JPH09243754A - 原子炉起動領域モニタ装置 - Google Patents

原子炉起動領域モニタ装置

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JPH09243754A
JPH09243754A JP8049133A JP4913396A JPH09243754A JP H09243754 A JPH09243754 A JP H09243754A JP 8049133 A JP8049133 A JP 8049133A JP 4913396 A JP4913396 A JP 4913396A JP H09243754 A JPH09243754 A JP H09243754A
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JP
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reactor
area monitor
area
core
reactor start
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JP8049133A
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Tadayoshi Oda
直敬 小田
Yasushi Goto
泰志 後藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】炉心における原子炉起動領域モニタ検出器の炉
出力監視機能に係る配置条件を満たすと共に、電源系統
とバイパススイッチ数を効果的に増して同時バイパスの
チャンネル数を増加することで、信頼性と保守点検の作
業効率を向上した原子炉起動領域モニタ装置を提供す
る。 【解決手段】請求項1記載の発明に係る原子炉起動領域
モニタ装置は、原子炉の炉心1内に少なくとも炉心半径
の監視能力を備えた8個の原子炉起動領域モニタ検出器
3を炉心1の周辺及び中心近くに4個づつ配置して、炉
中心からの放射線上で周辺と炉中心を越えた中心近くの
2個を1組として4系統の異なる電源に接続すると共
に、前記全原子炉起動領域モニタ検出器3を3組に分け
て3個のバイパススイッチ11a〜11cに接続したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉起動に際し
て原子炉の出力を監視する原子炉起動領域モニタ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の原子炉起動領域モニタ装置につい
ては、沸騰水型原子炉で1100MWe級の炉心を例にする
と、図4(a)の炉心平面図に示すように、原子炉の炉
心1は図示しない多数の燃料集合体及び 185本の制御棒
2により、ほぼ円筒状に形成されていて、この炉心1内
で前記制御棒2の間に、8個の原子炉起動領域モニタ検
出器3が配置されている。
【0003】ここで8個の原子炉起動領域モニタ検出器
3については、説明の便宜上それぞれの位置を明確にす
るために符号A〜Hにても示す。また、この8個の原子
炉起動領域モニタ検出器A〜Hに対する電源は、監視機
能の信頼性を高めるために、原子炉起動領域モニタ検出
器A〜Hを2組に分けて、異なる2系統より供給してい
る。
【0004】ここで、第1系統の電源から電力を供給さ
れる原子炉起動領域モニタ検出器3は、丸で示したA,
C,E,Gで、炉心1内でほぼ直線状に配置しており、
第2系統の電源から電力を供給される原子炉起動領域モ
ニタ検出器3は、四角で示したB,D,F,Hで、同じ
く炉心1内でほぼ直線状に配置されている。また、前記
第1系統の電源と第2系統の電源に接続された2組の原
子炉起動領域モニタ検出器A,C,E,GとB,D,
F,Hは、互いにほぼ直角でたすき状に交差している。
【0005】各原子炉起動領域モニタ検出器3について
は、随時その機能確認を行うが、このために全8個の原
子炉起動領域モニタ検出器A〜Hの8チャンネルに対し
て、必要に応じて原子炉出力監視系からバイパスさせる
必要がある。このバイパス手段としては、図4(b)の
展開図に示すように、各電源系統別に2個のバイパスス
イッチ4a,4bが設けてある。
【0006】従って、前記バイパススイッチ4aは、原
