JPH09243289A - 取付ブラケット付熱交換器 - Google Patents
取付ブラケット付熱交換器Info
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- JPH09243289A JPH09243289A JP4866196A JP4866196A JPH09243289A JP H09243289 A JPH09243289 A JP H09243289A JP 4866196 A JP4866196 A JP 4866196A JP 4866196 A JP4866196 A JP 4866196A JP H09243289 A JPH09243289 A JP H09243289A
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- Japan
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- headers
- mounting bracket
- heat exchanger
- mounting
- pair
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/001—Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
- F28F9/002—Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッダ１ａ、１ｂに対する取付ブラケット１
５、１５の取付角度を調節自在とする事で、部品の共通
化を図り、コストを削減する。 【構成】 取付ブラケット１５、１５を設けた蓋板１
４、１４は、ろう付け前にはヘッダ１ａ、１ｂに対して
回転自在である。そこで、上記各取付ブラケット１５、
１５を所望方向に向けた状態でろう付け作業を行なう。
５、１５の取付角度を調節自在とする事で、部品の共通
化を図り、コストを削減する。 【構成】 取付ブラケット１５、１５を設けた蓋板１
４、１４は、ろう付け前にはヘッダ１ａ、１ｂに対して
回転自在である。そこで、上記各取付ブラケット１５、
１５を所望方向に向けた状態でろう付け作業を行なう。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明に係る取付ブラケット付
熱交換器は、例えば自動車用空調機を構成するコンデン
サとして利用する。
熱交換器は、例えば自動車用空調機を構成するコンデン
サとして利用する。
【０００２】
【従来の技術】自動車用空調機に組み込み、コンプレッ
サで圧縮されて温度上昇した冷媒を放熱して凝縮液化さ
せる為のコンデンサが、例えば特開平４−３２４０９４
号公報等に記載されている様に、従来から広く知られて
いる。図５〜６は、コンデンサとして従来から一般的に
使用されているアルミニウム合金製の熱交換器を示して
いる。先ず、この従来構造に就いて説明する。左右１対
のヘッダ１ａ、１ｂは、互いに間隔をあけて平行に配置
されている。これら各ヘッダ１ａ、１ｂは、それぞれア
ルミニウム合金により円管状に造られて、蓋板によりそ
れぞれの上下両端部を塞がれている。各ヘッダ１ａ、１
ｂの側面で互いに対向する部分には、それぞれがスリッ
ト状である複数の通孔（図示せず）を形成しており、各
通孔の内側にそれぞれ伝熱管２、２の長さ方向両端部
を、がたつきなく挿入している。これら各伝熱管２、２
は、それぞれがアルミニウム合金製の板材により扁平管
状に形成されている。又、隣り合う伝熱管２、２の間に
はフィン３、３を挟持している。このフィン３、３は、
それぞれがアルミニウム合金製の薄板を波形に形成して
成るコルゲート型のものである。
サで圧縮されて温度上昇した冷媒を放熱して凝縮液化さ
せる為のコンデンサが、例えば特開平４−３２４０９４
号公報等に記載されている様に、従来から広く知られて
いる。図５〜６は、コンデンサとして従来から一般的に
使用されているアルミニウム合金製の熱交換器を示して
いる。先ず、この従来構造に就いて説明する。左右１対
