JPH09244767A - 電子機器およびカード形電源装置 - Google Patents

電子機器およびカード形電源装置

Info

Publication number
JPH09244767A
JPH09244767A JP8056046A JP5604696A JPH09244767A JP H09244767 A JPH09244767 A JP H09244767A JP 8056046 A JP8056046 A JP 8056046A JP 5604696 A JP5604696 A JP 5604696A JP H09244767 A JPH09244767 A JP H09244767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
card
load mode
switching
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8056046A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Oka
俊幸 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP8056046A priority Critical patent/JPH09244767A/ja
Publication of JPH09244767A publication Critical patent/JPH09244767A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源装置の小形化、軽量化、高効率化を図る
こと。 【解決手段】 電子機器本体のケーシングに形成された
凹所に、スイッチング電源を備えるカード形電源装置を
収納する。このカード形電源装置によって商用交流電源
からの電力が高効率で直流化されて電子機器本体の電子
回路に供給される。電子機器本体からは、供給されるべ
き直流電圧を表す電圧制御信号を出力し、これによって
スイッチング電源の動作状態が変更されて、希望する直
流電圧が出力され、したがって電源装置を複数種類の直
流電圧が異なる電子機器本体に共用化することができ
る。さらに軽負荷モードであることを表す動作モード信
号を電子機器本体が出力することによって、スイッチン
グ電源の自励発振周波数が低く変更されてスイッチング
素子の損失の増大を防ぎ変換効率を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばノートブ
ック形パーソナルコンピュータおよび液晶テレビジョン
受信機などのようないわゆるパーソナルユースである携
帯形などの電子機器に関し、またその電子機器に設けら
れるカード形電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は図11に示されてい
る。ノートブック形パーソナルコンピュータ1に直流電
力を供給するために、いわゆるACアダプタと呼ばれる
電源装置2が設けられる。この電源装置2には可撓線3
を介して電源差込みプラグ4から商用交流電源が供給さ
れ、コネクタ部5,6が接続され、電源装置2では、た
とえば15〜18Vの直流電圧を、可撓線7を介して着
脱可能なコネクタ8から直流電力が供給される。
【0003】図12は、図11に示される先行技術の電
気的構成を示すブロック図である。コネクタ8を介して
電源装置2から供給される直流電力によって、パーソナ
ルコンピュータ1内の電子回路9が動作し、また充電制
御回路10によってバッテリ11が充電され、このバッ
テリ11の電力は電子回路9に与えられる。本来、この
ようなノートブック形パーソナルコンピュータ1などの
携帯形電子機器においては、商用交流電源を直流化する
ための電源装置が電子機器本体内部に装備されるべきで
はあるけれども、電子機器の小形化および軽量化のため
に、携帯時にはバッテリ11で電子回路9を動作させ、
机上などで使用する際には、上述の電源装置2が用いら
れる。
【0004】図13は、電源装置2の電気回路図であ
る。商用交流電源の周波数50Hzまたは60Hzの低
周波数の交流電力を、電源トランス12でそのまま変圧
し、ダイオードから成る整流回路13およびコンデンサ
から成る平滑回路14によって直流化し、シリーズドロ
ッパ15によって出力電圧を安定化し、ライン7にその
安定化された直流電圧を導出する。
【0005】このような電源装置2では、その電源トラ
ンス12が扱う周波数が上述のように低く、したがって
小さな電力を取出すにも、大きな形状で重量のある構造
とならざるを得ず、したがって大きな設置スペースを必
要とし、持ち運びに不便であり、外観的にも美感が劣
る。このような電源装置2は、たとえば定格負荷30W
クラスで外形が200×80×50mm、重量500g
以上である。
【0006】従来からの電源装置2のさらに他の問題
は、シリーズドロッパ15を用いていることに起因す
る。このシリーズドロッパ15の原理は、図14に示さ
れている。制御回路16は出力電圧を検出し、その出力
電圧が予め定めた値になるように可変抵抗17の抵抗値
Rを変化させる。出力される負荷電流をI0とすると
き、可変抵抗17による電圧降下はI0・IRである。
