JPH0924887A - 自転車用前進駆動機構 - Google Patents

自転車用前進駆動機構

Info

Publication number
JPH0924887A
JPH0924887A JP7172752A JP17275295A JPH0924887A JP H0924887 A JPH0924887 A JP H0924887A JP 7172752 A JP7172752 A JP 7172752A JP 17275295 A JP17275295 A JP 17275295A JP H0924887 A JPH0924887 A JP H0924887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
bicycle
wheel
ratchet
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7172752A
Other languages
English (en)
Inventor
Mun-Su Yoo
ムン−ス ユ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M B I KK
MBI Co Ltd
Original Assignee
M B I KK
MBI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by M B I KK, MBI Co Ltd filed Critical M B I KK
Publication of JPH0924887A publication Critical patent/JPH0924887A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/24Freewheels or freewheel clutches specially adapted for cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M11/00Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels
    • B62M11/02Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of unchangeable ratio
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M11/00Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels
    • B62M11/04Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio
    • B62M11/14Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears
    • B62M11/145Transmissions characterised by the use of interengaging toothed wheels or frictionally-engaging wheels of changeable ratio with planetary gears built in, or adjacent to, the bottom bracket
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M3/00Construction of cranks operated by hand or foot
    • B62M3/003Combination of crank axles and bearings housed in the bottom bracket

Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザの疲労を軽減し、肉体的エネルギーの喪
失を防止し、毎日の生活における十分な筋肉運動を可能
にするための自転車用前進駆動機構。 【構成】自転車のペダル・シャフト22に取り付けられた
ペダル20を含み、チェーンによって後輪に接続された駆
動スプロケット30に駆動力を伝達するためである駆動伝
達部分40:駆動伝達部分40から作られた駆動力による後
輪の前進またはアイドル回転を可能にするための駆動切
り替え部分50;および、駆動切り替え部分50の作動に従
った駆動スプロケット30の前進または逆回転を可能にす
るための駆動結合部分60から成り、自転車のバック・ペ
ダリングの間、レバーの選択に従って自転車に前進また
はアイドル回転をさせるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自転車に関し、特に、バ
ックペダリングでもレバーによる選択で自転車を前進又
はアイドル回転(空転)させることが可能で、肉体エネ
ルギーの喪失を抑制して使用者の疲労を軽減でき、毎日
の生活における脚の十分な筋肉運動を実現できるような
自転車用前進駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自転車は、ペダルを踏む力をペ
ダル軸の回転に変えて駆動スプロケットへ伝達し、その
回転をチェーン手段を介して後輪の被駆動スプロケット
へ伝えることで自転車を前進させる前進駆動機構を有す
る。この前進駆動機構は、使用者の前進方向ペダリング
(ペダリング)によって駆動スプロケットが前進方向へ
正回転し、これがチェーンを介して伝えられることで被
駆動スプロケットを前進方向へ正回転させ、これによ
り、一方向クラッチを介して被駆動スプロケットに連結
された後軸ボビンが回転して後輪を前進回転させること
で、自転車が前進運動するように構成されている。これ
とは反対に、使用者が後進方向ペダリング(バックペダ
リング)を行った場合には、駆動スプロケットが逆回転
するので被駆動スプロケットもチェーンを介して逆回転
する。このときには後軸ボビンが一方向クラッチによっ
てアイドルにされるので、駆動スプロケットの駆動力は
後輪に伝達されず、自転車の推進力は失われる。
【0003】従って、自転車を前進運動させるには常に
前進方向ペダリングして前進駆動機構に正回転を与えな
ければならないので、坂道や長距離を走行する間に使用
者は脚の疲労を感じ易い。疲労を感じると使用者は、自
ら疲労を克服しようとして走行中に意識的或いは無意識
的にペダルを逆方向、即ち後進方向へ回転させるもので
ある。すると、一方向クラッチが働いて後輪がアイドル
状態にされるので、その間の自転車の前進力は低下す
る。このように、従来の前進駆動機構には自転車の推進
力を失わせてマイナスに働く場合のあることが注目され
る。
【0004】韓国実用新案公開92−1405号は、使
用者のペダリングまたはバックペダリングを前進運動中
の自転車に作用させる技術に関するもので、周知の小チ
ェーンギアの前のチェーンギアと直径の大きなプレーン
ギアを同軸上に装着し、前記小チェーンギアに接続した
直径の小さなプレーンギアがペダリングの間作動して自
転車に前進運動をさせ、また、前記小チェーンギア、前
記大プレーンギア、そして前記小プレーンギアがバック
ペダリングの間作動して自転車に前進運動をさせる技術
を開示している。この逆駆動前進運動機構には、個別の
チェーンギア、小プレーンギア、および大プレーンギア
が外部に露出するという短所がある。また、それらのパ
ーツは個別の設置スペースを必要とし、自転車の総重量
を増大させる。さらに、この自転車ではバックペダリン
グの間、後輪に対してアイドル回転を提供することがで
きない。このアイドル回転がないことから、長時間の走
行で使用者に大きな疲労感を与えてしまう。
【0005】自転車用逆駆動前進機構に関するその他の
先行技術が、韓国実用新案公開91−3786号に記載
されている。この逆駆動前進機構は、ペダルを取り付け
たスプラインホイールの主シャフト上にリングギアと駆
動ギアを装着し、主シャフトのベース上の別個のギアが
リングギアおよび駆動ギアとかみ合い、そのかみ合いに
よってペダリングまたはバックペダリングでスプライン
ホイールが前進方向に回転させられるように構成してあ
る。この逆駆動前進機構は先の逆駆動前進機構よりもパ
ーツが小型化され、またパーツ数を減少させており、そ
の結果、自転車の総重量は減少している。しかし、この
逆駆動前進機構にもアイドル回転がないので、長時間走
行で使用者に早く疲労感を与えてしまうという改善点が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
に鑑みて本発明は、駆動伝達部、駆動切り換え部、およ
びペダルシャフトの駆動力が伝達される駆動連結部の単
一ユニットから構成することによって、自転車の総重量
を減少させ、さらに、使用者の選択に従ってペダリング
またはバックペダリングで自転車を前進運動させ、また
使用者の選択に従って前進運動中の後輪のアイドル回転
切り換えを可能とした自転車用前進駆動機構を提供する
ことを目的とする。この自転車用前進駆動機構は比較的
幅広い走行状態の選択を使用者に与え、長時間走行での
疲労感を軽減させる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、自転車のペダルシャフトに取り付けられ、チェー
ンを介して後輪に接続された駆動スプロケットに駆動力
を伝達するための駆動伝達部と、駆動伝達部から得られ
る駆動力による後輪の前進回転またはアイドル回転を可
能にするための駆動切り換え部と、駆動切り換え部の作
動に従って駆動スプロケットの正回転またはアイドル回
転を可能にするための駆動連結部と、から成る自転車用
前進駆動機構が提供される。
【0008】本発明の第2の態様によれば、ペダリング
によって回転するように自転車のペダルシャフトに取り
付けた回転ホイールおよび第1ベベルギアを備え、チェ
ーンを介して後輪に接続された駆動スプロケットへ駆動
力を伝達するための駆動伝達部と、駆動伝達部の外側周
囲に形成されたラチェット歯部、および第2ベベルギア
を有したラチェットシリンダを備え、前記回転ホイール
および第1ベベルギアに連結されて駆動伝達部から得ら
れる駆動力による後輪の前進またはアイドル回転を可能
にするための駆動切り換え部と、駆動切り換え部のラチ
ェットシリンダの第2ベベルギアおよび第3ベベルギア
とかみ合い、またラチェットシリンダを回転または停止
させるため切り換えストッパを含み、そして駆動切り換
え部の作動に従った駆動スプロケットの前進またはアイ
ドル回転を可能にするための駆動連結部と、から成る自
転車用前進駆動機構が提供される。
【0009】本発明の第3の態様によれば、自転車のペ
ダルシャフトに取り付けた駆動スプロケット、および後
輪に駆動力を伝達するためのリヤシャフトに回転可能に
取り付けられた回転ホイールに装着され、チェーンを介
して駆動スプロケットに接続された被駆動スプロケット
を備えた駆動伝達部と、後輪の前進もしくはアイドル回
転または停止切り換えを行うため、駆動伝達部のラチェ
ットホイールからの駆動力をラチェットシリンダに伝達
するための駆動切り換え部と、そして駆動切り換え部の
作動に従った後輪の前進またはアイドル回転を可能にす
るための駆動結合部と、から成る自転車用前進駆動機構
が提供される。
【0010】本発明の第4の態様によれば、自転車のペ
ダルシャフトに取り付けられ、前進または逆方向のペダ
ルの作動力を後輪に伝達するための駆動伝達部と、駆動
伝達部から作られた駆動力を前進、逆またはアイドル回
転に切り換えるための駆動切り換え部と、駆動切り換え
部の作動に従ってペダルシャフトの前進またはアイドル
回転を維持するためのトルク維持部と、駆動力を駆動ス
