JPH09248380A - 遊技施設用遊技媒体受箱 - Google Patents

遊技施設用遊技媒体受箱

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JPH09248380A
JPH09248380A JP8472596A JP8472596A JPH09248380A JP H09248380 A JPH09248380 A JP H09248380A JP 8472596 A JP8472596 A JP 8472596A JP 8472596 A JP8472596 A JP 8472596A JP H09248380 A JPH09248380 A JP H09248380A
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JP
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game
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Application number
JP8472596A
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English (en)
Inventor
Ken Nakajima
権 中島
Kenji Hiramatsu
健二 平松
Takemune Horikoshi
武宗 堀越
Yasue Emoto
安枝 江本
Toru Imamura
徹 今村
Atsushi Miyazaki
篤 宮崎
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IKYO KK
Original Assignee
IKYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一の受箱に他の受箱を積み重ねたとき、不安
定なパチンコ玉の表面に他の受箱を載置することなく、
安定して受箱を積み重ねることができる。 【解決手段】 遊技施設用遊技媒体受箱1の箱体上部の
短辺の両側端には、持ち運び用のグリップ2を有してい
る。また、箱体上部の長辺の両側には、この受箱1上に
重ねられる他の受箱6の底面下部の長辺の渕7、8が間
入する上部溝部3a、3b、3c、3dを有する。該上
部溝部3a、3bおよび3c、3dは、上に重ねられる
受箱6の底面下部の長辺の渕7、8が、間入するため、
各長辺上部には、それぞれ2箇所に、受箱6の下部短辺
の間隔Aで、コの字型に切り欠いた上部溝部3a、3
b、3c、3dを有しており、また、箱体下部の長辺両
側には、これに対応して、受箱5の上部短辺の間隔B
で、コの字型に切り欠いた下部切り欠き部4a、4b、
4c、4dを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】遊技施設における遊技機より
獲得したパチンコ玉等(以下、「遊技媒体」ともい
う。)を一時的に収容する遊技媒体受箱(通称、「玉
箱」と称される。)に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ店等の遊技施設においては、プ
レイヤーは、パチンコ機等の遊技機でパチンコ玉を数多
く獲得した場合に、このパチンコ玉を玉箱に一時的に収
容し、遊技終了後、その玉箱を景品交換場所まで運ん
で、希望する景品に交換することが行われる。このよう
な玉箱には、最大で5000個程度のパチンコ玉を収容
することができるが、プレイヤーが、それ以上のパチン
コ玉を獲得した場合には、いくつもの玉箱を用意し、プ
レイヤーの傍らに積み重ねて、遊技が終了するまで、収
容しておくことが行われる。
【0003】図8に、従来の玉箱28を示す。すなわ
ち、従来の玉箱28は、底面が長方形の箱体からなり、
