JPH09251316A - プロセス入出力信号の試験装置及び試験方法 - Google Patents

プロセス入出力信号の試験装置及び試験方法

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JPH09251316A
JPH09251316A JP6060396A JP6060396A JPH09251316A JP H09251316 A JPH09251316 A JP H09251316A JP 6060396 A JP6060396 A JP 6060396A JP 6060396 A JP6060396 A JP 6060396A JP H09251316 A JPH09251316 A JP H09251316A
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JP
Japan
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signal
test
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process input
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JP6060396A
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Inventor
Mitsuo Tanaka
三雄 田中
Yoshiyuki Kuroba
義幸 黒羽
Norihiko Shinoda
紀彦 信太
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Hitachi Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】マイコン内蔵のCPUを実装した供試盤のプロ
セス入出力信号の妥当性を自動試験する試験装置及び試
験方法を提供する。 【解決手段】プラントを制御するために圧力、流量、温
度等を電気信号へ変換したプロセス信号を入出力する供
試盤6のプロセス入出力信号に対応して基準値信号を入
出力する基準盤5と、基準値信号とプロセス入出力信号
を比較することによりプロセス入出力信号の妥当性を判
定し、該判定結果を登録し編集する制御装置15とで構
成することにより自動試験が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイコン内蔵のデ
ジタルコントローラ(以下、CPUと略す)を実装した
供試盤を試験する試験装置及び試験方法に係り、特にプ
ロセス入出力信号の妥当性を自動試験する試験装置及び
試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CPUを実装した供試盤の従来の試験方
法を、図10を用いて説明する。図10に示すように、
プロセス入出力モジュール(Process Input Output Mod
ule のことで以下、PI/Oモジュールと略す)には、
アナログ信号(電流、電圧信号)を扱うアナログ信号入
力(以下、AIモジュールと略す)70と、アナログ信
号出力モジュール(以下、AOモジュールと略す)71
と、デジタル信号(接点信号)を扱うデジタル信号入力
モジュール(以下、DIモジュールと略す)72と、デ
ジタル信号出力モジュール(以下、DOモジュールと略
す)73とがあり、入出力仕様により各種型式に分類さ
れる。そして、これらのPI/Oモジュールを各モジュ
ールの仕様に合った試験方法で試験されていた。
【0003】AIモジュール70及びAOモジュール7
1の特性試験は、アナログ入出力信号に対するモジュー
ルの動作値と、各モジュールごとに定められた動作値に
対する判定基準値との比較を行い、誤差範囲内であるこ
との確認を試験者が行っていた。また、DIモジュール
72及びDOモジュール73の特性試験は、デジタルの
入出力信号に対して緩衝器3(以下、バッファモジュー
ルと略す)の中の継電器の動作を試験者が目視にて確認
していた。
【0004】ここでは、代表例として、AIモジュール
70及びDOモジュール73の特性試験について説明す
る。
【0005】AIモジュール70の特性試験は、使用レ
ンジにおける最少(amin)、中間(amid)、最大(am
ax)の3点についてデータを取り、そのすべてが所定の
判定基準値以内であることを確認することである。
【0006】試験手順は、始めに、AIモジュール70
に信号を入力するための信号発生器75を準備し、供試
盤6の信号入力部に接続する。次に信号発生器75より
aminに値する信号を出力し、AIモジュール70に取
り込ませ、取り込んだデータをCPU76を介して、伝
送にてパーソナルコンピュータ1(以下、パソコンと略
す)に送信する。
【0007】受信したデータをパソコン1の画面上で確
認し、このデータを試験者が成績書に記入する。同様に
amid、amaxについても行い、採取したデータが判定基
準値内であるか試験者が検討し、3点のデータすべてが
判定基準値を満足していれば判定「良」とし、次の入力
点に進み、繰り返し同様の試験を最終点まで行う。
【0008】DOモジュール73の特性試験は、パソコ
ン1から信号出力命令を伝送を介してCPU76に送信
し、DOモジュール73から信号を出力させ、接続され
たバッファモジュール3の動作を目視にて確認し、信号
出力が正常に行われたことを確認する。動作が正常であ
れば判定「良」とし、次の出力点へ進み、繰り返し同様
の試験を最終点まで行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、信号発生器による信号出力、判定基準値に対
する採取データの判定、機器動作の目視確認、試験成績
書の編集等すべての作業を人間が行っていた。このた
め、ヒューマンエラーによる作業時間の無駄及び供試盤
の品質が安定しないという問題があった。
【0010】本発明の目的は、マイコン内蔵のCPUを
実装した供試盤のプロセス入出力信号の妥当性を自動試
験する試験装置及び試験方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プラントを制御するために圧力、流量、
温度等を電気信号へ変換したプロセス信号を入出力する
供試盤の前記プロセス入出力信号の妥当性を自動試験す
るプロセス入出力信号の試験装置において、前記供試盤
に入出力する前記プロセス入出力信号に対応して基準値
信号を入出力する基準盤と、前記基準値信号と前記プロ
セス入出力信号を比較することにより前記プロセス入出
力信号の妥当性を判定し、該判定結果を登録し編集する
制御装置とを有することを特徴とする。
【0012】また、本発明の他の特徴は、プラントを制
御するために圧力、流量、温度等を電気信号へ変換した
プロセス信号を入出力する供試盤の前記プロセス入出力
信号の妥当性を自動試験するプロセス入出力信号の試験
方法において、前記供試盤に入出力する前記プロセス入
出力信号と前記プロセス入出力信号に対応して基準盤に
入出力する基準信号とを比較することにより前記プロセ
ス入出力信号の妥当性を判定し、該判定結果を登録し編
集する制御ステップを有することにある。
【0013】本発明によれば、基準盤は、供試盤に入出
力する前記プロセス入出力信号に対応して基準値信号を
入出力する。制御装置は、基準値信号とプロセス入出力
信号を比較することによりプロセス入出力信号の妥当性
を判定し、該判定結果を登録し編集する。
【0014】このように、供試盤のプロセス入出力信号
の妥当性を自動試験することにより、供試盤操作のヒュ
ーマンエラーが排除され、無駄な試験時間が減ることに
より試験効率が向上し、また供試盤の品質を維持するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係るプ
ロセス入出力信号の試験装置を、図を用いて説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例に係るプロセス
入出力信号の試験装置を用いるシステム全体の構成を示
す。図1に示すように、パソコン1にて試験モードを選
択すると、信号出力指令がアダプタ2を経由し、伝送ケ
ーブル7にて接続された供試盤6のCPU76及び基準
盤5のCPU36をアクセスする。
【0017】CPU76,36の指令により、供試盤6
のAIモジュール70,AOモジュール71,DIモジ
ュール72,DOモジュール73及び基準盤5のAIモ
ジュール30,AOモジュール31,DIモジュール3
2,DOモジュール33がそれぞれ信号の出力及び入力
処理を実行し、信号出力指令に対するアンサバック信号
が、パソコン1へ戻る。
【0018】例えば、供試盤6のAIモジュール70の
試験は、パソコン1よりAIモジュール70の試験を選
択するとアダプタ2から伝送ケーブル7を経由して基準
盤5のCPU36に基準値信号出力指令が出される。
【0019】CPU36は、AOモジュール31より基
準値のアナログ信号を出力させる。このアナログ信号は
バッファモジュール4を経由し、外部ケーブル継き込み
端子台(以下、TBと略す)11からハードワイヤード
ケーブル8を通して供試盤6のTB10で受ける。さら
にバッファモジュールを通してAIモジュール70に取
り込み、CPU76からアンサバック信号として伝送ケ
ーブル7を経由してアダプタ2よりパソコン1へ戻る。
【0020】パソコン1では、基準値信号出力指令とア
ンサバック信号の偏差を求め、偏差が基準値以内かチェ
ックする。次に判定結果は、基準値以内であれば妥当性
は良とし、基準値を越えていれば不良として、プリンタ
9へ試験結果を試験成績書のフォーマットで印刷する。
尚、詳細は図4〜9で説明する。
【0021】図2は、図1の試験装置で自動試験を制御
する制御装置、すなわちパソコン1の機能構成を示す。
制御装置15は、入力装置12からの指示により各種モ
ジュールの中から試験種別の選定を行う試験種別選定手
段151と、選定された試験種別の基準値信号を出力す
る基準値信号出力手段152と、出力された信号を基準
盤側5及び供試盤6へ伝送するための処理を行う通信処
理手段153と、伝送された信号は基準盤側5及び供試
盤6で演算処理され、処理された信号をアンサバック信
号として取り込むアンサバック信号入力手段154と、
アンサバック信号と基準値信号との時間的な同期を合わ
せる同期合わせ手段155と、同期を合わせたアンサバ
ック信号と基準値信号との比較を行う基準値比較手段1
56と、予め登録された判定基準値を設定する判定値設
定手段157と、設定された判定基準値を基にアンサバ
ック信号の妥当性の合否判定を行う判定手段158と、
妥当性判定結果を登録しデータとして編集する登録デー
タ編集手段159と、判定手段158で否と判定された
時、アンサバック信号の不良分析を行う不良分析手段1
60とで構成されている。編集された登録データは、プ
リンタ9で試験成績書へ印刷される試験種別選定手段1
51は、AIモジュール試験,AOモジュール試験,D
Iモジュール試験,DOモジュール試験の内どの試験を
行うかを選定する。基準値信号出力手段152は、選定
された試験の基準値信号、すなわちアナログ信号は信号
レンジの最小、中間、最大値を出力し、デジタル信号は
0と1の2信号を出力する。通信処理手段153は、こ
れら信号を基準盤側5,供試盤6へ伝送するためにRS
−232Cインタフェース用に通信処理を行う。
【0022】アンサバック信号入力手段154は、基準
盤側5,供試盤6で演算処理された信号をアンサバック
信号として取り込み、制御装置15内で処理できるよう
に変換する。同期合わせ手段155は、アンサバック信
号と基準値信号出力手段152で出力された基準値信号
との同期合わせ、すなわち基準値信号出力手段152が
出力指令を出してからアンサバック信号が戻るまでの時
間遅れの設定を行う。
【0023】基準値比較手段156は、同期合わせされ
た基準値信号とアンサバック信号との偏差を求め、基準
値と比較する。判定値設定手段157は、予め試験定数
として登録された判定基準値を設定する。判定手段15
8は、基準値信号とアンサバック信号との偏差が判定基
準値内か否かを判定し、基準値内ならば妥当性は
「良」、基準外ならば「不良」と合否判定を行う。不良
分析手段160は、判定手段158で「不良」と判定さ
れた時、過去の不良事例に基づき学習機能によりアンサ
バック信号の不良分析を行い、解決策を次の試験に反映
させる。
【0024】図3は、図2の制御装置、すなわちパソコ
ン1の動作処理のフローチャートを示す。試験準備完了
後、始めにステップ21でシステムを起動し、次に試験
種別(AIモジュール試験,AOモジュール試験,DI
モジュール試験,DOモジュール試験)を選択する(2
2)。次に、入出力信号レンジ調整用パラメータや入出
力信号を指定する点NO.等を入力する(23)。
【0025】次に、入出力信号試験を開始し(24)、
基準値信号出力指令を出す(241)。これに基づき、
基準盤側での演算処理を行い(242)、また供試盤側
での演算処理を行い(243)、基準値信号とパソコン
1へ戻ってきたアンサバック信号とを比較し(24
4)、パソコン1で妥当性の合否判定の「良」、「不
良」を行う(25)。
【0026】なお、ステップ28では、「不良」と判定
した場合、過去の不良事例より不良分析を行い、解決策
を次の試験に反映させる。次にPI/Oモジュールの試
験終了判定としてPI/Oモジュールの入出力点数(以
下、チャンネルと略す)が最終チャンネルかを確認する
(26)。最終チャンネルでなければ次チャンネルへ移
行し(27)、ステップ24の試験開始から実行する。
【0027】ステップ26で最終チャンネルと判定され
たら、試験結果を試験成績書のフォーマットにて印刷し
(62)、そしてシステムを停止し、試験を終了する
(29)。
【0028】図4、5は、AIモジュールの特性試験を
行う時の、パソコン1の動作処理のフローチャートを示
す。図4、5に示すように、試験前の準備として、供試
盤6のTB10と基準盤5のTB11をハードワイヤー
ドケーブル8で、供試盤6のCPU76と基準盤5のC
PU36を伝送ケーブル7で接続する。
【0029】始めに、ステップ23で成績書に必要とな
るパラメータ(信号レンジ、点NO等)を入力し、アナ
ログ信号出力初期値a1、アナログ信号出力増分a2、判
定基準値a3の試験定数を登録する(53)。以上の作
業はパソコン上で実施し、登録が終了後、自動試験をス
タートする(54)。
【0030】次に、パソコンからアナログ信号出力初期
値a1の信号出力命令が基準盤5に送信される(5
5)。アナログ信号出力初期値a1の信号は、基準盤5
のCPU36にて受信されAOモジュール31で電気信
号へ変換後バッファモジュール4を経由し、TB11か
らTB10へハードワイヤードケーブル8を通して、供
試盤6のバッファモジュール3を経由してAIモジュー
ル70に取り込まれる。
【0031】取り込んだデータはCPU76よりパソコ
ンへ送信し、受信したデータとアナログ信号出力初期値
1との偏差を求め(56)、この偏差が判定基準値a3
以内であるかどうかを良・不良判定する(57)。ま
た、ステップ57で「不良」と判定した場合、過去の不
良事例より不良分析を行い(28)、解決策を次の試験
に反映させる。
【0032】同様に、アナログ信号出力初期値a1+ア
ナログ信号出力増分a2の信号についてステップ58を
行う。次にアナログ信号出力初期値a1+2アナログ信
号出力増分a2の信号についても、ステップ59を行
い、以後、最終チャンネルまで自動的に繰り返す(5
1)。試験結果はリアルタイムでパソコン1の画面上に
て確認可能であり、全チャンネル試験終了後、試験成績
書印刷を実行することにより(60)、結果及び登録デ
ータが自動編集され(61)、印刷し試験終了となる
(62)。
【0033】図6、7は、AOモジュールの特性試験を
行う時の、パソコン1の動作処理のフローチャートを示
す。
【0034】始めに、ステップ23で成績書に必要とな
るパラメータ(信号レンジ、点NO等)を入力し、アナ
ログ信号出力初期値a1、アナログ信号出力増分a2、判
定基準値a3の試験定数を登録する(53)。以上の作
業はパソコン上で実施し、登録が終了後、自動試験をス
タートする(54)。
【0035】次に、パソコンからアナログ信号出力初期
値a1の信号出力命令が供試盤6に送信される(5
5)。アナログ信号出力初期値a1の信号は、供試盤6
のCPU76にて受信されAOモジュール71で電気信
号へ変換後バッファモジュール4を経由し、TB10か
らTB11へハードワイヤードケーブル8を通して、基
準盤5のバッファモジュール4を経由してAIモジュー
ル30に取り込まれる。
【0036】取り込んだデータはCPU36よりパソコ
ンへ送信し、受信したデータとアナログ信号出力初期値
1との偏差を求め(56)、この偏差が判定基準値a3
以内であるかどうかを良・不良判定する(57)。ま
た、ステップ57で「不良」と判定した場合、過去の不
良事例より不良分析を行い(28)、解決策を次の試験
に反映させる。
【0037】同様に、アナログ信号出力初期値a1+ア
ナログ信号出力増分a2の信号についてステップ58を
行う。次にアナログ信号出力初期値a1+2アナログ信
号出力増分a2の信号についても、ステップ59を行
い、以後、最終チャンネルまで自動的に繰り返す(5
1)。試験結果はリアルタイムでパソコン1の画面上に
て確認可能であり、全チャンネル試験終了後、試験成績
書印刷実行することにより(60)、結果及び登録デー
タが自動編集され(61)、印刷し試験終了となる(6
2)。
【0038】図8は、DIモジュールの特性試験を行う
時の、パソコン1の動作処理のフローチャートを示す。
【0039】始めに、ステップ23で成績書に必要とな
るデータ(信号レンジ、点NO等)を登録後、出力開始
キーイン後待ち時間t1等試験定数を設定する(6
4)。以上の作業はパソコン上で実施し、登録が終了
後、自動試験をスタートする(65)。
【0040】次にパソコンから基準盤5にデジタル信号
出力命令が送信される(66)。デジタル出力信号は、
基準盤5のCPU36にて受信され、DOモジュール3
3で電気信号へ変換後、バッファモジュール4を経由し
てTB11からTB10をハードワイヤードケーブル8
にて接続し、供試盤6のバッファモジュール3を経由し
て、DIモジュール72に取り込まれる。
【0041】取り込んだデータはCPU76よりパソコ
ンへ送信し、信号が入力されたかどうかによりパソコン
内部で良・不良判定を行う(68)。また、ステップ6
8で「不良」と判定した場合、過去の不良事例により不
良分析を行い(28)、解決策を次の試験に反映させ
