JPH09244837A - シミュレータ及びシミュレータの入力データ処理方法 - Google Patents
シミュレータ及びシミュレータの入力データ処理方法Info
- Publication number
- JPH09244837A JPH09244837A JP8083303A JP8330396A JPH09244837A JP H09244837 A JPH09244837 A JP H09244837A JP 8083303 A JP8083303 A JP 8083303A JP 8330396 A JP8330396 A JP 8330396A JP H09244837 A JPH09244837 A JP H09244837A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- data
- gui operation
- port
- gui
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 グラフィカルな入力ボタンのクリックなどの
GUI操作を、入力データとして入力ファイルからシミ
ュレーションプログラムに入力することを可能とするシ
ミュレータ及びシミュレータの入力データ処理方法を提
供する。 【解決手段】 機能操作のためのデータをGUI操作に
よって入力するシステムをシミュレーションするシミュ
レーションプログラムを備えるシミュレータにおいて、
GUI操作によって入力されるデータとポートを設定す
るGUI操作部109と、GUI操作の設定内容に基づ
いて、GUI操作毎にデータと入力ポートを特定するテ
ーブル情報500を作成するGUI操作認識部と、ポー
トへ入力する入力データとGUI操作を記述した入力フ
ァイル103と、シミュレーションの経過時間に同期し
て入力ファイルに記述されたGUI操作に対応する入力
データと入力ポートの情報をテーブル情報から取得して
シミュレーションプログラムに入力する入力データ管理
部105を備える。
GUI操作を、入力データとして入力ファイルからシミ
ュレーションプログラムに入力することを可能とするシ
ミュレータ及びシミュレータの入力データ処理方法を提
供する。 【解決手段】 機能操作のためのデータをGUI操作に
よって入力するシステムをシミュレーションするシミュ
レーションプログラムを備えるシミュレータにおいて、
GUI操作によって入力されるデータとポートを設定す
るGUI操作部109と、GUI操作の設定内容に基づ
いて、GUI操作毎にデータと入力ポートを特定するテ
ーブル情報500を作成するGUI操作認識部と、ポー
トへ入力する入力データとGUI操作を記述した入力フ
ァイル103と、シミュレーションの経過時間に同期し
て入力ファイルに記述されたGUI操作に対応する入力
データと入力ポートの情報をテーブル情報から取得して
シミュレーションプログラムに入力する入力データ管理
部105を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイコンの命令の
シミュレーション及び入力ポートのデータのシミュレー
ションンを行うシミュレータに関し、特に、予め作成さ
れたポートへの入力データを時間経過に同期して入力す
ると共に、機能操作のためのデータをGUI(グラフィ
ック ユーザ インタフェース:Graphic Us
er Interface)操作によって入力するシス
テムをシミュレーションするシミュレーションプログラ
ムを備えるシミュレータ及びその入力データ処理方法に
関する。
シミュレーション及び入力ポートのデータのシミュレー
ションンを行うシミュレータに関し、特に、予め作成さ
れたポートへの入力データを時間経過に同期して入力す
ると共に、機能操作のためのデータをGUI(グラフィ
ック ユーザ インタフェース:Graphic Us
er Interface)操作によって入力するシス
テムをシミュレーションするシミュレーションプログラ
ムを備えるシミュレータ及びその入力データ処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、入出力シミュレーション機能
を有するマィコンのシミュレータでは、ポート入力に対
して入力データを与える必要がある。この方法には2つ
の方法があり、第1の方法は、従来からよく使われてい
る方法で、シミュレーション実行前に、予め入力データ
を入力ファイルとして記述したものである。この時、マ
イコンのシステムクロックの時間経過に同期して入力デ
ータが順次与えられるように、入力データには時間を記
述する項目が必要である。これは、「キーシミュレータ
装置」(特開平4−71016号公報)のようなシステ
ムでも実現することができ、自動評価を可能とする。
を有するマィコンのシミュレータでは、ポート入力に対
して入力データを与える必要がある。この方法には2つ
の方法があり、第1の方法は、従来からよく使われてい
る方法で、シミュレーション実行前に、予め入力データ
を入力ファイルとして記述したものである。この時、マ
イコンのシステムクロックの時間経過に同期して入力デ
ータが順次与えられるように、入力データには時間を記
述する項目が必要である。これは、「キーシミュレータ
装置」(特開平4−71016号公報)のようなシステ
ムでも実現することができ、自動評価を可能とする。
【0003】また、既に製品として提供されているシミ
ュレータでは、図2のような形式の入力ファイルを用い
ている。図2に示す入力ファイルについて簡単に説明す
る。time項目は、時間経過のクロック数値を示し、
順次そのクロック数分のマイコンの時間経過が行われる
と、その行のデータが各ポート端子に与えられることを
示している。
ュレータでは、図2のような形式の入力ファイルを用い
ている。図2に示す入力ファイルについて簡単に説明す
る。time項目は、時間経過のクロック数値を示し、
順次そのクロック数分のマイコンの時間経過が行われる
と、その行のデータが各ポート端子に与えられることを
示している。
【0004】この例では、最初、ポートPort0、ポ
ートPort1、ポートPort2の各端子に「0」が
与えられ、1000クロック後には、ポートPort0
の各端子に「1」が、ポートPort1、2の各端子に
「0」が与えられる。さらに、3000クロック後に
は、ポートPort0、2の各端子に「0」が、ポート
Portlの第0ビット端子に「1」が、ポートPor
t1の第1〜7ビット端子に「0」が与えられる。さら
に、2000クロック後には、ポートPort0、1の
各端子に「0」が,ポートPort2の各端子に「1」
が与えられる。
ートPort1、ポートPort2の各端子に「0」が
与えられ、1000クロック後には、ポートPort0
の各端子に「1」が、ポートPort1、2の各端子に
「0」が与えられる。さらに、3000クロック後に
は、ポートPort0、2の各端子に「0」が、ポート
Portlの第0ビット端子に「1」が、ポートPor
t1の第1〜7ビット端子に「0」が与えられる。さら
に、2000クロック後には、ポートPort0、1の
各端子に「0」が,ポートPort2の各端子に「1」
が与えられる。
【0005】第2の方法は、近年、よく使われるように
なった方法で、シミュレーション実行中に、グラフィカ
ルな入力ボタンのクリックのGUI操作で、0/1のデ
ータを現し、そのデータを入力ポートに与えるものであ
る。
なった方法で、シミュレーション実行中に、グラフィカ
ルな入力ボタンのクリックのGUI操作で、0/1のデ
ータを現し、そのデータを入力ポートに与えるものであ
る。
【0006】例えば、ワンチップマイコンを内蔵したC
Dプレーヤのような装置は、実機ができあがるまで、普
通はワンチップマイコンを含めたCDプレーヤを動かす
ためのアプリケーションプログラムのテストを行うこと
はできない。しかし、CDプレーヤのシステムの動作を
プログラムで擬似的にシミュレーションすることは可能
である。
Dプレーヤのような装置は、実機ができあがるまで、普
通はワンチップマイコンを含めたCDプレーヤを動かす
ためのアプリケーションプログラムのテストを行うこと
はできない。しかし、CDプレーヤのシステムの動作を
プログラムで擬似的にシミュレーションすることは可能
である。
【0007】この場合、シミュレータは、ソフトウェア
でコンソールのCRT画面上に、CDプレーヤの実機の
