JPH0923997A - ゴミ取り用具及びそれを用いた掃除機セット - Google Patents
ゴミ取り用具及びそれを用いた掃除機セットInfo
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- JPH0923997A JPH0923997A JP17765795A JP17765795A JPH0923997A JP H0923997 A JPH0923997 A JP H0923997A JP 17765795 A JP17765795 A JP 17765795A JP 17765795 A JP17765795 A JP 17765795A JP H0923997 A JPH0923997 A JP H0923997A
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- port
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Abstract
(57)【要約】
【課題】清掃効率を向上しうるとともに、操作性を高め
うる。 【解決手段】吸引開口２を有するゴミ取り用具本体４
に、掃除機本体Ａの吸込み口Ａ１に連通して前記吸引開
口２に負圧を導く負圧接続口３と、吸引開口２内で開口
する空気吐出口６を一端に、かつ他端に吸引開口２の前
記負圧よりも高い圧力の空気に通じる空気取入れ口７を
有する空気吐出路５とを具える。
うる。 【解決手段】吸引開口２を有するゴミ取り用具本体４
に、掃除機本体Ａの吸込み口Ａ１に連通して前記吸引開
口２に負圧を導く負圧接続口３と、吸引開口２内で開口
する空気吐出口６を一端に、かつ他端に吸引開口２の前
記負圧よりも高い圧力の空気に通じる空気取入れ口７を
有する空気吐出路５とを具える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、清掃効率を高めう
るとともに、操作性を向上しうるゴミ取り用具及びそれ
を用いた掃除機セットに関する。
るとともに、操作性を向上しうるゴミ取り用具及びそれ
を用いた掃除機セットに関する。
【０００２】
【従来の技術】吸引式の掃除機本体には、通常、その吸
込み口に、蛇腹状のホース、延長管などを介して床用吸
込み用具、たな用吸込み用具、すき間用吸込み用具等の
ゴミ取り用具が接続される。
込み口に、蛇腹状のホース、延長管などを介して床用吸
込み用具、たな用吸込み用具、すき間用吸込み用具等の
ゴミ取り用具が接続される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記ゴミ
取り用具は吸引専用であるため、吸引力不足により、例
えばゴミ取り用具が入らないサッシ枠等の溝状の凹条部
に溜まったゴミを吸込むことが出来ず、清掃効率を低下
させることがある。
取り用具は吸引専用であるため、吸引力不足により、例
えばゴミ取り用具が入らないサッシ枠等の溝状の凹条部
に溜まったゴミを吸込むことが出来ず、清掃効率を低下
させることがある。
【０００４】又例えば床面にゴミ取り用具が吸盤状に密
着してしまい、操作を重くすることがある。
着してしまい、操作を重くすることがある。
【０００５】さらに掃除機本体の内部には、排出される
空気中のゴミを遮断するフィルターが設けられていると
はいえ、このフィルターの目を細かくしすぎると早期に
詰まってしまうため、ある程度、目の大きさを確保しな
ければならず、従ってフィルターを通って排気口からダ
ニ、虫の死骸、微小なゴミなどのほこりが排出され、部
屋を汚染することがしばしばある。
空気中のゴミを遮断するフィルターが設けられていると
はいえ、このフィルターの目を細かくしすぎると早期に
詰まってしまうため、ある程度、目の大きさを確保しな
ければならず、従ってフィルターを通って排気口からダ
ニ、虫の死骸、微小なゴミなどのほこりが排出され、部
屋を汚染することがしばしばある。
【０００６】本発明は、ゴミ取り用具本体に、吸引開口
内で開口する空気吐出口を一端に、吸引開口の負圧より
も高い圧力の空気に通じる空気取入れ口を他端に有する
空気吐出路を具えることを基本として、吸引開口内で空
気を吐出させながらゴミを吸引でき、清掃効率を高めう
るとともに、操作を軽くし、使い勝手を向上しうるゴミ
取り用具及びそれを用いた掃除機セットの提供を目的と
している。
内で開口する空気吐出口を一端に、吸引開口の負圧より
も高い圧力の空気に通じる空気取入れ口を他端に有する
空気吐出路を具えることを基本として、吸引開口内で空
気を吐出させながらゴミを吸引でき、清掃効率を高めう
るとともに、操作を軽くし、使い勝手を向上しうるゴミ
取り用具及びそれを用いた掃除機セットの提供を目的と
している。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、掃除機本体の
負圧を生じる吸込み口に連通させることにより前記負圧
によってゴミを吸引する吸引開口を有するゴミ取り用具
であって、前記吸引開口を有するゴミ取り用具本体に、
前記掃除機本体の前記吸込み口に連通して前記吸引開口
に負圧を導く負圧接続口と、吸引開口内で開口する空気
吐出口を一端に、かつ他端に吸引開口の前記負圧よりも
高い圧力の空気に通じる空気取入れ口を有する空気吐出
路とを具える。
負圧を生じる吸込み口に連通させることにより前記負圧
によってゴミを吸引する吸引開口を有するゴミ取り用具
であって、前記吸引開口を有するゴミ取り用具本体に、
前記掃除機本体の前記吸込み口に連通して前記吸引開口
に負圧を導く負圧接続口と、吸引開口内で開口する空気
吐出口を一端に、かつ他端に吸引開口の前記負圧よりも
高い圧力の空気に通じる空気取入れ口を有する空気吐出
路とを具える。
【０００８】なお前記空気取入れ口は外気で開口させて
もよく、又掃除機本体の排気口に連通させてもよい。
もよく、又掃除機本体の排気口に連通させてもよい。
【０００９】このように本発明のゴミ取り用具は、ゴミ
取り用具本体に、掃除機本体の吸込み口に連通して吸引
開口に負圧を導く負圧接続口と、吸引開口内で開口する
空気吐出口を一端に、かつ吸引開口の前記負圧よりも高
い圧力の空気に通じる空気取入れ口を他端に有する空気
吐出路とを具える。従って、掃除機本体を作動させて吸
込み口に負圧を生じさせることにより、前記空気取入れ
口から自動的に空気を取入れて吸引開口内で前記空気吐
出口からこの空気を吐出させることができ、この吐出さ
れた空気によって、狭い凹条部等に溜まったゴミでもこ
れを吹上げて吸込ませることが可能となり、清掃効率を
高めうるとともに、吐出された空気は、例えば床面等に
吸引開口が吸盤状に密着されることを防ぎ、その操作を
軽くして使い勝手を向上しうる。
取り用具本体に、掃除機本体の吸込み口に連通して吸引
開口に負圧を導く負圧接続口と、吸引開口内で開口する
空気吐出口を一端に、かつ吸引開口の前記負圧よりも高
い圧力の空気に通じる空気取入れ口を他端に有する空気
吐出路とを具える。従って、掃除機本体を作動させて吸
込み口に負圧を生じさせることにより、前記空気取入れ
口から自動的に空気を取入れて吸引開口内で前記空気吐
出口からこの空気を吐出させることができ、この吐出さ
れた空気によって、狭い凹条部等に溜まったゴミでもこ
れを吹上げて吸込ませることが可能となり、清掃効率を
高めうるとともに、吐出された空気は、例えば床面等に
吸引開口が吸盤状に密着されることを防ぎ、その操作を
軽くして使い勝手を向上しうる。
【００１０】又請求項２の発明において前記空気取入れ
口を外気で開口させたときには、前記空気吐出路を、ゴ
ミ取り用具本体に設けるパイプ状のものなどから容易に
形成でき、掃除機本体に亘る大きな改造を不要としう
る。
口を外気で開口させたときには、前記空気吐出路を、ゴ
ミ取り用具本体に設けるパイプ状のものなどから容易に
形成でき、掃除機本体に亘る大きな改造を不要としう
る。
【００１１】さらに請求項３の発明において、前記空気
吐出路内の空気を調量する調節弁を設けたときには、前
記空気吐出口から吐出される空気の量を便宜に調節で
き、使用箇所に応じた使い方が出来る。
吐出路内の空気を調量する調節弁を設けたときには、前
