JPH09238496A - L負荷駆動装置 - Google Patents
L負荷駆動装置Info
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- JPH09238496A JPH09238496A JP8092747A JP9274796A JPH09238496A JP H09238496 A JPH09238496 A JP H09238496A JP 8092747 A JP8092747 A JP 8092747A JP 9274796 A JP9274796 A JP 9274796A JP H09238496 A JPH09238496 A JP H09238496A
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P8/00—Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
- H02P8/12—Control or stabilisation of current
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P8/00—Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
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-
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- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P8/00—Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
- Control Of Multiple Motors (AREA)
Abstract
負荷とスイッチング素子の接続点の電圧を低減し、スイ
ッチング素子の低耐圧化等を図る。 【解決手段】 ステッピングモータの駆動回路におい
て、スイッチング素子3aと巻線2aとの接続点Aと、
スイッチング素子3cと巻線2cとの接続点Cとの間
に、スイッチング回路11、12及び整流回路13、1
4を設け、スイッチング素子3aと3cの一方がオン状
態からオフ状態に移行した時に、接続点AとCの差電圧
により、スイッチング回路11から整流回路13、ある
いはスイッチング回路12から整流回路14に電流を流
して、エネルギーの解放を行うようにした。その結果、
接続点A、Cの電圧Va、Vcの波高値を従来のものに
比べて大幅に低減でき、スイッチング3a、3cの低耐
圧化を図ることができた。
Description
タ等におけるL負荷を駆動するL負荷駆動装置に関す
る。
33598号公報に示す「ステッピングモータ装置」が
ある。このものの概要について説明する。図22に示す
バイファイラ巻4相ステッピングモータの駆動回路にお
いて、電圧Vccを出力する直流電源1には、第1〜第
4の巻線2a〜2dがそれぞれ接続され、これら第1〜
第4の巻線2a〜2dには、第1〜第4のスイッチング
素子(MOSトランジスタ)3a〜3dがそれぞれ接続
されている。
接続点と接地との間には第1の電流検出抵抗4aが接続
され、これと並列に巻線エネルギーを放出する経路を形
成するダイオード5aが接続されている。同様に、スイ
ッチング素子3b、3dの共通接続点と接地との間には
第2の電流検出抵抗4bが接続され、これと並列にダイ
オード5bが接続されている。
信号発生回路7の出力ライン7a、7bの励磁信号に応
答してスイッチング素子3a〜3dを所定の励磁方式
(例えば2相励磁方式)で制御する。すなわち、制御回
路6a、6bは、電流検出抵抗4a、4bに接続された
検出ライン8、9から得られる電流検出信号と、基準電
圧発生回路10から出力される基準電圧V1、V2とを
比較して、スイッチング素子3a〜3dを断続制御(チ
ョッピング制御)し、ステッピングモータを定電流駆動
する。
方式で駆動する場合の各部の波形を示す。(A)(B)
は励磁信号、(C)〜(F)はスイッチング素子3a〜
3dのゲート信号をそれぞれ示す。図23(A)に示す
励磁信号がハイレベルの時には、スイッチング素子3a
がチョッピング制御され、図23(B)に示す励磁信号
がハイレベルの時には、スイッチング素子3bがチョッ
ピング制御される。また、図23(A)に示す励磁信号
がローレベルの時には、スイッチング素子3cがチョッ
ピング制御され、図23(B)に示す励磁信号がローレ
ベルの時には、スイッチング素子3dがチョッピング制
御される。
図24にその内の一方の制御回路6aの詳細構成を示
す。この制御回路6aの作動を、巻線2cを励磁する信
号が発生している励磁期間を例にとって、図25に示す
タイミングチャートとともに説明する。電流検出抵抗4
aの両端電圧、すなわち電流検出電圧Vrは、スイッチ
ング素子3cがオンしている時には、そのオン期間の電
流に対応した正電圧となり、スイッチング素子3cがオ
フしている時には、ダイオード5aの順電圧降下分の電
圧となる。従って、電流検出電圧Vrは、図25(A)
に示すようにスイッチング素子3cのオンオフに応じて
変化する。
いて基準電圧V1と比較される。電流検出電圧Vrが基
準電圧V1に達すると、コンパレータ61の出力がロー
レベルになりコンデンサ62が放電される。また、電流
検出電圧Vrが基準電圧V1より低いと、コンパレータ
61の出力がハイレベルになりコンデンサ62は充電さ
れる。このことにより、コンデンサ62の端子電圧V62
は、図25(B)に示すように変化する。この電圧V62
はコンパレータ63にて所定の基準電圧Voと比較さ
れ、図25(C)に示すパルス信号V63に変換される。
このパルス信号はNOT回路64にてレベル反転され
る。
発生回路7からの信号がローレベルでありNOT回路6
6の出力がハイレベルとなっているため、AND回路6
5、67のうちAND回路65を介してパルス信号がス
イッチング素子3cに出力され、スイッチング素子3c
のゲート−ソース間には、図25(D)に示す電圧V GS
が印加される。
すように、t1 時点でスイッチング素子3cがオンで電
流検出電圧Vrが基準電圧V1に達すると、AND回路
65からの出力がローレベルになってスイッチング素子
3cをオフさせ、その後、コンデンサ62が充電され
て、その端子電圧V62がt2 時点で基準電圧Voに達す
ると、AND回路65からの出力がハイレベルになって
スイッチング素子3cをオンさせる。この作動を繰り返
すことにより、スイッチング素子3cがチョッピング制
御される。
(t2 〜t3 )においては、電源1、巻線2c、スイッ
チング素子3c、電流検出抵抗4a、接地からなる回路
で、図25(E)に示す電流Icが流れ、オフ期間(t
1 〜t2 )においては、巻線2cの励磁により蓄積され
たエネルギーが、ここに電磁結合されている巻線2aを
通して放出される。すなわち、巻線2a、電源1、バイ
パスダイオード5a、スイッチング素子3aの内蔵ダイ
オードからなる閉回路で電流Iaが流れる。電流Iaの
向きを図24に示す方向に定義した場合には、電流Ia
の波形は図25(F)に示すようになり、電流Icと電
流Iaを合成した電流Iは図25(G)に示すようにな
る。
間においても、上記した巻線2cの励磁期間と同様の動
作が行われる。
チング素子3cがオンすると電流Icが流れる。この
時、スイッチング素子3cと巻線2cとの接続点Cの電
圧Vc(図25(H)参照)は、スイッチング素子3c
のオン電圧と電流検出電圧Vrとによる低電圧レベルの
ものとなる。また、スイッチング素子3aと巻線2aと
の接続点Aの電圧Va(図25(I)参照)は、通電さ
れた巻線2cから巻線2aの相互誘導により、電流Ic
の傾きに応じて高電圧レベルに誘起されたものとなる。
移行すると、巻線2cの励磁に基づいて蓄積されたエネ
ルギーにより、電圧Vcは高電圧レベルに上昇される。
これと同時に、巻線2cと対をなす巻線2aにおいて
は、巻線2cに蓄積されたエネルギーにより、電圧Va
の下降を伴って負電圧が発生する。その結果、カットオ
フ状態に設定されたスイッチング素子3aを逆バイアス
に通電して、巻線2aに電流が注入される。
に移行すると、巻線2cに蓄積されたエネルギーは、対
をなす巻線2aのみから電流として解放されることにな
る。上記した作動により、この従来のものにおいては、
スイッチング素子3cがオンからオフに移行した時、接
続点Cの電圧Vcが非常に高い電圧レベルに上昇するこ
とになる。このような高電圧のため、スイッチング素子
3a〜3dを高耐圧のものにしなければならなず、また
高電圧サージによる放射ノイズの発生といった問題も生
じ得る。
低下させることを目的とする。
め、本発明は、後述する実施形態記載の符号を参照して
以下の技術的手段を採用する。請求項1乃至8に記載の
発明においては、第1のL負荷(2a)と第1のスイッ
チング素子(3a)との第1の接続点(A)と、第2の
L負荷(2c)と第2のスイッチング素子(3c)との
第2の接続点(C)との間に、一方のスイッチング素子
がオンからオフに変化した時に、第1の接続点と第2の
接続点の差電圧により、一方のスイッチング素子側の接
続点より他方のスイッチング素子側の接続点に向けて電
流経路を形成する手段(11〜14)を設けたことを特
徴としている。
動により励磁されていたL負荷の蓄積エネルギーによ
り、一方のスイッチング素子がオフ作動すると、一方の
スイッチング素子側の接続点の電圧を上昇させ、他方の
スイッチング素子側の接続点の電圧を下降させる。その
差電圧により、一方のスイッチング素子側の接続点より
他方のスイッチング素子側の接続点に向けて電流が流れ
る。
ッチング素子側の接続点の電圧上昇を抑制することがで
き、スイッチング素子を低耐圧化できる等の効果を奏す
る。なお、L負荷駆動としては、チョッピング制御する
ものを用いることができ、その場合に、チョッピング制
御における一方のスイッチング素子がオンからオフに変
化した時に上記した電流経路を形成することができる。
第1のスイッチング素子(3a)が駆動状態にある時に
オン作動する第1のスイッチング手段(11)と、前記
