JPH0923696A - 初期励磁回路付発電装置 - Google Patents
初期励磁回路付発電装置Info
- Publication number
- JPH0923696A JPH0923696A JP7168523A JP16852395A JPH0923696A JP H0923696 A JPH0923696 A JP H0923696A JP 7168523 A JP7168523 A JP 7168523A JP 16852395 A JP16852395 A JP 16852395A JP H0923696 A JPH0923696 A JP H0923696A
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- Japan
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- zener diode
- current
- switch
- voltage
- initial
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発熱少なくプリント基に実装できる初期励磁
回路付発電機を提供する。 【解決手段】 初期励磁回路8にツェナーダイオードZ
Dの直列接続体9を設け、このツェナーダイオードZD
を個別にスイッチS2 …Sn にて短絡し得るようにした
ものである。
回路付発電機を提供する。 【解決手段】 初期励磁回路8にツェナーダイオードZ
Dの直列接続体9を設け、このツェナーダイオードZD
を個別にスイッチS2 …Sn にて短絡し得るようにした
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源に接続さ
れる初期励磁回路付発電装置に関する。
れる初期励磁回路付発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の初期励磁回路付発電装置
の一例を示すもので、同図に示すように駆動機1にて駆
動される発電機2のラインは、トランス3を介して自動
電圧調整器4(以下AVRとする)に接続されると共
に、P.T5(計器用変圧器)を介して電圧継電器6に
接続されている。このAVRは発電機2の励磁巻線7に
接続されている。励磁巻線7には、このAVR4と並列
に初期励磁回路8が備えられる。この初期励磁回路8は
抵抗器R41、ダイオードD41とサージアブソーバS
Aの並列体、電圧継電器6のスイッチ41I、及び10
0Vもしくは24Vの直流電源端子よりなる。
の一例を示すもので、同図に示すように駆動機1にて駆
動される発電機2のラインは、トランス3を介して自動
電圧調整器4(以下AVRとする)に接続されると共
に、P.T5(計器用変圧器)を介して電圧継電器6に
接続されている。このAVRは発電機2の励磁巻線7に
接続されている。励磁巻線7には、このAVR4と並列
に初期励磁回路8が備えられる。この初期励磁回路8は
抵抗器R41、ダイオードD41とサージアブソーバS
Aの並列体、電圧継電器6のスイッチ41I、及び10
0Vもしくは24Vの直流電源端子よりなる。
【0003】発電機の始動に当っては、発電機2を駆動
機1にて回転させた場合、発電機の残留電圧によりAV
R4が動作しない状態では、直流電源から100V又は
24Vを印加してAVR4が動作する発電機出力電圧に
達する初期励磁電流を流す。この時、初期励磁用の接触
器であるスイッチ41Iは当然投入され、また抵抗器R
41にて端子電圧に対応して励磁電流値が一定に調整さ
れる。定格電圧付近まで発電機電圧が達すると、P.T
5を介して電圧継電器6にてスイッチ41Iがオフされ
ると共にその後はAVR4にて発電機出力電圧が確立さ
れ一定に保たれる。
機1にて回転させた場合、発電機の残留電圧によりAV
R4が動作しない状態では、直流電源から100V又は
24Vを印加してAVR4が動作する発電機出力電圧に
達する初期励磁電流を流す。この時、初期励磁用の接触
器であるスイッチ41Iは当然投入され、また抵抗器R
41にて端子電圧に対応して励磁電流値が一定に調整さ
れる。定格電圧付近まで発電機電圧が達すると、P.T
5を介して電圧継電器6にてスイッチ41Iがオフされ
ると共にその後はAVR4にて発電機出力電圧が確立さ
れ一定に保たれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図3に示す初期励磁回路の構成にあっては、次の問題を
有する。すなわち、初期励磁回路8において、初期励磁
電流調整用抵抗器41Rには初期励磁電流によるジュー
ル熱が発生する。つまり初期励磁回路8ではジュール熱
以上の容量(ワット)が必要で大型となり、また熱発生
のため熱を早く放散させ周辺機器に熱の影響を及ぼさな
いよう配慮し設置しなければならない。また、このため
に抵抗器41R等をプリント基板に実装することが困難
となる。