操作面を模した画面を出力する。画面に擬似的に描かれ
た入力ボタンをマウスなどのポインティングデバイスで
クリックすることで、実機上であたかも実際のボタンが
押されたと判断して、対応するCDプレーヤとしての機
能をシミュレーションすることが可能である。
でコンソールのCRT画面上に、CDプレーヤの実機の
操作面を模した画面を出力する。画面に擬似的に描かれ
た入力ボタンをマウスなどのポインティングデバイスで
クリックすることで、実機上であたかも実際のボタンが
押されたと判断して、対応するCDプレーヤとしての機
能をシミュレーションすることが可能である。
【0008】この時、プッシュスイッチを想定したボタ
ンでは、シミュレーション中のマイコンの時間経過と、
ボタンのGUI操作の時間を一致させるために、一瞬ス
イッチのON/OFF、つまりボタンのクリックで得ら
れる0→1→0のデータの1→0の期間の時間をマイコ
ンのシミュレーション上での時間経過の数m秒(se
c)になるように時間を保持しなければならない。
ンでは、シミュレーション中のマイコンの時間経過と、
ボタンのGUI操作の時間を一致させるために、一瞬ス
イッチのON/OFF、つまりボタンのクリックで得ら
れる0→1→0のデータの1→0の期間の時間をマイコ
ンのシミュレーション上での時間経過の数m秒(se
c)になるように時間を保持しなければならない。
【0009】これは、当該シミュレータでは、図3に示
すようなダイアログによって設定するようにしてある。
図3に示すダイアログを簡単に説明する。機能のチェッ
クボタン項301は、マークすると、トグルスイッチ動
作し、マークしないとプッシュスイッチ動作する。端子
名項302には、ポートの端子名を記入する。保持時間
項303には、一回のボタンのクリック操作で得られる
0→1あるいは1→0のデータの期間の時間をマイコン
の時間経過の何m秒(sec)にするかを指定する。図
4は、図3のダイアログ設定によって得られた入出カパ
ネルウインドウ400である。
すようなダイアログによって設定するようにしてある。
図3に示すダイアログを簡単に説明する。機能のチェッ
クボタン項301は、マークすると、トグルスイッチ動
作し、マークしないとプッシュスイッチ動作する。端子
名項302には、ポートの端子名を記入する。保持時間
項303には、一回のボタンのクリック操作で得られる
0→1あるいは1→0のデータの期間の時間をマイコン
の時間経過の何m秒(sec)にするかを指定する。図
4は、図3のダイアログ設定によって得られた入出カパ
ネルウインドウ400である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシミュ
レータにおける図4に示した入出力パネルウインドウの
ボタン操作のようなグラフィカルな入力ボタンのクリッ
ク等のGUI操作は、シミュレーション実行中にしか操
作することができず、図2に示した従来からの入力ファ
イルのようにシミュレータ実行前に予め記述することに
よって自動評価を行うことができないという問題点があ
る。
レータにおける図4に示した入出力パネルウインドウの
ボタン操作のようなグラフィカルな入力ボタンのクリッ
ク等のGUI操作は、シミュレーション実行中にしか操
作することができず、図2に示した従来からの入力ファ
イルのようにシミュレータ実行前に予め記述することに
よって自動評価を行うことができないという問題点があ
る。
【0011】図2に示した入力ファイルをシミュレータ
実行前に予め記述することによって自動評価を行うこと
ができないのは、上述したCDブレーヤの例はあくまで
1例であり、その他にも電気洗濯機の操作面をシミュレ
ーンョンする場合等が考えられるからである。つまり、
GUI操作により押されるボタンは、シミュレーション
する装置により様々であり、そのボタンによりどのよう
な動作をするか、つまりボタンに対応する機能も様々で
あるからである。
実行前に予め記述することによって自動評価を行うこと
ができないのは、上述したCDブレーヤの例はあくまで
1例であり、その他にも電気洗濯機の操作面をシミュレ
ーンョンする場合等が考えられるからである。つまり、
GUI操作により押されるボタンは、シミュレーション
する装置により様々であり、そのボタンによりどのよう
な動作をするか、つまりボタンに対応する機能も様々で
あるからである。
【0012】これらを関連付けてシミュレーションプロ
グラムに伝えるのに、従来はその装置用の操作面を実現
する専用のアプリケーションプログラムでしか行えなか
ったので、当然その装置に特化したものとなっていた。
グラムに伝えるのに、従来はその装置用の操作面を実現
する専用のアプリケーションプログラムでしか行えなか
ったので、当然その装置に特化したものとなっていた。
【0013】一方、従来のキーシミュレータでは、キー
ボードが押されたことをハードに依らずに、図2に示す
ような形式の入力ファイルによってシミュレーションす
ることができる。これは、キーボードの出力が例えばキ
ーコードと呼ばれるコードとして必ず出力されるので、
どのキーが押されるかが決まっていれば、シミュレータ
側でそのコードに対応する機能を処理することを予め定
義することが可能となる。キーボードが、アプリケーシ
ョンプログラムや装置によらず、一様なキーコードを発
生することから可能となる。
ボードが押されたことをハードに依らずに、図2に示す
ような形式の入力ファイルによってシミュレーションす
ることができる。これは、キーボードの出力が例えばキ
ーコードと呼ばれるコードとして必ず出力されるので、
どのキーが押されるかが決まっていれば、シミュレータ
側でそのコードに対応する機能を処理することを予め定
義することが可能となる。キーボードが、アプリケーシ
ョンプログラムや装置によらず、一様なキーコードを発
生することから可能となる。
【0014】しかし、CDプレーヤの操作面のようなG
UI操作を用いたボタンでは、アプリケーションプログ
ラムが特化しており、ボタンに対応する機能も様々であ
る問題がある。
UI操作を用いたボタンでは、アプリケーションプログ
ラムが特化しており、ボタンに対応する機能も様々であ
る問題がある。
【0015】本発明は上記従来の欠点を解消し、グラフ
ィカルな入力ボタンのクリックなどのGUI操作を、入
力データとして入力ファイルからシミュレーションプロ
グラムに入力することを可能とし、これによりGUI操
作によって入力すべきデータに対してシミュレータ上で
自動評価を行うことを可能とするシミュレータ及びシミ
ュレータの入力データ処理方法を提供することを目的と
する。
ィカルな入力ボタンのクリックなどのGUI操作を、入
力データとして入力ファイルからシミュレーションプロ
グラムに入力することを可能とし、これによりGUI操
作によって入力すべきデータに対してシミュレータ上で
自動評価を行うことを可能とするシミュレータ及びシミ
ュレータの入力データ処理方法を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、予め作成されたポートへの入力データを時間経過
に同期して入力すると共に、機能操作のためのデータを
GUI操作によって入力するシステムをシミュレーショ
ンするシミュレーションプログラムを備えるシミュレー
タにおいて、前記GUI操作によって入力されるデータ
がどのポートに与えられるかを設定するGUI操作設定
手段と、前記GUI操作設定手段による設定内容に基づ
いて、GUI操作毎に、入力されるデータとデータの入
力ポートを特定する情報をテーブル情報として作成する
GUI操作認識手段と、ポートへ入力する入力データ
と、前記GUI操作を経過時間に従って記述した入力フ
ァイルを格納する格納手段と、シミュレーションの経過
時間に同期して前記入力ファイルから前記入力データを
読み込むと共に、前記入力ファイルに記述された前記G
UI操作に対応する入力データと入力ポートを特定する
情報を前記テーブル情報から取得して前記シミュレーシ
ョンプログラムに入力する入力データ管理手段を備える
ことを特徴とする。
明は、予め作成されたポートへの入力データを時間経過
に同期して入力すると共に、機能操作のためのデータを
GUI操作によって入力するシステムをシミュレーショ
ンするシミュレーションプログラムを備えるシミュレー
タにおいて、前記GUI操作によって入力されるデータ
がどのポートに与えられるかを設定するGUI操作設定
手段と、前記GUI操作設定手段による設定内容に基づ
