JPH09242828A - パイプ式ターンバックル胴およびその製造法 - Google Patents

パイプ式ターンバックル胴およびその製造法

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JPH09242828A
JPH09242828A JP7831796A JP7831796A JPH09242828A JP H09242828 A JPH09242828 A JP H09242828A JP 7831796 A JP7831796 A JP 7831796A JP 7831796 A JP7831796 A JP 7831796A JP H09242828 A JPH09242828 A JP H09242828A
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JP
Japan
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pipe
type turnbuckle
nut
pipe type
barrel
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Application number
JP7831796A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Harigai
義昭 針谷
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Individual
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/04Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts using additional rigid rings, sealing directly on at least one pipe end, which is flared either before or during the making of the connection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプに絞り加工およびねじ形成をする必要
のないパイプ式ターンバックル胴およびその製造法を提
供する。 【解決手段】 パイプ本体10の両端10a,10bに
外周に環状溝22を有するナット体20,20が挿入さ
れ、その環状溝22内にパイプ10の一部が押し込まれ
てパイプ本体10の両端10a,10bにナット体2
0,20が離脱不能に装着されてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパイプ式ターンバッ
クル胴およびその製造法に関する。さらに詳しくは、肉
厚の薄いパイプを使用できるパイプ式ターンバックル胴
およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図5に示すようにな厚肉パイ
プpの両端部に絞り加工を施し、ついで一方の絞り部内
面に、例えば右ねじmをタップにより形成し、他方の絞
り部内面に前記と反対の左ねじnをタップにより形成し
てなるパイプ式ターンバックル胴aが知られている。
【0003】このように、従来のパイプ式ターンバック
ル胴aは、パイプpの内面にタップによりねじm,nを
形成しているために、次のような問題がある。
【0004】(1)パイプpの内面にねじm,nを形成
する関係上、最小限ねじの山と谷との高さ以上の肉厚を
有するパイプpを用いる必要があるため、所要強度以上
の肉厚を有するパイプpを用いる結果となる。
【0005】(2)絞り加工後にパイプpにねじm,n
を形成しなければならず、作業工程が煩雑である。その
ため、生産性も低い。
【0006】(3)生産性向上のためにパイプp両端か
らねじm,nを形成しようとすると、適用できるパイプ
の長さおよびタップの長さに制約があり、必ずしも最適
な長さのパイプ式ターンバックル胴aを得ることができ
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかる従来技術
の課題に鑑みなされたものであって、パイプに絞り加工
およびねじ形成をする必要のないパイプ式ターンバック
ル胴およびその製造法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプ式ターン
バックル胴は、パイプ式ターンバックル胴であって、パ
イプの両端部にナット部材が離脱不能に装着されてなる
ことを特徴とする。
【0009】本発明のパイプ式ターンバックル胴におい
ては、例えば、ナット部材の外周に所要数の環状溝が形
成され、その環状溝内にパイプの一部が押し込まれてパ
イプの両端部にナット部材が離脱不能に装着されてな
る。
【0010】本発明のパイプ式ターンバックル胴におい
ては、前記ナット部材がパイプ端部に当接する鍔部を有
するのが好ましく、また前記パイプにスパナなどの胴回
転用治具のための係止部が形成されてなるのも好まし
い。
【0011】一方、本発明のパイプ式ターンバックル胴
の製造法は、パイプ式ターンバックル胴の製造法であっ
て、外周に所要数の環状溝を有するナット部材をパイプ
の端部に挿入する手順と、パイプのナット部材が挿入さ
れている端部の前記環状溝に対応する部分を同環状溝に
押し込む手順とを含んでなることを特徴とする。
【0012】本発明のパイプ式ターンバックル胴の製造
法においては、パイプにスパナなどの胴回転用治具のた
めの係止部を形成する手順が付加されてなるのが好まし
い。
【0013】
【作用】本発明のパイプ式ターンバックル胴は前記のご
とく構成されているので、パイプに絞り加工およびねじ
形成することなくパイプ式ターンバックル胴を作製でき
る。そのため、加工上の理由によるパイプ長さのおよび
肉厚の制約がなくなり、最適な長さおよび厚さの胴とす
ることができる。また、外周に環状溝を有するナット部
材をパイプの端部に差し込み、その個所のパイプをその
溝に押し込むだけでパイプ式ターンバックル胴が作製で
きるので、製作工程が簡素化されるとともに生産性も大
幅に向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明はか
かる実施の形態のみに限定されるものではない。
【0015】本発明のパイプ式ターンバックル胴の一実
施の形態を図1に正面図で、図2に縦断面図でそれぞれ
示し、このパイプ式ターンバックル胴1は、中央部に胴
回転用治具のための係止部11が形成されたパイプ本体
10と、このパイプ本体10の両端部10a,10bに
装着されているナット体(ナット部材)20,20とを
主要構成要素としてなる。ここで、この一方のナット体
20には右ねじRが形成され、他方のナット体20には
左ねじLが形成されている。また、胴回転用治具のため
の係止部11は、例えばパイプ本体10の外周をプレス
成形し、略四角形とすることにより形成される。
【0016】このナット体20の胴部21には、図3に
示すような環状溝22が所要数(図3に示す例では2
条)形成されている。また、この胴部21の下端は先細
のテーパー23に形成され、このテーパー23によりナ
