JPH09240970A - エレベーターのドア - Google Patents
エレベーターのドアInfo
- Publication number
- JPH09240970A JPH09240970A JP4855396A JP4855396A JPH09240970A JP H09240970 A JPH09240970 A JP H09240970A JP 4855396 A JP4855396 A JP 4855396A JP 4855396 A JP4855396 A JP 4855396A JP H09240970 A JPH09240970 A JP H09240970A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- adhesive
- transparent plate
- front panel
- edge part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透明板材6の周縁部6aを接着剤7で窓5の
周縁部5aに接着する場合に、これらの周縁部6a,5
aの間からはみ出た接着剤7を拭き取らなくてもよいよ
うにする。 【解決手段】 前面パネル1と、この前面パネル一に設
けられた窓5と、この窓5の周縁部5aに接着剤7によ
って接着される透明板材とを備え、相互に接着する前記
窓5の周縁部5aまたは透明板材5の周縁部6aの少な
くとも一方に、前記接着剤7の両側に位置する二重の溝
8,9を形成した。
周縁部5aに接着する場合に、これらの周縁部6a,5
aの間からはみ出た接着剤7を拭き取らなくてもよいよ
うにする。 【解決手段】 前面パネル1と、この前面パネル一に設
けられた窓5と、この窓5の周縁部5aに接着剤7によ
って接着される透明板材とを備え、相互に接着する前記
窓5の周縁部5aまたは透明板材5の周縁部6aの少な
くとも一方に、前記接着剤7の両側に位置する二重の溝
8,9を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓が形成されたエ
レベーターのドアに関する。
レベーターのドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーターのドアとして、例え
ば図3に示すようなものがある。同図はドアを裏面側か
ら見たものであり、符号101は全体が略長方形状をし
た鋼板を縦長方向に配設した前面パネルであり、この前
面パネル101には小さな窓102が縦方向に並べて複
数個形成されている。この窓102には両面テープ(図
示せず)を介して合成樹脂製の透明板材103が取り付
けられ、この板材103の背面側にはこの取付状態を補
強するための細長い補強材104が設けられている。
ば図3に示すようなものがある。同図はドアを裏面側か
ら見たものであり、符号101は全体が略長方形状をし
た鋼板を縦長方向に配設した前面パネルであり、この前
面パネル101には小さな窓102が縦方向に並べて複
数個形成されている。この窓102には両面テープ(図
示せず)を介して合成樹脂製の透明板材103が取り付
けられ、この板材103の背面側にはこの取付状態を補
強するための細長い補強材104が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエレベーターのドアにあっては、窓102に
透明板材103を取り付けるのには両面テープを用いて
おり、このためこの取付状態を補強するための補強材1
04が必要であり、その結果、補強材104が見えてし
まって見栄えが悪かった。そこで、補強材104をなく
して、透明板材103の周縁部を接着剤で窓102の周
縁部に接着する方法が考えられるが、この場合には接着
剤が前記周縁部の間からはみ出してしまうことがある。
そうすると、はみ出た接着剤を拭き取る作業が必要とな
り、煩わしいという問題点があった。
うな従来のエレベーターのドアにあっては、窓102に
透明板材103を取り付けるのには両面テープを用いて
おり、このためこの取付状態を補強するための補強材1
04が必要であり、その結果、補強材104が見えてし
まって見栄えが悪かった。そこで、補強材104をなく
して、透明板材103の周縁部を接着剤で窓102の周
縁部に接着する方法が考えられるが、この場合には接着
剤が前記周縁部の間からはみ出してしまうことがある。
そうすると、はみ出た接着剤を拭き取る作業が必要とな
り、煩わしいという問題点があった。
【0004】本発明は、透明板材の周縁部を接着剤で窓
の周縁部に接着する場合に、これらの周縁部の間からは
み出た接着剤を拭き取らなくてもよいようにすることを
目的としている。
の周縁部に接着する場合に、これらの周縁部の間からは
み出た接着剤を拭き取らなくてもよいようにすることを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては前面パネルと、この前面パ
ネルに設けられた窓と、この窓の周縁部に充填される接
着剤によって接着される透明板材とを備え、相互に接着
する前記窓の周縁部または透明板材の周縁部の少なくと
も一方に、前記接着剤の両側に位置する二重の溝を形成
した構成としている。
るために、本発明にあっては前面パネルと、この前面パ
ネルに設けられた窓と、この窓の周縁部に充填される接
着剤によって接着される透明板材とを備え、相互に接着
する前記窓の周縁部または透明板材の周縁部の少なくと
も一方に、前記接着剤の両側に位置する二重の溝を形成
した構成としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1および図2は本発明に係るエレベーターの
ドアの一実施例を示す図である。
明する。図1および図2は本発明に係るエレベーターの
ドアの一実施例を示す図である。
【0007】図2はドアを裏面側から見ており、符号1
は全体が略長方形の鋼板を縦長方向に配設した前面パネ
ルであり、この前面パネル1の左右両端は断面略コの字
型に折曲形成され、左右枠部2,3となっている。前面
パネル1の裏面側には断面略ハット状の補強部材4が上
下両端およびこの上下両端間に接着されている。また、
前面パネル1には略正方形状をした小さな窓5が縦方向
に複数設けられている。
は全体が略長方形の鋼板を縦長方向に配設した前面パネ
ルであり、この前面パネル1の左右両端は断面略コの字
型に折曲形成され、左右枠部2,3となっている。前面
パネル1の裏面側には断面略ハット状の補強部材4が上
下両端およびこの上下両端間に接着されている。また、
前面パネル1には略正方形状をした小さな窓5が縦方向
に複数設けられている。
【0008】図1に示すように、窓5にはポリカーボネ
イト製の透明板材6が取り付けられているが、この透明
板材6の周縁部6aは窓5の周縁部5aと係合するよう
に段形状となっている。透明板材6の周縁部6aと前面
パネル5の周縁部5aとは、接着剤7によって接着され
ている。また、透明板材6の周縁部6aの両側には所定
間隔だけ離された二重の溝8,9が形成されている。な
お、この接着剤7は例えばシリル基含有特殊ポリマーを
主成分としているものであって、空気中の水分を吸収す
ることによって反応して硬化するものである。
イト製の透明板材6が取り付けられているが、この透明
板材6の周縁部6aは窓5の周縁部5aと係合するよう
に段形状となっている。透明板材6の周縁部6aと前面
パネル5の周縁部5aとは、接着剤7によって接着され
ている。また、透明板材6の周縁部6aの両側には所定
間隔だけ離された二重の溝8,9が形成されている。な
お、この接着剤7は例えばシリル基含有特殊ポリマーを
主成分としているものであって、空気中の水分を吸収す
ることによって反応して硬化するものである。
【0009】透明板材6の周縁部6aと窓5の周縁部5
aとを接着するには、接着剤7を二重の溝8,9の間に
塗布する。この接着剤7は約10分後には粘着領域に達
し、このときに、透明板材6の周縁部6aを窓5の周縁
部5aに係合させながら押し当てる。
aとを接着するには、接着剤7を二重の溝8,9の間に
塗布する。この接着剤7は約10分後には粘着領域に達
し、このときに、透明板材6の周縁部6aを窓5の周縁
部5aに係合させながら押し当てる。
【0010】そうすると、接着剤7は周縁部6a,5a
によって押圧され薄くなって延ばされるが、この延ばさ
れた部分は二重の溝8,9の中に収容される。このた
め、接着剤7は周縁部6a,5aの間からはみ出るよう
なことはない。
によって押圧され薄くなって延ばされるが、この延ばさ
れた部分は二重の溝8,9の中に収容される。このた
め、接着剤7は周縁部6a,5aの間からはみ出るよう
なことはない。
【0011】ところで、周縁部6a,5aに充填された
接着剤7の硬化を促進させるには、電熱線材入りのシー
ト材(例えば、電気毛布等)でドア全体をくるむとよ
い。そうすると、接着剤7の温度は高められて、この硬
化時間を短縮することができる。
接着剤7の硬化を促進させるには、電熱線材入りのシー
ト材(例えば、電気毛布等)でドア全体をくるむとよ
い。そうすると、接着剤7の温度は高められて、この硬
化時間を短縮することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
窓の周縁部または透明板材の周縁部の少なくとも一方
に、接着剤の両側に位置する二重の溝を形成したので、
前記接着剤が前記周縁部の間からはみ出るのを防止する
ことができ、ひいてははみ出た接着剤の拭き取り作業は
行わなくてもよいことになる。
窓の周縁部または透明板材の周縁部の少なくとも一方
に、接着剤の両側に位置する二重の溝を形成したので、
前記接着剤が前記周縁部の間からはみ出るのを防止する
ことができ、ひいてははみ出た接着剤の拭き取り作業は
行わなくてもよいことになる。
【図1】本発明に係るエレベーターのドアの一実施例の
部分断面図。
部分断面図。
【図2】このドアを裏面から見た正面図。
【図3】従来のエレベーターのドアを裏面から見た正面
図。
図。
1…前面パネル 5…窓 5a…周縁部 6…透明板材 6a…周縁部 7…接着剤 8,9…二重の溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 和彦 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−1 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 前面パネルと、この前面パネルに設けら
れた窓と、この窓の周縁部に周縁部が接着剤によって接
着される透明板材とを備え、相互に接着する前記窓の周
縁部または透明板材の周縁部の少なくとも一方に、前記
接着剤の両側に位置する二重の溝を形成したことを特徴
とするエレベーターのドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4855396A JPH09240970A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | エレベーターのドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4855396A JPH09240970A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | エレベーターのドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09240970A true JPH09240970A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12806574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4855396A Withdrawn JPH09240970A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | エレベーターのドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09240970A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004041705A1 (ja) * | 2002-11-08 | 2004-05-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータの窓付扉 |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP4855396A patent/JPH09240970A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004041705A1 (ja) * | 2002-11-08 | 2004-05-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータの窓付扉 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |