JPH09244741A - ホール監視システム - Google Patents

ホール監視システム

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JPH09244741A
JPH09244741A JP5486296A JP5486296A JPH09244741A JP H09244741 A JPH09244741 A JP H09244741A JP 5486296 A JP5486296 A JP 5486296A JP 5486296 A JP5486296 A JP 5486296A JP H09244741 A JPH09244741 A JP H09244741A
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Toshiji Oka
利治 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広いホール内に設置した装置又は設備の異常
報知を迅速かつ適切に知り、対処できるように、前記装
置又は設備を集中監視する。 【解決手段】 異常検知手段、通信子機、通信親機、P
Cと画面表示装置とからなり、異常検知手段から前記島
環、玉場又はホール内設備ごとに配された通信子機へ異
常報知信号が発信され、前記異常報知信号は所定数の通
信子機から通信親機を通してPCに送信され、このPC
が異常報知信号に従って異常を画面表示装置に表示する
ことで監視員が島環、玉場又はホール内設備を集中監視
するホール監視システムで、画面表示装置のタッチパネ
ルを指で押すことにより階層的に表示切り替えして異常
報知信号を発信した所定部位がどの所定部位で、かつど
のような異常なのかを画面表示させ、所定数の通信子機
に対応して1基のみ配される通信親機の結線関係をリン
ク配線にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ店
のホールにあるパチンコ台又はスロット台を所定単位数
ごとにまとめた島環、玉場又はホール内設備を事務所等
において監視員が集中監視するためのホール監視システ
ムに関する。
【0002】本発明では、パチンコ店、主としてホール
に設置されるあらゆる装置又は設備が監視の対象とな
る。そこで、「島環」にはパチンコ台又はスロット台、金
庫、サンド、券売機、島環研磨機、計数機、コイン自動
補給装置等を、「玉場」には研磨機、リフト、タンク等を
含み、ホールにおける前記以外の設備、例えばホール内
照明、エアコン、防犯カメラやトイレの照明灯を総称し
て「ホール内設備」と呼ぶことにし、全てを包含するもの
として「装置又は設備」を使用する。なお、その他のホー
ル内設備においても、券売機や研磨機が含まれる場合も
ある。
【0003】
【従来の技術】パチンコ店は、広いホールに、パチンコ
台又はスロット台、金庫、サンド、券売機、島環研磨
機、計数機、コイン自動補給装置等をまとめた「島環」、
研磨機、リフト、タンク等からなる「玉場」、そして「ホ
ール内設備」を有している。前記ホールには、通常、各
パチンコ台に対する不正や違法を摘発するためのテレビ
監視システムは設けられているが、個々の装置又は設備
の異常(誤作動や作動不能のほか、両替機などにおける
釣銭切れ等を含む)については、ホール要員が個別に監
視している。一般に、各装置又は設備にはそれぞれの異
常報知機構が備えてあり、巡回するホール要員が各異常
報知機構の作動を目視にて発見し、各装置又は設備の異
常解除を図るのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パチンコ店における営
業は、何よりもまず客が快適にパチンコを楽しめること
を目的とする。しかし、自動化された装置又は設備が多
数設置される状況下の現代のパチンコ店では、前記装置
又は設備に異常が発生することもやむなく、その異常へ
の対応が遅れると客に対して不快感を与えてしまうこと
になる。つまり、装置又は設備の異常を低減することも
重要であるが、サービスの面からいえば、より早く、適
切にその異常を解消する必要があるのである。
【0005】ところが、上記のようにホール要員を巡回
させて、各装置又は設備の異常を発見、解除させようと
すれば、迅速な対応を図るためにホール要員の増員が必
