JPH09252636A - コンバインにおける排藁処理装置 - Google Patents
コンバインにおける排藁処理装置Info
- Publication number
- JPH09252636A JPH09252636A JP6764296A JP6764296A JPH09252636A JP H09252636 A JPH09252636 A JP H09252636A JP 6764296 A JP6764296 A JP 6764296A JP 6764296 A JP6764296 A JP 6764296A JP H09252636 A JPH09252636 A JP H09252636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- straw
- shredded
- combine harvester
- ultra
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 脱穀処理した排藁の長さによっては腐り難い
ことがあり、後処理に手間を要する。 【解決手段】 走行装置1と刈取装置・搬送装置を有す
る刈取部2と脱穀部3とを備え、圃場に植立した穀稈を
刈取後に脱穀処理するコンバインにおいて、該コンバイ
ン5の後部に排藁を超細断する超細断装置を設ける。
ことがあり、後処理に手間を要する。 【解決手段】 走行装置1と刈取装置・搬送装置を有す
る刈取部2と脱穀部3とを備え、圃場に植立した穀稈を
刈取後に脱穀処理するコンバインにおいて、該コンバイ
ン5の後部に排藁を超細断する超細断装置を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、刈取・脱穀処理
した排藁を処理するコンバインにおける排藁処理装置に
関する。
した排藁を処理するコンバインにおける排藁処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カッターで切断し圃場に散布しながらコ
ンバインで収穫作業を行っている。
ンバインで収穫作業を行っている。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、従
来の排藁を処理するための切断装置(カッター)は、細
かく切断できても約10cm前後の長さである。そのた
め、条件によっては腐り難く後処理に労力を要すること
がある。
来の排藁を処理するための切断装置(カッター)は、細
かく切断できても約10cm前後の長さである。そのた
め、条件によっては腐り難く後処理に労力を要すること
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、走行装置1
と刈取部2と脱穀部3とを有するコンバインにおいて、
該刈取・脱穀処理された排藁を超細断する超細断装置4
を設けたコンバインにおける排藁処理装置とする。
と刈取部2と脱穀部3とを有するコンバインにおいて、
該刈取・脱穀処理された排藁を超細断する超細断装置4
を設けたコンバインにおける排藁処理装置とする。
【0005】
【作用】コンバインを移動して作業を行うと、圃場の穀
稈は刈取部2で刈取られ、その後脱穀部3で脱穀処理を
受ける。そして、排藁は超細断装置4に送られて超細断
され圃場に散布される。
稈は刈取部2で刈取られ、その後脱穀部3で脱穀処理を
受ける。そして、排藁は超細断装置4に送られて超細断
され圃場に散布される。
【0006】
【効果】排藁を超細断して圃場に散布するので腐り易く
後処理が容易になる。
後処理が容易になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面に
基づいて説明する。まず、その構成について説明する
と、コンバイン5はクローラ型の走行装置1を具備する
フレーム17の前部に刈取装置・搬送装置・引起し装置
等を有する刈取部2を備え、車台上には刈取部2から送
られて来た穀稈を脱穀する脱穀部3を設けている。
基づいて説明する。まず、その構成について説明する
と、コンバイン5はクローラ型の走行装置1を具備する
フレーム17の前部に刈取装置・搬送装置・引起し装置
等を有する刈取部2を備え、車台上には刈取部2から送
られて来た穀稈を脱穀する脱穀部3を設けている。
【0008】そして、該脱穀部3の後側には脱穀済の排
藁を約5cmに細断する細断装置6を設け、該細断装置
6で細断した細断藁を約2.5cm以下(実施例では約
5mm程度の略粉状)に超細断する超細断装置4を設け
ている。なお、該実施例では細断装置を2分したが、排
藁を超細断装置4のみで超細断してもよい。該細断装置
6は間隔を小さくした円盤形の回転刃を並列しており、
超細断装置4は外面に小凸起刃を多数有する一対の回転