不使用時にはその多くを積み重ねておくため、上方向
に、若干、開いた形状構造を有している。また、このよ
うな従来使用される玉箱28は、玉箱28を持ち運ぶた
め、2つの短上端中央部にグリップ29を有している。
【0004】プレイヤーは、パチンコ玉を獲得した場合
には、玉箱28をパチンコ機の下方に設けられた台の上
に置き、パチンコ機に設けられた一時玉保管器の底部に
設けられた玉抜き口を解放して、プレイヤーが獲得した
パチンコ玉を収容する。そして、プレーヤーが、さらに
パチンコ玉を獲得した場合には、次の玉箱28を用意
し、パチンコ機から、獲得したパチンコ玉を次の玉箱2
8に収容する。このように、複数の玉箱28に、獲得し
たパチンコ玉を収容する場合には、図9に示すように、
玉箱28に収容されたパチンコ玉の上表面の上に、次の
玉箱28の底部を接触させるように重ねて積み上げ、一
時的に保管することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パチンコ玉
は、玉箱28に収容しても、その表面が、常に偏平とな
ることは少なく、通常は、パチンコ玉を収容した玉箱2
8を、数個、積み重ねると、図9に示すように、どちら
かに傾いて積み重ねられる場合が多い。
【0006】そのため、他のプレイヤーや遊技施設のホ
ール従業員等が、遊技機が設置された島と島の間の通路
を通る場合に、これらの玉箱に触れると、積み重ねた玉
箱が転倒したり、また、獲得したパチンコ玉を玉計数機
でカウントするために、景品交換場所に運搬する運搬用
台車に載せる際にも、積み重ねた玉箱が不安定になり、
運搬中に玉箱が転倒し、獲得したパチンコ玉が店内に散
乱する恐れがあった。パチンコ玉を収容した玉箱28が
転倒すると、収容したパチンコ玉が床に散乱し、その回
収に混乱を極めることがあった。
【0007】すなわち、このような、散乱したパチンコ
玉の拾集は、遊技施設内のホール従業員により行われて
おり、大変な重労働であり、また、パチンコ玉を拾集し
ている間は、他の入賞開始札をセットする作業や、多く
のパチンコ玉を得たプレイヤーの玉箱の交換を行う作
業、不正監視作業、不慣れなプレイヤーの案内作業等が
中断されるため、他の従業員に余分な作業として強いら
れることとなる。また、散乱したパチンコ玉は、その全
てを拾集することは非常に困難であり、拾集しきれなか
ったパチンコ玉は、「こぼれ玉」と称され、ホールコン
ピュータが把握する理論上の玉数と、玉計数機で集計さ
れる玉数とが異なり、誤差玉となって、遊技施設の運営
上(税務面や経理面)、多大な問題を引き起こすことと
なる。
【0008】本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされ
たもので、パチンコ玉を収容する玉箱において、その箱
体を形成する側部上面に上部溝と下部には下部切り欠き
部を有し、一の玉箱の上部溝に、他の玉箱の下部切り欠
き部を嵌合できるようにした玉箱を提供するようにした
もので、玉箱に他の玉箱を積み重ねたとき、不安定なパ
チンコ玉の表面に他の玉箱を載置することなく、安定し
て玉箱を積み重ねることが可能な遊技施設用玉箱を提供
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明は、上面および底面が長方形状で、上方向に開いた形
状構造を有する箱体からなる遊技施設で使用する遊技媒
体受箱において、箱体長辺の上部に、遊技媒体受箱の下
部短辺の間隔で、設けられた4つの上部溝部と、箱体長
辺の下部に、遊技媒体受箱の上部短辺の間隔で、設けら
れた4つの下部切り欠き部とを有し、前記4つの上部溝
部には、上に重ねられる遊技媒体受箱の底面下部の前記
4つの下部切り欠き部が、直角方向に間入する形状を有
することを特徴とするものである。
【0010】また、本願請求項2に記載の発明は、上面