要となるが、これは人件費がかさむこととなり経営的に
あまり好ましくないうえ、むやみにホール要員が増える
とホール内の雰囲気を壊してしまうことにもなりかねな
い。ホール要員の増員を抑制する手段としては、島環、
玉場、ホール内設備の配置を工夫し、少ないホール要員
によっても、確実かつ適正に各装置又は設備の異常報知
を視認できるようにするものが考えられるが、多種多様
なメーカーの装置又は設備が設置されるパチンコ店の現
状を鑑みれば、やはりホール要員を増員する以外に客に
対するサービスの向上を図る手段がなかったのである。
【0006】そこで、ホール要員の削減を図りながら客
に対するサービスを低下させず、むしろサービスの面で
は向上させるように、島環、玉場、ホール内設備の各装
置又は設備の異常報知を迅速かつ適切に知り、対処でき
るように、パチンコ店のホールにおける監視システムを
構築することとし、その構成を検討することにした。
【0007】
【課題を解決するための手段】検討の結果、異常検知手
段、通信子機、通信親機、プログラマブルコントローラ
(以下、PCと略)と画面表示装置とからなり、異常検知
手段をパチンコ台又はスロット台を所定単位数ごとにま
とめた島環、玉場又はホール内設備の異常の発生が予測
される所定部位ごとに設け、この異常検知手段から前記
島環、玉場又はホール内設備ごとに配された通信子機へ
異常報知信号が発信され、前記異常報知信号は所定数の
通信子機に対応して1基のみ配される通信親機を通して
PCに送信され、このPCが異常報知信号に従って島
環、玉場又はホール内設備のどの所定部位がどのように
異常なのかを画面表示装置により表示することで監視員
が島環、玉場又はホール内設備を集中監視できるホール
監視システムを開発した。
【0008】異常検知手段には、各装置又は設備が備え
る異常報知機構が流用できる(例えば、各異常報知機構
から発信される信号の有無により、異常の有無を判断す
る)ほか、異常報知機構を備えた装置又は設備であって
もこの異常報知機構が対応していない部位の異常や異常
報知機構を持たない装置又は設備については、近接スイ
ッチ、光センサ、電波感知器、超音波センサ等を付加し
たり、例えばモータの回転異常を知るためにサーマルプ
ロテクタや出力比較回路等を用いたりする。
【0009】本発明のホール監視システムにより、ホー
ル内に設置した装置又は設備に発生する異常を検知する
ために多数のホール要員を巡回させる必要がなくなり、
発生した異常に対処するために最低限必要な人数のホー
ル要員が、異常発生を報知する画面表示装置を備えた一
室に待機しておけばよいので、人件費の削減、装置又は
設備の異常に対する的確な対応ができるようになる。ま
た、異常検知手段を、島環、玉場又はホール内設備にお
ける異常の発生が予測される所定部位に設けることで、
人為的な異常検知よりも正確かつ広範に各装置又は設備
を監視できるようになり、そのほか部材の交換、補充も
予め知ることができる。
【0010】画面表示装置は、タッチパネルである表示
面上又はタッチパネルを覆設した表示面上に表されるボ
タンに対応した部分のタッチパネルを指で押すことによ
り、島環、玉場又はホール内設備から各装置又は設備、
各装置又は設備内部の所定部位へと階層的に表示切り替
えして異常報知信号を発信した所定部位がいずれの島
環、玉場又はホール内設備のどの所定部位であるかを絞
り込み、かつこの所定部位がどのような異常なのかを画
面表示させる。タッチパネルは、監視員が表示面を見な
がら異常の発生した所定部位を絞り込み、かつその異常
を確認することができるので、ホール内に多数設置され
た装置又は設備の細かな異常についても、迅速かつ適切
な対処が施せるようになる。表示面をカラー又はモノク
ロ階調表示にし、階層的な表示切替の際に異常が発生し
た所定部位の色を変えたり、濃淡をつけると、タッチパ
ネルのどこを指で押すのかがわかりやすい。なお、画面
表示は、通常異常報知信号を受信したPCが所定階層ま
で表示面を自動的に切り替るようにしてもよいし、タッ
チパネル上での監視員による画面表示切替機能とPCに
よる画面表示切替機能を並存させておいてもよい。
【0011】また、所定数の通信子機に対応して1基の
み配される通信親機の結線関係が、通信親機から所定数
の通信子機を直列に結線するリンク配線であると、通信
