JPH09232974A - パンクチャード回路 - Google Patents

パンクチャード回路

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Publication number
JPH09232974A
JPH09232974A JP5825196A JP5825196A JPH09232974A JP H09232974 A JPH09232974 A JP H09232974A JP 5825196 A JP5825196 A JP 5825196A JP 5825196 A JP5825196 A JP 5825196A JP H09232974 A JPH09232974 A JP H09232974A
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JP
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punctured
serial data
clock signal
signal
data
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Application number
JP5825196A
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Inventor
Yukio Matsushima
幸雄 松島
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0067Rate matching
    • H04L1/0068Rate matching by puncturing
    • H04L1/0069Puncturing patterns

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な組合せのパンクチャードパターンにも
対応することができるパンクチャード回路を提供する。 【解決手段】 原信号データを畳み込み符号器1で符号
化し、パラレル/シリアル変換器2にて畳み込み符号化
データをシリアルデータに変換し、書き込みアドレス生
成回路7でシリアルデータクロック信号を計数した計数
値を書き込みアドレスとして、シリアルデータをメモリ
9に書き込む。一方、インデックスを参照してメモリ5
および6に記憶しているパンクチャードパターン情報を
読み出し、読み出したパンクチャードパターン情報に基
づいて書き込みアドレス生成回路7におけるシリアルデ
ータクロック信号の計数を選択的に停止させて、計数停
止のときのシリアルデータの上書きによってパンクチャ
ードさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンクチャード回
路に関し、さらに詳細には欧州規格のディジタル音声放
送(Digital Audio broadcasting)システム(以下、デ
ジタルオーディオ放送をDABとも記す)に適用できる
パンクチャード回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入力データを畳み込み符号化し、
符号化されたデータストリームから一定のコードワード
を削除すること、所謂パンクチャード処理が行われて伝
送レートを下げることが行われる。従来のこの種のパン
クチャード回路は、例えば図10に示すものが知られて
いる。図10は符号化率1/2の畳み込み符号化を行
い、これを符号化率3/4で一定のパンクチャード処理
を行って符号語を得ている例である。
【0003】図10に示した従来の符号化について説明
する。畳み込み符号器であるエンコーダ21によって入
力データを図11(a)に示すクロック信号に同期して
畳み込み符号化して、図11(b)、図11(c)に示
す符号語C0、C1を得て、符号C0はFIFOバッフ
ァ25に供給して一旦記憶し、符号C1はラッチ回路2
4に供給してラッチする。一方、パンクチャー回路23
においては符号語C0、C1に対応した図11(d)お
よび(e)に示すパンクチャードパターンが予め準備し
てあり、図11(e)に示すパンクチャードパターンC
1pを反転した図11(f)に示す信号xをラッチスト
ローブパルスとしてラッチ回路24に供給して符号C1
をラッチし、ラッチ出力C1´をFIFO25に供給す
る。
【0004】クロック信号を反転した信号とパンクチャ
ードパターンC0pとを論理積演算した信号をライト信
号zとする。ライト信号zは図11(i)に示す如くで
あって、ライト信号zはFIFO25に供給して、ライ
ト信号zによって符号C0およびC1´をFIFO25
