JPH09231004A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH09231004A
JPH09231004A JP3639096A JP3639096A JPH09231004A JP H09231004 A JPH09231004 A JP H09231004A JP 3639096 A JP3639096 A JP 3639096A JP 3639096 A JP3639096 A JP 3639096A JP H09231004 A JPH09231004 A JP H09231004A
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JP3639096A
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Michiaki Katou
道晃 加藤
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 希望する箇所に速やかに移動する制御や情報
処理過程時に制御量を可変にする制御を実現すること。 【解決手段】 情報処理過程時に接触指手段12を介し
て入力されたジェスチャ情報14aに対応した操作コマ
ンドに応じて情報処理を実行可能であるとともに、ジェ
スチャ情報14aの組合せにおける複合的意味を判定し
てこれに対応した所定の情報処理を実行可能な情報処理
装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の情報処理装置は、情
報処理過程時に接触指手段を介して入力されたジェスチ
ャ情報に対応した操作コマンドに応じて情報処理を実行
可能である情報処理装置に関し、特に、データ入力やデ
ータ検索等の情報処理過程時に操作者の指やタッチペン
等の接触指手段を介してジェスチャ読取手段より入力さ
れたジェスチャ情報に対応した操作コマンドに応じてデ
ータ入力、データ計算、データ検索、データ表示等の情
報処理を実行可能である携帯情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の情報処理装置9としては、
例えば、図6に示すようなものがある。すなわち情報処
理装置9は、ジェスチャ情報を読取可能であるタッチパ
ネル等のジェスチャ読取手段5を装置して成り、データ
入力やデータ検索等の情報処理過程時に操作者の指やタ
ッチペン等の接触指手段を介してジェスチャ読取手段
(具体的にはタッチパネル)5より入力されたジェスチ
ャ情報に対応した操作コマンドに応じてデータ入力、デ
ータ計算、データ検索、データ表示等の情報処理を実行
可能であった。
【0003】このような情報処理装置9においては、制
御指示アイコン1〜4を操作者の指やタッチペン等の接
触指手段を介して操作することによりジェスチャ情報を
生成することができ、その結果に基づいてスクロール表
示制御、ページ捲り表示制御、カーソール移動表示制御
が実行されていた。
【0004】スクロール表示制御、ページ捲り表示制
御、カーソール移動表示制御において、これらの制御指
示アイコン1〜4を用いた制御量は一定値に設定されて
いた。例えば、スクロール制御指示アイコン2、4を押
す毎に一行づつのスクロールが実行可能であった。この
ような一行づつのスクロール制御においては、情報処理
過程時のスクロール量、スクロール速度は一定値に設定
されていた。
【0005】また、制御指示アイコン1〜4を操作者の
指やタッチペン等の接触指手段を介して操作することに
より生成される各ジェスチャ情報は各々独立した操作コ
マンド情報を生成するようになっていた。例えば、スク
ロール制御指示アイコン2、4を押す毎に一行づつのス
クロール制御においては、情報処理過程時に、移動距離
が長い間は制御量を大きくして移動速度を大きくし、移
動目的箇所に近づいた際に移動速度を小さくするよう
