JPH09240428A - シートベルト未装着警告装置及びシートベルト装着管理装置 - Google Patents

シートベルト未装着警告装置及びシートベルト装着管理装置

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JPH09240428A
JPH09240428A JP8154137A JP15413796A JPH09240428A JP H09240428 A JPH09240428 A JP H09240428A JP 8154137 A JP8154137 A JP 8154137A JP 15413796 A JP15413796 A JP 15413796A JP H09240428 A JPH09240428 A JP H09240428A
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oscillating
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seatbelt
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個のセンサで人体と物体を確実に区別し、
シートベルト不着用を精度良く警告する。 【解決手段】 発振部2より伝送路4を経て、センサ部
1に周波数の変化する高周波信号を送り、センサ部1か
らの反射波のレベルを反射波センサ3で検出し、制御部
7で検出した信号レベルの周波数特性から人体の有無を
検知し、人体有でシートベルト装着検知スイッチ5のO
FFの時に、制御部7が警告部6を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のシート
ベルト未装着警告装置及び飛行機内のシートベルト装着
管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のシートベルト未装着警告装置
は、運転車に対してシートベルトを装着しているかどう
かを、例えば表示して実施されている。しかし、後部座
席や法律で装着義務がある助手席には、未装着の場合の
警告装置が警備されていない。また、飛行機ではシート
ベルトの装着必要時には、スチュワーデスが機内放送
し、装着状態の確認はスチュワーデスが機内を見回るこ
とでなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車におい
て、シートベルト未装着警告装置が運転座席のみであ
り、他の座席に採用されていないのは、人と荷物を分別
するセンサが高価格や不安定であったためであり、普及
に至らなかった原因の一つである。一方、物体センサと
して、重量センサ、静電容量センサ、光センサ、赤外線
センサ、超音波センサ、圧力センサ等が用いられている
が、これらのセンサは静止した人体を荷物等と安定して
区別できないため、複数のセンサや数種類のセンサを同
時に用いなければならないという問題があった。
【0004】また、飛行機内ではスチュワーデスが数あ
る席を個々に見回るためには、複数人のスチュワーデス
が必要となり、確認に時間を要するという問題があっ
た。この発明は上記問題点に着目してなされたものであ
って、1個のセンサで人体と物体を確実に区別して、人
体の場合にシートベルト不着用を警告するシートベルト
未装着警告装置を提供することを目的としている。ま
た、飛行機内で装着状態の確認を短時間で容易に行い得
るシートベルト装着管理装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の特許請求の範
囲の請求項1に係るシートベルト未装着警告装置は、高
周波信号を発振し、かつ発振周波数を自動的に変化させ
る周波数走査手段を含む発振部と、共振回路を含むセン
サ部と、前記発振部から前記センサ部に高周波信号を与
える伝送部と、前記センサ部の外部状況に応じた信号を
出力する検出部と、前記検出信号と発振周波数とから人
体の有無を検出する制御部とからなる人体センサを用
い、自動車のシートベルト未装着警告を行うようにして
いる。
【0006】また、請求項2に係るシートベルト未装着
警告装置は、請求項1に係るものにおいて、センサ部の
コイルを、シートの座席または背もたれ部、もしくは両
方に組み込んだものである。また、請求項3に係るシー
トベルト未装着警告装置は、請求項1に係るものにおい
て、検出部が、前記伝送部から送られてくる高周波信号
に対する出力波の位相のずれを検出するものである。ま
た、請求項4に係るシートベルト未装着警告装置は、請
求項1に係るものにおいて、前記発振部が高周波信号を
発生し、この高周波信号を伝送路を介して共振回路を含
むセンサ部に供給し、外部の状況に応じてセンサ部から
伝送路に対して反射してくる信号を検出し、この反射信
号により人体検知を行うようにしたものである。
【0007】また、請求項5に係るシートベルト未装着
警告装置は、請求項1に係るものにおいて、前記発振部
は高周波信号を発生し、この高周波信号を伝送路を介し
て共振回路を含むセンサ部に供給し、外部の状況に応じ
てセンサ部の電圧もしくは電流を検出し、この電圧もし
くは電流により、人体検知を行うようにしたものであ
る。
【0008】また、請求項6に係るシートベルト未装着
警告装置は、請求項1に係るものにおいて、前記発振部
で高周波信号を発振し、順次その発振信号を変化させな
がら、伝送路を介して共振回路を含むセンサ部に供給
し、発振した各周波数に対する各反射電力を測定し、こ
の各周波数と反射電力の関係から、人体の有無を検知す
るようにしたものである。
【0009】また、請求項7に係るシートベルト未装着
警告装置は、請求項1に係るものにおいて、警告解除機
能を備えたものである。また、請求項8に係るシートベ
ルト未装着警告装置は、請求項7に係るものにおいて、
解除機能は次回エンジンを始動させるときに、自動復帰
機能を備えたものである。また、請求項9に係るシート
ベルト未装着警告装置は、請求項1に係るものにおい
て、自動車が動いていないときは、警告しない機能を備
えたものである。
【0010】また、請求項10に係るシートベルト未装
着警告装置は、高周波信号を発振し、近傍の人体の有無
に応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、前記発振
部の高周波信号を受けて検波する検波部と、前記検波部
の検波信号を受けて、この検波信号のレベルの大小に応
じ、人体有無を判別し、人体有無信号を出力する制御部
とからなる人体センサを用い、自動車のシートベルト未
装着警告を行うようにしたものである。
【0011】また、請求項11に係るシートベルト未装
着警告装置は、請求項10に係るものにおいて、人体セ
ンサが、空席や荷物等のときに高周波発振部が発振を
し、人体のときには高周波発振部は発振を停止するよう
にしたものである。また、請求項12に係るシートベル
ト未装着警告装置は、請求項10に係るものにおいて、
何も存在しないとき、あるいは人体以外の物体が存在す
るとき、高周波信号発振部を発振させ、人体の存在で発
振部の発振を停止させ、発振部の高周波信号を検波部で
検波し、この検波部の検波信号のレベルが所定値以下の
場合、人体有りとするものである。また、請求項13に
