JPH09241984A - 非木材系植物からパルプを製造する方法 - Google Patents

非木材系植物からパルプを製造する方法

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JPH09241984A
JPH09241984A JP7133396A JP7133396A JPH09241984A JP H09241984 A JPH09241984 A JP H09241984A JP 7133396 A JP7133396 A JP 7133396A JP 7133396 A JP7133396 A JP 7133396A JP H09241984 A JPH09241984 A JP H09241984A
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pulp
oxygen
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waste liquid
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Takashi Kameda
孝志 亀田
Kozo Nagai
弘三 永易
Hiroyuki Mizukami
裕之 水上
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いわゆる非木材系植物を原料として、酸素・
アルカリ蒸解法でパルプを製造する方法において、紙の
品質を維持しつつ、パルプを製造する工程で生じる廃液
の負荷を軽減することができる方法を提供する。 【解決手段】 非木材系植物を原料として、酸素・アル
カリ蒸解法でパルプを製造する方法において、パルプを
製造する工程で生じる廃液の負荷を軽減するために、原
料をアルカリ液に浸漬した後、これを圧搾・脱水し、つ
いで、90〜100℃の温度で、45〜100分間、圧
力2.5〜5.5kg/cm2Gの酸素を用いて蒸解した後、
水洗浄し、ついで、圧搾・脱水してパルプと廃液とに分
離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる非木材系
植物、すなわち、稲、麦等のワラ、モミガラ、トウモロ
コシの茎、バガス等のいわゆる禾本科植物、ケナフ、ヨ
シ等の草木植物等を原料として、酸素・アルカリ蒸解法
でパルプを製造する方法において、紙の品質を維持しつ
つ、パルプを製造する工程で生じる廃液中のCOD、B
ODなどの汚濁負荷(以下、「廃液の負荷」という)を
軽減することができる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、非木材系植物からパルプを製
造する方法としては、アルカリ蒸解法が広く知られてい
る。また、これまでに、非木材系植物からパルプを製造
する方法として、基本的な酸素・アルカリ蒸解法が開発
されてきた。
【0003】特公昭56−22991号公報には、禾本
科植物を、10〜100℃の温度で1〜6重量%のカセ
イソーダ又はカセイカリを含有するアルカリ水溶液に浸
漬させた後、酸素含有ガスと80〜130℃の温度で接
触させてリグニンを除去する方法が記載されている。特
開昭51−7203号公報には、禾本科植物の原料に対
し、15〜40%のアルカリ液をふりかけた後、80〜
130℃の温度で加圧して酸素酸化を行う方法が記載さ
れている。特開昭51−15002号公報には、禾本科
植物の酸素酸化パルプ製造法において、アルカリ浸漬後
の廃液を炭酸化して脱珪し、さらに石灰による苛性化を
行いアルカリを補正する方法が記載されている。
【0004】特開昭53−126302号公報には、非
木材植物を原料とし、これにアルカリ水溶液を1.5%
以上の濃度になるよう浸透させ、これを酸素含有ガスに
よる加圧条件下、加熱して蒸解を行う方法が記載されて
いる。特開昭49−108301号公報には、原料とし
て非木材繊維を用いて、これを酸素の存在下にアルカリ
蒸煮することによって蒸解・漂白する方法が記載されて
いる。さらに、本公報には、酸素・アルカリ蒸解法を行
うことによって、通常のアルカリ蒸解法に比べて、廃液
の負荷が軽減されることが記述されているが、本公報に
記載されている例では、原料がリンター(繰屑綿)とい
う特殊な例であり、非木材パルプ全般にあてはまらな
い。さらに、酸素・アルカリ蒸解における蒸解条件が高
温、高圧となっており、非常に厳しい条件に設定されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】酸素の存在条件下でア
ルカリ蒸解してパルプを製造する技術は、当初、特に先
進諸国において、木材パルプを対象に、その適用が検討
されたが、本技術は木材パルプに対して、あまり有効で
なかったこと、コスト的にクラフト法に劣っていたこと
などから、具体的な適用研究は進んでいなかった。ま
た、非木材パルプに対しては、本技術は有効であった
が、先進諸国では、非木材パルプの需要が殆どなく、一
方、需要の多い発展途上国では、酸素のコストが高く、
したがって、技術的に発展が見られていない。発展途上
国では、もっぱら、アルカリ蒸解法が用いられている。
しかしながら、この非木材系の植物を対象にしたアルカ
リ蒸解法は、排水処理を無視したコスト比較において有
利なだけであり、近年、発展途上国においても、環境保
全の必要が大きくなりつつある状況を考えると、その排
水処理コストまで考慮に入れた最適なプロセスを開発す
る必要が出てきた。
【0006】本発明は上記の諸点に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、いわゆる非木材系植物、すなわ
ち、稲、麦等のワラ、モミガラ、トウモロコシの茎、バ
ガス等のいわゆる禾本科植物、ケナフ、ヨシ等の草木植
物等を原料として、酸素・アルカリ蒸解法でパルプを製
造する方法において、紙の品質を維持しつつ、パルプを
製造する工程で生じる廃液の負荷を軽減することができ
る方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の非木材系植物からパルプを製造する方法
は、非木材系植物を原料として、酸素・アルカリ蒸解法
(以下、適宜「OA法」という。)でパルプを製造する
方法において、パルプを製造する工程で生じる廃液の負
荷を軽減するために、原料をアルカリ液に浸漬した後、
これを圧搾・脱水し、ついで、90〜100℃の温度
で、45〜100分間、圧力2.5〜5.5kg/cm2Gの
酸素を用いて蒸解した後、水洗浄し、ついで、圧搾・脱
水してパルプと廃液とに分離することを特徴としてい
る。蒸解温度が90℃未満の場合は、蒸解が不十分とな
り、パルプ側に未分解物・夾雑物が多くなり、結果とし
て紙質が悪化する傾向があり、一方、100℃を超える
場合は、蒸解が進みすぎ、パルプ収率が下がったり、繊
維が短くなり、紙質が悪くなる。さらに、排水の負荷が
大きくなる傾向がある。また、蒸解時間が45分未満の
場合は、蒸解が不十分となり、パルプ側に未分解物・夾
雑物が多くなり、結果として紙質が悪化する傾向があ
り、一方、100分を超える場合は、蒸解が進みすぎ、
パルプ収率が下がったり、繊維が短くなり、紙質が悪く
なる。さらに、排水の負荷が大きくなる傾向がある。ま
た、蒸解圧力が2.5kg/cm2G未満の場合は、蒸解が不
十分となり、パルプ側に未分解物・夾雑物が多くなり、
結果として紙質が悪化する傾向があり、一方、5.5kg
/cm2Gを超える場合は、蒸解が進みすぎ、パルプ収率が
下がったり、繊維が短くなり、紙質が悪くなる。さら
に、排水の負荷が大きくなる傾向がある。
【0008】また、本発明の方法は、非木材系植物を原
料として、酸素・アルカリ蒸解法(OA法)でパルプを
製造する方法において、パルプを製造する工程で生じる
廃液の負荷を軽減するために、原料を、水酸化ナトリウ
ムを3.0〜4.0wt%含む35〜45℃のアルカリ液
に30〜90分間浸漬した後、これを圧搾・脱水し、つ
いで、90〜100℃の温度で、45〜100分間、圧
力2.5〜5.5kg/cm2Gの酸素を用いて蒸解した後、
水洗浄し、ついで、圧搾・脱水してパルプと廃液とに分
離することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の非木材系植物から
パルプを製造する方法の概要を示すフローシートであ
る。なお、図1では原料として稲ワラを用いているが、
これは一例であって、他の非木材系植物、すなわち、麦
等のワラ、モミガラ、トウモロコシの茎、バガス等のい
わゆる禾本科植物、ケナフ、ヨシ等の草木植物等を原料
とすることも勿論可能である。
【0010】図1に示すように、稲ワラを、水酸化ナト
リウムを含有するアルカリ液に浸漬した後、これを圧搾
・脱水し、ついで、90〜100℃の温度で、45〜1
00分間、圧力2.5〜5.5kg/cm2Gの酸素を用いて
蒸解した後、水で洗浄し、ついで、圧搾・脱水してパル
プと廃液とに分離する。このようにして得られたパルプ
の収率は45〜74%であり、廃液のBODは0.12
〜0.21kg/kg-P、廃液のCOD(Cr)は0.28
〜0.52kg/kg-P、廃液のCOD(Mn)は0.18
〜0.26kg/kg-Pであった。
【0011】以上のような蒸解条件の下、酸素・アルカ
リ蒸解法でパルプを製造した場合には、パルプを製造す
る工程で発生する廃液の負荷(COD、BOD)を、ア
ルカリ蒸解法と比較して約50%軽減することができ
る。また、紙の収率や白色度、強度等の紙の品質も良好
であり、これらの矛盾する(相反する)効果を最適に保
持することができる。
【0012】
【実施例】図2は本発明の非木材系植物からパルプを製
造する方法の一実施例を示すフローシートであり、図4
は本発明の非木材系植物からパルプを製造する方法を実
施するOA法蒸解装置の一例を示している。そして、図
3は、図2に示す実施例におけるアルカリ浸漬液を調製
する手順を示すフローシートである。以下、図2〜図4
に基づいて、本発明の好適な実施例を説明し、併せて実
施例の結果を比較例の結果と対比する。
【0013】実施例1 図3に示すように、原料稲ワラ(葉付き)を3〜4cmに
切断し、切断した乾燥稲ワラ500gを採取し、これに
予熱しておいた苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)4.0
wt%を含むアルカリ液5000ml中に浸漬し、温度を4
0℃に保持して約60分間(1時間)アルカリ浸漬を行
った。60分間浸漬した後、稲ワラを取り出す。次に取
り出した稲ワラの水分を圧搾機にかけて水分が約70%
以下になるように、20メッシュの金網を用いて脱水し
