化しておれ
ば、血行が促進されたと診断できることになる。
て、磁気治療やマッサージなどの加療前にあらかじめ定
めた測定点から流れる電流値を測定しておき、加療後に
再び同一測定点で電流値を測定しても、測定方法に再現
性と安定性があるので測定結果に対する信頼性も向上
し、その結果、電流値が増加する方向に変化しておれ
ば、血行が促進されたと診断できることになる。
【0038】5は人体に流れる電流を電圧に変換するた
めの変換抵抗器である。人体を流れる交流電流は、増幅
器2から握り導子3を経て押圧安定型測定子4に入り、
変換抵抗器5を通って血行測定器のアースへ経て、再び
増幅器2に戻る。
めの変換抵抗器である。人体を流れる交流電流は、増幅
器2から握り導子3を経て押圧安定型測定子4に入り、
変換抵抗器5を通って血行測定器のアースへ経て、再び
増幅器2に戻る。
【0039】6は変換抵抗器5を含む演算部である。人
体を流れる交流電流は、変換抵抗器5によって検出され
る。例えば変換抵抗器5を流れる電流は人体を流れてき
た電流であるから、人体の抵抗値が高ければ流れる電流
も少なくなって電流値は下がり、変換抵抗器5の端子間
電圧も下がる。
体を流れる交流電流は、変換抵抗器5によって検出され
る。例えば変換抵抗器5を流れる電流は人体を流れてき
た電流であるから、人体の抵抗値が高ければ流れる電流
も少なくなって電流値は下がり、変換抵抗器5の端子間
電圧も下がる。
【0040】反対に血行が良ければ、人体の抵抗値は下
がって電流は増大し、変換抵抗器5の端子間電圧も上昇
する。そこでこの変換抵抗器5の端子間電圧を検波して
直流電圧信号に変換すれば、人体を流れてきた電流を直
流メーターで表示することができる
がって電流は増大し、変換抵抗器5の端子間電圧も上昇
する。そこでこの変換抵抗器5の端子間電圧を検波して
直流電圧信号に変換すれば、人体を流れてきた電流を直
流メーターで表示することができる
【0041】7は、演算部6で信号処理された前記直流
信号を表示するための計数表示器であり、アナログ,デ
ジタル等で表示される。
信号を表示するための計数表示器であり、アナログ,デ
ジタル等で表示される。
【0042】図3は、実用に供している押圧安定型測定
子の他の形態例である。図1に示す測定子の実施の形態
例を示す基本構造との大きな差異は、押圧分散体13の
形状が異なり、前部測定子ケース18の先端に取り付け
られていることと、実装上の問題から、測定子ケース1
7が前部測定子ケース18と後部測定子ケース19に2
分割されている点である。なお20は、コード11が抜
けないように固定するためのコード止めである。
子の他の形態例である。図1に示す測定子の実施の形態
例を示す基本構造との大きな差異は、押圧分散体13の
形状が異なり、前部測定子ケース18の先端に取り付け
られていることと、実装上の問題から、測定子ケース1
7が前部測定子ケース18と後部測定子ケース19に2
分割されている点である。なお20は、コード11が抜
けないように固定するためのコード止めである。
【0043】図4は、本発明の押圧安定型測定子4を皮
膚に当てた場合の動作を説明するための図面である。図
4(a)は押圧安定型測定子4を軽く皮膚21に当てた
状態での測定子電極14の作動の状態を示す図面であ
る。この状態からさらに押圧力を加えれば、バネ16は
測定子電極14の先端に働く押圧力が一定値に達するま
で力を受けつつ変形し、押圧分散体13の皮膚接触面1
3aが皮膚21に平らに接する状態になった時に、図4
(b)に示すようにバネの変形は止まる。
膚に当てた場合の動作を説明するための図面である。図
4(a)は押圧安定型測定子4を軽く皮膚21に当てた
状態での測定子電極14の作動の状態を示す図面であ
る。この状態からさらに押圧力を加えれば、バネ16は
測定子電極14の先端に働く押圧力が一定値に達するま
で力を受けつつ変形し、押圧分散体13の皮膚接触面1
3aが皮膚21に平らに接する状態になった時に、図4
(b)に示すようにバネの変形は止まる。
【0044】この間、押圧の強弱によって人体に流れる
電流値の変動は、電極先端部の皮膚接触面14aが押圧
分散体13の皮膚接触面13aまでの全ストロークを後
退するまで観測される。しかし押圧状態が、図4(b)
に示すような状態になると、今度は押圧分散体13の皮
膚接触面が押圧安定型測定子全体の押圧力を支えるた
め、測定子電極14の先端部にはこれ以上の力が加わら
ず、皮膚との接触抵抗値はほぼ一定に保持される。
電流値の変動は、電極先端部の皮膚接触面14aが押圧
分散体13の皮膚接触面13aまでの全ストロークを後
退するまで観測される。しかし押圧状態が、図4(b)
に示すような状態になると、今度は押圧分散体13の皮
膚接触面が押圧安定型測定子全体の押圧力を支えるた
め、測定子電極14の先端部にはこれ以上の力が加わら
ず、皮膚との接触抵抗値はほぼ一定に保持される。
【0045】このような状態が整ってから人体を流れる
電流の測定をすれば、ばらつきが少なく、信頼性の高い
測定値が得られるのである。なおバネ16の力として
は、50gから350gの範囲で適切なものを選定す
る。
電流の測定をすれば、ばらつきが少なく、信頼性の高い
測定値が得られるのである。なおバネ16の力として
は、50gから350gの範囲で適切なものを選定す
る。
【0046】
【実施例】表1は、本発明の押圧安定型測定子と従来型
の導子を用いて、押圧による電気抵抗値の変動を評価実
験した場合の測定結果を示す。なお加える力を秤で計測
したため、押圧は重さの単位で表現している。また実験
は、左手に握り導子をしっかり掴み、秤の上に上向きに
固定された押圧安定型測定子あるいは従来型導子の先端