のヘッダ１ａ、１ｂは、互いに間隔をあけて平行に配置
されている。これら各ヘッダ１ａ、１ｂは、それぞれア
ルミニウム合金により円管状に造られて、蓋板によりそ
れぞれの上下両端部を塞がれている。各ヘッダ１ａ、１
ｂの側面で互いに対向する部分には、それぞれがスリッ
ト状である複数の通孔（図示せず）を形成しており、各
通孔の内側にそれぞれ伝熱管２、２の長さ方向両端部
を、がたつきなく挿入している。これら各伝熱管２、２
は、それぞれがアルミニウム合金製の板材により扁平管
状に形成されている。又、隣り合う伝熱管２、２の間に
はフィン３、３を挟持している。このフィン３、３は、
それぞれがアルミニウム合金製の薄板を波形に形成して
成るコルゲート型のものである。
【０００３】更に、上記１対のヘッダ１ａ、１ｂのうち
の一方（図５〜６の右方）のヘッダ１ａの上部には、こ
のヘッダ１ａ内に冷媒蒸気を送り込む為の送り込みブラ
ケット４を、同じく下部には、液状冷媒を取り出す為の
取り出しブラケット５を、それぞれ設けている。上記各
ヘッダ１ａ、１ｂ内は、図示しない隔壁により複数の室
に分割している。従って上記送り込みブラケット４に設
けた送り込みポートを通じて上記一方のヘッダ１ａの上
部に送り込まれた冷媒は、上記各伝熱管２、２を通じて
上記１対のヘッダ１ａ、１ｂ同士を間を行き来しつつ上
記一方のヘッダ１ａの下部に達し、上記取り出しブラケ
ット５に設けた取り出しポートから取り出される。尚、
１対のヘッダ１ａ、１ｂのうち、一方のヘッダ１ａ（１
ｂ）に送り込みブラケット４を、他方のヘッダ１ｂ（１
ａ）に取り出しブラケット５を、それぞれ設けた構造の
ものもある。
の一方（図５〜６の右方）のヘッダ１ａの上部には、こ
のヘッダ１ａ内に冷媒蒸気を送り込む為の送り込みブラ
ケット４を、同じく下部には、液状冷媒を取り出す為の
取り出しブラケット５を、それぞれ設けている。上記各
ヘッダ１ａ、１ｂ内は、図示しない隔壁により複数の室
に分割している。従って上記送り込みブラケット４に設
けた送り込みポートを通じて上記一方のヘッダ１ａの上
部に送り込まれた冷媒は、上記各伝熱管２、２を通じて
上記１対のヘッダ１ａ、１ｂ同士を間を行き来しつつ上
記一方のヘッダ１ａの下部に達し、上記取り出しブラケ
ット５に設けた取り出しポートから取り出される。尚、
１対のヘッダ１ａ、１ｂのうち、一方のヘッダ１ａ（１
ｂ）に送り込みブラケット４を、他方のヘッダ１ｂ（１
ａ）に取り出しブラケット５を、それぞれ設けた構造の
ものもある。
【０００４】又、上記伝熱管２、２とフィン３、３とか
ら成るコア部６の上下両側縁にはサイドサポート７、７
を設け、各サイドサポート７、７の長さ方向両端部を上
記各ヘッダ１ａ、１ｂに接合して、上記コア部６の補強
を図っている。上記フィン３、３は、上下方向両端の伝
熱管２、２の外側面と各サイドサポート７、７との間に
も設けている。更に、図５〜６に示した構造では、他方
（図５〜６の左方）のヘッダ１ｂにリキッドタンク８を
設け、このリキッドタンク８を、上記送り込みポートと
取り出しポートとを連通させる冷媒通路の途中に、この
冷媒通路に対して直列に設けている。上記送り込みポー
トから送り込まれた高温・高圧の冷媒は、上記コア部６
を構成する複数本の伝熱管２、２内を通過する間にコア
部６を通過する空気との間で熱交換を行なって凝縮・液
化して、一度上記リキッドタンク８内に溜められる。更
にこのリキッドタンク８内に溜められた液状冷媒は、残
りの伝熱管２、２を通じて他方のタンク１ｂから一方の
タンク１ａに流れ、その間に空気との間で熱交換を行な
って過冷却されてから、上記取り出しポートより取り出
される。
ら成るコア部６の上下両側縁にはサイドサポート７、７
を設け、各サイドサポート７、７の長さ方向両端部を上
記各ヘッダ１ａ、１ｂに接合して、上記コア部６の補強
を図っている。上記フィン３、３は、上下方向両端の伝
熱管２、２の外側面と各サイドサポート７、７との間に
も設けている。更に、図５〜６に示した構造では、他方
（図５〜６の左方）のヘッダ１ｂにリキッドタンク８を
設け、このリキッドタンク８を、上記送り込みポートと
