JPH09238705A - ゴルフシューズ - Google Patents
ゴルフシューズInfo
- Publication number
- JPH09238705A JPH09238705A JP7304896A JP7304896A JPH09238705A JP H09238705 A JPH09238705 A JP H09238705A JP 7304896 A JP7304896 A JP 7304896A JP 7304896 A JP7304896 A JP 7304896A JP H09238705 A JPH09238705 A JP H09238705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dent
- depression
- sole
- center
- depth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この出願発明は、歩行時のグリップ性を改善
し、また、スィング時のグリップ性を改善するゴルフシ
ューズを提供することを課題とする。 【解決手段】 この出願発明は、靴底の踏付部にくぼみ
が形成されているゴルフシューズに関する。
し、また、スィング時のグリップ性を改善するゴルフシ
ューズを提供することを課題とする。 【解決手段】 この出願発明は、靴底の踏付部にくぼみ
が形成されているゴルフシューズに関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 この出願発明は、ゴルフシ
ューズに関する。
ューズに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来のゴルフシューズは、歩行性を向
上させる観点から、靴底が全体に平坦であるか、あるい
は、踏付部の中央区域が舟底のように下方に若干突き出
した形状が好んで適用されていた。そして、滑りどめの
ための鋲は、足圧が強く加わる位置を中心に複数個が適
宜配置されていた。しかし、このような靴底の形状で
は、ゴルフのスウィング時に体重の移動があったとき、
いわゆる、外側の壁をつくろうとする場合(右利きの人
は左足の外側)、ゴルフシューズの外側で踏張ることが
困難である。
上させる観点から、靴底が全体に平坦であるか、あるい
は、踏付部の中央区域が舟底のように下方に若干突き出
した形状が好んで適用されていた。そして、滑りどめの
ための鋲は、足圧が強く加わる位置を中心に複数個が適
宜配置されていた。しかし、このような靴底の形状で
は、ゴルフのスウィング時に体重の移動があったとき、
いわゆる、外側の壁をつくろうとする場合(右利きの人
は左足の外側)、ゴルフシューズの外側で踏張ることが
困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 この出願発明は、歩
行時のグリップ性を改善し、また、スィング時のグリッ
プ性を改善するゴルフシューズを提供することを目的と
する。
行時のグリップ性を改善し、また、スィング時のグリッ
プ性を改善するゴルフシューズを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この出願発明は、靴底
の爪先部に接近して位置する踏付部、とくに、踏付部の
中央区域にくぼみが形成されているゴルフシューズ、と
くに、くぼみに沿った両側縁部に沿って鋲を有するゴル
フシューズに関する。
の爪先部に接近して位置する踏付部、とくに、踏付部の
中央区域にくぼみが形成されているゴルフシューズ、と
くに、くぼみに沿った両側縁部に沿って鋲を有するゴル
フシューズに関する。
【0005】
【作用】 この出願発明のゴルフシューズは、靴底の爪
先部に接近した位置の踏付部がくぼみにより肉薄となる
ので、柔軟性が増し、通常の歩行時には、下方に撓んで
両縁部の接地表面と共に接地する。しかも、接地圧は鋲
を備えた両縁部の方が高くなるので、グリップ効果が向
上する。一方、スウィング時には体重の移動によって、
縁部外側への接地圧が高まるので、容易にくぼみを境に
外側の壁を形成することができ、その結果、縁部外側の
鋲による地面のグリップが著しく向上する。
先部に接近した位置の踏付部がくぼみにより肉薄となる
ので、柔軟性が増し、通常の歩行時には、下方に撓んで
両縁部の接地表面と共に接地する。しかも、接地圧は鋲
を備えた両縁部の方が高くなるので、グリップ効果が向
上する。一方、スウィング時には体重の移動によって、
縁部外側への接地圧が高まるので、容易にくぼみを境に
外側の壁を形成することができ、その結果、縁部外側の
鋲による地面のグリップが著しく向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】 この出願発明の靴底1のくぼみ
2は、踵部3を除いて体重が通常最も加わる踏付部4、
とくに、踏付部4の中央区域にあるものであって、くぼ
み2は、踏付部4だけにあることが好ましいが、踵部3
の近辺まであってもよい。
2は、踵部3を除いて体重が通常最も加わる踏付部4、
とくに、踏付部4の中央区域にあるものであって、くぼ
み2は、踏付部4だけにあることが好ましいが、踵部3
の近辺まであってもよい。
【0007】くぼみの深さは、図1b(図1aのA−
A’断面図)に示すように、縁部5、6との境界より中
央に向かって深さを漸増するものが好ましい。くぼみ2
は、縦方向(前後方向)にも、中央に向かって深さが漸