な、制御量の可変制御は行われていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報処理装置9では、スクロール表示制御、
ページ捲り表示制御、カーソール移動表示制御における
制御指示アイコン1〜4を用いた制御量が一定値に固定
されており、その結果、希望する箇所に速やかに移動す
る制御や情報処理過程時に制御量を可変にする制御(具
体的には、スクロール表示制御、ページ捲り表示制御、
またはカーソール移動表示制御における制御量の可変制
御)が難しいという問題点があった。
【0007】例えば、スクロール制御指示アイコン2、
4を押す毎に一行づつのスクロール制御においては、情
報処理過程時のスクロール量、スクロール速度は一定値
に固定されており、その結果、希望する箇所に速やかに
移動する制御が難しいという問題点があった。また情報
処理過程時に、移動距離が長い間は制御量を大きくして
移動速度を大きくし、移動目的箇所に近づいた際に移動
速度を小さくするような、制御量の可変制御(具体的に
は、スクロール表示制御、ページ捲り表示制御、または
カーソール移動表示制御における制御量の可変制御)が
難しいという問題点があった。
【0008】また、制御指示アイコン1〜4を操作者の
指やタッチペン等の接触指手段を介して操作することに
より生成される各ジェスチャ情報は各々独立した操作コ
マンド情報を生成するようになっており、これら複数の
ジェスチャ情報を組み合わせて成る複合情報に対応する
操作コマンドを生成することが難しく、その結果、情報
処理過程時に、移動距離が長い間は制御量を大きくして
移動速度を大きくし、移動目的箇所に近づいた際に移動
速度を小さくするような、制御量の可変制御(具体的に
は、スクロール表示制御、ページ捲り表示制御、または
カーソール移動表示制御における制御量の可変制御)が
難しいという問題点があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、情報処理過程時に接触指手段を介
して入力されたジェスチャ情報に対応した操作コマンド
に応じて情報処理を実行可能であるとともに、ジェスチ
ャ情報の組合せにおける複合的意味を判定してこれに対
応した所定の情報処理を実行可能な手段を装置すること
により、希望する箇所に速やかに移動する制御や情報処
理過程時に制御量を可変にする制御(具体的には、スク
ロール表示制御、ページ捲り表示制御、またはカーソー
ル移動表示制御における制御量の可変制御)を実現でき
る情報処理装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、以下の各項に存する。 [1]項 情報処理過程時に接触指手段(12)を介して入力され
たジェスチャ情報(14a)に対応した操作コマンドに
応じて情報処理を実行可能である情報処理装置(10)
であって、前記ジェスチャ情報(14a)の組合せにお
ける複合的意味を判定してこれに対応した所定の情報処
理を実行可能である、ことを特徴とする情報処理装置
(10)。
【0011】[2]項 前記操作コマンドにかかるジェスチャ情報(14a)を
生成可能な少なくとも1つ以上の前記接触指手段(1
2)と、前記各ジェスチャ情報(14a)を読取可能で
あるジェスチャ読取手段(14)と、前記読み取った少
なくとも1つ以上のジェスチャ情報(14a)の各々を
解読して解読ジェスチャ情報(17)を各々生成可能な
ジェスチャ解読手段(16)と、前記少なくとも1つ以
上の解読ジェスチャ情報(17)の組合せが生成する複
合的意味を判定して複合ジェスチャ情報(18a)を生
成可能な複合ジェスチャ解読手段(18)と、前記複合
ジェスチャ情報(18a)に対応する操作コマンド情報
(21)を生成可能なコマンド発生手段(20)と、前
記操作コマンド情報(21)に対応した所定の情報処理
を促すことが可能な制御手段(22)と、を備えて成る
ことを特徴とする[1]項に記載の情報処理装置(1
0)。
【0012】[3]項 前記操作コマンドにかかる少なくとも1つ以上のジェス