子炉起動領域モニタ検出器A,C,E,Gの4チャンネ
ルを、またバイパススイッチ4bは、原子炉起動領域モ
ニタ検出器B,D,F,Hの4チャンネルに対して、切
り替えによりその内の1チャンネルをバイパスすること
ができる。
【0007】なお、このバイパススイッチ4a,4b
は、ニュートラルを除く4回路スイッチで、通常時はレ
バーをニュートラル位置にしておくことで、全原子炉起
動領域モニタ検出器3はバイパスされずに、全検出信号
が図示しない原子炉出力監視装置に伝達される。
【0008】原子炉起動領域モニタ検出器3の保守点検
等のために、所望の原子炉起動領域モニタ検出器3をバ
イパスする場合には、バイパススイッチ4a,4bのレ
バーを、当該原子炉起動領域モニタ検出器3側に倒すこ
とにより、当該原子炉起動領域モニタ検出器3のチャン
ネルは原子炉出力監視系からバイパスさせることができ
る。
【0009】また、バイパススイッチ4a,4bにより
原子炉出力監視系からバイパスされた原子炉起動領域モ
ニタ検出器3は、そのチャンネルが図示しない保守点検
装置に接続されて、当該原子炉起動領域モニタ検出器3
が出力する検出信号を読取ることにより、当該原子炉起
動領域モニタ検出器3の機能評価等が行われる。なお図
4(b)では、バイパススイッチ4aにより原子炉起動
領域モニタ検出器Aが、また、バイパススイッチ4bに
より原子炉起動領域モニタ検出器Bをバイパスした状態
を示している。
【0010】一般に原子炉起動領域モニタ検出器3につ
いては、少なくとも炉心1の半径の監視能力を備えると
共に、炉心1内での配置については、一部の原子炉起動
領域モニタ検出器3がバイパスされた状態においても、
全制御棒2の位置における原子炉出力が支障なく監視で
きることを考慮して設定している。さらに、監視機能の
信頼性を高めるために供給電源を2系統として、もしも
一方の電源が喪失しても他の電源で、原子炉起動時の炉
出力監視が行えるようにしている。
【0011】すなわち、図4(a)において原子炉起動
領域モニタ検出器A,B,G,Hの4個は炉心1の周辺
に、また、原子炉起動領域モニタ検出器C,D,E,F
は4個は炉心1の中心近くに配置している。これによ
り、原子炉起動領域モニタ検出器A,Bがバイパススイ
ッチ4a,4bによりバイパス状態であっても、他の原
子炉起動領域モニタ検出器C〜Hが、それぞれの監視範
囲c〜h(点線円弧の内側)にて監視することから、炉
心1内の全制御棒2に対する炉出力監視が行えるので何
ら支障はない。
【0012】また、この時に丸で示す原子炉起動領域モ
ニタ検出器C,E,Gの第1系統の電源が喪失した場合
を仮定しても、健全な第2系統の電源による四角で示す
原子炉起動領域モニタ検出器D,F,Hの監視範囲d,
f,hにより、正常な炉出力監視を行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記原子炉起動領域モ
ニタ検出器3の保守点検に際して、原子炉出力監視系か
らバイパスするには、供給電源が第1及び第2の2系統
であり、従ってバイパススイッチ4a,4bも2個であ
ることから、同時に2チャンネルしか行うことができな
い。
【0014】従って、仮に複数チャンネルの原子炉起動
領域モニタ検出器3を同時に処理することが可能な保守
点検装置があっても、全原子炉起動領域モニタ検出器3
の全8チャンネルに対して、2個のバイパススイッチ4
a,4bでは1回の切り替えで、2チャンネルしか保守
点検が実施できなかった。
【0015】このために、原子炉起動領域モニタ検出器
3の全数に対する保守点検には、長時間を要することに
なり、作業効率か悪いという問題があった。さらに、供
給電源の系統数を増してバイパススイッチ数を増加させ
ても、機器数の増加と原子炉起動領域モニタ検出器の炉
出力監視機能に係る配置条件の達成、及び回路の複雑化
による信頼性の低下等の支障があった。
【0016】本発明の目的とするところは、炉心におけ
る原子炉起動領域モニタ検出器の炉出力監視機能に係る
配置条件を満たすと共に、電源系統とバイパススイッチ
数を効果的に増して同時バイパスのチャンネル数を増加
することで、信頼性と保守点検の作業効率を向上した原
子炉起動領域モニタ装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明に係る原子炉起動領域モニタ装置
は、原子炉の炉心内に少なくとも炉心半径の監視能力を