第2のスイッチング素子(3c)が駆動状態にある時に
オン作動する第2のスイッチング手段(12)とを有し
て構成することができる。さらに、電流経路を形成する
手段として、第1のスイッチング手段(11)のオン時
に第1の接続点(A)から第2の接続点(C)方向に整
流を行う第1の整流手段(13)と、第2のスイッチン
グ手段(12)のオン時に第2の接続点(C)から前記
第1の接続点(A)方向に整流を行う第2の整流手段
(14)を有することができる。これら整流手段を設け
ることにより、一方のスイッチング素子がオフからオン
に移行した時に、上記した電流経路により逆方向に電流
が流れるのを阻止して、作動を適正に行わせることがで
きる。
第1、第2のMOSトランジスタ(11b、12b)に
て構成し、第1、第2の整流手段を第2、第1のMOS
トランジスタにそれぞれ内蔵された第1、第2のダイオ
ード(13b、14b)を用いて構成することができ
る。この場合、第1、第2のMOSトランジスタの間の
接続点の電位を固定するようにすれば、ノイズによる誤
動作を低減することができる。
がオンしている時に第2の接続点(C)の電圧を用いて
第1のMOSトランジスタ(11b)のゲートを充電
し、また第2のスイッチング素子(3c)がオンしてい
る時に第1の接続点(A)の電圧を用いて第2のMOS
トランジスタ(12b)のゲートを充電する手段(18
a、18c等)を設けるようにすれば、非駆動状態にあ
る方の接続点の電圧を利用してゲート電圧を作成するこ
とができ、必ずしも外部からゲート電圧を供給しなくて
も第1、第2のMOSトランジスタをオン駆動すること
ができる。
ランジスタ(11b、12b)のゲートを放電する放電
手段(24a、24c)を設けることにより、第1、第
2のMOSトランジスタを所望時に適正に作動させるこ
とができる。また、請求項9乃至11に記載の発明にお
いては、第1、第2のL負荷は励磁巻線であって、第
1、第2のスイッチング素子の一方を非駆動状態から駆
動状態に、他方を駆動状態から非駆動状態にする励磁巻
線切換時に、電流経路上に流れる電流が所定の設定値に
低下するまで一方のスイッチング素子の駆動を禁止する
禁止手段(40a、40c、50a、50c、60a、
61a、60c、61c)を設けたことを特徴としてい
る。
電流が駆動状態となるスイッチング素子に流れ込むのを
防止して、消費電力の増大を防ぐことができる。この場
合、電流経路上に流れる電流が所定の設定値まで低下し
たかどうかは、それまでオン状態にあったスイッチング
手段としてのMOSトランジスタのゲート電圧を用いて
検出することができる。また、オフ状態にあるMOSト
ランジスタのソース−ドレイン間電圧を用いて検出する
こともできる。
は、第1、第2のスイッチング素子(3a、3c)の一
方がオンからオフに変化した時に、その一方のスイッチ
ング素子のオン作動により第1、第2のL負荷(2a、
2c)の一方に蓄積されていたエネルギーを電流に変換
して他方のL負荷に供給する手段(11〜14)を設け
たことを特徴としている。この場合も、請求項1に記載
の発明と同様の効果を奏する。
テッピングモータの駆動回路を示す。この図1に示す回
路は、図24に示す回路と対応するもので、この図1に
示すもの以外の構成は図22、図24に示すものと同一
である。
3cと巻線2cとの接続点Cと、スイッチング素子3a
と巻線2aとの接続点Aとの間に、スイッチング回路1
1、12及び整流回路13、14を設けている。スイッ
チング回路11は、巻線2aの励磁期間の間オン作動
し、スイッチング回路12は、巻線2cの励磁期間の間
オン作動する。すなわち、図2(A)に示す励磁信号
(図23(A)に示すものと同じ)のハイレベル期間と
同期した図2(B)の信号SAによりスイッチング回路
11がオン作動し、励磁信号のローレベル期間と同期し
た図2(C)の信号SCによりスイッチング回路12が
オン作動する。
で示す一方向にのみ電流経路を形成する。このような構
成において、巻線2cの励磁期間を例にとって、図3に
示すタイミングチャートとともに説明する。なお、図3
中の実線で示す波形は本実施形態によるものであり、一
点鎖線で示す波形は従来のものを示す。
グ素子3cは、図3(A)に示す電圧VGSが印加されて
チョッピング制御される。このチョッピング制御におい
て、スイッチング素子3cがオンすると電流Ic(図3
(B)参照)が流れる。この時、スイッチング素子3c
と巻線2cとの接続点Cの電圧Vc(図3(C)参照)
は、低電圧レベルとなる。また、スイッチング素子3a
と巻線2aとの接続点Aの電圧Va(図3(E)参照)
は、巻線2cと巻線2aの相互誘導により高電圧レベル
に誘起されている。この点については従来のものと同じ
である。
イッチング回路11はオフで、スイッチング回路12が
オンとなっている。この場合、電圧Vaが電圧Vcより
高電圧となっているため、スイッチング回路12から整
流回路14を介して電流は流れない。この後、スイッチ
ング素子3cがオフ状態に移行すると、巻線2cの励磁
に基づいて蓄積されたエネルギーにより、電圧Vcは上
昇する。これと同時に、巻線2cと対をなす巻線2aに
おいては、巻線2cに蓄積されたエネルギーにより、電
圧Vaは下降する。その際に、電圧Vcが電圧Vaより
高電圧になると、その差電圧により、スイッチング回路
12から整流回路14を介して電流ISW(図3(F)参
照)が流れる。
オフ状態に移行すると、巻線2cに蓄積されていたエネ
ルギーは、対をなす他端子の巻線2aのみから電流とし
て解放されていたが、本実施形態においては、スイッチ
ング回路12と整流回路14により電流経路が形成され
るため、巻線2cに蓄積されていたエネルギーは、電流
に変換されて巻線2c側から巻線2aに注入される。即
ち、巻線2a及び2cの両端から蓄積エネルギーを解放
することができる。
ように、従来のものに比べて波高値が概ね半減される。
なお、スイッチング素子3cがオン状態に移行する時に
は、電圧Vaが電圧Vcより高くなっても、整流回路1
4により上記と逆方向に電流が流れるのを阻止している
ため、従来のものと同様に作動させることができる。
イッチング回路11がオンしているため、スイッチング
素子3aがオン状態からオフ状態に移行すると、スイッ
チング回路11と整流回路13により電流経路が形成さ
れ、上記と同様の動作を行う。上述したように、電圧V
cおよびVaは、従来のものに比べて波高値が大幅に低
減することになるため、スイッチング素子3a、3cの
低耐圧化を図ることができる。また、サージ電圧の発生
も大幅に低減することができる。なお、スイッチング素
子3a、3cを低耐圧化することにより、それらを半導
体集積回路として構成する場合には素子面積を大幅に低
減することができる。
ッチング素子3a〜3dのオフ時にスイッチング素子3
aを逆バイアスに通電する経路がないため、従来技術に
示すダイオード5a、5bを不要としている。図4に、
図1に示すものの具体的な一構成を示す。スイッチング
回路11、12をスイッチ11a、12aにて構成し、
整流回路13、14をダイオード13a、14aにて構
成している。この場合、スイッチ11aとダイオード1
3aの接続点とスイッチ12aとダイオード14aの接
続点とを接続するようにしてもよい。 (第2実施形態)図5に、スイッチング回路11、1
2、整流回路13、14を、MOSトランジタにて構成
した例を示す。この場合、MOSトランジタ11b、1
2bにてスイッチング回路11、12を構成し、MOS
トランジタ11b、12bの内蔵ダイオード14b、1
3bにて整流回路14、13を構成している。なお、M
OSトランジスタ11b、12bを動作させるために、
電圧Vccを所定のゲート電圧レベルに昇圧するチャー
ジアップポンプ回路15a、15cを設けている。
は、信号SCがハイレベル、信号SAがローレベルであ
るため、チャージアップポンプ回路15cが作動状態、
チャージアップポンプ回路15aが非作動状態となり、
MOSトランジスタ12bがオン、MOSトランジスタ
11bがオフする。巻線2aの励磁期間においては、逆
にMOSトランジスタ12bがオフ、MOSトランジス
タ11bがオンする。
bのオン、オフ作動、および内蔵ダイオード14b、1
3bの作動により、第1実施形態で説明したのと同様に
作動させることができる。なお、チャージアップポンプ
回路15a、15cをいずれか1つとし、信号SA、S
CによりMOSトランジスタ11b、12bに印加する
ゲート電圧を切り換えるようにしてもよい。
この変形例では、MOSトランジタ11b、12bの中
点をフローティング状態でなく、所定の電位固定回路1
6を介して接地し、その中点の電位を固定するようにし
ている。従って、モータ動作時にノイズが誘起されても
それを電位固定回路16を介して接地に逃がすことがで
き、ノイズによる誤動作を低減することができる。な
お、電位固定回路16としては、所定のインピーダンス
Z1を有するインピーダンス素子や定電流回路等を用い
ることができる。 (第3実施形態)図7に、図6に示すものを変形させた
第3実施形態を示す。なお、この図7に示すものにおい
ては、MOSトランジタ11b、12bの中点の電位を
固定するために、定電流回路17を用いている。
せるためには、上記したようにチャージアップポンプ回
路15a、15cを設ける必要があるが、電圧Vccの
変動等により十分なゲート電圧を供給できない可能性が
ある。そこで、この第3実施形態においては、MOSト
ランジタ11b、12bのうち動作させる方のMOSト
ランジスタのゲートーソース間電圧を、励磁期間となっ
ていない巻線側の電圧を利用して供給するようにしてい
る。
は、巻線2a側の接続点Aの電圧Vaを用いて、スイッ
チ素子18cを介しMOSトランジタ12bのゲートを
充電する。すなわち、接続点Aの電圧Vaはスイッチン
グ素子3cのオン期間においては高電圧レベルになって
おり、この時の電圧によりMOSトランジスタ12bの
ゲートを充電する。この充電により、MOSトランジタ
12bのゲート−ソース間電圧をスレッショルド電圧以
上とし、MOSトランジタ12bをオンさせることがで
きる。
巻線2c側の接続点Cの電圧を用いて、スイッチ素子1