取り出しポートとを連通させる冷媒通路の途中に、この
冷媒通路に対して直列に設けている。上記送り込みポー
トから送り込まれた高温・高圧の冷媒は、上記コア部６
を構成する複数本の伝熱管２、２内を通過する間にコア
部６を通過する空気との間で熱交換を行なって凝縮・液
化して、一度上記リキッドタンク８内に溜められる。更
にこのリキッドタンク８内に溜められた液状冷媒は、残
りの伝熱管２、２を通じて他方のタンク１ｂから一方の
タンク１ａに流れ、その間に空気との間で熱交換を行な
って過冷却されてから、上記取り出しポートより取り出
される。
【０００５】上述の様に構成され作用する熱交換器９を
コンデンサとして使用する場合、エンジンルームの最前
部等、冷却用の空気を流通させ易い場所で、自動車の車
体に取り付ける。この様に熱交換器９を車体に取り付け
るには、図５に示す様に、熱交換器９を複数の支持ブラ
ケット１０ａ、１０ｂにより直接車体に結合したり、或
は図６に示す様に、やはり複数の支持ブラケット１１
ａ、１１ｂにより、コンデンサとして機能する熱交換器
９を、別途車体に支持されたラジエータ１２の前面に結
合する。
コンデンサとして使用する場合、エンジンルームの最前
部等、冷却用の空気を流通させ易い場所で、自動車の車
体に取り付ける。この様に熱交換器９を車体に取り付け
るには、図５に示す様に、熱交換器９を複数の支持ブラ
ケット１０ａ、１０ｂにより直接車体に結合したり、或
は図６に示す様に、やはり複数の支持ブラケット１１
ａ、１１ｂにより、コンデンサとして機能する熱交換器
９を、別途車体に支持されたラジエータ１２の前面に結
合する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】図５〜６に示した構造
を含め、従来から知られている熱交換器９は、車体或は
ラジエータ１２に支持する為に専用の支持ブラケットを
必要とする他、熱交換器９自体も、取り付けるべき車体
或はラジエータ１２の構造に対応した構造に造る必要が
あった。この為、異なる車種の間で熱交換器９の共通化
を図りにくく、製造作業や部品管理作業の繁雑化により
コストを高くする原因となっている。本発明の取付ブラ
ケット付熱交換器は、この様な原因に基づくコスト高を
是正すべく発明したものである。
を含め、従来から知られている熱交換器９は、車体或は
ラジエータ１２に支持する為に専用の支持ブラケットを
必要とする他、熱交換器９自体も、取り付けるべき車体
或はラジエータ１２の構造に対応した構造に造る必要が
あった。この為、異なる車種の間で熱交換器９の共通化
を図りにくく、製造作業や部品管理作業の繁雑化により
コストを高くする原因となっている。本発明の取付ブラ
ケット付熱交換器は、この様な原因に基づくコスト高を
是正すべく発明したものである。
【０００７】
【課題を解決する為の手段】本発明の取付ブラケット付
熱交換器は、前述した従来の熱交換器と同様に、それぞ
れがアルミニウム合金により円管状に造られ、互いに間
隔をあけて配置された１対のヘッダと、各ヘッダの側面
で互いに対向する部分に形成された、それぞれがスリッ
ト状である複数の通孔と、それぞれがアルミニウム合金
により扁平管状に形成され、各通孔の内側にそれぞれの
両端部をがたつきなく挿入された複数本の伝熱管と、そ
れぞれがアルミニウム合金製の薄板を波形に形成して成
り、隣り合う伝熱管の間に挟持されたフィンと、上記１
対のヘッダの両端開口部を塞ぐ蓋板と、これら１対のヘ
ッダを固定の部分に支持固定する為の複数の取付ブラケ
ットとを備える。特に、本発明の取付ブラケット付熱交
換器に於いては、上記各蓋板は、上記各ヘッダの開口端
部に回転自在に嵌合する円板に造られたものであり、上
記各取付ブラケットは上記各蓋板の外面に固設されたも
のである。そして、これら各蓋板は上記各ヘッダの開口
端部に、上記各取付ブラケットを所定方向に向けた状態
でろう付け結合されている。
熱交換器は、前述した従来の熱交換器と同様に、それぞ
れがアルミニウム合金により円管状に造られ、互いに間
隔をあけて配置された１対のヘッダと、各ヘッダの側面
で互いに対向する部分に形成された、それぞれがスリッ