整流平滑されたコンデンサ14からの出力電圧をVin
とし、出力電圧をVoutとするとき、 Vout=Vin−I0・R …(1) であり、この抵抗値Rを制御回路16によって変化さ
せ、出力電圧Voutを安定化している。したがってこ
のシリーズドロッパ15では、電力I02・Rは熱損失
となり、したがって効率が著しく悪い。またシリーズド
ロッパ15の可変抵抗17では発熱量が大きいので、放
熱板が必要となり、そのためさらに形状が大きくなる。
【0007】このような問題点を有する電源装置2に代
えて、スイッチング電源装置が用いられる。このスイッ
チング電源装置は、商用交流電源から整流平滑された直
流電流をスイッチング素子を介して高周波トランスの1
次巻線に断続的に通電し、その2次巻線からの出力を整
流平滑して負荷に供給する。このスイッチング電源装置
は、商用周波数に比べて高い周波数を扱い、全体の構成
を小形化し、軽量化することが可能であり、定格負荷が
同一である場合、前述の電源装置2に比べてたとえば容
積では1/2、重量では1/3にすることが可能であ
る。
【0008】このようなスイッチング電源装置は、近
年、さらに小形化および軽量化が要求され、さらに低消
費電力化が要求されるようになってきている。
【0009】しかも前述の電源装置2およびスイッチン
グ電源装置では、負荷の消費電力が小さい軽負荷モード
である待機時の効率を、たとえば定格負荷モード時のよ
うに高い効率にして、発熱をできるだけ抑制することが
望まれている。また1台の電源装置で、複数種類の出力
電圧を導出して各種の電子機器本体に共用化することが
できることが望まれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、小形
化、軽量化および高効率化を可能にし、さらに1台で複
数種類の出力電圧を導出して各種の電子機器に共用化す
ることができるようにした新規なカード形電源装置を提
供し、またそれを用いた電子機器を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子回路を収
納するケーシングの凹所に臨んで、電子回路に直流電力
を供給する第1コネクタ部が設けられる電子機器本体
と、全体の形状がほぼ偏平なカード状であり、前記凹所
に収納され、第1コネクタ部に接続、離脱可能な第2コ
ネクタ部が設けられ、商用交流電源に接続されるスイッ
チング電源を有し、このスイッチング電源は、商用交流
電源の電力を直流化してスイッチング素子でスイッチン
グして高周波トランスに与え、この高周波トランスの出
力を直流化して第2コネクタ部に与えるカード形電源装
置とを含むことを特徴とする電子機器である。 また本発明の電子機器本体は、電子回路に供給される直
流電圧を表す電圧制御信号を出力する手段を有し、カー
ド形電源装置は、前記電圧制御信号に応答し、スイッチ
ング電源の動作状態を変更してその電圧制御信号が表す
直流電圧を第2コネクタ部に出力する動作状態変更手段
を有することを特徴とする。 また本発明の電子機器本体の電子回路は、定格負荷モー
ドと、その定格負荷モードよりも消費電力が小さい軽負
荷モードとで動作し、電子機器本体は、各動作モードを
表す動作モード信号を出力する手段を有し、カード形電
源装置は、動作モード信号に応答し、軽負荷モード時に
スイッチング電源の変換効率が定格負荷モード時の変換
効率に近づくようにスイッチング電源の動作状態を変更
する手段を有することを特徴とする。 また本発明のスイッチング電源は、商用交流電源から整
流平滑された直流電流をスイッチング素子を介して高周
波トランスの1次巻線に断続的に通電し、高周波トラン
スの2次巻線からの出力を整流平滑して直流電力を供給
するように高周波トランスの帰還巻線に発生する電圧を
スイッチング素子駆動源とし、スイッチング素子をオン
/オフし、定格モード時に最大の変換効率が得られるよ
うに構成され、変換効率のための前記動作状態変更手段
は、軽負荷モード時に発振周波数を低下することを特徴
とする。 また本発明は、商用交流電源の電力を直流化してスイッ
チング素子でスイッチングして高周波トランスに与え、
この高周波トランスの出力を直流化して導出するスイッ
チング電源と、複数の出力電圧を表す電圧制御信号に応
答し、その電圧が導出されるようにスイッチング手段の
動作状態を変更する第1動作状態変更手段と、定格負荷
モードとその定格負荷モードよりも消費電力が小さい軽
負荷モードとを表す動作モード信号に応答し、軽負荷モ
ード時にスイッチング電源の変換効率が定格負荷モード
時の変換効率に近づくようにスイッチング電源の動作状
態を変更する第2動作状態変更手段と、スイッチング電
源と第1動作状態変更手段と第2動作状態変更手段とを
収納し、全体の形状がほぼ偏平なカード状であるケーシ
ングと、ケーシングに設けられ、スイッチング電源から
の直流電力を導出するコネクタ部とを含むことを特徴と
するカード形電源装置である。 また本発明のスイッチング電源は、商用交流電源から整
流平滑された直流電流をスイッチング素子を介して高周
波トランスの1次巻線に断続的に通電し、その高周波ト
ランスの2次巻線からの出力を整流平滑して直流電力を
供給し、高周波トランスの帰還巻線に発生する電圧をス
イッチング素子駆動源とし、スイッチング素子をオン/