8aを介しMOSトランジタ11bのゲートを充電す
る。なお、この図7に示す例においては、チャージアッ
プポンプ回路15a、15cからもゲート電圧が供給で
きるようになっているため、ダイオード19a、19
c、20a、20c、抵抗21a、21c、22a、2
2cが図に示すように設けられている。このように、ゲ
ート電圧供給経路を設けたのは、励磁期間切り換え時
に、動作させるMOSトランジタのゲートに初期充電を
行うこと、および励磁期間となっていない巻線側の電圧
では、十分なゲートーソース間電圧を得ることができな
い場合があることを考慮したためである。なお、それら
の問題が生じないように回路設計されている場合には、
チャージアップポンプ回路15a、15cからのゲート
電圧供給経路はなくてもよい。この場合、ゲート電圧を
供給する外部電源が不要になるという効果を有する。
は、ゲート電圧を所定電圧にクランプするために設けら
れている。また、MOSトランジタのゲートに充電され
た電圧によりMOSトランジスタはオン状態を継続する
ため、励磁期間の終了ととともに、充電されたゲートを
放電する放電回路を設ける必要がある。図では、定電流
回路24a、24cにて放電回路を構成している。
を示す。定電流回路24cは、巻線2cの励磁期間の間
ハイレベルとなる信号SCによりオンオフするトランジ
スタ30と、このトランジスタ30がオフの時に定電流
を流すカレントミラー回路31とから構成されている。
巻線2cの励磁期間においては、信号SCがハイレベル
であるためトランジスタ30がオンし、MOSトランジ
タ12bのゲートへの充電を許容する。一方、巻線2c
の非励磁期間においては、信号SCがローレベルである
ためトランジスタ30がオンし、カレントミラー回路3
1が作動して、MOSトランジスタ12bのゲートを放
電させる。
により、MOSトランジスタ12bのゲート電圧を急激
に低下させないようにして、MOSトランジスタ12b
がオフした時に接続点Cにサージ電圧が生じないように
することができる。なお、定電流回路24aについても
上記したのと同様の構成であり、図8中に示すように、
巻線2aの励磁期間の間ハイレベルとなる信号SAによ
り、MOSトランジタ11bのゲートへの充放電を制御
する。
a、18cをトランジスタにて具体的に構成した例を示
す。この場合、励磁期間となっていない巻線側の電圧が
高電圧レベルになると、その電圧がトランジスタ18a
(又は18c)のエミッタに印加され、ベース電圧VB
との関係で、そのトランジスタがオンし、自動的にMO
Sトランジタのゲートを充電する。なお、トランジスタ
18a、18cは、図10に示すようにダーリントン接
続したものでもよい。 (第4実施形態)上記した第2、第3実施形態におい
て、巻線の電流切換時の挙動については割愛して説明し
たが、巻線の電流切換時には、例えば、巻線2cの励磁
期間から巻線2aの励磁期間に切り換わった時、トラン
ジスタ3aがオンすると、図11に示すように、巻線2
aからの電流Iaに加え、MOSトランジスタ11b、
12bを還流していた還流電流ISWがトランジスタ3a
を流れることになる。その結果、消費電力が大きくな
り、モータの駆動効率が低下する。
うに、巻線の電流切換時に、上記した還流電流ISWが所
定の設定値に低下するまで、具体的には、MOSトラン
ジタ11b、12bのゲート−ソース間電圧がスレッシ
ョルド電圧付近に低下するまで巻線の電流切換を禁止す
る禁止回路40a、40cを設けている。例えば、巻線
2cの励磁期間から巻線2aの励磁期間に切り換わった
時、MOSトランジスタ12bのゲート電圧は、放電回
路24cの放電作動により低下する。禁止回路40a
は、MOSトランジスタ12bのゲート−ソース間電圧
を監視し、その電圧がスレッショルド電圧付近に低下す
るまで、AND回路50aにローレベル信号を出力し
て、トランジスタ3aをオフにする。このことにより、
巻線2aへの電流切換時に、還流電流ISWがトランジス
タ3aに流れるのを阻止することができる。
の励磁期間に切り換わった時には、禁止回路40cは、
MOSトランジスタ11bのゲート−ソース間電圧を監
視し、その電圧がスレッショルド電圧以下に低下するま
で、AND回路50cにローレベル信号を出力して、ト
ランジスタ3cをオフにする。このことにより、巻線2
cへの電流切換時に、還流電流ISWがトランジスタ3c
に流れるのを阻止することができる。
す。V6aは制御回路6aからトランジスタ3aをチョッ
パ制御する信号、V40a は禁止回路40aからの出力信
号、V3aはAND回路50aの出力信号、V6cは制御回
路6aからトランジスタ3cをチョッパ制御する信号、
V40c は禁止回路40cからの出力信号、V3cはAND
回路50cの出力信号、ISWは還流電流である。
にしたもので、図7中の構成要素18a、18c〜23
a、23cの構成は省略してある。なお、上記構成は、
図9、図10に示す構成にも同様に適用し得るものであ
る。次に、禁止回路40a、40cの具体的構成につい
て順に説明する。図14はその一例を示す構成図であ
る。禁止回路40aは、巻線2aの励磁期間に切り換わ