いて、GUI操作毎に、入力されるデータとデータの入
力ポートを特定する情報をテーブル情報として作成する
GUI操作認識手段と、ポートへ入力する入力データ
と、前記GUI操作を経過時間に従って記述した入力フ
ァイルを格納する格納手段と、シミュレーションの経過
時間に同期して前記入力ファイルから前記入力データを
読み込むと共に、前記入力ファイルに記述された前記G
UI操作に対応する入力データと入力ポートを特定する
情報を前記テーブル情報から取得して前記シミュレーシ
ョンプログラムに入力する入力データ管理手段を備える
ことを特徴とする。
【0017】請求項2の本発明のシミュレータは、テー
ブル情報に、前記GUI操作を認識する認識情報と、前
記GUI操作によって操作するポート名と、前記GUI
操作によって値が操作されるビットを特定する情報が設
定され、かつ前記入力ファイルに、前記テーブル情報に
設定された前記GUI操作の認識情報が設定されること
を特徴とする。
ブル情報に、前記GUI操作を認識する認識情報と、前
記GUI操作によって操作するポート名と、前記GUI
操作によって値が操作されるビットを特定する情報が設
定され、かつ前記入力ファイルに、前記テーブル情報に
設定された前記GUI操作の認識情報が設定されること
を特徴とする。
【0018】請求項3の本発明のシミュレータは、入力
データ管理手段は、シミュレーションの経過時間に同期
して前記入力ファイルに前記GUI操作が存在するかど
うかを判別し、前記GUI操作が存在する場合に、前記
GUI操作と対応する前記テーブル情報が存在するかを
判別し、前記テーブル情報が存在する場合に、前記GU
I操作に対応する入力データと入力ポートを特定する情
報を取得することを特徴とする。
データ管理手段は、シミュレーションの経過時間に同期
して前記入力ファイルに前記GUI操作が存在するかど
うかを判別し、前記GUI操作が存在する場合に、前記
GUI操作と対応する前記テーブル情報が存在するかを
判別し、前記テーブル情報が存在する場合に、前記GU
I操作に対応する入力データと入力ポートを特定する情
報を取得することを特徴とする。
【0019】請求項4の本発明のシミュレータは、テー
ブル情報に、前記GUI操作によるデータの有効時間を
設定する項目を設け、前記GUI操作認識手段は、前記
GUI操作設定手段による設定内容に基づいて、GUI
操作毎に、入力されるデータとデータの入力ポートとデ
ータの有効時間を特定する情報をテーブル情報として作
成し、前記入力データ管理手段は、前記入力ファイルに
記述された前記GUI操作に対応する入力データと入力
ポートを特定する情報を前記テーブル情報から取得して
前記シミュレーションプログラムに入力すると共に、前
記有効時間が前記経過時間以下になった時点で前記GU
I操作に対応して前記テーブル情報から取得して入力し
た入力データと入力ポートを特定する情報を無効にする
ことを特徴とする。
ブル情報に、前記GUI操作によるデータの有効時間を
設定する項目を設け、前記GUI操作認識手段は、前記
GUI操作設定手段による設定内容に基づいて、GUI
操作毎に、入力されるデータとデータの入力ポートとデ
ータの有効時間を特定する情報をテーブル情報として作
成し、前記入力データ管理手段は、前記入力ファイルに
記述された前記GUI操作に対応する入力データと入力
ポートを特定する情報を前記テーブル情報から取得して
前記シミュレーションプログラムに入力すると共に、前
記有効時間が前記経過時間以下になった時点で前記GU
I操作に対応して前記テーブル情報から取得して入力し
た入力データと入力ポートを特定する情報を無効にする
ことを特徴とする。
【0020】上記目的を達成する本発明は、予め作成さ
れたポートへの入力データを時間経過に同期して入力す
ると共に、機能操作のためのデータをGUI操作によっ
て入力するシステムをシミュレーションするシミュレー
ションプログラムを備えるシミュレータの入力データ処
理方法であって、前記GUI操作によって入力されるデ
ータがどのポートに与えられるかを設定し、前記GUI
操作の設定内容に基づいて、GUI操作毎に、入力され
るデータとデータの入力ポートを特定する情報をテーブ
ル情報として作成し、ポートへ入力する入力データと、
前記GUI操作を経過時間に従って記述することにより
入力ファイルを作成し、シミュレーションの経過時間に
同期して前記入力ファイルから前記入力データを読み込
むと共に、前記入力ファイルに記述された前記GUI操
作に対応する入力データと入力ポートを特定する情報を
前記テーブル情報から取得して前記シミュレーションプ
ログラムに入力することを特徴とする。
れたポートへの入力データを時間経過に同期して入力す
ると共に、機能操作のためのデータをGUI操作によっ
て入力するシステムをシミュレーションするシミュレー
ションプログラムを備えるシミュレータの入力データ処
理方法であって、前記GUI操作によって入力されるデ
ータがどのポートに与えられるかを設定し、前記GUI
操作の設定内容に基づいて、GUI操作毎に、入力され
るデータとデータの入力ポートを特定する情報をテーブ
ル情報として作成し、ポートへ入力する入力データと、
前記GUI操作を経過時間に従って記述することにより
入力ファイルを作成し、シミュレーションの経過時間に
同期して前記入力ファイルから前記入力データを読み込
むと共に、前記入力ファイルに記述された前記GUI操
作に対応する入力データと入力ポートを特定する情報を
前記テーブル情報から取得して前記シミュレーションプ
ログラムに入力することを特徴とする。
【0021】請求項6の本発明のシミュレータの入力デ
ータ処理方法は、シミュレーションの経過時間に同期し
て入力ファイルに前記GUI操作が存在するかどうかを
判別し、前記GUI操作が存在する場合に、前記GUI
操作と対応する前記テーブル情報が存在するかを判別
し、前記テーブル情報が存在する場合に、前記GUI操
作に対応する入力データと入力ポートを特定する情報を
取得することを特徴とする。
ータ処理方法は、シミュレーションの経過時間に同期し
て入力ファイルに前記GUI操作が存在するかどうかを
判別し、前記GUI操作が存在する場合に、前記GUI
操作と対応する前記テーブル情報が存在するかを判別
し、前記テーブル情報が存在する場合に、前記GUI操
作に対応する入力データと入力ポートを特定する情報を
取得することを特徴とする。
【0022】請求項7の本発明のシミュレータの入力デ
ータ処理方法は、テーブル情報に、前記GUI操作によ
るデータの有効時間を設定する項目を設け、前記GUI
操作設定手段による設定内容に基づいて、GUI操作毎
に、入力されるデータとデータの入力ポートとデータの
有効時間を特定する情報をテーブル情報として作成し、
前記入力ファイルに記述された前記GUI操作に対応す
る入力データと入力ポートを特定する情報を前記テーブ
ル情報から取得して前記シミュレーションプログラムに
入力すると共に、前記有効時間が前記経過時間以下にな
った時点で前記GUI操作に対応して前記テーブル情報
から取得して入力した入力データと入力ポートを特定す
る情報を無効にすることを特徴とする。
ータ処理方法は、テーブル情報に、前記GUI操作によ
るデータの有効時間を設定する項目を設け、前記GUI
操作設定手段による設定内容に基づいて、GUI操作毎
に、入力されるデータとデータの入力ポートとデータの
有効時間を特定する情報をテーブル情報として作成し、
前記入力ファイルに記述された前記GUI操作に対応す
る入力データと入力ポートを特定する情報を前記テーブ
ル情報から取得して前記シミュレーションプログラムに
入力すると共に、前記有効時間が前記経過時間以下にな
った時点で前記GUI操作に対応して前記テーブル情報
から取得して入力した入力データと入力ポートを特定す
る情報を無効にすることを特徴とする。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例によるシ
ミュレータのシステム構成図である。図1に示されるよ
うに、本実施例は、シミュレータ101と、コンソール
102と、入力ファイル103とを備えて構成されてい
る。
て詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例によるシ
ミュレータのシステム構成図である。図1に示されるよ
うに、本実施例は、シミュレータ101と、コンソール