ト状である複数の通孔と、それぞれがアルミニウム合金
により扁平管状に形成され、各通孔の内側にそれぞれの
両端部をがたつきなく挿入された複数本の伝熱管と、そ
れぞれがアルミニウム合金製の薄板を波形に形成して成
り、隣り合う伝熱管の間に挟持されたフィンと、上記１
対のヘッダの両端開口部を塞ぐ蓋板と、これら１対のヘ
ッダを固定の部分に支持固定する為の複数の取付ブラケ
ットとを備える。特に、本発明の取付ブラケット付熱交
換器に於いては、上記各蓋板は、上記各ヘッダの開口端
部に回転自在に嵌合する円板に造られたものであり、上
記各取付ブラケットは上記各蓋板の外面に固設されたも
のである。そして、これら各蓋板は上記各ヘッダの開口
端部に、上記各取付ブラケットを所定方向に向けた状態
でろう付け結合されている。
【０００８】
【作用】上述の様に構成される本発明の取付ブラケット
付熱交換器によれば、同種の部品を組み立てて造る熱交
換器であっても、蓋板を各ヘッダの開口端部にろう付け
結合する際の方向を変えるのみで、取付ブラケットの方
向を任意に変えられる。従って、多種類の部品を用意し
なくても、熱交換器を取り付けるべき車体或は熱交換器
の構造に応じて適切な取付ブラケットを各ヘッダに固設
する事ができる。この結果、取付ブラケット付熱交換器
のコスト低減を図れる。
付熱交換器によれば、同種の部品を組み立てて造る熱交
換器であっても、蓋板を各ヘッダの開口端部にろう付け
結合する際の方向を変えるのみで、取付ブラケットの方
向を任意に変えられる。従って、多種類の部品を用意し
なくても、熱交換器を取り付けるべき車体或は熱交換器
の構造に応じて適切な取付ブラケットを各ヘッダに固設
する事ができる。この結果、取付ブラケット付熱交換器
のコスト低減を図れる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１〜３は、本発明の実施の形態
の１例を示している。尚、本発明の特徴は、同じ部品を
組み立てて造り、しかもヘッダ１ａ、１ｂの上下両端部
に固設する取付ブラケット１５、１５の方向を任意に選
択自在とする点にある。その他の部分の構成及び作用
は、前述した従来構造と同様であるから、同等部分に関
しては前記図５〜６と同一符号を付して重複する説明を
省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心
に説明する。
の１例を示している。尚、本発明の特徴は、同じ部品を
組み立てて造り、しかもヘッダ１ａ、１ｂの上下両端部
に固設する取付ブラケット１５、１５の方向を任意に選
択自在とする点にある。その他の部分の構成及び作用
は、前述した従来構造と同様であるから、同等部分に関
しては前記図５〜６と同一符号を付して重複する説明を
省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心
に説明する。
【００１０】それぞれがアルミニウム合金により円管状
に造られた１対のヘッダ１ａ、１ｂの上下両端開口部に
は、パッチエンドと呼ばれる、図３に示す様な円板状の
蓋板１４を内嵌し、各蓋板１４の外周縁と上記各ヘッダ
１ａ、１ｂの上下両端部内周縁とを、気密且つ液密にろ
う付けしている。この為、上記各ヘッダ１ａ、１ｂを構
成する板材の内周面と上記各蓋板１４の上下面との少な
くとも１個の面には、ろう材を積層している。又、上記
各蓋板１４の外面、即ち上記各ヘッダ１ａ、１ｂの上端
開口部に内嵌した蓋板１４の上面並びに上記各ヘッダ１
ａ、１ｂの下端開口部に内嵌した蓋板１４の下面とに
は、これら１対のヘッダ１ａ、１ｂを、車体やラジエー
タ１２（図６）等の固定の部分に支持固定する為の取付
ブラケット１５、１５を固定している。各蓋板１４に取
付ブラケット１５を固定する方法は特に問わないが、削
り出し、鍛造、鋳造等の一体成形、或は溶接等の方法を
採用できる。
に造られた１対のヘッダ１ａ、１ｂの上下両端開口部に
は、パッチエンドと呼ばれる、図３に示す様な円板状の
蓋板１４を内嵌し、各蓋板１４の外周縁と上記各ヘッダ
１ａ、１ｂの上下両端部内周縁とを、気密且つ液密にろ