った時にハイレベルとなる信号SAによりオンするスイ
ッチ素子41aと、MOSトランジスタ12bのゲート
−ソース間電圧を検出するVGS検出回路42aと、この
VGS検出回路42aの出力電圧を基準電圧Vref と比較
し、MOSトランジスタ12bのゲート−ソース間電圧
がスレッショルド電圧以上である時にローレベル信号を
出力するコンパレータ43aから構成されている。
間に切り換わった時、信号SAがハイレベルとなるた
め、スイッチ素子41aがオンし、VGS検出回路42a
はMOSトランジスタ12bのゲート−ソース間電圧を
検出する。コンパレータ43aは、その検出電圧によ
り、MOSトランジスタ12bのゲート−ソース間電圧
がスレッショルド電圧以上である間、ローレベル信号を
出力し、AND回路50aを介してトランジスタ3aを
オフさせる。
切り換わり直後のトランジスタ3aのオン作動が禁止さ
れる。そして、MOSトランジスタ12bのゲート−ソ
ース間電圧がスレッショルド電圧付近に低下すると、コ
ンパレータ43aからハイレベル信号が出力されるた
め、この後は通常通りトランジスタ3aをオンさせるこ
とができる。
41cと、VGS検出回路42cと、コンパレータ43c
から構成されており、巻線2cの励磁期間に切り換わっ
た直後の、トランジスタ3cのオン作動を禁止する。図
15に、禁止回路40a、40cのさらに詳細な構成を
示す。VGS検出回路42aは、ダイオード421aと、
スイッチ素子41aがオンした時にオン作動するトラン
ジスタ回路422aと、トランジスタ回路422aを介
して流れる電流に応じた電圧を発生するインピーダンス
素子423aから構成されている。この場合、信号SA
がハイレベルとなってスイッチ素子41aがオンした
時、MOSトランジスタ12bのゲート−ソース間電圧
がスレッショルド電圧以上である間はトランジスタ回路
422aがオンし、インピーダンス素子423aの端子
電圧が基準電圧Vref 以上となるため、コンパレータ4
3aからローレベル信号が出力される。
cにおけるVGS検出回路42cについても同様である。
なお、上記した構成に対し、図16に示すように、トラ
ンジスタ424a、424c、インピーダンス素子42
5a、425cを追加して構成するようにしてもよい。
示すように、スイッチ素子41aとインピーダンス素子
425aをトランジスタ411aとカレントミラー回路
412aで構成し、スイッチ素子41cとインピーダン
ス素子425cをトランジスタ411cとカレントミラ
ー回路412cで構成するようにしてもよい。これらト
ランジスタ411a、411cとカレントミラー回路4
12a、412cによる構成は図8に示すものと同様で
ある。
ーレベル(信号SAがハイレベル)になると、トランジ
スタ411aがオフしてカレントミラー回路412aが
動作し、トランジスタ424aがオンして、MOSトラ
ンジスタ12bのゲート−ソース間電圧の検出が行われ
る。また、信号SAがローレベル(信号SCがハイレベ
ル)になると、トランジスタ411cがオフしてカレン
トミラー回路412cが動作し、トランジスタ424c
がオンして、MOSトランジスタ11bのゲート−ソー
ス間電圧の検出が行われる。 (第5実施形態)上記第4実施形態では、巻線の電流切
換時に、MOSトランジタ11b、12bのゲート−ソ
ース間電圧がスレッショルド電圧付近に低下するまで巻
線の電流切換を禁止するものを示したが、還流電流を検
出して還流電流がある一定値を下回るまで巻線の電流切
換を禁止するようにしてもよい。
た、図19に、図18中の各部の信号波形を示す。本実
施形態においては、還流電流ISWを検出する電流検出回
路60a、60cを備えている。電流検出回路60a
は、MOSトランジタ11bのソース−ドレイン間電圧
により、還流電流ISWが図の矢印方向に流れている時の
還流電流ISWに応じた検出電圧を出力する。コンパレー
タ61aは、その検出電圧と基準電圧Vref とを比較
し、その比較結果に応じた信号V60a を出力する。この
信号V60a は、図19に示すように、検出電圧が基準電
圧Vref 以上の時、すなわち図の矢印方向に還流電流I
SWが流れている時にローレベルとなり、それ以外の時に
はハイレベルになる。
ーレベルの時、AND回路50aからローレベル信号が
出力され、トランジスタ3aがオフになる。従って、巻
線2cの励磁期間から巻線2aの励磁期間に切り換わっ
た時、還流電流ISWがある一定値を下回るまでコンパレ
ータ61aからの信号V60a がローレベルとなり、トラ
ンジスタ3aをオフにする。
ランジタ12bのソース−ドレイン間電圧により、還流
電流ISWが図の矢印とは逆方向に流れている時の還流電
流I SWに応じた検出電圧を出力する。コンパレータ61
cは、検出電圧と基準電圧V ref とを比較し、その比較
結果に応じた信号V60c を出力する。この信号V
60cは、図19に示すように、検出電圧が基準電圧V
ref 以上の時、すなわち図の矢印とは逆方向に還流電流
ISWが流れている時にローレベルとなり、それ以外の時
にはハイレベルになる。
ーレベルの時、AND回路50cからローレベル信号が