プロケットに伝達するためトルク維持部と弾性的にかみ
合う駆動結合部と、から成る自転車用前進駆動機構が提
供される。
【0011】本発明の第5の態様によれば、自転車のペ
ダルシャフトに取り付けられ、前進または逆方向のペダ
ルの作動力を後輪に伝達するための駆動伝達部と、駆動
伝達部に弾性的にかみ合ったトルク維持部と、トルク維
持部から伝達された駆動力を前進、逆またはアイドル回
転に切り換えるための駆動切り換え部と、駆動切り換え
部の作動に従った駆動スプロケットの前進またはアイド
ル回転を可能にするための駆動結合部と、から成る自転
車用前進駆動機構が提供される。
【0012】本発明の第6の態様によれば、自転車のペ
ダルシャフト上を往復運動する駆動伝達部と、駆動伝達
部から伝達された駆動力を前進または逆回転に切り換え
るための第1ベベルギア、第2ベベルギアと第3ベベル
ギアを含む駆動切り換え部と、駆動切り換え部から切り
換えられた駆動力を駆動スプロケットに伝達するための
駆動結合部と、から成る自転車用前進駆動機構が提供さ
れる。
【0013】
【実施例】図1に示されている通り、本発明の第1実施
例に係る自転車用前進駆動機構は、自転車のパイプ・フ
レームを前後に接続するパイプ取り付けブラケット10に
対し、ペダル20が両端に取り付けねじ21によって固定さ
れるペダル・シャフト22がベアリング23によって回転可
能に取り付けられ、後輪(図示されていない)とチェー
ンで繋がれた駆動スプロケット30にペダリングによって
得られた駆動力を伝達するための駆動伝達部40と;駆動
伝達部からの駆動力を後輪の前進回転またはアイドル回
転に変換するための駆動切り替え部50と;および、駆動
切り替え部50の作動に従って駆動スプロケット30の前進
回転またはアイドル回転を可能にするための駆動結合部
60とから成り、前記駆動スプロケット30は、ベアリング
24によって自由に回転するため駆動スプロケット30の内
側に形成された内側ギヤ31を備えている。
【0014】駆動伝達部40は、ペダルシャフト22と回転
ホイール41、および、ペダルシャフト22に取り付けられ
た回転ギア42を含んでいる。回転ホイール41は、回転ホ
イール41の周囲部上に取り付けられた方向固定ストッパ
41-1を含んでいる。図2に示されている通り、ストッパ
41-1は、駆動切り換え部50のラチェットホイール51と協
働してラチェットホイール51を前進方向のみに回転させ
る。また、同じ軸上でペダルシャフト22に装着された回
転ホイール41と回転ギア42は、駆動結合部60のアイドル
ギア61と協働する。
【0015】したがって、ペダルシャフト22が前進方向
に回転されると、回転ホイール41はペダルシャフト22と
同じ方向に前進回転し、これに応じて方向固定ストッパ
41-1が駆動切り換え部50のラチェットホイール51の前進
回転を可能にする。回転ギア42は、また、ラチェットホ
イール51とともに前進回転されるアイドルギア61とかみ
合っている。切り換えストッパ53は外部からの切り換え
レバー52の調節によってその位置を変えることができ、
パイプ取り付けブラケット10にねじ込まれた取り付けブ
ラケット25に固定のヒンジ軸54の周囲を回転する構造で
あり、切り換えストッパ53の下方端はラチェットホイー
ル51の外周に形成された歯部51-1とかみ合うかまたは歯
部51-1から分離されている。換言すると、切り換えレバ
ー52は取付けブラケット25に支持されており、外側に
突出したハンドル部55および切り換えレバー52の内側部
中に形成されたハンギング溝56を含んでいる。したがっ
て、ハンギング溝56中において切り換えストッパ53の上
方端を抑止すると切り換えストッパ53はヒンジ軸54の周
囲を回転する。
【0016】したがって、切り換えストッパ53は、切り
換えレバー52の位置選択に従ってラチェットホイール51
の外側歯部51-1に係合するかまたは外側歯部51-1に対す
る係合を外され、これによりラチェットホイール51を停
止または回転可能な状態にさせる。
【0017】他方、ペダルシャフト22が逆方向に回転す
ると、回転ホイール41はペダルシャフト22と同じ方向に
逆回転する。回転ホイール41を逆方向に回転させるた
め、方向固定ストッパ41-1はラチェットホイール51に対
し摺動する。同時に、回転ギア42が駆動結合部60のアイ
ドルギア61とかみ合いるので、回転ギア42が逆方向に回
転し、これに応じてアイドルギア61は前進方向に回転す
る。
【0018】駆動切り換え部50は、ラチェットホイール
51、ラチェットホイール51の外周に沿って設けられた切
り換えレバー52、および、切り換えレバー52を支持する
ためでにシリンダカップの形態とされた取り付けブラケ
ット25を含んでいる。ラチェットホイール51は、取り付
け軸62に回転可能に装着されたアイドルギア61を含んで
いる。ラチェットホイール51の内側歯部51-1は、内側歯
部51-1がラチェットホイール51を強制して右方向に回転
させる間、駆動伝達部40の方向固定ストッパ41-1を強制
して内側歯部51-1上に留めさせるために形成されてい
る。回転ホイール41の前進回転の間、回転ホイール41の
方向固定ストッパ41-1はラチェットホイール51とかみ合
い、前進方向に回転する。
【0019】自転車をアイドル状態に維持するために
は、切り換えレバー52を操作して、切り換えストッパ53
がラチェットホイール51の外側歯部51-1に係合しないよ
うにする。ペダル20が逆方向に回転すると、回転ホイー
ル41の方向固定ストッパ41-1はラチェットホイール51の
外側歯部41-1に対し摺動し、逆方向に回転する。また、
ラチェットホイール51は切り換えストッパ53によって制
御されず自由に回転する。ラチェットホイール51の取り
付け軸62においてアイドルギア61が自由に回転すると、
アイドルギア61の小ギア部63と回転ギア42が相互にかみ
合っていても、アイドルギア61の制御力は失われる。回
転ギア42が逆方向に回転すると、アイドルギア61は前進
方向にアイドル回転する。そのためアイドルギア61の大
ギア部64は駆動スプロケット64の内側ギア31とかみ合う
が、アイドルギア61の回転力は駆動スプロケット30に伝
達されない。したがって、ペダル20が逆回転している状
態でも、駆動力は駆動スプロケットに伝達されず、さら
に、自転車を歩かせている間、ペダル20は静止状態に保
たれる。
【0020】図3、4に示されている通り、切り換えス
トッパ53は切り換えレバー52なしで弾性的に支持されて
おり、回転を定められた揺動リング70は切り換えレバー
53と接触するので、ラチェットリング51は走行リング70
の切り換え操作によって停止または回転する。
【0021】図1、2に示されている通り、駆動結合部
60は、相互に統合されて対とされ、駆動切り換え部50の
ラチェットホイール51の片側表面上の各取り付け軸62に
おいて回転可能に装着された複数のギア61を含んでい
る。アイドルギア61の小ギア部63は回転ギア42とかみ合
って回転し、大ギア部64は駆動スプロケット30の内側ギ
ア31とかみ合って回転する。したがって、ラチェットホ
イール51の取り付け軸62において装着されたアイドルギ
ア61の回転は、前進またはアイドル状態での駆動スプロ
ケット30の回転を可能にする。
【0022】本発明の第1実施例の作用効果は下記の通
りである:ペダル20が正常な状態にあるとき、ペダルシ
ャフト22に取り付けられた回転ホイール41と回転ギア42
はともに前進方向に回転する。そのときアイドルギア61
は、小ギア63が回転ホイール42とかみ合い、大ギアが駆
動スプロケット30の内側ギア31とかみ合うように維持さ
れる。したがって、回転ホイール42の回転力はアイドル
ギア61に与えられることになるが、ペダル20の駆動力
(ラチェットホイール51の前進回転力)は、アイドルギ
ア61に関係なく駆動スプロケット30を前進方向に回転さ
せる。これはアイドルギア61がラチュットホイール51の
取り付け軸62において回転可能に装着されているが、回
転ギア42と駆動スプロケット30の内側ギア31とのかみ合
いによりアイドルギア61の機能が止められているからで
ある。
【0023】駆動スプロケット30が前進方向に回転する
と、チェーンを介して駆動スプロケット30に接続された
被駆動スプロケットは後輪を前進方向に回転させ、その
ことによって自転車に前進運動をさせる。ここにおい
て、後輪には、一方向クラッチによって選択的に回転さ
せられる被駆動スプロケットが備わっていることが注目
される。
【0024】他方、図2において実線で示されている通
り、切り換えストッパ53がラチェットホイール51の外側
歯部51-1とかみ合い、ペダル20が逆方向に回転させられ
ると、ペダルシャフト22に取り付けられた回転ホイール
41と回転ギア42はともに逆方向に回転する。したがっ
て、回転ホイール41の方向固定ストッパ41-1はラチェッ
トホイール51の内側歯部51-1に対し摺動して逆方向に回
転し、一方ラチェットホイール51は切り換えストッパ53
と係合して回転を止められる。そのとき回転ギア42が逆
回転すると、アイドルギア61の小ギア部63が回転ギア42
とかみ合っているので、アイドルギア61は前進方向に回
転する。したがって、アイドルギア61の大ギア部64が駆
動スプロケット30の内側ギア31とかみ合っているので、
アイドルギア61は駆動スプロケット30を強制して前進回
転させる。したがって、ペダル20が通常の状態で働いた
ときと同様に、駆動スプロケット30の回転力はチェーン
によって駆動スプロケット30に接続された被駆動スプロ
ケットを強制して前進方向に回転させ、それによって自
転車に前進運動をさせる。
【0025】上記で説明した通り、使用者の切り換えレ
バー操作に従い、自転車は、ペダリングまたはバックペ
ダリングの間前進運動で移動し、且つこの間後輪との関
係については従来の自転車と同様にアイドル状態に維持
される。この自転車は、広範囲の移動の選択を使用者に
提供し、使用者の疲労を軽減する。
【0026】以下、本発明の第2実施例を詳細に説明す
る。図5に示されている通り、ペダル 120は、取り付け
ねじ 121により、ベアリング 123によって回転されるパ
イプフレーム 111の前部と後部に接続されたパイプブラ
ケット 110の両側上に装着されている。駆動伝達部 140
は、ペダル 120が作動したとき、駆動スプロケット 130
に、これに応じてチェーンを介して後輪(図示されてい
ない)に力を伝達することができる構造である。ペダル
120の作業に従って回転させるため、駆動伝達部 140
は、回転ホイール 141およびペダルシャフト 122に取り
付けられた第1ベベルギア 142を含んでいる。
【0027】駆動切り換え部 150は、ラチェット歯部 1
51を備えたラチェットシリンダ 154、第2ベベルギア15
2 、および、駆動伝達部 140の外周に形成された側方ラ
チェット歯部 153から成っている。駆動切り換え部 150
は、駆動伝達部 140から伝達された駆動力を駆動スプロ
ケット130 の前進回転またはアイドル回転に変換させ
る。これは回転ホイール 141が第1ベベルギア 142と協
働するからである。
【0028】駆動結合部 160は、ラチェットシリンダ 1
54の第2ベベルギア152 および第3ベベルギア161 に接
続されていてともに作動し、ラチェットシリンダ 154を
作動または停止させることによって駆動スプロケット 1
30を前進またはアイドル状態で回転させるための切り換
えストッパ 162を含んでいる。換言すると、駆動スプロ
ケット 130はペダルシャフト 122に回転可能に装着され
た回転シリンダ131 と結合しており、それ故にペダルシ
ャフト 122に対し回転可能である。
【0029】他方、回転ホイール 141は、回転ホイール
141の円周部上に取り付けられた方向固定ストッパ 141
-1を含んでいる。ストッパ 141-1は駆動切り換え部 150
のラチェットシリンダ 154と協働し、ラチェットシリン
ダ 154を前進方向に回転させる。また、ペダルシャフト
122の同じ軸上に装着された回転ホイール 141と第1ベ
ベルギア 142は、駆動切り換え部 150の第2ベベルギア
とかみ合う。
【0030】したがって、ペダルシャフト 122が前進方
向に回転すると、回転ホイール 141はペダルシャフト 1
22と同じ方向に回転し、その結果、方向固定ストッパ 1
41-1は駆動切り換え部 150のラチェットシリンダ 154の
前進回転を可能にする。第1ベベルギア 142はまた第2
ベベルギア 152とかみ合い、ラチェットシリンダ 154と
ともに前進回転する。
【0031】また、ペダルシャフト 122が逆回転すると
回転ホイール 141はペダルシャフト122と同じ方向に逆
回転し、その結果、方向固定ストッパ 141-1は駆動切り
換え部 150のラチェットシリンダ 154上をスリップす
る。したがって、回転ホイール141のみが逆回転する。
第1ベベルギア 142はまた第2ベベルギア 152とかみ合
い、そのことによって第2ベベルギア 152を前進方向に
回転させる。
【0032】図5に示されている通り、駆動切り換え部
150は、パイプ取り付けブラケット110に回転可能に装
着されたラチェットシリンダ 154、および、ラチェット
シリンダ 154の中において垂直取り付けシャフト 155上
に備えられた複数の第2ベベルギア 152を含んでいる。
ラチェットシリンダ 154は、ラチェットシリンダ 154の
内周に形成された歯部 151を含んでおり、ラチェットシ
リンダ 154の一方の側は傾斜している。ラチェットシリ
ンダ 154の内側歯部 151は、ラチェットシリンダ 154を
強制して前進方向に回転させる間、回転ホイール 141の
方向固定ストッパ 141-1を強制して内側歯部 151上に係
合させるように形成されている。回転ホイール 141の前
進回転の間、回転ホイール 141の方向固定ストッパ 141
-1はラチェットシリンダ 154とかみ合い、前進方向に回
転する。また、ラチェットシリンダ 154の側面には、駆
動結合部 160の切り換えストッパ 162とかみ合うための
側面ラチェット歯部 153が形成されている。
【0033】図6に示されている通り、駆動結合部 160
は、駆動切り換え部 150の第2ベベルギア 152を介して
第3ベベルギア161 に結合された回転シリンダ 131と取
り付けシリンダ 163を含んでおり、取り付けシリンダ 1
63は、ラチェットシリンダ 154を作動または停止させる
ため回転シリンダ 131の外周に取り付けシリンダ 163を
備えている。回転シリンダ 131はペダルシャフト 122に
回転可能に装着されており、回転シリンダ 131に取り付
けられた駆動スプロケット 130を含んでいる。回転シリ
ンダ 131は、回転シリンダ 131の側面に形成され、第2
ベベルギアとかみ合って第2ベベルギア152 とともに回
転する第3ベベルギア161 を含んでいる。ベベルギア 1
61の一部はカプラ 132によって回転シリンダ 131に結合
され、駆動スプロケット 130を前進またはアイドル状態
で回転させる。
【0034】図6A,6B,6Cに示されている通り、
切り換えストッパ 162は、スプリング 164によって取り
付けシリンダ 163上に弾性的に装着されている。したが
って、切り換えストッパ 162は、シリンダタイプの可動
部材 165上に備えられた取り付けピン 165-1によってラ
チェットシリンダ 153の側面ラチェット歯部 153に係合
させられ、またはそこから外される。可動部材 165は回
転シリンダ 131の外周に回転可能に装着され、この場
合、切り込み溝 166に沿って取り付けピン 165-1がシー
トホール 167中に挿入される。切り込み溝 166はヒンジ
ホール 168を介してシートホール 167に通じている。切
り換えストッパ 162は>の字の形状であり、切り換えス
トッパ 162の中心部はスプリング 164によってヒンジホ
ール 168中に弾性的に支持され、切り換えストッパ 162
の他の部はスプリング 164によってシートホール 167中
に弾性的に支持されている。また、切り換えストッパ 1
62は、切り換えストッパ 162の一つの端部がスプリング
164によってヒンジホール 168の中心において弾性的に
可動であり、他方の端部がラチェットシリンダ 154の側
面ラチェット歯部 153とかみ合いまたはラチェット歯部
153から分離される構造である。
【0035】したがって、駆動スプロケット 130の前進
回転の間、切り換えストッパ 162は、可動部材 165の取
り付けピン 165-1によって、ラチェットシリンダ 154の
側面ラチェット歯部 153とかみ合うが、逆またはアイド
ル回転の間は、ラチェットシリンダ 154の側面ラチェッ
ト歯部 153から取り除かれる。切り換えストッパ 162が
側面ラチェット歯部 153とかみ合うかまたは側面ラチェ
ット歯部 153から取り除かれると、ラチェットシリンダ
154は停止または回転する。
【0036】以下、本発明に従った第2実施例の作用効
果を説明する。ペダル 120が正常状態で作動されたと
き、ペダルシャフト 122に取り付けられた回転ホイール
141と第1ベベルギア 142はともに前進方向に回転す
る。そのとき、回転ホイール 141の方向固定ストッパ 1
41-1がラチェットシリンダ 154の内側歯部 151とかみ合
うので、回転ホイール 141はラチェットシリンダ 154を
前進方向に回転させる。第1ベベルギア 142は第2ベベ
ルギア 152とかみ合い、第2ベベルギア 152は、駆動ス
プロケット 130が装着された回転シリンダ 131の第3ベ
ベルギア 161とかみ合う。ここにおいて第1ベベルギア
142の回転力は第2ベベルギア 152に与えられ、第2ベ
ベルギア 152はラチェットシリンダ 154の垂直取り付け
軸 155上に回転可能に装着されているが、第1ベベルギ
ア 142は第2ベベルギア 152とかみ合い第3ベベルギア
161は制止状態に維持されるので、ペダル 120の駆動力
(ラチェットシリンダ 154の前進回転力)は第2ベベル
ギアを回転させないが、駆動スプロケット 130を前進方
向に回転させることが注目される。
【0037】駆動スプロケット 130が前進方向に回転す
ると、チェーンを介して駆動スプロケット 130に接続さ
れた被駆動スプロケットハ後輪を前進方向に回転させ、
そのことによって自転車に前進運動をさせる。ここにお
いて、後輪には一方向クラッチによって選択的に回転さ
せられる被駆動スプロケットが備わっていることが注目
される。
【0038】他方、駆動スプロケット 130が逆方向に回
転すると、ペダルシャフト 122に取り付けられた回転ホ
イール 141と第1ベベルギア 142は、ペダルシャフト 1
22の回転に従ってともに逆方向に回転する。したがっ
て、回転ホイール 141の方向固定ストッパ141-1 はラチ
ェットシリンダ 154の内側歯部 151上を通過して逆方向
に回転し、ラチェットシリンダ 154は切り換えストッパ
162上に留まって回転しない。第1ベベルギア 142は第
2ベベルギア 152とかみ合ってともに回転する。しか
し、第1ベベルギア 142が、第3ベベルギア 161とかみ
合った第2ベベルギア 152とともに逆回転すると、第3
ベベルギア 161ジャ前進回転し、回転シリンダ 131も前
進回転する。したがって、回転シリンダ 131は駆動スプ
ロケット 130を強制して前進回転させる。したがって、
ペダル20が正常な状態で作動しているときのように、駆
動スプロケット 130の回転力は、チェーンによって駆動
スプロケット 130に接続された被駆動スプロケットを強
制して前進方向に回転させ、そのことによって自転車に
前進運動をさせる。
【0039】他方、自転車のアイドル操作の場合、ペダ
ル 120が逆方向に回転されると、回転シリンダ 131は逆
回転する。図6Cに示されている通り、回転シリンダ 1
31の外周に回転可能に装着された可動部材 165が逆方向
に回転する間、可動部材 165の取り付けピン 165-1は切
り換えストッパ 162を強制してラチェットシリンダ 154
の側面ラチェット歯部 153から分離させる。したがっ
て、ラチェットシリンダ154は切り換えストッパ 162に
よって制御されずに自由に回転する。また、第2ベベル
ギア 152と第3ベベルギア 161は相互にかみ合っている
ので、第2ベベルギア 152は制御力を失う。第3ベベル
ギア 161が逆方向に回転すると、第2ベベルギア 152は
アイドル回転する。したがって、ペダル 120が逆回転し
ているときにおいてさえ、駆動力は被駆動スプロケット
に伝達されない。さらに、自転車を歩かせている間、ペ
ダル 120は静止状態に保たれる。また、ペダリングまた
はバックペダリングの間、自転車は前進運動するが、ま
た、従来の自転車と同様にアイドル状態にも維持され
る。この自転車は広範囲の移動選択を使用者に提供し、
使用者の疲労を軽減させる。
【0040】以下、本発明の第3実施例を詳細に説明す
る。図7に示されている通り、第3実施例の自転車用前
進駆動機構は、自転車の後輪210 の後輪シャフト211 に
ベアリングを介して回転可能に支持されたハブ 212と、
後輪シャフト 211に回転可能に取り付けられた回転ホイ
ール222 上に装着されているペダルシャフトの駆動スプ
ロケットとチェーンによって結合されている被駆動スプ
ロケット221 とを含んでおり、被駆動スプロケット221
によって発生された駆動力を後輪210 に伝達するための
駆動伝達部分 220と;駆動力を回転ホイール 222からラ
チェットシリンダ 231に伝達し、駆動力を後輪 210の前
進またはアイドル回転に変換するための駆動切り換え部
分 230と;駆動切り換え部分 230の作動に従って後輪 2
10の前進またはアイドル回転を可能にするための駆動結
合部分 240から成っている。
【0041】回転ホイール 222は、ラチェットシリンダ
231とかみ合って前進(正回転)またはアイドル回転状
態において被駆動スプロケット 221に沿って後輪シャフ
ト 211を中心に回転する一方向取り付けスプロケット
(ストッパ) 223と、駆動結合部分 240とかみ合い共に
差動するプレーンギア 224とを含んでいる。ここにおい
て、回転ホイール 222がペダルシャフトの前進回転方向
にラチェットシリンダ 231を回転させることが注目され
る。プレーンギア 224は駆動結合部分 240のアイドルギ
ア 241とかみ合い共に回転する。
【0042】したがって、ペダルシャフトが前進方向に
回転されると、回転ホイール 222はペダルシャフトと同
じ方向に回転し、その結果方向固定ストッパ 223は駆動
切り換え部分 230のラチェットシリンダ 231の前進回転
を可能にする。プレーンギア224もアイドルギア 241と
かみ合い、ラチェットシリンダ 231とともに前進回転す
る。
【0043】また、ペダルシャフトが逆方向に回転する
と、回転ホイール 222はペダルシャフトと同じ方向に逆
回転し、その結果、方向固定ストッパ 223は駆動切り換
え部分 230のラチェットシリンダ 231上をスリップする
ので、プレーンギア 224のみが逆回転する。プレーンギ
ア 224はまたアイドルギア 241とかみ合い、これによっ
てアイドルギア 241は前進方向に回転する。
【0044】図7に示されている通り、駆動切り換え部
分 230は、ストッパホイール 234がレバー 233によって
左と右に動かされるとラチェットシリンダ 231のラチェ
ット歯部分 243とかみ合うか、またはラチェットシリン
ダ 231のラチェット歯部分 243から分離され、片側部分
はスプリング 232によって後輪シャフト 211上に支持さ
れ、駆動スプロケット 231の駆動力に応答して前進また
はアイドル状態でラチェットシリンダ 231を回転させる
構造になっている。
【0045】ラチェットシリンダ 231は、回転ホイール
222とストッパホイール 234の外側円周の周囲に回転可
能に装着され、ラチェットシリンダ 231の左と右の内側
部分上に形成されたラチェット歯部分242, 243を含んで
いる。回転ホイール 222とストッパホイール 234は、そ
れぞれ、ラチェット歯部分242, 243とかみ合う。ラチェ
ットシリンダ 231においては、駆動結合部分 240のアイ
ドルギア 241が回転可能に形成され、取り付け軸 244中
に挿入されている。したがって、ラチェットシリンダ 2
31のラチェット歯部分 243が形成されると、ラチェット
シリンダ 231を強制して前進方向に回転させる間、回転
ホイール 222の方向固定ストッパ 223を強制してラチェ
ット歯部分 243上に留まらせる。回転ホイール 231の前
進回転の間、回転ホイール 222の方向固定ストッパ 223
はラチェットシリンダ 231とかみ合って前進方向に回転
する。また、ストッパホイール 234は外部から調節可能
であるレバー 233によって位置を変えることができ、後
輪シャフト 211に沿って左と右に動かされ、ラチェット
歯部分 243とかみ合い、または、ラチェット歯部分243
から分離される。したがって、ストッパホイール 234は
ラチェット歯部分 234上に留まるかラチェット歯部分 2
34から取り除かれ、ラチェットシリンダ 231の停止また
は回転を可能にする。
【0046】図8〜10は、レバー233 を省略した例を
示す。ストッパホイール 234は後輪シャフトのラチェッ
トシリンダ 231中に装着されている。ストッパホイール
234は可動シリンダ部材 250によってヒンジ軸 234-1の
周囲を中心に回転する弾性ストッパ 234-2が含まれてお
り、弾性ストッパ 234-2は被駆動スプロケット 221の駆
動力に呼応してラチェットシリンダ 231を停止または前
進回転させるためラチェット歯部分 243と結合され、ま
たは、ラチェット歯部分 243から取り除かれる。
【0047】図8、9に示されている通り、取り付けピ
ン 251は可動シリンダ部材 250の側面上に形成されてお
り、弾性部材 234-2と接触しながらストッパホイール 2
34の側面ホール 243-3中に挿入される。また、ストッパ
ホイール 234は、ヒンジ軸 234-1によって自由に回転す
るため、ストッパホイール 234上に形成された細長いホ
ール 234-4を含んでいる。弾性ストッパ 234-2は、可動
シリンダ部材 250の回転に従って、ラチェット歯部分 2
43上に留まるかまたはラチェット歯部分 243から分離さ
れる。
【0048】図10、11に示されている通り、可動シ
リンダ部材 250には、可動シリンダ部材 230の円周の周
囲に形成された切り込み溝 252が含まれており、後輪の
ハブ212に取り付けられたピン 253が切り込み溝 230中
に挿入され、可動シリンダ部材 250を左と右に移動させ
る。また、可動シリンダ部材 250は、弾性ストッパ 234
-2と接触するため可動シリンダ部材 250の内側円周の周
囲に形成された傾斜表面を含んでいる。
【0049】図11を参照すると、ラチェットシリンダ
231は、ラチェットシリンダ 231の円周の周囲に形成さ
れた細長いみぞ 234-1を含んでいるので、弾性ストッパ
234-2はヒンジ軸 234-1によって自由に回転することが
でき、その結果、可動シリンダ部材 250の傾斜表面 254
は弾性ストッパ 234-2と接触し、ラチェットホイール23
4のラチェット歯部分 234上に留まるかまたはラチェッ
ト歯部分 234から取り除かれる。
【0050】図7〜12に示されている通り、駆動結合
部分 240は、相互に一体化され、図7に示された通り駆
動切り換え部分 230のラチェットシリンダ 251中の各取
り付け軸 244において回転可能に装着された対になった
複数のアイドルギア 241を含んでいる。アイドルギア 2
41の一部分は駆動伝達部分 220のプレーンギア 224とか
み合ってプレーンギア 224とともに駆動され、他の部分
はハブ 212上に形成された内側ギア 230とかみ合って駆
動される。その結果、後輪は前進回転またはアイドル回
転される。換言すると、アイドルギア 241の小ギア部分
241-1は駆動伝達部分 220のプレーンギア 224とかみ合
い、アイドルギア 241の大ギア部分 241-2はハブ 212上
に形成された内側ギア 230とかみ合う。したがって、取
り付け軸224上に回転可能に装着されたアイドルギア 24
1の回転は、後輪 210を強制して前進回転またはアイド
ル回転させる。
【0051】本発明に従った第3実施例の作用効果は下
記の通りである:先ず、レバーが左に移動されると、ス
トッパホイール 234はラチェットシリンダ 231のラチェ
ット歯部分 234から取り除かれる。そのとき、ペダルが
正常状態で作動されると、チェーンを介して駆動スプロ
ケットに接続された被駆動スプロケット 221は前進方向
に回転する。その後、回転ホイール 222の内側歯部分 2
23はラチェットシリンダ 231の内側歯部分 243とかみ合
っているので、回転ホイール 231はラチェットシリンダ
231を前進方向に回転させる。しかし、ラチェットシリ
ンダ 231のアイドルギア 241はアイドルギア 241の小ギ
ア部分 241-2とかみ合い、アイドルギア 241の大ギア部
分 241-1はハブ 212の内側ギア 260とかみ合う。ここに
おいてプレーンホイール 224の回転力はアイドルギア 2
24に与えられるが、アイドルギア 241はラチェットシリ
ンダ 231の取り付け軸 244上に装着されており、また、
プレーンギア 224およびハブ 212の内側ギア 260それぞ
れとかみ合っているので、ペダルの駆動力(ラチェット
シリンダ 231の前進回転力)はアイドルギア 241を回転
させず、後輪 210のハブ 212を前進方向に回転させるよ
うになっている。したがって、被駆動スプロケット 221
の回転力は後輪を前進方向に回転させ、そのことによっ
て自転車に前進運動をさせる。
【0052】次に、ペダルが逆方向に回転されている間
に、レバー 233が右に移動され、ストッパホイール 234
がラチェットシリンダ 231のラチェット歯部分 234上に
留められたとき、被駆動スプロケット 221は、回転ホイ
ール 223および回転ホイール223のプレーンギア 224と
ともに、逆方向に回転される。その後、回転ホイール22
2の方向固定ストッパ 223はラチェットシリンダ 231の
内側歯部分 243上を通過して逆回転し、ラチェットシリ
ンダ 231はストッパホイール 234上に留まり、ラチェッ
トシリンダ 231を強制して静止状態に保たせる。しか
し、ラチェットシリンダ 231のアイドルギア 241はアイ
ドルギア 241の小ギア部分 241-2とかみ合っているので
アイドルギア 241は前進回転され、また、アイドルギア
241の大ギア部分 241-1はハブ 212の内側ギア 260とか
み合っているので後輪 210は前進回転し、自転車に前進
運動をさせる。
【0053】したがって、バックペダリングの間、自転
車は、ペダリングのように後輪を前進回転させることに
よって前進方向に動かされる。
【0054】他方、自転車のアイドル作動の場合、レバ
ー 233は、先ず、ストッパホイール234がラチェットシ
リンダ 231のラチェット歯部分 234上に留まるのを防止
するために操作される。その後、ペダルが逆方向に作動
されると、回転ホイール 222の方向固定ストッパ 223は
ラチェットシリンダ 231の内側歯部分 243上を通過し、
ラチェットシリンダ 231はストッパホイール 231によっ
て制御されず自由に回転する。したがってラチェットシ
リンダ 231の取り付け軸 244上に回転可能に装着された
アイドルギア 241は制御力を失い、アイドルギア 241の
小ギア部分 241-2はプレーンギア 224とかみ合う。プレ
ーンギア 224が逆方向に回転すると、アイドルギア 241
は前進方向にアイドル回転する。アイドルギア 241の大
ギア部分241-1はハブ 212の内側ギヤ 260とかみ合って
いるので、アイドルギア 241の大ギア部分 241-1は後輪
210に駆動力を伝達しない。したがってペダルが逆回転
しているときでさえ、駆動力は被駆動スプロケットに伝
達されない。さらに、自転車を歩かせている間、ペダル
は静止状態に保たれる。また、ペダリングまたはバック
ペダリングの間自転車は前進運動するが、従来の自転車
と同様にアイドル状態にも維持される。
【0055】以下、本発明の第4実施例を、詳細に説明
する。図13に示されている通り、本発明に従い、カー
トリッジ 309は、前端と後端にパイプフレーム 311が接
続しているパイプ取り付けブラケット 310中にはめ込ま
れている。ペダル 320は、ベアリング 323によってカー
トリッジ 309中に回転可能に装着されたペダルシャフト
321に、取り付けねじ 321によって取り付けられてい
る。特に、前進駆動機構は、ベアリング 323によってペ
ダルシャフト 322に回転可能に取り付けられていて、ペ
ダリングまたはバックペダリングの間、ペダル 320の駆
動力を駆動スプロケットに伝達するためのペダル 320を
含む駆動伝達部分 340;駆動伝達部分 340からの駆動力
を後輪の前進、逆またはアイドル回転に変換するための
駆動切り換え部分 350;駆動切り換え部分 350の作動に
従ってペダルシャフト 322の周囲を中心に前進またはア
イドル状態出回転するトルク維持部分 360;および、駆
動力を駆動スプロケット 371に伝達するためトルク維持
部分 360と弾性的にかみ合う駆動結合部分 370から成っ
ている。
【0056】駆動伝達部分 340は、2つのギア部分を有
する駆動ギア 341がスプライン等によってペダルシャフ
ト 322に装着されてペダルシャフト 322とともに回転し
て駆動切り換え部分 350のラチェットホイール 351、ア
イドルギア 352および駆動ギア 341とかみ合い、前進、
逆およびアイドル回転力を駆動切り換え部分 350に伝達
する構造である。
【0057】図14に示されている通り、駆動切り換え
部分 350は、ラチェットホイール 351のシャフト上に組
み立てられた切り換えレバー 353とアイドルギア 352に
よって制御されるラチェットホイール 351を含んでい
る。上記において説明した通り、ラチェットホイール 3
51とアイドルギア 352は、トルク維持部分 360を介して
回転力を駆動結合部分 370に伝達するため、駆動伝達部
分 340の駆動ギア 341の前進または逆回転を変換する。
【0058】図13、15に示されている通り、ラチェ
ットホイール 351は、ラチェットホイール 351の外周部
の周囲に形成されたラチェット歯部分 351-1、および、
ラチェットホイール 351の内周部の周囲に形成されたラ
チェット歯部分 351-2を含んでいる。切り換えレバー 3
53は外側ラチェット歯部分 351-1上に弾性的に支持され
手いて外側から作動可能であり、その結果、ラチェット
ホイール 351は固定またはアイドル回転される。また、
駆動ギア 341は内側ラチェット歯部分 351-2中に装着さ
れていてラチェットピンによって一方向に回転されるの
で、ラチェットホイール 351は一方向に回転するかまた
