JPH09252630A - コンバインの操作装置 - Google Patents

コンバインの操作装置

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JPH09252630A
JPH09252630A JP9017296A JP9017296A JPH09252630A JP H09252630 A JPH09252630 A JP H09252630A JP 9017296 A JP9017296 A JP 9017296A JP 9017296 A JP9017296 A JP 9017296A JP H09252630 A JPH09252630 A JP H09252630A
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Toshinori Kirihata
畑 俊 紀 桐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体の走行変速と旋回作業での操作性
を向上させる。 【解決手段】 変速レバー(54)でもって油圧走行
変速機構(25)を、また操向ハンドル(77)でもっ
て油圧操向機構(28)を操作して走行の変速及び機体
の旋回を行うようにしたコンバインの操作装置におい
て、前記変速レバー(54)及び操向ハンドル(77)
と走行変速及び操向機構(25)(28)間に単一の出
力変換手段(62)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンバインにおいて
走行速度を変速する主変速レバーなど備えた操向装置に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、変速レバーでも
って油圧走行機構を、また操向ハンドルでもって油圧操
向機構をそれぞれ別個に操作して機体の走行の変速や、
機体の旋回が行われている。しかし乍らこのような従来
手段の場合常に2つの操作を必要にして作業が煩わしい
ばかりでなく、調整作業においてもそれぞれに必要とし
て精度の確保も極めて困難なものであった。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、変速
レバーでもって油圧走行機構を、また操向ハンドルでも
って油圧操向機構を操作して走行の変速及び機体の旋回
を行うようにしたコンバインの操作装置において、前記
変速レバー及び操向ハンドルと走行及び操向機構間に単
一の出力変換手段を設けて、変速レバーによる変速、ま
た操向ハンドルによる操向のそれぞれの動きを単一の出
力変換手段において、必要な動きに出力を変換させて、
機体の走行変速や旋回作業での向上を図るもので、単一
の出力制御手段において調整作業なども容易に可能とさ
せて精度の安定保持を図ることができるものである。
【0004】また、変速レバーの操作量に応じて傾斜を
変化させるベース部材と、操向ハンドルの操舵量に応じ
て回動するカム部材との組合せによって出力変換手段を
設けて、ベース部材とカム部材との組合せからなる極め
て簡単な出力変換手段によって、機体の走行変速や旋回
作業での精度の向上と作業能率の向上化を図ることがで
きる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は操作機構部の説明図、図2はコ
ンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中
(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレー
ム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機
台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀機である脱
穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)な
どを備える刈取部、(11)は刈取フレーム(12)を
介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、(1
3)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、
(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を
