JPH09233768A - 固定子の冷却装置 - Google Patents
固定子の冷却装置Info
- Publication number
- JPH09233768A JPH09233768A JP6206696A JP6206696A JPH09233768A JP H09233768 A JPH09233768 A JP H09233768A JP 6206696 A JP6206696 A JP 6206696A JP 6206696 A JP6206696 A JP 6206696A JP H09233768 A JPH09233768 A JP H09233768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- cooling pipe
- frame
- cooling
- cooling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】作業性のよい、固定子の冷却装置を提供するこ
と。 【解決手段】筒状のフレーム３と、このフレーム３の内
面に固定された固定子鉄心２１と、この固定子鉄心２１
に設けたコイル２２を収納する複数のスロット２３と、
おのおののスロット２３の開口部２５に設けられた冷却
管と、フレーム３に固定された冷媒の送入口と排出口を
備えた固定子の冷却装置において、固定子鉄心２１の外
径に、軸方向に設けた冷却管収納溝２４と、この冷却管
収納溝２４とスロット２３の開口部２５とを連続して螺
旋状に渡る冷却管４を備える。
と。 【解決手段】筒状のフレーム３と、このフレーム３の内
面に固定された固定子鉄心２１と、この固定子鉄心２１
に設けたコイル２２を収納する複数のスロット２３と、
おのおののスロット２３の開口部２５に設けられた冷却
管と、フレーム３に固定された冷媒の送入口と排出口を
備えた固定子の冷却装置において、固定子鉄心２１の外
径に、軸方向に設けた冷却管収納溝２４と、この冷却管
収納溝２４とスロット２３の開口部２５とを連続して螺
旋状に渡る冷却管４を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定子鉄心とコイ
ルの冷却装置に関する。
ルの冷却装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術として、筒状のフレームと、
このフレームの内面に固定された固定子鉄心と、この固
定子鉄心に設けたコイルを収納する複数のスロットと、
このスロットの開口部に設けられた冷却管と、この冷却
管の一方端が連通し、前記フレームに固定された送入口
と、前記冷却管の他方端が連通し、前記フレームに固定
された排出口を備えた固定子の冷却装置がある（例え
ば、実開平３−７７２６０号 公報）。
このフレームの内面に固定された固定子鉄心と、この固
定子鉄心に設けたコイルを収納する複数のスロットと、
このスロットの開口部に設けられた冷却管と、この冷却
管の一方端が連通し、前記フレームに固定された送入口
と、前記冷却管の他方端が連通し、前記フレームに固定
された排出口を備えた固定子の冷却装置がある（例え
ば、実開平３−７７２６０号 公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
では、スロットにコイルを収納した状態で、スロット開
口部に設けた冷却管の両端部とリング状の管を連通する
ように溶接するため、溶接による固定子巻線の絶縁破壊
を防止しながら作業する必要があり、困難な作業であっ
た。そこで、本発明は、作業性のよい、固定子の冷却装
置を提供することを課題とする。
では、スロットにコイルを収納した状態で、スロット開
口部に設けた冷却管の両端部とリング状の管を連通する
ように溶接するため、溶接による固定子巻線の絶縁破壊
を防止しながら作業する必要があり、困難な作業であっ
た。そこで、本発明は、作業性のよい、固定子の冷却装
置を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、筒状のフレームと、このフレームの内面に固定され
た固定子鉄心と、この固定子鉄心に設けたコイルを収納
する複数のスロットと、おのおののスロットの開口部に
設けられた冷却管と、前記フレームに固定された冷媒の
送入口と排出口を備えた固定子の冷却装置において、前
記固定子鉄心の外周に設けた軸方向の冷却管収納溝と、
この冷却管収納溝と前記スロットの開口部とを連続して
螺旋状に渡る冷却管を備える。
め、筒状のフレームと、このフレームの内面に固定され
た固定子鉄心と、この固定子鉄心に設けたコイルを収納
する複数のスロットと、おのおののスロットの開口部に
設けられた冷却管と、前記フレームに固定された冷媒の
送入口と排出口を備えた固定子の冷却装置において、前
記固定子鉄心の外周に設けた軸方向の冷却管収納溝と、
この冷却管収納溝と前記スロットの開口部とを連続して
螺旋状に渡る冷却管を備える。
【０００５】
【発明の実施の形態】筒状のフレームと、このフレーム
の内面に固定された固定子鉄心と、この固定子鉄心に設
けたコイルを収納する複数のスロットと、おのおののス
ロットの開口部に設けられた冷却管と、前記フレームに