係るシートベルト未装着警告装置は、請求項10に係る
ものにおいて、警告解除機能を備えたものである。ま
た、請求項14に係るシートベルト未装着警告装置は、
請求項13に係るものにおいて、警告解除機能が次回の
エンジンを始動させるときに自動復帰機能を備えたもの
である。さらに請求項15に係るシートベルト未装着警
告装置は、請求項10に係るものにおいて、自動車が動
いていないときに、警告をしない機能を備えたものであ
る。
【0012】また、請求項16に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、高周波信号を発振し、かつ発振
周波数を自動的に変化させる周波数走査手段を含む発振
部と、共振回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記
センサ部に高周波信号を与える伝送部と、前記センサ部
の外部状況に応じた信号を出力する検出部と、前記検出
信号と発振周波数とから人体の有無を検出する制御部と
からなる人体センサを各座席に設け、人体センサで人体
を検知した信号とシートベルトのスイッチによって飛行
機のシートベルトの装着情報を管理するシートベルト装
着管理制御部を備えている。
【0013】また、請求項17に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、高周波信号を発振し、かつ発振
周波数を自動的に変化させる周波数走査手段を含む発振
部と、共振回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記
センサ部に高周波信号を与える伝送部と、前記センサ部
の外部状況に応じた信号を出力する検出部と、前記検出
信号と発振周波数とから人体の有無を検出する制御部と
からなる人体センサを各座席に設け、人体センサで人体
を検知した信号とシートベルトのスイッチによって飛行
機内のシートベルトの未装着の表示を行うようにしてい
る。
【0014】また、請求項18に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、高周波信号を発振し、かつ発振
周波数を自動的に変化させる周波数走査手段を含む発振
部と、共振回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記
センサ部に高周波信号を与える伝送部と、前記センサ部
の外部状況に応じた信号を出力する検出部と、前記検出
信号と発振周波数とから人体の有無を検出する制御部と
からなる人体センサとスピーカを各座席に設け、人体セ
ンサで人体有無を検知した信号と、シートベルトスイッ
チで、シートベルト未装着を検知し、乗客に対してシー
トベルト装着をアナウンスする機能を備えている。
【0015】また、請求項19に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、高周波信号を発振し、かつ発振
周波数を自動的に変化させる周波数走査手段を含む発振
部と、共振回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記
センサ部に高周波信号を与える伝送部と、前記センサ部
の外部状況に応じた信号を出力する検出部と、前記検出
信号と発振周波数とから人体の有無を検出する制御部と
からなる人体センサとスピーカを各座席に設け、制御部
に音声合成器とシートベルトサインの信号を取込む機能
を設け、シートベルト未装着である乗客に対してアナウ
ンスする機能を備えている。
【0016】また、請求項20に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、請求項16、請求項17、請求
項18または請求項19に係るものにおいて、前記発振
部は高周波信号を発生し、この高周波信号を伝送路を介
して共振回路を含むセンサ部に供給し、外部の状況に応
じてセンサ部から伝送路に対して反射してくる信号を検
出し、この反射信号により人体検知を行うようにしたも
のである。
【0017】また、請求項21に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、請求項16、請求項17、請求
項18及び請求項19に係るものにおいて、前記発振部
で高周波信号を発振し、順次その発振信号を変化させな
がら、伝送路を介して共振回路を含むセンサ部に供給
し、発振した各周波数に対する各反射電力を測定し、こ
の各周波数と反射電力の関係から、人体の有無を検知す
るようにしたものである。
【0018】また、請求項22に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、高周波信号を発振し、近傍の人
体の有無に応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、
前記発振部の高周波信号を受けて検波する検波部と、前
記検波部の検波信号を受けて、この検波信号のレベルの
大小に応じ、人体有無を判別し、人体有無信号を出力す
る制御部とからなる人体センサを各座席に設け、人体セ
ンサで人体を検知した信号とシートベルトのスイッチに
よって飛行機のシートベルトの装着情報を管理するシー
トベルト装着管理制御部を備えている。
【0019】また、請求項23に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、高周波信号を発振し、近傍の人
体の有無に応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、
前記発振部の高周波信号を受けて検波する検波部と、前
記検波部の検波信号を受けて、この検波信号のレベルの
大小に応じ、人体有無を判別し、人体有無信号を出力す
る制御部とからなるものである人体センサを各座席に設
け、人体センサで人体を検知した信号とシートベルトの
スイッチによって飛行機内のシートベルトの未装着の表
示を行うようにしている。
【0020】また、請求項24に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、高周波信号を発振し、近傍の人
体の有無に応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、
前記発振部の高周波信号を受けて検波する検波部と、前
記検波部の検波信号を受けて、この検波信号のレベルの
大小に応じ、人体有無を判別し、人体有無信号を出力す
る制御部とからなるものである人体センサとスピーカを
各座席に設け、人体センタで人体有無を検知した信号
と、シートベルトスイッチで、シートベルト未装着を検
知し、乗客に対してシートベルト装着をアナウンスする
機能を備えている。
【0021】また、請求項25に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、高周波信号を発振し、近傍の人
体の有無に応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、
前記発振部の高周波信号を受けて検波する検波部と、前
記検波部の検波信号を受けて、この検波信号のレベルの
大小に応じ、人体有無を判別し、人体有無信号を出力す