部に右手を当てて、力を下の方向に加えながら人体の電
気抵抗値をマルチメーターで測定をした。
の導子を用いて、押圧による電気抵抗値の変動を評価実
験した場合の測定結果を示す。なお加える力を秤で計測
したため、押圧は重さの単位で表現している。また実験
は、左手に握り導子をしっかり掴み、秤の上に上向きに
固定された押圧安定型測定子あるいは従来型導子の先端
部に右手を当てて、力を下の方向に加えながら人体の電
気抵抗値をマルチメーターで測定をした。
【0047】この実験の目的は、従来型の導子に比べて
押圧安定型測定子を使用する測定方法が、押圧力の変化
に対して如何に安定な測定方法であるかを証明するため
の実験であり、押圧安定型測定子のバネとしては、押圧
安定型測定子に150gを加えた時に測定子電極が5.
5mm後退し、押圧分散体の皮膚接触面と一致するよう
な強さのバネ,すなわち150g/5.5mmを使用し
た。
押圧安定型測定子を使用する測定方法が、押圧力の変化
に対して如何に安定な測定方法であるかを証明するため
の実験であり、押圧安定型測定子のバネとしては、押圧
安定型測定子に150gを加えた時に測定子電極が5.
5mm後退し、押圧分散体の皮膚接触面と一致するよう
な強さのバネ,すなわち150g/5.5mmを使用し
た。
【0048】
【表1】
【0049】図6は、表1の測定値をグラフにしたもの
である。これから分かるように、100gから150g
間では、両者は同じ特性を示すが、200g以上の押圧
力に対しては、従来型導子では、押圧力が加わるに従っ
て電気抵抗値もどんどん下がって変動するため、どの値
を基準レベルとして採用して良いのか判定するのが困難
である。
である。これから分かるように、100gから150g
間では、両者は同じ特性を示すが、200g以上の押圧
力に対しては、従来型導子では、押圧力が加わるに従っ
て電気抵抗値もどんどん下がって変動するため、どの値
を基準レベルとして採用して良いのか判定するのが困難
である。
【0050】一方本発明の押圧安定型測定子では、おお
よそ200gから400gまでの押圧変化に対しては、
押圧力に影響されることなくほぼ一定の電気抵抗値を示
し、人体を流れる電流の測定が可能であることを明確に
証明した。
よそ200gから400gまでの押圧変化に対しては、
押圧力に影響されることなくほぼ一定の電気抵抗値を示
し、人体を流れる電流の測定が可能であることを明確に
証明した。
【0051】この事実は、本発明の意図した測定方法、
すなわち、押圧安定型測定子の採用により、人体を流れ
る電流を再現性と信頼を有する測定方法が如何に優れて
いるかを示しており、データによって本発明の実用価値
も充分に証明されたことになる。
すなわち、押圧安定型測定子の採用により、人体を流れ
る電流を再現性と信頼を有する測定方法が如何に優れて
いるかを示しており、データによって本発明の実用価値
も充分に証明されたことになる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の押圧安定
型測定子と血行測定器によれば、測定子ケースの先端側
に押圧分散体を設け、また測定子電極と測定子ケース間
にバネを介在させて測定子電極の押圧力を一定とするこ
とにより、押圧力による接触抵抗値の変動を除去でき、
したがって、人体を流れる電流の再現性と、数値による
高精度の測定が実現できるとともに、症状の診断にあた
り客観的データにより診断を裏付けることができ、適確
な診断,治療に寄与することができる。
型測定子と血行測定器によれば、測定子ケースの先端側
に押圧分散体を設け、また測定子電極と測定子ケース間
にバネを介在させて測定子電極の押圧力を一定とするこ
とにより、押圧力による接触抵抗値の変動を除去でき、
したがって、人体を流れる電流の再現性と、数値による
高精度の測定が実現できるとともに、症状の診断にあた
り客観的データにより診断を裏付けることができ、適確
な診断,治療に寄与することができる。
【図1】本発明の押圧安定型測定子の実施の形態例を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図2】押圧安定型測定子を使用した本発明の血行測定
器の実施の形態例であり、全体構成を示すブロック図で
ある。
器の実施の形態例であり、全体構成を示すブロック図で
ある。
【図3】押圧安定型測定子の他の実施の形態例を示す側
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の押圧安定型測定子を皮膚に当てた場合
の動作を説明する図面であり、(a)図は測定子を軽く
皮膚に当てた場合,(b)図は強く皮膚に当てた場合の
測定子の作動を示す側断面図である。
の動作を説明する図面であり、(a)図は測定子を軽く
皮膚に当てた場合,(b)図は強く皮膚に当てた場合の
測定子の作動を示す側断面図である。
【図5】従来型のツボ検出器に使用する探索導子の一例
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
【図6】表1に示す測定値をグラフとして表示した図面
である。
である。
1 発振器 2 増幅器 3 握り導子 4 押圧安定型測定子 5 変換抵抗器 6 演算部 7 計数表示器 8 探索用電極 9 ホルダー 10 固定金具 11 コード 12 導線 13 押圧分散体 13a 押圧分散体の皮膚接触面 14 測定子電極 14a 測定子電極の皮膚接触面 15 ストッパー 16 バネ 17 測定子ケース 18 前部測定子ケース 19 後部測定子ケース 20 コード止め 21 皮膚
Claims (2)
- 【請求項1】 筒状の測定子ケースと、該ケースに内蔵
