JPH09237658A - 高周波コネクタの接合方法及びコネクタ接合部品 - Google Patents

高周波コネクタの接合方法及びコネクタ接合部品

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JPH09237658A
JPH09237658A JP8040194A JP4019496A JPH09237658A JP H09237658 A JPH09237658 A JP H09237658A JP 8040194 A JP8040194 A JP 8040194A JP 4019496 A JP4019496 A JP 4019496A JP H09237658 A JPH09237658 A JP H09237658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
connector
high frequency
flange
ground
Prior art date
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Pending
Application number
JP8040194A
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English (en)
Inventor
Tadashi Takayanagi
正 高柳
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波コネクタのアース接続部を構成する導
電性フランジと高周波回路基板上の接地線とを最短路で
確実に接続する部品を提供する。 【解決手段】 金属板を、高周波コネクタ2と高周波回
路基板6の表面とを隙間なく接触する形状、例えば二股
且つL字型に形成してグランドプレート1を構成する。
使用時には、その側面部11が高周波コネクタ2のフラ
ンジ10と筐体20を挟んで導電性ネジ3で共締めされ
るとともに、底面部12が高周波回路基板6上の接地線
と導電接合されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波回路間の接
続に使用される高周波コネクタ技術に属する。
【0002】
【従来の技術】高周波コネクタを使用して高周波回路間
を接続する場合、高周波コネクタのシールド線あるいは
接地線は、筐体を経由して筐体に内装された高周波回路
基板の接地線に導通接続されるのが通常である。この場
合、接地線同士の導通接続が不確実であったり、あるい
は筐体と高周波回路基板との間に隙間があるとインピー
ダンスの不整合が生じ、信号反射が起こる。
【0003】そこで、従来より上記問題を解決するため
の高周波コネクタが考えられてきた。例えば、特開昭6
2―229672号公報には、高周波コネクタのフラン
ジから突出する絶縁部材を覆ったハンダ付け可能な導電
性金属スリーブを設けることにより、高周波回路基板の
接地線とスリーブとをハンダ付けしてより確実な導通接
続、そして、インピーダンス整合を得ることができるよ
うにした高周波コネクタが紹介されている。また、特開
平1―159975号公報には、高周波コネクタのフラ
ンジから突出する絶縁部材を半円柱状(かまぼこ状)に
形成し、この半円状の表面に沿って一端がフランジに接
続されて中心軸方向に伸びる接続部とその先端が半円状
の表面の周方向に屈曲して伸びる接続部とからなるL字
状の一対の接地端を対向するように設けて、各接続部を
外側に折り曲げて高周波回路基板の接地線と接続するよ
うにした高周波コネクタが紹介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に記載され
た高周波コネクタは、筐体外壁に取付けられた信号線
(中心導体)が筐体に内装された高周波回路基板上の信
号線に、そして、接地線あるいは接地端が高周波回路基
板上の接地線にそれぞれ導通接続されて使用される。
【0005】しかし、筐体と高周波回路基板との隙間が
各装置において必ずしも一定ではないため、スリーブや
半円柱状に突出した絶縁部材の軸方向の長さに応じて種
々の形状の高周波コネクタを用意する必要があった。ま
た、信号の周波数帯や用途などによっても、使用される
高周波コネクタの種類が異なるため、接地線間の接続箇
所が多い場合は、高周波回路の製造コストが上昇すると
いった問題があった。さらに、従来の高周波コネクタ
は、高周波回路基板上に接続する際の信号線と接地線と
の間の距離が考慮されていないため、高周波用途では必
ずしもインピーダンスの整合がとれず、反射を生じる場
合があった。
【0006】そこで本発明の課題は、高周波コネクタの
種類を問わずに、その接地線と高周波回路の接地線との
導通接続を最短且つ確実にして信号の反射を抑制する方
法を提供することにある。本発明の他の課題は、上記方
法を低コストで容易に実現できるコネクタ接合部品を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、信号線と接地線とが形成された高周波回
路基板を内装する筐体の外壁面に、高周波コネクタの信
号線から絶縁された導電性フランジを配設し、前記回路
基板の信号線と前記高周波コネクタの信号線とを直接導
通接合するとともに、前記導電性フランジの配設部位に
対応する前記筐体の内壁面から前記接地線の形成面へ沿
う一体形状の導電板を介して、該接地線と導電線フラン
ジとを導通接合することを特徴とする高周波コネクタの
接合方法を提供する。
【0008】本発明は、また、筐体内に内装される高周
波回路基板の接地線と該筐体の外壁部に配設される高周
波コネクタの導電性フランジとを導通させるコネクタ接
合部品を提供する。この部品は、前記導電性フランジの
配設部位に対応する前記筐体の内壁面から前記接地線の
形成面へ沿う一体形状を有する導電板から成り、少なく
とも一端が前記導電性フランジと導通接合されるときに
他端が前記接地線と接触することを特徴とする。
【0009】このような構造のコネクタ接合部品は、前
記導電性フランジとの導通接合部位を可変とし、導電性
フランジの配設部位に拘束されないようにすることが好
ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は、本発明のコネクタ接
合部品の一実施形態となるグランドプレート1の形状説
明図であり、(a)はその側面図、(b)はその正面図