介して搬入する穀物タンク、(17)は前記タンク(1
5)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は運
転操作部(19)及び運転席(20)を備える運転キャ
ビン、(21)は運転キャビン(18)下方に設けるエ
ンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように
構成している。
【0006】図4に示す如く、前記走行クローラ(2)
を駆動するミッションケース(22)は、1対の第1油
圧ポンプ(23)及び第1油圧モータ(24)からなる
主変速機構である走行用の油圧式無段変速機構(25)
と、1対の第2油圧ポンプ(26)及び第2油圧モータ
(27)からなる操向機構である旋回用の油圧式無段変
速機構(28)とを備え、前記エンジン(21)の出力
軸(21a)に第1油圧ポンプ(23)の入力軸(23
a)を伝達ベルト(29)を介し連動連結させると共
に、第2油圧ポンプ(26)の入力軸(26a)を伝達
ベルト(30)を介し前記第1油圧ポンプ(23)の入
力軸(23a)に連動連結させている。
【0007】そして前記第1油圧モータ(24)の出力
軸(31)に、副変速機構(32)及び差動機構(3
3)を介し走行クローラ(2)の駆動輪(34)を連動
連結させるもので、前記差動機構(33)は左右対称の
1対の遊星ギヤ機構(35)(35)を有し、各遊星ギ
ヤ機構(35)は1つのサンギヤ(36)と、該サンギ
ヤ(36)の外周で噛合う3つのプラネタリギヤ(3
7)と、これらプラネタリギヤ(37)に噛合うリング
ギヤ(38)などで形成している。
【0008】前記プラネタリギヤ(37)はサンギヤ軸
(39)と同軸線上とのキャリヤ軸(40)のキャリヤ
(41)にそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサンギ
ヤ(36)(36)を挾んで左右のキャリヤ(41)を
対向配置させると共に、前記リングギヤ(38)は各プ
ラネタリギヤ(37)に噛み合う内歯を有してサンギヤ
軸(39)とは同一軸芯状に配置させ、サンギヤ軸(3
9)或いはキャリヤ軸(40)に回転自在に軸支させて
いる。
【0009】また、走行用の油圧式無段変速機構(2
5)は第1油圧ポンプ(23)の回転斜板の角度変更調
節により第1油圧モータ(24)の正逆回転と回転数の
制御を行うもので、第1油圧モータ(24)の回転出力
を出力軸(31)の伝達ギヤ(42)より副変速機構
(32)を構成する各ギヤ(43)(44)(45)を
介して、サンギヤ軸(39)に固定したセンタギヤ(4
6)に伝達してサンギヤ(41)を回転するように構成
している。なお前記ギヤ(45)はブレーキ機構を有す
るブレーキ軸(47)に取付けられると共に、前記ギヤ
(43)には作業機等に回転力を伝達するPTO軸(4
8)のPTO入力ギヤ(49)を噛合せている。
【0010】そして、前記センタギヤ(46)を介しサ
ンギヤ軸(39)に伝達された第1油圧モータ(24)
からの駆動力を、左右の遊星ギヤ機構(35)を介しキ
ャリヤ軸(40)に伝達させると共に、該キャリヤ軸
(40)に伝達された回転を左右各一対の減速ギヤ(5
0)(51)を介し左右の駆動輪(34)の左右輪軸
(34a)にそれぞれ伝えるように構成している。
【0011】さらに、旋回用の油圧式無段変速機構(2
8)は第2油圧ポンプ(26)の回転斜板の角度変更調
節により第2油圧モータ(27)の正逆回転と回転数の
制御を行うもので、第2油圧モータ(27)から出力軸
(52)の伝達ギヤ(52a)(52b)に伝達される
回転出力を、左側のリングギヤ(38)の外歯を対して
は直接的に、また右側のリングギヤ(38)の外歯に対
しては逆転軸(53)の逆転ギヤ(53a)を介し伝え
て、第2油圧モータ(27)の正転時に左右のリングギ
ヤ(38)を左右同一回転数で左ギヤ(38)を逆転、
右ギヤ(38)を正転とさせるように構成している。
【0012】而して旋回用の第2油圧ポンプ(26)の
駆動を停止させ左右リングギヤ(38)を静止固定させ
た状態で、走行用の第1油圧ポンプ(23)の駆動を行
うと、第1油圧モータ(24)からの回転出力はセンタ
ギヤ(47)から左右のサンギヤ(36)に同一回転数
で伝達され、左右遊星ギヤ機構(35)のプラネタリギ
ヤ(37)・キャリヤ(41)及び減速ギヤ(50)
