JPH09231616A - 光ディスクおよび光ディスク原盤記録装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスク原盤記録装置

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JPH09231616A
JPH09231616A JP8036423A JP3642396A JPH09231616A JP H09231616 A JPH09231616 A JP H09231616A JP 8036423 A JP8036423 A JP 8036423A JP 3642396 A JP3642396 A JP 3642396A JP H09231616 A JPH09231616 A JP H09231616A
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JP
Japan
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pit
ratio
length
master
optical disk
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JP8036423A
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English (en)
Inventor
Kazuho Kato
和穂 加藤
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絵や文字等の中間調画像の濃淡を可視的に表
示できる光ディスクおよび光ディスク原盤記録装置を提
供する。 【解決手段】 複数のピット部分1がランダムなパター
ンで螺旋状に形成されている。ダミーピット列における
ピット部分1とランド部分2の長さの比率を、絵や文字
の濃度にしたがって変化させる。その結果、ピット部分
1とランド部分2の長さの比率の分布によって生じる、
肉眼で見たコントラストの差によって、絵や文字等の中
間調画像の複数の階調を視認できるようにする。ランド
部分2に対してピット部分1の長さの比率が小さい部分
が、絵や文字の淡階調部分3になり、ピット部分1の長
さの比率が大きい部分が絵や文字の濃階調部分5とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音楽用CDやCD−
ROM、貼り合わせ式高密度光ディスクなどのプリマス
タード光ディスクに絵や文字等の画像を可視表示する技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来CD,CD−ROMなどのプリマス
タード型の単盤の光ディスクでは、記録信号を再生する
面とは反対の面に、タイトルや発売元など、記録情報に
関係した内容をインク印刷によって表示している。しか
し、最近では、最大74分の記録領域に対して音楽プロ
グラム等の記録情報が短い場合に、情報記録をしなかっ
た外周側の余剰領域に、インク印刷によらず、肉眼で視
認できるような絵や図形、文字を表示して付加価値を高
めた光ディスクが市販されている。これは、ランダムパ
ターンのダミーピットを記録した領域と記録していない
領域とのコントラスト差を利用した光ディスクである。
【0003】また、現在、各社で開発中のDVD(Di
gital Video Disk)のうち、SD−5
(Super Density−5)は、記録情報を有
する厚さ0.6mmの基盤と、記録情報を有しない厚さ
0.6mmの基盤を貼り合わせた構造の光ディスクであ
る。この記録情報を有しない側の基盤にインク印刷を施
すと、DVDは、従来のCDの基盤の厚さ(1.2m
m)よりも基盤の厚みが薄いことに起因して、貼り合わ
せ後に反りが生じるという問題がある。そのため、同様
にランダムパターンのダミーピットを記録した領域と記
録していない領域のコントラスト差によって図形や文字
を表示する方法の採用が検討されている。
【0004】図6は、貼り合わせ構造の光ディスクの全
体構造図であり、図6(A)は平面図、図6(B)は図
6(A)のA,A’における断面図である。図中、61
は貼り合わせ式の光ディスク、61aは中心穴、61b
は情報記録してない基盤、61cは情報記録してある基
盤である。貼り合わせ式の光ディスク61は、中心穴6
1aを有し、情報記録してない基盤61bと情報記録し
てある基盤61cとが貼り合わさたものである。
【0005】図7は、貼り合わせ構造の第1の例を説明