記空気吐出口から吐出される空気の量を便宜に調節で
き、使用箇所に応じた使い方が出来る。
【００１２】又請求項４の発明において、前記空気取入
れ口を掃除機本体の排気口に連通させたときには、この
排気口から排出されるダニ、虫の死骸、微小なゴミなど
のほこりを前記吸引開口内に吐出させることができ、部
屋の汚染を防止しうる。
れ口を掃除機本体の排気口に連通させたときには、この
排気口から排出されるダニ、虫の死骸、微小なゴミなど
のほこりを前記吸引開口内に吐出させることができ、部
屋の汚染を防止しうる。
【００１３】なお請求項５に記載したように、本発明
は、請求項１のゴミ取り用具をセット組みした掃除機セ
ットにも適用される。
は、請求項１のゴミ取り用具をセット組みした掃除機セ
ットにも適用される。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。図１、図２において本発明のゴミ取
り用具１は、掃除機本体Ａの負圧を生じる吸込み口Ａ１
に、この吸込み口Ａ１に装着されるホースＨと、このホ
ースＨに接続される延長管Ｅとを介して連通する吸引開
口２を有するゴミ取り用具本体４を具える。
に基づき説明する。図１、図２において本発明のゴミ取
り用具１は、掃除機本体Ａの負圧を生じる吸込み口Ａ１
に、この吸込み口Ａ１に装着されるホースＨと、このホ
ースＨに接続される延長管Ｅとを介して連通する吸引開
口２を有するゴミ取り用具本体４を具える。
【００１５】又ゴミ取り用具本体４は、本実施形態では
いわゆるたな用吸込み用具をなし、管体１５の一端に円
錐状のノズル１６が取付けられ、該管体１５の他端が、
延長管Ｅの端部に差込まれることにより、前記吸込み口
Ａ１に、ホースＨと延長管Ｅとを介して連通する負圧接
続口３を形成する一方、前記ノズル１６は、掃除機本体
Ａによる前記負圧が前記負圧接続口３によって導かれる
前記吸引開口２を形成する。なお前記ノズル１６の下端
周囲にはブラシ１７が設けられている。
いわゆるたな用吸込み用具をなし、管体１５の一端に円
錐状のノズル１６が取付けられ、該管体１５の他端が、
延長管Ｅの端部に差込まれることにより、前記吸込み口
Ａ１に、ホースＨと延長管Ｅとを介して連通する負圧接
続口３を形成する一方、前記ノズル１６は、掃除機本体
Ａによる前記負圧が前記負圧接続口３によって導かれる
前記吸引開口２を形成する。なお前記ノズル１６の下端
周囲にはブラシ１７が設けられている。
【００１６】さらにゴミ取り用具本体４は、空気吐出路
５を形成する空気吐出具１９を具える。空気吐出具１９
は、図２に示すように、吸引開口２の略中央で開口する
空気吐出口６を一端（下端）に、吸引開口２の前記負圧
よりも高い圧力の空気、本形態では外気に通じる空気取
入れ口７を他端（上端）に有する円筒状をなす。
５を形成する空気吐出具１９を具える。空気吐出具１９
は、図２に示すように、吸引開口２の略中央で開口する
空気吐出口６を一端（下端）に、吸引開口２の前記負圧
よりも高い圧力の空気、本形態では外気に通じる空気取
入れ口７を他端（上端）に有する円筒状をなす。
【００１７】前記吸引開口２内の負圧によって前記空気
取入れ口７からは図２に矢印で示すように空気が取入れ
られ、前記空気吐出口６から吐出される。従って、吸引
開口２の直径が３cm〜５cm程度のゴミ取り用具本体４が
入らない例えば深さＤが３cm程度の凹条溝２０に溜まっ
たゴミＢでも、吐出された空気の吹上げによって吸引す
ることが可能となる。又空気吐出口６から吐出される空
気は、例えば床面と吸引開口２との吸着を防ぎ、操作を
軽くすることにも役立つ。さらに前記空気吐出具１９を
設けるだけでよく、大きな改造を不要とする。
取入れ口７からは図２に矢印で示すように空気が取入れ
られ、前記空気吐出口６から吐出される。従って、吸引
開口２の直径が３cm〜５cm程度のゴミ取り用具本体４が
入らない例えば深さＤが３cm程度の凹条溝２０に溜まっ
たゴミＢでも、吐出された空気の吹上げによって吸引す
ることが可能となる。又空気吐出口６から吐出される空
気は、例えば床面と吸引開口２との吸着を防ぎ、操作を
軽くすることにも役立つ。さらに前記空気吐出具１９を