る制御部とからなるものである人体センサとスピーカを
各座席に設け、制御部に音声合成器とシートベルトサイ
ンの信号を取込む機能を設け、シートベルト未装着であ
る乗客に対してアナウンスする機能を備えている。
【0022】また、請求項26に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、請求項22、請求項23、請求
項24または請求項25に係るものにおいて、前記人体
センサは、空席に荷物等のときに高周波発振部が発振を
し、人体のときには高周波発振部は発振を停止するよう
にしている。また、請求項27に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、請求項22、請求項23、請求
項24または請求項25に係るものにおいて、何も存在
しないとき、あるいは人体以外の物体が存在するとき、
高周波信号発振部を発振させ、人体の存在で発振部の発
振を停止させ、発振部の高周波信号を検波部で検波し、
この検波部の検波信号のレベルが所定値以下の場合、人
体有りとするようにしている。
【0023】また,請求項28に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、請求項22、請求項23、請求
項24、請求項25、請求項26または請求項27に係
るものにおいて、前記人体センサの検波部と制御部の間
にフィルタを備え、人体検出部よりも高い周波数で発振
した発振信号を増幅し、検波信号のレベルを補正する機
能を備えたものである。
【0024】また、請求項29に係る飛行機内のシート
ベルト装着管理装置は、請求項22、請求項23、請求
項24、請求項25、請求項26または請求項27に係
るものにおいて、前記人体センサに周波数カウンタを設
け、発振部の発振周波数に応じて、検波部の信号増幅率
を変化させるようにしたものである。また、請求項30
に係る飛行機内のシートベルト装着管理装置は、請求項
2、請求項23、請求項24、請求項25、請求項26
または請求項27に係るものにおいて、前記人体センサ
に周波数カウンタを設け、発振部の発振周波数が人体や
空席時よりも高いとき、人体と判定しないようにしてい
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の第1の
実施形態を示すシートベルト未装着警告装置の構成を示
す回路図である。このシートベルト未装着警告装置は、
人体センサ8と、シートベルトが装着されたことを検知
するシートベルト装着検知スイッチ5と、シートベルト
が未装着のとき、警告を発する警告部6とから構成され
ている。人体センサ8は、センサ部1と、このセンサ部
1に伝送路4を介して高周波信号を伝送する発振部2
と、センサ部1に供給された高周波信号がセンサ部1で
反射されて発振部2側に戻る反射信号を検出する反射波
センサ部3と、発振部2を制御するとともに、反射波セ
ンサ部3の出力を受け、シートベルト装着検知スイッチ
のON/OFF状況とにより、警告部に未装着警告信号
を出力する制御部7とから構成されている。
【0026】センサ部1は、ここでは検知コイル11
と、この検知コイル11と直列共振回路を形成する共振
用コンデンサ12と、1次側が入力側の共振回路に接続
され、2次側が高周波入力端子14とアースGNDに接
続される実数用トランス13とから構成されている。も
っとも、共振回路は並列回路を用いてもよい。発振部2
は、ここではPLL発振器28であるが、振動子を使用
した発振回路を採用しても良いし、発振回路自体は、周
知の高周波発振回路であれば他の回路でもよく、例え
ば、LC発振器を用いたものであってもよい。発振部2
の出力周波数は、ここでは30MHz〜50MHzの範
囲で変化する。また、反射波センサ部3は、方向性結合
器を含み、センサ部1からの反射波を電力として検出
し、電圧に変換している。反射波センサ部3は、伝送路
4に一端が接続されるコンデンサ31の他端が抵抗32
とコイル33の並列回路に接続され、このコイル33が
伝送路4にM結合され、さらに並列回路の他端がダイオ
ード34のアノードに接続され、ダイオード34のカソ
ードがコンデンサ35を介してGND接続されるととも
に、カソードからアナログの出力信号、すなわち電圧に
変換された反射波を導出するようになっている。ここで
使用している反射波センサは、このようにCM結合のも
のを用いているが、MM結合方法によるもの等、他のセ
ンサを用いてもよい。
【0027】シートベルト装着検知スイッチ5自体は、
すでに良く知られたものであり、シートベルトの装着に
よりONされるスイッチであり、このON/OFF信号
は制御部7に入力されている。警告部6はブザーあるい
は表示器、またはその両方を備えている。制御部7は、
A/D変換器71、CPU72を備え、反射波センサ部
3からのアナログ信号をディジタル信号に変換し、反射
波レベル及び周波数から論理処理し、空席、荷物、人体
の着座等の判別検知処理を実行するとともに、人体の有
無とシートベルト装着検知スイッチ5からの信号とによ
りシートベルト未装着判別処理を実行する。
【0028】この実施形態シートベルト未装着警告装置
では、発振部2で高周波信号を発生し、伝送路4を介し
てセンサ部1に供給される。発振部2の高周波信号は、
上記したように、30MHz〜50MHzの範囲で走査
される。センサ部1に供給された高周波信号は、センサ
部1で反射される。センサ部1では、検知コイル11の
近傍に置かれる物体により、物体の透磁率が相違すると
ころから、センサ部11のインピーダンスが相違し、コ
イル11の近傍、つまり外部状況によって発生する反射
波のレベルが相違する。この反射波を反射波センサ部3
で検出し、制御部7でその反射波レベルと周波数から、
人体の有無を判別検知する。そして、人体検知の出力と
シートベルト装着検知スイッチ5のOFF信号で未装着
信号を警報部6に加える。
【0029】このシートベルト未装着警告装置における
検知原理について、少し詳しく説明する。このシートベ
ルト未装着警告装置において、発振部2を発振させる
と、空席(誰も着座していず、荷物等もない)の場合、
子供が着座した場合、大人が着座した場合、及び荷物を
載置した場合の、反射波の特性は図2のa、b、c、d
に示す特性となる。これによると、a、dの空席、及び
荷物を載置した場合は、ある周波数で反射波が非常に小
さく、Qが高い。b、cの人体が着座した場合は、ある
周波数で反射波が小さくなるが、変化の程度が小さく、
Qが小さい。このような反射波の周波数特性の相違は、
空席(空気)、荷物、人体等の透磁率の相違によって生
じるものである。
【0030】したがって、図3に示すように、反射波セ
ンサ部3より検出される反射波レベルが、基準値SR
り、全周波数範囲にわたり大きければ、人が着座してお
り、逆に基準値SR より低い反射波の周波数があれば、
空席かあるいは荷物が載置されていることを示す。制御
部7のCPU71で、上記人体、空席、荷物の判別処理
を行う。このような処理は、後述の図4の人体センサ8
でも同様に行われる。
【0031】図4は、第2の実施形態シートベルト未装
着警告装置の回路図である。このシートベルト未装着警
告装置は、センサ部21と、発振部22と、反射波セン