増することが好ましい。従って、くぼみ2の形状は、全
体的にドーム状であるものが好ましい。くぼみ2の最大
深さbは、その部分の底の厚みcの20〜50%の範囲
が好ましく、約30%がとくに好ましい。
A’断面図)に示すように、縁部5、6との境界より中
央に向かって深さを漸増するものが好ましい。くぼみ2
は、縦方向(前後方向)にも、中央に向かって深さが漸
増することが好ましい。従って、くぼみ2の形状は、全
体的にドーム状であるものが好ましい。くぼみ2の最大
深さbは、その部分の底の厚みcの20〜50%の範囲
が好ましく、約30%がとくに好ましい。
【0008】くぼみ2の幅vは、靴底1全体の幅wの2
5〜50%の範囲が好ましく、その位置は、実質的に
は、踏付部4から中央にあることが好ましい。また、場
合によっては、多少内側寄りに設けることができる。く
ぼみ2の平面形状は、図1aに示すようにほぼ四角形状
か、または楕円形状が好ましい。踏付部4に設けられる
鋲8はとくに限定されないが、図1aの側では、内縁部
5および外縁部6にほぼ等間隔に3個づつ、また、爪先
部7に1個、踵部3に4個設けることがとくに好まし
い。
5〜50%の範囲が好ましく、その位置は、実質的に
は、踏付部4から中央にあることが好ましい。また、場
合によっては、多少内側寄りに設けることができる。く
ぼみ2の平面形状は、図1aに示すようにほぼ四角形状
か、または楕円形状が好ましい。踏付部4に設けられる
鋲8はとくに限定されないが、図1aの側では、内縁部
5および外縁部6にほぼ等間隔に3個づつ、また、爪先
部7に1個、踵部3に4個設けることがとくに好まし
い。
【0009】くぼみ2の部分の材料は、硬度として、A
SKA C値で、40゜〜80゜のEVA(エチレンビ
ニールアセテート)、ゴム等の発泡体、また、発泡体で
はなくても、JIS A 硬度が40゜〜80゜の通常
のゴムが使用できる。しかし、ASKA C 硬度が5
0゜〜70゜のEVA発泡体が好ましい。
SKA C値で、40゜〜80゜のEVA(エチレンビ
ニールアセテート)、ゴム等の発泡体、また、発泡体で
はなくても、JIS A 硬度が40゜〜80゜の通常
のゴムが使用できる。しかし、ASKA C 硬度が5
0゜〜70゜のEVA発泡体が好ましい。
【0010】
【実施例】以下図面にしたがって、具体的にこの出願発
明のゴルフシューズについて説明する。 実施例1 図1bは、図aのA−A’断面図であり、踏付部4のく
ぼみ2に対応する区域および両縁部5、6を通じて、同
じ材料で靴底1を形成した例を示すものであり、爪先部
7、踵部3も同じ材料であり、通常のゴム材 JIS
A 硬度60゜が使用される。
明のゴルフシューズについて説明する。 実施例1 図1bは、図aのA−A’断面図であり、踏付部4のく
ぼみ2に対応する区域および両縁部5、6を通じて、同
じ材料で靴底1を形成した例を示すものであり、爪先部
7、踵部3も同じ材料であり、通常のゴム材 JIS
A 硬度60゜が使用される。
【0011】実施例2 図2は、靴底1のくぼみ2と両縁部5、6との境界位置
に、縁部5、6に沿って延びる、幅約2mm、深さ約3
mmの溝9を、図1bのものに左右一対設けた点が実施
例1と異なる。、この溝9をくぼみ2と併用することに
より、比較的硬度の大きな底材を用いた場合でも、くぼ
み2の柔軟性が向上する。
に、縁部5、6に沿って延びる、幅約2mm、深さ約3
mmの溝9を、図1bのものに左右一対設けた点が実施
例1と異なる。、この溝9をくぼみ2と併用することに
より、比較的硬度の大きな底材を用いた場合でも、くぼ
み2の柔軟性が向上する。
【0012】実施例3 図3は、靴底材料としてベース部10をEVA発泡体、
接地表面11をゴム材とし、くぼみ2に対応する区域
は、比較的軟質の発泡体(ASKA C 50゜〜70
゜)と同様に、軟質のゴム硬度(JIS A 50゜〜
60゜)、両縁部5、6は硬質発泡体(ASKA C
70゜〜90゜)と硬質ゴム材(JISA 60゜〜9
0゜)を適用した例である。
接地表面11をゴム材とし、くぼみ2に対応する区域
は、比較的軟質の発泡体(ASKA C 50゜〜70
゜)と同様に、軟質のゴム硬度(JIS A 50゜〜
60゜)、両縁部5、6は硬質発泡体(ASKA C
70゜〜90゜)と硬質ゴム材(JISA 60゜〜9
0゜)を適用した例である。
【0013】実施例4 図4は、両縁部5、6のベース10の上部に、硬質材料
(例えば、硬度 JIS A 60゜〜90゜)の硬質
ゴム、フィルム状材、樹脂網状材を埋設し、その他のベ
ース10は、くぼみ2、両縁部5、6を通じて比較的硬
質の材料(例えば、硬度 ASKA C 70゜〜90
゜前後のゴムかスポンジ)とし、接地部11は、通常の
ゴム(JIS A 60゜〜90゜)、または、類似の
樹脂材を全体を通じて適用するものであり、上記硬質材
料は、ベース10の上部に限らずベース部の厚みの中間
に埋設することができる。
(例えば、硬度 JIS A 60゜〜90゜)の硬質
ゴム、フィルム状材、樹脂網状材を埋設し、その他のベ
ース10は、くぼみ2、両縁部5、6を通じて比較的硬
質の材料(例えば、硬度 ASKA C 70゜〜90
゜前後のゴムかスポンジ)とし、接地部11は、通常の
ゴム(JIS A 60゜〜90゜)、または、類似の
樹脂材を全体を通じて適用するものであり、上記硬質材
料は、ベース10の上部に限らずベース部の厚みの中間
に埋設することができる。
【0014】実施例5 図5は、くぼみ2対応する区域のベース10に軟質の衝
撃吸収剤(商標名ELA−MUS、硬度 約JIS A
30〜40゜)と硬度ASKA C 50゜〜70゜
のEVA発泡体の複合構造であり、両縁部5、6は硬質
発泡体(硬度約ASKA C 70〜90゜)とし、接
地表面11は通常のゴム材料(硬度約JIS A 60
゜〜90゜)を適用した例である。なお、設置表面11
位置には、ウレタン系の樹脂材も使用することができ
る。なお、図3、4、5、の例において爪先部7と踵部
3は、例えば、それぞれ縁部5、6に適用した構造とす
ることができる。また、通常は縁部5、6より軟質の構
造でもよい。
撃吸収剤(商標名ELA−MUS、硬度 約JIS A
30〜40゜)と硬度ASKA C 50゜〜70゜
のEVA発泡体の複合構造であり、両縁部5、6は硬質
発泡体(硬度約ASKA C 70〜90゜)とし、接
地表面11は通常のゴム材料(硬度約JIS A 60
゜〜90゜)を適用した例である。なお、設置表面11
位置には、ウレタン系の樹脂材も使用することができ
る。なお、図3、4、5、の例において爪先部7と踵部
3は、例えば、それぞれ縁部5、6に適用した構造とす
ることができる。また、通常は縁部5、6より軟質の構
造でもよい。
【0015】
【発明の効果】 この出願発明は、靴底の踏付部がくぼ
みにより肉薄となるので、柔軟性が増し、通常の歩行時
には下方に撓んで両縁部の接地表面と共に接地する。し
かも、接地圧は鋲を備えた両縁部の方が高くなるので、
グリップ効果が向上する。一方、スウィング時には、体
重の移動によって縁部外側への接地圧が高まるので、容
易にくぼみを境に外側の壁を形成することができる。そ
の際、縁部外側の鋲による地面のグリップが著しく向上
する。
みにより肉薄となるので、柔軟性が増し、通常の歩行時
には下方に撓んで両縁部の接地表面と共に接地する。し
かも、接地圧は鋲を備えた両縁部の方が高くなるので、
グリップ効果が向上する。一方、スウィング時には、体
重の移動によって縁部外側への接地圧が高まるので、容
易にくぼみを境に外側の壁を形成することができる。そ
の際、縁部外側の鋲による地面のグリップが著しく向上
する。
【図1】 この出願発明の靴底
【図2】 図1の断面図の1例
【図3】 図1の断面図の他の例
【図4】 図1の断面図の他の例
【図5】 図1の断面図の他の例
1 靴底 2 くぼみ 3 踵部 4 踏付部 5 内側の縁部 6 外側の縁部 7 爪先部 8 鋲 9 溝 10 ベース 11 接地表面 b くぼみの最大深さ c bの部分の靴底の厚み v くぼみの幅 w 靴底の幅
Claims (3)
- 【請求項1】 靴底の踏付部にくぼみが形成されている
ことを特徴とするゴルフシューズ。 - 【請求項2】 踏付部の中央にくぼみが形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のゴルフシューズ。 - 【請求項3】 踏付部のくぼみに沿う両側縁部に沿って
複数の鋲が設けられていることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載のゴルフシューズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7304896A JPH09238705A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | ゴルフシューズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7304896A JPH09238705A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | ゴルフシューズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09238705A true JPH09238705A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13507105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7304896A Pending JPH09238705A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | ゴルフシューズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09238705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008212532A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフシューズ用ソールおよびゴルフシューズ |
-
1996
- 1996-03-05 JP JP7304896A patent/JPH09238705A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008212532A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフシューズ用ソールおよびゴルフシューズ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060328 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060815 |