設けるだけでよく、大きな改造を不要とする。
【００１８】又前記空気吐出具１９の上端には、円筒状
の側壁に長孔２１を有するキャップ状の調節弁９が螺着
され、この調節弁９の進退によって長孔２１の前記空気
取入れ口７に通じる部分の開口面積を増減でき、これに
よって空気吐出路５内の空気を調量できる。
の側壁に長孔２１を有するキャップ状の調節弁９が螺着
され、この調節弁９の進退によって長孔２１の前記空気
取入れ口７に通じる部分の開口面積を増減でき、これに
よって空気吐出路５内の空気を調量できる。
【００１９】なお前記空気吐出具１９の下端は、空気吐
出口６から吐出される空気の勢いを増してゴミＢの吹上
げ効果を高めるためテーパ状としているが、下端まで同
径の筒状としてもよく、又その断面形状も、円形の他、
三角形以上の多角形にも形成されうる。さらに図３に示
すように、空気吐出口６を二股に分岐させて２つ設けて
もよい。
出口６から吐出される空気の勢いを増してゴミＢの吹上
げ効果を高めるためテーパ状としているが、下端まで同
径の筒状としてもよく、又その断面形状も、円形の他、
三角形以上の多角形にも形成されうる。さらに図３に示
すように、空気吐出口６を二股に分岐させて２つ設けて
もよい。
【００２０】又本発明のゴミ取り用具１は、図４に示す
ようにいわゆる床用吸込み用具としても形成でき、さら
には図５に示すようにいわゆるすき間用吸込み用具にも
採用しうる。
ようにいわゆる床用吸込み用具としても形成でき、さら
には図５に示すようにいわゆるすき間用吸込み用具にも
採用しうる。
【００２１】図６、図７に本発明の他の実施の形態を示
す。本形態においてゴミ取り用具１は、その吸引開口２
内で開口する空気吐出口６を一端に有する空気吐出具１
９の他端の、外気で開口する空気取入れ口７を、ホース
２４を用いて掃除機本体Ａの排気口Ａ２に連通させてい
る。
す。本形態においてゴミ取り用具１は、その吸引開口２
内で開口する空気吐出口６を一端に有する空気吐出具１
９の他端の、外気で開口する空気取入れ口７を、ホース
２４を用いて掃除機本体Ａの排気口Ａ２に連通させてい
る。
【００２２】従って、前記排気口Ａ２からほこりを部屋
内に排出させることなく、排気口Ａ２の正圧を利用して
空気吐出口６から空気を吐出させうるとともに、前記ホ
ース２４は、前記ホースＨと異なり大きな力が加わらな
いため、その変形量を小さくでき、特に丈夫な素材を用
いなくてもよい。
内に排出させることなく、排気口Ａ２の正圧を利用して
空気吐出口６から空気を吐出させうるとともに、前記ホ
ース２４は、前記ホースＨと異なり大きな力が加わらな
いため、その変形量を小さくでき、特に丈夫な素材を用
いなくてもよい。
【００２３】又前記空気吐出具１９とホース２４とは、
図７に示すように、該空気吐出具１９上端に螺着される
調節弁９と、この調節弁９上端に螺着しかつホース２４
の先端を固着する連結具２５とによって接続される。
図７に示すように、該空気吐出具１９上端に螺着される
調節弁９と、この調節弁９上端に螺着しかつホース２４
の先端を固着する連結具２５とによって接続される。
【００２４】前記調節弁９は、筒状の基体２７の上端に
孔２９…を設けた上片３０を配し、かつこの上片３０下
面から調節弁９の進退によって空気取入れ口７内周面か
ら吐出させた突部３２との間でその開口面積を増減しう
るテーパ状の調節弁本体３１を立下げている。
孔２９…を設けた上片３０を配し、かつこの上片３０下
面から調節弁９の進退によって空気取入れ口７内周面か
ら吐出させた突部３２との間でその開口面積を増減しう
るテーパ状の調節弁本体３１を立下げている。
【００２５】従って、前記調節弁９の螺進退によって、
空気吐出路５内の空気を調量しうるとともに、調節弁９
を用いて空気取入れ口７を閉止しかつ前記連結具２５と
ホース２４とを夫々調節弁９及び前記排気口Ａ２から取
外すことにより、普通の掃除機として用いうる。
空気吐出路５内の空気を調量しうるとともに、調節弁９
を用いて空気取入れ口７を閉止しかつ前記連結具２５と
ホース２４とを夫々調節弁９及び前記排気口Ａ２から取