サ部23と、シートベルト装着検知スイッチ25と、警
告部26と、制御部27とから構成されているが、セン
サ部21、反射波センサ23、シートベルト装着検知ス
イッチ25、警告部26、及び制御部27の構成及び動
作は、図1に示したものと同様である。発振部22は、
図1のものがPLLを用いているに対し、ここでは、L
C発振器を採用しており、かつ、そのコンデンサ29の
容量をCPU72からの指令のもと、モータ73によっ
て変化させ、周波数の走査を行っている点で相違する
が、その全体動作は、ほぼ同様である。なお、図1、図
4の人体センサでは、反射波センサ部で周波数のレベル
を検出しているが、これに替えて、伝送されてくる高周
波信号に対する反射波の位相ずれ、あるいは反射波の電
圧もしくは電流、または反射電力を検出してもよい。
【0032】図5は、この発明の第3の実施形態シート
ベルト未装着警告装置の回路図である。この実施形態シ
ートベルト未装着警告装置は、高周波信号を発振する発
振部40、この発振部40より出力される高周波信号を
検波する検波部50、この検波部50よりの検波信号を
受けて人体の有無を判別する制御部60からなる人体セ
ンサ8と、シートベルト装着検知スイッチ5と、警告部
6とから構成されている。
【0033】発振部40は、検知用コイル41と、この
検知用コイル41に並列に接続され、一端が接地される
コンデンサ42と、このコンデンサ42に並列接続され
る抵抗43と、これら並列接続の他端がゲートに接続さ
れるFET44と、このFET44のゲートと接地間に
接続されるコンデンサ45、46の直列回路と、コンデ
ンサ46と並列に接続される抵抗47とを備えている。
コンデンサ45と46の接続点は、FET44のドレイ
ンに接続され、FET44のソースにはVcc電源が接続
される。この発振部40は、コルピッツ型のLC発振器
であり、それ自体は特に新規な発振器である必要はな
い。したがって、ハートレイ発振器、等の他のよく知ら
れた発振器であってもよい。
【0034】発振部40の発振周波数は、10MHz以
上の高周波信号であることが望ましく、検知用コイル4
1が1回巻きの場合は、その芯数の太さが1.2mmで
あり、直径が200mmのものである。コイル41の直
径は、150mmから300mm程度で適宜選定するこ
とができる。コンデンサ42は27PF、抵抗13は例
えば可変抵抗器とし、10KΩ〜150KΩの変化をさ
せ、感度調整を行うことができる。コンデンサ45、4
6は、それぞれ47PFである。抵抗47は470Ωで
ある。もっとも、これらの定数は一例であり、発振すべ
き周波数に応じ、適宜、選定すれば良い。
【0035】検波部50は、発振部40の出力端である
FET44のドレインが一端に接続されるコンデンサ5
1と、このコンデンサ51の他端にカソードが接続さ
れ、アノードが接地されるダイオード52と、上記コン
デンサ51の他端にアノードが接続されるダイオード5
3と、このダイオード53のカソードと接地間に接続さ
れるコンデンサ54とを備え、ダイオード53のカソー
ドから検波信号が出力される。
【0036】制御部60は、ベースに検波部50の出力
信号が加えられ、エミッタが接地接続され、コレクタよ
り人体有無の信号を出力するNPN型トランジスタ61
を備えている。今、座席が空席であるが、荷物が載置さ
れた場合を想定すると、これらの場合、検知用コイル4
1のQが高く、したがって、発振部40は周波数信号
(10MHz)を発振し、出力する。この高周波信号
は、検波部50で検波されて、制御部60のトランジス
タ61に入力される。この場合のトランジスタ61の入
力レベルが高く、トランジスタ61はONする。このO
Nは、人体無しを示す信号として出力される。次に、人
が座席に着座すると人体の透磁率の影響を受け、検知用
コイル41のQが低下する。そのため、発振部40の発
振が停止し、したがって、検波部50へ入力される高周
波信号のレベルも0となり、応じて検波部50からの検
波信号も低い。そのため、トランジスタ61はOFFと
なる。このOFFは、人体有の信号として出力される。
この場合に、シートベルト装着検知スイッチ5がONで
ないと、警告部6はシートベルト未装着の警告を発す
る。
【0037】図6は、この発明の第4の実施形態シート
ベルト未装着警告装置を示す回路図である。この実施形
態シートベルト未装着警告装置は、発振部40及び検波
部50、シートベルト装着検知スイッチ5、警告部6
は、図5のものと同じである。制御部60の構成が図5
のものと相違し、比較器62と基準電圧設定器63とか
ら構成されている。比較器62は、検波部50からの検
波信号と、基準電圧設定器62からの基準電圧を比較
し、基準電圧よりも検波信号が大きい場合は、人体無し
を示す信号が出力し、基準電圧よりも検波信号が小さい
と、人体有を示す信号を出力する。この人体有の信号が
出力され、かつシートベルト装着検知スイッチ5がON
でないと、警告部6は警告を発する。
【0038】図7は、この発明の第5の実施形態シート
ベルト未装着警告装置を示す回路図である。トランジス
タ61の出力側にリレー64を備えたものであり、その
他は図5のものと同様である。図8は、この発明の第6
の実施形態シートベルト未装着警告装置を示すブロック
図である。図1、図4、図5、図6、図7の如くシート
ベルト装着検知スイッチ5、警告部6及び人体センサ8
を備えたものにおいて、電源OFFスイッチ9を設けた
ものである。この実施形態シートベルト未装着警告装置
は、子供や妊婦など、シートベルトをすることができな
い人が着座した場合に、電源OFFスイッチ9をOFF
しておくことにより、シートベルトが装着されていなく
ても警告が発せられないようにしたものである。
【0039】図9は、この発明の第7の実施形態シート
ベルト未装着警告装置を示す回路図である。このシート
ベルト未装着警告装置は、未装着警告機能を有するとと
もに、その解除機能を有するものである。人体センサ8
への電源電圧Vccをリレー90の接点90aを介して供
給するとともに、電源電圧Vccをリレーコイル90c、
電源オフスイッチ9、復帰スイッチ92、リレー接点9
0bの直列回路に与えるようにしている。
【0040】この実施形態シートベルト未装着警告装置
では、常時、電源Vccがリレー接点90aを介して、人
体センサ8に供給されている。電源OFFスイッチ9が
ONされると、リレーコイル90cに電源が流れ、接点
90aをOFFし、人体センサ8への電源電圧Vccの供
給を断し、警告機能を解除する。次に、次回エンジンが
始動する時に、復帰スイッチ92がOFFし、リレーコ
イル90bに流れる電流をOFFする。これによって、
リレー接点90aが閉じ、電源電圧Vccが人体センサ8
に供給されるようになり警告機能が復帰する。
【0041】図10は、この発明の第8の実施形態シー
トベルト未装着警告装置を示す回路図である。この実施
形態シートベルト未装着警告装置は、電源電圧Vccをリ
レー接点90aを介して、人体センサ8等に供給すると
ともに、電源電圧Vccをリレーコイル90bとサイドブ
レーキスイッチ93の直列回路に供給している。サイド
ブレーキを引いている間は、サイドブレーキスイッチ9
3がONしており、リレーコイル90bに電流が流れ、
リレー接点90aがOFFしている。その人体センサ8
等に電源電圧が供給されず、警告機能が解除されてい
る。サイドブレーキを離すと、サイドブレーキスイッチ
93がOFFし、リレーコイル90bに電流が流れなく
なり、リレー接点90aが閉じる。電源電圧Vccが人体
センサ8等に供給され、警告機能が働く。なお、ここで
はブレーキスイッチ93のONで電源を断している。ブ
レーキスイッチのONで停止信号を人体センサ等に伝
え、その信号を受けると、警告機能を解除するようにし
てもよい。
【0042】図11は、この発明の第9の実施形態シー
トベルト未装着警告装置装置を示す回路図である。この
実施形態シートベルト未装着警告装置は、電源電圧Vcc
をリレー接点90aを介して人体センサ8等に供給し、
車載コンピュータからトランスミンションでの車速パル
ス信号をカウンタ94でカウントし、予め決めている時
間内に所定数カウントできない場合は、車は停止してい
るものとし、リレーコイル90bに通電し、リレー接点
90aをオフし、人体センサ8等の電源電圧V ccの供給
を絶ち、警告機能を解除する。走行すると、車速パルス
信号が所定値以上カウントされ、リレーコイル90bに
電流が流れなくなり、リレー接点90aが閉じ、電源電
圧Vccが人体センサ8等に供給され、警告機能が動作す
る。
【0043】上記各実施形態で使用される検知コイル1
1(41)は、図12に示すように、直径200mmの
1回巻きの円形の空芯のコイルが使用され、コイル11
(41)以外のセンサ部1、発振部2、反射波センサ部
やコイル以外の発振部40、検波部50及び制御部60
は、回路ケース体100に収納される。また、検知用の
コイル11は、図13に示すように、直径200mmの
コイル11aと直径100mmのコイル11bの2個設
け、用途に応じ、これら11a、11bのいずれかを選
択して使用しても良いし、これらを直列接続して使用し
ても良い。
【0044】また、図14に示すように、検知用コイル
11(41)を磁性体コア18に巻回し、コイル11の
面に直交する一方向にのみ磁界を発生するようにしても
よい。なお、検知用コイル11の導線としては、高周波
信号の良導体であるAu(金)、Ag(銀)、Cu
(銅)、Al(アルミニュウム)等が使用される。
【0045】上記した実施形態のうち、人体センサ8
は、図15に示すように、座席(乗用車、列車、劇場
等)51の内部に、あるいは背もたれ部52に埋込む形
で、組み込まれる。各実施形態シートベルト未装着警告
装置の人体センサ8は、図16に示すように、助手席5
3にも設けることになる。図17は、この発明の第10
の実施形態を示す飛行機内のシートベルト装着管理装置
の構成を示すブロック図である。このシートベルト装着
管理装置は、各椅子(各座席)111-1、111-2、…
内に、それぞれ配置される人体センサ8と、シートベル
トスイッチ5とを配備するとともに、各椅子111-1
111-2、…からの人体検知信号とシートベルトの未装
着を受けるシートベルト装着管理部112と、各座席毎
にシートベルトが装着されているか否かを表示する表示
器113とを備えている。人体センサ8としては、図
1、図4、図5、図6、図7等に示すものが使用され
る。表示器113は飛行機内のスチュワーデスが見易い
位置に設置される。シートベルトスイッチ5は、シート
ベルトが装着されるとオン、未装着でオフとなるスイッ
チである。
【0046】例えば、図18に示すように、座席A−1
5、A−14、B−15、B−14に客が座っており、
座席A−15の人だけがシートベルトを装置していない
場合を想定すると、A−14、B−15、B−14では
人体センサ8で人を検知し、シートベルトスイッチ5が
オンしているが、座席A−15からは人体センサからの
人体検知の信号が入るが、シートベルトスイッチ5から
はオン信号が入らないので、シートベルト装着管理制御
部112は表示器113のA−15を点灯する。スチュ
ワーデスは表示器113を見て、A−15の座席がシー
トベルトを装置していないことを知り、機内放送で“A
−15の方、シートベルトをお締め下さい”の注意を促
すことができる。しかも、全座席の状況が一斉に表示器
113に表示されるので、装置状況の確認に何ら手間取
ることがない。
【0047】図19は、この発明の第11の実施形態を
示す飛行機内のシートベルト装着管理装置の構成を示す
ブロック図である。この実施形態装置は、図17のもの
に比して、各座席111-1、112-2、…に、さらにス
ピーカ114を設けたものである。シートベルトの未装
着の表示が表示器113になされると、スチュワーデス
がその座席に対してマイクロホン115より“シートベ
ルトを装着して下さい”の発声を行うと、未装着の座席
のスピーカ114からその発声が出力され、客に注意を
促すことになる。
【0048】図20は、この発明の第12の実施形態を
示す飛行機内のシートベルト装着管理装置の構成を示す
ブロック図である。この実施形態装置は、図19の装置
のマイクロホン115に代えて、音声合成器116を備
えたものである。人が着座しているにもかかわらず、シ
ートベルトスイッチ5がオンしていないと、その座席を
表示器113が表示するとともに、音声合成器から“シ
ートベルトを装着して下さい”の音声が、その対応する
座席に出力され、その座席のスピーカ114より発音さ
れる。着座があるにもかかわらず、シートベルト未装着
が検知されると、自動的に注意を促す音声が発せられる
ので、スチュワーデスの労力が軽減される。
【0049】図21は、図17、図19、図20の人体
センサ8の内部回路を具体的に示したものである。回路
自体は図4に示したものと同じなので、説明を省略す
る。図22は、図17、図19、図20の人体センサ8
の他の内部回路例を示したものである。回路自体は図1
に示したものと同じなので、説明は省略する。図23
は、図17、図19、図20の人体センサ8の他の内部
回路例を示したものである。回路自体は図5に示したも
のと同じなので、説明は省略する。
【0050】図24は、この発明の第13の実施形態を
示す飛行機内のシートベルト装着管理装置の構成を示す
ブロック図である。この実施形態では、人体センサ8に
特徴がある。ここで示す人体センサは8は、発振部40
と、検波部50と、制御部60とを備えている点で、図
23のものと同様である。図23の人体センサ8を用い
て人体と物体の識別検知を行う場合、金属物体は、レベ
ルが非金属よりも人体レベルに近いものであり、金属物
体でも人体と検知してしまうおそれがある。
【0051】図24の実施形態シートベルト装着管理装
置は、金属物体による発振周波数の高さに着目して、金
属板などによる誤動作を防止するようにしている。その
ため、この実施形態装置の人体センサ8は、さらにフィ
ルタ回路71と、高い周波数用の検波器72を備えてい
る。今、助手席に人体が着座した場合に、発振部40の
発振出力は小さくなり、検波部50で検波され、制御部
60に入力された信号レベルは、例えば基準値SR 1
り小さく、したがって制御部60はシートベルト装着管
理制御部112に人体有信号を出力する。人体や非金属
の場合、発振部40の発振周波数は低いので、高周波フ
ィルタ71でカットされる。一方、座席に金属体が置か
れた場合に、発振部40の発振出力はやはり低下する。
しかし、この場合の発振周波数は、人体や非金属物に比