オフし、第1動作状態変更手段によってスイッチング素
子のオン期間が調整され、第2動作状態変更手段によっ
て定格負荷モード時よりも軽負荷モード時に発振周波数
が低下されることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、カード形電源装置を、電
子機器本体のケーシングのたとえばスロップ状などの凹
所に少なくとも部分的に収納し、これによってカード形
電源装置の第2コネクタ部が、電子機器本体の凹所に臨
んで設けられている第1コネクタ部に接触して電気的に
接続され、これによってカード形電源装置からの直流電
力が第2コネクタ部および第1コネクタ部を経て電子機
器本体の電子回路に供給されて電子回路が動作すること
ができる。 本発明に従えば、カード形電源装置はスイッチング電源
を有し、これによって前述のACアダプタと呼ばれてい
る電源装置2に比べて大幅な小形化、軽量化が可能であ
る。しかもこのカード状電源装置は、全体の形状がほぼ
偏平なカード状に構成され、したがって取扱いが容易で
あり、また複数種類の電子機器本体に共用化することが
できる。またこのようなほぼ偏平なカード状のカード形
電源装置は、美感が優れており、商業的価値が大きい。 本発明に従えば、電子機器本体は電圧制御信号出力手段
を備え、電子回路に供給されるべき直流電圧を表す電圧
制御信号が、カード形電源装置に与えられ、これによっ
て出力電圧のための動作状態変更手段はスイッチング電
源の動作状態を変更して、その直流電圧が第2コネクタ
から第1コネクタを経て電子回路に与えられる。 本発明に従えば、電子機器本体に備えられている電子回
路は、定格負荷モードと待機状態である軽負荷モードと
で動作することができ、これらの各動作モードを表す動
作モード信号が動作モード信号出力手段からカード形電
源装置のもう1つの変換効率のための動作状態変更手段
に与えられ、これによって軽負荷モード時においても定
格負荷モード時の変換効率に近い高い変換効率で交流/
直流変換を行うことができる。 スイッチング電源は、軽負荷モード時に自励発振周波数
を低下する。これによってスイッチング素子の損失を減
少して、電力の変換効率を高く維持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
全体の構成を示す斜視図である。ノートブック形パーソ
ナルコンピュータなどの電子機器本体19には、着脱可
能にカード形電源装置20が装着され、このカード形電
源装置20には、可撓線21を介して商用交流電源から
電力が供給される。
【0014】図2は、カード形電源装置20が電子機器
本体19に装着された状態を示す断面図である。電子機
器本体19のケーシング22の側部には、水平方向に細
長く延びるスロット状の凹所23が形成される。この凹
所23に臨んで直流電力が与えられるための第1コネク
タ部24がその凹所23の図2における左から右への装
着方向25の最端部26に導出して設けられる。
【0015】カード形電源装置20は、たとえば合成樹
脂などの材料から成るケーシング27を有する。このケ
ーシング27は、凹所23に入込む装着部28と、この
装着部28に連なり、凹所23から外部に突出する突出
部29とを有し、嵌合部28に比べて突出部29は装着
方向25に短く形成される。こうしてカード形電源装置
20のケーシング27の全体の形状は、ほぼ偏平なカー
ド状である。嵌合部28の装着方向25の端部には、第
1コネクタ部24に凹所23への装着時に電気的に接触
して接続される第2コネクタ部30が設けられる。突出
部29の装着方向25上流側の端面には第3コネクタ部
71が形成され、この第3コネクタ部71には可撓線2
1の一端部に設けられた第4コネクタ部72が着脱可能
に嵌め込まれて電気的に接続し、また離脱可能である。
可撓線21の他端部には商用交流電源のコンセントに接
続することができる差込みプラグ73aが接続される。
【0016】図3は、図1および図2に示される実施の
一形態の電気的構成を簡略化して示すブロック図であ
る。電子機器本体19には電子回路73が設けられる。
カード形電源装置20からの直流電力は、第1および第
2コネクタ部24,30の接点69を介して電源スイッ
チ74から電子回路73に供給され、また充電回路75
によってバッテリ76がたとえば浮動充電され、電源ス
イッチ74を介して電子回路73にバッテリ76の直流
出力電力が供給される。カード形電源装置20が用いら
れないとき、電子回路73はバッテリ76からの電力に
よって動作することができ、携帯に好都合である。
【0017】電子回路73には、リードオンリメモリ7
7が備えられる。リードオンリメモリ77には、電子回
路73にカード形電源装置20から供給されるべき直流
電力の電圧を表す情報がストアされ、マイクロコンピュ
ータなどによって実現される処理回路78は、そのリー
ドオンリメモリ77のストア内容を読出して電源制御回
路79に与える。電源制御回路79は、第1および第2
コネクタ部24,30の接点58を経てカード形電源装
置20に、電子回路73に供給されるべき直流電圧を表
す電圧制御信号を出力する。
【0018】電子回路73はまた、その本来の動作を行
う定格負荷モードと、ランダムアクセスメモリの保持な
どを行う待機状態である軽負荷モードとに切換わって動
