JPH09246821A - 誘電体共振器および帯域通過フィルタ - Google Patents

誘電体共振器および帯域通過フィルタ

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JPH09246821A
JPH09246821A JP5445396A JP5445396A JPH09246821A JP H09246821 A JPH09246821 A JP H09246821A JP 5445396 A JP5445396 A JP 5445396A JP 5445396 A JP5445396 A JP 5445396A JP H09246821 A JPH09246821 A JP H09246821A
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敏朗 平塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体基板の両主面に電極を形成して、TE
010モード等の誘電体共振器を構成する際、TEMモ
ード等のスプリアスモードによる影響を受けないように
して、Qoの低下および通過帯域外の特性悪化を防止す
る。 【解決手段】 誘電体基板3の両主面に略同一形状の開
口部4,5を有する電極1,2を形成するとともに、少
なくとも一方の面の電極形成領域に電極の不連続部から
なる複数のスロット部17を設ける。これによりTEM
波などのスプリアス波を抑圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波帯や
ミリ波帯で使用される誘電体共振器および帯域通過フィ
ルタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信システムの需要の急速
な増加および所謂マルチメディア化に対応して大容量で
且つ高速な通信システムが要求されている。このような
通信すべき情報量の拡大に伴って、マイクロ波帯からミ
リ波帯へ使用周波数帯域が拡大されようとしている。こ
のようなミリ波帯でも、従来からマイクロ波帯で使用さ
れていたTE01δモード誘電体共振器を同様に用いる
ことができるが、その共振周波数は円柱形状の誘電体の
寸法によって決定され、たとえば60GHzでは、高さ
0.37mm、直径1.6mmと非常に小さくなるた
め、製造の際には厳しい加工精度が要求される。また、
TE01δモード誘電体共振器を用いてフィルタを構成
する場合、導波管の中に複数のTE01δモードの誘電
体共振器を高い位置精度で所定間隔に配置する必要があ
り、更にその各共振器ごとに共振周波数を微調整すると
ともに、誘電体共振器間の互いの結合量を微調整するた
めの構造も複雑になるという問題があった。
【0003】そこで、本願出願人は特願平7−6262
5号にてこれらの問題を解消した誘電体共振器および帯
域通過フィルタを提案している。
【0004】上記出願に係る誘電体共振器の基本的な構
成を図10に示す。ここで(A)は縦断面図、(B)は
誘電体基板の平面図である。図10において3は一定の
比誘電率を有する誘電体基板であり、その両主面に所定
寸法の円形の開口部4,5を有する電極1,2を形成し
ていて、誘電体基板3から所定間隔隔てて互いに対向す
る第1の導体板7および第2の導体板8を設けている。
この構造によって誘電体基板3の円柱形状部分にTE0
10モード誘電体共振器として作用する共振器領域60
を構成する。図10において矢印のループは磁界、ドッ
ト記号およびクロス記号は電界の向きをそれぞれ示して
いる。この共振器領域60を除く誘電体基板の環状部分
は、電極1と電極2とによって挟設された平行平板導波
管を構成する。ここで、誘電体基板3の比誘電率と厚さ
および電極の開口部4,5の直径は、共振器領域60に
TE010モード誘電体共振器の共振周波数と同一の周
波数の信号が入力された時に定在波を生じるように定め
られる。また、誘電体基板3の厚さと比誘電率は当該平
行平板導波管の基本伝搬モードであるTE01モードの
遮断周波数が、TE010モード誘電体共振器の共振周
波数より高くなるように定められる。したがって、共振
器領域60を除く誘電体基板3の環状部分は、TE01
0モード誘電体共振器の共振周波数と同じ周波数を有す
る信号を減衰させる(遮断する)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
誘電体基板の両主面に、略同一形状の開口部を有する電
極を、開口部を対向させて形成するとともに、誘電体基
板をその誘電体基板から所定間隔隔てて互いに対向する
第1、第2の導体板の間に設けて構成した誘電体共振器
においては、電極の開口部のエッジ部でTEM波が発生
し、これが誘電体基板の両主面の電極間を伝搬し、誘電
体基板の端面で反射して定在波となって共振する。その
電磁界分布は例えば図11に示すようになる。図11の