べて高い。発振部40の出力は、高周波フィルタ71に
よって高い周波数成分のみが導出され、検波回路72で
検波され、その出力信号が制御部60に入力されるが、
例えば基準値SR1 よりもレベルが大となるように増幅
されているので、制御部60では人体有とは判断しな
い。したがって、金属体を人体と誤判断することはな
い。
【0052】図25は、この発明の第13の実施形態飛
行機内のシートベルト装着管理装置の構成を示すブロッ
ク図である。この実施形態装置も金属体を人体であると
誤検知しない人体センサ8を採用している。発振部4
0、検波部50及び制御部60を備える点で、図24の
ものと同じであるが、発振部40の出力をカウントする
周波数カウンタ73と、その周波数に応じて増幅器74
の増幅率を制御する増幅率制御部75とを特徴的に備え
ている。
【0053】このシートベルト装着管理装置の人体セン
サ8では、人体、非金属物である場合はすでに説明した
人体センサと同様の動作で識別検知される。金属体が近
傍に置かれた場合には、発振部40の発振周波数が高く
なる。この高い周波数の発振出力を周波数カウンタ73
でカウントし、周波数が高いほど増幅率制御部75は、
それに応答して増幅器74のゲインを上げる。その発振
部40の発振出力が金属体の存在のため、レベル低下し
ているが、増幅器74でレベルを上げるので、制御部6
0には、非金属物と同様の高いレベルの入力が加えられ
る。したがって、金属体を人体と誤動作することはな
い。
【0054】図26は、この発明の第14の実施形態飛
行機内のシートベルト装着管理装置の構成を示すブロッ
ク図である。この実施形態装置も、金属体を人体である
と誤動作しない人体センサ8を備えている。ここで使用
する人体センサ8も、発振部40、検波部50、制御部
60を備えている。また、発振部40の発振周波数をカ
ウントする周波数カウンタ73を備え、制御部60は、
検波部50の出力をディジタル値に変換するA/D変換
器76と、CPU77とから構成されている。
【0055】この装置の人体センサ8では、人体の場合
は、発振部40の発振出力が低下し、その発振出力が検
波部50で検波されて、A/D変換器76を介してCP
U77に取込まれている。また、非金属物である場合
は、発振部40の出力レベルが低下せず、その発振出力
が検波部50、A/D変換器76を介してCPU77に
取り込まれる。CPU77では、取り込まれた信号レベ
ルを基準値と比較して、人体と非金属物の識別を行う。
金属体の場合は、発振部40の発振出力が低下するとと
もに、発振周波数も高くなる。周波数カウンタ73の周
波数カウントによってCPU77には高い周波数を示す
カウント値が取込まれ、CPU77は基準値を例えば、
予め定めるSR2 に下げる。したがって、検波部50、
A/D変換器76を介して取込まれる信号レベルが低下
しているものの、基準値をSR2 まで下げているので信
号レベルはなお基準値よりも高い。したがって、CPU
77は人体であると判別せず、人体有の信号をシートベ
ルト装着管理制御部112に出力しない。そのため、金
属体を人体と誤検知することはない。
【0056】
【発明の効果】この出願の請求項1、請求項2、請求項
3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項10、請求
項11、請求項12に係る発明は、人体とその他の物体
との透磁率の相違による外部状態の相違を検出し、座席
の人体有無を検出することに応じシートベルトの未装着
警告を行うものであるから、1個のセンサで荷物と人体
着座を分別することができる。電磁界イミュティに強
い。小型である。子供でも検知が可能である。製造コス
トが安い。人体に接触する必要がない。助手席、後部座
席に自由に設置できる。等の効果がある。
【0057】また、請求項7、請求項13に係る発明に
よれば、警告解除機能を備えているので、警告を必要と
する場合、必要としない場合に対応して、いずれかを選
択可能である。また、請求項8、請求項14に係る発明
によれば、次回エンジンを始動させる時に、解除された
警告機能の自動復帰機能を備えているので、例え警告解
除を行っていても、次回エンジン始動時には確実にシー
トベルトの装着の有無をチェックできる。
【0058】また、請求項9、請求項15に係る発明に
よれば、自動車が動いていないときに警告しないように
しているので、装置を直ちに必要な時にのみ動作させる
ことができる。また、請求項16、請求項17、請求項
18、請求項19、請求項20、請求項21、請求項2
2、請求項23、請求項24、請求項25、請求項26
及び請求項27の発明によれば、人体とその他の物体と
の透磁率の相違による外部状態の相違を検出し、座席の
人体有無を検知し、この人体検知信号とシートベルトス
イッチの信号とにより、シートベルトの装着状態を確認
し得るものであるから、1個のセンサで荷物と人体着座
を分別することができる。電磁界イミュニティに強い。
シートベルト装着情報を提示できる。体重に影響されな
い。子供でも検知が可能である。小型である。製造コス
トが安い。人体に接触する必要がない。シートベルト未
装着の人がすぐに判る。一目で、どの席の人がシートベ
ルト未装着かを確認できる。スチュワーデスの仕事が軽
減される。等の効果がある。
【0059】また、請求項28、請求項29、請求項3
0の発明によれば、上記効果の他、金属物体を人体と誤
検知するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態シートベルト未装着
警告装置の回路図である。
【図2】同実施形態シートベルト未装着警告装置の空
席、着座(子供)、着座(大人)、荷物の別による発振
部からの信号による周波数と反射波の関係を示す図であ
る。
【図3】同実施形態シートベルト未装着警告装置におけ
る人体着座の検知動作を説明するための周波数−反射特
性を示す図である。
【図4】この発明の第2の実施形態シートベルト未装着
警告装置の回路図である。
【図5】この発明の第3の実施形態シートベルト未装着
警告装置の回路図である。
【図6】この発明の第4の実施形態シートベルト未装着
警告装置の回路図である。
【図7】この発明の第5の実施形態シートベルト未装着
警告装置の回路図である。
【図8】この発明の第6の実施形態シートベルト未装着
警告装置の回路図である。
【図9】この発明の第7の実施形態シートベルト未装着
警告装置の回路図である。
【図10】この発明の第8の実施形態シートベルト未装
着警告装置の回路図である。
【図11】この発明の第9の実施形態シートベルト未装
着警告装置の回路図である。
【図12】上記各実施形態で使用される検知コイルを説
明する図である。
【図13】上記各実施形態で使用される他の検知コイル
を説明する図である。
【図14】上記各実施形態で使用されるさらに他の検知
コイルを説明する図である。
【図15】上記検知コイルの座席への設置を説明する図
である。
【図16】助手席への上記検知コイルの設置を説明する
図である。
【図17】この発明の第10の実施形態飛行機内のシー
トベルト装着管理装置の構成を示すブロック図である。
【図18】同実施形態飛行機内のシートベルト装着管理
装置におけるシートベルト未装着の検知と、その旨のア