である。この実施形態では、高周波コネクタが導電性フ
ランジを備えた汎用のものであり、この高周波コネクタ
が矩形状の筐体の外側壁に配設されて、筐体に内装され
た高周波回路部品の信号線及び接地線と接続される場合
の例を示す。
【0011】本実施形態のグランドプレート1は、フラ
ンジの配設部位に対応する筐体の内壁面から高周波回路
基板上の接地線の形成面へ沿う一体形状の導電板、例え
ば、筐体の内壁面に沿った側面部11と、接地線の形成
面に沿った底面部12とが一体に形成されたL字型且つ
二股状の金属板から成る。
【0012】グランドプレート1を二股のL字状にする
ことで、フランジから突出する中心導体(信号線)が、
非接触の状態で筐体の外部から高周波回路基板が内装さ
れている方向へ貫通可能になる。この場合、L字状の一
対の底面部12の内端が中心導体から一定の距離とする
ことが好ましい。
【0013】グランドプレート1の側面部11には、略
長尺状の一対の孔部13が穿設されている。この孔部1
3の形成部位は、フランジの配設部位に対応しており、
両者の接合時に、導電性ネジが貫通できるようになって
いる。これについては後述する。孔部13の形状が略長
尺状なので、接合部位の位置がフランジの寸法に応じて
任意に変えられるようになっている。
【0014】次に、グランドプレート1の作用を説明す
る。図2は、このグランドプレート1を筐体20に実装
した場合の側面図、図3はその正面図、図4は上面図で
ある。
【0015】各図に示されるように、グランドプレート
1は、その側面部11と高周波コネクタ2のフランジ1
0とが、筐体20を挟んで互いに表面が密着状態になる
ように、導電性ネジ3で共締めされて使用される。グラ
ンドプレート1は、また、高周波回路基板6の表面にも
密着している。なお、フランジ10は、高周波コネクタ
2に結合されるケーブルのシールド線(図示省略)と導
通している。
【0016】高周波コネクタの中心導体5は、グランド
プレート1の二股部を非接触に貫通して高周波回路基板
6上の信号線9とハンダ7により導通接合される。ま
た、グランドプレート1の二股に分かれた一対の底面部
12は、高周波回路基板6上の接地線8と各々ハンダ7
で導通接合される。こうして、ケーブルのシールド線、
フランジ10、導電性ネジ3、グランドプレート1、及
び高周波回路基板6上の接地線8との間に導電経路が形
成され、シールド線から高周波回路基板6上の接地線8
までが最短距離で導通接合(接続)される。しかも接地
線8とグランドプレート1と面接合になるため、確実に
導通接合がなされる。さらに、筐体20と高周波回路基
板6との間の隙間もこのグランドプレート1により吸収
される。これにより、インピーダンスの不整合を確実に
防ぐことができる。
【0017】なお、本実施形態において、フランジ10
と筐体20、そしてグランドプレート1の側面部11は
導電性ネジ3で共締めされていたが、これに限る必要は
ない。たとえば、導電性ネジ3の代わりに導電性鋲をそ
れぞれに貫通させたあと、先端を潰し止めをしてもよ
い。また、グランドプレート1の底面部12と高周波回
路基板6上の接地線8とのハンダ付けも、これに限る必
要はない。他の方法、たとえばネジ止めによる圧接など
で導電可能に接続させてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の方法によれば、高周波コネクタの導電性フランジと、
筐体に内装された高周波回路基板上の接地線とが筐体を
隔てて最短で確実に導通接続することができ、信号の反
射を効果的に抑えることができる効果がある。また、高
周波コネクタに特殊な手段を講ずる必要もなく、周波数
帯や用途に対応するための各種の高周波コネクタを必要
としないため、回路接続に要するコストを低く抑えるこ
とが可能となる。
【0019】また、本発明のコネクタ接合部品によれ
ば、汎用の高周波コネクタをそのまま使用して上記方法
を容易に実施できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態であるグランドプ
レートの側面図、(b)はその正面図。
【図2】本実施形態のグランドプレートが実装された状
態を示す側面図。
【図3】本実施形態のグランドプレートが実装された状
態を示す正面図。
【図4】本実施形態のグランドプレートが実装された状
態を示す上面図。
【符号の説明】
1 グランドプレート(コネクタ接合部品) 2 高周波コネクタ 3 導電性ネジ 6 高周波回路基板 8 高周波回路基板上に形成された接地線 9 高周波回路基板上に形成された信号線 10 高周波コネクタの導電性フランジ 11 グランドプレートの側面部 12 グランドプレートの底面部 13 グランドプレートに形成された孔部 20 筐体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号線と接地線とが形成された高周波回
    路基板を内装する筐体の外壁面に、高周波コネクタの信
    号線から絶縁された導電性フランジを配設し、前記回路
    基板の信号線と前記高周波コネクタの信号線とを直接導
    通接合するとともに、前記導電性フランジの配設部位に
    対応する前記筐体の内壁面から前記接地線の形成面へ沿
    う一体形状の導電板を介して、該接地線と導電線フラン
    ジとを導通接合することを特徴とする高周波コネクタの
    接合方法。
  2. 【請求項2】 筐体内に内装される高周波回路基板の接
    地線と該筐体の外壁部に配設される高周波コネクタの導
    電性フランジとを導通させる部品であって、 前記導電性フランジの配設部位に対応する前記筐体の内
    壁面から前記接地線の形成面へ沿う一体形状を有する導
    電板から成り、少なくとも一端が前記導電性フランジと
    導通接合されるときに他端が前記接地線と接触すること
    を特徴とするコネクタ接合部品。
  3. 【請求項3】 前記導電性フランジとの導通接合部位が
    可変であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ接
    合部品。
JP8040194A 1996-02-27 1996-02-27 高周波コネクタの接合方法及びコネクタ接合部品 Pending JPH09237658A (ja)

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