外すことにより、普通の掃除機として用いうる。
【００２６】なお前記ホース２４を、図８に示すように
前記ホースＨ内部に収容することによって、見映えを高
めることも出来る。
前記ホースＨ内部に収容することによって、見映えを高
めることも出来る。
【００２７】図９、図１０に本発明の他の実施形態を示
す。本形態においてゴミ取り用具本体４は、掃除機本体
Ａの吸込み口Ａ１に連通する負圧接続口３を上端に設け
かつ吸引開口２内で開口する吸引口４０を下端に有する
内側部材４１と、この内側部材４１の下部を覆って内側
部材４１に連結されるとともに上端に内側部材４１との
間で空気取入れ口７を形成しかつ下端に前記吸引口４０
の周りで隙間Ｇを隔てて配されることによりこの隙間Ｇ
によって空気吐出口６を形成する例えば床用吸込み用具
状の外側部材４２とを具える。
す。本形態においてゴミ取り用具本体４は、掃除機本体
Ａの吸込み口Ａ１に連通する負圧接続口３を上端に設け
かつ吸引開口２内で開口する吸引口４０を下端に有する
内側部材４１と、この内側部材４１の下部を覆って内側
部材４１に連結されるとともに上端に内側部材４１との
間で空気取入れ口７を形成しかつ下端に前記吸引口４０
の周りで隙間Ｇを隔てて配されることによりこの隙間Ｇ
によって空気吐出口６を形成する例えば床用吸込み用具
状の外側部材４２とを具える。
【００２８】従って、掃除機本体Ａを作動させて負圧を
生じさせることにより、図１０に矢印で示すように前記
吸引口４０から空気が吸引されるとともに、前記負圧よ
りも高い圧力の外気に通じる前記空気取入れ口７に流入
した空気は、内側部材４１と外側部材４２との間の空気
吐出路５をへて前記空気吐出口６から吐出され、これに
よって床面上などのゴミを吹上げて清掃効率を高める。
生じさせることにより、図１０に矢印で示すように前記
吸引口４０から空気が吸引されるとともに、前記負圧よ
りも高い圧力の外気に通じる前記空気取入れ口７に流入
した空気は、内側部材４１と外側部材４２との間の空気
吐出路５をへて前記空気吐出口６から吐出され、これに
よって床面上などのゴミを吹上げて清掃効率を高める。
【００２９】なお前記隙間Ｇを前記内側部材４１の全周
に亘って略均等とすることにより、均一な風速で空気吐
出口６から空気を吐出でき、清掃効率をさらに向上しう
る。
に亘って略均等とすることにより、均一な風速で空気吐
出口６から空気を吐出でき、清掃効率をさらに向上しう
る。
【００３０】又前記空気取入れ口７の開口面積は、内側
部材４１の上部に螺着されるこま状の調節弁９の螺進退
によって調節でき、空気吐出路５内の空気を便宜に調量
しうるとともに、空気取入れ口７を調節弁９の改造、延
長により、清掃機本体Ａの排気口Ａ２に連通させること
も可能である。
部材４１の上部に螺着されるこま状の調節弁９の螺進退
によって調節でき、空気吐出路５内の空気を便宜に調量
しうるとともに、空気取入れ口７を調節弁９の改造、延
長により、清掃機本体Ａの排気口Ａ２に連通させること
も可能である。
【００３１】
【発明の効果】このように本発明のゴミ取り用具は、ゴ
ミ取り用具本体に、掃除機本体の吸込み口に連通して吸
引開口に負圧を導く負圧接続口と、吸引開口内で開口す
る空気吐出口を一端に、かつ吸引開口の前記負圧よりも
高い圧力の空気に通じる空気取入れ口を他端に有する空
気吐出路とを具える。従って、掃除機本体を作動させて
吸込み口に負圧を生じさせることにより、前記空気取入
れ口から自動的に空気を取入れて吸引開口内で前記空気
吐出口からこの空気を吐出させることができ、この吐出
された空気によって、狭い凹条部等に溜まったゴミでも
これを吹上げて吸込ませることが可能となり、清掃効率
を高めうるとともに、吐出された空気は、例えば床面等
に吸引開口が吸着されることを防ぎ、その操作を軽くし
て使い勝手を向上しうる。
ミ取り用具本体に、掃除機本体の吸込み口に連通して吸
引開口に負圧を導く負圧接続口と、吸引開口内で開口す
る空気吐出口を一端に、かつ吸引開口の前記負圧よりも
高い圧力の空気に通じる空気取入れ口を他端に有する空
気吐出路とを具える。従って、掃除機本体を作動させて