備えた8個の原子炉起動領域モニタ検出器を炉心の周辺
及び中心近くに4個づつ配置して、炉中心からの放射線
上で周辺と炉中心を越えた中心近くの2個を1組として
4系統の異なる電源に接続すると共に、前記全原子炉起
動領域モニタ検出器を3組に分けて3個のバイパススイ
ッチに接続したことを特徴とする。
【0018】原子炉起動領域モニタ検出器を炉心の周辺
及び中心近くに配置したことから、炉心における全制御
棒に対する出力監視が行える。また、炉中心からの放射
線上で周辺と中心近くで炉中心を越えた2個を1組とし
て一系統の電源に接続しているので、この一系統の電源
の原子炉起動領域モニタ検出器で全制御棒に対する出力
監視ができる。さらに、全原子炉起動領域モニタ検出器
を3個のバイパススイッチに接続しているので、同時に
最大3チャンネルのバイパスが行える。
【0019】請求項2記載の発明に係る原子炉起動領域
モニタ装置は、炉心内に配置した8個の原子炉起動領域
モニタ検出器で、少なくとも2個の原子炉起動領域モニ
タ検出器を系統の異なる電源に接続すると共に、この系
統の異なる電源に接続した各2個の原子炉起動領域モニ
タ検出器により、炉心全平面を監視範囲としたことを特
徴とする。
【0020】同一電源に接続した少なくとも炉心半径の
監視能力を備えた2個の原子炉起動領域モニタ検出器に
より、炉心全平面を監視範囲としているので、4組の内
で一部系統の電源が喪失しても支障なく炉出力監視が行
える。
【0021】請求項3記載の発明に係る原子炉起動領域
モニタ装置は、炉心内に配置した8個の原子炉起動領域
モニタ検出器に供給する電源を異なる4系統とすると共
に、全原子炉起動領域モニタ検出器を2チャンネル2組
と4チャンネル1組みに分けて3個のバイパススイッチ
に接続したことを特徴とする。
【0022】4系統から個別に電源が供給される2個4
組で8個の原子炉起動領域モニタ検出器を、できるだけ
同時にバイパスしないように組合わせることにより、3
個のバイパススイッチで最大3チャンネルを同時にバイ
パスすることで、作業効率の高い保守点検ができる。
【0023】請求項4記載の発明に係る原子炉起動領域
モニタ装置は、3個のバイパススイッチが、ニュートラ
ルを除く2回路スイッチが2個と、同じくニュートラル
を除く4回路スイッチが1個であることを特徴とする。
ニュートラルを除く2回路のスイッチ2個と、同じく4
回路スイッチ1個の全3個のバイパススイッチにより、
3組に分けた8個の原子炉起動領域モニタ検出器に対し
て、最大3チャンネルを同時にバイパスすることができ
る。
【0024】請求項5記載の発明に係る原子炉起動領域
モニタ装置は、炉心内に配置した8個の原子炉起動領域
モニタ検出器の少なくとも1個により、炉心全平面を4
分割した扇形の炉内区分の一つを監視範囲としたことを
特徴とする。炉心全平面を4分割した扇形の一つには、
少なくとも2個の原子炉起動領域モニタ検出器が配置さ
れており、この原子炉起動領域モニタ検出器は、炉心半
径の監視能力を備えているので、どちらか1個の原子炉
起動領域モニタ検出器が健全ならば、当該扇形の炉内区
分に対する炉出力監視が可能である。
【0025】請求項6記載の発明に係る原子炉起動領域
モニタ装置は、3個のバイパススイッチによる原子炉起
動領域モニタ検出器のバイパス中に前記4系統の異なる
電源の内でいずれか一つが喪失しても、健全な系統の電
源に接続された原子炉起動領域モニタ検出器により炉心
全平面を監視範囲としたことを特徴とする。
【0026】8個の原子炉起動領域モニタ検出器に対し
て3個のバイパススイッチにより、最大3チャンネルを
バイパスすると共に、できるだけ同じ系統の電源になら
ないように組み合わせることにより、バイパス中に一系
統の電源が喪失しても炉出力監視に支障を与えない。
【0027】請求項7記載の発明に係る原子炉起動領域
モニタ装置は、3個のバイパススイッチに、同時に3チ
ャンネルの原子炉起動領域モニタの保守点検が可能な保
守点検装置を接続したことを特徴とする。原子炉起動領
域モニタと接続した3個のバイパススイッチで最大3チ
ャンネルのバイパスを行うことにより、保守点検装置に
おいて前記3チャンネルの原子炉起動領域モニタについ
て同時に評価処理が行える。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。なお、上記した従来技術と同じ
構成部分については、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。第1実施の形態は請求項1乃至請求項6に係
り、原子炉起動領域モニタ装置は図1(a)の炉心配置
図と、図2(a)の炉心平面図に示すように、原子炉の
炉心1は図示しない燃料集合体と制御棒2で円筒状に形
成してある。
【0029】なお、この炉心1のほぼ円形の平面(横断
面)を、縦中心線5と横中心線6により4分割して、そ
れぞれを扇形の炉内区分7〜10とする。また、炉心1内
の制御棒2の間には、8個の原子炉起動領域モニタ検出
器3を配置しているが、ここで8個の原子炉起動領域モ
ニタ検出器3については、説明の便宜上で位置を明確に
するために符号A〜Hにても示す。
【0030】さらに、全8個の原子炉起動領域モニタ検
出器3について、前記炉内区分7〜10内で炉心1の周辺
には、原子炉起動領域モニタ検出器A,H,G,Bが1
個づつ配置され、中心近くには原子炉起動領域モニタ検
出器C,F,E,Dを1個づつ配置している。なお、こ
の8個の原子炉起動領域モニタ検出器A〜Hに対する供
給電源は、監視機能の信頼性を高めるために4系統とし
ており、炉中心からの放射線上で周辺と炉中心を越えた
中心近くの2個を1組として、同じ系統の電源に接続す
る。
【0031】すなわち、第1系統の電源から供給される
原子炉起動領域モニタ検出器3は、丸で示したA,Eと
する。また、第2系統の電源には、四角で示した原子炉
起動領域モニタ検出器B,Fが、第3系統の電源には、
三角で示した原子炉起動領域モニタ検出器C,Gが接続
され、さらに、第4系統の電源から供給される原子炉起
動領域モニタ検出器3は、菱形で示したD,Hとしてい
る。
【0032】これにより、炉心1内における8個の原子
炉起動領域モニタ検出器A〜Hは、炉内区分7に原子炉
起動領域モニタ検出器A,Cが、炉内区分8には原子炉
起動領域モニタ検出器H,F、炉内区分9に原子炉起動
領域モニタ検出器G,Eと、炉内区分10に原子炉起動領
域モニタ検出器B,Dが配置される。
【0033】この結果、各炉内区分7〜10では、ぞれぞ
れ周辺部と中心部の近くに1個づつ配分されると共に、
各周辺部のものと中心を越えた対称位置の炉内区分7〜
10で中心部の近くのものとが同じ電源系統に接続される
(請求項1,2)。これにより、各扇形の炉内区分7〜
10の原子炉起動領域モニタ検出器3は、互いに異なる4
系統の電源から供給がされることから、一つの炉内区分
に2つの供給電源が存在することになる(請求項5,
6)。
【0034】例えば炉内区分7に配置されている原子炉
起動領域モニタ検出器A及びCは、それぞれ第1系統及
び第3系統の異なる電源から供給される。炉内区分8に
配置されている原子炉起動領域モニタ検出器H及びF
は、それぞれ第4系統及び第2系統の異な電源から供給
されている。
【0035】また、炉内区分9に配置されている原子炉
起動領域モニタ検出器G及びEは、それぞれ第3系統及
び第1系統の異な電源から供給されていて、前記炉内区
分7における原子炉起動領域モニタ検出器A及びCと同
じ系統の電源から供給されている。しかし、同じ第1系
統の電源に接続される原子炉起動領域モニタ検出器A
が、炉内区分7において炉心1の周辺に配置しているの
に対して、原子炉起動領域モニタ検出器Eは対称位置の
炉内区分9の炉心1の中心近くに配置されている。
【0036】また、炉内区分9で炉心1の周辺に配置し
ている原子炉起動領域モニタ検出器Gの供給電源である
第3系統と同じ原子炉起動領域モニタ検出器Cは、前記
炉内区分7の炉心1の中心近くに配置されている。な
お、他の炉内区分8,10においても同様な配置と接続に
してあり、従って、原子炉起動領域モニタ検出器A,
C,E,Gと原子炉起動領域モニタ検出器B,D,F,
Hは、それぞれ異なる2種の電源系統で、この2組はそ
れぞれ炉心1内でほぼ直線状に配置され、互いにほぼ直
角でたすき状に交差している。
【0037】各原子炉起動領域モニタ検出器3について
は、随時その機能確認のために保守と点検を行うが、こ
れには全原子炉起動領域モニタ検出器A〜Hの8チャン
ネルに対して、原子炉出力監視系からその都度バイパス
させる必要がある。このバイパス手段としては、図1
(b)及び図2(b)の展開図に示すように、3個のバ
イパススイッチ11a〜11cが設けてある(請求項3,
4)。