(51)を介し左右の輪軸(34a)に左右同回転方向
の同一回転数で伝達されて、機体の前後直進走行が行わ
れる。一方、走行用の第1油圧ポンプ(23)の駆動を
停止させ左右のサンギヤ(36)を静止固定させた状態
で、旋回用の第2油圧ポンプ(26)を正逆回転駆動す
ると、左側の遊星ギヤ機構(35)が逆或いは正回転、
また右側の遊星ギヤ機構が正或いは逆回転して、左右走
行クローラ(2)の駆動方向を前後逆方向とさせて機体
を左或いは右にその場でスピンターンさせるものであ
る。
【0013】また走行用の第1油圧ポンプ(23)を駆
動させながら、旋回用の第2油圧ポンプ(26)を駆動
して機体を左右に旋回させる場合には旋回半径の大きい
旋回を可能にできるもので、その旋回半径は左右走行ク
ローラ(2)の速度に応じ決定される。
【0014】図5乃至図8に示す如く、走行用の油圧式
無段変速機構(25)に連結する主変速レバー(54)
と、主クラッチペダル(55)とを主変速中立復帰機構
(56)を介し連動連結させるもので、前記主変速レバ
ー(54)は基端ボス(57)に変速操作板(58)を
固設させ、該操作板(58)をレバー軸(59)を中心
に回動自在に設けると共に、該操作板(58)に固定す
る2本の前進及び後進用ワイヤ(60)(61)を出力
変換手段である変速及び旋回操作機構(62)を介して
前記無段変速機構(25)に連動連結させている。
【0015】そして前記操作板(58)にL形状の規制
ピン(63)を固設させ、該規制ピン(63)の先端部
を前記中立復帰機構(56)を構成する二枚一組の上下
拘束板( 64a)(64b)によって拘束するもの
で、上下拘束板(64a)(64b)は基端を枢支軸
(65)に回動自在に支持して、上下拘束板(64a)
(64b)の対向内側面間に一定の開ぎ角(α)を有す
るとき、主変速レバー(54)の前進高速操作時から後
進高速操作時におけるピン(63)の上下移動を許容す
るように構成している。
【0016】また上下拘束板(64a)(64b)の対
向内側面には半円状の中立位置決め用切欠き(66)と
前記ピン(63)に係合する切欠き長溝(67)を形成
し、上下拘束板(64a)(64b)の開き角(α)を
略0°に閉動作させるとき、前記ピン(63)を中央位
置に戻して主変速レバー(54)を中立復帰させるよう
に構成している。
【0017】さらに、前記主クラッチペダル(55)を
駐車ブレーキ機構(68)にワイヤ代(68a)を介し
連動連結させ、該主クラッチペダル(55)のクラッチ
アーム(69)と前記上拘束板(64a)間を中立復帰
ワイヤ(70)で連結させるもので、上拘束板(64
a)にワイヤ(70)の一端側を連結させ、ワイヤ(7
0)の他端側をバネ(71)を介してクラッチアーム
(69)に連結させると共に、前記ワイヤ(70)のア
ウタチューブ(70a)一端のアウタ受け(72)を下
拘束板(64b)に、またアウタチューブ(70a)他
端のアウタ受け(73)を、ペダル(55)のペダル受
け台(74)に取付けて、ペダル(55)の踏み込み操
作時(主クラッチの切時)に上下拘束板(64a)(6
4b)の開き角(α)を略0°とするように構成してい
る。なおこのような上下拘束板(64a)(64b)の
閉じ動作時にあっては、本機側フレームに連結する中立
位置決めピン(75)と、前記切欠き(66)との係合
によって、上下拘束板(64a)(64b)の間で閉じ
動作や閉じ量に差があっても確実に中立位置に戻すこと
を可能とさせるものである。また(76)は自動走行制
御用の変速モータである。
【0018】図1、図9乃至図12にも示す如く、単一
のコンポーネントに形成する前記操作機構(62)には
前記主変速レバー(54)と機体の旋回操作を行う丸形
操向ハンドル(77)からの操作出力が入力され、それ
ぞれ必要な動きに変換され、2つのポンプ(23)(2
6)・2つのモータ(24)(27)で構成する強制デ
フ式ミッションケース(22)に出力させて走行と旋回
の制御を行うようにしたもので、主変速レバー(54)
及び操向ハンドル(77)と、走行及び旋回用無段変速
機構(25)(28)のコントロールレバー(78)
(79)との間に前記操作機構(62)を介設したもの
である。
【0019】前記操作機構(62)は、本機側のフレー
ム(80)の上部に固設するコンポーネントケース(8
1)と、該ケース(81)に左右両端の支軸(82)を
回動自在に支持させる門形のベース部材であるベース
