JPH09244628A - ピアノハンマの製造方法 - Google Patents

ピアノハンマの製造方法

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JPH09244628A
JPH09244628A JP8054940A JP5494096A JPH09244628A JP H09244628 A JPH09244628 A JP H09244628A JP 8054940 A JP8054940 A JP 8054940A JP 5494096 A JP5494096 A JP 5494096A JP H09244628 A JPH09244628 A JP H09244628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェルト本来の性質を維持しつつ高湿度環境
下でも硬度が低下しにくいピアノハンマの製造方法を提
供すること。 【解決手段】 スプレー工程では、板状のフェルト材1
0の両面に、還元剤としてモノエタノールアミンバイサ
ルファイトの5%v/v水溶液が均一に塗布されるよう
にスプレーし、その後、調湿ボックスにて平衡含水率に
達するまで放置した。続いて、仮締め工程により断面略
V字状のフェルト材11とし、本締め工程によりハンマ
ウッド原料30に断面略V字状のフェルト材11を取り
巻くように締め付けて固着した。続いて、挽き割工程に
よりピアノの第1鍵〜第88鍵のピアノハンマ40を得
た。ピアノハンマ40は、高湿度環境下でも硬度が低下
しにくいという効果が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェルト材を所定
形状となるようにスチーム加熱する工程を含むピアノハ
ンマの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ピアノ
ハンマのハンマフェルトは、ピアノの音にきわめて大き
く影響する部品であり、何万回叩いても変形せず弾力性
を保っていることが要求される。かかるピアノハンマの
製造方法としては、通常、板状のフェルト材を断面略V
字となるように成形する仮締め工程、ハンマウッド原料
に締め付けて接着させる本締め工程、本締め後にハンマ
ウッド原料の長手方向と直交する方向に所定の横幅(低
音用は幅広、高音用は幅狭)で切断する挽き割工程など
を含むものが知られていた。
【0003】ところで、フェルト材に何らの加工も施さ
ず、仮締め工程、本締め工程、挽き割工程を経てピアノ
ハンマを製造した場合、かかるピアノハンマは経時的に
吸湿して膨潤してしまうため、当初のピアノの音を保つ
ことができないという問題があった。
【0004】この点に鑑み、従来、挽き割工程が終わっ
た段階でハンマフェルトの側面にコーティング剤を塗布
することにより、吸湿を防ぎ、側面を固めて膨れにくく
する方法が知られていた。しかしながら、かかる方法で
は、ピアノハンマを1つずつ処理する必要があるため、
作業が煩雑になるという問題があった。また、ハンマフ
ェルトを固めるため、フェルト材本来の性質が発揮され
ず、従来のピアノの音色を出すことが難しいという問題
もあった。
【0005】一方、仮締め工程を行う前にフェルト材に
樹脂液又は接着液を染み込ませた後、仮締め、本締め、
挽き割を行う方法も知られていた。しかしながら、かか
る方法では、樹脂液や接着液を用いるため、不自然に硬
くなり、上記と同様、フェルト本来の性質が発揮され
ず、従来のピアノの音色を出すことが難しいという問題
があった。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、フェルト本来の性質を維持しつつ高湿度環境下でも
硬度が低下しにくいピアノハンマの製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、ピアノハンマの製造方法で
あって、シスチン結合を切断可能な還元剤をフェルト材
に含ませた後、該フェルト材を所定形状となるようにス
チーム加熱する工程を含むことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、板状のフェルト材
を断面略V字状となるようにスチーム加熱する仮締め工
程と、該仮締めされたフェルト材をハンマウッド原料に
締め付ける本締め工程とを含むピアノハンマの製造方法
において、前記仮締め工程を行う前に、シスチン結合を
切断可能な還元剤を前記フェルト材に含ませることを特
徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のピアノハンマの製造方法であって、前記フェルト材
に前記還元剤を含ませる際、前記フェルト材に前記還元
剤の水溶液をスプレー又は含浸させることを特徴とす
る。請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに
記載のピアノハンマの製造方法であって、前記還元剤
は、前記フェルト材のうちハンマウッド原料と接触する
側に多く含ませることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載のピアノハンマの製造方法であって、前記
還元剤は、チオグリコール酸及びその塩、並びに、モノ
アルカノールアミン及びその塩から選ばれた1種以上の
化合物であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態及び発明の効果】フェルト材は、ア
ミノ酸が各種の組合せで結合し、ポリペプタイド主鎖を
形成しているが、これらは相互にシスチン結合、塩結
合、水素結合等の側鎖結合によってネットワークを作っ
ている。特にシスチン結合はフェルト材の機械的、化学
的性質に重要な役割を果たしている。前述の側鎖結合の
うち、水素結合及び塩結合は比較的簡単に高圧水蒸気に
