JPH09244701A - 制御回路の安全制御装置 - Google Patents

制御回路の安全制御装置

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Publication number
JPH09244701A
JPH09244701A JP7833396A JP7833396A JPH09244701A JP H09244701 A JPH09244701 A JP H09244701A JP 7833396 A JP7833396 A JP 7833396A JP 7833396 A JP7833396 A JP 7833396A JP H09244701 A JPH09244701 A JP H09244701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controller
controlled
safety
control
safety control
Prior art date
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Pending
Application number
JP7833396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Miki
進治 三木
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SAMSON CO Ltd
Original Assignee
SAMSON CO Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by SAMSON CO Ltd filed Critical SAMSON CO Ltd
Priority to JP7833396A priority Critical patent/JPH09244701A/ja
Publication of JPH09244701A publication Critical patent/JPH09244701A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラから出力される信号に異常が発
生した場合には異常な信号が出力されている被制御機器
の部分のみを安全側に制御し、他の正常な部分は制御を
継続することができるようにする。 【解決手段】 コントローラ1より出力される制御信号
によって被制御機器2を危険側に制御し、リセット信号
によって被制御機器2を安全側に戻す制御回路におい
て、タイマ装置3を持った安全制御装置4をコントロー
ラ1と被制御機器2に接続し、制御信号は設定時間t以
内の間隔で発信を繰り返すパルスとしてコントローラ1
より安全制御装置4へ制御信号が送られるようにしてお
き、安全制御装置4では制御信号が入力されている間は
被制御機器2を危険側に制御するとともに、パルスが入
力されてからの経過時間を検出しておき、前記経過時間
が設定時間tを越えても次のパルスが安全制御装置4へ
入力されなかった場合には被制御機器2を安全側に制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は安全制御装置を設け
た制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コントローラから出力される信号を用い
て被制御機器の制御を行う場合、コントローラから出力
される電圧の高い/低いで被制御機器の制御が行われて
いる。例えば、コントローラから出力される電圧が高い
ときには被制御機器にて燃焼を行い、コントローラから
出力される電圧が低いときには被制御機器は燃焼を停止
する制御を行っている場合、燃焼を行う側への制御は危
険側であり、燃焼を停止する側への制御は安全側とな
る。この場合に何らかの原因でコントローラが誤動作
し、コントローラからの出力電圧が高い状態で固定され
て被制御機器を燃焼側に制御したままとなり、被制御機
器は燃焼を続けることとなると危険であるため、危険側
で固定された場合にはコントローラを停止することで燃
料の供給を停止するなどし、強制的に安全側となるよう
にしていた。
【0003】上記のようにコントローラ自体を停止する
ことで安全側に制御することができるが、一定の順序に
従って停止しないと復旧が困難であるなど、コントロー
ラの正常な部分は停止させたくない場合があっても、安
全側に制御を行うためにはコントローラの停止が免れな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、コントローラから出力される信号に異常が
発生した場合には異常な信号が出力されている被制御機
器の部分のみを安全側に制御し、他の正常な部分は制御
を継続することができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】コントローラからの信号
によって被制御機器を危険側と安全側のいずれかに制御
する制御回路であって、コントローラより出力される制
御信号によって被制御機器を危険側に制御し、コントロ
ーラより出力されるリセット信号によって被制御機器を
安全側に戻す制御回路において、タイマ装置を持った安
全制御装置をコントローラと被制御機器の間に設け、安
全制御装置をコントローラと被制御機器に接続し、コン
トローラからの制御信号は設定時間t以内の間隔で発信
を繰り返すパルスとしてコントローラより安全制御装置
へ制御信号が送られるようにしておき、安全制御装置で
は制御信号が入力されている間は被制御機器を危険側に
制御するとともに、パルスが入力されてからの経過時間
を検出しておき、前記経過時間が設定時間tを越えても
次のパルスが安全制御装置へ入力されなかった場合には
被制御機器を安全側に制御する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を用いて
説明する。図1は被制御機器が燃焼装置である場合の制
御回路を示したブロック図であり、図2は正常時のタイ
ムチャート、図3・図4は異常発生時のタイムチャート
である。リトリガブルマルチバイブレータが安全制御装
置4にあたり、安全制御装置4はコントローラ1と被制
御機器2にそれぞれ接続され、安全制御装置4の内部に