固定された送入口と排出口を有する固定子の冷却装置に
おいて、前記固定子鉄心の外周に前記冷却管を収納する
軸方向の冷却管収納溝を設け、前記冷却管を可撓性の１
本もしくは数本の連続した冷却管とし、この冷却管を前
記スロットの開口部と前記冷却管収納溝を螺旋状に連続
して渡るようにする。冷却管に冷媒を供給すると、固定
子内に生じた鉄損や銅損が、固定子の外周面だけでな
く、内周面やコイルエンド部でも冷却管が熱を吸収す
る。固定子の内周面の温度を下げることができる。ま
た、エアギャップを介して回転子鉄心の熱も効率よく取
り去ることができる。
の内面に固定された固定子鉄心と、この固定子鉄心に設
けたコイルを収納する複数のスロットと、おのおののス
ロットの開口部に設けられた冷却管と、前記フレームに
固定された送入口と排出口を有する固定子の冷却装置に
おいて、前記固定子鉄心の外周に前記冷却管を収納する
軸方向の冷却管収納溝を設け、前記冷却管を可撓性の１
本もしくは数本の連続した冷却管とし、この冷却管を前
記スロットの開口部と前記冷却管収納溝を螺旋状に連続
して渡るようにする。冷却管に冷媒を供給すると、固定
子内に生じた鉄損や銅損が、固定子の外周面だけでな
く、内周面やコイルエンド部でも冷却管が熱を吸収す
る。固定子の内周面の温度を下げることができる。ま
た、エアギャップを介して回転子鉄心の熱も効率よく取
り去ることができる。
【０００６】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図に基づいて説明
する。図１は正断面図、図２はコイルエンドを取り去っ
た状態示す仮想側断面図である。１は、回転軸１１に回
転子鉄心１２を固着した回転子である。２は、フレーム
３の内側に固定され、固定子鉄心２１に設けた複数のス
ロット２３内にコイル２２を巻回した固定子である。固
定子２の内周側には、エアギャップを介して回転子１が
配置されている。コイル２２の軸方向両端部は、固定子
鉄心２１の両側に飛び出したコイルエンドになってい
る。４は連続した１本もしくは数本の可撓性を有する冷
却管であり、スロット開口部２５の外に飛び出さない太
さにしてある。冷却管４は、固定子鉄心２１の内周面で
はスロット開口部２５内に埋め込まれており、外周面で
は鉄心２１の外周に設けた軸方向に伸びる冷却管収納溝
２４内に埋め込まれている。なお、冷却管４の材質は熱
伝導のよい銅がよいが、これに限るものではない。スロ
ット２３内にコイル２２を収納したのち、コイル２２の
内周側とコイルエンドを取り囲むように、スロット開口
部２５と冷却管収納溝２４を連続して螺旋状に冷却管４
を巻き付け、周方向に一周している。冷却管４をスロッ
ト２３内と冷却管収納溝２４内に収納したのち、樹脂に
より隙間なくモールドされている。冷却管４の両端部
は、フレーム３に設けた取出し穴３１から外部に引き出
されており、その先端には冷媒を供給する導管（図示せ
ず）と結合するためのカップリング４１が取り付けられ
ている。
する。図１は正断面図、図２はコイルエンドを取り去っ
た状態示す仮想側断面図である。１は、回転軸１１に回
転子鉄心１２を固着した回転子である。２は、フレーム
３の内側に固定され、固定子鉄心２１に設けた複数のス
ロット２３内にコイル２２を巻回した固定子である。固
定子２の内周側には、エアギャップを介して回転子１が
配置されている。コイル２２の軸方向両端部は、固定子
鉄心２１の両側に飛び出したコイルエンドになってい
る。４は連続した１本もしくは数本の可撓性を有する冷
却管であり、スロット開口部２５の外に飛び出さない太
さにしてある。冷却管４は、固定子鉄心２１の内周面で
はスロット開口部２５内に埋め込まれており、外周面で
は鉄心２１の外周に設けた軸方向に伸びる冷却管収納溝
２４内に埋め込まれている。なお、冷却管４の材質は熱
伝導のよい銅がよいが、これに限るものではない。スロ
ット２３内にコイル２２を収納したのち、コイル２２の
内周側とコイルエンドを取り囲むように、スロット開口
部２５と冷却管収納溝２４を連続して螺旋状に冷却管４
を巻き付け、周方向に一周している。冷却管４をスロッ
ト２３内と冷却管収納溝２４内に収納したのち、樹脂に
より隙間なくモールドされている。冷却管４の両端部
は、フレーム３に設けた取出し穴３１から外部に引き出
されており、その先端には冷媒を供給する導管（図示せ
ず）と結合するためのカップリング４１が取り付けられ
ている。
【０００７】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
固定子に連続した冷却管を巻き付けていくので、製作が
容易であり、固定子だけでなく、エアギャップを介し、
回転子が充分に冷却できるの、熱変形で生じる様々なト
ラブルを回避するという効果がある。
固定子に連続した冷却管を巻き付けていくので、製作が
容易であり、固定子だけでなく、エアギャップを介し、
回転子が充分に冷却できるの、熱変形で生じる様々なト
ラブルを回避するという効果がある。
【図１】本発明の実施例を示す正断面図。
【図２】本発明の実施例のコイルエンドを取り去った状
態を示す仮想側断面図。
態を示す仮想側断面図。
１ 回転子 １１ 回転軸 １２ 回転子鉄心 ２ 固定子 ２１ 固定子鉄心 ２２ コイル ２３ スロット ２４ 冷却管収納溝 ２５ スロット開口部 ３ フレーム ３１ 取出し穴 ４ 冷却管 ４１ カップリング
Claims (1)
- 【請求項１】筒状のフレームと、このフレームの内面に
固定された固定子鉄心と、この固定子鉄心に設けたコイ
ルを収納する複数のスロットと、おのおののスロットの
開口部に設けられた冷却管と、前記フレームに固定され
た冷媒の送入口と排出口を備えた固定子の冷却装置にお
いて、 前記固定子鉄心の外周に設けた軸方向の冷却管収納溝
と、この冷却管収納溝と前記スロットの開口部とを連続
して螺旋状に渡る冷却管を備えたことを特徴とする固定
子の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6206696A JPH09233768A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 固定子の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6206696A JPH09233768A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 固定子の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09233768A true JPH09233768A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13189369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6206696A Pending JPH09233768A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 固定子の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09233768A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001346361A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 冷却装置 |
| KR101042013B1 (ko) * | 2009-03-09 | 2011-06-16 | 한국전기연구원 | 초전도 회전기의 고정자 냉각 구조 |
| US20120161556A1 (en) * | 2010-12-28 | 2012-06-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Superconducting electric motor |
| JP2012143040A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Toyota Motor Corp | 超電導モータ |
| JP2012143041A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Toyota Motor Corp | 超電導モータ |
| JP2013042588A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Daikin Ind Ltd | 電動機 |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP6206696A patent/JPH09233768A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001346361A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 冷却装置 |
| KR101042013B1 (ko) * | 2009-03-09 | 2011-06-16 | 한국전기연구원 | 초전도 회전기의 고정자 냉각 구조 |
| US20120161556A1 (en) * | 2010-12-28 | 2012-06-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Superconducting electric motor |
| JP2012143040A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Toyota Motor Corp | 超電導モータ |
| JP2012143041A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Toyota Motor Corp | 超電導モータ |
| JP2013042588A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Daikin Ind Ltd | 電動機 |
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