【0038】前記バイパススイッチ11aは、原子炉起動
領域モニタ検出器A,Cの2チャンネルを、またバイパ
ススイッチ11bは、原子炉起動領域モニタ検出器B,
D,F,Hの4チャンネルを、さらに、バイパススイッ
チ11cは原子炉起動領域モニタ検出器E,Gの2チャン
ネルに対して1チャンネルだけバイパスができる。
【0039】すなわち、バイパススイッチ11aは炉内区
分7の原子炉起動領域モニタ検出器3を、バイパススイ
ッチ11bは炉内区分8と炉内区分10の原子炉起動領域モ
ニタ検出器3を、またバイパススイッチ11cは炉内区分
9の原子炉起動領域モニタ検出器3について切り替えを
行う。バイパススイッチ11a〜11c によるバイパスは、
同系統の電源に接続された原子炉起動領域モニタ検出器
A〜Hを、できるだけ同時に行えないように組合わせる
ことで、バイパス中における電源系統の喪失に対する信
頼性が向上する。
【0040】なお、このバイパススイッチ11aと11c
は、ニュートラルを除く2回路スイッチで、バイパスス
イッチ11bはニュートラルを除く4回路スイッチであ
る。通常時はレバーをニュートラル位置としておくこと
で、全原子炉起動領域モニタ検出器3をバイパスせず
に、全検出信号が図示しない原子炉出力監視装置に伝達
されるように構成している。
【0041】これにより、本発明の原子炉起動領域モニ
タ装置による作用と効果の条件は、図2(a)の監視範
囲a〜h(点線円弧の内側)で示すように、少なくとも
炉心1の半径の監視能力を備える8個の原子炉起動領域
モニタ検出器3を、バイパスなしの場合と、最大3チャ
ンネルをバイパスした場合のいずれも、全制御棒2の位
置における原子炉出力が支障なく監視できるように炉心
1内に配置されることになる。
【0042】次に、上記構成による作用について説明す
る。少なくとも監視能力が炉心1の半径である8個の原
子炉起動領域モニタ検出器3(A〜H)を、前記図1
(a)及び図2(a)に示すように、炉心1の周辺と中
心近くにそれぞれ4個づつ配置すると共に、炉中心より
放射線上の2個を4組として4系統の異なる電源から供
給を行う。
【0043】これにより、前記図1(b)及び図2
(b)に示すように、全原子炉起動領域モニタ検出器A
〜Hの保守点検に際して、原子炉起動時における原子力
出力監視系より、原子炉起動領域モニタ検出器A〜Hを
バイパスするためのバイパススイッチ11a〜11cを3個
設けることができる。
【0044】通常時の原子炉起動時における原子力出力
監視系による炉出力監視は、前記図2の監視範囲a〜h
(点線円弧の内側)に示すように、全原子炉起動領域モ
ニタ検出器A〜Hによる8チャンネルの検出信号が全て
図示しない原子力出力監視装置に出力されて、全制御棒
2に対する炉出力監視が行われる。
【0045】また、原子炉起動領域モニタ検出器A〜H
の機能確認等のための保守点検に際しては、バイパスス
イッチ11a〜11cを切り替えることにより、炉出力の監
視機能に支障なく所望の原子炉起動領域モニタ検出器A
〜Hを原子力出力監視系からバイパスして、当該原子炉
起動領域モニタ検出器A〜Hの各チャンネルについての
保守点検を随時行うことができる。
【0046】本発明では、8個の原子炉起動領域モニタ
検出器3に対して、バイパススイッチ11a〜11cを3個
設けたことから、同時に最大3チャンネルのバイパスが
できるので、全8個の原子炉起動領域モニタ検出器3に
対する保守点検に要する時間が短縮できて作業効率が高
い。なお、保守点検等による原子炉起動領域モニタ検出
器3のバイパス中における、炉心1内の全制御棒2に対
する炉出力監視については、例として最大バイパスであ
る同時に3チャンネルをバイパスした場合を次に示す。
【0047】図2(b)に示すように、3個のバイパス
スイッチ11a〜11cにより、それぞれ原子炉起動領域モ
ニタ検出器C,D,Gの3チャンネルをパイパスする
と、図2(a)に示すように、全制御棒2は残りの原子
炉起動領域モニタ検出器A,B,E,F,Hからの5チ
ャンネルの検出信号により監視される。
【0048】この時の5チャンネルの検出信号は、その
監視範囲a,b,e,f,hにより、全制御棒2に対す
る炉出力監視は支障なく行われる。なお、この時の電源
供給は、第1系統乃至第4系統の4系統の電源の中で、
原子炉起動領域モニタ検出器C,Gに供給する第3系統
の電源が喪失した場合と同様の状態であり、第1系統と