る。以上を最終チャンネルまで繰り返す(51)。これ
以降のステップは、前述したAIモジュール特性試験と
同様なので省略する図9は、DOモジュールの特性試験
を行う時の、パソコン1の動作処理のフローチャートを
示す。
【0042】始めに、ステップ23で成績書に必要とな
るデータ(信号レンジ、点NO等)を登録後、出力開始
キーイン後待ち時間t1等試験定数を設定する(6
4)。以上の作業はパソコン上で実施し、登録が終了
後、自動試験をスタートする(65)。
【0043】次にパソコンから供試盤6にデジタル信号
出力命令が送信される(66)。デジタル出力信号は、
供試盤6のCPU76にて受信され、DOモジュール7
3で電気信号へ変換後、バッファモジュール3を経由し
てTB10からTB11をハードワイヤードケーブル8
にて接続し、基準盤5のバッファモジュール4を経由し
て、DIモジュール32に取り込まれる。
【0044】取り込んだデータはCPU36よりパソコ
ンへ送信し、信号が入力されたかどうかによりパソコン
内部で良・不良判定を行う(68)。また、ステップ6
8で「不良」と判定した場合、過去の不良事例により不
良分析を行い(28)、解決策を次の試験に反映させ
る。以上を最終チャンネルまで繰り返す(51)。これ
以降のステップは、前述したAIモジュール特性試験と
同様なので省略する。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、供試盤のプロセス入出
力モジュールの入出力信号試験を自動化することによ
り、供試盤操作のヒューマンエラーが防止できる。ま
た、供試盤の品質安定化が図れ、合わせて試験効率向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプロセス入出力信号の
試験装置を用いるシステム全体の構成図である。
【図2】図1の試験装置で自動試験を制御するパソコン
の機能構成ブロック図である。
【図3】図2のパソコンの動作処理のフローチャート図
である。
【図4】AIモジュールの特性試験時の、パソコンの動
作処理のフローチャート図である。
【図5】AIモジュールの特性試験時の、パソコンの動
作処理のフローチャート図である。
【図6】AOモジュールの特性試験時の、パソコンの動
作処理のフローチャート図である。
【図7】AOモジュールの特性試験時の、パソコンの動
作処理のフローチャート図である。
【図8】DIモジュールの特性試験時の、パソコンの動
作処理のフローチャート図である
【図9】DOモジュールの特性試験時の、パソコンの動
作処理のフローチャート図である。
【図10】従来の技術によるPI/Oモジュール特性試
験の構成図である。
【符号の説明】
1…パソコン、5…基準盤、6…供試盤、7伝送ケーブ
ル、8ハードワイヤードケーブル、9…プリンタ、15
制御装置、151試験種別選定手段、152基準値信号
出力手段、153通信処理手段、154アンサバック信
号入力手段、155同期合わせ手段、156基準値比較
手段、157判定値設定手段、158判定手段、159
登録データ編集手段、160不良分析手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントを制御するために圧力、流量、温
    度等を電気信号へ変換したプロセス信号を入出力する供
    試盤の前記プロセス入出力信号の妥当性を自動試験する
    プロセス入出力信号の試験装置において、 前記供試盤に入出力する前記プロセス入出力信号に対応
    して基準値信号を入出力する基準盤と、前記基準値信号
    と前記プロセス入出力信号を比較することにより前記プ
    ロセス入出力信号の妥当性を判定し、該判定結果を登録
    し編集する制御装置とを有することを特徴とするプロセ
    ス入出力信号の試験装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記制御装置は、前記
    自動試験の種別の選定を行う試験種別選定手段と、前記
    選定された種別の基準値信号を出力する基準値信号出力
    手段と、前記基準値信号を前記基準盤及び前記供試盤へ
    伝送するための通信処理を行う通信処理手段と、前記伝
    送された基準値信号は前記基準盤側及び前記供試盤で演
    算処理され、前記演算処理された信号を前記通信処理手
    段を介してアンサバック信号として取り込むアンサバッ
    ク信号入力手段と、前記アンサバック信号と前記基準値
    信号との時間的な同期を合わせる同期合わせ手段と、前
    記同期を合わせた前記アンサバック信号と前記基準値信
    号との比較を行う基準値比較手段と、予め登録された判