ナウンスを説明するための図である。
【図19】この発明の第11の実施形態飛行機内のシー
トベルト装着管理装置の構成を示すブロック図である。
【図20】この発明の第12の実施形態飛行機内のシー
トベルト装着管理装置の構成を示すブロック図である。
【図21】図17、図19、図20の人体センサの内部
回路例を具体的に示す回路図である。
【図22】図17、図19、図20の人体センサの他の
内部回路例を具体的に示す回路図である。
【図23】図17、図19、図20の人体センサのさら
に他の内部回路例を具体的に示す回路図である。
【図24】この発明の第13の実施形態飛行機内のシー
トベルト装着管理装置の構成を示すブロック図である。
【図25】この発明の第14の実施形態飛行機内のシー
トベルト装着管理装置の構成を示すブロック図である。
【図26】この発明の第15の実施形態飛行機内のシー
トベルト装着管理装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 センサ部 2 発振部 3 反射波センサ部 4 伝送路 5 シートベルト装着検知スイッチ 6 警告部 7 制御部

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波信号を発振し、かつ発振周波数を自
    動的に変化させる周波数走査手段を含む発振部と、共振
    回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記センサ部に
    高周波信号を与える伝送部と、前記センサ部の外部状況
    に応じた信号を出力する検出部と、前記検出信号と発振
    周波数とから人体の有無を検出する制御部とからなる人
    体センサを用い、自動車のシートベルト未装着警告を行
    うことを特徴とするシートベルト未装着警告装置。
  2. 【請求項2】前記センサ部のコイルは、シートの座面ま
    たは、背もたれ部、もしくは両方に組み込んである請求
    項1記載の自動車のシートベルト未装着警告装置。
  3. 【請求項3】前記検出部は、前記伝送部から送られてく
    る高周波信号に対する出力波の位相のずれを検出するも
    のである請求項1記載の自動車のシートベルト未装着警
    告装置。
  4. 【請求項4】前記発振部は高周波信号を発生し、この高
    周波信号を伝送路を介して共振回路を含むセンサ部に供
    給し、外部の状況に応じてセンサ部から伝送路に対して
    反射してくる信号を検出し、この反射信号により人体検
    知を行うようにした請求項1記載の自動車のシートベル
    ト未装着警告装置。
  5. 【請求項5】前記発振部は高周波信号を発生し、この高
    周波信号を伝送路を介して共振回路を含むセンサ部に供
    給し、外部の状況に応じてセンサ部の電圧もしくは電流
    を検出し、この電圧もしくは電流により、人体検知を行
    うようにした請求項1記載の自動車のシートベルト未装
    着警告装置。
  6. 【請求項6】前記発振部で高周波信号を発振し、順次そ
    の発振信号を変化させながら、伝送路を介して共振回路
    を含むセンサ部に供給し、発振した各周波数に対する各
    反射電力を測定し、この各周波数と反射電力の関係か
    ら、人体の有無を検知するようにした請求項1記載の自
    動車のシートベルト未装着警告装置。
  7. 【請求項7】警告解除機能を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の自動車のシートベルト未装着警告装置。
  8. 【請求項8】前記解除機能は、次回エンジンを始動させ
    るときに自動復帰機能を備えたことを特徴とする請求項
    7記載の自動車のシートベルト未装着警告装置。
  9. 【請求項9】自動車が動いていないときは、警告をしな
    い機能を備えた請求項1記載の自動車のシートベルト未
    装着警告装置。
  10. 【請求項10】高周波信号を発振し、近傍の人体の有無
    に応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、前記発振
    部の高周波信号を受けて検波する検波部と、前記検波部
    の検波信号を受けて、この検波信号のレベルの大小に応
    じ、人体有無を判別し、人体有無信号を出力する制御部
    とからなる人体センサを用い、自動車のシートベルト未
    装着警告を行うことを特徴とするシートベルト未装着警
    告装置。
  11. 【請求項11】前記人体センサは、空席や荷物等のとき
    に高周波発振部が発振をし、人体のときには高周波発振
    部は発振を停止するようにした請求項10記載の自動車
    のシートベルト未装着警告装置。
  12. 【請求項12】何も存在しないとき、あるいは人体以外
    の物体が存在するとき、高周波信号発振部を発振させ、
    人体の存在で発振部の発振を停止させ、発振部の高周波
    信号を検波部で検波し、この検波部の検波信号のレベル
    が所定値以下の場合、人体有りとするようにした請求項
    10記載の自動車のシートベルト未装着警告装置。
  13. 【請求項13】警告解除機能を備えたことを特徴とする
    請求項10記載の自動車のシートベルト未装着警告装
    置。
  14. 【請求項14】前記解除機能は、次回エンジンを始動さ
    せるときに自動復帰機能を備えたことを特徴とする請求
    項13記載の自動車のシートベルト未装着警告装置。
  15. 【請求項15】自動車が動いていないときは、警告をし
    ない機能を備えた請求項10記載の自動車のシートベル
    ト未装着警告装置。
  16. 【請求項16】高周波信号を発振し、かつ発振周波数を
    自動的に変化させる周波数走査手段を含む発振部と、共
    振回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記センサ部
    に高周波信号を与える伝送部と、前記センサ部の外部状
    況に応じた信号を出力する検出部と、前記検出信号と発
    振周波数とから人体の有無を検出する制御部とからなる
    人体センサを各座席に設け、人体センサで人体を検知し
    た信号とシートベルトのスイッチによって飛行機のシー
    トベルトの装着情報を管理するシートベルト装着管理制
    御部を備えたことを特徴とする飛行機内のシートベルト
    装着管理装置。
  17. 【請求項17】高周波信号を発振し、かつ発振周波数を
    自動的に変化させる周波数走査手段を含む発振部と、共
    振回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記センサ部
    に高周波信号を与える伝送部と、前記センサ部の外部状
    況に応じた信号を出力する検出部と、前記検出信号と発
    振周波数とから人体の有無を検出する制御部とからなる
    人体センサを各座席に設け、人体センサで人体を検知し
    た信号とシートベルトのスイッチによって飛行機内のシ
    ートベルトの未装着の表示を行うことを特徴とする飛行
    機内のシートベルト装着管理装置。
  18. 【請求項18】高周波信号を発振し、かつ発振周波数を
    自動的に変化させる周波数走査手段を含む発振部と、共
    振回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記センサ部
    に高周波信号を与える伝送部と、前記センサ部の外部状
    況に応じた信号を出力する検出部と、前記検出信号と発
    振周波数とから人体の有無を検出する制御部とからなる
    人体センサとスピーカを各座席に設け、人体センサで人
    体有無を検知した信号と、シートベルトスイッチで、シ
    ートベルト未装着を検知し、乗客に対してシートベルト
    装着をアナウンスする機能を備えたことを特徴とする飛
    行機内のシートベルト装着管理装置。
  19. 【請求項19】高周波信号を発振し、かつ発振周波数を
    自動的に変化させる周波数走査手段を含む発振部と、共
    振回路を含むセンサ部と、前記発振部から前記センサ部
    に高周波信号を与える伝送部と、前記センサ部の外部状
    況に応じた信号を出力する検出部と、前記検出信号と発
    振周波数とから人体の有無を検出する制御部とからなる
    人体センサとスピーカを各座席に設け、制御部に音声合
    成器とシートベルトサインの信号を取込む機能を設け、
    シートベルト未装着である乗客に対してアナウンスする
    機能を備えたことを特徴とする飛行機内のシートベルト
    装着管理装置。
  20. 【請求項20】前記発振部は高周波信号を発生し、この
    高周波信号を伝送路を介して共振回路を含むセンサ部に
    供給し、外部の状況に応じてセンサ部から伝送路に対し
    て反射してくる信号を検出し、この反射信号により人体
    検知を行うようにした請求項16、請求項17、請求項
    18または請求項19記載の飛行機内のシートベルト装
    着管理装置。
  21. 【請求項21】前記発振部で高周波信号を発振し、順次
    その発振信号を変化させながら、伝送路を介して共振回
    路を含むセンサ部に供給し、発振した各周波数に対する
    各反射電力を測定し、この各周波数と反射電力の関係か
    ら、人体の有無を検知するようにした請求項16、請求
    項17、請求項18または請求項19記載の飛行機内の
    シートベルト装着管理装置。
  22. 【請求項22】高周波信号を発振し、近傍の人体の有無
    に応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、前記発振
    部の高周波信号を受けて検波する検波部と、前記検波部
    の検波信号を受けて、この検波信号のレベルの大小に応
    じ、人体有無を判別し、人体有無信号を出力する制御部
    とからなる人体センサを各座席に設け、人体センサで人
    体を検知した信号とシートベルトのスイッチによって飛
    行機のシートベルトの装着情報を管理するシートベルト
    装着管理制御部を備えたことを特徴とする飛行機内のシ
    ートベルト装着管理装置。
  23. 【請求項23】高周波信号を発振し、近傍の人体の有無
    に応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、前記発振
    部の高周波信号を受けて検波する検波部と、前記検波部
    の検波信号を受けて、この検波信号のレベルの大小に応
    じ、人体有無を判別し、人体有無信号を出力する制御部
    とからなるものである人体センサを各座席に設け、人体
    センサで人体を検知した信号とシートベルトのスイッチ
    によって飛行機内のシートベルトの未装着の表示を行う
    ことを特徴とする飛行機内のシートベルト装着管理装
    置。
  24. 【請求項24】高周波信号を発振し、近傍の人体の有無
    に応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、前記発振
    部の高周波信号を受けて検波する検波部と、前記検波部
    の検波信号を受けて、この検波信号のレベルの大小に応
    じ、人体有無を判別し、人体有無信号を出力する制御部
    とからなるものである人体センサとスピーカを各座席に
    設け、人体センタで人体有無を検知した信号と、シート
    ベルトスイッチで、シートベルト未装着を検知し、乗客
    に対してシートベルト装着をアナウンスする機能を備え
    たことを特徴とする飛行機内のシートベルト装着管理装
    置。
  25. 【請求項25】高周波信号を発振し、近傍の人体の有無
    に応じ発振信号のレベルが変化する発振部と、前記発振
    部の高周波信号を受けて検波する検波部と、前記検波部
    の検波信号を受けて、この検波信号のレベルの大小に応
    じ、人体有無を判別し、人体有無信号を出力する制御部
    とからなるものである人体センサとスピーカを各座席に
    設け、制御部に音声合成器とシートベルトサインの信号
    を取込む機能を設け、シートベルト未装着である乗客に
    対してアナウンスする機能を備えたことを特徴とする飛
    行機内のシートベルト装着管理装置。
  26. 【請求項26】前記人体センサは、空席に荷物等のとき
    に高周波発振部が発振をし、人体のときには高周波発振
    部は発振を停止するようにした請求項22、請求項2
    3、請求項24または請求項25記載の飛行機内のシー
    トベルト装着管理装置。
  27. 【請求項27】何も存在しないとき、あるいは人体以外
    の物体が存在するとき、高周波信号発振部を発振させ、
    人体の存在で発振部の発振を停止させ、発振部の高周波
    信号を検波部で検波し、この検波部の検波信号のレベル
    が所定値以下の場合、人体有りとするようにした請求項
    22、請求項23、請求項24または請求項25記載の
    飛行機内のシートベルト装着管理装置。
  28. 【請求項28】前記人体センサの検波部と制御部の間に
    フィルタを備え、人体検出部よりも高い周波数で発振し
    た発振信号を増幅し、検波信号のレベルを補正する機能
    を備えた請求項22、請求項23、請求項24、請求項
    25、請求項26または請求項27記載の飛行機内のシ
    ートベルト装着管理装置。
  29. 【請求項29】前記人体センサに周波数カウンタを設
    け、発振部の発振周波数に応じて、検波部の信号増幅率
    を変化させることを特徴とする請求項22、請求項2
    3、請求項24、請求項25、請求項26または請求項
    27記載の飛行機内のシートベルト装着管理装置。
  30. 【請求項30】前記人体センサに周波数カウンタを設
    け、発振部の発振周波数が人体や空席時よりも高いと
    き、人体と判定しないようにした請求項22、請求項2
    3、請求項24、請求項25、請求項26または請求項
    27記載の飛行機内のシートベルト装着管理装置。
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