(83)と、ケース(81)外側の支軸(82)に固設
して主変速レバー(54)からの前記ワイヤ(60)
(61)を上下に連結させる主変速入力アーム(84)
と、前記ベース(83)の左右両側に固設する縦カム軸
(85)(86)にそれぞれ回動自在に支持させるカム
部材である主変速及び旋回カム(87)(88)と、前
記ベース(83)の略中央に固設する入力アーム軸(8
9)に回動自在に支持させるステアリング操作入力アー
ム(90)と、該入力アーム(90)に固設して前記ハ
ンドル(77)のステアリングアーム(91)からの左
右旋回ワイヤ(92)を連結させる入力アームピン(9
3)と、前記入力アーム(90)に固設して主変速及び
旋回カム(87)(88)の固定ギヤ(94)(95)
に噛合せる旋回ギヤ(96a)(96b)と、前記フレ
ーム(80)の下部に回動自在に枢支する横軸(97)
に基端ボス(98a)を揺動自在に支持させる主変速用
従動カム(98)と、前記横軸(97)に基端ボス(9
9a)を一体連結させる旋回用従動カム(99)と、前
記主変速及び旋回カム(87)(88)と従動カム(9
8)(99)とにそれぞれ上下両端を自在継手(10
0)を介し連結させる変速及び旋回カムロッド(10
1)(102)と、前記ミッションケース(22)上部
の軸受台(103)に固設する筒軸(104)に回動自
在に支持させる操作伝達軸(105)と、前記ボス(9
8a)に右端を固設する揺動アーム(106)と伝達軸
(105)に基端ボス(107a)を固設する揺動アー
ム(107)の各先端間を自在継手(100)を介し連
結させる変速第1ロッド(108)と、前記横軸(9
7)に基端を固設する揺動アーム(109)と前記伝達
軸(105)に基端ボス(110a)を回動自在に取付
ける揺動アーム(110)の各先端間を自在継手(10
0)を介し連結させる旋回第1ロッド(111)と、前
記伝達軸(105)に基端を固設する揺動アーム(11
2)と前記コントロールレバー(78)の各先端間を自
在継手(100)を介し連結させる変速第2ロッド(1
13)と、前記ボス(110a)に基端を固設する揺動
アーム(114)と前記コントロールレバー(79)の
各先端間を自在継手(100)を介し連結させる旋回第
2ロッド(115)とを備え、前記主変速レバー(5
4)及び操向ハンド(77)の各操作力を操作機構(6
2)でそれぞれ必要な動きに変換して各コントロールレ
バー(78)(79)に伝えるように構成している。
【0020】前記主変速レバー(54)の操作に応じて
支軸(82)を中心として傾斜角を変化させるベース
(83)は、主変速の中立位置のとき一定角度前低後高
状に傾斜(a)させ、該ベース(83)に直交させる縦
カム軸(85)(86)の軸芯(b)下方延長線上に各
従動カム(98)(99)とカムロッド(101)(1
02)との自在継手(100)の中心を配置させると共
に、前記主変速アーム(87)のカムロッド(101)
を連結するロッド操作アーム(87a)を、支軸(8
2)の軸芯(c)に直交させて前方に突設させるのに対
し、旋回カム(88)のカムロッド(102)に連結す
るロッド操作アーム(88a)を、支軸(82)の軸芯
(c)方向に突設させて該アーム(88a)とロッド
(102)との自在継手(100)の中心を支軸(8
2)の軸芯(c)に一致させ、主変速の中立位置でハン
ドル(77)操作により各カム軸(85)(86)を中
心としてカム(87)(88)を回動させるとき、これ
らカム(87)(88)と従動カム(98)(99)間
の距離を一定状態に保って、コントロールレバー(7
8)(79)の中立を保持させる。
【0021】一方、主変速レバー(54)の操作によっ
て支軸(82)を中心としてベース(83)を上下方向
に回動させるとき、旋回カム(88)とカムロッド(1
02)との自在継手(100)中心と支軸(82)の軸
芯とが一致するため旋回用従動カム(79)は動作せ
ず、主変速カム(87)の傾きの変化によって主変速カ
ム(87)が動作して主変速コントロールレバー(7
8)のみが操作されて前進及び後進・低速及び高速の変
速が行われる。
【0022】また、斯る主変速の操作条件下でハンドル
(77)により旋回操作が行われるときには、旋回カム
(88)の回動による旋回カム(88)とカムロッド
(102)との自在継手(100)中心と、支軸(8
2)の軸芯の位置ズレでもって従動カム(99)が動作