(A)は共振器領域60の中央を通る断面図、(B)は
誘電体基板3の横断面図であり、(A)における矢印は
電界、ドット記号およびクロス記号は磁界の分布(向
き)をそれぞれ示し、(B)において破線は磁界、ドッ
ト記号およびクロス記号は電界の分布(向き)をそれぞ
れ示す。
【0006】また、誘電体基板に設けた電極の開口部の
エッジ部と上下の導体板との間にもTEM波が発生し、
誘電体基板の両主面の電極と第1・第2の導体板との間
を伝搬して、誘電体基板の端面と第1・第2の導体板と
の間で反射して定在波となって共振する。その電磁界分
布は例えば図12に示すように表される。図12の
(A)は共振器領域60の中央を通る断面図、(B)は
(A)におけるB−B線についての横断面図であり、
(A)における矢印は電界、ドット記号およびクロス記
号は磁界の分布(向き)をそれぞれ示し、(B)におい
て破線は磁界、ドット記号およびクロス記号は電界の分
布(向き)をそれぞれ示す。
【0007】このように誘電体基板の両主面の電極間、
および誘電体基板の両主面の電極と第1・第2の導体板
との間にTEMモードの共振モードが生じると、本来の
TE010モードの誘電体共振器が上記TEMモードと
結合して無負荷Qが劣化したり、帯域通過フィルタを構
成した際に、通過帯域外の特性に悪影響を与えることに
なる。
【0008】この発明の目的は、上記TEMモード等の
スプリアスモードによる影響を受けないようにして、上
記の課題を解決した誘電体共振器および帯域通過フィル
タを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の誘電体共振器
は、誘電体基板の両主面の電極間に発生するスプリアス
モードの波、または誘電体基板の両主面に形成した電極
と第1または第2の導体板との間に発生するスプリアス
モードの波を抑圧するために、請求項1に記載のとお
り、誘電体基板の少なくとも一方の面の電極形成領域
に、電極の不連続部からなる複数のスロット部を設け
る。
【0010】上記スロット部としては、請求項2に記載
のとおり、共振器領域を中心として放射状に配置する。
また、請求項3に記載のとおり、スロット部は共振器領
域を中心としてその共振器領域を多重に囲む位置に配置
する。また、請求項4に記載のとおり、スロット部は共
振器領域を中心として放射状に配置されたものと、共振
器領域を中心としてそれを多重に囲む位置に配置された
ものとから構成する。更に、請求項5に記載のとおり、
スロット部は格子状に形成する。
【0011】ここで、請求項2〜請求項5に係る誘電体
共振器の構成例を図1〜図4に示す。図1において
(A)は共振器領域60の中央を通る断面図、(B)は
誘電体基板3の平面図である。図1に示す例では、誘電
体基板3の両主面に所定寸法の円形の開口部4,5を有
する電極1,2を形成していて、誘電体基板3から所定
間隔隔てて互いに対向する第1の導体板7および第2の
導体板8を設けている。この構造によって、誘電体基板
3の円柱形状部分にTE010モード誘電体共振器とし
て作用する共振器領域60を構成する。誘電体基板3の
電極1には、図1の(B)に示すように、共振器領域を
中心として放射状に複数のスロット部17を配置してい
る。図2〜図4はそれぞれ誘電体基板の平面図であり、
図2に示す例では、共振器領域を中心としてその共振器
領域を多重に囲む同心円状の複数のスロット部18を形
成している。また、図3に示す例では、共振器領域を中
心として放射状に配置したスロット部17の共振器領域
を中心として、それを多重に囲む同心円状のスロット部
18を共に形成している。更に、図4に示す例では、共
振器領域の周囲に格子状のスロット部19を配置してい
る。
【0012】図5は上記スロット部における電磁界分布
の例を示す図であり、(A)は部分断面図、(B)は部
分斜視図である。(A)において矢印はTEMモードの
電界、ドット記号およびクロス記号は磁界の分布(向
き)をそれぞれ示し、(B)において実線の矢印および
二点鎖線の矢印は電界、破線の矢印は磁界の分布(向
き)をそれぞれ示す。このようにTEMモードが電極の
不連続部からなるスロット部でスロットモードに変換さ
れるが、このスロット部の間隙を狭くすれば、これをス
ロット線路と見なしたときの線路の損失が大きいため、
スロットモードが吸収され、結果としてTEMモードな
どのスプリアス波が抑圧されることになる。
【0013】また、この発明の誘電体共振器は、請求項
6に記載のとおり、誘電体基板の少なくとも一方の面の
電極形成領域に、電極の不連続部からなる複数のスロッ
ト部を設けるとともに、スロット部の上面または下面に
電波吸収体を設ける。図6はその構成を示す断面図であ
る。(A)の例では、誘電体基板3の両主面に形成した
電極1,2のうち、電極1の形成領域に電極の不連続部
からなる複数のスロット部17を形成するとともに、そ
の上面に電波吸収体層6を設けている。また、(B)に
示す例では、誘電体基板3の上面に電波吸収体層6を形