作し、軽負荷モードでは、定格負荷モードよりも消費電
力が小さい。処理回路78は、この動作モードを表す信
号を出力して電源制御回路79に与え、これによって第
1および第2コネクタ部24,30の接点57からカー
ド形電源装置20には、各動作モードを表す動作モード
信号が出力される。
【0019】図4は、図3に示される電子回路73およ
び電源制御回路79の動作を説明するためのフローチャ
ートである。カード形電源装置20が電子機器本体19
に装着された状態で、ステップs1からステップs2に
移り、電源スイッチ74が投入されたことが処理回路7
8において検出されると、ステップs3では電源制御回
路79は出力電圧制御信号を発生し、前述の接点58を
介してカード形電源装置20に与える。ステップs4で
は、電子回路73が待機状態であって軽負荷モードであ
るかどうかが判断され、軽負荷モードであればステップ
s6では、電源制御回路79は軽負荷モードであること
を表す動作モード信号を発生して接点57からカード形
電源装置20に与える。またステップs4において電子
回路73が軽負荷モードではなく、定格負荷モードであ
るときには、ステップs5に移り、電源制御回路79は
定格負荷モードであることを表す信号を発生して接点5
7からカード形電源装置20に与える。
【0020】図5はカード形電源装置20のケーシング
27に収納されているスイッチング電源81と、第1動
作状態変更手段82と、第2動作状態変更手段83との
電気的構成を示すブロック図であり、図6は図5に示さ
れる電気回路の具体的な構成を示す電気回路図である。
これらの図面を参照して、第3コネクタ部71からの1
00Vの商用交流電源の電力は、ノイズフィルタ32に
与えられて外来ノイズが除去され、またスイッチング電
源81から発生されるノイズが外部に漏洩することが阻
止される。1次側整流平滑回路33は、ダイオードブリ
ッジによって実現される整流器33aと平滑コンデンサ
34とによって整流平滑された直流電力は、ライン8
4,85間に導出され、NPNバイポーラトランジスタ
または電界効果トランジスタなどによって実現されるス
イッチング素子36を介して高周波トランス35の1次
巻線35aに与えられる。トランス35の2次巻線35
bの出力は、2次側整流平滑回路41におけるダイオー
ド41aと平滑コンデンサ45によって直流化され、ラ
イン86,87から第2コネクタ部30の接点69に導
出される。スイッチング素子36には抵抗47からライ
ン48を介してベースに、起動用電流が供給される。
【0021】ライン86,87の出力電圧の過電圧防止
回路88を構成するために、トランス35の帰還巻線3
5cには、抵抗37に直列に、ダイオード38とコンデ
ンサ39とから成る並列回路が接続され、ライン48を
介してスイッチング素子36のベースが接続される。こ
うしてリンギング・チョーク・コンバータ方式のスイッ
チング電源81の基本的な構成が実現される。
【0022】トランス35の2次巻線35bと帰還巻線
35cとは、それらの巻数比に従って電圧値が異なるだ
けで、相似形の波形が各巻線35b,35cに発生す
る。したがって帰還巻線35cの出力電圧が前述の抵抗
37、ダイオード38およびコンデンサ39を介してラ
イン48,85からスイッチング素子35のベースエミ
ッタ間に電圧が与えられ、スイッチング素子36の自励
発振動作によるオン/オフ動作が、商用交流電源の低周
波数を超える高い周波数で行われる。こうしてライン8
6,87間の直流電圧が上昇することによって、スイッ
チング素子36のオフ期間が長くなり、また出力電圧が
低くなるとスイッチング素子36のオン期間が長くな
り、これによって出力電圧が安定化される。
【0023】接点58からの電圧制御信号は、動作状態
表示部90を構成する抵抗69および発光ダイオードな
どによって実現される発光素子91を経てライン92か
ら電圧制御信号検出回路を構成するトランジスタ64の
ベースに与えられる。出力検出回路93において、ライ
ン86,87間には抵抗61,62,63が直列に接続
され、そのうち、抵抗63にはトランジスタ64が並列
に接続される。ライン86,87間にはまた、抵抗6
0、ホトカプラ58の発光素子58bとシャントレギュ
レータ59とが直列に接続される。このシャントレギュ
レータ59には、抵抗61,62の接続点94が接続さ
れる。
【0024】図7は、シャントレギュレータ59の具体
的な構成を示す電気回路図である。シャントレギュレー
タ59は、基準電圧源95を備え、その基準電圧Vcc
はたとえば2.5Vを有し、演算増幅器96の一方の入
力に与える。前記接続点94の電圧は、演算増幅器96
の他方の入力に与えられる。演算増幅器96は、接続点
94の電圧を基準電圧Vccと比較し、接続点94の分
圧電圧Vcが基準電圧Vcc以上であれば、ハイレベル
の出力を導出してトランジスタ97を導通し、これによ
ってカソードKとアノードAとの間のインピーダンスを
低下させ、このインピーダンスに応じて電流が大きく流
れる。カソードKとアノードAとは、ホトカプラ58の
発光素子58bとライン87とにそれぞれ接続される。
こうしてシャントレギュレータ59の働きによって発光
素子58bに流れる電流が調整される。
【0025】出力電圧制御回路98においてライン4
8,85間にはトランジスタ65が接続される。ホトカ