はアイドル作動する。アイドル取り付けシャフト 352-1
はラチェットホイール 352の側面に取り付けられてお
り、アイドルギア 352はアイドル取り付けシャフト 352
-1上に回転可能に装着されていて、駆動ギア 341とかみ
合わせられる。
【0059】図13に示されている通り、トルク維持部
分 360は、トルク維持ホイール 361がベアリング 362に
よってペダルシャフト 322上に回転可能に装着され、ア
イドルギア 352とかみ合うためトルク維持ホイール 361
の内側円周の周囲に形成された内側ギア 361-3を含む構
造である。トルク維持ホイール 361は、トルク維持ホイ
ール 361の内側の右と左の円周の周囲に等間隔で形成さ
れた傾斜して平坦でない表面 361-1、および、トルク維
持ホイール 361の外側円周の周囲に形成されたねじ山付
き部分 361-2を含んでいる。傾斜して平坦でない表面 3
61-1とねじ山付き部分 361-2は、駆動結合部分370 の駆
動スプロケットハブ 372および取り付けホイール 373と
弾性的に結合し、前進、逆およびアイドル回転の駆動力
を駆動スプロケット 371の伝達するたびに働く。
【0060】駆動結合部分 370は、トルク維持ホイール
361とかみ合った傾斜して平坦でない表面 372-1を有す
る駆動スプロケットハブ 372;駆動スプロケットハブ 3
72と取り付けホイール 373との間のスプリング 374を介
してトルク維持ホイール 361と密接に結合した取り付け
ホイール 373;および、駆動スプロケットハブ 372の外
側円周上において相互に一体化されまたは相互に分離さ
れた複数の駆動スプロケット 371を含んでいる。駆動ス
プロケットハブ 372、スプリング 374、取り付けホイー
ル 373および駆動スプロケット 371とトルク維持ホイー
ル 361との組み合わせは下記の通りである。
【0061】傾斜していて平坦でない表面 361が傾斜し
ていて平坦でない表面 372-1とかみ合った後、スプリン
グ 374が駆動スプロケット分ハブ 372中に装着され、取
り付けホイール 373はトルク維持ホイール 361のねじ山
付き部分 361-2と結合する。したがって、スプリング 3
74が弾性的に収縮するとトルク維持ホイール 361と駆動
スプロケットハブ 372は相互に密接に結合する。傾斜し
ていて平坦でない表面361、 372-1 が相互にかみ合って
いるからである。図15に示されている通り、駆動スプ
ロケット 371は、駆動スプロケットハブ372の円周の周
囲に形成された平坦でない表面 375とかみ合っており、
駆動スプロケットハブ 372と統合される。また、マルチ
駆動スプロケット 371は、駆動スプロケットハブ 372と
結合することができ、最後に装着される駆動スプロケッ
ト371は駆動スプロケットハブ 372中にねじ込まれる
(図13の左部分に示されている)。
【0062】したがって、ペダルシャフト322 が前進方
向に回転されると、駆動ギア 341はペダルシャフト 322
と同じ方向に前進回転され、ラチェットホイール 351を
強制して前進回転させる。駆動ギア 341がアイドルギア
352とかみ合い、アイドルギア 352がトルク維持ホイー
ル 361とかみ合うと、ラチェットホイール 351の前進回
転力が駆動ラチェット 371に伝達される。
【0063】また、ペダルシャフト 322が逆方向に回転
されると、駆動ギア341 はペダルシャフト 322と同じ方
向に逆回転され、ラチェットホイール 351を強制して、
切り換えレバ 353によって停止させる。駆動ギア 341が
逆回転すると、駆動ギア 341はアイドルギア 352とかみ
合い、前進回転する。
【0064】自転車のアイドル回転の場合、切り換えレ
バー 353がラチェットホイール 351の外側歯部分 351-1
上に留まっていない条件下においてペダル 320が逆回転
すると、ラチェットホイール 351は自由に回転可能であ
る。ラチェットホイール 351のアイドル取り付け軸 352
-1において回転可能であるアイドルギア 352は駆動ギア
341とかみ合い、そのことによって、アイドルギア 352
は制御力を失う。そのとき、駆動ギア 341は逆回転し、
アイドルギア 352は前進方向にアイドル回転する。その
ため、回転力は、トルク維持ホイール 361と結合した駆
動スプロケットハブ 372の駆動スプロケット 371はもち
ろん、アイドルギア 352、および、トルク維持ホイール
361の内側ギア 361-2にも伝達されない。したがって、
ペダル 320が逆回転している場合でさえ、駆動力は後輪
の被駆動スプロケットに伝達されず、また、自転車の歩
行の間、ペダル 320は静止状態に維持される。
【0065】本発明に従った第4実施例の作用効果は下
記の通りである。先ず、ペダル 320が前進方向に回転さ
れると、ペダルシャフト 322に取り付けられた駆動ギア
341は前進方向に回転する。ここにおいて、図14か
ら、駆動ギア 341はラチェットホイール 351の歯部分 3
51-2を前進方向に回転させるが、それは切り換えレバー
353が、ラチェットホイール 351の前進回転に対して、
ラチェットホイール 351の歯部分 351-1上に留まってい
ないからである。また、アイドルギア 352は駆動ギア 3
41とかみ合い、その後、トルク維持ホイール 352の内側
ギア 361-3によって静止状態に維持される。そのためペ
ダル 320の前進駆動力(ラチェットホイール 361の前進
回転力)はアイドルギア 352を回転させないが、トルク
維持ホイール 361は回転させる、その結果、駆動スプロ
ケット 371は前進方向に回転される。したがって、駆動
スプロケット 3741 が前進回転すると、チェーンを介し
て駆動スプロケット 371に結合された被駆動スプロケッ
トは回転し、後輪を前進方向に運動させる、そのことに
よって自転車は前進運動をさせられる。
【0066】また、切り換えレバー 353がラチェットホ
イール 351のラチェット歯部分 352-2上に留まった条件
下においてペダル 320が逆方向に回転された場合、ペダ
ルシャフト 322に取り付けられた駆動ギア 341は逆方向
に回転する。しかし、アイドルギア 352が駆動ギア 341
とかみ合っている条件下で駆動ギア 341が逆回転する
と、アイドルギア 352は前進回転し、その後、駆動スプ
ロケット 371が前進回転する。アイドルギア 352と内側
ギア 361-2が相互にかみ合っているからである。したが
って、ペダル 320が前進回転したときのように、駆動ス
プロケット 371は前進回転し、チェーンを介して駆動ス
プロケット 371に結合された被駆動スプロケットを回転
させる。被駆動スプロケットは後輪を前進方向に回転さ
せ、自転車に前進運動をさせる。
【0067】その上、本発明は、駆動スプロケット 371
に大きな衝撃が与えられた場合においてさえ、衝撃を吸
収し、駆動伝達部分 340と駆動切り換え部分 350に衝撃
が伝達されるのを防止する。トルク維持ホイール 361と
駆動スプロケットハブ 372は相互に弾性的に結合してい
るので、それぞれの傾斜していて平坦でない表面 361-
1, 371-1 の面と向かった配列は、スプリング 374によ
って維持される。上記において説明した通り、本発明に
従い、自転車は、使用者のレバー選択に基づき、ペダリ
ングまたはバックペダリングの間、前進運動で移動する
が、自転車は、従来の自転車と同様にアイドル状態にも
維持される。この自転車は広範囲の移動の選択を提供
し、長時間の移動の間においてさえ使用者の疲労感を緩
和する。
【0068】以下、本発明の第5実施例を詳細に説明す
る:
【0069】図16に示されている通り、カートリッジ
409はパイプ取り付けブラケット 410中にはめ込まれて
おり、パイプ取り付けブラケット 410の前側部分と後側
部分にパイプフレーム 411が接続されている。ペダル 4
20は、ベアリング 423によってカートリッジ 409中に回
転可能に装着されたペダルシャフト 422に、取り付けね
じ 421によって取り付けられている。この例の前進駆動
機構は、ベアリング 423によってペダルシャフト 422に
回転可能に取り付けられていて、ペダリングまたはバッ
クペダリングの間、ペダル 420の駆動力を駆動スプロケ
ットに伝達するためのペダル 420を含む駆動伝達部 440
と、駆動伝達部 440に弾性的にかみ合ったトルク維持部
460と、駆動伝達部 440からの駆動力を後輪の正、逆ま
たはアイドル回転に変換するための駆動切り換え部 450
と、駆動切り換え部 450の切り換えられた駆動力によっ
て駆動スプロケット 471を前進またはアイドル状態で回
転させるための駆動結合部 470と、から成っている。
【0070】駆動伝達部 440は、2個のギア部分を有す
る駆動ギア 441がスプライン等によってペダルシャフト
422に装着されてペダルシャフト 422とともに回転し、
そしてトルク維持部 460(後に詳述)によりフォローさ
れるアイドルギア 452とかみ合わされ、トルク維持部 4
60に正回転、逆回転およびアイドル回転力を伝達する構
造である。トルク維持部 460は、駆動伝達部 440からの
駆動力を、スプライン等によってトルク維持部 460に連
結された第1ラチェットホイール 455に伝達する。
【0071】駆動切り換え部 450は、切り換えレバー 4
53によって制御される第2ラチェットホイール 451、お
よび、第2ラチェットホイール 451のシャフトに組立て
られたアイドルギア 452を含んでいる。第2ラチェット
ホイール 451とアイドルギア452は駆動伝達部 440の駆
動ギア 441の正回転または逆回転を変換して回転力に
し、駆動連結部 470に伝達する。
【0072】第2ラチェットホイール 451は、第2ラチ
ェットホイール 451の外側円周の周囲に形成されたラチ
ェット歯部 451-1、および、第2ラチェットホイール 4
51の内側円周の周囲に形成されたラチェット歯部 451-2
を含んでいる。切り換えレバー 453はラチェット歯部 4
51-1中に弾性的に支持されていて外部から作動可能であ
るので、第2ラチェットホイール 451は固定またはアイ
ドル回転される。また、ラチェット歯部 451-2は第1ラ
チェットホイール 455を一方向に回転させるかアイドル
状態にすることができるようにする。ラチェット歯部 4
51-2が一方向に回転すると、第2ラチェットホイール 4
51が回転する。アイドル取り付けシャフト 452-1は第2
ラチェットホイール 451の側面に取り付けられ、アイド
ルギア 452はアイドル取り付けシャフト 452-1に回転可
能に装着され、駆動ギア 441とかみ合う。
【0073】トルク維持部 460は、スプライン等によっ
て第1ラチェットホイール 455と連結されており、また
駆動ギア 441とかみ合うため、左右の側の円周の周囲に
定間隔で形成された傾斜していて平坦でない表面部分 4
60-1を含んでいる。傾斜していて平坦でない表面部分 4
60-1は他方で第1ラチェットホイール 455と弾性的にか
み合っており、正回転、逆回転、アイドル回転の駆動力
を第1ラチェットホイール 455に伝達する。スプリング
464が弾性的に収縮するとトルク維持部 460と駆動ギア
441は相互に密接にかみ合う。傾斜していて平坦でない
表面部分 441-1, 460-1 が相互にかみ合っているからで
ある。
【0074】駆動連結部 470はアイドルギア 452とかみ
合う構造であり、駆動連結部 470の外側円周の周囲に形
成された複数の駆動スプロケット 471を含んでいて、相
互に統合または分離される。
【0075】したがって、ペダルシャフト 422が前進方
向に回転すると駆動ギア 441はペダルシャフト 422と同