図3に示す初期励磁回路の構成にあっては、次の問題を
有する。すなわち、初期励磁回路8において、初期励磁
電流調整用抵抗器41Rには初期励磁電流によるジュー
ル熱が発生する。つまり初期励磁回路8ではジュール熱
以上の容量(ワット)が必要で大型となり、また熱発生
のため熱を早く放散させ周辺機器に熱の影響を及ぼさな
いよう配慮し設置しなければならない。また、このため
に抵抗器41R等をプリント基板に実装することが困難
となる。
【0005】本発明は、初期励磁回路にて抵抗器を使わ
ず、熱の発生が少なく大型化や熱放散の必要なくプリン
ト基板にも実装できる初期励磁回路付発電装置の提供を
目的とする。
ず、熱の発生が少なく大型化や熱放散の必要なくプリン
ト基板にも実装できる初期励磁回路付発電装置の提供を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は次の構成を特徴とする。 (1)発電機の励磁巻線に自動電圧調整器と直流電源と
の並列体を接続した励磁回路において、上記励磁巻線と
直流電源との間にツェナーダイオードを直列に接続した
ことを特徴とする。 (2)上記(1)において、ツェナーダイオードを複数
個の直列体とし、このツェナーダイオード各々を短絡す
るスイッチを備えたことを特徴とする。
発明は次の構成を特徴とする。 (1)発電機の励磁巻線に自動電圧調整器と直流電源と
の並列体を接続した励磁回路において、上記励磁巻線と
直流電源との間にツェナーダイオードを直列に接続した
ことを特徴とする。 (2)上記(1)において、ツェナーダイオードを複数
個の直列体とし、このツェナーダイオード各々を短絡す
るスイッチを備えたことを特徴とする。
【0007】ツェナーダイオードを抵抗器の代りに接続
して、電流を大幅に変化できるツェナーダイオードを端
子直流電圧に応じて挿入又は短絡できるので、直流電圧
値にかかわらず一定初期励磁電流とすることができる。
して、電流を大幅に変化できるツェナーダイオードを端
子直流電圧に応じて挿入又は短絡できるので、直流電圧
値にかかわらず一定初期励磁電流とすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】ここで、図1、図2を参照して本
発明の実施の形態を説明する。なお、図1にて図3と同
一部分には同符号を付す。図1において、1は発電機2
の駆動機、3はトランス、4はAVR、5はP.T、6
は電圧継電器、7は励磁巻線、8は初期励磁回路であ
る。そして、初期励磁回路8は直流電源端子、電圧継電
器6のスイッチ41I、ダイオードD41及びサージア
ブソーバSAを有する。更に、初期励磁回路8には、ツ
ェナーダイオードZDの直列接続体9を有し、しかも各
ツェナーダイオードZDを短絡するように個別に接続さ
れたスイッチS 2 …Sn を有し、更に、切替スイッチS
1 を有する。このツェナーダイオードZDは、電圧一定
にて電流を大幅に変化できる素子であり、直流端子電圧
値に応じてツェナーダイオードZDの直列段数をスイッ
チS 2 …Sn のオンオフにて調整することにより、発電
機の励磁巻線抵抗と電源電圧との関係から定格励磁電流
の80%±5%に調整した初期励磁電流を得るものであ
る。更に、本実施例ではツェナーダイオードZDの直列
接続体を並列2回路切替スイッチS1 にて切換えるよう
にしており、これは励磁用電流電圧がDC24V、DC
100V、DC200V等仕様により変化するので広く
調整可能とするためである。例えば直流100V電源で
はスイッチS1 を上側に又は24V電流ではスイッチS
2 を下側にそれぞれ投入し、しかもスイッチS2 …Sn
を調整することにより一定の初期励磁電流を得るもので
ある。このようにツェナーダイオードZDやスイッチS
1 〜Sn の設置は、発熱量も小さく容量も小さいことか
らプリント基板上に容易に実装できる。図2は実装例の
概略を示す。
発明の実施の形態を説明する。なお、図1にて図3と同
一部分には同符号を付す。図1において、1は発電機2
の駆動機、3はトランス、4はAVR、5はP.T、6
は電圧継電器、7は励磁巻線、8は初期励磁回路であ
る。そして、初期励磁回路8は直流電源端子、電圧継電
器6のスイッチ41I、ダイオードD41及びサージア
ブソーバSAを有する。更に、初期励磁回路8には、ツ
ェナーダイオードZDの直列接続体9を有し、しかも各
ツェナーダイオードZDを短絡するように個別に接続さ
れたスイッチS 2 …Sn を有し、更に、切替スイッチS
1 を有する。このツェナーダイオードZDは、電圧一定
にて電流を大幅に変化できる素子であり、直流端子電圧
値に応じてツェナーダイオードZDの直列段数をスイッ
チS 2 …Sn のオンオフにて調整することにより、発電
機の励磁巻線抵抗と電源電圧との関係から定格励磁電流
の80%±5%に調整した初期励磁電流を得るものであ
る。更に、本実施例ではツェナーダイオードZDの直列
接続体を並列2回路切替スイッチS1 にて切換えるよう