    定基準値を設定する判定値設定手段と、前記判定基準値
    を基に前記アンサバック信号の妥当性の合否判定を行う
    判定手段と、前記妥当性判定結果を登録しデータとして
    編集する登録データ編集手段を有することを特徴とする
    プロセス入出力信号の試験装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記制御装置は伝送ケ
    ーブルで前記供試盤と前記基準盤に接続され、前記供試
    盤はハードワイヤードケーブルで前記基準盤に接続され
    ており、前記伝送ケーブルでは、前記基準盤及び前記供
    試盤に組み込まれているマイコン内蔵のデジタルコント
    ローラ間の伝送信号を伝送し、前記ハードワイヤードケ
    ーブルでは、前記基準盤及び前記供試盤に組み込まれて
    いるプロセス入出力モジュールと緩衝器間の電気的信号
    を伝送することを特徴とするプロセス入出力信号の試験
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2において、前記制
    御装置は、前記判定手段で前記アンサバック信号の妥当
    性を否と判定された時、前記アンサバック信号の不良分
    析を行う不良分析手段を有することを特徴とするプロセ
    ス入出力信号の試験装置。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2において、前記登
    録データ編集手段は、前記定結果を試験成績書の様式で
    前記プリンタへ出力させる機能を持っていることを特徴
    とするプロセス入出力信号の試験装置。
  6. 【請求項6】プラントを制御するために圧力、流量、温
    度等を電気信号へ変換したプロセス信号を入出力する供
    試盤の前記プロセス入出力信号の妥当性を自動試験する
    プロセス入出力信号の試験方法において、 前記供試盤に入出力する前記プロセス入出力信号と前記
    プロセス入出力信号に対応して基準盤に入出力する基準
    信号とを比較することにより前記プロセス入出力信号の
    妥当性を判定し、該判定結果を登録し編集する制御ステ
    ップを有することを特徴とするプロセス入出力信号の試
    験方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記制御ステップは、
    前記自動試験の種別の選定を行う試験種別選定ステップ
    と、前記選定された種別の基準値信号を出力する基準値
    信号出力ステップと、前記基準値信号を前記基準盤及び
    前記供試盤へ伝送するための通信処理を行う通信処理ス
    テップと、前記伝送された基準値信号は前記基準盤側及
    び前記供試盤で演算処理され、前記演算処理された信号
    を通信処理ステップを介してアンサバック信号として取
    り込むアンサバック信号入力ステップと、前記アンサバ
    ック信号と前記基準値信号との時間的な同期を合わせる
    同期合わせステップと、前記同期を合わせた前記アンサ
    バック信号と前記基準値信号との比較を行う基準値比較
    ステップと、予め登録された判定基準値を設定する判定
    値設定ステップと、前記判定基準値を基に前記アンサバ
    ック信号の妥当性の合否判定を行う判定ステップと、前
    記妥当性判定結果を登録しデータとして編集する登録デ
    ータ編集ステップを有することを特徴とするプロセス入
    出力信号の試験方法。
  8. 【請求項8】請求項6または請求項7において、前記制
    御ステップは、前記判定ステップで前記アンサバック信
    号の妥当性を否と判定された時、前記アンサバック信号
    の不良分析を行う不良分析ステップを有することを特徴
    とするプロセス入出力信号の試験方法。
  9. 【請求項9】請求項6または請求項7において、前記登
    録データ編集ステップは、前記判定結果を試験成績書の
    様式で前記プリンタへ出力させることを特徴とするプロ
    セス入出力信号の試験方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11353014A (ja) * 1998-06-08 1999-12-24 Mitsubishi Electric Corp 保守支援システム
CN109459678A (zh) * 2018-10-10 2019-03-12 北京艾博唯科技有限公司 一种板卡测试系统、板卡测试机

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