し、旋回用コントロールレバー(79)が操作されて機
体の左及び右旋回が行われるもので、またこの際ギヤ
(94)(96a)の噛合せによる主変速カム(87)
の回動によって走行速度が低速側(ハンドル(77)の
直進位置のとき主変速にあってはそのレバー(54)操
作位置での常に最高速位置にあって、ハンドル(77)
の操舵角を大とする程主変速カム(87)は低速側に制
御される)に減速されて安全旋回が行われる。さらに、
この場合機体の前後進時の旋回方向も一致させることが
できて、従来の如く切換機構なども要することなく至便
なものである。
【0023】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、変速レバー(54)でもって油圧走行変速機構(2
5)を、また操向ハンドル(77)でもって油圧操向機
構(28)を操作して走行の変速及び機体の旋回を行う
ようにしたコンバインの操作装置において、前記変速レ
バー(54)及び操向ハンドル(77)と走行変速及び
操向機構(25)(28)間に単一の出力変換手段(6
2)を設けたものであるから、変速レバーによる変速、
また操向ハンドルによる操向動きと単一の出力変換手段
(62)において、必要な動きに出力を変換させて、機
体の走行変速や旋回作業での向上を図るもので、単一の
出力制御手段において調整作業なども容易に可能とさせ
ることができて精度の安定保持が図れるものである。
【0024】また、変速レバー(54)の操作量に応じ
て傾斜を変化させるベース部材(83)と、操向ハンド
ル(77)の操舵量に応じて回動するカム部材(87)
(88)との組合せによって出力変換手段(62)を設
けたものであるから、ベース部材(83)とカム部材
(87)(88)との組合せからなる極めて簡単な出力
変換手段(62)によって、機体の走行変速や旋回作業
での精度の向上と作業能率の向上化を図ることができる
などの顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作機構部の説明図である。
【図2】コンバインの全体側面図である。
【図3】コンバインの全体平面図である。
【図4】ミッション駆動系の説明図である。
【図5】主変速レバー部の説明図である。
【図6】主変速中立復帰機構部の説明図である。
【図7】主変速中立復帰機構部の説明図である。
【図8】拘束板部の説明図である。
【図9】操作機構部の側面説明図である。
【図10】主変速用カム部の説明図である。
【図11】ベース部の説明図である。
【図12】カム部の平面説明図である。
【符号の説明】
(25) 変速機構 (28) 変速機構 (54) 変速レバー (62) 操作機構(出力変換手段) (77) 操向ハンドル (83) ベース(ベース部材) (87)(88) カム(カム部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速レバーでもって油圧走行機構を、ま
    た操向ハンドルでもって油圧操向機構を操作して走行の
    変速及び機体の旋回を行うようにしたコンバインの操作
    装置において、前記変速レバー及び操向ハンドルと走行
    及び操向機構間に単一の出力変換手段を設けたことを特
    徴とするコンバインの操作装置。
  2. 【請求項2】 変速レバーの操作量に応じて傾斜を変化
    させるベース部材と、操向ハンドルの操舵量に応じて回
    動するカム部材との組合せによって出力変換手段を設け
    たことを特徴とするコンバインの操作装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000035736A1 (fr) * 1998-12-16 2000-06-22 Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. Vehicule de travaux

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000035736A1 (fr) * 1998-12-16 2000-06-22 Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. Vehicule de travaux

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