および底面が台形状で、上方向に開いた形状構造を有
し、かつ、上部短辺には、持ち運び用のグリップが施さ
れた箱体からなる遊技施設で使用する遊技媒体受箱にお
いて、前記台形状の底面端縁に設けられた短辺側脚、長
辺側脚、該短辺側脚および該長辺側脚を結ぶ2つの傾斜
辺側脚と、前記グリップと遊技媒体受箱の上部の長辺に
設けられた溝部と、前記遊技媒体受箱の上部短辺および
上部長辺を結ぶ傾斜辺上に設けられた溝部と、上部短辺
および上部長辺を結ぶ傾斜辺の上部と前記グリップに渡
って設けられた溝部と、前記台形状の反対側の傾斜辺上
に設けられた溝部と、前記台形状の反対側の傾斜辺上
と、これに連なるグリップに渡って設けられた溝部とか
らなり、遊技媒体受箱を重ねて載置する際には、一の遊
技媒体受箱の短辺側の側面と他の遊技媒体受箱の長辺側
の側面とを、他の遊技媒体受箱の長辺側脚を一の遊技媒
体受箱の短辺側脚の壁面より内側に配置して縦並させ、
前記溝部には、前記他の遊技媒体受箱の底面の2つの傾
斜側脚が、嵌合して載置するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0011】さらに、本願請求項3に記載の発明は、遊
技施設用受箱に係り、遊技媒体受箱の側面に施され、内
部に収容した遊技玉の数を示す目盛りと、前記目盛りが
示す数値を表示する目盛り数値と、を有することを特徴
とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】プレイヤーは、多数のパチンコ玉
を獲得すると、玉箱をパチンコ機に設けられた下皿の下
部に置き、該下皿から玉箱にパチンコ玉を移し替える。
パチンコ玉で一杯になった玉箱は、足下の床に置かれ
て、一時的に保管される。そして、さらに多数のパチン
コ玉を獲得した場合には、他の玉箱に収容し、この他の
玉箱も、パチンコ玉が一杯になると、玉箱の上に他の玉
箱を重ねる。このとき、玉箱側部上面に設けられた4箇
所の上部溝部に、他の玉箱の側部下面に設けられた4箇
所の下部切り欠き部が、それぞれ整合して嵌合するよう
に、互い違いに載置する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る遊技施設用玉
箱を図面を参照して説明する。図1に、本願発明の第一
の実施例として、遊技施設用の玉箱1を示す。これらの
玉箱1は、玉箱1の上に、別の玉箱1が、重ねられ、ま
た、玉箱1の下にも、また、別の玉箱1が重ねられる形
状構造を有するものであり、これらの各玉箱1は、同じ
形状、構造で同じ寸法を有する。したがって、同一の部
位は、同一の符号をもって表す。
【0014】これらの玉箱1は、各角は、丸みを帯びた
構成をとるものの、その上面および底面は、長方形状
で、上方向に開いた形状構造を有するプラスチック製の
箱体からなり、箱体上部の短辺の両側端には、持ち運び
用のグリップ2を有している。また、箱体上部の長辺の
両側には、この玉箱1上に重ねられる別途の玉箱1の底
面下部の長辺の渕7、8が間入する上部溝部3a、3
b、3c、3dを有する。該上部溝部3a、3b、3
c、3dは、上に重ねられる、別の玉箱1の底面下部の
長辺の渕7、8が、間入するため、玉箱1の各長辺上部
には、それぞれ2箇所に、別の玉箱1の下部短辺の間隔
Aで、コの字型に切り欠いた上部溝部3a、3b、3
c、3dが設けられており、また、玉箱1の箱体下部の
長辺両側には、これに対応して、別の玉箱1の上部短辺
の間隔Bで、コの字型に切り欠いた下部切り欠き部4
a、4b、4c、4dを有する。
【0015】これら上部溝部3a、3b、3c、3dお
よび下部切り欠き部4a、4b、4c、4dは、互いに
対応部の肉厚を間入するコの字型形状からなり、そのた
め、互いに嵌合する位置に、対応部の肉厚寸法の切込み
形状で形成される。すなわち、この玉箱1の上部溝部3
a、3b、3c、3dは、その下に重ねられる玉箱1の
下部切り欠き部4a、4b、4c、4dに対応し、それ
ぞれ各部が、互いに嵌合するものである。
【0016】つぎに、これら複数の玉箱1を使用する方
法を説明する。まず、遊技施設においては、通常は、パ
チンコ機が設置された島の端に、空の玉箱1の上に、空
の別の玉箱1を、そして、この空の玉箱1の上に、別の
玉箱1が、重ねられて積み上げて置いてある。これらの
玉箱1は、プレーヤーが、あるいは、ホール従業員が、
適宜、必用に応じて、パチンコ機が設置された島の端か
ら、プレーが行われているパチンコ機の近傍まで持ち運
んで使用するものとされている。
【0017】そこで、プレイヤーがパチンコ機で多数の
パチンコ玉を獲得すると、パチンコ機に設けられた玉一
時保管器(図示外)の下部に玉箱1を置いて、玉一時保
管器から玉箱1にパチンコ玉を移し替える。そして、玉
箱1にパチンコ玉が一杯になると、プレイヤーは、パチ
ンコ玉を収容した玉箱を足下の床に置いて保管する。さ
らに、前記玉一時保管器(図示外)が一杯になるほどの
多くのパチンコ玉を獲得した場合には、前記の玉箱1の
外に、別途の玉箱1を取りだし、この玉箱1に獲得した
パチンコ玉を収容する。そして、この別の玉箱1にもパ
チンコ玉が一杯になると、玉箱1に別の玉箱1を互い違
いに積み重ねて保管する。
【0018】すなわち、図2に示すように、玉箱1に設
けられた上部溝部3aと、別の玉箱1に設けられた下部
切り欠き部4c、玉箱1の上部溝部3bと、別の玉箱1
の下部切り欠き部4a、玉箱1の上部溝部3cと別の玉
箱1の下部切り欠き部4d、玉箱1の上部溝部3dと別
の玉箱1の下部切り欠き部4bが、それぞれ直角に嵌合
するように、玉箱1に別の玉箱1を載置するものであ
る。そして、さらに獲得したパチンコ玉を別の玉箱1に
収容した場合には、別の玉箱1に、次の別の玉箱1を上
記同様互いに直角に載置して収容するものである。
【0019】なお、上記実施例では、玉箱1の側上部に
上部溝部3a、3b、3c、3dを設け、別の玉箱1の
側下部には下部切り欠き部4a、4b、4c、4dを設
けて、この玉箱1の上部溝部3a、3b、3c、3d
に、別の玉箱1の下部切り欠き部4a、4b、4c、4
dとを嵌合させて載置したが、図3(a)に示すよう
に、玉箱1の上部に上部突起部3eを設け、別の玉箱1
の下部にコの字型に切り欠いた切り欠き部4eを設けて
嵌合させ、積み重ねるようにしてもよいものである。
【0020】また、玉箱1に設けた上部突起部および下
部切り欠き部の形状は特に限定されるものではなく、玉
箱1の上部に設けた突起部3eと、別の玉箱1の下部に
設けた下部切り欠き部4eに代えて、図3(b)示すよ
うに、玉箱1の上部にはドーム型の突起部3f、別の玉
箱1の下部にはドーム型の下部切り欠き部4fを設け、
図3(c)に示すように、玉箱1の上部には四角錐の突
起部3f、別の玉箱1の下部には四角錐形の下部切り欠
き部4fを設けて嵌合させ、玉箱1に別の玉箱1を、直
角位置に載置するようにしてもよい。
【0021】上記した第一の実施例は、一の玉箱1に他
の別の玉箱1を互い違いに直角に載置するようにしてい
たため、玉箱保管スペースは、結局のところ、玉箱の長
辺の分だけ奥行スペースを必要とする。そこで、本願発
明者は、前記遊技施設用の玉箱において、底面を、台形
形状とした第二の実施例に係る玉箱9を案出するに至っ
た。すなわち、図4に示すように、該底面には、その辺
を縁取る短辺側の脚10および長辺側の脚11、さらに
は、この短辺側の脚10と長辺側の脚11を結ぶ脚1
2、13を有する。
【0022】そして、この玉箱9は、前記の玉箱1と同
様、上方向に開いた形状構造を有しており、また、その
上部短辺の両側には、持ち運び用のグリップ14を有し
ており、このグリップ14と玉箱9の上部の長辺16に
は、溝部19c、19dが設けられている一方、玉箱9
の上部長辺16と上部短辺18を結ぶ傾斜辺15の上部