第2系統及び第4系統の3電源から供給される。
【0049】次に、上記の炉出力監視に係り原子炉起動
領域モニタ検出器3について、保守点検のために最大3
チャンネルをパイパス中に、何らかの理由で電源系統に
喪失が生じた場合の数例について説明する。先ず、4つ
の電源系統の内で、第1系統の電源が喪失したと仮定す
ると、前記バイパス中の原子炉起動領域モニタ検出器
C,D,Gに加えて、原子炉起動領域モニタ検出器A,
Eの2チャンネルの機能が停止することになる。
【0050】この場合でも、健全な第2系統と第4系統
の2電源による原子炉起動領域モニタ検出器B,F,H
の3チャンネルの検出信号による監視範囲b,f,hで
全制御棒2に対する炉出力監視が十分に実施できる。さ
らに、第1系統に代わり第2系統の電源が喪失したと仮
定すると、前記バイパス中の原子炉起動領域モニタ検出
器C,D,Gに加えて、原子炉起動領域モニタ検出器
B,Fの2チャンネルが機能停止することになる。
【0051】この場合でも、健全な第1系統と第4系統
の2電源による原子炉起動領域モニタ検出器A,H,E
の3チャンネルの検出信号による監視範囲a,h,eで
全制御棒2に対する炉出力監視が行える。また、第2系
統に代わり第4系統の電源が喪失した場合には、前記バ
イパス中の原子炉起動領域モニタ検出器C,D,Gに加
えて、原子炉起動領域モニタ検出器Hの1チャンネルが
機能停止する。
【0052】この場合には、健全な第1系統と第2系統
の2電源による原子炉起動領域モニタ検出器A,B,
E,Fの4チャンネルの検出信号による監視範囲a,
b,e,fで全制御棒2に対する炉出力監視が実施され
る。
【0053】次に、第1系統乃至第4系統の全4電源が
健全で、3個のバイパススイッチ11a〜11cにより、そ
れぞれ原子炉起動領域モニタ検出器A,F,Eの3チャ
ンネルをパイパスしたとすると、図2(a)に示すよう
に、全制御棒2は残りの原子炉起動領域モニタ検出器
B,C,D,G,Hからの5チャンネルの検出信号によ
り監視される。
【0054】この時の5チャンネルの検出信号では、監
視範囲b,c,d,g,hであることから、全制御棒2
に対する炉出力監視は支障なく行われる。なお、この状
態は、4系統の電源中で第1系統の電源が喪失した場合
と同様の状態である。
【0055】この最大3チャンネルのパイパス中に何ら
かの理由で、第2系統の電源が喪失したと仮定すると、
前記バイパス中の原子炉起動領域モニタ検出器A,F,
Eに加えて、原子炉起動領域モニタ検出器Bの1チャン
ネルが機能停止することになる。この場合でも、健全な
第3系統と第4系統の2電源による原子炉起動領域モニ
タ検出器C,D,G,Hの4チャンネルの検出信号によ
る監視範囲c,d,g,hで全制御棒2に対する炉出力
監視が十分に実施できる。
【0056】さらに、第2系統に代わり第3系統の電源
が喪失したと仮定すると、前記バイパス中の原子炉起動
領域モニタ検出器A,F,Eに加えて、原子炉起動領域
モニタ検出器C,Gの2チャンネルが機能停止すること
になる。この場合でも、健全な第2系統と第4系統の2
電源による原子炉起動領域モニタ検出器B,D,Hの3
チャンネルの検出信号による監視範囲b,d,hで全制
御棒2に対する炉出力監視が行える。
【0057】なお、第3系統に代わり第4系統の電源が
喪失した場合には、前記バイパス中の原子炉起動領域モ
ニタ検出器A,F,Eに加えて、原子炉起動領域モニタ
検出器D,Hの2チャンネルが機能停止する。この場合
には、健全な第2系統と第3系統の電源による原子炉起
動領域モニタ検出器B,C,Gの3チャンネルの検出信
号による監視範囲b,c,gで全制御棒2に対する炉出
力監視が実施される。
【0058】原子炉起動領域モニタ検出器3のバイパス
は行わずに、原子炉起動出力の監視をしている際の監視
では、前記図1(a)及び図2(a)に示すように、8
個の原子炉起動領域モニタ検出器3は、いずれも、監視
能力が少なくとも炉心1の半径である。
【0059】この、原子炉起動領域モニタ検出器3をほ
ぼ円形の平面(横断面)の炉心1の周辺と、中心近くに
それぞれ4個づつ配置すると共に、炉心1の周辺と炉中
心からの放射線上で中心を越えた対称位置の原子炉起動
領域モニタ検出器3を2個を1組として、4組に対して
4系統の電源から個別に電源供給が行われている。
【0060】これにより、各原子炉起動領域モニタ検出