ローラ7近接している。8は超細断装置4の近くに設け
た排出装置であって、散布排出と筋排出とに切換可能に
設けており、また9は排出装置8に連設している回転フ
ァンである。この回転ファン9は散布排出を選択したと
きに回転するべく構成している。回転ファン9はプレー
トや横断流ファン等何れでもよいが、実施例では横断流
ファンを使用している。
藁を約5cmに細断する細断装置6を設け、該細断装置
6で細断した細断藁を約2.5cm以下(実施例では約
5mm程度の略粉状)に超細断する超細断装置4を設け
ている。なお、該実施例では細断装置を2分したが、排
藁を超細断装置4のみで超細断してもよい。該細断装置
6は間隔を小さくした円盤形の回転刃を並列しており、
超細断装置4は外面に小凸起刃を多数有する一対の回転
ローラ7近接している。8は超細断装置4の近くに設け
た排出装置であって、散布排出と筋排出とに切換可能に
設けており、また9は排出装置8に連設している回転フ
ァンである。この回転ファン9は散布排出を選択したと
きに回転するべく構成している。回転ファン9はプレー
トや横断流ファン等何れでもよいが、実施例では横断流
ファンを使用している。
【0009】切換装置10は操作パネル11に切換スイ
ッチ12を設け、この切換スイッチ12を切換操作する
ことにより電気信号を受けた排出切換モータ14のモー
タ軸13排出ガイド15を拡狭切換すると共に拡張して
散布排出するときファンモータ16を駆動する構成であ
る。なお、超細断装置4はフレーム1及び/又は脱穀部
3の機枠に固定具(実施例ではボルト・ナット)18で
着脱自在に設けている。19は排藁搬送装置である。
ッチ12を設け、この切換スイッチ12を切換操作する
ことにより電気信号を受けた排出切換モータ14のモー
タ軸13排出ガイド15を拡狭切換すると共に拡張して
散布排出するときファンモータ16を駆動する構成であ
る。なお、超細断装置4はフレーム1及び/又は脱穀部
3の機枠に固定具(実施例ではボルト・ナット)18で
着脱自在に設けている。19は排藁搬送装置である。
【0010】20は細断・超細断切換スイッチであっ
て、このスイッチ20の切換えによりモータ21を駆動
し細断・超細断切換ガイド22を切換える構成としてい
る。つぎに、その作用について説明する。まず、運転席
の操作パネル11のエンジンスイッチを「ON」にして
エンジンを駆動し、刈取・脱穀クラッチを「入」にし、
走行装置1を駆動して前進させ作業を開始する。する
と、圃場に植立している穀稈は、刈取部2で刈取・搬送
されて脱穀部3に供給され脱穀処理作用を受ける。そし
て、脱穀済の排藁は排藁搬送装置19に引き継れて後方
に搬送され、搬送終端から下方に落下する。
て、このスイッチ20の切換えによりモータ21を駆動
し細断・超細断切換ガイド22を切換える構成としてい
る。つぎに、その作用について説明する。まず、運転席
の操作パネル11のエンジンスイッチを「ON」にして
エンジンを駆動し、刈取・脱穀クラッチを「入」にし、
走行装置1を駆動して前進させ作業を開始する。する
と、圃場に植立している穀稈は、刈取部2で刈取・搬送
されて脱穀部3に供給され脱穀処理作用を受ける。そし
て、脱穀済の排藁は排藁搬送装置19に引き継れて後方
に搬送され、搬送終端から下方に落下する。
【0011】落下した排藁は、まず円盤形の回転刃を並
列した細断装置6によって細断され(実施例では約5c
m前後)下方に落下する。そして、該細断藁は更に落下
し、排出ガイド15で囲まれた通路を通って超細断装置
4の回転ローラ7間に入り、この回転ローラ7の外周面
に設けた凸起刃によって粉砕され超細断(実施例では、
約2.5cm以下、粉であれば一層良い)される。この
ように超細断された超細断藁は圃場に排出される。
列した細断装置6によって細断され(実施例では約5c
m前後)下方に落下する。そして、該細断藁は更に落下
し、排出ガイド15で囲まれた通路を通って超細断装置
4の回転ローラ7間に入り、この回転ローラ7の外周面
に設けた凸起刃によって粉砕され超細断(実施例では、
約2.5cm以下、粉であれば一層良い)される。この
ように超細断された超細断藁は圃場に排出される。
【0012】この排藁処理において、超細断藁を散布す
る場合には、切換スイッチ12を「散布」側に選択す
る。すると、排出ガイド15は排出切換モータ14の駆
動によって「拡」側に移動して排出口を広くすると共に
ファンモータ16が回転して超細断藁を後方に向って拡
散する。切換スイッチ12を「筋排出」側に選択する
と、排出ガイド15は排出切換モータ14の駆動によっ
て「狭」側に移動して排出口を狭くする(このときファ
ンモータ16は停止している)ので、超細断藁は筋状に
圃場に排出される。
る場合には、切換スイッチ12を「散布」側に選択す
る。すると、排出ガイド15は排出切換モータ14の駆