子機の数が増えてもホール監視システム全体を簡素化で
き、ホール監視システムの構築及び運営コストが低減
し、メンテナンスも簡単となる。通信ケーブルに2芯線
を用いた場合、各通信子機は個別に電源と結線しなけれ
ばならないが、通信ケーブルに4芯線を用いた場合、各
通信子機はこの通信ケーブルを介して電力の供給を受け
ることができ、より簡素なホール監視システムを構築で
きる。パチンコ店における各装置又は設備は複雑な結線
がなされており、新たにホール監視システムの結線を多
数施すのは現実的でない。前記リンク配線は、こうした
結線の増加を抑え、合理的なシステム構築を可能にする
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図を参照しながら、本発明の
実施形態について説明する。図1は本発明によるホール
監視システム全体を表す構成図、図2は異常検知手段と
通信子機(例として、通信子機cを挙げている)との結線
を表す部分構成図であり、図3は同ホール監視システム
を設置する一般的なパチンコ店のホール1を表した見取
図である。本例のホール監視システムは、通信親機Aに
対して通信子機b,c,d,e,f(通信子機b〜eは島環
b〜eに、通信子機fは玉場fに設置)を、通信親機G
に対して通信子機h,i,j,k,l(通信子機hはホール
内設備、本例ではトイレhに、通信子機i〜lは島環i
〜lに設置)を、それぞれ別系統としてPC2に4芯線
3のリンク配線により結線し、PC2と画面表示装置で
あるカラータッチパネルモニタ4とをRS-232C5で結線
している。
【0013】通信子機b〜f,h〜lは、図2に見られ
るように結線される光センサ、光電スイッチ、近接スイ
ッチ、リレー接点、マイクロスイッチやその他の異常検
知手段からの異常報知信号を受信し、リンク配線の4芯
線3を介して通信親機A,Gへ伝達する。例えば、通信
子機cが結線された異常検知手段から受信した異常報知
信号は、4芯線3を通じて通信子機bを経て通信親機A
へ送られるのである。このように、各通信子機をリンク
配線することにより、通信子機を個別に通信親機と結線
する場合に比べ、図3に見られるように、通信子機b〜
f(又は通信子機h〜l)をグループ単位として直列的
に、少ない通信ケーブルですっきりと結線することがで
きるのである。しかも、4芯線3は、必要な通信線だけ
でなく、電力供給線、アース線をリンク配線できるの
で、通信子機別に電力供給しなくて済み、より結線をす
っきりとさせることができる利点がある。
【0014】通信親機A,Gは、それぞれに結線された
通信子機b〜f,h〜lからの異常報知信号を取りまと
め、どの装置又は設備のどの部位にどのような異常が発
生したのかを整理して、PC2へ伝達する。このよう
に、異常報知信号を予め整理することで、PC2の処理
負担を軽減するのである。このほか、通信親機A,G
は、通信子機b〜f,h〜lをグループ単位で管理する
役割を持つ。PC2は、監視プログラムを記憶させてあ
り、異常報知信号を受信してカラータッチパネルモニタ
4の画面表示をする機能を担っている。通信子機の数が
増えた場合は、各通信子機のグループに対応して増えた
通信親機を更にグループとしてまとめる通信親々機、通
信親々々機と階層的(ツリー構造)に構成するのがよい。
【0015】図4は、通信親機A,G、PC2、電源
6、ファン7及びカラータッチパネルモニタ4を一体に
収納した制御ボックス8の斜視図である。本例では、通
信親機A,Gを制御ボックス8内に収納しているが、通
信親機A,Gは制御ボックス8外に設置してもよい。カ
ラータッチパネルモニタ4は、メニュー画面9として、
通信子機b〜f,h〜lを割り当てた島環b〜e,i〜
l、玉場f、トイレhを模した文字枠を並べて表示して
おり、文字枠を緑色で表示することにより各装置又は設
備が正常動作中であること示している(図6参照)。いず
れかの装置又は設備に異常が発生すると対応する文字枠
が赤色の表示に変わる(図7参照)。そして、赤色に表示
される文字枠をスイッチとして指で押すと画面が下階層
に切り替わり、より詳細な異常発生個所を知ることがで
き、以後同様な操作によって異常の発生した所定部位、
異常の内容を絞り込んでいくのである。本発明では、こ
の制御ボックス8を管理室12(図3参照)に設置すること
で、ホール要員を配置することなく、管理室12に駐在す