器A〜Hは、監視範囲a〜h(点線円弧の内側)になる
ので、4つの系統のいずれの電源の場合にも、2個の原
子炉起動領域モニタ検出器3により、炉心1における全
制御棒2に対する監視が可能である。
【0061】すなわち、第1系統の電源の場合は原子炉
起動領域モニタ検出器AとEで、第2系統の電源の場合
には原子炉起動領域モニタ検出器BとFで、また第3系
統の電源の場合は原子炉起動領域モニタ検出器CとG
で、第4系統の電源の場合は原子炉起動領域モニタ検出
器DとHのいずれかで、全制御棒2に対する監視ができ
る。
【0062】これにより、何らかの理由により1乃至3
つの系統の電源が喪失した場合にも、支障なく原子炉起
動領域での炉出力監視が可能であり、2つの系統、3つ
の系統、及び全4つの系統の電源が正常の時には、その
正常な系統数に従って、さらに信頼性が高くなる。な
お、上記した原子炉起動領域モニタ検出器A〜Hと第1
系統乃至第4系統の電源の組み合わせは、他の組合せと
しても上記と同様な作用が得られるものである。
【0063】以上のことから本発明では、下記の条件を
満たすことが可能となる。 (1) 通常時又はバイパス時のいずれの状態でも、全制御
棒2が異なる電源系統の少なくとも2個の原子炉起動領
域モニタ検出器3を中心として、その半径が炉心1の半
径と同一の円内にあること。
【0064】(2) 通常時又はバイパス時のいずれの状態
でも、炉心1を4分割した扇形内の制御棒2が、少なく
とも1個の原子炉起動領域モニタ検出器3を中心とし
て、その半径が炉心の半径と同一の円内にあること。 (3) どの1つの電源系統が喪失しても、最大バイパスの
状態において、全制御棒2が少なくとも1個の原子炉起
動領域モニタ検出器3を中心として、その半径が炉心1
の半径と同一の円内にあること。
【0065】第2実施の形態は請求項7に係り、図3の
点検系統図に示すように、炉心1内の多数の制御棒2の
間に配置した2個づつに第1系統乃至第4系統の4つの
系統から電源が供給される8個の原子炉起動領域モニタ
検出器A〜Hは、2チャンネルを2組、4チャンネルを
1組にまとめている。この3組とした原子炉起動領域モ
ニタ検出器A〜Hは、3個のバイパススイッチ11a〜11
cを介して、同時に3チャンネルの原子炉起動領域モニ
タ系の保守点検が可能な保守点検装置12に接続して構成
されている。
【0066】上記構成による作用としては、2個づつ異
なる4系統から電源が供給される8個の原子炉起動領域
モニタ検出器3に対して、通常は4個のバイパススイッ
チを使用するところを、1個削減した3個のバイパスス
イッチ11a〜11cによりバイパスを行う。
【0067】保守点検の実施に際しては、バイパススイ
ッチ11aにより原子炉起動領域モニタ検出器A又はC
を、またバイパススイッチ11bで、原子炉起動領域モニ
タ検出器B又はDとF及びHを、さらにバイパススイッ
チ11cにより、原子炉起動領域モニタ検出器E又はGに
ついてバイパスをする。
【0068】先ず、原子炉起動領域モニタ検出器A,
D,Gの3個を選択すると、この3チャンネルが図示し
ない原子炉出力監視系からバイパスされて保守点検装置
12に接続される。これにより保守点検装置12において、
原子炉起動領域モニタ検出器A,D,Gの3チャンネル
からの検出信号による保守点検処理が同時に行われる。
【0069】次に、再び前記バイパススイッチ11a〜11
cを切り替えることにより、原子炉起動領域モニタ検出
器C,F,Eの3個をバイパスして、この3チャンネル
を同時に保守点検する。この後は、2個のバイパススイ
ッチ11a,11cをニュートラルに戻すと共に、バイパス
スイッチ11bにより、原子炉起動領域モニタ検出器Bと
Hをバイパスして、1チャンネルづつ保守点検を行う。
【0070】なお、バイパススイッチ11a〜11cは、ニ
ュートラル位置にしておくことにより、原子炉起動領域
モニタ検出器3はバイパスされずに、その検出信号は全
て図示しない原子炉出力監視系に出力される。本発明に
よれば、保守点検作業が3チャンネルを同時に実施でき
るので、全8チャンネルの原子炉起動領域モニタ検出器
3が、短時間に行うことがてきると共に、上記第1実施
例でも述べたように原子炉出力監視系における炉出力監
視に支障を与えないことから信頼性と保守点検の効率が
向上する。
【0071】
【発明の効果】以上本発明の原子炉起動領域モニタ装置
