JPH09250962A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH09250962A
JPH09250962A JP5957896A JP5957896A JPH09250962A JP H09250962 A JPH09250962 A JP H09250962A JP 5957896 A JP5957896 A JP 5957896A JP 5957896 A JP5957896 A JP 5957896A JP H09250962 A JPH09250962 A JP H09250962A
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JP
Japan
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diaphragm
measuring
resistors
semiconductor device
pressure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5957896A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Arii
康孝 有井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無圧時の電気的特性を正確に測定できる半導体
装置を提供する。 【解決手段】半導体シリコン基板1は中央にダイヤフラ
ム2を備えている。圧力検出用抵抗たるピエゾ抵抗素子
3a〜3dはダイヤフラム2上に形成されている。ダイ
ヤフラム2に圧力が印加されるとダイヤフラム2が撓
み、ピエゾ抵抗素子3a〜3dの抵抗値はダイヤフラム
2の撓み量に比例して変動する。測定用抵抗4a〜4d
は、ピエゾ抵抗素子3a〜3dと同等のプロセス条件及
び抵抗値で、ダイヤフラム2外の半導体シリコン基板1
上に形成されており、ピエゾ抵抗素子3a〜3dと測定
用抵抗4a〜4dの電気的特性は等しくなっている。こ
こで、ダイヤフラム2外の半導体シリコン基板1は撓む
ことがないので、測定用抵抗4a〜4dの電気的特性を
測定することによって、無圧時に於けるピエゾ抵抗素子
3a〜3dの電気的特性を正確に把握することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイヤフラム構造
を有する圧力検出用の半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイヤフラム構造を有する圧
力検出用の半導体装置としては、ダイヤフラム上に圧力
検出用のピエゾ抵抗素子を形成したものがある。この半
導体装置は、図4に示すように、シリコン単結晶基板1
と、シリコン単結晶基板1の裏面から異方性エッチング
によって形成された凹所9と、凹所9の天井部を構成す
るダイヤフラム2と、ダイヤフラム2上にイオン打ち込
み或いはイオン拡散によって形成された圧力検出用抵抗
としてのピエゾ抵抗素子3とを備えている。例えば、ダ
イヤフラム2上に4個のピエゾ抵抗素子3がホイートス
トンブリッジに接続されており、ホイートストンブリッ
ジに一定電流又は電圧を印加して、圧力を印加すること
によって発生したダイヤフラム2の撓み量に比例したピ
エゾ抵抗素子3の抵抗値の変化量を、電圧値の変化量と
して出力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の半導体装置
では、半導体装置が半導体ウェハ上に形成された状態
で、半導体装置の無圧状態に於ける各特性を測定してお
り、図3に示すように、真空チャック10を利用して、
凹所9内の圧力を減圧させることによって、半導体ウェ
ハ11を真空チャック10に吸着させた状態で各特性を
測定している。したがって、凹所9内の圧力が減圧され
ているので、ダイヤフラム2が下方に撓んで、ピエゾ抵
抗素子3の抵抗値が変化するために、半導体装置の無圧
状態における特性を測定することが難しいという問題点
があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、無圧状態における各特性を正確に測定できる半
導体装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、ダイヤフラム構造を有する半導体シリ
コン基板と、ダイヤフラム上に形成された圧力検出用抵
抗と、圧力検出用抵抗と同等のプロセス条件及び抵抗値
でダイヤフラム外の半導体シリコン基板上に形成された
測定用抵抗とを備えているので、真空チャック等を利用
して半導体シリコン基板を固定しても、ダイヤフラム外
の半導体シリコン基板は撓むことがなく、測定用抵抗の
抵抗値の変動を無くすことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。本実施形態の半導体装置は、図1に示す