する詳細図であり、図7(A)はコントラスト差による
表示をしない光ディスクの断面図であり、図7(B)は
コントラスト差による表示をする光ディスクの断面図で
ある。図中、図6と同様な部分には同じ符号を用いて説
明を省略する。71,74,78は透明基板、72,7
5,79はアルミニウム反射膜、73,76、80は保
護層、77は接着層である。
【0006】図7(A)において、情報記録してない基
盤61b側においては、透明基板71の下面が平面状で
あり、アルミニウム反射膜72と、さらに保護層73に
覆われている。情報記録してある基盤61c側において
は、透明基板74の上面に螺旋状のピット列が形成さ
れ、アルミニウム反射膜75と、さらに保護層73に覆
われている。ピット列は、記録すべきデータにより変調
されたピットパターンを有する。情報記録してない基盤
61bと情報記録してある基盤61cとは、互いの保護
層73,76が接着層77を介して貼り合わされてい
る。
【0007】これに対し、図7(B)においては、情報
記録してある基盤61c側の構造は、図7(A)と同様
であるが、情報記録してない基盤61b側においては、
情報記録してある基盤61c側と同様な構造であり、透
明基板78の下面に螺旋状のピット列が形成され、アル
ミニウム反射膜79と、さらに保護層80に覆われてい
る。ただし、図9を参照して後述するように、ランダム
パターンのダミーピット列である部分と、このようなダ
ミーピット列が局所的に存在しない部分が分布し、この
2つの部分のコントラスト差によって絵や文字が視認可
能に表示される。
【0008】図8は、貼り合わせ構造の第2の例を説明
する詳細図であり、図8(A)はコントラスト差による
表示をしない光ディスクの断面図であり、図8(B)は
コントラスト差による表示をする光ディスクの断面図で
ある。図中、図6,図7と同様な部分には同じ符号を用
いて説明を省略する。91,93は透明基板、94はア
ルミニウム反射膜、92,95は接着層である。
【0009】図8(A)において、情報記録してない基
盤61bは、透明基板91でありその下面が平面状であ
る。情報記録してある基盤61c側においては、図7と
同様に、透明基板74の上面に螺旋状のピット列が形成
され、アルミニウム反射膜75で覆われているが、保護
層73はない。情報記録してない基盤61bの下面と情
報記録してある基盤61cの反射膜75とが接着層92
を介して貼り合わされている。
【0010】図8(B)においては、情報記録してある
基盤61c側の構造は、図8(A)と同様であるが、情
報記録してない基盤61b側においては、情報記録して
ある基盤61c側と同様な構造であり、透明基板93の
下面に螺旋状のピット列が形成され、アルミニウム反射
膜94で覆われている。情報記録してない基盤61bの
アルミニウム反射膜94と情報記録してある基盤61c
のアルミニウム反射膜75とが接着層95を介して貼り
合わされている。図7(B)と同様に図9を参照して後
述するようにランダムパターンのダミーピット列である
部分と、このようなダミーピット列が局所的に存在しな
い部分が存在し、この2つの部分のコントラスト差によ
って絵や文字が視認可能に表示される。
【0011】図9は、一例として数字1を可視表示して
いる従来の光ディスクの拡大平面図である。図中、1は
ピット部分、2はランド部分、101は数字1を表す部
分である。図7(B)、図8(B)に示した情報記録し
てない基盤61b側において、複数のピット部分1がラ
ンダムなパターンで螺旋状に形成されているが、絵や文
字の部分、図示の例では、数字1を表す領域101を全
てランド状態にし、局所的にダミーピット列が存在しな
い部分とし、ダミーピット列が存在する他の部分との光
の反射状態を変えコントラストを得る。
【0012】すなわち、ランド部分2から正反射光を受
けるような方向から見る場合には、数字1を表す領域1
01が鏡面であるから最も明るく、ダミーピット列が存
在する領域は暗くなる。逆に、ランド部分2から正反射
光を受けないような方向から見る場合には、数字1を表
す領域101が暗くなり、ダミーピット列が存在する領
域は明るくなる。この方式は、ダミーピット列を設ける
か否かによって絵や文字を表すものであるから、絵や文
字としては、濃、淡の2階調が得られるだけで、図形や
文字の濃淡の表現ができず、表示品質が乏しいという欠
点がある。
【0013】光ディスクとしては、同心円状にピット列
を設けるもの、あるいは、ピット列に代えてグルーブを
設けるものもある。これらの場合も、情報記録されない
領域において、ピット部分またはグルーブの有無によっ
て、絵や文字を表すことができるが、やはり2階調が得