チャ情報(14a)を生成可能な単一の前記接触指手段
(12)と、前記各ジェスチャ情報(14a)を読取可
能であるジェスチャ読取手段(14)と、前記接触指手
段(12)が生成する少なくとも1つ以上のジェスチャ
情報(14a)を読取可能であるジェスチャ読取手段
(14)と、前記読み取った少なくとも1つ以上のジェ
スチャ情報(14a)の各々を解読して解読ジェスチャ
情報(17)を各々生成可能なジェスチャ解読手段(1
6)と、前記少なくとも1つ以上の解読ジェスチャ情報
(17)の組合せが生成する複合的意味を判定して複合
ジェスチャ情報(18a)を生成可能な複合ジェスチャ
解読手段(18)と、前記複合ジェスチャ情報(18
a)に対応する操作コマンド情報(21)を生成可能な
コマンド発生手段(20)と、前記操作コマンド情報
(21)に対応した所定の情報処理を促すことが可能な
制御手段(22)と、を備えて成ることを特徴とする
[1]項に記載の情報処理装置(10)。
【0013】[4]項 [1]項、[2]項、または[3]項に記載のジェスチ
ャ読取手段(14)は、前記情報処理の実行過程を表示
可能である、ことを特徴とする情報処理装置(10)。
【0014】[5]項 前記ジェスチャ読取手段(14)は前記接触指手段(1
2)を介して前記ジェスチャ情報(14a)を読取可能
なタッチパネル手段(14A)である、ことを特徴とす
る[1]項〜[4]項に記載の情報処理装置(10)。
【0015】[6]項 [5]項に記載のタッチパネル手段(14A)は、前記
接触指手段(12)が機械的に接触した際に生成される
押圧信号を用いて前記ジェスチャ情報(14a)を読取
可能な感圧読取型タッチパネル(14A−1)である、
ことを特徴とする情報処理装置(10)。
【0016】[7]項 [5]項に記載のタッチパネル手段(14A)は、前記
接触指手段(12)が電気的に接触した際に生成される
電気信号を用いて前記ジェスチャ情報(14a)を読取
可能な感圧読取型タッチパネル(14A−1)である、
ことを特徴とする情報処理装置(10)。
【0017】[8]項 [5]項に記載のタッチパネル手段(14A)は、前記
接触指手段(12)が光学的に接触した際に生成される
光信号を用いて前記ジェスチャ情報(14a)を読取可
能な感圧読取型タッチパネル(14A−1)である、こ
とを特徴とする情報処理装置(10)。
【0018】[9]項 前記ジェスチャ情報(14a)は、前記接触指手段(1
2)が生成した少なくとも1つ以上の前記機械的接触
点、前記電気的接触点、または前記光学的接触点が生成
する接触点個数の変化情報(17a)、接触位置情報
(17b)、接触軌跡情報(17c)、移動速度情報
(17d)、移動方向情報(17e)、若しくは移動距
離情報(17f)のうち少なくとも1つ以上の情報、ま
たはこれらの情報を組み合わせて成る複合情報に基づい
て生成される情報である、ことを特徴とする[1]項〜
[8]項に記載の情報処理装置(10)。
【0019】[10]項 前記操作コマンド情報(21)は、前記情報処理の実行
過程におけるカーソール移動表示制御にかかるカーソー
ル移動方向情報(21a−1)、カーソール移動量情報
(21a−2)、若しくはカーソール移動速度情報(2
1a−3)のうち少なくとも1つ以上の情報、またはこ
れらの情報を組み合わせて成る複合情報に基づいて生成
される情報である、ことを特徴とする[9]項に記載の
情報処理装置(10)。
【0020】[11]項 前記操作コマンド情報(21)は、前記情報処理の実行
過程におけるページ捲り表示制御にかかるページ捲り方
向情報(21b−1)、一括ページ捲り枚数情報(21
b−2)、若しくはページ捲り速度情報(21b−3)
のうち少なくとも1つ以上の情報、またはこれらの情報
を組み合わせて成る複合情報に基づいて生成される情報
である、ことを特徴とする[9]項、または[10]項
に記載の情報処理装置(10)。
【0021】[12]項 前記接触軌跡情報(17c)は、右回りの円軌跡情報
(17c−1)、若しくは左回りの円軌跡情報(17c
−2)のうち少なくとも1つ以上の情報、またはこれら
の情報を組み合わせて成る複合情報に基づいて生成され
る情報である、ことを特徴とする[9]項、[10]
項、または[11]項に記載の情報処理装置(10)。
【0022】[13]項 前記操作コマンド情報(21)は、前記情報処理の実行
過程におけるスクロール表示制御にかかるスクロール方
向情報(21c−1)、スクロール量情報(21c−
2)、若しくはスクロール速度情報(21c−3)のう
ち少なくとも1つ以上の情報、またはこれらの情報を組
み合わせて成る複合情報に基づいて生成される情報であ
る、ことを特徴とする[9]項〜[12]項に記載の情
報処理装置(10)。
【0023】[14]項 前記接触点個数の変化情報(17a)は、単一接触点か
ら複数接触点への変化情報(17a−1)、若しくは複
数接触点から単一接触点への変化情報(17a−2)の
うち少なくとも1つ以上の情報、またはこれらの情報を
組み合わせて成る複合情報に基づいて生成される情報で
ある、ことを特徴とする[9]項〜[13]項に記載の
情報処理装置(10)。
【0024】[15]項 前記操作コマンド情報(21)は、電源のON/OFF
にかかる情報(21d−1)である、ことを特徴とする
[9]項〜[14]項に記載の情報処理装置(10)。
【0025】[16]項 前記操作コマンド情報(21)は、レジューム機能を伴
う電源のON/OFFにかかる情報(21d−2)であ
る、ことを特徴とする[9]項〜[14]項に記載の情
報処理装置(10)。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態にかかる
情報処理装置(10)の機能ブロック図である。図2は
本発明の実施の形態にかかるジェスチャ読取手段(1
4)の正面図である。
【0027】始めに、発明の実施の形態の情報処理装置
(10)の主要構成を説明する。本発明の実施の形態の
情報処理装置(10)は、情報処理過程時に接触指手段
(12)を介して入力されたジェスチャ情報(12a)
に対応した操作コマンド情報(21)に応じて情報処理
を実行可能であって、さらにジェスチャ情報(14a)
の組合せにおける複合的意味を判定してこれに対応した
所定の情報処理を実行可能なものであって、具体的に
は、データ入力やデータ検索等の情報処理過程時に操作
者の指やタッチペン等の接触指手段(12)を介してジ
ェスチャ読取手段(具体的には、タッチパネル手段(1
4A))(14)より入力されたジェスチャ情報(12
a)に対応した操作コマンド情報(21)に応じてデー
タ入力、データ計算、データ検索、データ表示等の情報
処理を実行可能である携帯情報端末装置(10)であっ
て、図1に示すように、操作コマンドにかかるジェスチ
ャ情報(14a)を生成可能な少なくとも1つ以上の接
触指手段(12)と、各ジェスチャ情報(14a)を読
取可能であるジェスチャ読取手段(14)と、読み取っ
た少なくとも1つ以上のジェスチャ情報(14a)の各
々を解読して解読ジェスチャ情報(17)を各々生成可
能なジェスチャ解読手段(16)と、少なくとも1つ以
上の解読ジェスチャ情報(17)の組合せが生成する複
合的意味を判定して複合ジェスチャ情報(18a)を生
成可能な複合ジェスチャ解読手段(18)と、複合ジェ
スチャ情報(18a)に対応する操作コマンド情報(2
1)を生成可能なコマンド発生手段(20)と、操作コ
マンド情報(21)に対応した所定の情報処理を促すこ
とが可能な制御手段(22)と、を装置して成る。
【0028】また本発明の実施の形態の情報処理装置
(10)は、操作コマンドにかかる少なくとも1つ以上
のジェスチャ情報(14a)を生成可能な単一の接触指
手段(12)と、各ジェスチャ情報(14a)を読取可
能であるジェスチャ読取手段(14)と、接触指手段
(12)が生成する少なくとも1つ以上のジェスチャ情
