JPH09240105A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH09240105A
JPH09240105A JP4593796A JP4593796A JPH09240105A JP H09240105 A JPH09240105 A JP H09240105A JP 4593796 A JP4593796 A JP 4593796A JP 4593796 A JP4593796 A JP 4593796A JP H09240105 A JPH09240105 A JP H09240105A
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JP
Japan
Prior art keywords
linear scale
sensor
carriage
distance
recording medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP4593796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Noji
敏彰 野地
Yasushi Sawada
康 沢田
Tomohiro Ishizu
知宏 石津
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサとリニアスケールとの位置関係が所定
の間隔に保証され、その調整が容易で、確実で、印字機
能の高品質化、高信頼化が達成される。 【解決手段】 キャリッジ5の揺動もしくは移動によっ
て変動するリニアスケール7とセンサ6との間隔を保証
する保証手段であるセンサ6に設けられ押圧が与えられ
るバネ12およびリニアスケール7との間隔を保持する
ボス11とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被記録体にインク
を吐出して印字する印字カートリッジにおいて、リニア
スケールとセンサとを用いて、前記印字カートリッジの
印字タイミングを調整するインクジェット記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置は、印字
カートリッジと言われるインク吐出孔を備えたフェイス
面よりインクを吐出し被記録体に印字記録するものであ
って、フィルム上にメモリを刻んだ光学式リニアスケー
ルによって、高精度な画像を高速度で被記録体に特別な
処理をして記録することができる。インクを使用して高
精度な記録が可能であるが、被記録体として普通紙を使
用する際には、普通紙の特性上、高濃度になるに従って
インクの量が増加するために、普通紙の印字部が波うつ
という現象がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、リニアスケ
ールはインクの吐出タイミングを決定する重要部材であ
って、リニアスケールとこれを読み取るセンサとの位置
関係は、キャリッジの走行中常に一定であることが望ま
しい。また、キャリッジに搭載される印字カートリッジ
と被記録体との位置関係が変動すると、画像品質に大き
な悪影響を与える恐れがあった。
【0004】従って、被記録体に対する印字カートリッ
ジの位置は常に正常に調整されなければならないが、そ
の際にキャリッジ全体が動いてしまう場合には、印字カ
ートリッジの調整の後、リニアスケールの位置の再調整
が必要になる。しかし、リニアスケールは長手部材であ
り、センサとの位置関係を再調整するには手数と時間を
要する。
【0005】また、被記録体の印字部が波うつと、印字
カートリッジのフェイス面が普通紙と接触して、正確な
印字が不可能となる恐れがあった。なお、厚紙への印字
の需要もあるから、フェイス面との間隔が一層狭くなり
接触し易くなるという問題があった。そこで、キャリッ
ジを傾けることによって、フェイス面と被記録体とが接
触するのを避ける必要があった。
【0006】この際、リニアスケールを読み取るセンサ
がキャリッジと一体になっていると、キャリッジを傾け
ることによって、センサがリニアスケールのメモリ部を
読み取ることができなくなるだけでなく、リニアスケー
ルとセンサとが干渉して削れを生じる恐れがあった。
【0007】そこで、キャリッジを傾けてもリニアスケ
ールに接触しないような位置、すなわち回転中心に近い
位置にセンサを配置しようとすると、カートリッジのイ
ンクタンク等によって配置位置が制限を受ける。従っ
て、ある程度の離れた位置に設置せざるを得なかった。
このように、キャリッジの形状を設計する際の自由度が
著しく縮小されるという問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記問題点を改善するた
めに、センサとリニアスケールとの位置関係が所定の間
隔に保証され、その調整が容易で、確実で、印字機能の
高品質化、高信頼化が達成されるインクジェット記録装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被記録体と印字カートリッジのノズルが
形成されたフェイス面との間隔を調整可能とするキャリ
ッジと、該キャリッジの走査方向への案内をするレール
と、該レールと平行に取付けられたリニアスケールと、
該リニアスケール面と一定の間隔を保持し前記リニアス
ケールを読取るセンサとを有するインクジェット記録装
置において、前記キャリッジの揺動もしくは移動によっ
て変動する前記リニアスケールと前記センサとの間隔を
保証する保証手段を備えることを特徴とする。
【0010】これによつて、被記録体と印字カートリッ
ジのフェイス面との間隔を調整する場合にも、センサと
リニアスケールとの位置関係が所定の間隔に保証され、
その調整が容易で、確実で、印字機能の高品質化、高信
頼化が達成される。
【0011】本発明の一実施形態例によれば、保証手段
の1部と連結するキャリッジの連結部が非固定であるこ
とを特徴とする。
【0012】これによって、センサとリニアスケールと
の位置関係を所定の間隔に保証され、その性能が高品質
化される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0014】図4は本発明が実施されたインクジェット
記録装置の要部概要図を示す。図において被記録体3は
搬送ローラ1とピンチローラ2とによって×方向に搬送
され、この被記録体3の×方向と直交するY方向に延設
された2本の走査レール9,9に装架された印字カート
リッジ4がY方向に移動して、そのときキャリッジ5に
搭載されたセンサ6がリニアスケール7のラインを読
み、印字信号に応じて適切なタイミングでインクを吐出
して被記録体3上に印字する。1行分の印字が終了する
と、搬送ローラ1とピンチローラ2とによって挟持され
ている被記録体3が、所定量×方向に進行して次の印字
が行われる。
【0015】走査レール9,9は円柱状の剛性の高いレ
ールであって、印字カートリッジ4の高さ方向の位置
は、走査レール9,9によって決定されている。また、
リニアスケール7は透明なフィルム製で、等間隔で×方
向にライン(メモリ)が引かれており、走査レール9,
9と平行に設置された基材8に取付けられている。
【0016】図1は本発明の一実施形態例の概略構成図
を示す。図において円柱状レール9と、角型状レール9
aとによってキャリッジ5は支持され、被記録体と一定
の間隔を保持した状態で水平方向に移動する。キャリッ
ジ5には印字カートリッジ4が固定されており、キャリ
ッジ5が水平方向に移動している時、印字カートリッジ
4は被記録体3に向けインクを吐出し、被記録体3の表
面に文字または図形等を印刷する。
【0017】この際、被記録体3へのインクを吐出する
タイミングを決定しているのが、画像の解像度を高める
ために、1インチ当り数分割してフイルム上にメモリを
刻んだリニアスケール7およびこのリニアスケール7を
読むセンサ6である。
【0018】光学式センサ6はリニアスケール7を挟持
して設置され、上部カバー10に配置されている。この
上部カバー10には、本実施形態ではレール9aの後部
面と2個のボス11によって支持され、かつキャリッジ
5の上端部との間にバネ12を介在して常時所定圧力で
加圧する。本実施形態ではこのボス11とバネ12とが
リニアスケール7とセンサ6との間隔を保証する保証手
段である。なお、上部カバー10とキャリッジ5とを連
結する連結アーム13が設けられ、この連結アーム13
の一端13a,13bがキャリッジ5および上部カバー
10に回動自在に軸支され、非固定型に構成されてい
る。
【0019】図2に示すようにキャリッジ5に装着され
た操作レバー14は、支軸14aからの距離l1 〜l3
がl1 >l2 >l3 と異なる平面15a,15b,15
cを構成している。この操作レバー14の平面15a,
15b,15cは、キャリッジ5を介して上部カバー1
0とキャリッジ5との間に介在するバネ12によって、
加圧され、常に走査レバー9aと接触している。この接
触面15aを15bまたは15cに変更することによっ
て、レバー支軸14aとの相対的距離l1 ,l2 ,l3
を変更することができる。
【0020】図3に示すように例えばキャリッジ5は、
走査レール9aに対する距離l1 をl2 またはl3 に変
更して、走査レール9を支点として矢印方向Zに回動
(揺動または移動)させることができる。このようにキ
ャリッジ5が傾斜角αで傾斜することによって、印字カ
ートリッジ4が矢印方向Zに傾き、被記録体3と印字カ
ートリッジ4のフェイス面16との間隔Dを適宜調整す
ることが可能である。
【0021】走査レール9を支点としてキャリッジ6が
傾き角αで回動するため、上部カバー10は連結アーム
13によってキャリッジ6と連結され、ボス11により
2点で支持されており、キャリッジ5とバネ12とによ
って一方向に加圧されている。従って、センサ6を取付
ける上部カバー10は走査レール9に対して、前後方向
には傾くことはない。キャリッジ5が傾いたとき、セン
サ6は多少上下動するが、リニアスケール7との間隔を
保持(保証)することができる。
【0022】このキャリッジ5の傾き角αに対して、増
加する印字カートリッジ4の隙間Dの増加分は、傾き角
αの1度増加に対して0.6mm、傾き角αの2度増加に
対して1.2mm程度である。従って、印字カートリッジ
4の被記録体3との間隙Dは設定された基準値に対し
て、それぞれ増加方向に変動するが、リニアスケール7
とセンサ6との間隔はこの変動には無関係に保証され、
印字機能の高品質化、高信頼化が達成される。
【0023】図5は本発明の他の実施形態の概略構成図
を示す。図においてリニアスケール7は、センサ6の発
光側と受光側との間に設置され、センサ6は矢印方向に
移動可能に引張りバネ17によってリニアスケール7に
付勢されている。この時、センサ6の一部がリニアスケ
ール7に当接し、リニアスケール7とセンサ6との間に
必要な間隔が保証されている。このようにして、キャリ
ッジ5が移動してもセンサ6はリニアスケール7に追従
する。
【0024】また、リニアスケール7は走査レール9と
無関係に組付けられて、リニアスケール7の設置場所が
自由となり、スペースの有効利用が可能である。さら
に、組立ての際にも印字カートリッジ4と被記録体3と
の距離を調整などしても、センサ6とリニアスケール7
との必要な距離が確保される。
【0025】図6は本発明のさらに他の実施形態の概略
構成図を示す。図においてセンサ6は、センサホルダ1
8に保持されている。センサ6の発光部と受光部との間
に、リニアスケール7が設置され、センサホルダ18と
共に矢印方向に移動可能である。センサホルダ18は板
バネ19によって矢印方向に加圧されている。センサホ
ルダ18の一部18aはリニアスケール7に当接して、
センサ6とリニアスケール7との相対位置を常に保証し
ている。
【0026】図7は本発明のさらにまた他の実施形態の
概略構成図を示す。図においてセンサ6は軸21を中心
として回動可能なセンサホルダ22に保持されている。
センサホルダ22は自重または図示省略の付勢手段によ
って、常にセンサホルダ22の一部22aがリニアスケ
ール7に当接している。これによって、センサ6とリニ
アスケール7との相対位置が保証される。
【0027】図8は本発明のさらになお他の実施形態の
概略構成図を示す。図においてリニアスケール7は長手
方向の両端のみで固定されて、図示省略の引張りバネに
よりテンションが付されている。リニアスケール7はセ
ンサ6の発光部と受光部との間にあって、かつセンサ6
の一部が引張りバネ23により当接している。この引張
りバネ23の当接力はリニアスケール7からセンサ6が
離間しない程度に設定してある。
【0028】一般に、両端のみ固定のリニアスケール7
は位置決めが難しく、リニアスケール自体の捩れなどに
よって、センサ6との位置関係も狂いがちであるが、上
記の方法により適度な付勢力でセンサ6をリニアスケー
ル7に当接させて、センサ6とリニアスケール7との間
隔を一定に保証することができる。また、センサ6はリ
ニアスケール7の上下端で当接させ、捩れの発生を補正
している。
【0029】なお、本発明は、上記実施形態に限定する
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことににより、
他の実施形態においても実施することが可能である。
【0030】
【発明の効果】上記説明ですでに明らかなように、本発
明のインクジェット記録装置は、キャリッジの揺動もし
くは移動によって変動するリニアスケールとセンサとの
間隔を保証するバネおよびボスによって、センサとリニ
アスケールとの位置関係が所定の間隔に保証され、その
調整が容易で、確実で、印字機能の高品質化、高信頼化
が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例の概略構成図である。
【図2】図1の操作レバーの操作状態説明図である。
【図3】図1のキャリッジの操作レバーによる傾動状態
説明図である。
【図4】本発明が実施されたインクジェット記録装置の
要部概要図である。
【図5】本発明の他の実施形態例の概略構成図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態例の概略構成図で
ある。
【図7】本発明のさらにまた他の実施形態例の概略構成
図である。
【図8】本発明のさらになお他の実施形態例の概略構成
図である。
【符号の説明】
4 印字カートリッジ 5 キャリッジ 6,20 センサ 7 リニアスケール 9,9a 走査レール 10 上部カバー 11 ボス 12 バネ 13 連結アーム 14 操作レバー 18,22 センサホルダ 19 板バネ 23 引張りバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録体と印字カートリッジのノズルを
    形成するフェイス面との間隔を調整可能とするキャリッ
    ジと、該キャリッジの走査方向への案内をするレール
    と、該レールと平行に取付けられたリニアスケールと、
    該リニアスケール面と一定の間隔を保持し前記リニアス
    ケールを読取るセンサとを有するインクジェット記録装
    置において、前記キャリッジの揺動もしくは移動によっ
    て変動する前記リニアスケールと前記センサとの間隔を
    保証する保証手段を備えることを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記保証手段
    の1部と連結するキャリッジの連結部が非固定であるこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
JP4593796A 1996-03-04 1996-03-04 インクジェット記録装置 Pending JPH09240105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4593796A JPH09240105A (ja) 1996-03-04 1996-03-04 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4593796A JPH09240105A (ja) 1996-03-04 1996-03-04 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09240105A true JPH09240105A (ja) 1997-09-16

Family

ID=12733198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4593796A Pending JPH09240105A (ja) 1996-03-04 1996-03-04 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09240105A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010036575A (ja) * 2008-07-08 2010-02-18 Ricoh Co Ltd キャリッジ及びこれを搭載した画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010036575A (ja) * 2008-07-08 2010-02-18 Ricoh Co Ltd キャリッジ及びこれを搭載した画像形成装置

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