に書き込む。FIFO25への入力符号は図11(g)
および(h)に示すとおりであって、パンクチャードさ
れている。したがって、クロックゼネレータ22によっ
て生成された図11(j)に示すリード信号によってF
IFO25からデータを読み出せば、パンクチャードさ
れた図11(k)および(l)に示した符号語が得られ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来のパンクチャード回路によるときは、畳み込み符号
語に対して一律のパンクチャードパターンでパンクチャ
ード処理をすることはできるが、複雑な組合せのパンク
チャードパターンによってパンクチャード処理を行うこ
とは不可能であるという問題点があった。
【0006】本発明は、複雑な組合せのパンクチャード
パターンにも対応することができるパンクチャード回路
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるパンクチ
ャード回路は、原信号データを畳み込み符号化する畳み
込み符号器と、畳み込み符号器の出力をシリアルデータ
に変換するパラレル/シリアル変換器と、シリアル変換
された畳み込み符号器の出力データを格納する第1のメ
モリと、パラレル/シリアル変換のためのシリアルデー
タクロック信号を計数して計数値を第1のメモリの書き
込みアドレスとする書き込みアドレス生成手段と、誤り
訂正能力に基づく参照情報に対応してパンクチャードパ
ターン情報が予め記憶された第2のメモリと、供給され
た参照情報をシリアルデータクロック信号に同期したタ
イミングで参照して該参照情報に対応して記憶されてい
るパンクチャードパターン情報を第2のメモリから読み
出し、かつ読み出されたパンクチャードパターン情報に
基づいて書き込みアドレス生成手段におけるシリアルデ
ータのクロック信号の計数を選択的に停止させるアドレ
ス制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】本発明にかかるパンクチャード回路によれ
ば、原信号データが畳み込み符号化されたデータがシリ
アルデータに変換され、パラレル/シリアル変換のため
のシリアルデータクロック信号を計数した計数値を書き
込みアドレスとして、シリアル変換されたシリアルデー
タが第1のメモリに書き込まれる。一方、供給された参
照情報がシリアルデータクロック信号に同期したタイミ
ングで参照されて、第2のメモリに参照情報に対応して
記憶されているパンクチャードパターン情報が第2のメ
モリから読み出され、読み出されたパンクチャードパタ
ーン情報に基づいて書き込みアドレス生成手段における
シリアルデータクロック信号の計数が選択的に停止させ
られる。
【0009】したがって、シリアルデータクロック信号
の計数が停止させられているときは第1のメモリのアド
レスは進められず、このときに第1のメモリに供給され
たシリアルデータが記憶されたアドレスに、次に第1の
メモリに供給されたシリアルデータが上書きされること
になって、前記次に第1のメモリに供給されたシリアル
データの直前に第1のメモリに供給されたシリアルデー
タはパンクチャードされることになる。このため、第2
のメモリに予め記憶させておくパンクチャードパターン
情報によって複雑なパンクチャードパターンにも容易に
対応させることができる。
【0010】本発明にかかるパンクチャード回路におい
て、アドレス制御手段はパンクチャードパターン情報中
の情報がパンクチャード指示情報のときは書き込みアド
レス生成手段におけるシリアルデータクロック信号の計
数を一次的に停止し、かつパンクチャードパターン情報
中の情報がパンクチャード指示情報でないときは書き込
みアドレス生成手段におけるシリアルデータクロック信
号の計数を行うことを特徴とする。
【0011】本発明にかかるパンクチャード回路によれ
ば、パンクチャードパターン情報中の情報がパンクチャ
ード指示情報のときは書き込みアドレス生成手段におけ
るシリアルデータクロック信号の計数が一次的に停止さ
れ、パンクチャードパターン情報中の情報がパンクチャ
ード指示情報でないときは書き込みアドレス生成手段に
おけるシリアルデータクロック信号の計数がなされる。
したがって、パンクチャード指示情報のときには第1の
メモリのアドレスが進められずパンクチャードされるシ
リアルデータが第1のメモリの同一アドレスに書き込ま
れ、次のパンクチャード指示情報でないときのシリアル
データが前記同一アドレスに上書きされて、パンクチャ
ードがなされる。
【0012】本発明にかかるパンクチャード回路は、畳
み込み符号器は原信号データを拘束長7符号化率1/4
の畳み込み符号に符号化する畳み込み符号器であること
を特徴とする。
【0013】本発明にかかるパンクチャード回路によれ
ば、原信号データが拘束長7符号化率1/4の畳み込み
符号化される欧州規格のDABシステムに適用すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるパンクチャ
ード回路を実施の一形態によって説明する。図1は、本
発明の実施の一形態にかかるパンクチャード回路の構成
を示すブロック図である。本発明の実施の一形態にかか
るパンクチャード回路はDABシステムに適用した場合
の例である。
【0015】先ず、欧州規格DABで規格化されている
畳み込み符号の符号化について説明する。
【0016】1フレーム(24ms)のビットストリー
ムデータIビットをフレーム単位で、拘束長7、符号化
率1/4で畳み込み符号化する。畳み込み符号器1は図
2に示すごとく、1ビット遅延器101〜106から構
成したシフトレジスタ100と、モジュロ2加算器10
7〜117とから構成されている。畳み込み符号器1の
初期状態および終期状態を全て0とし、原信号データを
畳み込み符号器1で(I+6)回、符号化したときの出
力をシリアルに変換した出力は(4I+24)ビットの
シリアルマザー符号語となる。ここで、(I+6)中の
〃6〃は1ビット遅延器の数に対応し、(4I+24)
は4×(I+6)であって畳み込み符号化されたデータ
が4ビット並列で出力されれ、それをシリアルにしたた
め4倍の(I+6)となっているのである。なお、Iは
参照符号である後記するインデックスIDXに対応する
原信号データのデータ数に対応し、ビットレート、プロ
テクションレベルを定めるものである。
【0017】例えば、ビットレート32kbpsのデー
タの場合、1フレーム768ビットであるが、シリアル
データに変換することにより3096ビットとなる。次
にこのシリアルマザー符号語の先頭からの4Iビットを
図3に示すように、連続する128ビットのブロックに
分割する。このブロックをさらに32ビットのサブブロ
ックに分割する。同ブロック内の全てのサブブロック
を、同じ規則(パンクチャードベクトルVPI)でパン
クチャードする。
【0018】パンクチャードベクトルは図6および図7
に示すようにパンクチャードインデックスPI=1から
PI=24までの24種類ある。また4Iビットの後に
残った最後の24ビットには、後記のパンクチヤードベ
クトルVTを用いる。図6および図7において、左欄は
パンクチャードインデックスを、右欄はサブブロック単
位でのパンクチャードベクトルを示している。
【0019】VT=(1100 1100 1100
1100 1100 1100)
【0020】この24ビットがバンクチヤードされて生
じた12ビットをテールビツトと呼ぶ。今回はVTの第
25ビット目から第32ビット目までを0とした32ビ
ットのベクトルをパンクチャードインデンクスPI=3
1と定義した(図7の最後の欄参照)。なお、パンクチ
ャードベクトル中の0はパンクチャード処理によって削
除されることになる。
【0021】パンクチャードインデンクスPIは、12
8ビットからなるブロック単位で定義され、データのビ
ットレートと誤り訂正能力を示すプロテクションレベル
Pによって異なる(図8および図9参照)。図8および
図9において、P欄はプロテクションレベルの欄であ
り、L1〜L4欄はブロックの欄であり、PI1〜PI
4はパンクチャードインデンクスの欄である。
【0022】例えば、図8の最初のインデックスIDX
=0の欄に示されているごとく、オーディオビットレー
ト32kbps、ブロテクンョンレベルP=5の場合、
総ブロック数は4I/128(I=768)から24ブ
ロックとなり、これをデータの先頭から3ブロック(L
1)、4ブロック(L2)、17ブロック(L3)、0
ブロック(L4)に分割し、最初の3ブロックがパンク
チャードインデックスPI1=5、次の4ブロックがパ
ンクチャードインデックスPI2=3、最後の17ブロ
ックがパンクチャードインデックスPI3=2でパンク
チャードされる。これに最後の24ビットがPI=31
でパンクチャードされたテールビット(12ビット)を
加えたパンクチャード処理後の符号語は (3×128)×13/32+(4×128)×11/
32+(17×128)×5/16+12=1024 ビットとなる。以下、インデックスIDX=0の場合を
例に説明する。
【0023】ここで、1フレームは24msであり、原
信号のデータ数は(ビットレート×0.024)から求
まる。したがって、インデックスから原信号のデータ数
も求まる。上記のようにインデックス0の場合は、オー
ディオビットレートが32kbpsである。このため、
原信号のデータ数は768ビット(=32000×0.
024)であり、インデックスIDXと対応する。
【0024】次に、図1に基づいて、本実施の一形態に
かかるパンクチャード回路について説明する。図4
(d)および図4(e)に示す原信号データおよび原信
号データのビットクロック信号であるデータクロック信
号とは拘束長7、符号化率1/4の畳み込み符号器1に
供給される。原信号データおよびデータクロック信号が
供給された畳み込み符号器1から、原信号データがデー
タクロック信号に同期して4ビットパラレルの畳み込み
符号語A1(x)、A2(x)、A3(x)、A4
(x)が出力される。図においてA1(x)、A2
(x)、A3(x)、A4(x)を、A1、A2、A
3、A4とも記してある。
【0025】畳み込み符号語A1(x)、A2(x)、
A3(x)、A4(x)および図4(f)に示すシリア
ルデータのビットクロック信号であるシリアルデータク
ロック信号はパラレル/シリアル変換器2に供給され
て、シリアルデータクロック信号に同期して図4(j)
に示すようにシリアルデータに変換される。パラレル/
シリアル変換器2にて変換されたシリアルデータはメモ
リ9に供給され、書き込みクロック信号を受けた書き込
みパルス生成回路8にて生成された書き込みパルスに同
期して、アドレスカウンタからなる書き込みアドレス生
成回路7の制御のもとに生成されたメモリ9のアドレス
にシリアルデータが書き込まれる。
【0026】一方、フレーム同期信号の低レベル時にク
リアされかつデータクロック信号の立ち下がりでカウン
トアップされるフレームカウンタ11に、24ms周期
でかつデータクロック信号1周期幅の図4(a)に示す
フレーム同期信号とデータクロック信号とが供給され
て、フレーム同期信号に同期してデータクロック信号が
計数される。計数したデータクロック信号数をデータカ
ウント値と記し、図4(b)に示す。
【0027】データクロック信号、シリアルデータクロ
ック信号、データカウント値、原信号のビットレートや
誤り訂正の方法を規定するインデックス(以下、インデ
ックスデータとも記す)がイネーブル信号生成回路3に
供給されて、イネーブル信号生成回路3において、原信
号データがイネーブルであることを示すための図4
(c)に示すDATA−EN信号と、シリアルデータが
イネーブルであることを示すための図4(i)に示すS
DATA−EN信号が生成される(何れも、低レベルの
ときイネーブルである)。
【0028】DATA−EN信号はデータクロック信号
およびフレーム同期信号に同期してイネーブルとなり、
畳み込み符号器1に供給されて、原信号データはフレー
ム同期信号の立上り後に有効となる。SDATA−EN
信号はデータクロック信号とシリアルデータクロック信
号と同期してイネーブルとなる。ここで、インデックス
0の場合であるため、1フレームのビット数は前記のよ
うに768ビットであり、データカウント値が768と
なったとき、すなわちフレームカウンタ11が768カ
ウントしたときDATA−EN信号は高レベルとなり、
このときから原信号データは有効でなくなる。
【0029】畳み込み符号器1では、DATA−EN信
号を受けて、DATA−EN信号が低レベルのときはデ
ータクロック信号で原信号データがラッチされ、畳み込
み符号語A1(x)、A2(x)、A3(x)、A4
(x)が出力される。DATA−EN信号が高レベルの
ときは原信号データが0とされる。したがって、パラレ
ル/シリアル変換器2において、シリアルデータクロッ
ク信号の立上りで、畳み込み符号A1(x)、A2
(x)、A3(x)、A4(x)の順序でシリアデータ
に変換されてシリアルデータとして送出される。データ
数はインデックス0の場合は3096(=4×768+
24)である。
【0030】ここで、イネーブル信号生成回路3につい
て、さらに説明すれば、フレーム同期信号の立上りから
フレームカウンタ11の計数値が(I+6)、すなわち
インデックス0の本例では774(=768+6)まで
低レベルの図4(g)に示す信号Aが生成され、信号A
をデータクロック信号の立上りでラッチした図4(h)
に示す信号Bが生成され、さらに信号Bがシリアルデー
タクロック信号でラッチれてSDATA−EN信号とし
て送出される。
【0031】カウンタ4は128進の7ビットバイナリ
カウン夕とこのバイナリ力ウンタのキャリーをカウント
するブロックカウンタとで構成されて、SDATA−E
N信号が高レベルのときにカウンタ4の各カウンタはリ
セットされる。カウンタ4にはシリアルデータクロック
信号およびSDATA−EN信号が供給されて、SDA
TA−EN信号がイネーブルのときにシリアルデータク
ロック信号によってカウントアップされて、カウンタ4
の下位5ビット(32進カウンタの計数値)がサブブロ
ックデータカウント値として出力され、またブロックカ
ウンタのカウント値がブロック数として出力される。
【0032】一方、メモリ5には、インデックスに対応
した図8および図9のブロック(L1〜L4)数および
パンクチャードインデンクス(PI1〜PI4)のデー
タテーブルが予め記憶されており、メモリ6には、パン
クチャードインデックスPIに対応した図6および図7
のパンクチャードベクトルのデータテーブルが予め記憶
されている。図1においてメモリ5および6はLUTと
記してある。
【0033】インデックスIDXとカウンタ4から出力