じ方向に前進回転し、第2ラチェットホイール 451を強
制的に前進回転させる。駆動ギア 441がアイドルギア 4
52とかみ合い、アイドルギア452が駆動連結ホイール 47
0とかみ合うと、ラチェットホイール 451の前進回転力
は駆動スプロケット 471に伝達される。
【0076】一方、ペダルシャフト 422が逆方向に回転
すると駆動ギア 441はペダルシャフト 422と同じ方向に
逆回転する。そのとき、トルク維持部 460は切り換えレ
バー453によって駆動ギア 441と弾性的にかみ合って逆
回転され、第1ラチェットホイール 455はスプラインに
よってトルク維持部 460に連結されて逆回転されるの
で、切り換えレバー 453はラチェット歯部 451-1上を通
過する。したがって、第1ラチェットホイール 455は停
止される。駆動ギア 441が逆回転すると、駆動ギア 441
はアイドルギア 452とかみ合い、前進回転する。
【0077】自転車のアイドル回転の場合、切り換えレ
バー 453が第2ラチェットホイール451の外側歯部 451-
1上に留まっていない条件下でペダル 420が逆回転する
と、第2ラチェットホイール 451は自由に回転可能であ
る。アイドルギア 452は第2ラチェットホイール 451の
アイドル取り付け軸 452-1において回転可能であり、駆
動ギア 441とかみ合うことによって、制御力を失う。そ
のとき、駆動ギア 441は逆回転し、アイドルギア 452は
前進方向にアイドル回転する。このため、回転力は、駆
動スプロケット 471はもちろんアイドルギア 452と駆動
連結部 470に伝達されない。したがって、ペダル 420が
逆回転している場合においてさえ、駆動力は後輪の被駆
動スプロケットに伝達されず、また、自転車を歩かせて
る間、ペダル 420は静止状態に維持される。
【0078】本発明に従った第5実施例の作用効果は次
の通りである。
【0079】先ず、ペダル 420が前進方向に回転する
と、ペダルシャフト 422に取り付けられた駆動ギア 441
は前進方向に回転する。ここにおいて、駆動ギア 441が
第2ラチェットホイール 451のラチェット歯部 451-2を
前進方向に回転させることが注目される。第2ラチュッ
トホイール 451の前進回転に対して、切り換えレバー 4
53が第2ラチェットホイール 451のラチェット歯部 451
-2上に留まっていないからである。また、アイドルギア
452は駆動ギア 441とかみ合い、その後、駆動連結部 4
70の内側ギア 470-1とかみ合い、静止状態に維持され
る。そのため、ペダル 420の前進駆動力(第2ラチェッ
トホイール 451の前進回転力)はアイドルギア 452を回
転させず、駆動連結部 470を回転させるので、駆動スプ
ロケット 471は前進方向に回転する。したがって駆動ス
プロケット 471が前進方向に回転すると、チェーンを介
して駆動スプロケット 471に連結された被駆動スプロケ
ットが回転し、後輪を前進方向に回転させ、そのことに
よって、自転車に前進運動をさせる。
【0080】他方、切り換えレバー 453が第2ラチェッ
トホイール 451のラチェット歯部 451-2上に留まった条
件下でペダル 420が逆回転した場合、ペダルシャフト 4
22に取り付けられた駆動ギア 441は逆方向に回転する。
第2ラチェットホイール 451のラチェット歯部 451-2は
逆回転し、切り換えレバー 453をラチェット歯部 451-2
上に留めさせ、そのことによって、第2ラチェットホイ
ール 451を静止状態に維持する。しかし、アイドルギア
452が駆動ギア 441とかみ合った条件下で駆動ギア 441
が逆回転する場合、アイドルギア 452は前進回転し、そ
の後、駆動スプロケット 471が前進回転する。アイドル
ギア 452と駆動ギア 441が相互にかみ合っているからで
ある。したがって、ペダル 420が前進回転している場合
のように、駆動スプロケット 471は前進回転し、自転車
に前進運動をさせる。
【0081】その上、本発明は、自転車に大きな衝撃が
与えられた場合においてさえ、衝撃を吸収し、駆動切り
換え部 450に衝撃が伝達されるのを防止する。なぜな
ら、トルク維持部 460と駆動ギア 441はそれぞれの傾斜
していて平坦でない表面 441-1と460-1 とを面と向かっ
て配列させた状態で相互に弾性的に連結し、スプリング
464によって支持されているからである。
【0082】上記において説明した通り、本発明に従
い、自転車は、使用者のレバー選択に基づき、ペダリン
グまたはバックペダリングの間、前進運動で移動する
が、自転車は、従来の自転車と同様にアイドル状態にも
維持される。この自転車は広範囲の移動の選択を提供
し、長時間の移動の間においてさえ使用者の疲労感を緩
和する。
【0083】以下、本発明の第6実施例を詳細に説明す
る:
【0084】図18に示されている通り、本発明に従
い、自転車用前進駆動機構は、前部と後部にフレーム 5
11が接続されたパイプ取り付けブラケット 510に嵌入し
た取り付けシリンダ 570、および、ベアリング 523によ
って回転可能に装着されたペダルシャフト 522に取り付
けねじ 521によって取り付けられ、ペダリングとバック
ペダリングの間、ペダル 520の駆動力を、ペダルシャフ
ト 522上に形成されたみぞに沿って移動する駆動切り換
え部に伝達するためのペダルシャフト 522とペダル 520
を含んでいる。駆動伝達部 551から成っている。駆動切
り換え部 560は、駆動伝達部 551からの駆動力を駆動切
り換え部 560の円周上に装着された第1ベベルギア 555
または第3ベベルギア 557に伝達し、そのことにより第
1ベベルギア 555または第3ベベルギア 557によって変
換された前進または逆の回転力を駆動スプロケット 530
に伝達する構造である。駆動連結部 540は、第1ベベル
ギア555、第2ベベルギア 556と第3ベベルギア 557に
よって作られた切り換え後の駆動力を駆動スプロケット
530に伝達する構造である。
【0085】駆動連結部 540は、ねじによって、第3ベ
ベルギア 557に連結され、一体的に回転する。
【0086】駆動スプロケット 530は、ボルト 541とナ
ット 542によって駆動連結部 540に統合されており、切
換後の駆動力をチェーンを介して被駆動スプロケット
(図示されていない)に伝達する。
【0087】駆動伝達部 551はペダルシャフト 522上に
装着されており往復運動する。ペダル 520が前進または
逆回転するとき、駆動伝達部 551の両面上に形成された
歯部560-1, 560-2 は相互にかみ合い、駆動力を駆動切
り換え部 560に伝達する。
【0088】駆動切り換え部 560は、第1ベベルギア 5
55および第3ベベルギア 557それぞれの側面上に形成さ
れた歯部 555-1, 557-1 とかみ合い、駆動伝達部 551か
らの駆動力を駆動連結部 540に伝達する。
【0089】したがって、図18に示されている通り、
ペダルシャフト 522が前進方向に回転すると、駆動伝達
部 551は右方向に移動する。そのとき、駆動伝達部 551
は第3ベベルギア 557とかみ合い、駆動力を駆動連結部
540に伝達する。
【0090】また、図18に示されている通り、ペダル
シャフト 522が逆方向に回転すると、駆動伝達部 551は
左方向に移動する。そのとき、駆動伝達部 551は第1ベ
ベルギア 555とかみ合い、逆回転する。その後、第1ベ
ベルギア 555は第2ベベルギア 556とかみ合い、前進回
転する。また、第2ベベルギア 556は第3ベベルギア55
7とかみ合い、前進回転する。ここにおいて、第2ベベ
ルギア 556は、取り付けピン 556-1によって取り付けシ
リンダ 570中に回転可能に装着されている。
【0091】本発明に従った第6実施例の作用効果は下
記の通りである。
【0092】先ず、ペダル 520が前進方向に回転する
と、駆動伝達部 551はペダルシャフト522上を右に移動
する。そのとき、第1ベベルギア 555の歯部 555-1と第
3ベベルギア 557の歯部 557-1は相互にかみ合っていて
前進回転するので、ねじによって第3ベベルギア 557に
連結された駆動連結部 540は前進方向に回転する。その
後、第2ベベルギア 556が第3ベベルギア 557 とかみ
合い、逆回転する。第1ベベルギア 555は第2ベベルギ
ア 556とかみ合い、摺動可能に前進回転する。したがっ
て、駆動連結部 540が前進回転すると、チェーンを介し
て駆動スプロケット 530に連結された被駆動スプロケッ
トが回転し、後輪を前進方向に回転させ、そのことによ
って、自転車に前進運動をさせる。
【0093】他方、ペダルシャフト 522が逆方向に回転
すると、駆動伝達部 551はペダルシャフト 522上に形成
されたみぞに沿って左方向に移動する。そのとき、駆動
伝達部 551は第1ベベルギア 555とかみ合って逆回転す
る。その後、第2ベベルギア556が第1ベベルギア 555
とかみ合い、前進回転する。また、第3ベベルギア 557
は第2ベベルギア 556とかみ合って前進回転し、一方、
第3ベベルギア 557中にねじ込まれた駆動連結部 540
は、駆動スプロケット 530とともに前進回転する。した
がって、ペダル 520が前進方向に回転している場合のよ
うに、チェーンを介して駆動スプロケット 530に連結さ
れた被駆動スプロケットは回転し、後輪を前進方向に回
転させ、そのことによって自転車に前進運動をさせる。
また、移動の間、ペダルを働かせることなく自転車をア
イドル回転に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従った自転車用前進駆動機構
の第1実施例を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明に従った自転車用前進駆動機構
の第1実施例の重要部分を示す拡大断面図である。
【図3】図3は、本発明に従った自転車用前進駆動機構
の第1実施例の他の例を示す断面図である。
【図4】図4は、本発明に従った自転車用前進駆動機構
の第1実施例の他の例を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明に従った自転車用前進駆動機構
の第2実施例を示す断面図である。
【図6】図6A,6B,6Cは、図5の重要部分を示す
展開斜視図と平面図である。
【図7】図7は、本発明に従った自転車用前進駆動機構
の第3実施例を示す断面図である。
【図8】図8は、本発明に従った自転車用前進駆動機構
の第3実施例の他の例を示す断面図である。
【図9】図9A,9Bは、図8の重要部分を示す拡大分
離斜視図と拡大断面図である。
【図10】図10は、本発明に従った自転車用前進駆動
機構の第3実施例の他の例を示す断面図である。
【図11】図11は、図10の重要部分を示す拡大断面
図である。
【図12】図12は、本発明に従った自転車用前進駆動
機構の第3実施例の他の例を示す断面図である。
【図13】図13は、本発明に従った自転車用前進駆動
機構の第4実施例を示す断面図である。
【図14】図14は、図13のA−A線に沿って取られ
た断面図である。
【図15】図15は、図13のB−B線に沿って取られ
た断面図である。
【図16】図16は、本発明に従った自転車用前進駆動
機構の第5実施例の他の例を示す断面図である。
【図17】図17は、図16の重要部分を示す拡大断面
図である。
【図18】図18は、本発明に従った自転車用前進駆動
機構の第6実施例の他の例を示す断面図である。
【図19】図19は、図18の重要部分を示す拡大断面
図である。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記から成る自転車用前進駆動機構:自