られるだけで図形や文字の濃淡の表現ができない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、インクによ
る印刷を施すことなく、絵や文字等の中間調画像の濃淡
を可視的に表示できる光ディスクおよびこのような光デ
ィスクを製造するための光ディスク原盤記録装置を提供
することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、光ディスクにおいて、片面に螺旋
状または同心円状のピット列が形成された透明層と前記
片面を覆う反射層を有し、前記ピット列におけるピット
部分の長さの比率の分布により中間調画像が可視表示さ
れることを特徴とするものである。
【0016】請求項2に記載の発明においては、光ディ
スクにおいて、片面に螺旋状または同心円状のピット列
が形成された透明基板と前記片面を覆う反射層を有し、
前記ピット列中におけるピット部分の長さの比率の分布
により中間調画像が可視表示される第1の基盤と情報記
録面を有する第2の基盤とが貼り合わされていることを
特徴とするものである。
【0017】請求項3に記載の発明においては、光ディ
スクにおいて、片面に螺旋状または同心円状のピット列
が形成された透明基板と前記片面を覆う反射層を有し、
前記ピット列中におけるピットパターンにより情報が記
録される領域と、前記ピット列中におけるピット部分の
長さの比率の分布により中間調画像が可視表示される領
域を有することを特徴とするものである。
【0018】請求項4に記載の発明においては、請求項
1ないし4のいずれか1項に記載の光ディスクにおい
て、前記ピット部分の長さと前記ピット部分の一方端に
隣接するランド部分の長さの和がランダムに変化すると
ともに、前記ピット部分の長さと前記ランド部分の長さ
の比率により前記ピット列中におけるピット部分の長さ
の比率が決定されることを特徴とするものである。
【0019】請求項5に記載の発明においては、光ディ
スク原盤記録装置において、フォトレジスト層が形成さ
れた原盤を回転させ、前記フォトレジスト層に断続変調
されたレーザ光を照射することにより螺旋状または同心
円状のピット列を形成する光ディスク原盤記録装置にお
いて、前記原盤に形成すべき中間調画像の階調に応じて
前記レーザ光の断続のデューティ比を制御する制御手段
を有することを特徴とするものである。
【0020】請求項6に記載の発明においては、請求項
5に記載の光ディスク原盤記録装置において、前記制御
手段は、前記原盤に形成すべき中間調画像の階調を記憶
した記憶装置と、前記レーザ光の照射位置検出手段と、
周期がランダムで2つのレベル間で鋸状の出力を発生す
る鋸波発生部と、前記照射位置検出手段の出力に応じて
前記記憶装置から読み出される出力と前記鋸波発生部の
出力とを比較し2値出力を発生する手段を有することを
特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光ディスクの実
施の形態の拡大平面図である。図中、1,2は図9のピ
ット部分1,ランド部分2と同じ部分、3は淡階調部
分、4は中間階調部分、5は濃階調部分である。この実
施の形態の光ディスクは、全体形状としては図6を参照
して説明した従来の貼り合わせ式光ディスクと同様であ
り、断面構造も、図7(B),図8(B)に示した従来
の光ディスクとほぼ同様である。
【0022】しかし、情報記録してない基盤61b側に
おいては、ダミーピット列の記録,非記録によるパター
ンではなく、ダミーピット列におけるピット部分1とラ
ンド部分2の長さの比率を、絵や文字の濃度にしたがっ
て変化させる。その結果、ピット部分1とランド部分2
の長さの比率の分布によって生じる、肉眼で見たコント
ラストの差によって絵や文字等の中間調画像の複数の階
調を視認できるようにするものであり、光ディスクの原
盤製造時に本装置を用いることにより容易に具現化でき
る。
【0023】図1に示すように、複数のピット部分1が
ランダムなパターンで形成されている。図7または図8
に示したアルミニウム反射膜79,94のランド部分2
から正反射光を受けるような方向から視認する場合に
は、ランド部分2に対してピット部分1の長さの比率が
小さい部分が、絵や文字の淡階調部分3になり、ピット
部分1の長さの比率が大きい部分が濃階調部分5とな
り、ピット部分1の長さの比率がこれらの中間にあると
き中間階調部分4となる。また、正反射光を受けないよ
うな方向から視認する場合には、対応関係が逆転し、ラ
ンド部分2に対してピット部分1の長さの比率が小さい