され、かつストッパーを付帯してケース内を軸方向に摺
動可能とした測定子電極と、前記測定子ケースの先端部
に取り付けられ、測定子電極に加わる押圧力を分散させ
る押圧分散体とよりなり、前記測定子電極には一端部に
皮膚接触面を形成し、該皮膚接触面を外方向に押圧する
ように前記ストッパーと測定子ケース間にバネを介在さ
せたことを特徴とする押圧安定型測定子。 - 【請求項2】 適宜波形で10〜600Hzの電気信号
を発振する発振器と、前記発振器の後段に接続され、信
号電圧を増幅する増幅器と、前記増幅器に接続され、電
流を電圧値に変換する変換抵抗器を併設した演算部と、
前記演算部の演算結果を表示する計数表示器と、増幅器
に接続された握り導子、および変換抵抗器に接続された
押圧安定型測定子からなり、さらに該押圧安定型測定子
は、筒状の測定子ケースと、該ケースに内蔵され、かつ
ストッパーを付帯してケース内を軸方向に摺動可能とし
た測定子電極と、測定子ケースの先端部に取り付けら
れ、測定子電極に加わる押圧力を分散させる押圧分散体
とからなり、測定子電極には一端部に皮膚接触面を形成
し、該皮膚接触面を外方向に押圧するようにストッパー
と測定子ケース間にバネを介在させて構成し、前記握り
導子と押圧安定型測定子が、人体のそれぞれ異なる部位
に接触している時に人体に流れる電流を演算部にて演算
して、その結果を計数表示器に表示するように構成した
ことを特徴とする押圧安定型測定子を使用した血行測定
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8089978A JPH09253066A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 押圧安定型測定子とこの測定子を使用した血行測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8089978A JPH09253066A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 押圧安定型測定子とこの測定子を使用した血行測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09253066A true JPH09253066A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13985770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8089978A Pending JPH09253066A (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 押圧安定型測定子とこの測定子を使用した血行測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09253066A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003062033A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-03-04 | Seiko Epson Corp | 経穴探査装置および治療効果判定装置 |
JP2005520615A (ja) * | 2002-03-25 | 2005-07-14 | ストッキンジヤー,クリスチァン | 測定装置と測定誤差を減らす方法 |
JP2007517577A (ja) * | 2004-01-08 | 2007-07-05 | ニューロスカイ インコーポレイテッド | 生体電気の測定のための活性ドライセンサモジュール |
CN107898462A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-04-13 | 上海道生医疗科技有限公司 | 手持式穴位阻抗检测仪 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP8089978A patent/JPH09253066A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003062033A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-03-04 | Seiko Epson Corp | 経穴探査装置および治療効果判定装置 |
JP4644993B2 (ja) * | 2001-08-22 | 2011-03-09 | セイコーエプソン株式会社 | 経穴探査装置および治療効果判定装置 |
JP2005520615A (ja) * | 2002-03-25 | 2005-07-14 | ストッキンジヤー,クリスチァン | 測定装置と測定誤差を減らす方法 |
JP2007517577A (ja) * | 2004-01-08 | 2007-07-05 | ニューロスカイ インコーポレイテッド | 生体電気の測定のための活性ドライセンサモジュール |
CN107898462A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-04-13 | 上海道生医疗科技有限公司 | 手持式穴位阻抗检测仪 |
CN107898462B (zh) * | 2017-11-06 | 2023-11-17 | 上海道生医疗科技有限公司 | 手持式穴位阻抗检测仪 |
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