る少数の監視員よりホール1を集中監視するのである。
【0016】図5は本例のホール監視システムの運用手
順を表したフローチャートである。ホール監視システム
を始動させると、PC2が通信親機A,Gからの異常報
知信号を受信しなければ、カラータッチパネルモニタ4
(図4参照)が各装置又は設備に対応した文字枠をそれぞ
れ緑色で表示する(図6参照)。通信親機A,Gから異常
報知信号が発信されていれば、カラータッチパネルモニ
タ4は該当する文字枠(本例では「島環c」15)を赤色の表
示に切り替え、同時にブザーを鳴らせ、監視員の注意を
喚起する。カラータッチパネルモニタ4の下方には、異
常が発生した部位を概略的に示すテロップ表示10が流れ
る(図7、図8参照)。監視員は、赤色表示に切り替わっ
た文字枠を押すことにより、階層的に画面を切り替えな
がら異常発生部位を絞り込み、どの装置又は設備のどの
部位にどのような異常が発生したのかを知り、その異常
に対応した点検、修理又は補給をする。
【0017】異常を解除することで通信親機A(又は通
信親機G)からの異常報知信号が発信されなくなり、P
C2はカラータッチパネルモニタ4の表示をすべて緑色
に復帰させる。管理室12に待機する他の監視員又は点
検、修理又は補給を終えた監視員は、先程まで赤色で表
示されていたカラータッチパネルモニタ4が正常状態を
示す緑色に復帰したことを目で確認することにより、異
常解除が完了したことを確認できる。監視員は、この状
態に至った後、メニュー画面9(図6〜図8参照)以外の
各画面上方に配した「メニュー画面へ」11のボタンを押す
ことにより、カラータッチパネルモニタ4の画面をメニ
ュー画面9へと復帰させるのである。なお、PC2が異
常報知信号を受信しなくなった段階で、PC2が自動的
にメニュー画面9へ復帰させるようにしてもよい。
【0018】以下、画面表示の切替に従って、具体的な
監視手順を説明する。図6はメニュー画面9として、島
環b〜e,i〜l、玉場f及びトイレhの文字枠をそれ
ぞれ緑色に表示したカラータッチパネルモニタ4の画面
であり、図7及び図8は異常発生時、前記メニュー画面
と同構成ながら、画面下方に異常発生部位の概略をテロ
ップ表示10しながら該当する「島環c」15を赤色に表示し
たカラータッチパネルモニタ4の画面である。この例で
は、島環cに属する(1)両替機における作動不良、(2)券
売機におけるカード切れ、が発生した場合を想定してい
るので、異常発生時、画面中「島環c」15が赤色に表示さ
れる。
【0019】メニュー画面9(図6)において、異常発生
部位を含む「島環c」15が緑色から赤色の表示に変わり、
併せてブザーが鳴ることで、監視員はホール1内におけ
るどの島環、玉場又はホール内設備に異常が発生したの
かを知り、更に画面下方に右から左へと流れるテロップ
表示10(図7、図8)を読むことで、いずれかの装置又は
設備に異常(作動不良又は故障、釣銭切れや発行巻切れ
等)が発生したことを知る。テロップ表示10は、各通信
子機に対応して接続される各異常検知手段が多数にのぼ
ることから、予めどの装置又は設備に異常が発生したの
かを概要情報として監視員に与えて、以後の画面操作を
助けるものである。
【0020】図9は島環cに配した個別の異常検知手段
に対応して文字枠を並べた画面、図10は両替機に設けた
異常検知手段に対応して文字枠を並べた画面で、図11は
券売機に設けた異常検知手段に対応して文字枠を並べた
画面である。監視員は、図8における画面中、赤色表示
された異常発生個所、本例では「島環c」15を押すことで
ブザーを中断すると共に、更に下の階層にあたる図9の
画面に切り替え、島環cのいずれに異常が発生したかを
視覚的に確認して絞り込むことができる。本例では、両
替機と券売機とに異常が発生したと想定しているので、
図9においては「両替機」16と「券売機」17とが赤色に表示
され、他の文字枠については緑色に表示される。
【0021】図9における各装置又は設備の異常検知手
段の使用例を記しておく。「計数機」18は、計数機の作動
不良を意味し、電波感知機を使用する。「ベルト硬貨詰」
19はサンドにおける搬送用ベルト又はコンベアで硬貨が
詰まった場合を意味し、近接センサを用いる。「サンド
搬送異常」20は主としてベルト切れを想定し、光センサ