プラ58の受光素子58aは、帰還巻線35cの出力が
ダイオード68を経て与えられ、抵抗66を介してトラ
ンジスタ65のベースに与えられる。コンデンサ67
は、抵抗66を介してトランジスタ65のベースエミッ
タ間に接続される。トランジスタ65は、スイッチング
素子36のベース電流をバイパスさせることによって、
そのスイッチング素子36のオン期間を調整し、これに
よってライン86,87からの出力電圧が決定される。
このトランジスタ65のベースは、ホトカプラ58の働
きによって駆動され、シャントレギュレータ59によっ
て調整された電流に応じて、スイッチング素子36のオ
ン期間が制御される。
【0026】電子機器本体19に印加されるべき直流電
圧がたとえば低いときには、電圧制御信号はローレベル
である。これによって電圧制御信号検出回路を構成する
トランジスタ64は遮断し、したがってライン86,8
7の出力電圧V01は、
【0027】
【数1】
【0028】である。ここで抵抗61,62,63の各
抵抗値をR61,R62,R63で示す。
【0029】電子機器本体19に与えられるべき直流電
圧が高いときには、電圧制御信号はハイレベルである。
したがってトランジスタ64は導通し、抵抗63を短絡
し、これによってライン86,87間の直流電圧V02
は、
【0030】
【数2】
【0031】である。ここでトランジスタ64のコレク
タエミッタ間の電圧は零とする。こうして電子機器本体
19において必要とする電圧に対応する電圧制御信号が
電源制御回路79から与えられることによって、カード
形電源装置20から希望する出力電圧が与えられること
になる。
【0032】スイッチング電源81が電子機器本体19
の定格負荷モードで最大の変換効率となるように設定さ
れて構成されており、待機状態である軽負荷モードでは
定格負荷モード時の変換効率に近づくように変換効率が
できるだけ高く維持されるようにするために、変換効率
制御手段99が設けられる。トランジスタ50はスイッ
チング素子36のベースエミッタ間に接続され、そのベ
ースには、分周回路51の出力が与えられる。分周回路
51の入力側にはツェナダイオード52が接続される。
【0033】動作モード制御信号は、接続端子57から
ホトカプラ53の発光素子53bを経て、動作状態表示
部90を構成する発光ダイオード100と抵抗101を
経てライン86に与えられる。ホトカプラ53の発光素
子53bの光は受光素子53aによって受光される。受
光素子53aは帰還巻線53cにダイオード102およ
び抵抗103を経て接続され、この受光素子53aの出
力は分周回路51に与えられる。ダイオード102およ
び抵抗103などは動作モード制御信号検出回路104
を構成する。
【0034】ダイオード102によって整流された帰還
巻線35cの出力は、ホトカプラ53の受光素子53a
が導通状態であるとき、ツェナダイオード52で電圧制
限されて分周回路51に与えられる。分周回路51の分
周出力は、トランジスタ50のオン/オフ制御をする。
【0035】図8は分周回路51の具体的な構成を示す
電気回路図であり、図9はその分周回路51の動作波形
図である。分周回路51は、テキサスインスツルメント
(TI)社の論理集積回路ICであるSN74LS93
で代表される2進カウンタ61,62と、同じくTI社
の論理ICであるSN74LS00等で代表されるNA
NDゲート63とを含んで構成される。2進カウンタ6
1のクロック入力CKには、ツェナダイオード52のカ
ソードに発生する図9(a)に示すような波形が入力さ
れる。1段目の2進カウンタ61の出力QBからは図9
(b)で示すような、図9(a)の信号を2分周した波
形の出力が導出され、2段目の2進カウンタ62のクロ
ック入力CKに入力される。2段目の2進カウンタ62
の出力QCからは図9(c)に示すように、図9(b)
に示す信号波形をさらに2分周した信号が出力される。
NANDゲート63の入力には、図9(b)に示す波形
と図9(c)に示す波形とが入力され、出力波形として
は図9(d)に示すように、もとの図9(a)に示す波
形の1周期だけローレベルLとなり、3周期はハイレベ
ルHとなる出力が得られ、1/4の周波数に4分周され
る。
【0036】スイッチングトランジスタ50は、ベース
に与えられる分周回路51の出力がハイレベルHである
ときには導通し、スイッチング素子36のベース電圧を
低いレベルにクランプして遮断状態とする。スイッチン
グトランジスタ50のベースに与えられる分周回路51
の出力がローレベルLの期間には、スイッチングトラン
ジスタ50は遮断する。スイッチングトランジスタ50
が遮断状態となると、スイッチングト素子36は本来の
スイッチング動作を行うことができる。
【0037】したがって接続端子57に与えられる動作
モード制御信号は、定格負荷モード時にハイレベルとさ
れ、本来の高い電力変換効率で動作を行わせる。また軽
負荷モード時には動作モード制御信号は、ローレベルと
して、電子機器本体19の待機状態におけるスイッチン
グ電源81の電力変換効率の向上を図ることができる。
【0038】表示のための発光ダイオード91,100
は、カード形電源装置20のケーシング27の突出部2
9の上面に臨んで設けられる。この発光素子91,10