成し、更にその上面に複数の電極不連続部からなる複数
のスロット部17を形成している。このようにスロット
部の近傍に電波吸収体を配置したことにより、スロット
部においてスロットモードに変換された電磁波のエネル
ギーは電波吸収体により消費されて、結果的にTEMモ
ードなどのスプリアスモードの波が効果的に抑圧される
ことになる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態である
誘電体共振器の構成を図7に示す。図7の(A)は共振
器領域の中央を通る縦断面図、(B)は誘電体基板の平
面図である。同図に示すように、誘電体基板3の両主面
に円形状の開口部4,5を有する電極1,2を、開口部
4,5が対向するように形成して、誘電体基板の中央部
に共振器領域60を形成している。この誘電体基板3
を、キャビティを構成する導体ケース11内に納めて誘
電体共振器を構成している。電極1の開口部4の周囲に
は、図7の(B)に示すように、共振器領域を中心とし
て放射状に延びる電極の不連続部からなる複数のスロッ
ト部17、および共振器領域を中心として同心円状に電
極1の不連続部からなる複数のスロット部18をそれぞ
れ形成している。これらの電極不連続部の間隙は例えば
0.1μm程度と非常に細く形成している。また、図7
の(A)で示すように、電極1の上面にはフェライトな
どの電波吸収体層6を設けている。尚、図7の(A)に
おいてはスロット部17,18の断面形状を示していな
い。
【0015】図7で示した誘電体共振器は、誘電体基板
3の電極1,2間に発生するTEMモードなどのスプリ
アスモードの波はスロット部17,18によりスロット
モードに変換されるとともに、そのスロット部での損失
および電波吸収体層6による損失により吸収される。
尚、電極1とこれに対向する導体ケース11の内面との
間に発生するTEMモードなどのスプリアスモードの波
も同様に抑圧されるが、この波はスロット部においての
みでなく、スロット部以外の部分においても、電波吸収
体層6の作用によってその電磁界エネルギーが吸収され
ることになる。尚、図7に示した例では、電極2にはス
ロットおよび電波吸収体層を形成していないが、この部
分にも同様にスロット部および電波吸収体層を形成して
もよい。
【0016】次に、この発明の第2の実施形態に係る誘
電体共振器の構成を図8に示す。図8の(A)は共振器
領域の中央を通る縦断面図、(B)は誘電体基板の平面
図である。同図に示すように、誘電体基板3の両主面に
円形状の開口部4,5を有する電極1,2を、開口部
4,5が対向するように設けることによって、誘電体基
板の中央部に共振器領域60を形成している。この誘電
体基板3を、キャビティを構成する上部導体ケース11
aと下部導体ケース11bとの間に納めて誘電体共振器
を構成している。電極1の開口部4の周囲には、図8の
(B)に示すように、格子状のスロット部19を、開口
部4の周囲を除いて略全面に形成している。このように
共振器領域の近傍にスロット部を設けないことによっ
て、本来のTE010モードがスロットモードに変換さ
れないようにして、無負荷Q(Qo)の低下を防止して
いる。
【0017】次に、この発明の第3の実施形態に係る帯
域通過フィルタの構成を図9に示す。図9の(A)は複
数の共振器領域の中央部を通る縦断面図、(B)は
(A)におけるB−B線についての横断面図である。誘
電体基板3の上面には4a,4b,4cで示す3つの開
口部を有する電極1を形成していて、誘電体基板3の下
面には5a,5b,5cで示す3つの開口部を有する電
極2を形成している。上部の開口部4a,4b,4cと
下部の開口部5a,5b,5cは誘電体基板3を挟んで
互いに対向していて、これによって3つの共振器領域6
0a,60b,60cを構成している。誘電体基板1の
上面には13,14で示す導体を形成していて、この導
体13,14と電極1とによって2つのコプレーナガイ
ドを構成している。誘電体基板3の電極1の形成領域に
は、図9の(B)に示すように格子状のスロット部19
を形成している。ただし、これらのスロット部19は、
隣接する共振器領域の間および共振器領域とコプレーナ
ガイド用導体13,14との間を避けて設けている。ま
た、下部導体ケース11bには同軸コネクタ15,16
を取り付けていて、その中心導体をコプレーナガイド用
導体13,14の端部に接続している。この構成によっ
てコネクタ15−16間を3段の共振器からなる帯域通
過フィルタとして用いる。尚、図9に示した例では、3
つの共振器領域を誘電体基板に形成して、その両端の共
振器領域による誘電体共振器と結合する信号入力部およ
び信号出力部を設けたが、誘電体共振器の段数を更に多
くしてもよく、また逆に単一の共振器領域による誘電体
共振器に信号入力部と信号出力部をそれぞれ設けて、1
段の共振器からなる帯域通過フィルタを構成することも
できる。また、信号入力部および信号出力部はコプレー