102と、入力ファイル103とを備えて構成されてい
る。
【0024】主要な構成要素であるシミュレータ101
は、入力ファイル103から入力データを読み出すファ
イル入力部104と、入力された入力データを保持する
入力データ管理部105と、その入力データを入力ファ
イル103に書き出すファイル出力部106と、コンソ
ール102からの文字入力によって、入力データ管理部
105への入力データの入力や編集を行う入力編集部1
07と、マイコンの命令をシミュレーションする命令シ
ミュレーション部110と、その中に入出力データをシ
ミュレーションする入出力シミュレーション部111
と、コンソール102からのGUI操作を入出力するG
UI操作部109とを備え、さらに入力編集部107に
GUI操作データを認識するためのGUI操作認識部1
08とを備えて構成される。
は、入力ファイル103から入力データを読み出すファ
イル入力部104と、入力された入力データを保持する
入力データ管理部105と、その入力データを入力ファ
イル103に書き出すファイル出力部106と、コンソ
ール102からの文字入力によって、入力データ管理部
105への入力データの入力や編集を行う入力編集部1
07と、マイコンの命令をシミュレーションする命令シ
ミュレーション部110と、その中に入出力データをシ
ミュレーションする入出力シミュレーション部111
と、コンソール102からのGUI操作を入出力するG
UI操作部109とを備え、さらに入力編集部107に
GUI操作データを認識するためのGUI操作認識部1
08とを備えて構成される。
【0025】図4は、本発明の一実施例でのグラフィカ
ルな入力ボタンのクリック等によるGUI操作を行う入
出力パネルウインドウであり、図1のコンソール102
に表示される。図3は、図4のグラフィカルな入力ボタ
ンを得るための設定ダイアログを示し、本発明のマイコ
ンのシミュレータを使って作業者がシミュレーションす
る際に、マイコンのどの入力端子にグラフィカルな入力
ボタンを接続して、クリック操作で「0」、「1」のデ
ータをシミュレータ上のマイコンの入力端子に与えるか
の設定を行う。
ルな入力ボタンのクリック等によるGUI操作を行う入
出力パネルウインドウであり、図1のコンソール102
に表示される。図3は、図4のグラフィカルな入力ボタ
ンを得るための設定ダイアログを示し、本発明のマイコ
ンのシミュレータを使って作業者がシミュレーションす
る際に、マイコンのどの入力端子にグラフィカルな入力
ボタンを接続して、クリック操作で「0」、「1」のデ
ータをシミュレータ上のマイコンの入力端子に与えるか
の設定を行う。
【0026】図3の例では、入力端子のp10(端子P
ortlの第0ビット)に1msecの保持時間を有す
るアクティブHIGHのプッンュスイッチ動作が機能名
testとして与えられ、これにより、図1のGUI操
作認識部108は図14のような情報を取得する。
ortlの第0ビット)に1msecの保持時間を有す
るアクティブHIGHのプッンュスイッチ動作が機能名
testとして与えられ、これにより、図1のGUI操
作認識部108は図14のような情報を取得する。
【0027】ここで、図14に示すテーブルtbl情報
500が図3の設定ダイアログから与えられる際の処理
について図15のフローチャートを用いて説明する。
500が図3の設定ダイアログから与えられる際の処理
について図15のフローチャートを用いて説明する。
【0028】図14のテーブルtbl情報500は、メ
ンバid,メンバport,メンバbit,メンバna
me,メンバmode,メンバactive,メンバp
inで構成される。ここで、メンバidはボタンの認識
ID値を、メンバport,メンバbitはどのポート
のどのビットに対応するかの値を、メンバnameは表
示する機能名を、メンバmodeはプッシュスイッチ動
作かトグルスイッチ動作かの値を、メンバactive
はアクティブの信号レベルの値を、メンバpinは端子
名を示す情報が設定されている。いくつのボタンが設定
されたかは、変数t_maxに設定されている。Aut
o変数tは、ループ処理のための値である。
ンバid,メンバport,メンバbit,メンバna
me,メンバmode,メンバactive,メンバp
inで構成される。ここで、メンバidはボタンの認識
ID値を、メンバport,メンバbitはどのポート
のどのビットに対応するかの値を、メンバnameは表
示する機能名を、メンバmodeはプッシュスイッチ動
作かトグルスイッチ動作かの値を、メンバactive
はアクティブの信号レベルの値を、メンバpinは端子
名を示す情報が設定されている。いくつのボタンが設定
されたかは、変数t_maxに設定されている。Aut
o変数tは、ループ処理のための値である。
【0029】まず、ステップ1501では、変数tが
「0」に初期化される。ステップ1502では、変数t
が変数t_maxと一致するか否かを判断し、一致する
場合はステップ1503へ進み、一致しない場合はステ
ップ1504へ進む。
「0」に初期化される。ステップ1502では、変数t
が変数t_maxと一致するか否かを判断し、一致する
場合はステップ1503へ進み、一致しない場合はステ
ップ1504へ進む。
【0030】ステップ1503では、変数t_maxが
インクリメントされる。ステップ1504では、メンバ
tbl[t].nameが図3の設定ダイアログの機能
名項304の内容と一致するかを判断し、一致する場合
はステップ1506へ、一致しない場合はステップ15
05へ進む。ステップ1505では変数tがインクリメ
ントされる。
インクリメントされる。ステップ1504では、メンバ
tbl[t].nameが図3の設定ダイアログの機能
名項304の内容と一致するかを判断し、一致する場合
はステップ1506へ、一致しない場合はステップ15
05へ進む。ステップ1505では変数tがインクリメ
ントされる。
【0031】ステップ1506では、メンバtbl
[t].modeに図3の設定ダイアログの機能項30
1の内容が、メンバtbl[t].nameに機能名項
304の内容が、メンバtbl[t].pinに端子名
項302の内容が、メンバtbl[t].active
にアクティブ項305の内容が、メンバtbl[t].
portに端子名項の2文字目を数値化した内容が、メ
ンバtbl[t].bitに端子名項の3文字目を数値
化した内容が設定され、これらの内容を元にしてGUI
のOSによってボタンが作成される。そして、メンバt
bl[t].idには、作成されたボタンの認識ID値
をGUIのOSから取得して、その値の内容が設定され
る。
[t].modeに図3の設定ダイアログの機能項30
1の内容が、メンバtbl[t].nameに機能名項
304の内容が、メンバtbl[t].pinに端子名
項302の内容が、メンバtbl[t].active
にアクティブ項305の内容が、メンバtbl[t].
portに端子名項の2文字目を数値化した内容が、メ
ンバtbl[t].bitに端子名項の3文字目を数値
化した内容が設定され、これらの内容を元にしてGUI
のOSによってボタンが作成される。そして、メンバt
bl[t].idには、作成されたボタンの認識ID値
をGUIのOSから取得して、その値の内容が設定され
る。
【0032】次に、図16のフロチャートは、機能名を
パラメータにして、それに対する認識ID値を返り値と
して、図14のテーブルtbl情報から取得するフロチ
ャートである。
パラメータにして、それに対する認識ID値を返り値と
して、図14のテーブルtbl情報から取得するフロチ
ャートである。
【0033】ステップ1601では、変数tが「0」に
初期化される。ステップ1602では、変数tが変数t
_maxと一致するか否かを判断し、一致する場合はス
テップ1605へ、一致しない場合はステップ1603
へ進む。ステップ1603では、メンバtbl[t].
nameがパラメータの機能名と一致するかを判断し、
一致する場合はステップ1605へ、一致しない場合は
ステップ1604へ進む。ステップ1604では変数t
がインクリメントされる。ステップ1605では、メン
バメンバtbl[t].idが返り値となる。
初期化される。ステップ1602では、変数tが変数t
_maxと一致するか否かを判断し、一致する場合はス
テップ1605へ、一致しない場合はステップ1603
へ進む。ステップ1603では、メンバtbl[t].