には、溝部19aと前記グリップ14に渡る溝部19b
が、また、反対側の傾斜辺17には、溝部19fと、反
対側のグリップ14に渡る溝部19eが設けられ、前記
脚10、11、12、13が、これらの溝部19a、1
9b、19c、19d、19e、19fに嵌合して載置
される形状構成を有する。
【0023】すなわち、脚11は、両傾斜辺12、13
上に設けられた溝部19a、19f上に嵌合し、また、
脚12は、前記傾斜辺17上に設けられた溝部19eお
よび上部長辺16上に設けられた溝部19dに渡って、
また、傾斜辺脚13は、前記傾斜辺15上に設けられた
溝部19bおよび上部長辺16上に設けられた溝部19
cに渡って載置される。なお、図中、20は、パチンコ
玉の排出および玉箱9の清掃を容易に行えるようにもう
けられたラウンドである。
【0024】これら玉箱9を使用する方法は、まず、玉
箱9にパチンコ玉を収容して、足下に置いた後、この玉
箱9の上に、パチンコ玉を収容した別途の玉箱9を重ね
て載置する。この載置方法は、図5に示すように、玉箱
9の短辺側の側面Cと玉箱9の長辺側の側面Dとを縦並
させて重ね、玉箱9の側面上部の各辺15、16、1
7、18に設けられた溝部19a、19b、19c、1
9d、19e、19fに、玉箱9の底面の辺を縁取る脚
10、11、12、13を嵌合して載置するものであ
る。
【0025】なお、上記した本願発明に係る第二の実施
例では、玉箱9の底面に設けた脚10、11、12、1
3を、当該玉箱9の上部辺縁15、16、17、18に
溝部19a、19b、19c、19d、19e、19f
を設け、玉箱9の上部辺縁15、16、17、18の溝
部19a、19b、19c、19d、19e、19f
に、玉箱9の脚10、11、12、13を勘合させて積
み重ねたが、玉箱9の脚10、11、12、13に、前
記溝部19a、19b、19c、19d、19e、19
fと嵌合する切り欠いた溝部を設けるようにしてもよい
ものである。このような構成の形状とすることにより、
玉箱9に、別途の玉箱9を積み重ねた場合に、さらに安
定性が向上するものである。
【0026】図6(a)は、本発明に係る第三の実施例
の遊技施設用玉箱21を示すもので、玉箱21は、前述
した従来の玉箱28と同様、上面および底面が、それぞ
れ長方形状を有し、かつ上方向に開いた形状構造を有す
る透明プラスチック製の箱体からなる。そして、その箱
体の短辺の両側面上部には、グリップ22を有している
ことも、前記従来の玉箱28と同じである。ところが、
この玉箱21の内側面には、目盛り23が施されてお
り、この目盛り23の近傍には、その玉箱21に収容さ
れたパチンコ玉の量を示す数値24が、表記されている
ものである。
【0027】これは、遊技施設内に設置された玉箱は、
小さなもので500個位のパチンコ玉が収容され、最大
5000個位のパチンコ玉を収容することができ、この
ように、玉箱には、様々な大きさの種類の玉箱があり、
これらの玉箱は、同様の長さおよび幅を有している場合
においても、その高さが異なれば収容可能な玉数は異な
るし、プレイヤーが使用した玉箱が、何個用の玉箱であ
るか判断しにくい状況にあることに鑑み、また、プレー
ヤー等の目分量では、獲得したパチンコ玉の数量が分か
りにくいことに鑑み、パチンコ玉を収容する玉箱の側面
に、収容されたパチンコ玉の数量を示す目盛りを施し、
プレイヤーが所持しているパチンコ玉数を把握できるよ
うにして、プレーヤーが、プレイを続行するか、あるい
は、プレーを終了するかの判断を容易にする遊技施設用
玉箱を提供することを目的として、その側面に、パチン
コ玉数を表す目盛りと、目盛り数値が施され、玉箱内に
収容されたパチンコ玉の上表面を外側面より透かして見
た場合に、その上表面が示す目盛り数値を一見するだけ
で、プレイヤーが獲得したパチンコ玉の残数を把握でき
るようにした。