部分が絵や文字の濃階調部分となる。
【0024】図示の例では、可視像パターンの背景は、
中間階調のランダムピットパターンとしているが、これ
に限るわけでなく、例えば、最も濃い階調のランダムピ
ットパターンあるいは全くピット部分1が存在しないミ
ラーの状態とすることもできる。また、3階調について
説明したが、表示すべき中間調画像の多数の階調に応
じ、ダミーピット列のピット部分1とランド部分2の長
さの比率を変えることによって、自由に階調を変えるこ
とができる。この比率を連続的に変化させれば、表示す
べき中間調画像の濃度を連続的に変化させることがで
き、階調としては実質的に無限の階調をもたせることが
できる。
【0025】上述した説明では、図6ないし図8を参照
して説明した貼り合わせ式の光ディスク61を前提と
し、情報記録してない基盤61b側のピット列を利用し
た例を説明した。しかし、情報記録してある基盤61c
側のピット列や単盤の光ディスクのピット列を利用する
こともできる。この場合は、情報記録をしなかった余剰
領域のピット列をダミーピット列とし、そのピット部分
1とランド部分2の長さの比率を、絵や文字の階調にし
たがって変化させればよい。なお、貼り合わせ式の光デ
ィスク61の場合、情報記録してある基盤61c側は、
情報記録できればどのようなディスクでもよい。例え
ば、プリマスタード型ではなく記録再生が可能なMOや
PDなどの光ディスクを用いてもよい。
【0026】図2は、ダミーピット列を有する光ディス
クを製造するための原盤記録装置の構成図を示す。図
中、11は光ディスク原盤、12は駆動装置、13は回
転軸、14は回転モータ、15は角度検出器、16は送
りねじ、17はナット、18は移動モータ、19はスケ
ール、20は半径方向位置検出器である。21はレーザ
光源、22はビームスプリッタ、23は検出器、24は
レンズ、25は露光強度変調器、26はビームスプリッ
タ、27は検出器、28は演算増幅器、29は断続変調
器、30はミラー、31はレンズ、32はミラー、33
はレンズ、34はレンズ、35はアパーチャ、36はミ
ラー、37は対物レンズである。
【0027】38は可視像パターン原画、39は可視像
パターン、40は画像データ作成装置、41は座標変換
装置、42は可視像パターンメモリ、43はθアドレス
生成回路、44はrアドレス生成回路、45は信号源、
46は可視像パターン信号である。この原盤記録装置
は、一般的な光ディスク原盤製造装置、いわゆるカッテ
ィングマシンに可視像パターンメモリ42等を組み込
み、階調データを含む可視像パターン信号を生成し、信
号源45のデューディ比を制御するようにしたもので、
従来の光ディスク原盤製造装置を利用して容易に実施で
きるものである。
【0028】光ディスク原盤11は、フォトレジスト層
に覆われ、レーザ光によって露光された後現像されると
マスター原盤となり、これからスタンパが作製される。
フォトレジスト層は、レーザ光で感光する材料が塗布さ
れたもので、レーザビーム記録後に現像したとき窪みが
所望の深さになるようにされている。
【0029】光ディスク原盤11を回転駆動する駆動装
置12は、光ディスク原盤11を装着する回転軸13を
駆動する回転モータ14と、回転軸13の回転角度を検
出する角度検出器15と、これらを送りねじ16および
ナット17によって光ディスク原盤11の半径方向に移
動させる移動モータ18と、ナット17に連結され移動
方向に伸びるスケール19と、このスケール19の移動
位置を読みとる半径方向位置検出器20を備えている。
制御機構の図示を省略するが、所定のトラックピッチと
なるように半径方向位置検出器20の出力に基づいて移
動モータ18が制御される。
【0030】レーザ光源21は、ビームスプリッタ22
によって分岐したレーザ光をモニタする検出器23の出
力をにより所定の強度のレーザ光を発生するように制御
される。レンズ24は、所定の強度に調整されたレーザ
光を整形して露光強度変調器25に入力させる。この露
光強度変調器25は、ピット部分の形状を調整するため
に、レーザ光の強度変調を行ない、ビームスプリッタ2
6が露光強度変調器25から出力されたレーザ光の一部
を分岐して検出器27に入力させる。検出器27の出力
と基準露光強度設定信号のレベルとを演算増幅器28に
よって比較した出力を露光強度変調器25に入力するこ
とにより、露光強度変調器25をフィードバック制御し
て所定の出射光強度となるようにする。断続変調器29
は、ビームスプリッタ26を通過したレーザ光を、後述
する信号源45の出力によって断続させる。
【0031】ミラー30は断続変調器29を通過したレ
ーザ光の向きを変え、レンズ31はレーザ光を再度整形
し、ミラー32はレーザ光の向きを変える。レンズ3
3,34とアパーチャ35は、このレーザ光のビーム径
を調整してミラー36に照射する。ミラー36は、この
レーザ光を光ディスク原盤11の記録面に向けて折り曲
げ、対物レンズ37は、このレーザ光がガラス基板の表
面に形成されたフォトレジスト層上に焦点を結ぶように
絞り込む。
【0032】一方、光ディスクに記録すべき中間調画像
である絵や図形、文字などの可視像パターン39は、可
視像パターン原画38として用意され、この可視像パタ
ーン原画38をスキャナーなどの画像データ作成装置4
0によって読みとり、可視像パターン39の階調をx,
y座標上のデータとして表す可視像パターンデータが出
力される。この画像データ作成装置40は、可視像パタ
ーン原画38を用いることなく、作図ソフトやグラフィ
ックスソフトを用いてコンピュータ上で可視像パターン
データを作成する装置でもよい。
【0033】座標変換装置41は、可視像パターンデー
タを、x,y座標上の階調データから光ディスク原盤1
1への記録制御のために必要な光ディスクの半径方向位
置r、光ディスクの回転方向位置θからなる座標上の階
調データに変換する。もちろん、可視像パターンデータ
を最初からr,θ座標上の階調データとして得ることも
可能であり、この場合、座標変換装置41が不要であ
る。可視像パターンメモリ42は、可視像パターンデー
タをr,θ座標上の階調データとして記憶する。
【0034】θアドレス生成回路43は、角度検出器1
5の出力に基づいてθアドレスを生成し可視像パターン
メモリ42に供給し、rアドレス生成回路44は、半径
方向位置検出器20の出力に基づいてrアドレスを生成
し可視像パターンメモリ42に供給する。可視像パター
ンメモリ42は、与えられたθ,rアドレスで表わされ
る座標が可視像パターン領域内であれば、与えられた
θ,rアドレスの可視像パターンデータをD/A変換
し、アナログレベルの可視像パターン信号を信号源45
に供給する。
【0035】信号源45は、図3,図4を参照して後述
するように、ランダムな周期を有する2値パルスを発生
するとともに、このパルスのデューティ比を可視像パタ
ーン信号が表す階調のレベルに応じて制御する。信号源
45の出力は、断続変調器29に供給され、光ディスク
原盤11に照射されるレーザ光を断続制御するから、光
ディスク原盤11上の螺旋状の走査位置において、感光
される部分の周期がランダムになるとともに、感光記録
される部分と感光記録されない部分の比率が可視像パタ
ーン信号の階調に応じて制御されることになる。その結
果、この光ディスク原盤11から作製されたスタンパで
プレスされる光ディスクにおいては、図1に示したよう
に、ピット列中のピット部分1の周期がランダムである
とともにピット部分1とランド部分2の比率が可視像パ
ターン信号の階調に応じて変化するものとなる。
【0036】図3は、図2に示された信号源を説明する
ブロック図である。図4は、図3に示された各ブロック
の出力を表す動作説明図である。図中、51はランダム
周期制御部、52は鋸波発生部、53は比較部、54は
同期信号である。ランダム周期制御部51は、鋸波発生
部52の周期を1周期ごとにランダムに制御する。鋸波
発生部52は、ランダム周期制御部51により制御され
る1周期中に第1の所定レベルから第2の所定レベルま
で鋸状に上昇する出力を発生する。
【0037】比較部53は、鋸波発生部52の出力を図
2に示した可視像パターンメモリ42の出力である可視
像パターン信号46をスライスレベルとして比較し、鋸
波発生部52の出力レベルが可視像パターン信号46の
レベルを超えると出力がハイレベルとなり、超えないと
きはローレベルとなるような2値レベルのパルス出力を
発生する。なお、比較器53の2値出力が図2に示した
断続変調器29の入力信号規格に合わないときには、適
宜変換手段を挿入して出力する。
【0038】図4に示す可視像パターン信号46のレベ
ルが、「レベル1」のように中間の階調を指示するとき
には、比較部53の出力のデューティ比が50%とな
り、「レベル2」のように淡階調を指示するときには、
デューティ比が50%より小さくなり、図4に示す「レ
ベル3」のように濃階調を指示するときには、デューテ
ィ比が50%より大きくなる。なお、デューティ比は0
%から100%まで制御可能である。
【0039】鋸波発生部52の出力が1周期中において
常に第1の所定レベルから第2の所定レベルまで鋸状に
増加するため、可視像パターン信号46のレベルとデュ
ーティ比を常に一定の関係で対応させることができる。
なお、図4に示した動作では、1周期の最初がランド
部、次にピット部に対応するようにしたが、鋸波発生部
52の出力を反転させた上で可視像パターン信号46と
比較すればハイレベルのピット部から開始し次にランド
部となるようにすることもできる。
【0040】上述した説明では、可視像パターン信号4
6のレベルを階調に合わせて3段階としたが、可視表示
すべき可視像パターンの階調に応じて3段階以上の多段
階に変化させることができる。なお、従来の技術では、
2階調といっても、その一方は、ピット部分がないミラ
ー部分の階調に定められてしまっていたが、上述した信
号源を用いるとデューティ比の変化範囲の設計によって
2階調であっても、その一方をミラー部分の階調に定め
る必要はなく、中間階調に設定して中間調画像にするこ
ともでき、自由に階調を設定することができる。
【0041】なお、画像データ作成装置40において、
中間調画像の可視像パターン原画38を2値ディザ方式
等によってあらかじめ擬似階調化して2値の可視像パタ
ーンデータを作製している場合には、可視像パターンデ
ータ信号46も2値レベルとなるが、ピット部分とラン
ド部分の長さの比率の2つの値により中間調画像表示が
できる。
【0042】鋸波発生部52としては、コンデンサの充
放電による積分回路を用いることができる。毎回の周期
をランダムに制御するために、ランダム周期制御回路5
1は、コンデンサを充電する電圧を毎周期ごとに制御
し、積分動作の傾きを変化させる。鋸波発生部52は、
出力レベルが所定値になった時点でリセットして同期信
号54をランダム周期制御回路51に供給する。ランダ
ム周期制御回路51は、同期信号54を入力して次の周
期に対する充電電圧を鋸波発生部52に供給する。
【0043】鋸波発生部52としては、ディジタルカウ
ンタによる積分回路を用いてもよい。この場合は、ディ
ジタルカウンタが計数するクロックの周波数をランダム
周期制御回路51が毎周期ごとに制御すればよい。
【0044】ランダム周期制御回路51は、鋸波発生部
52の毎回の周期がランダムなるように、充電電圧ある
いはクロック周波数を制御する。一具体例としては、周
期と充電電圧、周期とクロック周波数とは反比例の関係
にあることを考慮して、あらかじめ計算した数値列をメ
モリに記憶しておき、同期信号54を入力するごとに1
つずつ数値を読み出し、この数値に基づいて電圧値また
はクロック周波数を制御すればよい。なお、ランダム周
期制御回路51は、鋸波発生部52の毎回の周期をラン
ダムにすることにより可視像パターンのコントラストを
視認しやすくするが、必ずしも厳密にランダムにする必
要はなく、光の干渉作用により階調が表現できればよ
い。
【0045】図3,図4を参照して説明した信号源は、
主にアナログ素子を用いたものとして説明したが、ラン
ダム周期制御部51,鋸波発生部52,比較部53の各
機能をコンピュータプログラムを用いた数値計算によっ
て実現することも可能である。この場合、各ブロックの
出力や可視像パターンメモリ42の出力はレベルに対応
した数値出力となる。
【0046】図5は、記録ピット部分およびランド部分
の長さを説明する説明図である。1は図9,図1に示し
たピット1である。図5(A)はピット部分の長さを示
し、図5(B)は隣接するピット部分の始点間の間隔を
示し、図5(C)は隣接するランド部分2の始点間の間
隔を示す説明図である。図3,図4を参照して説明した
信号源を用いてダミーピット列を有する光ディスクの原
盤を製造する場合には、鋸波発生部52の周期および可
視像パターン信号46のレベル変化範囲を調整すること
により、図5(A)に示すピット部分1の最長の長さが
100μm程度か100μm以下になるようにするのが
望ましい。
【0047】また、最短周期は、最長周期の1/250
程度か1/250以上にするのが望ましい。ここで、周
期とは、図5(B)に示す隣接するピット部分の始点間
の間隔および図5(C)に示す隣接するランド部分2の
始点間の間隔を意味する。なお、図5(C)の間隔は、
図3,図4に示した鋸波発生部52の1周期分に対応す
る。
【0048】上述したピット部分1の最長の長さおよび
最短周期は、製造された光ディスクの可視像パターンが
最もコントラストよく視認できる範囲である。ピット部
分1の長さが100μm以上のピット群で可視像パター
ンを表すと、干渉効果が減少し、目視した場合コントラ
ストが低下したり、見る角度によって可視像パターンが
見え難くなるおそれがある。また、図5(B)に示す隣
接するピット部分1の始点間の間隔が小さいと隣接する
ピット部分1がつながったようになり、干渉効果が減少
する。同様に図5(C)に示す隣接するランド部分2の
始点間の間隔が小さいと隣接するランド部分2がつなが
ったようになり、デューティ比を変えても干渉効果が変
化しにくくなる。
【0049】上述した説明では、螺旋状にピット列を形
成するものについて説明したが、同心円状にピット列を
形成するものにおいても、このような同心円状にピット
列を形成する光ディスク原盤記録装置を使用することに
より、同様に干渉効果によるコントラスト差による可視
像パターンを形成することができる。
【0050】また、CD等の光ディスクは、ピット列を
通常、CLV(ConstantLinear Ver
ocity)で記録することを前提としており、本発明
の光ディスクも情報記録用の光ディスク原盤記録装置を
用いるため、ダミーピット列もCLVで記録するが、情
報を記録するピット列ではないため、専用の光ディスク
原盤記録装置を用いれば、必ずしもCLVで光ディスク
原盤に記録する必要はない。
【0051】上述した説明では、絵や図形、文字等であ
って中間階調を有する可視像パターンを表示することを
前提に説明したが、このような可視像パターンに限らず
写真を含む任意の中間調画像を表示することができる。
また、従来のインクによる印刷に置き換えて干渉効果に
よるコントラスト差による可視像パターンを形成するも
のについて説明したが、インクを光ディスクの全面に塗
布しなければインクによる印刷と併用することもでき
る。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、片面に螺旋状または同心円状
のピット列が形成された透明層と片面を覆う反射層を有
し、ピット列におけるピット部分の長さの比率の分布に
より中間調画像が可視表示されることから、絵や文字等
の画像の濃度を自由に表現でき、品位が高く視認性の優
れた可視表示ができるという効果がある。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、片面に螺
旋状または同心円状のピット列が形成された透明基板と
片面を覆う反射層を有し、ピット列中におけるピット部
分の長さの比率の分布により中間調画像が可視表示され
る第1の基盤と情報記録面を有する第2の基盤とが貼り
合わされていることから、請求項1に記載の発明と同様
の作用効果を奏するに加えて、第2の基盤に記録された
記録情報に関係した内容を可視表示できるという効果が
ある。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、片面に螺
旋状または同心円状のピット列が形成された透明基板と
前記片面を覆う反射層を有し、前記ピット列中における
ピットパターンにより情報が記録される領域と、前記ピ
ット列中におけるピット部分の長さの比率の分布により
中間調画像が可視表示される領域を有することから、請
求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏するに加え
て、情報が記録される領域に記録された記録情報に関係
した内容を可視表示できるという効果がある。
【0055】請求項4に記載の発明によれば、ピット部
分の長さとピット部分の一方端に隣接するランド部分の
長さの和がランダムに変化するとともに、ピット部分の
長さとランド部分の長さの比率によりピット列中におけ
るピット部分の長さの比率が決定されることから、ピッ
ト列中におけるピット部分の長さの比率を容易に変える
ことができるとともに、可視像パターンのコントラスト
が視認しやすいという効果がある。
【0056】請求項5に記載の発明によれば、原盤に形
成すべき中間調画像の階調に応じて前記レーザ光の断続
のデューティ比を制御する制御手段を有することから、
ピット列におけるピット部分の長さの比率の分布により
中間調画像が可視表示される光ディスクの原盤を容易に
製造することができ、絵や文字等の画像の濃度を自由に
表現でき、品位が高く視認性の優れた可視表示ができる
光ディスクを得ることができるという効果がある。
【0057】請求項6に記載の発明によれば、制御手段
は、原盤に形成すべき中間調画像の階調を記憶した記憶
装置と、レーザ光の照射位置検出手段と、周期がランダ
ムで2つのレベル間で鋸状の出力を発生する鋸波発生部
と、照射位置検出手段の出力に応じて記憶装置から読み
出される出力と鋸波発生部の出力とを比較し2値出力を
発生する手段を有することから、請求項5に記載の発明
と同様の作用効果を奏するとともに、ピット列中におけ
るピット部分の長さの比率を容易に変えることができ可
視像パターンのコントラストが視認しやすい光ディスク
を容易に製造することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスクの実施の形態の拡大平面図
である。
【図2】ダミーピット列を有する光ディスクを製造する
ための原盤記録装置の構成図を示す。
【図3】図2に示された信号源を説明するブロック図で
ある。
【図4】図3に示された各ブロックの出力を表す動作説
明図である。
【図5】記録ピット部分およびランド部分の長さを説明
する説明図である。
【図6】貼り合わせ構造の光ディスクの全体構造図であ
り、図6(A)は平面図、図6(B)は図6(A)の
A,A’における断面図である。
【図7】貼り合わせ構造の第1の例を説明する詳細図で
あり、図7(A)はコントラスト差による表示をしない
光ディスクの断面図であり、図7(B)はコントラスト
差による表示をする光ディスクの断面図である。
【図8】貼り合わせ構造の第2の例を説明する詳細図で
あり、図8(A)はコントラスト差による表示をしない
光ディスクの断面図であり、図8(B)はコントラスト
差による表示をする光ディスクの断面図である。
【図9】一例として数字1を可視表示している従来の光
ディスクの拡大平面図である。
【符号の説明】
1…ピット部分、2…ランド部分、11…光ディスク原
盤、12…駆動装置、15…角度検出器、16…送りね
じ、19…スケール、20…半径方向位置検出器、39
…可視像パターン、61…貼り合わせ式の光ディスク、
61b…情報記録してない基盤、61c…情報記録して
ある基盤、71,74,78,91,93…透明基板、
72,75,79,94…アルミニウム反射膜、73,
76、80…保護層、77,92,95…接着層、1…
ピット部分、2…ランド部分、101…数字1を表す部
分。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に螺旋状または同心円状のピット列
    が形成された透明層と前記片面を覆う反射層を有し、前
    記ピット列におけるピット部分の長さの比率の分布によ
    り中間調画像が可視表示されることを特徴とする光ディ
    スク。
  2. 【請求項2】 片面に螺旋状または同心円状のピット列
    が形成された透明基板と前記片面を覆う反射層を有し、
    前記ピット列中におけるピット部分の長さの比率の分布
    により中間調画像が可視表示される第1の基盤と情報記
    録面を有する第2の基盤とが貼り合わされていることを
    特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】 片面に螺旋状または同心円状のピット列
    が形成された透明基板と前記片面を覆う反射層を有し、
    前記ピット列中におけるピットパターンにより情報が記
    録される領域と、前記ピット列中におけるピット部分の
    長さの比率の分布により中間調画像が可視表示される領
    域を有することを特徴とする光ディスク。
  4. 【請求項4】 前記ピット部分の長さと前記ピット部分
    の一方端に隣接するランド部分の長さの和がランダムに
    変化するとともに、前記ピット部分の長さと前記ランド
    部分の長さの比率により前記ピット列中におけるピット
    部分の長さの比率が決定されることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】 フォトレジスト層が形成された原盤を回
    転させ、前記フォトレジスト層に断続変調されたレーザ
    光を照射することにより螺旋状または同心円状のピット
    列を形成する光ディスク原盤記録装置において、前記原
    盤に形成すべき中間調画像の階調に応じて前記レーザ光
    の断続のデューティ比を制御する制御手段を有すること
    を特徴とする光ディスク原盤記録装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記原盤に形成すべき
    中間調画像の階調を記憶した記憶装置と、前記レーザ光
    の照射位置検出手段と、周期がランダムで2つのレベル
    間で鋸状の出力を発生する鋸波発生部と、前記照射位置
    検出手段の出力に応じて前記記憶装置から読み出される
    出力と前記鋸波発生部の出力とを比較し2値出力を発生
    する手段を有することを特徴とする請求項5に記載の光
    ディスク原盤記録装置。
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