nameがパラメータの機能名と一致するかを判断し、
一致する場合はステップ1605へ、一致しない場合は
ステップ1604へ進む。ステップ1604では変数t
がインクリメントされる。ステップ1605では、メン
バメンバtbl[t].idが返り値となる。
【0034】なお、tbl[].id値は、コンソール
102に表示された図4のグラフィカルな入力ボタンを
クリックした際に、GUIのOSがアプリケーションプ
ログラムに与えるID値でもある。
102に表示された図4のグラフィカルな入力ボタンを
クリックした際に、GUIのOSがアプリケーションプ
ログラムに与えるID値でもある。
【0035】図5は本発明の一実施例での入力ファイル
のフォーマットの一例を示す。なお、GUI項にある数
値「10」(文字列;test)は、図4に示すグラフ
ィカルな入力ボタンのtestボタンの認識ID値(機
能名)を意味するものであり、図3に示すp10(ポー
トPort1の第0ビット)につながっているものとす
る。
のフォーマットの一例を示す。なお、GUI項にある数
値「10」(文字列;test)は、図4に示すグラフ
ィカルな入力ボタンのtestボタンの認識ID値(機
能名)を意味するものであり、図3に示すp10(ポー
トPort1の第0ビット)につながっているものとす
る。
【0036】この例では、最初、ポートPort0,
Port1, Port2の各端子に「0」が与えら
れ、1000クロック後には、ポートPort0の各端
子に「1」が、ポートPortl、2の各端子に「0」
が与えられる。さらに、3000クロック後には、ポー
トPort0、2の各端子に「0」が、GUI項の情報
によりポートPort1の第0ビット端子に「1」が、
そして、ポートPort1の第1〜7ビット端子に
「0」が与えられる。さらに、2000クロック後に
は、ポートPort0、1の各端子に「0」が,ポート
Port2の各端子に「1」が与えられる。
Port1, Port2の各端子に「0」が与えら
れ、1000クロック後には、ポートPort0の各端
子に「1」が、ポートPortl、2の各端子に「0」
が与えられる。さらに、3000クロック後には、ポー
トPort0、2の各端子に「0」が、GUI項の情報
によりポートPort1の第0ビット端子に「1」が、
そして、ポートPort1の第1〜7ビット端子に
「0」が与えられる。さらに、2000クロック後に
は、ポートPort0、1の各端子に「0」が,ポート
Port2の各端子に「1」が与えられる。
【0037】次に、各端子に与えられる値に対する処理
を図6〜図10のフローチャートを用いて説明する。図
6、7は、図2に示すような従来の入力ファイルの入力
データを用いる場合の処理を示している。図8〜10
は、本発明による図5に示すデータを用いる処理を示し
ている。
を図6〜図10のフローチャートを用いて説明する。図
6、7は、図2に示すような従来の入力ファイルの入力
データを用いる場合の処理を示している。図8〜10
は、本発明による図5に示すデータを用いる処理を示し
ている。
【0038】ここで、static変数simtime
は、前データファイル読み込み後の時間経過を示す値
で、static変数timeは、現在のデータの保時
間を示す値である。
は、前データファイル読み込み後の時間経過を示す値
で、static変数timeは、現在のデータの保時
間を示す値である。
【0039】ここで、static変数tmp_por
t0,tmp_portl,tmp_port2,tm
p_GUIは、データファイルから読み込んだポートP
ort0,ポートPort1、ポートPort2項及び
GUI項に相当する仮値である。tmp_GUI値は、
図16のフローチャートを用いて図14に示すようなテ
ーブル情報500から得られた値である。
t0,tmp_portl,tmp_port2,tm
p_GUIは、データファイルから読み込んだポートP
ort0,ポートPort1、ポートPort2項及び
GUI項に相当する仮値である。tmp_GUI値は、
図16のフローチャートを用いて図14に示すようなテ
ーブル情報500から得られた値である。
【0040】テーブルtblは、メンバid、メンバp
ort、メンバbitで構成され、図3に示すダイアロ
グで設定したボタンの認識ID値はメンバldに、端子
名からどのポートのどのビットに対応させるかがメンバ
port,メンバbitに設定されていて、いくつのボ
タンが設定されたかが、変数t_maxに設定されてい
る。変数tは、ループ処理のための値である。配列Po
rt[0]〜Port[2]は各端子のデータを示す値
である。
ort、メンバbitで構成され、図3に示すダイアロ
グで設定したボタンの認識ID値はメンバldに、端子
名からどのポートのどのビットに対応させるかがメンバ
port,メンバbitに設定されていて、いくつのボ
タンが設定されたかが、変数t_maxに設定されてい
る。変数tは、ループ処理のための値である。配列Po
rt[0]〜Port[2]は各端子のデータを示す値
である。
【0041】まず、従来における処理の場合には、初期
化のために、図6の初期化ルーチンSTART1が最初
に1度だけ呼ばれる。ステップ601では、変数sim
timeが「0」に初期化される。ステップ602で
は、図2に示すデータが入っている図1の入力ファイル
103が、ファイル入力部104によりデータ201が
読み込まれる。ステップ603では、変数time,変
数tmp_port0,変数tmp_port1,変数
tmp_port2に、データ201の各項目データが
代入される。
化のために、図6の初期化ルーチンSTART1が最初
に1度だけ呼ばれる。ステップ601では、変数sim
timeが「0」に初期化される。ステップ602で
は、図2に示すデータが入っている図1の入力ファイル
103が、ファイル入力部104によりデータ201が
読み込まれる。ステップ603では、変数time,変
数tmp_port0,変数tmp_port1,変数
tmp_port2に、データ201の各項目データが
代入される。
【0042】その後、図1の命令シミュレーション部1
10で1命令実行する度に、その実行する命令の時間
(クロック数)をパラメータとして、入力データ管理部
105、つまり、図7のサブルーチンSTART2が呼
ばれる。
10で1命令実行する度に、その実行する命令の時間
(クロック数)をパラメータとして、入力データ管理部
105、つまり、図7のサブルーチンSTART2が呼
ばれる。
【0043】ステップ701では、変数simtime
にパラメータのクロック数が加算される。ステップ70
2では、変数simtimeが変数time以上になっ
たか否かを判断し、変数simtimeが変数time
以上になった時はステップ703へ、変数simtim
eが変数time以上になっていない時はサブルーチン
を終了する。
にパラメータのクロック数が加算される。ステップ70
2では、変数simtimeが変数time以上になっ
たか否かを判断し、変数simtimeが変数time
以上になった時はステップ703へ、変数simtim
eが変数time以上になっていない時はサブルーチン
を終了する。
【0044】ステップ703では、配列Port[0]
〜Port[2]に、変数tmp_port0,変数t
mp_port1,変数tmp_port2が代入され
る。ステップ704では、変数simtimeから変数
timeが減算される。ステップ705では、ファイル
入力部104によりデータ202(以降、順次データ2
03及びデータ204が読み込まれる)が読み込まれ
る。ステップ706では、変数time,変数tmp_
port0,変数tmp_port1,変数tmp_p
ort2に、データ202(以降、順次データ203、
204)の各項目データが代入され、サブルーチンを終
了する。
〜Port[2]に、変数tmp_port0,変数t
mp_port1,変数tmp_port2が代入され
る。ステップ704では、変数simtimeから変数
timeが減算される。ステップ705では、ファイル
入力部104によりデータ202(以降、順次データ2
03及びデータ204が読み込まれる)が読み込まれ
る。ステップ706では、変数time,変数tmp_
port0,変数tmp_port1,変数tmp_p
ort2に、データ202(以降、順次データ203、
204)の各項目データが代入され、サブルーチンを終
了する。
【0045】次に、本発明による処理の場合には、初期
化のために、図8の初期化ルーチンSTART1が最初
に1度だけ呼ばれる。ステップ801では、変数sim
timeが「0」に初期化される。ステップ802で
は、図5に示すデータが入っている図1の入力ファイル
103が、ファイル入力部104によりデータ501が
読み込まれる。ステップ803では、変数time,t
mp_GUI,変数tmp_port0,変数tmp_
port1,変数tmp_port2に、データ501
の各項目データが代入される。
化のために、図8の初期化ルーチンSTART1が最初
に1度だけ呼ばれる。ステップ801では、変数sim
timeが「0」に初期化される。ステップ802で
は、図5に示すデータが入っている図1の入力ファイル
103が、ファイル入力部104によりデータ501が
読み込まれる。ステップ803では、変数time,t
mp_GUI,変数tmp_port0,変数tmp_
port1,変数tmp_port2に、データ501
の各項目データが代入される。
【0046】その後、図1の命令シミュレーション部1
10で1命令実行する度に、その実行する命令の時間
(クロック数)をパラメータとして、入力データ管理部
105、つまり、図9のサブルーチンSTART2が呼
ばれる。
10で1命令実行する度に、その実行する命令の時間
(クロック数)をパラメータとして、入力データ管理部
105、つまり、図9のサブルーチンSTART2が呼
ばれる。
【0047】ステップ901では、変数simtime
にパラメータのクロック数が加算される。ステップ90
2では、変数simtimeが変数time以上になっ
たか否かを判断し、変数simtimeが変数time
以上になった時はステップ903へ、変数simtim
eが変数time以上になっていない時はサブルーチン
を終了する。
にパラメータのクロック数が加算される。ステップ90
2では、変数simtimeが変数time以上になっ
たか否かを判断し、変数simtimeが変数time
以上になった時はステップ903へ、変数simtim
eが変数time以上になっていない時はサブルーチン