    転車のペダルシャフトに取り付けられ、チェーンによっ
    て後輪に接続された駆動スプロケットに駆動力を伝達す
    るための駆動伝達部;駆動伝達部から作られた駆動力に
    よる前進またはアイドル状態での後輪回転を可能にする
    ための駆動切り換え部;および、 駆動切り換え部の作動に従い、駆動スプロケットの前進
    またはアイドル回転を可能にするための駆動連結部。
  2. 【請求項2】 駆動伝達部が、駆動伝達部の円周上に取
    り付けられた方向固定ストッパを含み、駆動切り換え部
    に接続された回転ホイール、および、回転ホイールと同
    じ軸に置かれ駆動連結部に接続された回転ギアから成
    る、請求項1記載の自転車用前進駆動機構。
  3. 【請求項3】 駆動切り換え部が相互に向かい合う内側
    ホイールと外側ホイール上に形成された歯部を有するラ
    チェットホイールから成り、内側歯部は駆動連結部とか
    み合うように形成され、外側歯部は切り換えレバーによ
    って位置を決められる切り換えストッパとかみ合いまた
    は切り換えストッパから取り除かれるように形成され
    る、請求項1記載の自転車用前進駆動機構。
  4. 【請求項4】 駆動連結部が、相互に統合され、駆動切
    り換え部のラチェットホイールの一方の側面上の各取り
    付け軸に回転可能に装着された、対になった複数のアイ
    ドルギアを含み、アイドルギアの一部は回転ギアとかみ
    合って駆動され、アイドルギアの他の一部は駆動スプロ
    ケットの内側ギアとかみ合って駆動され、そのことによ
    って駆動スプロケットを前進またはアイドル状態で回転
    させる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自転車用
    前進駆動機構。
  5. 【請求項5】 ラチェットホイールの前進回転の間、ラ
    チェットホイールの内側歯部が回転ホイールの方向固定
    ストッパとかみ合い、そのことによって、ラチェットホ
    イールを前進方向に回転させる、請求項3記載の自転車
    用前進駆動機構。
  6. 【請求項6】 切り換えストパが取り付けブラケット上
    のヒンジ軸の周囲を中心に回転可能に形成され、切り換
    えストパは切り換えレバーの位置選択に従ってラチェッ
    トホイールの外側歯部上に留まるかラチェットホイール
    の外側歯部から取り除かれ、そのことによってラチェッ
    トホイールを停止または回転させる、請求項3記載の自
    転車用前進駆動機構。
  7. 【請求項7】 下記から成る自転車用前進駆動機構:自
    転車のペダルシャフトに取り付けられ、ペダリングによ
    って回転される回転ホイールと第1ベベルギアを含み、
    チェーンによって後輪に接続された駆動スプロケットに
    駆動力を伝達するための駆動伝達部;駆動伝達部の外側
    の周囲に形成されたラチェット歯部、および、回転ホイ
    ールと第1ベベルギアに接続される第2ベベルギアが上
    に形成されたラチェットシリンダを含み、駆動伝達部か
    ら作られた駆動力の前進またはアイドル状態での回転を
    可能にするためである駆動切り換え部;および、 駆動切り換え部のラチェットシリンダの第2ベベルギア
    および第3ベベルギアとかみ合い、また、ラチェットシ
    リンダを回転または停止させるための切り換えストッパ
    を含み、駆動切り換え部の作動に従って駆動スプロケッ
    トの前進またはアイドル回転を可能にするための駆動連
    結部。
  8. 【請求項8】 駆動伝達部の構造が、回転ホイールの方
    向固定ストッパがラチェットシリンダの内側部中に形成
    されたラチェット歯部とかみ合い、第1ベベルギアが、
    ラチェットシリンダの取り付け軸上に回転可能に装着さ
    れた第2ベベルギアとかみ合う構造である、請求項7記
    載の自転車用前進駆動機構。
  9. 【請求項9】 駆動切り換え部の構造が、ラチェットシ
    リンダの側面上に形成された側面ラチェット歯部が駆動
    伝達部の切り換えストッパとかみ合いまたは駆動伝達部
    の切り換えストッパから取り除かれる構造である、請求
    項7記載の自転車用前進駆動機構。
  10. 【請求項10】 駆動連結部が、駆動スプロケットはペ
    ダルシャフト上において回転可能である回転シリンダ中
    に装着され、回転シリンダはカプラによって第3ベベル
    ギアに接続され、そのことによって駆動スプロケットが
    前進またはアイドル状態で回転する、請求項7記載の自
    転車用前進駆動機構。
  11. 【請求項11】 切り換えストッパがスプリングによっ
    て弾性的に支持され、可動部材によって側面ラチェット
    歯上に留められまたは側面ラチェット歯から取り除かれ
    る、請求項7〜9のいずれか1項に記載の自転車用前進
    駆動機構。
  12. 【請求項12】 可動部材が駆動連結部の回転シリンダ
    の外側円周上に回転可能に装着されているため、可動部
    材の取り付けピンが切り換えストッパを作動することが
    できる、請求項11記載の自転車用前進駆動機構。
  13. 【請求項13】 下記から成る、自転車用前進駆動機
    構:自転車のペダルシャフトに取り付けられた駆動スプ
    ロケット、および、チェーンによって駆動スプロケット
    に接続され、リヤシャフト上に回転可能に取り付けられ
    た回転ホイール上に装着された被駆動スプロケットを含
    み、被駆動スプロケットの駆動力を後輪に伝達するため
    である駆動伝達部;駆動伝達部のラチェットホイールか
    らの駆動力をラチェットシリンダに伝達し、後輪の前進
    もしくはアイドル回転または停止切り換えを行うためで
    ある駆動切り換え部;および、 駆動切り換え部の作動に従って、後輪の前進またはアイ
    ドル回転を可能にするための駆動連結部。
  14. 【請求項14】 駆動伝達部の回転ホイールが、駆動切
    り換え部のラチェットシリンダとかみ合っていて被駆動
    スプロケットとともにリアシャフトの周囲を中心に回転
    させる方向固定ストッパ、および、駆動連結部とかみ合
    っていて回転するプレーンギアを含む、請求項13記載
    の自転車用前進駆動機構。
  15. 【請求項15】 駆動切り換え部おラチェットシリンダ
    の構造が、ストッパホイールがリヤシャフトに装着され
    ていて、ラチェットシリンダと連結しているかラチェッ
    トシリンダ方取り除かれている間、切り換えレバーによ
    って左と右に移動され、そのことによって被駆動スプロ
    ケットの駆動力に抗してラチェットシリンダを固定また
    は前進回転させる構造である、請求項13記載の自転車
    用前進駆動機構。
  16. 【請求項16】 駆動連結部が、相互に統合され、駆動
    切り換え部のラチェットシリンダ中の各取り付け軸にお
    いて回転可能に装着された、対になった複数のアイドル
    ギアを含み、アイドルギアの一部駆動伝達部のプレーン
    ギアとかみ合って駆動され、アイドルギアの他の一部は
    後輪のハブ上に形成された内側ギアとかみ合い、そのこ
    とによって後輪を前進またはアイドル状態で回転させ
    る、請求項13記載の自転車用前進駆動機構。
  17. 【請求項17】 駆動切り換え部のラチェットシリンダ
    の構造が、可動シリンダによってヒンジ軸において弾性
    的に動かされる弾性ストッパを有するストッッパホイー
    ルがリヤシャフトに装着され、ストッパホイールの弾性
    ストッパが可動シリンダの運動によってラチェットシリ
    ンダのラチェット歯部とかみ合うかまたはラチェットシ
    リンダのラチェット歯部から分離され、被駆動スプロケ
    ットの駆動力に抗してラチェットシリンダを固定または
    前進回転させる構造である、請求項15記載の自転車用
    前進駆動機構。
  18. 【請求項18】 下記から成る、自転車用前進駆動機
    構:自転車のペダルシャフトに取り付けられ、前進また
    は逆方向のペダルの駆動力を後輪に伝達するためである
    駆動伝達部;駆動伝達部から作られた駆動力を前進、逆
    またはアイドル回転に切り換えるための駆動切り換え
    部;駆動切り換え部の作動に従って、ペダルシャフトの
    前進またはアイドル回転を維持するためのトルク維持
    部;および、 駆動力を駆動スプロケットに伝達するためトルク維持部
    と弾性的にかみ合った駆動連結部。
  19. 【請求項19】 駆動伝達部の構造が、駆動ギアがペダ
    ルシャフトに装着されていて、ペダルシャフトの駆動力
    を駆動切り換え部に伝達し、そのことによって前進、逆
    またはアイドル回転の駆動力を得る構造である、請求項
    18記載の自転車用前進駆動機構。
  20. 【請求項20】 駆動切り換え部が、切り換えレバーに
    よって制御されるラチェットホイール、および、ラチェ
    ットホイール上に形成され、駆動伝達部からの駆動力を
    トルク維持部を介して駆動連結部に伝達するための複数
    のアイドルギアを含む、請求項18記載の自転車用前進
    駆動機構。
  21. 【請求項21】 トルク維持部の構造が、ベアリングに
    よって駆動伝達部のペダルシャフト上に回転可能に装着
    されたトルク維持部が駆動切り換え部とかみ合い、トル
    ク維持ホイールが駆動連結部とかみ合い、そのことによ
    って前進、逆またはアイドル回転の駆動力を駆動スプロ
    ケットに伝達する構造である、請求項18記載の自転車
    用前進駆動機構。
  22. 【請求項22】 駆動連結部が、トルク維持部とかみ合
    う傾斜して平坦でない表面を有する駆動スプロケットハ
    ブ;駆動スプロケットハブと取り付けホイールの間のス
    プリングを介してトルク維持ホイールに密接に連結する
    取り付けホイール;および、駆動スプロケットハブの外
    側円周上において相互に統合または分離される複数の駆
    動スプロケットを含む、請求項18〜21のいずれか1
    項に記載の自転車用前進駆動機構。
  23. 【請求項23】 下記から成る、自転車用前進駆動機
    構:自転車のペダルシャフトに取り付けられ、前進また
    は逆方向のペダルの作動力を後輪に伝達するための駆動
    伝達部;駆動伝達部都弾性的にかみ合ったトルク維持
    部;トルク維持部から伝達された駆動力を前進、逆また
    はアイドル回転に切り換えるための駆動切り換え部;お
    よび、 駆動切り換え部の作動に従って駆動スプロケットの前進
    またはアイドル回転を可能にするための駆動連結部。
  24. 【請求項24】 トルク維持部が駆動伝達部からの駆動
    力を第1ラチェットホイールを介して後輪に伝達する、
    請求項24記載の自転車用前進駆動機構。
  25. 【請求項25】 下記から成る、自転車用前進駆動機
    構:自転車のペダルシャフト上で往復運動する駆動伝達
    部;駆動伝達部から伝達された駆動力を前進またはアイ
    ドル回転に切り換えるための第1ベベルギア、第2ベベ
    ルギアと第3ベベルギアを含む駆動切り換え部;およ
    び、 駆動切り換え部から切り換えられた駆動力を駆動スプロ
    ケットに伝達するための駆動連結部。
  26. 【請求項26】 駆動伝達部から伝達された駆動力が第
    1ベベルギアまたは第3ベベルギアに伝達され、その