ナガイド以外にスロットラインやマイクロストリップラ
インで構成することもできる。
【0018】
【発明の効果】請求項1〜6に記載の発明によれば、誘
電体基板の両主面に設けた電極間に発生する、または誘
電体基板の両主面に形成した電極と第1または第2の導
体板との間に発生するスプリアスモードの波はスロット
部で抑圧され、スプリアスモードの波と共振器領域の共
振器との結合がなくなり、誘電体共振器の無負荷Qの低
下が防止される。
【0019】特に、請求項6に記載の発明によれば、ス
ロット部の間隙を比較的広くしても効率的にスプリアス
波の吸収が行われるので、スロット部形成のための加工
精度が比較的低くても容易に形成できるようになる。
【0020】また、請求項7に記載の発明によれば、誘
電体基板の両主面に設けた電極間に発生する、または誘
電体基板の両主面に形成した電極と第1または第2の導
体板との間に発生するスプリアスモードの波が効果的に
抑圧され、帯域通過外特性の悪化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2に記載の誘電体共振器の構成例を
示す図である。
【図2】請求項3に記載の誘電体共振器の構成例を示す
図である。
【図3】請求項4に記載の誘電体共振器の構成例を示す
図である。
【図4】請求項5に記載の誘電体共振器の構成例を示す
図である。
【図5】スロット部における電磁界分布の例を示す図で
ある。
【図6】請求項6に記載の誘電体共振器の構成例を示す
図である。
【図7】第1の実施形態に係る誘電体共振器の構成を示
す図である。
【図8】第2の実施形態に係る誘電体共振器の構成を示
す図である。
【図9】第3の実施形態に係る帯域通過フィルタの構成
を示す図である。
【図10】 従来の誘電体共振器の構成例およびその電
磁界分布の例を示す図である。
【図11】 従来の誘電体共振器におけるTEM波の電
磁界分布の例を示す図である。
【図12】 従来の誘電体共振器におけるTEM波の電
磁界分布の例を示す図である。
【符号の説明】
1,2−電極 3−誘電体基板 4a,4b,4c,4,5−開口部 6−電波吸収体層 7−第1の導体板 8−第2の導体板 11−導体ケース(キャビティ) 11a−上部導体ケース 11b−下部導体ケース 12−スペーサ 13−コプレーナガイド用導体(信号入力部) 14−コプレーナガイド用導体(信号出力部) 15,16−コネクタ 17,18,19−スロット部 60,60a,60b,60c−共振器領域
フロントページの続き (72)発明者 飯尾 憲一 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板の両主面に、略同一形状の開
    口部を有する電極を前記開口部を対向させて形成すると
    ともに、前記誘電体基板を該誘電体基板から所定間隔隔
    てて互いに対向する第1・第2の導体板の間に設けて、
    前記誘電体基板の前記開口部を共振器領域とした誘電体
    共振器において、 前記誘電体基板の少なくとも一方の面の電極形成領域
    に、電極の不連続部から成る複数のスロット部を設けた
    ことを特徴とする誘電体共振器。
  2. 【請求項2】 前記スロット部は前記共振器領域を中心
    として放射状に配置されたものである請求項1に記載の
    誘電体共振器。
  3. 【請求項3】 前記スロット部は前記共振器領域を中心
    として該共振器領域を多重に囲む位置に配置されたもの
    である請求項1に記載の誘電体共振器。
  4. 【請求項4】 前記スロット部は前記共振器領域を中心
    として放射状に配置されたものと、前記共振器領域を中
    心として該共振器領域を多重に囲む位置に配置されたも
    のとから成る請求項1に記載の誘電体共振器。
  5. 【請求項5】 前記スロット部は格子状に形成されたも
    のである請求項1に記載の誘電体共振器。
  6. 【請求項6】 誘電体基板の両主面に、略同一形状の開
    口部を有する電極を前記開口部を対向させて形成すると
    ともに、前記誘電体基板を該誘電体基板から所定間隔隔
    てて互いに対向する第1・第2の導体板の間に設けて、
    前記誘電体基板の前記開口部を共振器領域とした誘電体
    共振器において、 前記誘電体基板の少なくとも一方の面の電極形成領域
    に、電極の不連続部から成る複数のスロット部を設ける
    とともに、該スロット部の上面または下面に電波吸収体
    を設けたことを特徴とする誘電体共振器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の誘電体
    共振器と、前記共振器領域の電磁界に結合する信号入力
    部および信号出力部とを備えて成る帯域通過フィルタ。
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