う付けしている。この為、上記各ヘッダ１ａ、１ｂを構
成する板材の内周面と上記各蓋板１４の上下面との少な
くとも１個の面には、ろう材を積層している。又、上記
各蓋板１４の外面、即ち上記各ヘッダ１ａ、１ｂの上端
開口部に内嵌した蓋板１４の上面並びに上記各ヘッダ１
ａ、１ｂの下端開口部に内嵌した蓋板１４の下面とに
は、これら１対のヘッダ１ａ、１ｂを、車体やラジエー
タ１２（図６）等の固定の部分に支持固定する為の取付
ブラケット１５、１５を固定している。各蓋板１４に取
付ブラケット１５を固定する方法は特に問わないが、削
り出し、鍛造、鋳造等の一体成形、或は溶接等の方法を
採用できる。
【００１１】又、上記各蓋板１４の外周縁は正円筒形と
しており、上記各ヘッダ１ａ、１ｂの内周面形状は、少
なくとも上下両端開口部に於いて正円筒形としている。
従って上記各蓋板１４は、上記各ヘッダ１ａ、１ｂの上
下両端開口端部に内嵌した後、ろう付け前に於いては、
これら各ヘッダ１ａ、１ｂに対して回転自在である。そ
して、これら各蓋板１４、１４は、上記各取付ブラケッ
ト１５、１５を所定方向に向けた状態で、上記各ヘッダ
１ａ、１ｂの上下両端部にろう付け結合されている。
しており、上記各ヘッダ１ａ、１ｂの内周面形状は、少
なくとも上下両端開口部に於いて正円筒形としている。
従って上記各蓋板１４は、上記各ヘッダ１ａ、１ｂの上
下両端開口端部に内嵌した後、ろう付け前に於いては、
これら各ヘッダ１ａ、１ｂに対して回転自在である。そ
して、これら各蓋板１４、１４は、上記各取付ブラケッ
ト１５、１５を所定方向に向けた状態で、上記各ヘッダ
１ａ、１ｂの上下両端部にろう付け結合されている。
【００１２】上述の様に構成される本発明の取付ブラケ
ット付熱交換器によれば、同種の部品を組み立てて一体
ろう付け接合する事により造る熱交換器であっても、上
記各蓋板１４、１４を上記各ヘッダ１ａ、１ｂの上下両
端開口部にろう付け結合する際の方向を変えるのみで、
取付ブラケット１５、１５の方向を任意に変えられる。
従って、多種類の部品を用意しなくても、熱交換器を取
り付けるべき車体或はラジエータ１２の構造に応じて適
切な取付ブラケット１５、１５を、上記各ヘッダ１ａ、
１ｂの上下両端部に固設する事ができる。
ット付熱交換器によれば、同種の部品を組み立てて一体
ろう付け接合する事により造る熱交換器であっても、上
記各蓋板１４、１４を上記各ヘッダ１ａ、１ｂの上下両
端開口部にろう付け結合する際の方向を変えるのみで、
取付ブラケット１５、１５の方向を任意に変えられる。
従って、多種類の部品を用意しなくても、熱交換器を取
り付けるべき車体或はラジエータ１２の構造に応じて適
切な取付ブラケット１５、１５を、上記各ヘッダ１ａ、
１ｂの上下両端部に固設する事ができる。
【００１３】例えば、上記各ヘッダ１ａ、１ｂをこれら
各ヘッダ１ａ、１ｂの上方及び下方で車体に支持固定す
る場合には、図１に示す様に、上記各取付ブラケット１
５、１５をコア部６に対して平行に設ける。そして、こ
れら各取付ブラケット１５、１５に形成した取付孔１
６、１６に連結板１７、１７の上端部又は下端部を、図
示しないボルトとナットとにより連結固定する。更に、
これら各連結板１７、１７の下端部又は上端部に装着し
た弾性ブッシュ１８、１８を挿通したボルト（図示せ
ず）を車体側に設けたねじ孔に螺合させる等により、上
記各ヘッダ１ａ、１ｂの上下両端部を、上記各蓋板１
４、１４と取付ブラケット１５、１５と連結板１７、１
７と弾性ブッシュ１８、１８とを介して、車体に結合支
持する。
各ヘッダ１ａ、１ｂの上方及び下方で車体に支持固定す
る場合には、図１に示す様に、上記各取付ブラケット１
５、１５をコア部６に対して平行に設ける。そして、こ
れら各取付ブラケット１５、１５に形成した取付孔１
６、１６に連結板１７、１７の上端部又は下端部を、図
示しないボルトとナットとにより連結固定する。更に、
これら各連結板１７、１７の下端部又は上端部に装着し
た弾性ブッシュ１８、１８を挿通したボルト（図示せ
ず）を車体側に設けたねじ孔に螺合させる等により、上
記各ヘッダ１ａ、１ｂの上下両端部を、上記各蓋板１