によって検知する。「研磨機」21は研磨機の駆動源である
モータ作動不良をモータのサーマルプロテクタの異常出
力によって検知する。「ゴミ詰」22は研磨機に異物が混入
した場合、「Aドブ詰」23又は「Bドブ詰」24は玉の回収経
路であるドブに玉が詰まった場合をそれぞれ想定し、近
接センサにより検知する。このほか、玉場におけるリフ
トについては、研磨機同様に、補給リフト、回収リフト
の詰まり具合を近接センサで検知し、モータ作動不良を
サーマルプロテクトの出力で検知したり、タンクの玉不
足を光電スイッチ又は超音波検知機等で検知することが
できる。また、ホール内設備として、照明の不具合(本
例におけるトイレhについてはトイレ内照明を検知す
る)を検知したりすることも考えられる。なお、ここで
挙げた例以外にも各種センサを様々に利用することがで
きる。
【0022】両替機については、作動不良等の純然たる
故障と、釣銭切れとが考えられるため、図9の画面にお
ける赤色に表示された「両替機」16を押すことで、更に下
の階層である図10の画面に切り替えられ、両替機の何が
異常かを表示させるようにしている。本例では、両替機
において作動不良が発生したと想定してるので、一番上
の「両替機異常発生」26の文字枠が赤色に表示される。詳
しい情報を知りたければ、より下層の画面を作成してお
き、監視員がその階層を切り替えることで、更に異常発
生部位を絞り込むことができる。通常、異常検知手段は
それぞれ特定の異常を検知するように設置しているの
で、監視員は、図10の表示内容からでも異常の内容、詳
細な部位を把握することができる。
【0023】券売機についても、両替機同様、故障とカ
ード又は釣銭切れとが考えられるので、図9の画面にお
いて赤色に表示された「券売機」17を押すことで、図11の
ような画面に切り替わる。この券売機の画面では、作動
不良を表す「券売機異常発生」28のほか、カードの不足を
表す「¥5000カード不足」29,「¥3000カード不足」30及び
釣銭の不足を表す「¥1000不足」31(通常券売機では紙幣
のみが使用でき、釣銭は紙幣のみとなる)が表示され、
3,000円のカードが不足した場合には、「¥3000カード不
足」30が赤色表示される。このように、監視員は管理室1
2で券売機のカード切れ、しかもそのカードが額面いく
らのものであるかを知ることで、予め必要なカードを持
参することができる。従来ならば、ホール要員が券売機
を確認してはじめてカード切れを認識できるので、カー
ドの補給までは大変時間を要していたが、本発明では、
前述のように迅速かつ的確な対応ができるので、客への
サービスが大幅に向上するのである。
【0024】本発明のホール監視システムでは、ホール
内の各装置又は設備が有する固有の異常報知機構を通信
子機に接続して使用できるほか、異常が発生しそうな部
位にその異常を検知しやすい異常検知手段を選択して設
置することができ、しかもその数には制限がない。ま
た、各通信子機又は通信親機とをリンク配線しているの
で増設も容易であり、通信子機が増えても配線の設置場
所に困ることもない。そして、各異常検知手段からの異
常報知信号は、通信子機、通信親機を介してPCで整理
され、監視員に認識しやすい表示形式に変換して異常を
報知し、かつ画面上のタッチ操作で異常発生部位とその
異常内容を絞り込みができるので、コンピュータや機械
の操作に不馴れな監視員であっても十分操作できるので
ある。
【0025】
【発明の効果】本発明のホール監視システムにより、ホ
ール内に多数設置される多種多様な装置又は設備の異常
に対して迅速かつ的確に対処できるようになり、客に対
するサービスを向上させることができる。これは、パチ
ンコ店に限らず、ゲームセンターやそのほか多数の装置
又は設備が設置され、かつ客に対するサービスの向上が
望まれる遊戯施設等にも本発明が適用できることを意味
する。また、多数のホール要員ではなく、管理室に少数
の監視員が詰めておればよいから、人件費の削減にもつ
ながり、より安価なシステム運用費で済むのでコスト削
減が可能になる。
【0026】本発明では、装置又は設備固有の異常報知
機構を利用することができ、設置費用を抑制できるし、
必要に応じて詳細な異常を検知できるよう、多種多様な
異常検知手段を多数設置して使用することもできるの
で、要求に応じた柔軟なシステムを構築することがで