報(14a)を読取可能であるジェスチャ読取手段(1
4)と、読み取った少なくとも1つ以上のジェスチャ情
報(14a)の各々を解読して解読ジェスチャ情報(1
7)を各々生成可能なジェスチャ解読手段(16)と、
少なくとも1つ以上の解読ジェスチャ情報(17)の組
合せが生成する複合的意味を判定して複合ジェスチャ情
報(18a)を生成可能な複合ジェスチャ解読手段(1
8)と、複合ジェスチャ情報(18a)に対応する操作
コマンド情報(21)を生成可能なコマンド発生手段
(20)と、操作コマンド情報(21)に対応した所定
の情報処理を促すことが可能な制御手段(22)と、を
装置して構成されていても良い。
【0029】情報処理装置(10)は、具体的には、M
PU、RAM、ROM、EEPROM等の半導体記憶デ
バイス、MO等の磁気光記憶手段や磁気ディスク等の磁
気記憶手段、等を用いて構成することができる。次に、
発明の実施の形態の接触指手段(12)の主要構成を説
明する。
【0030】接触指手段は、データ入力やデータ検索等
の情報処理過程時にジェスチャ情報(12a)を入力す
るためのものであって、具体的には、操作者の指やタッ
チペン等を意味する。本発明の実施の形態の接触指手段
(12)は、機械的に接触した際に、ジェスチャ読取手
段(14)が読み取り可能な機械的押圧信号(具体的に
は、筆圧等の押し付け圧力)を生成するとともに、その
押圧信号をジェスチャ情報(14a)としてジェスチャ
読取手段(14)に伝達可能な手段を意味し、具体的に
は、感圧式タッチペンのような機械的接触指手段(1
2)によって達成することができる。
【0031】また本発明の実施の形態の接触指手段(1
2)は、電気的に接触した際に、ジェスチャ読取手段
(14)が読み取り可能な電気的押圧信号(具体的に
は、接触抵抗、電気抵抗変化、静電容量変化)を生成す
るとともに、その押圧信号をジェスチャ情報(14a)
としてジェスチャ読取手段(14)に伝達可能な電気的
接触指手段(12)を用いても良い。
【0032】また本発明の実施の形態の接触指手段(1
2)は、光学的に接触した際に、ジェスチャ読取手段
(14)が読み取り可能な光学的押圧信号(具体的に
は、導伝率変化)を生成するとともに、その押圧信号を
ジェスチャ情報(14a)としてジェスチャ読取手段
(14)に伝達可能な手段を用いても良く、具体的に
は、ライトペンのような光学的接触指手段(12)によ
って達成することができる。
【0033】次に、発明の実施の形態のジェスチャ読取
手段(14)の主要構成を説明する。本発明の実施の形
態のジェスチャ読取手段(14)は、図1に示すよう
に、各ジェスチャ情報(14a)を読取可能なよう、ジ
ェスチャ解読手段(16)に接続されて成る。さらに、
ジェスチャ読取手段(14)は、情報処理の実行過程を
表示可能なよう、制御手段(22)に接続されて成る。
【0034】本発明の実施の形態のジェスチャ情報(1
4a)とは、接触指手段(12)が生成した少なくとも
1つ以上の機械的接触点、電気的接触点、または光学的
接触点が生成する接触点個数の変化情報(17a)、接
触位置情報(17b)、接触軌跡情報(17c)、移動
速度情報(17d)、移動方向情報(17e)、若しく
は移動距離情報(17f)のうち少なくとも1つ以上の
情報、またはこれらの情報を組み合わせて成る複合情報
に基づいて生成される情報を意味することが可能であ
る。
【0035】ジェスチャ読取手段(14)は接触指手段
(12)を介してジェスチャ情報(14a)を読取可能
なタッチパネル手段(14A)であり、図2に示すよう
に、情報処理装置(10)の上面に装置可能なものあっ
て、具体的には、感圧読取型タッチパネル(14A−
1)のような手段によって実現できる。
【0036】機械的接触指手段(12)を用いる場合の
タッチパネル手段(14A)としては、接触指手段(1
2)が機械的に接触した際に生成される機械的押圧信号
(具体的には、筆圧等の押し付け圧力)を用いてジェス
チャ情報(14a)を読取可能な感圧読取型タッチパネ