    後、前進または逆の回転力が駆動スプロケットに伝達さ
    れる、請求項25記載の自転車用前進駆動機構。
  27. 【請求項27】 駆動連結部がねじによって第3ベベル
    ギアに連結され、第3ベベルギアとともに回転する、請
    求項25又は請求項26記載の自転車用前進駆動機構。
JP7172752A 1994-06-14 1995-06-14 自転車用前進駆動機構 Pending JPH0924887A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1994P13391 1994-06-14
KR19940013391 1994-06-14
CA002151636A CA2151636C (en) 1994-06-14 1995-06-13 A forward-drive apparatus for a bicycle

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0924887A true JPH0924887A (ja) 1997-01-28

Family

ID=25678022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7172752A Pending JPH0924887A (ja) 1994-06-14 1995-06-14 自転車用前進駆動機構

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0687622A1 (ja)
JP (1) JPH0924887A (ja)
CN (1) CN1125675A (ja)
BR (1) BR9502790A (ja)
CA (1) CA2151636C (ja)
FI (1) FI952907A (ja)
NO (1) NO307873B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010123560A3 (en) * 2009-04-21 2011-01-27 Ernesto Haynes Bicycle pedaling system
JP2017516046A (ja) * 2014-05-16 2017-06-15 テクノベーション パートナーズ シーオー., エルティーディー.Technovation Partners Co., Ltd. 動力伝達装置

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970042080A (ko) * 1995-12-30 1997-07-24 마재열 자전거의 주행장치
KR100195515B1 (ko) * 1996-12-30 1999-06-15 마재열 자전거의 변환 전진구동 주행의 제어장치
KR19980080145A (ko) * 1997-03-11 1998-11-25 이윤락 자전거의 주행 및 가속장치
IL133376A0 (en) * 1997-06-09 2001-04-30 World Ind Co Ltd Apparatus for changing rotation of pedal shaft for bicycle
JP3431475B2 (ja) * 1997-12-12 2003-07-28 株式会社シマノ 自転車用フロント変速装置
AU2857399A (en) * 1998-03-11 1999-09-27 Yun-Rak Lee Traveling and accelerating system for bicycle
US6860171B1 (en) * 1999-12-29 2005-03-01 Shimano, Inc. Drive mechanism for a bicycle transmission assist mechanism
JP3654846B2 (ja) * 2001-03-22 2005-06-02 株式会社シマノ 自転車用変速補助装置
CN2574986Y (zh) * 2002-09-16 2003-09-24 达康新工业股份有限公司 自行车变速器
KR100479873B1 (ko) * 2003-05-13 2005-03-31 홍재호 수십가지 페달 링 방식의 자전거 드라이브 유닛
US7271293B2 (en) * 2004-03-02 2007-09-18 Celanese International Corporation Control method for process of removing permanganate reducing compounds from methanol carbonylation process
CN100529474C (zh) * 2007-08-24 2009-08-19 刘珍利 离合器的从动齿轮与轮毂组件
FR2927878A1 (fr) * 2008-02-22 2009-08-28 Duret Sarl Ets Pedalier.
US7988590B2 (en) 2008-04-21 2011-08-02 Sram, Llc Pawl for a planetary gear mechanism
CN102490849B (zh) * 2011-12-09 2013-05-08 大连理工大学 一种自行车双向驱动装置
DE102015203709A1 (de) * 2015-03-02 2016-09-08 Sram Deutschland Gmbh Ritzelanordnung mit Adapter
CN105966535A (zh) * 2016-06-20 2016-09-28 重庆奇可比自行车有限公司 脚踏板顺反旋转驱动自行车的曲柄
CN109278924A (zh) * 2017-07-21 2019-01-29 马晓刚 一种双向驱动中轴
CN108438073A (zh) * 2017-08-04 2018-08-24 杭州富阳新远新能源有限公司 一种带可变挡位驱动轮的行走机构
NL2021891B1 (en) * 2018-10-26 2020-05-13 Advancing Tech B V Transmission system

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3432015A (en) * 1965-06-15 1969-03-11 Fichtel & Sachs Ag Reversible one-way clutch with pilot brake
GR1000647B (el) * 1988-11-17 1992-09-11 Vasileios Mantzoutsos Συστημα μεταδοσης κινησης ποδηλατου.
KR910003100Y1 (ko) 1989-08-18 1991-05-13 박수영 원예용 삽
US5253889A (en) * 1990-01-25 1993-10-19 Michele Chiarella All wheel drive vehicle
KR940004483Y1 (ko) 1990-06-02 1994-07-04 대우전자 주식회사 콘덴서(condenser)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010123560A3 (en) * 2009-04-21 2011-01-27 Ernesto Haynes Bicycle pedaling system
JP2017516046A (ja) * 2014-05-16 2017-06-15 テクノベーション パートナーズ シーオー., エルティーディー.Technovation Partners Co., Ltd. 動力伝達装置

Also Published As

Publication number Publication date
BR9502790A (pt) 1996-02-06
NO307873B1 (no) 2000-06-13
CN1125675A (zh) 1996-07-03
CA2151636A1 (en) 1996-12-14
NO952323D0 (no) 1995-06-13
NO952323L (no) 1995-12-15
EP0687622A1 (en) 1995-12-20
FI952907A (fi) 1995-12-15
FI952907A0 (fi) 1995-06-13
CA2151636C (en) 2000-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0924887A (ja) 自転車用前進駆動機構
US7011592B2 (en) Sprocket assembly for a bicycle
US5967937A (en) Motorized shift assist control apparatus for bicycle transmission
JP3563322B2 (ja) 自転車用フリーホイール
US7201389B2 (en) Vehicle transmission
US6468178B1 (en) Rear wheel hub with drive train gear assembly, spindle and cranks for use on a bicycle
WO1998051561A1 (en) Reversible drive device for bicycles
US8602434B2 (en) Double chainring drivetrain
US20030034627A1 (en) Bi-directional pedaling system
EP1452438B1 (en) An internal hub transmission for a bicycle
KR20040091351A (ko) 자전거의 동력 전달장치
GB2513959A (en) Universal low-friction bicycle hub transmission
US5904362A (en) Forward-drive apparatus for a bicycle
US20070114086A1 (en) Vehicle propulsion system and vehicles adapted to include propulsion system
US20060229155A1 (en) Internally geared bicycle hub
US6382043B1 (en) Transmission assembly for a bicycle having forward/back gear
US20080016980A1 (en) frame mounted handlebar having a driving pivot axis perpendicular to a steering axis
EP1112922A2 (en) Bicycle hub transmission
US6916031B1 (en) Frictionless bicycle stopping device
US6347803B1 (en) Bicycle with two chain driven differentials
JP2004001665A (ja) 自転車用無段変速装置
JPH11310186A (ja) 両手駆動機構を有する自転車
SU1507639A1 (ru) Мускульный привод транспортного средства с возвратно-поступательным движением педалей
TWI682872B (zh) 雙傳動系統腳踏車之傳動結構
KR200255796Y1 (ko) 자전거의 동력구동장치