を終了する。
【0048】ステップ903では、配列Port[0]
〜Port[2]に、変数tmp_port0,変数t
mp_port1,変数tmp_port2が代入され
る。ステップ904では、図10のサブルーチンSTA
RT3が呼ばれる。
〜Port[2]に、変数tmp_port0,変数t
mp_port1,変数tmp_port2が代入され
る。ステップ904では、図10のサブルーチンSTA
RT3が呼ばれる。
【0049】ステップ905では、変数simtime
から変数timeが減算される。ステップ906では、
ファイル入力部104によりデータ502(以降、順次
データ503,504)が読み込まれる。ステップ90
7では、変数time,変数tmp_GUI,変数tm
p_port0,変数tmp_port1,変数tmp
_port2に、データ502(以降、順次データ50
3,504)の各項目データが代入され、サブルーチン
を終了する。
から変数timeが減算される。ステップ906では、
ファイル入力部104によりデータ502(以降、順次
データ503,504)が読み込まれる。ステップ90
7では、変数time,変数tmp_GUI,変数tm
p_port0,変数tmp_port1,変数tmp
_port2に、データ502(以降、順次データ50
3,504)の各項目データが代入され、サブルーチン
を終了する。
【0050】ここで、図10のサブルーチンSTART
3の処理を説明する。ステップ1001では、変数tm
p_GUIの有無を判断し、変数tmp_GUIが有る
時はステップ1002へ、変数tmp_GUIが無い時
はサブルーチンを終了する。ステップ1002では、変
数tが「0」に初期化される。ステップ1003では、
変数tが変数t_maxと一致するか否かを判断し、一
致しない時はステップ1004へ、一致する時はサブル
ーチンを終了する。
3の処理を説明する。ステップ1001では、変数tm
p_GUIの有無を判断し、変数tmp_GUIが有る
時はステップ1002へ、変数tmp_GUIが無い時
はサブルーチンを終了する。ステップ1002では、変
数tが「0」に初期化される。ステップ1003では、
変数tが変数t_maxと一致するか否かを判断し、一
致しない時はステップ1004へ、一致する時はサブル
ーチンを終了する。
【0051】ステップ1004では、テーブルtblの
メンバidが変数tmp_GUIと一致するか否かを判
断し、一致しない時はステップ1005へ、一致する時
はステップ1006へ進む。ステップ1005では、変
数tに「1」を加算し、ステップ1003へ戻る。ステ
ップ1006では、テーブルtblのメンバport,
メンバbitにより、配列Port[0]〜Port
[2]のある1つの端子のデータが操作され、サブルー
チンを終了する。
メンバidが変数tmp_GUIと一致するか否かを判
断し、一致しない時はステップ1005へ、一致する時
はステップ1006へ進む。ステップ1005では、変
数tに「1」を加算し、ステップ1003へ戻る。ステ
ップ1006では、テーブルtblのメンバport,
メンバbitにより、配列Port[0]〜Port
[2]のある1つの端子のデータが操作され、サブルー
チンを終了する。
【0052】次に、本発明の第2の実施例として、図5
のデータ503のGUI項のデータの有効時間を図3の
ダイアログの保持時間項の時間で処理する場合の実施例
を示す。
のデータ503のGUI項のデータの有効時間を図3の
ダイアログの保持時間項の時間で処理する場合の実施例
を示す。
【0053】ここで、仮に、図3のダイアログの保持時
間項に設定したlm秒(sec)が500クロックに対
応するとすると、最初、ポートPort0,1,2の各
端子に「0」が与えられ、1000クロック後には、ポ
ートPort0の各端子に「1」が、ポートPort
l,2の各端子に「0」が与えられる。さらに、300
0クロック後には、ポートPort0、2の各端子に
「0」が、GUI項の情報によりポートPortlの第
0ビット端子に「1」が、そして、ポートPortlの
第1〜7ビット端子に「0」が与えられる。
間項に設定したlm秒(sec)が500クロックに対
応するとすると、最初、ポートPort0,1,2の各
端子に「0」が与えられ、1000クロック後には、ポ
ートPort0の各端子に「1」が、ポートPort
l,2の各端子に「0」が与えられる。さらに、300
0クロック後には、ポートPort0、2の各端子に
「0」が、GUI項の情報によりポートPortlの第
0ビット端子に「1」が、そして、ポートPortlの
第1〜7ビット端子に「0」が与えられる。
【0054】さらに、500クロック後には、保持時間
が過ぎ、ポートPortlの第0ビット端子に「0」が
与えれることにより、ポートPort0,1,2の各端
子に「0」が与えられる。さらに、1500クロック後
には、ポートPort0,ポートPort1の各端子に
「0」が、ポートPort2の各端子に「1」が与えら
れる。
が過ぎ、ポートPortlの第0ビット端子に「0」が
与えれることにより、ポートPort0,1,2の各端
子に「0」が与えられる。さらに、1500クロック後
には、ポートPort0,ポートPort1の各端子に
「0」が、ポートPort2の各端子に「1」が与えら
れる。
【0055】各端子に与えられる値に対する処理を図8
及び図11〜13のフロチャートと、図5のデータを用
いて説明する。
及び図11〜13のフロチャートと、図5のデータを用
いて説明する。
【0056】static変数simtimeは、前デ
ータファイル読み込み後の時間経過を示す値で、sta
tic変数timeは、現在のデータの保持時間を示す
値である。static変数tmp_port0,tm
p_portl,tmp_port2,tmp_GUI
は、データファイルから読み込んだポートPort0,
1,2項及びGUI項に相当する仮値である。テーブル
tblは、メンバid,メンバport,メンバbi
t,メンバtimeで構成され、図3のダイアログで設
定したボタンの認識ID値はメンバidに、端子名から
どのポートのどのビットに対応させるかがメンバpor
t,メンバbitに設定されていて、いくつのボタンが
設定されたかが変数t_maxに設定されている。ま
た、メンバtimeには、保持時間項目で設定された時
間がクロック数で入れられる。Auto変数tは、ルー
プ処理のための値である。配列Port[0]〜Por
t[2]は各端子のデータを示す値である。
ータファイル読み込み後の時間経過を示す値で、sta
tic変数timeは、現在のデータの保持時間を示す
値である。static変数tmp_port0,tm
p_portl,tmp_port2,tmp_GUI
は、データファイルから読み込んだポートPort0,
1,2項及びGUI項に相当する仮値である。テーブル
tblは、メンバid,メンバport,メンバbi
t,メンバtimeで構成され、図3のダイアログで設
定したボタンの認識ID値はメンバidに、端子名から
どのポートのどのビットに対応させるかがメンバpor
t,メンバbitに設定されていて、いくつのボタンが
設定されたかが変数t_maxに設定されている。ま
た、メンバtimeには、保持時間項目で設定された時
間がクロック数で入れられる。Auto変数tは、ルー
プ処理のための値である。配列Port[0]〜Por
t[2]は各端子のデータを示す値である。
【0057】初期化のために、図8の初期化ルーチンS
TART1が最初に1度だけ呼ばれる。ステップ801
では、変数simtimeが「0」に初期化される。ス
テップ802では、図5のデータが入っている図1の入
力ファイル103が、ファイル入力部104によりデー
タ501が読み込まれる。
TART1が最初に1度だけ呼ばれる。ステップ801
では、変数simtimeが「0」に初期化される。ス
テップ802では、図5のデータが入っている図1の入
力ファイル103が、ファイル入力部104によりデー
タ501が読み込まれる。
【0058】ステップ803では、変数time,tm
p_GUI,tmp_port0,tmp_port
l,tmp_port2に、データ501の各項目デー
タが代入される。その後、図1の命令シミュレーション
部110で1命令実行する度に、その実行する命令の時
間(クロック数)をパラメータとして、入力データ管理
部105、つまり、図11のサブルーチンSTART2
が呼ばれる。
p_GUI,tmp_port0,tmp_port
l,tmp_port2に、データ501の各項目デー
タが代入される。その後、図1の命令シミュレーション
部110で1命令実行する度に、その実行する命令の時
間(クロック数)をパラメータとして、入力データ管理
部105、つまり、図11のサブルーチンSTART2
が呼ばれる。
【0059】ステップ1101では、変数simtim
eにパラメータのクロック数が加算される。ステップ1
102では、変数simtimeが変数time以上に
なったか否かを判断し、変数simtimeが変数ti
me以上になった時はステップ1103へ、変数sim
timeが変数time以上になっていない時はステッ
プ1108へ進む。ステップ1103では、配列Por
t[0]〜Port[2]に、変数tmp_port
0,tmp_port1,tmp_port2が代入さ
れる。
eにパラメータのクロック数が加算される。ステップ1
102では、変数simtimeが変数time以上に
なったか否かを判断し、変数simtimeが変数ti
me以上になった時はステップ1103へ、変数sim
timeが変数time以上になっていない時はステッ
プ1108へ進む。ステップ1103では、配列Por
t[0]〜Port[2]に、変数tmp_port
0,tmp_port1,tmp_port2が代入さ
れる。
【0060】ステップ1104では、図12のサブルー
チンSTART3が呼ばれる。ステップ1105では、
変数simtimeから変数timeが減算される。ス
テップ1106では、ファイル入力部104によりデー
タ502(以降、順次データ503,504)が読み込
まれる。
チンSTART3が呼ばれる。ステップ1105では、
変数simtimeから変数timeが減算される。ス
テップ1106では、ファイル入力部104によりデー
タ502(以降、順次データ503,504)が読み込
まれる。
【0061】ステップ1107では、変数time,t
mp_GUI,tmp_port0,tmp_port
l,tmp_port2に、データ502(以降、順次