ット体20がパイプ本体10に挿入されやすくされてい
る。一方、この胴21の上端にはパイプ本体10の外径
と略同一もしくは若干大きな外径の鍔24が一体的に形
成されている。この鍔24がパイプ本体10の端面に係
止されてナット体20がパイプ本体10内部に落下する
のが防止される。
【0017】かかる構成を有するナット体20は、例え
ば鍔24と胴部21とを一体的に鍛造し、ついで機械加
工により環状溝22を外周に形成するとともに中心部に
雌ねじR(L)を形成することにより作製される。
【0018】なお、ナット体20の環状溝22は、図3
に示すものに限定されるものではなく、図4に示すよう
な形状とすることもでき、また環状溝22は機械加工に
代えて転造により形成してもよい。
【0019】つぎに、かかる構成を有するパイプ式ター
ンバックル胴1の製造について説明する。
【0020】(1)パイプを所定長さに切断し、パイプ
本体10とする。あるいは、所定長さに切断されたパイ
プを準備する。この場合、パイプ本体10の最小長さは
ナット体20の2倍の長さとすることができる。また、
所定長さに切断されているパイプ本体10は溶融亜鉛め
っきが施されていてもよい。
【0021】(2)ナット体20,20をパイプ本体1
0の両端10a,10bに挿入する。
【0022】(3)パイプ本体10のナット体20,2
0が挿入されている部分を転造あるいはプレス加工し、
パイプ本体10の一部を環状溝22,22に押し込む。
【0023】(4)胴回転用治具のための係止部11を
パイプ本体中央部に、例えば、プレス加工により形成す
る。これにより、パイプ式ターンバックル胴1の製造が
完了する。なお、この胴回転用治具のための係止部11
の形成手順(4)は、(3)と同時に行ってもよい。
【0024】このように、この実施の形態によればナッ
ト体20,20をパイプ本体10の両端10a,10b
に挿入し、ついでパイプ本体10の両端10a,10b
のナット体20,20が挿入されている個所を転造ある
いはプレス加工するという簡単な作業によりパイプ式タ
ーンバックル胴1が製造できる。そのため、パイプ式タ
ーンバックル胴1の生産性が著しく向上する。また、使
用するパイプ本体10の長さも任意とすることができる
ので、従来のように製造上の理由によりパイプ本体10
の長さおよび厚さに制約を与えることはない。そのた
め、最適な長さおよび厚さの胴1とすることができる。
さらに、パイプ式ターンバックル胴1が外注あるいは購
入できるパイプとナット体20との2部品を組み合わす
ことにより完成されるので、パイプ式ターンバックル胴
1自体の製造設備を簡素なものとでき、その設備コスト
を低減できる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ナット体をパイプ本体両端に挿入し、ついでパイプ本体
の両端のナット体が挿入されている個所を転造あるいは
プレス加工するという簡単な作業により、パイプ式ター
ンバックル胴が製造できるという優れた効果が得られ
る。そのため、パイプ式ターンバックル胴の生産性が著
しく向上するという効果も得られる。
【0026】また、使用するパイプの長さおよび厚さも
任意とすることができ、従来のように製造上の理由によ
りパイプの長さおよび厚さに制約を与えることはないの
で、最適な長さおよび厚さの胴とすることができるとい
う優れた効果も得られる。
【0027】さらに、パイプ式ターンバックル胴が外注
あるいは購入できるパイプとナット体との2部品を組み
合わすことにより完成されるので、パイプ式ターンバッ
クル胴自体の製造設備を簡素なものとでき、その設備コ
ストを低減できるという優れた効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のパイプ式ターンバック
ル胴の正面図である。
【図2】同縦断面図である。
【図3】同実施の形態のナット体の一例の縦断面図であ
る。
【図4】同実施の形態のナット体の他の例の縦断面図で
ある。
【図5】従来のパイプ式ターンバックル胴の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 パイプ式ターンバックル胴 10 パイプ本体 11 係止部 20 ナット体(ナット部材) 21 胴 22 環状溝 23 テーパー 24 鍔 R 右ねじ(雌ねじ) L 左ねじ(雌ねじ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ式ターンバックル胴であって、 パイプの両端部にナット部材が離脱不能に装着されてな
    ることを特徴とするパイプ式ターンバックル胴。
  2. 【請求項2】 ナット部材の外周に所要数の環状溝が形
    成され、その環状溝内にパイプの一部が押し込まれてパ
    イプの両端部にナット部材が離脱不能に装着されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載のパイプ式ターンバック
    ル胴。
  3. 【請求項3】 前記ナット部材がパイプ端部に当接する
    鍔部を有することを特徴とする請求項1または2記載の
    パイプ式ターンバックル胴。
  4. 【請求項4】 前記パイプにスパナなどの胴回転用治具
    のための係止部が形成されてなることを特徴とする請求
    項1、2または3記載のパイプ式ターンバックル胴。
  5. 【請求項5】 パイプ式ターンバックル胴の製造法であ
    って、 外周に所要数の環状溝を有するナット部材をパイプの端
    部に挿入する手順と、 パイプのナット部材が挿入されている端部の前記環状溝
    に対応する部分を同環状溝に押し込む手順とを含んでな
    ることを特徴とするパイプ式ターンバックル胴の製造
    法。
  6. 【請求項6】 パイプにスパナなどの胴回転用治具のた
    めの係止部を形成する手順が付加されてなることを特徴
    とする請求項5記載のパイプ式ターンバックル胴の製造
    法。
JP7831796A 1996-03-05 1996-03-05 パイプ式ターンバックル胴およびその製造法 Pending JPH09242828A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7182544B2 (en) * 2004-03-10 2007-02-27 Trw Automotive U.S. Llc Turnbuckle assembly
KR20190002995U (ko) * 2019-11-22 2019-12-06 주식회사전우정밀 로프 연결 장치
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JP2020151255A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社フジ工芸 弾性体ジョイントが設けられた掃除具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018055U (ja) * 1973-06-12 1975-02-27

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990112