【0028】すなわち、玉箱21は、透明なプラスチッ
クからなるため、玉箱21内に収容されたパチンコ玉の
上表面を外側面より透かして見ることができる。したっ
がって、図6(b)に示すように、例えば、3000個
のパチンコ玉を収容可能な玉箱21に収容されたパチン
コ玉の上表面が、2000個を示す目盛り23付近にあ
るとすれば、プレイヤーが獲得したパチンコ玉の数は、
大概2000個程度と、容易に推測ができるようにした
ものである。
【0029】なお、上記第三の実施例では、玉箱21の
パチンコ玉収容数が、3000であるため、目盛り数値
24を”1000”毎に記載したが、パチンコ玉収容数
が少ない玉箱においては、目盛り数値24を”100”
毎に記載してもよく、また、”500”毎としてもよい
ものである。
【0030】また、この目盛り23は、前記箱体に直接
刻印してもよく、また、透明プラスチックフィルムに印
刷したものを、箱体側面に張り付けるようにしても良
い。なお、上記第三の実施例では、玉箱21におけるパ
チンコ玉の数を示すものとして玉箱の側面に目盛り23
および目盛り数値24を記載したが、目盛りに代えて所
定玉数値の位置に、その側面を周する線と数値を記載し
てパチンコ玉の残数を把握できるようにしてもよいもの
である。
【0031】また、本発明に係る第一の実施例および第
二の実施例と、第三の実施例を別に記載して示したが、
第一の実施例および第二の実施例の玉箱に、第三の実施
例で示した目盛りおよび目盛り数値を記載するようにし
てもよい。なお、上記実施例では、パチンコ玉を収容さ
せる玉箱について説明したが、パチンコ玉の代わりにパ
チスロ機で使用するメダル等の遊技媒体を収容する受箱
としても良いものであり、第三の実施例では、パチンコ
玉の玉数を目盛りと目盛り数値で表記したが、メダルの
数を表記してもよいものである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遊技
施設用遊技媒体受箱は、一の受箱と他の受箱を積み重ね
るために、受箱の上部に上部溝を設け、下部には下部切
り欠き部を設けて、一の受箱の上部溝に、他の受箱の下
部切り欠き部を嵌合するよう、互い違いに載置させるよ
うにしたため、複数の受箱を積み重ねた場合において
も、一の受箱の上部溝と他の受箱の下部切り欠き部の嵌
合により固定して載置され、多少の揺らぎに影響を受け
ず、積み重ねた受箱の転倒を防止することができる。
【0033】また、受箱の底面を台形にし、底面の縁に
脚を設けるとともに上部口には、他の同型の受箱の脚を
同方向から水平方向に反転させて、その脚の一部分が嵌
合する溝を設け、固定して載置するようにしたため、受
箱の長さの方向が同方向となり、複数の受箱を積み重ね
た場合においても最小限のスペースで受箱を安定させて
保管することが可能となる。
【0034】これにより、プレイヤーがパチンコ玉等の
遊技媒体を収容した受箱の保管中や、パチンコ玉等の遊
技媒体を計数するために、受箱を重ねて運搬用台車で計
数機の設置位置まで運搬する際に、誤って受箱を転倒さ
せ、パチンコ玉等の遊技媒体が散乱することを防止でき
る。また、同時に、パチンコ玉等の遊技媒体が散乱した
場合に、その拾集を余儀なくされていたホール従業員の
作業を大幅に軽減することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る第一の遊技施設用遊技
媒体受箱を示す概要図である。
【図2】本発明の一実施例に係る第一の遊技施設用遊技
媒体受箱を重ねて使用する様子を示す使用説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例に係る第一の遊技施設用受箱
の変形例を示した説明図である。
【図4】本発明の一実施例に係る第二の遊技施設用受箱
を示す概要図である。
【図5】本発明の一実施例に係る第二の遊技施設用受箱