データ503,504)の各項目データが代入され、サ
ブルーチンを終了する。ステップ1108では、図13
のサブルーチンSTART4が呼ばれ、サブルーチンが
終了する。
mp_GUI,tmp_port0,tmp_port
l,tmp_port2に、データ502(以降、順次
データ503,504)の各項目データが代入され、サ
ブルーチンを終了する。ステップ1108では、図13
のサブルーチンSTART4が呼ばれ、サブルーチンが
終了する。
【0062】ここで、図12のサブルーチンSTART
3の処理を説明する。ステップ1201では、変数tm
p_GUIの有無を判断し、変数tmp_GUIが有る
時はステップ1202へ、変数tmp_GUIが無い時
はサブルーチンを終了する。ステップ1202では、変
数tが「0」に初期化される。ステップ1203では変
数tが変数t_maxと一致するか否かを判断し、一致
しない時はステップ1204へ、一致する時はサブルー
チンを終了する。
3の処理を説明する。ステップ1201では、変数tm
p_GUIの有無を判断し、変数tmp_GUIが有る
時はステップ1202へ、変数tmp_GUIが無い時
はサブルーチンを終了する。ステップ1202では、変
数tが「0」に初期化される。ステップ1203では変
数tが変数t_maxと一致するか否かを判断し、一致
しない時はステップ1204へ、一致する時はサブルー
チンを終了する。
【0063】ステップ1204では、テーブルtblの
メンバidが変数tmp_GUIと一致するか否かを判
断し、一致しない時はステップ1205へ、一致する時
はステップ1206へ進む。
メンバidが変数tmp_GUIと一致するか否かを判
断し、一致しない時はステップ1205へ、一致する時
はステップ1206へ進む。
【0064】ステップ1205では変数tに「1」を加
算し、ステップ1203へ戻る。ステップ1206では
テーブルtblのメンバport,メンバbitにより
配列Port[0]〜Port[2]のある1つの端子
のデータがアクティブ値に操作される。ステップ120
7では、テーブルtblのメンバtimeに保持時間が
代入され、サブルーチンを終了する。
算し、ステップ1203へ戻る。ステップ1206では
テーブルtblのメンバport,メンバbitにより
配列Port[0]〜Port[2]のある1つの端子
のデータがアクティブ値に操作される。ステップ120
7では、テーブルtblのメンバtimeに保持時間が
代入され、サブルーチンを終了する。
【0065】次いで、図13のサブルーチンSTART
4の処理を説明する。ステップ1301では、変数tm
p_GUIの有無を判断し、変数tmp_GUIが有る
時はステップ1302へ、変数tmp_GUIが無い時
はサブルーチンを終了する。ステップ1302では、変
数tが「0」に初期化される。
4の処理を説明する。ステップ1301では、変数tm
p_GUIの有無を判断し、変数tmp_GUIが有る
時はステップ1302へ、変数tmp_GUIが無い時
はサブルーチンを終了する。ステップ1302では、変
数tが「0」に初期化される。
【0066】ステップ1303では変数tが変数t_m
axと一致するか否かを判断し、一致しない時はステッ
プ1304へ、一致する時はサブルーチンを終了する。
ステップ1304では、テーブルtblのメンバldが
変数tmp_GUIと一致するか否かを判断し、一致し
ない時はステップ1305へ、一致する時はステップ1
306へ進む。ステップ1305では変数tに「1」を
加算し、ステップ1303へ戻る。ステップ1306で
は、テーブルtblのメンバtimeがパラメータ以下
であるか否かを判断し、パラメータ以下の時はステップ
1307へ、パラメータ以下でない時はステップ130
8へ進む。
axと一致するか否かを判断し、一致しない時はステッ
プ1304へ、一致する時はサブルーチンを終了する。
ステップ1304では、テーブルtblのメンバldが
変数tmp_GUIと一致するか否かを判断し、一致し
ない時はステップ1305へ、一致する時はステップ1
306へ進む。ステップ1305では変数tに「1」を
加算し、ステップ1303へ戻る。ステップ1306で
は、テーブルtblのメンバtimeがパラメータ以下
であるか否かを判断し、パラメータ以下の時はステップ
1307へ、パラメータ以下でない時はステップ130
8へ進む。
【0067】ステップ1307ではテーブルtblのメ
ンバport,メンバbitにより、配列Port
[0]〜Port[2]のある1つの端子のデータか非
アクティブ値に操作され、サブルーチンが終了する。ス
テップ1308では、テーブルtblのメンバtime
からパラメータを減算し、サブルーチンを終了する。
ンバport,メンバbitにより、配列Port
[0]〜Port[2]のある1つの端子のデータか非
アクティブ値に操作され、サブルーチンが終了する。ス
テップ1308では、テーブルtblのメンバtime
からパラメータを減算し、サブルーチンを終了する。
【0068】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例の内容に限定され
るものではない。
したが、本発明は必ずしも上記実施例の内容に限定され
るものではない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシミュレ
ータ及びその入力データ処理方法によれば、GUI操作
設定内容に基づいて、GUI操作毎に、入力されるデー
タとデータの入力ポートを特定する情報をテーブル情報
として作成し、ポートへ入力する入力データと、GUI
操作を経過時間に従って入力ファイルとして記述し、シ
ミュレーションの経過時間に同期して入力ファイルから
入力データを読み込むと共に、入力ファイルに記述され
たGUI操作に対応する入力データと入力ポートを特定
する情報を前記テーブル情報から取得してシミュレーシ
ョンプログラムに入力することにより、グラフィカルな
入力ボタンのクリックなどのGUI操作を、入力データ
として入力ファイルからシミュレーションプログラムに
入力することが可能となる。従って、GUI操作によっ
て入力すべきデータに対してシミュレータ上で自動評価
を行うことが可能となるという効果が得られる。
ータ及びその入力データ処理方法によれば、GUI操作
設定内容に基づいて、GUI操作毎に、入力されるデー
タとデータの入力ポートを特定する情報をテーブル情報
として作成し、ポートへ入力する入力データと、GUI
操作を経過時間に従って入力ファイルとして記述し、シ
ミュレーションの経過時間に同期して入力ファイルから
入力データを読み込むと共に、入力ファイルに記述され
たGUI操作に対応する入力データと入力ポートを特定
する情報を前記テーブル情報から取得してシミュレーシ
ョンプログラムに入力することにより、グラフィカルな
入力ボタンのクリックなどのGUI操作を、入力データ
として入力ファイルからシミュレーションプログラムに
入力することが可能となる。従って、GUI操作によっ
て入力すべきデータに対してシミュレータ上で自動評価
を行うことが可能となるという効果が得られる。
【図1】 本発明の一実施例によるシミュレータのシス
テム構成を示すブロック図である。
テム構成を示すブロック図である。
【図2】 シミュレータに対する入力ファイルの従来の
フォーマットを説明する図である。
フォーマットを説明する図である。
【図3】 GUI操作の設定を行なうためのダイアログ
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図4】 GUI操作としてのボタンの入出力パネルウ
インドウの例を示す図である。
インドウの例を示す図である。
【図5】 本発明で用いる入力データの入力ファイルの
フォーマットの一例を説明する図である。
フォーマットの一例を説明する図である。
【図6】 図2に示すフォーマットの入力ファイルによ
ってデータ入力を行なう場合の初期化処理を説明するフ
ローチャートである。
ってデータ入力を行なう場合の初期化処理を説明するフ
ローチャートである。
【図7】 図2に示すフォーマットの入力ファイルによ
ってデータ入力を行なう場合の処理を説明するフローチ
ャートである。
ってデータ入力を行なう場合の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図8】 本発明の第1の実施例による図5に示すフォ
ーマットの入力ファイルによってデータ入力を行なう場
合の初期化処理を説明するフローチャートである。
ーマットの入力ファイルによってデータ入力を行なう場
合の初期化処理を説明するフローチャートである。
【図9】 図5に示すフォーマットの入力ファイルによ
ってデータ入力を行なう場合の処理を説明するフローチ
ャートである。
ってデータ入力を行なう場合の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図10】 図5に示すフォーマットの入力ファイルに
よってデータ入力を行なう場合の処理を説明するフロー
チャートである。
よってデータ入力を行なう場合の処理を説明するフロー
チャートである。
【図11】 本発明による第2の実施例による入力ファ
イルによってデータ入力を行なう場合の処理を説明する
フローチャートである。
イルによってデータ入力を行なう場合の処理を説明する
フローチャートである。
【図12】 本発明による第2の実施例による入力ファ
イルによってデータ入力を行なう場合の処理を説明する
フローチャートである。
イルによってデータ入力を行なう場合の処理を説明する
フローチャートである。
【図13】 本発明による第2の実施例による入力ファ
イルによってデータ入力を行なう場合の処理を説明する
フローチャートである。
イルによってデータ入力を行なう場合の処理を説明する
フローチャートである。
【図14】 GUI操作毎に入力されるデータとデータ
の入力ポートを特定する情報を記述したテーブル情報の
内容例を説明する図である。
の入力ポートを特定する情報を記述したテーブル情報の
内容例を説明する図である。
【図15】 図14に示すテーブル情報がGUI操作の
設定ダイアログに基づいて与えられる際の処理を説明す
るフローチャートである。
設定ダイアログに基づいて与えられる際の処理を説明す
るフローチャートである。
【図16】 GUI操作の機能名をパラメータとして、
GUI操作の認識IDをテーブル情報から取得する際の
処理を説明するフローチャートである。
GUI操作の認識IDをテーブル情報から取得する際の