４、１４と取付ブラケット１５、１５と連結板１７、１
７と弾性ブッシュ１８、１８とを介して、車体に結合支
持する。
【００１４】一方、上記各ヘッダ１ａ、１ｂをこれら各
ヘッダ１ａ、１ｂの上方及び下方でラジエータ１２の前
面に支持固定する場合には、図２に示す様に、上記各取
付ブラケット１５、１５をコア部６に対して直角方向に
設ける。そして、これら各取付ブラケット１５、１５に
形成した取付孔１６、１６に連結板１７、１７の前端部
を、図示しないボルトとナットとにより連結固定する。
更に、これら各連結板１７、１７の後端部に装着した弾
性ブッシュ１８、１８を挿通したボルト（図示せず）を
ラジエータ１２側に設けたナット等のねじ孔に螺合させ
る等により、上記各ヘッダ１ａ、１ｂの上下両端部を、
上記各蓋板１４、１４と取付ブラケット１５、１５と連
結板１７、１７と弾性ブッシュ１８、１８とを介して、
上記ラジエータ１２の前側に結合支持する。勿論、上記
各取付ブラケット１５、１５を、コア部６に対し傾斜し
た方向に固定する事もできる。
ヘッダ１ａ、１ｂの上方及び下方でラジエータ１２の前
面に支持固定する場合には、図２に示す様に、上記各取
付ブラケット１５、１５をコア部６に対して直角方向に
設ける。そして、これら各取付ブラケット１５、１５に
形成した取付孔１６、１６に連結板１７、１７の前端部
を、図示しないボルトとナットとにより連結固定する。
更に、これら各連結板１７、１７の後端部に装着した弾
性ブッシュ１８、１８を挿通したボルト（図示せず）を
ラジエータ１２側に設けたナット等のねじ孔に螺合させ
る等により、上記各ヘッダ１ａ、１ｂの上下両端部を、
上記各蓋板１４、１４と取付ブラケット１５、１５と連
結板１７、１７と弾性ブッシュ１８、１８とを介して、
上記ラジエータ１２の前側に結合支持する。勿論、上記
各取付ブラケット１５、１５を、コア部６に対し傾斜し
た方向に固定する事もできる。
【００１５】尚、図１〜３に示した例では、各取付ブラ
ケット１５、１５に取付孔１６、１６を形成している
が、取付ブラケット１５には、図４に示す様に、例えば
Ｕ字形の切り欠き１９を形成し、この切り欠き１９に弾
性ブッシュ１８を装着する事もできる。車体或はラジエ
ータへの装着時には、この弾性ブッシュ１８にボルトを
挿通する。
ケット１５、１５に取付孔１６、１６を形成している
が、取付ブラケット１５には、図４に示す様に、例えば
Ｕ字形の切り欠き１９を形成し、この切り欠き１９に弾
性ブッシュ１８を装着する事もできる。車体或はラジエ
ータへの装着時には、この弾性ブッシュ１８にボルトを
挿通する。
【００１６】
【発明の効果】本発明の取付ブラケット付熱交換器は、
以上に述べた通り構成され作用するので、異なる車種の
間で熱交換器の共通化を図り易くなり、製造作業や部品
管理作業の簡略化によりコストの低減を図れる。
以上に述べた通り構成され作用するので、異なる車種の
間で熱交換器の共通化を図り易くなり、製造作業や部品
管理作業の簡略化によりコストの低減を図れる。
【図１】本発明の実施の形態の１例を示す斜視図。
【図２】同じく装着状態の別例を示す斜視図。
【図３】取付ブラケットを装着した蓋体の第１例を示す
斜視図。
斜視図。
【図４】同じく第２例を示す斜視図。
【図５】従来構造の第１例を示す斜視図。
【図６】同じく第２例を示す斜視図。
１ａ、１ｂ ヘッダ ２ 伝熱管 ３ フィン ４ 送り込みブラケット ５ 取り出しブラケット ６ コア部 ７ サイドサポート ８ リキッドタンク ９ 熱交換器 １０ａ、１０ｂ、１１ａ、１１ｂ 支持ブラケット １２ ラジエータ １４ 蓋板 １５ 取付ブラケット １６ 取付孔 １７ 連結板 １８ 弾性ブッシュ １９ 切り欠き
Claims (3)
- 【請求項１】 それぞれがアルミニウム合金により円管
状に造られ、互いに間隔をあけて配置された１対のヘッ
ダと、各ヘッダの側面で互いに対向する部分に形成され
た、それぞれがスリット状である複数の通孔と、それぞ
れがアルミニウム合金により扁平管状に形成され、各通
孔の内側にそれぞれの両端部をがたつきなく挿入された
複数本の伝熱管と、それぞれがアルミニウム合金製の薄
板を波形に形成して成り、隣り合う伝熱管の間に挟持さ
れたフィンと、上記１対のヘッダの両端開口部を塞ぐ蓋
板と、これら１対のヘッダを固定の部分に支持固定する
為の複数の取付ブラケットとを備えた取付ブラケット付
熱交換器に於いて、上記各蓋板は、上記各ヘッダの開口
端部に回転自在に嵌合する円板状に造られたものであ
り、上記各取付ブラケットは上記各蓋板の外面に固設さ
れたものであり、これら各蓋板は上記各ヘッダの開口端
部に、上記各取付ブラケットを所定方向に向けた状態で
ろう付け結合されている事を特徴とする取付ブラケット
付熱交換器。 - 【請求項２】 取付ブラケットが、矩形の平板に取付孔
を形成したものである、請求項１に記載した取付ブラケ
ット付熱交換器。 - 【請求項３】 取付ブラケットが、矩形の平板にＵ字形
の切り欠きを形成したものである、請求項１に記載した
取付ブラケット付熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4866196A JPH09243289A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 取付ブラケット付熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4866196A JPH09243289A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 取付ブラケット付熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09243289A true JPH09243289A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12809536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4866196A Pending JPH09243289A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 取付ブラケット付熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09243289A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020061934A (ko) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | 한국델파이주식회사 | 자동차용 컨덴서 브라켓 |
| JP2007078306A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Denso Corp | クーリングモジュール |
| CN102886585A (zh) * | 2011-07-22 | 2013-01-23 | 常州市西屋自动化有限公司 | 换热器的管束定位工装及装配方法 |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP4866196A patent/JPH09243289A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020061934A (ko) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | 한국델파이주식회사 | 자동차용 컨덴서 브라켓 |
| JP2007078306A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Denso Corp | クーリングモジュール |
| CN102886585A (zh) * | 2011-07-22 | 2013-01-23 | 常州市西屋自动化有限公司 | 换热器的管束定位工装及装配方法 |
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