ル(14A−1)を用いることが可能であって、具体的
には、筆圧等の押し付け圧力感応型タッチパネル等を用
いることができる。
【0037】また電気的接触指手段(12)を用いる場
合のタッチパネル手段(14A)としては、接触指手段
(12)が電気的に接触した際に生成される電気的押圧
信号(具体的には、接触抵抗、電気抵抗変化、静電容量
変化)を用いてジェスチャ情報(14a)を読取可能な
感圧読取型タッチパネル(14A−1)を用いることが
可能であって、具体的には、接触抵抗感応型タッチパネ
ル、電気抵抗変化感応型タッチパネル、または静電容量
変化感応型タッチパネル等を用いることができる。
【0038】またライトペンのような光学的接触指手段
(12)を用いる場合のタッチパネル手段(14A)と
しては、接触指手段(12)が光学的に接触した際に生
成される光学的押圧信号(具体的には、導伝率変化)を
用いてジェスチャ情報(14a)を読取可能な感圧読取
型タッチパネル(14A−1)を用いることが可能であ
って、具体的には、導伝率変化感応型タッチパネルを用
いることができる。
【0039】なお、ジェスチャ読取手段(14)には、
この他に、MPU、RAM、ROM、EEPROM等の
半導体記憶デバイス、MO等の磁気光記憶手段や磁気デ
ィスク等の磁気記憶手段、等が構成要素として用いられ
ても良い。ジェスチャ読取手段(14)における表示手
段としては、具体的には、液晶ディスプレイ、LEDデ
ィスプレイ、エレクトロ・ルミネッセンスディスプレ
イ、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイ等を用
いることができる。
【0040】次に、発明の実施の形態のジェスチャ解読
手段(16)の主要構成を説明する。本発明の実施の形
態のジェスチャ解読手段(16)は、図1に示すよう
に、読み取った少なくとも1つ以上のジェスチャ情報
(14a)の各々を解読して解読ジェスチャ情報(1
7)を各々生成可能なよう、ジェスチャ読取手段(1
4)と複合ジェスチャ解読手段(18)とに接続されて
成る。
【0041】ジェスチャ解読手段(16)は、具体的に
は、MPU、RAM、ROM、EEPROM等の半導体
記憶デバイス、MO等の磁気光記憶手段や磁気ディスク
等の磁気記憶手段、等を用いて構成することができる。
接触点個数の変化情報(17a)とは、単一接触点から
複数接触点への変化情報(17a−1)、若しくは複数
接触点から単一接触点への変化情報(17a−2)のう
ち少なくとも1つ以上の情報、またはこれらの情報を組
み合わせて成る複合情報に基づいて生成される情報を意
味することが可能である。
【0042】接触軌跡情報(17c)とは、右回りの円
軌跡情報(17c−1)、若しくは左回りの円軌跡情報
(17c−2)のうち少なくとも1つ以上の情報、また
はこれらの情報を組み合わせて成る複合情報に基づいて
生成される情報を意味することが可能である。
【0043】次に、発明の実施の形態の複合ジェスチャ
解読手段(18)の主要構成を説明する。本発明の実施
の形態の複合ジェスチャ解読手段(18)は、図1に示
すように、少なくとも1つ以上の解読ジェスチャ情報
(17)の組合せが生成する複合的意味を判定して複合
ジェスチャ情報(18a)を生成可能なよう、ジェスチ
ャ解読手段(16)とコマンド発生手段(20)とに接
続されて成る。
【0044】複合ジェスチャ解読手段(18)は、具体
的には、MPU、RAM、ROM、EEPROM等の半
導体記憶デバイス、MO等の磁気光記憶手段や磁気ディ
スク等の磁気記憶手段、等を用いて構成することができ
る。次に、発明の実施の形態のコマンド発生手段(2
0)の主要構成を説明する。
【0045】本発明の実施の形態のコマンド発生手段
(20)は、図1に示すように、複合ジェスチャ情報
(18a)に対応する操作コマンド情報(21)を生成
可能なよう、複合ジェスチャ解読手段(18)と制御手
段(22)とに接続されて成る。コマンド発生手段(2