吸込み口に負圧を生じさせることにより、前記空気取入
れ口から自動的に空気を取入れて吸引開口内で前記空気
吐出口からこの空気を吐出させることができ、この吐出
された空気によって、狭い凹条部等に溜まったゴミでも
これを吹上げて吸込ませることが可能となり、清掃効率
を高めうるとともに、吐出された空気は、例えば床面等
に吸引開口が吸着されることを防ぎ、その操作を軽くし
て使い勝手を向上しうる。
【００３２】又請求項２の発明において前記空気取入れ
口を外気で開口させたときには、前記空気吐出路を、ゴ
ミ取り用具本体に設けるパイプ状のものなどから容易に
形成でき、掃除機本体に亘る大きな改造を不要としう
る。
口を外気で開口させたときには、前記空気吐出路を、ゴ
ミ取り用具本体に設けるパイプ状のものなどから容易に
形成でき、掃除機本体に亘る大きな改造を不要としう
る。
【００３３】さらに請求項３の発明において、前記空気
吐出路内の空気を調量する調節弁を設けたときには、前
記空気吐出口から吐出される空気の量を便宜に調節で
き、使用箇所に応じた使い方が出来る。
吐出路内の空気を調量する調節弁を設けたときには、前
記空気吐出口から吐出される空気の量を便宜に調節で
き、使用箇所に応じた使い方が出来る。
【００３４】又請求項４の発明において、前記空気取入
れ口を掃除機本体の排気口に連通させたときには、この
排気口から排出されるダニ、虫の死骸、微小なゴミなど
のほこりを前記吸引開口内に吐出させることができ、部
屋の汚染を防止しうるとともに、排気口からの空気を吸
込み口に誘導するため、空気系路の圧力損失を減じ、か
つ吸引開口からの空気の流入をなくすることができ、掃
除機本体のフィルターの目を細かくしても、ゴミによる
目詰まりを防止しうる。
れ口を掃除機本体の排気口に連通させたときには、この
排気口から排出されるダニ、虫の死骸、微小なゴミなど
のほこりを前記吸引開口内に吐出させることができ、部
屋の汚染を防止しうるとともに、排気口からの空気を吸
込み口に誘導するため、空気系路の圧力損失を減じ、か
つ吸引開口からの空気の流入をなくすることができ、掃
除機本体のフィルターの目を細かくしても、ゴミによる
目詰まりを防止しうる。
【００３５】なお請求項５に記載したように、本発明
は、請求項１のゴミ取り用具をセット組みした掃除機セ
ットにも適用される。
は、請求項１のゴミ取り用具をセット組みした掃除機セ
ットにも適用される。
【図１】本発明の実施の一形態を略示する斜視図であ
る。
る。
【図２】その要部を示す部分断面図である。
【図３】他の実施形態を示す断面図である。
【図４】本発明の実施の他の形態を示す斜視図である。
【図５】本発明の実施の他の形態を示す斜視図である。
【図６】本発明の実施の他の形態を略示する斜視図であ
る。
る。
【図７】調節弁を例示する部分断面図である。
【図８】その形態を示す部分側面図である。
【図９】本発明の実施の他の形態を示す斜視図である。
【図１０】その断面図である。
２ 吸引開口 ３ 負圧接続口 ４ ゴミ取り用具本体 ５ 空気吐出路 ６ 空気吐出口 ７ 空気取入れ口 ９ 調節弁 Ａ 掃除機本体 Ａ１ 吸込み口 Ａ２ 排気口
Claims (5)
- 【請求項１】掃除機本体の負圧を生じる吸込み口に連通
させることにより前記負圧によってゴミを吸引する吸引
開口を有するゴミ取り用具であって、 前記吸引開口を有するゴミ取り用具本体に、前記掃除機
本体の前記吸込み口に連通して前記吸引開口に負圧を導
く負圧接続口と、吸引開口内で開口する空気吐出口を一
端に、かつ他端に吸引開口の前記負圧よりも高い圧力の
空気に通じる空気取入れ口を有する空気吐出路とを具え
ることを特徴とするゴミ取り用具。 - 【請求項２】前記空気取入れ口は外気で開口することを
特徴とする請求項１記載のゴミ取り用具。 - 【請求項３】空気吐出路内の空気を調量する調節弁を設
けたことを特徴とする請求項１又は２記載のゴミ取り用
具。 - 【請求項４】前記空気取入れ口は前記掃除機本体の排気
口に連通することを特徴とする請求項１又は３記載のゴ
ミ取り用具。 - 【請求項５】請求項１記載のゴミ取り用具をセット組み