動によって「拡」側に移動して排出口を広くすると共に
ファンモータ16が回転して超細断藁を後方に向って拡
散する。切換スイッチ12を「筋排出」側に選択する
と、排出ガイド15は排出切換モータ14の駆動によっ
て「狭」側に移動して排出口を狭くする(このときファ
ンモータ16は停止している)ので、超細断藁は筋状に
圃場に排出される。
【0013】つぎに、細断藁の状態で排出する場合に
は、細断・超細断切換スイッチ20を「ON」にする。
すると、モータ21は駆動して細断・超細断切換ガイド
22を超細断装置4とは反対側の方向に移動するので、
細断装置6で細断した細断藁は切換ガイド22に案内さ
れて圃場に排出される。このように、細断藁と超細断藁
とを選択できると共に散布排出と筋排出とを選択できる
ので、排藁処理の作業を拡大でき後処理作業が容易にな
る。
は、細断・超細断切換スイッチ20を「ON」にする。
すると、モータ21は駆動して細断・超細断切換ガイド
22を超細断装置4とは反対側の方向に移動するので、
細断装置6で細断した細断藁は切換ガイド22に案内さ
れて圃場に排出される。このように、細断藁と超細断藁
とを選択できると共に散布排出と筋排出とを選択できる
ので、排藁処理の作業を拡大でき後処理作業が容易にな
る。
【0014】なお、該実施例では超細断藁を1条排出し
たが、排出通路を区分して2条以上にしてもよく、また
細断藁を圃場に排出する場合、風力や飛ばし羽根等を利
用して散布してもよい。そして、超細断装置4は細断装
置6と一体(ボルト・ナットで固定したものでもよい)
にして、フレーム17や脱穀部3やフレーム17に取付
けた取付部材等に着脱自在に取り付けてもよい。
たが、排出通路を区分して2条以上にしてもよく、また
細断藁を圃場に排出する場合、風力や飛ばし羽根等を利
用して散布してもよい。そして、超細断装置4は細断装
置6と一体(ボルト・ナットで固定したものでもよい)
にして、フレーム17や脱穀部3やフレーム17に取付
けた取付部材等に着脱自在に取り付けてもよい。
【図1】 コンバインの側面図。
【図2】 排藁処理装置の拡大側面図。
【図3】 排藁処理装置の拡大背面図。
【図4】 電気回路図。
1 走行装置 2 刈取部 3 脱穀部 4 超細断装置
Claims (1)
- 【請求項1】走行装置1と刈取部2と脱穀部3とを有す
るコンバインにおいて、該刈取・脱穀処理された排藁を
超細断する超細断装置4を設けたコンバインにおける排
藁処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6764296A JPH09252636A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | コンバインにおける排藁処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6764296A JPH09252636A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | コンバインにおける排藁処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09252636A true JPH09252636A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13350873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6764296A Pending JPH09252636A (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | コンバインにおける排藁処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09252636A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106961928A (zh) * | 2017-04-21 | 2017-07-21 | 长春继鑫农业装备有限公司 | 自走履带式双辊秸秆粉碎机 |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP6764296A patent/JPH09252636A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106961928A (zh) * | 2017-04-21 | 2017-07-21 | 长春继鑫农业装备有限公司 | 自走履带式双辊秸秆粉碎机 |
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