よって切断し、再結合する(アイロンによるセット効
果)が、シスチン結合は高圧水蒸気によって一部しか切
断しないため、セット効果が十分でない。そこで、今
回、シスチン結合を切断可能な還元剤をフェルト材に含
ませた後、該フェルト材を所定形状となるようにスチー
ム加熱して成形するようにしたのである。即ち、シスチ
ン結合を切断した状態で所定形状となるようにフェルト
材を変形させ、スチーム加熱によりシスチン結合を再結
合させることにより、セット効果は強力なものとなり、
所定形状が維持されるのである。
【0012】この結果、本発明によれば、高湿度環境下
でも硬度が低下しにくいという効果が得られ、当初のピ
アノの音色を長期にわたって維持することができる。ま
た、フェルト材のネットワークの結合を切断・再結合し
て硬度低下を防止するため、フェルト材本来の性質を維
持することができ、従来と変わらないピアノの音色を出
すことができる。
【0013】板状のフェルト材を断面略V字状となるよ
うにスチーム加熱する仮締め工程と、該仮締めされたフ
ェルト材をハンマウッド原料に締め付ける本締め工程と
を含むピアノハンマの製造方法においては、還元剤をフ
ェルト材に含ませる工程は、仮締め工程の前に行うこと
が好ましい。
【0014】また、フェルト材に還元剤を含有させる
際、フェルト材に還元剤の水溶液をスプレーするか又は
含浸させることが好ましく、更に、フェルト材に還元剤
の水溶液の水分が含まれている状態で仮締め工程を行う
ことが好ましい。このようにフェルト材に水分が残存し
ていれば、加熱するだけでスチーム加熱と同じ作用を奏
する。
【0015】還元剤を水溶液として用いる場合には、濃
度は1%v/v以上であることが好ましい。これは、濃
度が1%v/v未満では十分な効果が得られないことが
あるからである。また、使用量はフェルト材の長さ1m
に対して10〜500ccの範囲であることが好まし
い。これは、10cc未満では十分な効果が得られない
ことがあり、500ccを超えるとフェルト自体が膨潤
して大きくなり仮締め工程で型に入りずらくなることが
あるからである。
【0016】また、還元剤は、フェルト材のうちハンマ
ウッド原料と接触する側に多く含有させることが好まし
い。これは、良いピアノハンマの条件として、弱い打鍵
では表面の柔らかい部分でソフトな音を、強い打鍵では
中の硬い部分がきいて迫力ある豊かな音を出すため「内
硬外柔」であることが要求されるが、内側のセット効果
をより高めればこの「内硬外柔」の条件を満たすからで
ある。これを実現するには、例えば、フェルト材のうち
ハンマウッド原料と接触する側にのみ水溶液状の還元剤
を含浸させればよく、この場合、還元剤はハンマウッド
原料と接触しない側に拡散していくため、濃度分布はハ
ンマウッド原料と接触する側の濃度が高くなる。
【0017】本発明で用いる還元剤としては、シスチン
結合を切断可能なものであれば特に限定しないが、例え
ば、チオグリコール酸及びその塩、並びに、モノアルカ
ノールアミン及びその塩から選ばれた1種以上の化合物
であることが好ましい。チオグリコール酸の塩として
は、例えば、チオグリコール酸アンモニウムが挙げられ
る。また、モノアルカノールアミンとしては、例えば、
モノエタノールアミンが挙げられ、その塩としてはサル
ファイト塩、バイサルファイト塩などが挙げられる。
尚、取扱い易さを考慮すれば、モノアルカノールアミン
の塩を用いることが好ましい。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の好適な実施例を図面に基づ
いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施
例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲
に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。
【0019】図1はピアノハンマの製造工程図であり、
(a)はスプレー工程図、(b)は仮締め工程図、
(c)は本締め工程図、(d)は挽き割工程図である。
スプレー工程は、図1(a)に示した断面略台形状の板
状のフェルト材10(長さ約1m)の両面に、還元剤と
してモノエタノールアミンバイサルファイトの5%v/
v水溶液100ccずつが均一に塗布されるようにスプ
レーした。その後、調湿ボックスにて平衡含水率に達す
るまで放置した。尚、スプレー工程において、還元剤を
フェルト材に浸透し易くするために、浸透剤として界面
活性剤を併用してもよい。
【0020】続いて、仮締め工程を行った。仮締め工程
は、図1(b)に示すように、凹溝21aを有する下型
21と、この凹溝21aに押し付ける上型22とを備え
た仮締め装置20を用意し、下型21にスプレー工程後
のフェルト材10を載置し、加熱条件下(例えば30〜
150℃)、上型22によりフェルト材10を下型21
の凹溝21aに押し付けた。この仮締め工程により、断
面略V字状のフェルト材11を得た。尚、スプレー工程
で残存した水分は加熱下においてスチームとなって作用
するため、上記加熱はスチーム加熱を意味する。
【0021】続いて、本締め工程を行った。本締め工程
は、図1(c)に示すように、板材の長手方向に延びる
一方の縁の表裏両面を切削して厚みの薄い先端部30a
を形成してハンマウッド原料30とし、加熱条件下(但
し、仮締め工程よりも低温)、この先端部に断面略V字
状のフェルト材11を取り巻くように締め付け、接着剤
によりフェルト材11をハンマウッド原料30に固着し
た。
【0022】続いて、挽き割工程を行った。挽き割工程
は、図1(d)に示すように、ハンマウッド原料30の
長手方向と直交する方向に所定の横幅(低音用は幅広、
高音用は幅狭)となるように切断した。これにより、ピ
アノの第1鍵〜第88鍵のピアノハンマ40を得た。こ
のピアノハンマ40は、ハンマフェルト12、ハンマウ
ッド32を備えている。
【0023】このようにして得られたピアノハンマ40
は、高湿度環境下でも硬度が低下しにくいという効果が
得られた。また、フェルト材のネットワークの結合を切
断し再結合して硬度低下を防止するため、樹脂液や接着
液を用いる場合に比べて、フェルト本来の性質を維持す
ることができ、音色に悪影響を与えるおそれがない。更
に、ピアノハンマの側面にコーティングする場合と比べ
て、挽き割工程の前に硬度低下防止の処理(スプレー工
程)が行えるため、ピアノハンマ1つずつを処理する必
要がなく、手間がかからない。
【0024】尚、モノエタノールアミンバイサルファイ
トに代えて、チオグリコール酸アンモニウムを用いた場
合も同様のピアノハンマが得られた。 [試験例]試験例として、表1に示す試験条件下で各種
ピアノハンマを製造した。尚、各ピアノハンマを製造す
るに当り、例えば試験例2のピアノハンマについては図
2(a)に示すように一つのフェルト材のうち還元剤を
塗布した部分と塗布しない部分(無処理)とに分けて、
同じ製造工程を経ることにより試験例2のピアノハンマ
と共に試験例1のピアノハンマも製造した。これは、本
締め前に還元剤を塗布した試験例3についても同様であ
る(図2(b)参照)。また、試験例4〜7の側面塗布
とは、挽き割工程後のピアノハンマのハンマフェルトの
側面を所定の薬剤で塗布することをいう(図2(c)参
照)。
【0025】各ピアノハンマにつき、加湿処理(23
℃、95%RHで17時間放置)を施す前後の硬度を測
定し、硬度(動的反発力)低下率を算出した。その結果
を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1から明らかなように、試験例2(上記
実施例により製造したもの)、即ち試験条件として仮締
め前に還元剤で処理したものが、硬度低下率が−16%
と極めて低く、加湿しても硬度が低下しにくかった。こ
のため、このピアノハンマによれば、高湿度環境下でも
当初のピアノの音を維持できるという効果が得られる。
これに対して、試験例1、3〜7では、いずれも硬度低
下率が−26〜−30%と高く、加湿した場合に硬度が
低下して当初のピアノの音を維持できないおそれがあ
る。
【0028】尚、試験例6は、加湿処理後の硬度が試験
例2と同等であるが、硬度低下率が大きい上、加湿処理
前の硬度即ち初期の硬度が無処理のもの(試験例1)と
比べて高いため、固めてしまう傾向があり、音色に影響
を及ぼすおそれがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ピアノハンマの製造工程図であり、(a)は
スプレー工程図、(b)は仮締め工程図、(c)は本締
め工程図、(d)は挽き割工程図である。
【図2】 各試験例のピアノハンマの製造概略図であ
り、(a)は試験例2の製造概略図、(b)は試験例3
の製造概略図、(c)は試験例4〜7の製造概略図であ
る。
【符号の説明】
10・・・板状のフェルト材、 11・・・断面略V
字状のフェルト材、12・・・ハンマフェルト、
20・・・仮締め装置、21・・・下型、
22・・・上型、30・・・ハンマウッド原料、
32・・・ハンマウッド、40・・・ピアノハンマ、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シスチン結合を切断可能な還元剤をフェ
    ルト材に含ませた後、該フェルト材を所定形状となるよ
    うにスチーム加熱する工程を含むことを特徴とするピア
    ノハンマの製造方法。
  2. 【請求項2】 板状のフェルト材を断面略V字状となる
    ようにスチーム加熱する仮締め工程と、該仮締めされた
    フェルト材をハンマウッド原料に締め付ける本締め工程
    とを含むピアノハンマの製造方法において、 前記仮締め工程を行う前に、シスチン結合を切断可能な
    還元剤を前記フェルト材に含ませることを特徴とするピ
    アノハンマの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記フェルト材に前記還元剤を含ませる
    際、前記フェルト材に前記還元剤の水溶液をスプレー又
    は含浸させることを特徴とする請求項1又は2記載のピ
    アノハンマの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記還元剤は、前記フェルト材のうちハ
    ンマウッド原料と接触する側に多く含ませることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のピアノハンマの
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記還元剤は、チオグリコール酸及びそ
    の塩、並びに、モノアルカノールアミン及びその塩から
    選ばれた1種以上の化合物であることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載のピアノハンマの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104091580A (zh) * 2014-07-08 2014-10-08 森鹤乐器股份有限公司 一种钢琴弦槌毡切削方法
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CN105185355A (zh) * 2015-08-14 2015-12-23 森鹤乐器股份有限公司 一种钢琴击弦机系统弦槌的制作方法
CN105835097A (zh) * 2016-06-12 2016-08-10 森鹤乐器股份有限公司 一种钢琴弦槌槌脚的加工方法

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