0に代えて、液晶表示装置が用いられてよく、そのほか
の構成によって表示機能を達成するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、電子機器本体のケーシ
ングに形成された凹所にカード形電源装置を取外し可能
に装着し、このカード形電源装置はスイッチング電源を
備え、これによって小形化、軽量化が可能になるととも
に、複数種類の電子機器本体にカード形電源装置を共用
化することが可能であり、さらにこのようなカード形の
構成は美感上、好ましい。
【0040】本発明によれば、電子機器本体は、供給さ
れるべき直流電圧を表す電圧制御信号を出力する手段を
備え、カード形電源装置は、この電圧制御信号に応答し
てスイッチング電源の動作状態を変更し、その電圧制御
信号を表す直流電圧を出力するようにしたので、各種の
直流電圧が異なる電子機器においても、カード形電源装
置を共用化することができる。
【0041】さらに本発明によれば、電子機器本体の電
子回路は、定格負荷モードと、それよりも消費電力が小
さい軽負荷モードとで動作し、これらの各動作モードを
表す動作モード信号が電子機器本体側からカード形電源
装置に与えられ、これによってスイッチング電源の変換
効率が軽負荷モード時においても低下しないようにスイ
ッチング電源の動作状態が変更され、したがって軽負荷
モード時において電力変換効率が悪化して発熱が大きく
なるなどの問題はない。
【0042】さらに本発明によれば、実施例としていわ
ゆるリンギング・チョーク・コンバータを用いて説明し
たが、他励方式でも同様に軽負荷モード時に発振周波数
を低下し、したがってスイッチング素子の損失を抑制し
て変換効率を高く維持することができる。
【0043】本発明によれば、カード形電源装置は小
形、軽量であるので、そのカード形電源装置を電子機器
本体に装着した状態で持ち運びが可能である。
【0044】カード形電源装置は、電子機器本体に着脱
可能であり、したがって1つのカード形電源装置を用い
て、使用電圧が異なる電子機器本体に共通に使用するこ
とができ、また生産面においては、出力電圧が異なる電
源装置を電子機器本体の使用機種に応じて生産する必要
がなくなる。さらにカード形電源装置は、特に軽負荷モ
ード時の効率が、向上されており、発熱が少なく電源装
置の寿命を延ばすことができるとともに、世界各国で規
格化されつつある省エネルギ対策に貢献することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の全体の構成を示す斜視
図である。
【図2】カード形電源装置20が電子機器本体19に装
着された状態を示す断面図である。
【図3】図1および図2に示される実施の一形態の電気
的構成を簡略化して示すブロック図である。
【図4】図3に示される電子回路73および電源制御回
路79の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】スイッチング電源81と第1動作状態変更手段
82と第2動作状態変更手段83との電気的構成を示す
ブロック図である。
【図6】図5に示される電気回路の具体的な構成を示す
電気回路図である。
【図7】シャントレギュレータ59の具体的な構成を示
す電気回路図である。
【図8】分周回路51の具体的な構成を示す電気回路図
である。
【図9】分周回路51の動作波形図である。
【図10】典型的な先行技術の斜視図である。
【図11】図10に示される先行技術の電気的構成を示
すブロック図である。
【図12】先行技術の電源装置2の電気回路図である。
【図13】先行技術の電源装置2に備えられているシリ
ーズドロッパ15の電気回路図である。
【符号の説明】
19 電子機器本体 20 カード形電源装置 21 可撓線 22,27 ケーシング 23 凹所 24,30,71,72 コネクタ部 25 装着方向 26 最端部 28 装着部 29 突出部 32 ノイズフィルタ 33,41 整流平滑回路 35 高周波トランス 35a 1次巻線 35b 2次巻線 35c 帰還巻線 36 スイッチング素子 51 分周回路 58 ホトカプラ 59 シャントレギュレータ 64 電圧制御信号検出回路 73 電子回路 75 充電回路 76 バッテリ 79 電源制御回路 82 第1動作状態変更手段 83 第2動作状態変更手段 88 過電圧防止回路 90 動作状態表示部 93 出力検出回路 98 出力電圧制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路を収納するケーシングの凹所に
    臨んで、電子回路に直流電力を供給する第1コネクタ部
    が設けられる電子機器本体と、 全体の形状がほぼ偏平なカード状であり、前記凹所に収
    納され、第1コネクタ部に接続、離脱可能な第2コネク
    タ部が設けられ、商用交流電源に接続されるスイッチン
    グ電源を有し、このスイッチング電源は、商用交流電源
    の電力を直流化してスイッチング素子でスイッチングし
    て高周波トランスに与え、この高周波トランスの出力を
    直流化して第2コネクタ部に与えるカード形電源装置と
    を含むことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 電子機器本体は、 電子回路に供給される直流電圧を表す電圧制御信号を出