処理を説明するフローチャートである。
101 シミュレータ 102 コンソール 103 入力ファイル 104 ファイル入力部 105 入力データ管理部 106 ファイル出力部 107 入力編集部 108 GUI操作認識部 109 GUI操作部 110 命令シミュレーション部 111 入出力シミュレーション部 500 テーブル情報
Claims (7)
- 【請求項1】 予め作成されたポートへの入力データを
時間経過に同期して入力すると共に、機能操作のための
データをGUI操作によって入力するシステムをシミュ
レーションするシミュレーションプログラムを備えるシ
ミュレータにおいて、 前記GUI操作によって入力されるデータがどのポート
に与えられるかを設定するGUI操作設定手段と、 前記GUI操作設定手段による設定内容に基づいて、G
UI操作毎に、入力されるデータとデータの入力ポート
を特定する情報をテーブル情報として作成するGUI操
作認識手段と、 ポートへ入力する入力データと、前記GUI操作を経過
時間に従って記述した入力ファイルを格納する格納手段
と、 シミュレーションの経過時間に同期して前記入力ファイ
ルから前記入力データを読み込むと共に、前記入力ファ
イルに記述された前記GUI操作に対応する入力データ
と入力ポートを特定する情報を前記テーブル情報から取
得して前記シミュレーションプログラムに入力する入力
データ管理手段を備えることを特徴とするシミュレー
タ。 - 【請求項2】 前記テーブル情報に、前記GUI操作を
認識する認識情報と、前記GUI操作によって操作する
ポート名と、前記GUI操作によって値が操作されるビ
ットを特定する情報が設定され、かつ前記入力ファイル
に、前記テーブル情報に設定された前記GUI操作の認
識情報が設定されることを特徴とする請求項1に記載の
シミュレータ。 - 【請求項3】 前記入力データ管理手段は、シミュレー
ションの経過時間に同期して前記入力ファイルに前記G
UI操作が存在するかどうかを判別し、前記GUI操作
が存在する場合に、前記GUI操作と対応する前記テー
ブル情報が存在するかを判別し、前記テーブル情報が存
在する場合に、前記GUI操作に対応する入力データと
入力ポートを特定する情報を取得することを特徴とする
請求項1に記載のシミュレータ。 - 【請求項4】 前記テーブル情報に、前記GUI操作に
よるデータの有効時間を設定する項目を設け、 前記GUI操作認識手段は、前記GUI操作設定手段に
よる設定内容に基づいて、GUI操作毎に、入力される
データとデータの入力ポートとデータの有効時間を特定
する情報をテーブル情報として作成し、 前記入力データ管理手段は、前記入力ファイルに記述さ
れた前記GUI操作に対応する入力データと入力ポート
を特定する情報を前記テーブル情報から取得して前記シ
ミュレーションプログラムに入力すると共に、前記有効
時間が前記経過時間以下になった時点で前記GUI操作
に対応して前記テーブル情報から取得して入力した入力
データと入力ポートを特定する情報を無効にすることを
特徴とする請求項1に記載のシミュレータ。 - 【請求項5】 予め作成されたポートへの入力データを
時間経過に同期して入力すると共に、機能操作のための
データをGUI操作によって入力するシステムをシミュ
レーションするシミュレーションプログラムを備えるシ
ミュレータの入力データ処理方法であって、 前記GUI操作によって入力されるデータがどのポート
に与えられるかを設定し、 前記GUI操作の設定内容に基づいて、GUI操作毎
に、入力されるデータとデータの入力ポートを特定する
情報をテーブル情報として作成し、 ポートへ入力する入力データと、前記GUI操作を経過
時間に従って記述することにより入力ファイルを作成
し、 シミュレーションの経過時間に同期して前記入力ファイ
ルから前記入力データを読み込むと共に、前記入力ファ
イルに記述された前記GUI操作に対応する入力データ
と入力ポートを特定する情報を前記テーブル情報から取
得して前記シミュレーションプログラムに入力すること
を特徴とするシミュレータの入力データ処理方法。 - 【請求項6】 シミュレーションの経過時間に同期して
前記入力ファイルに前記GUI操作が存在するかどうか
を判別し、前記GUI操作が存在する場合に、前記GU
I操作と対応する前記テーブル情報が存在するかを判別
し、前記テーブル情報が存在する場合に、前記GUI操
作に対応する入力データと入力ポートを特定する情報を
取得することを特徴とする請求項5に記載のシミュレー
タの入力データ処理方法。 - 【請求項7】 前記テーブル情報に、前記GUI操作に
よるデータの有効時間を設定する項目を設け、 前記GUI操作設定手段による設定内容に基づいて、G
UI操作毎に、入力されるデータとデータの入力ポート
とデータの有効時間を特定する情報をテーブル情報とし
て作成し、 前記入力ファイルに記述された前記GUI操作に対応す
る入力データと入力ポートを特定する情報を前記テーブ
ル情報から取得して前記シミュレーションプログラムに
入力すると共に、前記有効時間が前記経過時間以下にな
った時点で前記GUI操作に対応して前記テーブル情報
から取得して入力した入力データと入力ポートを特定す
る情報を無効にすることを特徴とする請求項1に記載の
シミュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8083303A JPH09244837A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | シミュレータ及びシミュレータの入力データ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8083303A JPH09244837A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | シミュレータ及びシミュレータの入力データ処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09244837A true JPH09244837A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13798651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8083303A Pending JPH09244837A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | シミュレータ及びシミュレータの入力データ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09244837A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001097036A1 (fr) * | 2000-06-14 | 2001-12-20 | Seiko Epson Corporation | Procede et systeme de mise au point d'applicatifs et support de memoire sur lequel est enregistre un logiciel de mise au point d'applicatifs |
US7107546B2 (en) | 2002-05-29 | 2006-09-12 | International Business Machines Corporation | Toggleable widget for a user interface |
JP2008108271A (ja) * | 2002-11-21 | 2008-05-08 | Samsung Electronics Co Ltd | サウンドカード、コンピュータシステム及びコンピュータシステムの制御方法 |
US7617222B2 (en) | 2002-06-26 | 2009-11-10 | International Business Machines Corporation | Transferring data and storing metadata across a network |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP8083303A patent/JPH09244837A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001097036A1 (fr) * | 2000-06-14 | 2001-12-20 | Seiko Epson Corporation | Procede et systeme de mise au point d'applicatifs et support de memoire sur lequel est enregistre un logiciel de mise au point d'applicatifs |
US6766510B2 (en) | 2000-06-14 | 2004-07-20 | Seiko Epson Corporation | Application program developing system, application program developing method, and recording medium in which application program developing program is stored |
US7107546B2 (en) | 2002-05-29 | 2006-09-12 | International Business Machines Corporation | Toggleable widget for a user interface |
US7617222B2 (en) | 2002-06-26 | 2009-11-10 | International Business Machines Corporation | Transferring data and storing metadata across a network |
JP2008108271A (ja) * | 2002-11-21 | 2008-05-08 | Samsung Electronics Co Ltd | サウンドカード、コンピュータシステム及びコンピュータシステムの制御方法 |
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