は設定時間tが設定されたタイマ装置3が設けられてい
る。コントローラ1から出力される信号は安全制御装置
4へ送られており、安全制御装置4へは制御信号または
リセット信号が送られる。安全制御装置4ではコントロ
ーラ1からの信号に基づいて被制御機器2へ信号の出力
を行っており、被制御機器2へは燃焼/燃焼停止の出力
を電圧の高い/低いによって行う。被制御機器2へ燃焼
の出力が行われている間は被制御機器2にて燃焼を行
い、燃焼停止の出力が行われている間は被制御機器2は
燃焼を行わない。この場合、被制御機器2が燃焼を行っ
ている間は危険側へ制御されていることとなり、被制御
機器2が燃焼を行っていない間は安全側へ制御されてい
ることとなる。コントローラ1から発せられる制御信号
は設定時間t以内の間隔でパルスを発生させるようにし
ておき、安全制御装置4ではパルスが発せられてからの
経過時間を検出し、設定時間t以内の間隔でパルスが発
せられている間は安全制御装置4より被制御機器2へ向
かって燃焼の出力が行われる。コントローラ1内部のプ
ログラムが正常に作動していなければパルスは発生しな
いため、パルスが設定時間t以内の周期で発せられてい
ることが検出されるとコントローラ1からの出力は正常
であることが分かる。燃焼を停止する場合にはコントロ
ーラ1から安全制御装置4へリセット信号が出力され、
安全制御装置4は被制御機器2へ向かって燃焼停止の出
力を行い、被制御機器2の燃焼を停止させる。
【0007】図3および図4はコントローラ1から安全
制御装置4へ送られるパルスが発せられてから設定時間
t経過しても次のパルスが発せられなかった場合を示し
ている。コントローラ1に異常が発生すると出力信号は
固定され、一定の出力が続くこととなりパルスを発する
ことができなくなる。安全制御装置4では設定時間t経
過してもパルスが入力されなかった場合、前回のパルス
を検出してから設定時間t経過した時点でリセット信号
が入力されていなくても被制御機器2に対して燃焼停止
の出力を行い、燃焼を停止することで被制御機器2を安
全側へ制御する。この場合であっても安全制御装置4が
コントローラ1の停止を行うわけではないので、コント
ローラ1のうち異常の発生していない部分は制御が継続
され、停止の際に一定の手順がある場合にはコントロー
ラ1によって手順通りに停止を行う。
【0008】なお、危険側と安全側で制御される被制御
機器2が複数有る場合には各被制御機器2とコントロー
ラ1の間にそれぞれ安全制御装置4を設けることで、異
常が発生した部分の被制御機器2のみを安全側へ制御
し、その他の正常な部分は制御を継続する。
【0009】
【発明の効果】本発明を実施することで、コントローラ
に異常が発生しても被制御機器が危険側に固定されるこ
とはなく、異常に関係している被制御機器以外の部分で
は正常な制御を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図
【図2】本発明を実施した場合の正常時のタイムチャー
【図3】本発明を実施した場合の異常発生時のタイムチ
ャート
【図4】本発明を実施した場合の異常発生時のタイムチ
ャート
【符号の説明】
1 コントローラ 2 被制御機器 3 タイマ装置 4 安全制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントローラからの信号によって被制御
    機器を危険側と安全側のいずれかに制御する制御回路で
    あって、コントローラより出力される制御信号によって
    被制御機器を危険側に制御し、コントローラより出力さ
    れるリセット信号によって被制御機器を安全側に戻す制
    御回路において、タイマ装置を持った安全制御装置をコ
    ントローラと被制御機器の間に設け、安全制御装置をコ
    ントローラと被制御機器に接続し、コントローラからの
    制御信号は設定時間t以内の間隔で発信を繰り返すパル
    スとしてコントローラより安全制御装置へ制御信号が送
    られるようにしておき、安全制御装置では制御信号が入
    力されている間は被制御機器を危険側に制御するととも
    に、パルスが入力されてからの経過時間を検出してお
    き、前記経過時間が設定時間tを越えても次のパルスが
    安全制御装置へ入力されなかった場合には被制御機器を
    安全側に制御することを特徴とする制御回路の安全制御
    装置。
JP7833396A 1996-03-05 1996-03-05 制御回路の安全制御装置 Pending JPH09244701A (ja)

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JP7833396A JPH09244701A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 制御回路の安全制御装置

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ID=13659057

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JP7833396A Pending JPH09244701A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 制御回路の安全制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015060136A1 (ja) * 2013-10-22 2015-04-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 負荷電流制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015060136A1 (ja) * 2013-10-22 2015-04-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 負荷電流制御装置
JPWO2015060136A1 (ja) * 2013-10-22 2017-03-09 日立オートモティブシステムズ株式会社 負荷電流制御装置

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