    力する手段を有し、 カード形電源装置は、 前記電圧制御信号に応答し、スイッチング電源の動作状
    態を変更してその電圧制御信号が表す直流電圧を第2コ
    ネクタ部に出力する動作状態変更手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 電子機器本体の電子回路は、定格負荷モ
    ードと、その定格負荷モードよりも消費電力が小さい軽
    負荷モードとで動作し、 電子機器本体は、各動作モードを表す動作モード信号を
    出力する手段を有し、カード形電源装置は、 動作モード信号に応答し、軽負荷モード時にスイッチン
    グ電源の変換効率が定格負荷モード時の変換効率に近づ
    くようにスイッチング電源の動作状態を変更する手段を
    有することを特徴とする請求項1または2記載の電子機
    器。
  4. 【請求項4】 スイッチング電源は、商用交流電源から
    整流平滑された直流電流をスイッチング素子を介して高
    周波トランスの1次巻線に断続的に通電し、高周波トラ
    ンスの2次巻線からの出力を整流平滑して直流電力を供
    給するように高周波トランスの帰還巻線に発生する電圧
    をスイッチング素子駆動源とし、スイッチング素子をオ
    ン/オフし、定格モード時に最大の変換効率が得られる
    ように構成され、変換効率のための前記動作状態変更手
    段は、軽負荷モード時に発振周波数を低下することを特
    徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 商用交流電源の電力を直流化してスイッ
    チング素子でスイッチングして高周波トランスに与え、
    この高周波トランスの出力を直流化して導出するスイッ
    チング電源と、 複数の出力電圧を表す電圧制御信号に応答し、その電圧
    が導出されるようにスイッチング手段の動作状態を変更
    する第1動作状態変更手段と、 定格負荷モードとその定格負荷モードよりも消費電力が
    小さい軽負荷モードとを表す動作モード信号に応答し、
    軽負荷モード時にスイッチング電源の変換効率が定格負
    荷モード時の変換効率に近づくようにスイッチング電源
    の動作状態を変更する第2動作状態変更手段と、 スイッチング電源と第1動作状態変更手段と第2動作状
    態変更手段とを収納し、全体の形状がほぼ偏平なカード
    状であるケーシングと、 ケーシングに設けられ、スイッチング電源からの直流電
    力を導出するコネクタ部とを含むことを特徴とするカー
    ド形電源装置。
  6. 【請求項6】 スイッチング電源は、商用交流電源から
    整流平滑された直流電流をスイッチング素子を介して高
    周波トランスの1次巻線に断続的に通電し、その高周波
    トランスの2次巻線からの出力を整流平滑して直流電力
    を供給し、高周波トランスの帰還巻線に発生する電圧を
    スイッチング素子駆動源とし、スイッチング素子をオン
    /オフし、 第1動作状態変更手段によってスイッチング素子のオン
    期間が調整され、 第2動作状態変更手段によって定格負荷モード時よりも
    軽負荷モード時に発振周波数が低下されることを特徴と
    する請求項5記載のカード形電源装置。
JP8056046A 1996-03-13 1996-03-13 電子機器およびカード形電源装置 Pending JPH09244767A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8056046A JPH09244767A (ja) 1996-03-13 1996-03-13 電子機器およびカード形電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8056046A JPH09244767A (ja) 1996-03-13 1996-03-13 電子機器およびカード形電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09244767A true JPH09244767A (ja) 1997-09-19

Family

ID=13016152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8056046A Pending JPH09244767A (ja) 1996-03-13 1996-03-13 電子機器およびカード形電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09244767A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7385314B2 (en) 2002-01-19 2008-06-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Power supply having power saving mode