によれば、原子炉内に配置した8個の原子炉起動領域モ
ニタ検出器と、3個のバイパススイッチ及び4つの異な
る電源系統の適切な配置及び接続により、少ない機器で
最大3チャンネルをバイパスして、効率の高い保守点検
を可能とすると共に、バイパス中の供給電源の喪失に際
しても、原子炉起動に際して高い信頼性の炉出力監視が
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態の原子炉起動領域
モニタ装置で、(a)は炉心における原子炉起動領域モ
ニタ検出器等の配置図、(b)はバイパススイッチの展
開図。
【図2】本発明に係る第1実施の形態の原子炉起動領域
モニタ装置で、(a)は炉心平面図、(b)はバイパス
スイッチの展開図。
【図3】本発明に係る第1実施の形態の原子炉起動領域
モニタ装置の点検系統図。
【図4】従来の原子炉起動領域モニタ装置で、(a)は
炉心平面図、(b)はバイパススイッチの展開図。
【符号の説明】
1…炉心、2…制御棒、3,A〜H…原子炉起動領域モ
ニタ検出器、4a,4b,11a〜11c…バイパススイッ
チ、5…縦中心線、6…横中心線、7〜10…炉内区分、
12…保守点検装置、a〜h…原子炉起動領域モニタ検出
器の監視範囲(点線円弧の内側)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉の炉心内に少なくとも炉心半径の
    監視能力を備えた8個の原子炉起動領域モニタ検出器を
    炉心の周辺及び中心近くに4個づつ配置して、炉中心か
    らの放射線上で周辺と炉中心を越えた中心近くの2個を
    1組として4系統の異なる電源に接続すると共に、前記
    全原子炉起動領域モニタ検出器を3組に分けて3個のバ
    イパススイッチに接続したことを特徴とする原子炉起動
    領域モニタ装置。
  2. 【請求項2】 前記炉心内に配置した8個の原子炉起動
    領域モニタ検出器で、少なくとも2個の原子炉起動領域
    モニタ検出器を系統の異なる電源に接続すると共に、こ
    の系統の異なる電源に接続した各2個の原子炉起動領域
    モニタ検出器により、炉心全平面を監視範囲としたこと
    を特徴とする請求項1記載の原子炉起動領域モニタ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記炉心内に配置した8個の原子炉起動
    領域モニタ検出器に供給する電源を異なる4系統とする
    と共に、全原子炉起動領域モニタ検出器を2チャンネル
    2組と4チャンネル1組みに分けて3個のバイパススイ
    ッチに接続したことを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の原子炉起動領域モニタ装置。
  4. 【請求項4】 前記3個のバイパススイッチが、ニュー
    トラルを除く2回路スイッチが2個と同じくニュートラ
    ルを除く4回路スイッチが1個であることを特徴とする
    請求項1又は請求項3記載の原子炉起動領域モニタ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記炉心内に配置した8個の原子炉起動
    領域モニタ検出器の少なくとも1個により、炉心全平面
    を4分割した扇形の炉内区分の一つを監視範囲としたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の原子炉起動
    領域モニタ装置。
  6. 【請求項6】 前記3個のバイパススイッチによる原子
    炉起動領域モニタ検出器のバイパス中に前記4系統の異
    なる電源の内でいずれか一つが喪失しても、健全な系統
    の電源に接続された原子炉起動領域モニタ検出器により
    炉心全平面を監視範囲としたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5記載の原子炉起動領域モニタ装置。
  7. 【請求項7】 前記3個のバイパススイッチに、同時に
    3チャンネルの原子炉起動領域モニタの保守点検が可能
    な保守点検装置を接続したことを特徴とする請求項1乃
    至請求項6記載の原子炉起動領域モニタ装置。
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