ように、半導体シリコン基板1と、半導体シリコン基板
1の裏面から形成された凹所(図示せず)の天井部を構
成するダイヤフラム2と、ダイヤフラム2上に形成され
た圧力検出用抵抗としてのピエゾ抵抗素子3a〜3d
と、ピエゾ抵抗素子3a〜3dと同等のプロセス条件及
び抵抗値でダイヤフラム2外の半導体シリコン基板1上
に形成された測定用抵抗4a〜4dと、リード線を接続
するために半導体シリコン基板1上に形成されたボンデ
ィングパッド5a〜5eと、測定用抵抗4a〜4dの抵
抗値を測定する際に計測器のプローブニードルを当接さ
せるための測定用パッド6a〜6eと、各抵抗及びパッ
ド間を接続するパターン配線7とを備えている。
【0007】ここで、ピエゾ抵抗素子3a〜3dと測定
用抵抗4a〜4dとは、同等のプロセス条件及び抵抗値
で同時に形成されているので、両者の電気的特性は等し
くなっている。半導体ウェハ上に形成された半導体装置
の電気的特性を測定する際に、真空チャック等を用いて
半導体ウェハを固定しても、ダイヤフラム2外の半導体
シリコン基板1は撓まないので、ダイヤフラム2外に形
成された測定用抵抗4a〜4dの抵抗値は変化すること
がなく、測定用パッド6a〜6eに計測器のプローブニ
ードルを当接させることによって、測定用抵抗4a〜4
dの無圧状態における各特性を正確に測定することがで
きる。ここで、ピエゾ抵抗素子3a〜3dと測定用抵抗
4a〜4dの電気的特性が等しくなるように形成されて
いるので、測定用抵抗4a〜4dの無圧状態における電
気的特性を測定することによって、ピエゾ抵抗素子3a
〜3dの無圧状態における電気的特性を把握することが
できる。
【0008】例えば、図2に示すように、4個の測定用
抵抗4a〜4dをホイートストンブリッジに接続して、
定電流源9によって測定用抵抗4a〜4dに一定電流を
印加し、電圧計8を用いて測定用抵抗4a〜4dのオフ
セット電圧を測定することによって、ピエゾ抵抗素子3
a〜3dの無圧状態におけいるオフセット電圧を把握す
ることができる。
【0009】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明は、ダイ
ヤフラム構造を有する半導体シリコン基板と、ダイヤフ
ラム上に形成された圧力検出用抵抗と、圧力検出用抵抗
と同等のプロセス条件及び抵抗値でダイヤフラム外の半
導体シリコン基板上に形成された測定用抵抗とを備えて
おり、真空チャック等を利用して半導体シリコン基板を
固定しても、ダイヤフラム外の半導体シリコン基板は撓
むことがなく、測定用抵抗の抵抗値の変動を無くすこと
ができ、無圧状態における測定用抵抗、即ち、圧力検出
用抵抗の電気的特性を正確に測定できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の半導体装置を示す上面図である。
【図2】同上の半導体装置のオフセット電圧測定方法を
示す説明図である。
【図3】従来の半導体装置を真空チャック上に配置した
状態を示す説明図である。
【図4】同上の半導体装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体シリコン基板 2 ダイヤフラム 3a〜3d ピエゾ抵抗素子 4a〜4d 測定用抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤフラム構造を有する半導体シリコン
    基板と、前記ダイヤフラム上に形成された圧力検出用抵
    抗と、前記圧力検出用抵抗と同等のプロセス条件及び抵
    抗値で前記ダイヤフラム外の前記半導体シリコン基板上
    に形成された測定用抵抗とを備えて成ることを特徴とす
    る半導体装置。
JP5957896A 1996-03-15 1996-03-15 半導体装置 Withdrawn JPH09250962A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007052335A1 (ja) * 2005-11-01 2009-04-30 株式会社日立製作所 半導体圧力センサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007052335A1 (ja) * 2005-11-01 2009-04-30 株式会社日立製作所 半導体圧力センサ
US8304847B2 (en) 2005-11-01 2012-11-06 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor pressure sensor

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Effective date: 20030603