WO2009017559A1 (en) * 2007-07-30 2009-02-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Card-based power system for an electronic device
JP2009535014A (ja) * 2006-05-11 2009-09-24 インテル・コーポレーション 負荷回路供給電圧制御
US8339809B2 (en) 2009-03-13 2012-12-25 Canon Kabushiki Kaisha Switching power supply device

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7385314B2 (en) 2002-01-19 2008-06-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Power supply having power saving mode
JP2009535014A (ja) * 2006-05-11 2009-09-24 インテル・コーポレーション 負荷回路供給電圧制御
WO2009017559A1 (en) * 2007-07-30 2009-02-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Card-based power system for an electronic device
GB2463615A (en) * 2007-07-30 2010-03-24 Hewlett Packard Development Co Card-based power system for an electronic device
US7872872B2 (en) 2007-07-30 2011-01-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Card-based power system for an electronic device
GB2463615B (en) * 2007-07-30 2012-05-02 Hewlett Packard Development Co Card-based power system for an electronic device
US8339809B2 (en) 2009-03-13 2012-12-25 Canon Kabushiki Kaisha Switching power supply device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7502233B2 (en) DC power supply using either AC or DC input for both
RU2323514C2 (ru) Программируемый силовой преобразователь
US6456049B2 (en) Power supply device and information processing apparatus providing a stable power supply
US6333862B1 (en) Switched mode power supply and controlling method thereof
CN1518200B (zh) 开关式电源装置
US6816395B2 (en) Switching power source device
WO2004030194A1 (en) Switching mode power supplies
CN101286701A (zh) 开关电源
KR101058936B1 (ko) 역률 보상 회로 및 그 출력 전압 제어 방법
US6288914B1 (en) Switching power source
JP2002252983A (ja) 交流直流変換回路
US9831786B2 (en) Switching power-supply device
JP2008289353A (ja) Ac/dc変換器及びこれを用いたac/dc変換方法
CN108964466A (zh) 电力转换器系统和用于操作电力转换器系统的方法
US6686725B1 (en) Power supply circuit compensating power factor
JP2000245150A (ja) スイッチング電源回路およびスイッチング電源用デバイス
JPH09244767A (ja) 電子機器およびカード形電源装置
US6469479B2 (en) Power control system and method for a display apparatus
EP2804303B1 (en) Switching power supply circuit
JPH11182444A (ja) ソレノイド駆動ポンプの制御回路
JP2001045749A (ja) スイッチング電源装置およびその動作方法
JPH08126313A (ja) スイッチング電源
KR100537721B1 (ko) 마이콤용 레귤레이터
KR100292488B1 (ko) 소프트 스위칭 역률제어용 승압형 컨버터의 스위칭 제어회로
JP2004072878A (ja) スイッチング電源装置