た。搾り終わった稲ワラのうち、一部を水分測定用にと
っておき、残りを蒸解用に使用した。浸漬後の浸漬液は
液量を計った後、一部を取って分析した。全アルカリの
分析結果から浸漬後の浸漬液を5000ml、4.0wt%
水酸化ナトリウム水溶液となるように調整するため、水
と水酸化ナトリウムを入れ、次回用の浸漬液とした。こ
の一連の操作を7回繰り返して、平衡状態に達したアル
カリ浸漬液を得た。
【0014】次に、図4に示すOA法蒸解装置のうち、
油タンク10、加湿器14を加熱する。油タンク10内
の油の温度が120℃に達したら油ポンプ12を動か
し、油タンク10から油を熱媒体として装置内に循環さ
せる。酸化反応器16の内部温度が70℃に達し、加湿
器14の温度が120℃に達したら、上記のようにして
得た平衡状態に達したアルカリ浸漬液を上部から酸化反
応器16に加えるとともに、稲ワラ500gを上部の蓋
15を開けて酸化反応器16に投入し、その後、酸化反
応器16を攪∂器20を用いて攪∂する。21は攪∂器
を回転させるためのモーターである。酸素(酸素濃度9
7%以上)を酸素ボンベ18から加湿器14を介して酸
化反応器16に注入し、図2に示すように、圧力3.0
kg/cm2Gに加圧して、温度90℃、90分間の条件で蒸
解する。蒸解終了後、油ポンプ12を停止し、酸素を酸
化反応器16内から抜く。次に、水ポンプ24を動かし
て水タンク22から水9000mlを酸化反応器16に入
れて洗浄を行い、酸化反応器16内の温度が50℃以下
になってから攪∂を停止する。23は水バッファタンク
である。攪∂の停止を確認してから酸化反応器16を反
転させて内部の蒸解液と生成パルプを取り出す。再度、
水9000mlを酸化反応器16に投入し、約10分間攪
∂した後、上記と同様に酸化反応器16を反転させて内
容物を取り出す。取り出した内容物を合わせて30分間
攪∂した後、60メッシュの金網で吸引ろ過する。吸引
ろ過して得られたパルプ、廃液の性状は、表1に示す如
きであった。26はフローメーター、28はリボンヒー
ター、30はジャケット、32はアルカリ浸漬液であ
る。
【0015】比較例1 蒸解条件を、温度115℃、圧力10kg/cm2G、80分
間として、他の条件や操作は実施例と同様にして、酸素
・アルカリ蒸解法でパルプを製造した。得られたパル
プ、廃液の性状は、表1に示す如きであった。
【0016】
【表1】
【0017】表1から、本発明の方法に従って製造した
パルプは、その収率は非常に大きく改善され、パルプと
しての品質も、本発明の方法よりも厳しい条件(高温、
高圧)で蒸解したパルプと比較しても遜色はない。さら
に、本発明の目的である排水負荷の軽減においては、B
OD、CODともに大幅に低減されており、大きな効果
が確認できたことがわかる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 酸素・アルカリ蒸解法における最適な蒸解条件
を確立することで、パルプを製造する工程で発生する廃
液の負荷を大幅に軽減することができる。 (2) 紙の収率や白色度、強度等の紙の品質を犠牲に
することなく、廃液の負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非木材系植物からパルプを製造する方
法の概要を示すフローシートである。
【図2】本発明の非木材系植物からパルプを製造する方
法の一実施例を示すフローシートである。
【図3】図2に示す実施例におけるアルカリ浸漬液を調
製する手順を示すフローシートである。
【図4】本発明の非木材系植物からパルプを製造する方
法を実施するOA法蒸解装置の一例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10 油タンク 12 油ポンプ 14 加湿器 16 酸化反応器 18 酸素ボンベ 20 攪∂器 22 水タンク 24 水ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非木材系植物を原料として、酸素・アル
    カリ蒸解法でパルプを製造する方法において、 パルプを製造する工程で生じる廃液の負荷を軽減するた
    めに、原料をアルカリ液に浸漬した後、これを圧搾・脱
    水し、ついで、90〜100℃の温度で、45〜100
    分間、圧力2.5〜5.5kg/cm2Gの酸素を用いて蒸解
    した後、水洗浄し、ついで、圧搾・脱水してパルプと廃
    液とに分離することを特徴とする非木材系植物からパル
    プを製造する方法。
  2. 【請求項2】 非木材系植物を原料として、酸素・アル
    カリ蒸解法でパルプを製造する方法において、 パルプを製造する工程で生じる廃液の負荷を軽減するた
    めに、原料を、水酸化ナトリウムを3.0〜4.0wt%
    含む35〜45℃のアルカリ液に30〜90分間浸漬し
    た後、これを圧搾・脱水し、ついで、90〜100℃の
    温度で、45〜100分間、圧力2.5〜5.5kg/cm
    2Gの酸素を用いて蒸解した後、水洗浄し、ついで、圧搾
    ・脱水してパルプと廃液とに分離することを特徴とする
    非木材系植物からパルプを製造する方法。
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