にしており、これは励磁用電流電圧がDC24V、DC
100V、DC200V等仕様により変化するので広く
調整可能とするためである。例えば直流100V電源で
はスイッチS1 を上側に又は24V電流ではスイッチS
2 を下側にそれぞれ投入し、しかもスイッチS2 …Sn
を調整することにより一定の初期励磁電流を得るもので
ある。このようにツェナーダイオードZDやスイッチS
1 〜Sn の設置は、発熱量も小さく容量も小さいことか
らプリント基板上に容易に実装できる。図2は実装例の
概略を示す。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ツ
ェナーダイオードを初期励磁回路に備えて印加直流電圧
値にかかわらず励磁電流を一定化でき、この場合の発熱
は少なくてプリント板にツェナーダイオードを実装で
き、容量も少なく小型軽量化ができた。
ェナーダイオードを初期励磁回路に備えて印加直流電圧
値にかかわらず励磁電流を一定化でき、この場合の発熱
は少なくてプリント板にツェナーダイオードを実装で
き、容量も少なく小型軽量化ができた。
【図1】本発明の一実施例の回路構成図。
【図2】プリント基板の搭載の概略図。
【図3】従来例の回路構成図。
2 発電機 4 AVR 7 励磁巻線 8 初期励磁回路 9 直列接続体 ZD ツェナーダイオード S1 …Sn スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 発電機の励磁巻線に自動電圧調整器と直
流電源との並列体を接続した励磁回路において、 上記励磁巻線と直流電源との間にツェナーダイオードを
直列に接続したことを特徴とする初起励磁回路付発電装
置。 - 【請求項2】 ツェナーダイオードを複数個の直列体と
し、このツェナーダイオード各々を短絡するスイッチを
備えた請求項1に記載の初期励磁回路付発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7168523A JPH0923696A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 初期励磁回路付発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7168523A JPH0923696A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 初期励磁回路付発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0923696A true JPH0923696A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15869609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7168523A Withdrawn JPH0923696A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 初期励磁回路付発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0923696A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6625414B2 (en) | 2002-01-31 | 2003-09-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus with recovery device for recovering color developers |
JP2007080009A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Hugle Electronics Inc | 交流安定化電源装置 |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP7168523A patent/JPH0923696A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6625414B2 (en) | 2002-01-31 | 2003-09-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus with recovery device for recovering color developers |
JP2007080009A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Hugle Electronics Inc | 交流安定化電源装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |