JPH0923579A - 電力系統監視制御システム - Google Patents

電力系統監視制御システム

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JPH0923579A
JPH0923579A JP19249395A JP19249395A JPH0923579A JP H0923579 A JPH0923579 A JP H0923579A JP 19249395 A JP19249395 A JP 19249395A JP 19249395 A JP19249395 A JP 19249395A JP H0923579 A JPH0923579 A JP H0923579A
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JP
Japan
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load
controllable
operator
power
power system
Prior art date
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JP19249395A
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English (en)
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Hideyuki Miyaji
秀幸 宮路
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 需要の増大が予想以上に大きく発電量の追従
ができなくなったとき、又は深夜帯等で供給過剰となっ
たとき、安定運用ができるようにする。 【構成】 電力系統内では一定時間内の遮断が許容でき
る負荷41〜4n(以下、制御可能負荷と称す)に対して遠
隔操作可能な遮断器51〜5nを接続し、制御装置側では前
記制御可能負荷のオン・オフ状態を伝送装置2を介して
入力する制御可能負荷状態入力手段33と、前記遠隔操作
可能な遮断器に対してオン・オフ信号を送出する遮断投
入信号送出手段34を設けて、前記制御可能負荷の総量を
オペレータに提供し、発電機の供給力が不足するピーク
負荷時等の緊急時に、オペレータによって前記制御可能
負荷を遠隔遮断し、需給状態を安定に保つよう制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統の周波数や潮
流等の情報から需給状態のアンバランスを認識し、周波
数を一定に維持するように制御する電力系統監視制御シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による電力系統監視制御システ
ムを図9で説明する。電力系統1の発電機出力,線路潮
流,電圧,周波数等の数値情報と遮断器のオン・オフ情
報のような2値情報は伝送装置2を介して送られ、系統
状態入力手段31を介して電力系統監視制御システム3に
取り込まれる。これらの電力系統情報はマン・マシン処
理手段32によって処理されて、マン・マシン装置4に表
示され、又、逆にオペレータからの操作もマン・マシン
処理手段32を介して入力される。
【0003】電力系統は供給側である発電機出力と需要
側の消費電力を常にバランスさせて運用する必要があ
る。供給が過剰になると周波数が上昇し、逆に消費が過
剰になると周波数が低下する。基準周波数(東日本では
50Hz,西日本では60Hz)からの偏差が大きくな
ると機器にトラブルを生じたり、場合によっては広域停
電に至る危険もある。
【0004】そのため、電力系統監視制御システムでは
周波数,連系線潮流,発電機出力等を入力し、周波数を
規定値に維持するために、需要に見合った発電力の調整
を実施している。しかし、電力の消費は供給側からコン
トロールできないため、特に夏のピーク時間帯は非常に
厳しい運用を余儀なくされるケースが多々あるのが現状
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電力系統の総需要曲線
の例を図10に示す。給電運用が事前に予想総需要を月
間,週間単位に求めておき、更に前日に再度修正をする
ことによりできる限り正確に予想しようとしている。し
かしながら当日の天候等によって予想と大きくずれるこ
とも少なくない。又、突発の事故等により、予定してい
た発電機が運転できないケースもあり、運用を更に難し
いものとしている。
【0006】発電機には出力上限があり、又、出力変化
速度にも上限がある。設備容量も上限があり、定期点検
等により運転可能な発電機は更に少なくなる可能性があ
る。電力系統の周波数を一定に維持するためには、図10
の総需要曲線に合せて発電機出力を制御する必要がある
が、運転可能発電機や出力変化速度の制約からこれに追
従できず、周波数低下や最悪のケースでは広域停電に至
ることがあった。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、需要の増加が予想以上に大きく、発電機
の追従ができなくなった場合や、逆に深夜等に供給過剰
状態になった場合でも、安定運用を継続することの可能
な電力系統監視制御システムを提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る電力系統監視制御システムは、電力系統における発
電機出力,線路潮流及び母線電圧等の数値情報と、遮断
器のオン・オフ状態に代表される2値情報を伝送装置を
介して実時間で取り込む系統状態入力手段と、オペレー
タにそれらの電力系統情報を提供するマン・マシン処理
手段を備えた電力系統監視制御システムにおいて、電力
系統内では一定時間内の遮断が許容できる負荷に対して
遠隔操作可能な遮断器を接続し、制御装置側では前記制
御可能負荷のオン・オフ状態を伝送装置を介して入力す
る制御可能負荷状態入力手段と、前記遠隔操作可能な遮
断器に対してオン・オフ信号を送出する遮断投入信号送
出手段とから構成され、前記制御可能負荷の総量をオペ
レータに提供し、発電機の供給力が不足するピーク負荷
時等の緊急時に、オペレータによって前記制御可能負荷
を遠隔遮断し、需給状態を安定に保つよう制御するよう
構成した。
【0009】本発明の[請求項2]に係る電力系統監視
制御システムは、[請求項1]において、制御可能負荷
分類手段を設けて、制御可能負荷を遮断可能時間等が同
じようなグループ毎に整理してグループ毎の消費電力を
オペレータに提供すると共に、オペレータが機器毎の遮
断可能時間に合せて、遮断投入指令を出力するよう構成
した。
【0010】本発明の[請求項3]に係る電力系統監視
制御システムは、[請求項2]において、サイクリック
遮断投入制御手段を設けて、遮断可能時間別に分類され
た負荷をサイクリックに入り切りし、自動的に総需要を
下げるように制御するよう構成した。
【0011】本発明の[請求項4]に係る電力系統監視
制御システムは、[請求項1]において、投入可能負荷
選定手段を設けて、供給力が過剰になった場合に投入可
能な負荷電力をオペレータに通知し、負荷投入を促すよ
う構成した。
【0012】
【作用】本発明の[請求項1]に係る電力系統監視制御
システムは、電力機器の中には常時通電の必要はなく、
例えば1日のうち、ある時間以上通電されていれば途中
停電が入っても問題なく動作するものが多々ある。この
種の機器は通常定格消費電力で運転されるものが多い。
この種の負荷をここでは制御可能負荷と呼んでいる。こ
の制御可能負荷に遮断器を取り付け、伝送装置と制御可
能負荷状態入力手段を介して、電力系統監視制御システ
ムに取り込む。
【0013】電力系統監視制御システムのデータベース
には負荷毎の消費電力(例えば定格消費電力)が定義さ
れており、これと負荷毎のオン・オフ状態からトータル
の制御可能電力を求め、これを編集処理して、マン・マ
シン装置上に表示し、オペレータに制御可能負荷電力の
値を通知する。
【0014】又、需要の急激な増加や事故等の緊急事態
にはオペレータは前記制御可能負荷の遮断信号を遮断投
入信号送出手段を介して送出し、制御可能負荷に接続し
た遮断器を遠隔遮断する。
【0015】本発明の[請求項2]に係る電力系統監視
制御システムは、制御可能負荷はその識別によって遮断
可能な時間が異なる。制御可能といっても遮断可能時間
を越えて停止させると何らかの問題が発生する。制御可
能負荷分類手段はこの遮断可能時間を考慮して負荷を分
類し、それに応じてオペレータに夫々の電力を通知し、
遮断可能時間が同じ負荷をひとまとめにして遮断投入を
可能にする。
【0016】本発明の[請求項3]に係る電力系統監視
制御システムは、サイクリック遮断投入制御手段は遮断
可能時間別に分類された負荷をサイクリックに入り切り
し、遮断可能時間内にすべて納まるよう組み合わせ、自
動的に総需要を下げピークカットを実現する。
【0017】本発明の[請求項4]に係る電力系統監視
制御システムは、投入可能負荷選定手段は制御可能負荷
電力の現在値と、予め設備データ等で登録してある制御
可能負荷の定格消費電力等から投入操作によって増加可
能な負荷電力を求めて、オペレータに通知する。
【0018】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明の[請求項1]に係る電力系統監視制御システ
ムの一実施例の構成図である。図1において図9と同一
部分には同一符号を付して説明を省略する。本実施例で
は電力系統内にある制御可能負荷を緊急時に際してオン
・オフし、電力系統の周波数を安定に保つようにしたも
のである。
【0019】そのため従来システムに対して、制御可能
負荷の遮断器の状態を入力する制御可能負荷状態入力手
段33と、制御可能負荷の遮断器を遮断又は投入するため
の信号を送出する遮断投入信号送出手段34とを付加し、
これらとマン・マシン処理手段32とを接続する構成とし
た。なお、41〜4nは制御可能負荷であり、51〜5nは前記
各負荷をオン・オフするための遮断器である。
【0020】次に[請求項1]に係る電力系統監視制御
システムの作用を説明する。電力系統1の発電機出力,
線路潮流,電圧,周波数等の数値情報と遮断器のオン・
オフ情報のような2値情報は伝送装置2を介して送ら
れ、系統状態入力手段31を介して電力系統監視制御シス
テム3に取り込まれる。
【0021】この情報はマン・マシン処理手段32によっ
て処理されて、マン・マシン装置4に表示される。又、
逆にオペレータからの操作もマン・マシン処理手段32を
介して入力される。制御可能負荷41〜4nはいろいろなも
のが考えられるが、例えば、エアコンのような空調機
器,製氷器,温水器,ポンプ等が挙げられる。
【0022】これらの負荷は無停電である必要はなく、
1日の例えば50%以上の通電,最長停電時間が1時間
以内といった制約を守れば、強制的にオン・オフを行な
っても影響のない機器である。この種の制約条件は例え
ば図2のように制御可能負荷毎に電力系統監視制御シス
テム3内の図示しないデータベース上に定義しておく。
【0023】これについては、今後いろいろな機器が開
発されることが予想され、いまは考えられないものが将
来出てくるものと予想されるが、ここではその負荷種別
は一切問題としない。これらの制御可能負荷41〜4nに対
して遮断器51〜5nを取り付け、伝送装置と制御可能負荷
状態入力手段を介して、電力系統監視制御システムに取
り込む。
【0024】電力系統監視制御システム3内のデータベ
ースには、例えば図2のような負荷毎の消費電力(例え
ば定格消費電力)が定義されており、これと負荷毎のオ
ン・オフ状態からトータルの制御可能電力を求め、これ
を編集処理してマン・マシン装置上に表示し、オペレー
タに制御可能負荷電力の値を通知する。マン・マシン装
置の表示例を図3に示す。
【0025】運用中、例えば最高気温が予想をはるかに
越えたり、予定していた発電機が何らかの事情で運転で
きないような不測の事態が発生した場合には予備力が極
端に低下し、危険な運用状態になる場合がある。
【0026】この時、適正な予備力に近づけるため、オ
ペレータが制御可能負荷電力の表示をもとに必要遮断量
を決定し、これを遮断する。本実施例はオペレータに緊
急操作のための制御可能負荷情報と遮断手段を提供する
ものであるが、これを更に発展させて、自動的に遮断す
る負荷を選択し、自動で遮断指令を出すことも可能であ
る。
【0027】本実施例によれば、オペレータは制御可能
負荷の電力値をマージンと考え、給電運用することがで
きる。又、需要の急激な増加や事故等の緊急事態にはオ
ペレータは前記制御可能負荷41〜4nを遮断投入信号送出
手段34を介して送出し、制御可能負荷に接続した遮断器
51〜5nを遠隔遮断することにより、緊急事態を回避し、
周波数低下や広域停電を事前に防ぐことができる。
【0028】図4は本発明の[請求項2]に係る電力系
統監視制御システムの一実施例の構成図である。図4に
おいて図1,図9と同一部分については同一符号を付し
て説明を省略する。本実施例では制御可能負荷分類手段
35を設けて制御可能負荷を、遮断可能時間を考慮して分
類し、それに応じてオペレータに対して夫々の電力を通
知するようにしたものである。
【0029】次に[請求項2]に係る電力系統監視制御
システムの作用を、関係する部分についてのみ説明す
る。制御可能負荷状態入力手段33を介して入力された制
御可能負荷状態は、制御可能負荷分類手段35が編集処理
して、例えば遮断可能時間別にマン・マシン装置上に消
費電力として表示し、オペレータに通知する。これは負
荷の種別や需要家との契約によって2時間停止して良い
負荷もあれば、30分の停電が限界の負荷もあるからで
ある。
【0030】制御可能負荷分類手段35が編集処理した表
示例を図5に示す。オペレータは分類された種別毎の消
費電力を緊急時のマージンと考え、給電運用することが
できる。更に需要の急激な増加や事故等の緊急事態には
オペレータは前記制御可能負荷分類手段35を介して、負
荷種別あるいは遮断可能時間毎に前記制御可能負荷41〜
4nを遮断投入信号送出手段34を介して送出し、制御可能
負荷に接続した遮断器51〜5nを遠隔遮断する。
【0031】本実施例によれば、オペレータは分類され
た種別毎の消費電力を緊急時のマージンと考え、給電運
用することができる。更にオペレータは遮断可能時間を
考慮した負荷遮断を行なえるため、需要家に迷惑をかけ
ることなく緊急事態を回避し、周波数低下や広域停電を
事前に防ぐことができる。
【0032】図6は本発明の[請求項3]に係る電力系
統監視制御システムの一実施例の構成図である。図6に
おいて図1,図4,図9と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。本実施例ではサイクリック遮
断投入制御手段36を設けて、制御可能負荷を制約条件を
守りながら自動遮断投入するようにしたものである。
【0033】次に[請求項3]に係る電力系統監視制御
システムの作用を、関係する部分についてのみ説明す
る。入力された制御可能負荷状態は制御可能負荷分類手
段35が編集処理して、サイクリック遮断投入制御手段36
に入力する。この値はマン・マシン装置上にも表示し、
オペレータに制御可能負荷電力の値を通知する。
【0034】サイクリック遮断投入制御手段36は例えば
図2に示す遮断可能時間と必要投入時間に応じて、自動
的に制御可能負荷の遮断投入のパターンを作成し、制御
可能負荷分類手段35に再度手渡す。
【0035】遮断投入のパターンはいろいろ考えられる
が、例えば同一遮断可能時間の負荷を複数グループに分
けて交互に入り切りを繰り返すといった方法が考えられ
る。ここではこのパターンはどういったものでもよく、
遮断可能時間と必要投入時間を満足していればよい。図
7にグループ分けの一例を示す。
【0036】本実施例によれば、このようにサイクリッ
ク遮断投入制御手段は遮断可能時間別に分類された負荷
をサイクリックに入り切りし、遮断可能時間内にすべて
納まるよう組み合わせ、自動的に総需要を下げることを
可能にする。これにより、オペレータの負担を減らし、
自動的に総需要のピークカットを実現することができ
る。
【0037】図8は本発明の[請求項4]に係る電力系
統監視制御システムの一実施例の構成図である。図8に
おいて、図1,図4,図6と同一部分については同一符
号を付して説明を省略する。本実施例では投入可能負荷
選択手段37を設け、現在停止中の制御可能負荷から投入
可能な負荷を自動的に選択するようにしたものである。
【0038】次に[請求項4]に係る電力系統監視制御
システムの作用を、関係する部分についてのみ説明す
る。投入可能負荷選定手段33は制御可能負荷状態がオフ
のものに対して、例えば図2のように予め設備データ等
で登録してある制御可能負荷の定格消費電力等から、投
入操作によって増加可能な負荷電力を求めて、オペレー
タに通知する。このマン・マシン表示例を図3に示す。
オペレータはこの値を基に供給過剰時に投入操作を実施
する。
【0039】本実施例によれば, オペレータは深夜帯等
の供給過剰時に本発明によって停止中の制御可能負荷の
投入操作をすることによって、需給状態を安定に保つこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば制
御可能負荷電力の値がマン・マシン装置上に表示され、
オペレータに通知される。オペレータはこの値を緊急時
のマージンと考え、給電運用することができる。需要の
急激な増減や事故等の緊急事態にはオペレータは前記制
御可能負荷を遮断投入信号送出手段を介して送出し、制
御可能負荷に接続した遮断器を遠隔遮断投入することに
より緊急事態を回避し、周波数低下/上昇や広域停電を
事前に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の[請求項1]に係る電力系統監視制御
システムの一実施例の構成図。
【図2】設備データベース上に定義する制御可能負荷関
連データの一例。
【図3】遮断可能,投入可能量のマン・マシン出力の一
例。
【図4】本発明の[請求項2]に係る電力系統監視制御
システムの一実施例の構成図。
【図5】遮断可能時間毎に編集したマン・マシン出力の
一例。
【図6】本発明の[請求項3]に係る電力系統監視制御
システムの一実施例の構成図。
【図7】サイクリック遮断投入制御手段の負荷選択方式
の一例。
【図8】本発明の[請求項4]に係る電力系統監視制御
システムの一実施例の構成図。
【図9】従来技術による電力系統監視制御システムの構
成図。
【図10】電力系統の1日の総需要曲線。
【符号の説明】
1 電力系統 2 伝送装置 3 電力系統監視制御システム 4 マン・マシン装置 31 系統状態入力手段 32 マン・マシン処理手段 33 制御可能負荷状態入力手段 34 遮断投入信号送出手段 35 制御可能負荷分類手段 36 サイクリック遮断投入制御手段 37 投入可能負荷選択手段 41 制御可能負荷1 4n 制御可能負荷n 51 遮断器1 5n 遮断器n

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統における発電機出力,線路潮流
    及び母線電圧等の数値情報と、遮断器のオン・オフ状態
    に代表される2値情報を伝送装置を介して実時間で取り
    込む系統状態入力手段と、オペレータにそれらの電力系
    統情報を提供するマン・マシン処理手段を備えた電力系
    統監視制御システムにおいて、電力系統内では一定時間
    内の遮断が許容できる負荷(以下、制御可能負荷と称
    す)に対して遠隔操作可能な遮断器を接続し、制御装置
    側では前記制御可能負荷のオン・オフ状態を伝送装置を
    介して入力する制御可能負荷状態入力手段と、前記遠隔
    操作可能な遮断器に対してオン・オフ信号を送出する遮
    断投入信号送出手段とから構成され、前記制御可能負荷
    の総量をオペレータに提供し、発電機の供給力が不足す
    るピーク負荷時等の緊急時に、オペレータによって前記
    制御可能負荷を遠隔遮断し、需給状態を安定に保つよう
    制御することを特徴とする電力系統監視制御システム。
  2. 【請求項2】 制御可能負荷分類手段を設けて、制御可
    能負荷を遮断可能時間等がほぼ同じグループ毎に整理し
    てグループ毎の消費電力をオペレータに提供すると共
    に、オペレータが機器毎の遮断可能時間に合せて、遮断
    投入指令を出力することを特徴とする請求項1記載の電
    力系統監視制御システム。
  3. 【請求項3】 サイクリック遮断投入制御手段を設け
    て、遮断可能時間別に分類された負荷をサイクリックに
    入り切りし、自動的に総需要を下げるように制御するこ
    とを特徴とする請求項2記載の電力系統監視制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 投入可能負荷選択手段を設けて、供給力
    が過剰になった場合に投入可能な負荷電力をオペレータ
    に通知し、負荷投入を促すことを特徴とする請求項1記
    載の電力系統監視制御システム。
JP19249395A 1995-07-05 1995-07-05 電力系統監視制御システム Pending JPH0923579A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006060885A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Mitsubishi Electric Corp 配電系統監視制御方式
JP2006203959A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力需給調整システム
JP2007129873A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> エネルギー需要管理装置および方法
JP2013081297A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 電源管理サーバ、及び電源管理処理プログラム
JP2014176174A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Hitachi Ltd 電力需要調整システム及び需要調整実行システム

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