した掃除機セット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17765795A JPH0923997A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ゴミ取り用具及びそれを用いた掃除機セット |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP17765795A JPH0923997A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ゴミ取り用具及びそれを用いた掃除機セット |
Publications (1)
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| JPH0923997A true JPH0923997A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16034829
Family Applications (1)
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| JP17765795A Pending JPH0923997A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ゴミ取り用具及びそれを用いた掃除機セット |
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| JP (1) | JPH0923997A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007330902A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Calsonic Kansei Corp | 吸込口体 |
| JP2010029477A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | 電気掃除機の吸込具及び電気掃除機 |
| CN105101856A (zh) * | 2013-04-19 | 2015-11-25 | 好森有限公司 | 真空吸尘器 |
| CN109567685A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-04-05 | 重庆市永川区佳悦家政服务有限公司 | 家政清洁装置 |
| CN110102112A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-08-09 | 敦煌研究院 | 一种除尘装置 |
| CN112656298A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-16 | 中国电建集团贵州电力设计研究院有限公司 | 一种带风力扬尘器的吸尘器及使用方法 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17765795A patent/JPH0923997A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN110102112B (zh) * | 2019-06-06 | 2024-01-16 | 敦煌研究院 | 一种除尘装置 |
| CN112656298A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-16 | 中国电建集团贵州电力设计研究院有限公司 | 一种带风力扬尘器的吸尘器及使用方法 |
| CN112656298B (zh) * | 2020-12-25 | 2022-05-03 | 中国电建集团贵州电力设计研究院有限公司 | 一种带风力扬尘器的吸尘器及使用方法 |
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