されるブロック数とが参照されて、ブロックカウンタの
カウント値が出力される毎に、メモリ5のテーブルがル
ックアップされて、インデックスIDXとブロックカウ
ンタのカウント値とに基づいてパンクチャードインデッ
クスPIが読み出される。インデックス0の場合には、
ブロックLIは3ブロックであり、ブロックL2は4ブ
ロックであり、ブロックL3は17ブロックであり、ブ
ロックL4は0ブロックであり、これに対応するパンク
チャードインデックスPIは、それぞてPI1=5、P
I2=3、PI3=2、PI4=0である。また残りの
24ビットに対してはテールビットとして割り当てたP
I=31が割り当てられる。
【0034】したがって、ブロック数が0〜2のときに
はPI1=5が出力され、ブロック数が3〜6のときに
はPI2=5が出力され、ブロック数が7〜23のとき
にはPI3=2が出力され、ブロック数が24のときに
はPI=31が出力されることになる。かかる組み合わ
せは図8および図9に示すようにインデックスIDXに
対応して、すなわち64種類持っている。
【0035】この結果、ブロック数とパンクチャードイ
ンデックスとの関係は、図5(c)と、図5(d)とに
示すごとくになる。図5(a)および図5(b)は、図
4(i)および図4(f)のSDATA−EN信号とシ
リアルクデータロック信号とを再記したものである。図
5(c)においてブロック数24はテールビットを計数
したときを示している。
【0036】一方、メモリ6は、カウンタ4から出力さ
れるサブブロックデータカウント値とメモリ5から出力
されるパンクチャードインデックスPIとが参照され、
メモリ6のテーブルがルックアップされて、メモリ6か
らパンクチャードベクトルがPUNC−EN信号として
読み出される。すなわち、シリアルデータクロック信号
を計数したサブブロックデータカウント値に基づいてシ
リアルデータクロック信号毎に、パンクチャードインデ
ックスPIに対応するパンクチャードベクトルが1ビッ
トづつ読み出される。
【0037】すなわち、メモリ6からPUNC−EN信
号が出力される。インデックス0の場合で、上記のPI
=5を例に説明すればパンクチャードベクトルVTは次
の如くである。
【0038】すなわち、パンクチャードベクトルVTは VT=(1100 1100 1100 1000 1
100 10001100 1000) であり、サブブロックデータカウント値が順次、0、
1、2、……31となる毎に、上記のパンクチャードベ
クトルが1、1、0、0、1、1、0、0、……1、
0、0、0と、この32ビットがこの順序でPUNC−
EN信号として出力される。
【0039】この状態は、図5(d)、図5(e)およ
び図5(f)に示すごとくであって、図5(d)はメモ
リ5から出力されるパンクチャードインデックスPIを
示し、図5(e)はカウンタ4から出力されるサブブロ
ックデータカウント値を示し、図5(f)はメモリ6か
ら出力されるPUNC−EN信号を示している。上記し
た説明と図5(c)〜図5(f)を対応することによっ
て、ブロック数、パンクチャードインデックスPI、サ
ブブロックデータカウント値、PUNC−EN信号の関
係が容易に理解されよう。
【0040】書き込みパルス生成回路8では、シリアル
データクロック信号と同期した図5(h)に示す書き込
みクロック信号が、SDATA−EN信号が低レベルの
期間中送出され、図5(i)に示す書き込み信号WEと
してメモリ9に供給される。
【0041】一方、シリアルデータクロック信号とSD
ATA−EN信号と、さらにPUNC−EN信号が供給
されて書き込みアドレスを生成するアドレスカウンタか
らなる書き込みアドレス生成回路7において、SDAT
A−EN信号が低レベルの期間であって、かつPUNC
−EN信号が高レベルの期間のみ、シリアルデータクロ
ック信号の立ち下がりを計数し、図5(g)に示す計数
値によってメモリ9のアドレス指定が行われ、指定され
たアドレスに、書き込み信号WEに同期して、畳み込み
符号化されてシリアル変換されたシリアルデータがメモ
リ9に書き込まれる。書き込みアドレス生成回路7は計
数値が1024に達した後、SDATA−EN信号の高
レベル時にシリアルデータクロック信号に同期してクリ
アされる。
【0042】したがって、パンクチャードされないシリ
アルデータが供給されたときはそのときに指示されてい
る、メモリ9のアドレスにシリアルデータが書き込ま
れ、この書き込みに続いて引き続きアドレスは(+1)
される。次がパンクチャードされるシリアルデータのと
きはそのアドレスに書き込みがなされるが、書き込みの
終了によってもアドレスは(+1)されず保持されて、
引き続いて供給された次のパンクチャードされないシリ
アルデータが保持されているアドレス上に書き込まれ
る。すなわちパンクチャードされるデータに上書きされ
る。この操作によってパンクチャード処理が実現され
る。この上書きの操作に続いてアドレスは(+1)され
て次に備える。
【0043】読み出しアドレス生成回路10において
は、メモリ9に書き込まれているデータを順に読み出す
ようにアドレスが生成され、メモリ9からデータを読み
出すと、パンクチャード処理後の符号語がメモリ9から
得られる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかるパン
クチャード回路によれば、欧州DAB規格で規格化され