き、またパチンコ店の増改築に対しても対応しやすい。
しかも、タッチパネルを利用した画面表示装置は、ホー
ル監視システムの取扱いを簡易にし、コンピュータや機
械の操作に不馴れな監視員であっても、使用に際する教
育費がほとんど必要がない。このように、本発明は客に
対するサービスの向上と、コスト削減という効果を有し
ているのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホール監視システム全体を表す構
成図である。
【図2】異常検知手段と通信子機cとの結線を表す部分
構成図である。
【図3】同ホール監視システムを設置したパチンコ店の
ホールの見取図である。
【図4】制御ボックスの斜視図である。
【図5】本例のホール監視システムの運用手順を表した
フローチャートである。
【図6】文字枠がすべて緑色に表示したメニュー画面で
ある。
【図7】「島環c」を赤色に、その他の文字枠を緑色に表
示したメニュー画面である。
【図8】「島環c」を赤色に、その他の文字枠を緑色に表
示したメニュー画面である。
【図9】島環cに配した異常検知手段に対応して文字枠
を並べた画面である。
【図10】図9中両替機に設けた異常検知手段に対応し
て文字枠を並べた画面である。
【図11】図9中券売機に設けた異常検知手段に対応し
て文字枠を並べた画面である。
【符号の説明】
2 PC 3 4芯線 4 カラータッチパネルモニタ A,G 通信親機 b〜f,h〜l 通信子機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 311 G05B 19/05 D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常検知手段、通信子機、通信親機、プ
    ログラマブルコントローラと画面表示装置とからなり、
    異常検知手段をパチンコ台又はスロット台を所定単位数
    ごとにまとめた島環、玉場又はホール内設備の異常の発
    生が予測される所定部位ごとに設け、該異常検知手段か
    ら前記島環、玉場又はホール内設備ごとに配された通信
    子機へ異常報知信号が発信され、前記異常報知信号は所
    定数の通信子機に対応して1基のみ配される通信親機を
    通してプログラマブルコントローラに送信され、該プロ
    グラマブルコントローラが該異常報知信号に従い島環、
    玉場又はホール内設備のどの所定部位がどのように異常
    なのかを画面表示装置により表示することで監視員が島
    環、玉場又はホール内設備を集中監視できるようにした
    ことを特徴とするホール監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画面表示装置の表示面が
    タッチパネルである又は該表示面にタッチパネルを覆設
    してなり、表示面上に表されるボタンに対応した部分の
    タッチパネルを指で押すことにより、表示面を島環、玉
    場又はホール内設備から各装置又は設備、各装置又は設
    備内部の所定部位へと階層的に表示切り替えして異常報
    知信号を発信した所定部位がいずれの島環、玉場又はホ
    ール内設備のどの所定部位であるかを絞り込み、かつ該
    所定部位がどのような異常なのかを画面表示できること
    を特徴とするホール監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の所定数の通信子機に対応
    して1基のみ配される通信親機の結線関係が、通信親機
    から所定数の通信子機を直列に結線するリンク配線であ
    ることを特徴とするホール監視システム。
JP5486296A 1996-03-12 1996-03-12 ホール監視システム Pending JPH09244741A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014081707A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Yokogawa Electric Corp プロセス制御システム及びその管理方法

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