出力され、トランジスタ3cがオフになる。従って、巻
線2aの励磁期間から巻線2cの励磁期間に切り換わっ
た時、還流電流ISWがある一定値を下回るまでコンパレ
ータ61cからの信号V60c がローレベルとなり、トラ
ンジスタ3cをオフにする。なお、図18は、図7に対
応させて示す構成をベースにしたもので、図7中の構成
要素18a、18c〜23a、23cの構成は省略して
ある。なお、上記構成は、図9、図10に示す構成にも
同様に適用し得るものである。
的構成について説明する。図20はその一例を示す具体
的構成図である。電流検出回路60aは、MOSトラン
ジスタ11bのソース、ドレインに接続されたMOSト
ランジスタ601aと、整流用ダイオード603aと、
PNPトランジスタ604a、605aで構成されるカ
レントミラー回路と、インピーダンス素子606aで構
成されている。
インは、MOSトランジスタ601aのバックゲート、
ソースにそれぞれ接続されている。その結果、MOSト
ランジスタ11bとMOSトランジスタ601aには、
図21に示すように、MOSトランジスタの寄生バイポ
ーラトランジスタ構造を利用して、カレントミラー構造
602aが形成される。そのミラー比は、MOSトラン
ジスタ11b、601aのサイズを変更することによ
り、自由に設定することができる。
タ12bがオン状態にあって、還流電流ISWが図の矢印
方向に流れている時、オフ状態にあるMOSトランジス
タ11bのソース−ドレイン間電圧により、還流電流I
SWに応じた電流をMOSトランジスタ601aに流すこ
とができる。この場合、その電流は、チャージアップポ
ンプ回路15cからPNPトランジスタ604a、整流
用ダイオード603aを介し、MOSトランジスタ60
1aへと流れる。
カレントミラー回路を構成しているため、PNPトラン
ジスタ604aに流れる電流に応じた電流が、インピー
ダンス素子606aに流れる。従って、還流電流ISWに
応じた検出電圧がインピーダンス素子606aの一端か
ら出力される。この後の作動は、図18に示す構成で説
明したのと同様である。なお、PNPトランジスタ60
4aへは、MOSトランジスタ12bのゲートにゲート
電圧を供給するチャージアップポンプ回路15cからで
なく、他の電力供給部から電力を供給するようにしても
よい。
601c〜606cで示すように、電流検出回路60a
と同様の構成であり、還流電流ISWが図の矢印と逆方向
に流れる時の、還流電流ISWに応じた検出電圧を出力す
る。上記した第4、第5実施形態においては、いずれも
第2、第3実施形態に対して適用したものであるが、巻
線の電流切換時に還流電流ISWを検出しそれが所定の設
定値に低下するまで巻線の電流切換を禁止する回路構成
とすれば、第1実施形態に対しても同様に適用すること
ができる。
するとは、還流電流ISWが消滅した状態のみならず、還
流電流ISWが消滅する前の値に達した状態をも含むもの
である。還流電流ISWは減少方向にあるため、消滅する
前に巻線の電流切換を行うようにしても、消費電力の増
大という問題は生じないからである。同様に、ゲート−
ソース間電圧がスレッショルド電圧付近に低下すると
は、スレッショルド電圧以下に低下した状態のみなら
ず、スレッショルド電圧に達する直前の状態をも含むも
のである。
は、L負荷をローサイドで駆動するものを示したが、ハ
イサイドで駆動した場合にも同様に適用することができ
る。さらに、上記したようなチョッパ方式による定電流
駆動のものに限らず、スイッチング素子3a〜3dを順
次オン駆動していく定電圧駆動のものにも適用すること
ができる。
タの駆動回路を示す図である。
するためのタイミングチャートである。
ートである。
回路13、14を具体化した一例を示す図である。
回路13、14をMOSトランジタ11b、12bにて
構成した第2実施形態を示す図である。
b、12bの中点の電位を固定した例を示す図である。
成を示す図である。
の図である。
る。
る。
る。
である。
である。
る。
る。
Sトランジスタ601aに、カレントミラー構造602
aが形成されていることを説明するための図である。
構成を示す図である。
するためのタイミングチャートである。
である。
チャートである。
a、4b…電流検出抵抗、6a、6b…制御回路、1
1、12…スイッチング回路、13、14…整流回路。
Claims (12)
- 【請求項1】 電磁結合された第1、第2のL負荷(2
a、2c)と、これら第1、第2のL負荷に直列にそれ
ぞれ接続された第1、第2のスイッチング素子(3a、
3c)とを備え、前記第1、第2のスイッチング素子の
一方を駆動状態とし、他方を非駆動状態として前記第
1、第2のL負荷を駆動するようにしたL負荷駆動装置
において、 前記第1のL負荷と前記第1のスイッチング素子との第
1の接続点(A)と、前記第2のL負荷と前記第2のス
イッチング素子との第2の接続点(C)との間に、一方
のスイッチング素子がオンからオフに変化した時に、前
記第1の接続点と前記第2の接続点の差電圧により、前
記一方のスイッチング素子側の接続点より他方のスイッ
チング素子側の接続点に向けて電流経路を形成する手段
(11〜14)を設けたことを特徴とするL負荷駆動装
置。 - 【請求項2】 前記第1、第2のスイッチング素子の一
方をチョッピング制御してL負荷駆動状態とする制御手
段(6a)を備え、前記電流経路は前記チョッピング制
御における一方のスイッチング素子がオンからオフに変
化した時に形成されることを特徴とするL負荷駆動装
置。 - 【請求項3】 前記電流経路を形成する手段は、前記第
1のスイッチング素子(3a)が駆動状態にある時にオ
ン作動する第1のスイッチング手段(11)と、前記第
2のスイッチング素子(3c)が駆動状態にある時にオ
ン作動する第2のスイッチング手段(12)とを有する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のL負荷駆動装
置。 - 【請求項4】 前記電流経路を形成する手段は、さらに
前記第1のスイッチング手段(11)のオン時に前記第
1の接続点(A)から前記第2の接続点(C)方向に整
流を行う第1の整流手段(13)と、前記第2のスイッ
チング手段(12)のオン時に前記第2の接続点(C)
から前記第1の接続点(A)方向に整流を行う第2の整
流手段(14)を有することを特徴とする請求項3に記
載のL負荷駆動装置。 - 【請求項5】 前記第1、第2のスイッチング手段は第
1、第2のMOSトランジスタ(11b、12b)であ
り、前記第1、第2の整流手段は前記第2、第1のMO
Sトランジスタにそれぞれ内蔵された第1、第2のダイ
オード(13b、14b)であることを特徴とする請求
項4に記載のL負荷駆動装置。 - 【請求項6】 前記第1、第2のMOSトランジスタの
間の接続点の電位を固定する手段(16、17)を有す
ることを特徴とする請求項5に記載のL負荷駆動装置。 - 【請求項7】 前記第1のスイッチング素子(3a)が
オンしている時に前記第2の接続点(C)の電圧を用い
て前記第1のMOSトランジスタ(11b)のゲートを
充電し、前記第2のスイッチング素子(3c)がオンし
ている時に前記第1の接続点(A)の電圧を用いて前記
第2のMOSトランジスタ(12b)のゲートを充電す
る手段(18a、18c等)を有することを特徴とする
請求項5又は6に記載のL負荷駆動装置。 - 【請求項8】 前記第1のスイッチング素子(3a)が
駆動状態にある時に前記第2のMOSトランジスタ(1
2b)のゲートを放電し、前記第2のスイッチング素子
(3c)が駆動状態にある時に前記第1のMOSトラン
ジスタ(11b)のゲートを放電する放電手段(24
a、24c)を有することを特徴とする請求項7に記載
のL負荷駆動装置。 - 【請求項9】 前記第1、第2のL負荷は励磁巻線であ
って、前記第1、第2のスイッチング素子の一方を非駆
動状態から駆動状態に、他方を駆動状態から非駆動状態
にする励磁巻線切換時に、前記電流経路上に流れる電流
が所定の設定値に低下するまで前記一方のスイッチング
素子の駆動を禁止する禁止手段(40a、40c、50
a、50c等)を設けたことを特徴とする請求項1乃至
8のいずれか1つに記載のL負荷駆動装置。 - 【請求項10】 前記第1、第2のL負荷は励磁巻線で
あって、前記第1、第2のスイッチング素子の一方を非
駆動状態から駆動状態に、他方を駆動状態から非駆動状
態にする励磁巻線切換時に、前記第1、第2のMOSト
ランジスタ(11b、12b)のうちオン状態にあった
MOSトランジスタのゲート電圧がスレッショルド電圧
付近に低下するまで前記一方のスイッチング素子の駆動
を禁止する禁止手段(40a、40c、50a、50
c)を設けたことを特徴とする請求項5乃至8のいずれ
か1つに記載のL負荷駆動装置。 - 【請求項11】 前記第1、第2のL負荷は励磁巻線で
あって、前記第1、第2のスイッチング素子の一方を非
駆動状態から駆動状態に、他方を駆動状態から非駆動状
態にする励磁巻線切換時に、前記第1、第2のMOSト
ランジスタ(11b、12b)のうちオフ状態にあるM
OSトランジスタのソース−ドレイン間電圧により、前
記電流経路上に流れる電流が所定の設定値に低下するま
で前記一方のスイッチング素子の駆動を禁止する禁止手
段(60a、61a、60c、61c、50a、50
c)を設けたことを特徴とする請求項5乃至8のいずれ
か1つに記載のL負荷駆動装置。 - 【請求項12】 電磁結合された第1、第2のL負荷
(2a、2c)と、これら第1、第2のL負荷に直列に
それぞれ接続された第1、第2のスイッチング素子(3
a、3c)とを備え、前記第1、第2のスイッチング素
子の一方を駆動状態とし、他方を非駆動状態として前記
第1、第2のL負荷を駆動するようにしたL負荷駆動装
置において、 前記第1、第2のスイッチング素子の一方がオンからオ
フに変化した時に、その一方のスイッチング素子のオン
作動により前記第1、第2のL負荷の一方に蓄積されて
いたエネルギーを電流に変換して他方のL負荷に供給す
る手段(11〜14)を設けたことを特徴とするL負荷
駆動装置。
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