ている畳み込み符号の符号化のような、複雑な組み合わ
せのパンクチャードパターンに対しても、対応してパン
クチャード処理が行える。
【0045】さらに、本発明にかかるパンクチャード回
路によれば、パンクチャードパターンの変更に対しても
部分的な変更によって対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるパンクチャード
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるパンクチャード
回路における畳み込み符号器の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の実施の一形態にかかるパンクチャード
回路におけるブロックおよびサブブロック化の説明に供
する説明図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかるパンクチャード
回路の作用の説明に供するタイミング図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかるパンクチャード
回路の作用の説明に供するタイミング図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかるパンクチャード
回路におけるメモリに格納されているテーブルを示す模
式図である。
【図7】本発明の実施の一形態にかかるパンクチャード
回路におけるメモリに格納されているテーブルを示す模
式図である。
【図8】本発明の実施の一形態にかかるパンクチャード
回路におけるメモリに格納されているテーブルを示す模
式図である。
【図9】本発明の実施の一形態にかかるパンクチャード
回路におけるメモリに格納されているテーブルを示す模
式図である。
【図10】従来のパンクチャード回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図11】従来の図10に示すパンクチャード回路の作
用の説明に供するタイミング図である。
【符号の説明】
1 畳み込み符号器 2 パラレル/シリアル変換器 3 イネーブル信号生成回路 4 カウンタ 5および6 テーブルを格納したメモリ 7 書き込みアドレス生成回路 8 書き込みパルス生成回路 9 メモリ 10 読み出しアドレス生成回路 11 フレームカウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原信号データを畳み込み符号化する畳み込
    み符号器と、畳み込み符号器の出力をシリアルデータに
    変換するパラレル/シリアル変換器と、シリアル変換さ
    れた畳み込み符号器の出力データを格納する第1のメモ
    リと、パラレル/シリアル変換のためのシリアルデータ
    クロック信号を計数して計数値を第1のメモリの書き込
    みアドレスとする書き込みアドレス生成手段と、誤り訂
    正能力に基づく参照情報に対応してパンクチャードパタ
    ーン情報が予め記憶された第2のメモリと、供給された
    参照情報をシリアルデータクロック信号に同期したタイ
    ミングで参照して該参照情報に対応して記憶されている
    パンクチャードパターン情報を第2のメモリから読み出
    し、かつ読み出されたパンクチャードパターン情報に基
    づいて書き込みアドレス生成手段におけるシリアルデー
    タのクロック信号の計数を選択的に停止させるアドレス
    制御手段とを備えたことを特徴とするパンクチャード回
    路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のパンクチャード回路におい
    て、アドレス制御手段はパンクチャードパターン情報中
    の情報がパンクチャード指示情報のときは書き込みアド
    レス生成手段におけるシリアルデータクロック信号の計
    数を一次的に停止し、かつパンクチャードパターン情報
    中の情報がパンクチャード指示情報でないときは書き込
    みアドレス生成手段におけるシリアルデータクロック信
    号の計数を行うことを特徴とするパンクチャード回路。
  3. 【請求項3】請求項1記載のパンクチャード回路におい
    て、畳み込み符号器は原信号データを拘束長7符号化率
    1/4の畳み込み符号に符号化する畳み込み符号器であ
    ることを特徴とするパンクチャード回路。
JP5825196A 1996-02-22 1996-02-22 パンクチャード回路 Pending JPH09232974A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100396827B1 (ko) * 2000-06-15 2003-09-02 쎄트리마이크로시스템(주) 데이터 전송 시스템에서 병렬 길쌈 부호화 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100396827B1 (ko) * 2000-06-15 2003-09-02 쎄트리마이크로시스템(주) 데이터 전송 시스템에서 병렬 길쌈 부호화 장치

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