を重ねて使用する様子を示す使用説明図である。
【図6】本発明の一実施例に係る第三の遊技施設用受箱
を示す概念図である。
【図7】従来の遊技施設用受箱を示す概念図である。
【図8】従来の遊技施設用受箱の使用状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1、12、・・、9、21、28・・・受箱、 2、14、22、29・・・グリップ、 3a、3b、3c、3d、3e、3f・・・上部溝部、 4a、4b、4c、4d、4e、4d・・・下部切り欠
き部、 7・・・渕、 10、11・・・脚、 12、13・・・傾斜辺脚、 15・・・傾斜辺、 16・・・上部長辺、 17・・・傾斜辺、 18・・・上部短辺、 19a、19b、19c、19d、19e、19f・・
・溝部、 23・・・目盛り、 24・・・目盛り数値、 C・・・側面、 D・・・側面、
フロントページの続き (72)発明者 江本 安枝 群馬県桐生市境野町7丁目86番地 株式会 社アムテックス内 (72)発明者 今村 徹 群馬県桐生市境野町7丁目86番地 株式会 社アムテックス内 (72)発明者 宮崎 篤 群馬県桐生市境野町7丁目86番地 株式会 社アムテックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面および底面が長方形状で、上方向に
    開いた形状構造を有する箱体からなる遊技施設で使用す
    る遊技媒体受箱において、 箱体長辺の上部に、遊技媒体受箱の下部短辺の間隔で、
    設けられた4つの上部溝部と、 箱体長辺の下部に、遊技媒体受箱の上部短辺の間隔で、
    設けられた4つの下部切り欠き部とを有し、 前記4つの上部溝部には、上に重ねられる遊技媒体受箱
    の底面下部の前記4つの下部切り欠き部が、直角方向に
    間入する形状を有することを特徴とする遊技施設用遊技
    媒体受箱。
  2. 【請求項2】 上面および底面が台形状で、上方向に開
    いた形状構造を有し、かつ、上部短辺には、持ち運び用
    のグリップが施された箱体からなる遊技施設で使用する
    遊技媒体受箱において、 前記台形状の底面端縁に設けられた短辺側脚、長辺側
    脚、該短辺側脚および該長辺側脚を結ぶ2つの傾斜辺側
    脚と、 前記グリップと遊技媒体受箱の上部の長辺に設けられた
    溝部と、 前記遊技媒体受箱の上部短辺および上部長辺を結ぶ傾斜
    辺上に設けられた溝部と、 上部短辺および上部長辺を結ぶ傾斜辺の上部と前記グリ
    ップに渡って設けられた溝部と、 前記台形状の反対側の傾斜辺上に設けられた溝部と、 前記台形状の反対側の傾斜辺上と、これに連なるグリッ
    プに渡って設けられた溝部とからなり、 遊技媒体受箱を重ねて載置する際には、一の遊技媒体受
    箱の短辺側の側面と他の遊技媒体受箱の長辺側の側面と
    を、他の遊技媒体受箱の長辺側脚を一の遊技媒体受箱の
    短辺側脚の壁面より内側に配置して縦並させ、前記溝部
    には、前記他の遊技媒体受箱の底面の2つの傾斜側脚
    が、嵌合して載置するようにしたことを特徴とする遊技
    施設用遊技媒体受箱。
  3. 【請求項3】 遊技施設で使用する遊技媒体受箱におい
    て、 遊技媒体受箱の側面に施され、内部に収容した遊技玉の
    数を示す目盛りと、 前記目盛りが示す数値を表示する目盛り数値と、を有す
    ることを特徴とする遊技施設用遊技媒体受箱。
JP8472596A 1996-03-13 1996-03-13 遊技施設用遊技媒体受箱 Pending JPH09248380A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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