0)は、具体的には、MPU、RAM、ROM、EEP
ROM等の半導体記憶デバイス、MO等の磁気光記憶手
段や磁気ディスク等の磁気記憶手段、等を用いて構成す
ることができる。
【0046】本発明の実施の形態の操作コマンド情報
(21)とは、情報処理の実行過程におけるページ捲り
表示制御にかかるページ捲り方向情報(21b−1)、
一括ページ捲り枚数情報(21b−2)、若しくはペー
ジ捲り速度情報(21b−3)のうち少なくとも1つ以
上の情報、またはこれらの情報を組み合わせて成る複合
情報に基づいて生成される情報を意味することが可能で
ある。
【0047】ページ捲り表示制御とは、例えば、ワープ
ロ文書や表計算ワークシートにおける操作者側からの頁
捲り要求に対する情報処理時の頁捲り処理およびそれに
伴う頁捲り表示に必要な制御を意味する。ページ捲り方
向情報(21b−1)は、操作者が情報処理時のページ
捲り表示制御における頁捲りの方向を指定するための情
報であって、先頭頁方向、または最終頁方向への頁捲り
を指定することができる。
【0048】一括ページ捲り枚数情報(21b−2)
は、操作者が情報処理時のページ捲り表示制御における
一度に捲る頁数を指定するための情報であって、現在表
示されている頁から先頭頁方向へ指定頁分だけ一度に捲
るページ捲り表示制御、または現在表示されている頁か
ら最終頁方向へ指定頁分だけ一度に捲るページ捲り表示
制御(所謂、ページジャンプ制御)を指定することがで
きる。また同様の意味で、指定頁まで一時にジャンプす
るページ捲り表示制御(所謂、ページジャンプ制御)も
この一括ページ捲り枚数情報(21b−2)を用いるこ
とによって可能となる。
【0049】ページ捲り速度情報(21b−3)は、操
作者が情報処理時のページ捲り表示制御におけるページ
捲り速度を随時変更指定するための情報であって、例え
ば、目的の頁と現在表示されている頁とが離れている場
合はページ捲り速度を高速頁捲りに指定して素早く目的
の頁に到達するページ捲り表示制御を促し、さらに目的
の頁に接近した際に頁捲り速度を低速頁捲りに指定して
ゆっくりとした頁捲りを命令して目的の頁か否かを確認
するページ捲り表示制御を促すことができる。
【0050】また操作コマンド情報(21)とは、情報
処理の実行過程におけるカーソール移動表示制御にかか
るカーソール移動方向情報(21a−1)、カーソール
移動量情報(21a−2)、若しくはカーソール移動速
度情報(21a−3)のうち少なくとも1つ以上の情
報、またはこれらの情報を組み合わせて成る複合情報に
基づいて生成される情報を意味することが可能である。
【0051】カーソール表示制御とは、例えば、ワープ
ロ文書や表計算ワークシートにおける操作者側からのカ
ーソール移動要求に対するカーソール移動処理およびそ
れに伴うカーソール表示に必要な制御を意味する。カー
ソール移動処理時には、所定行数(則ち、カーソール
量)づつ、文書の先頭方向または末尾方向にワープロ文
書や表計算ワークシート上を順次カーソールが移動して
表示される。
【0052】カーソール移動方向情報(21a−1)
は、操作者が情報処理時のカーソール表示制御における
カーソールの移動方向を指定するための情報であって、
文書の先頭方向、または末尾方向へのカーソール移動処
理を指定することができる。カーソール移動量情報(2
1a−2)は、操作者がカーソール表示制御における一
度に移動させるカーソール移動量を指定するための情報
であって、1行カーソール移動、2行カーソール移動の
他、操作者がカーソール量を任意に指定するカーソール
表示制御を実行するための情報である。
【0053】カーソール移動速度情報(21a−3)
は、操作者が情報処理時のカーソール表示制御における
カーソール移動速度を随時変更指定するための情報であ
って、例えば、目的の頁と現在表示されている頁とが離
れている場合はカーソール移動速度を高速カーソールに
指定して素早く目的の頁に到達するカーソール表示制御
を促し、さらに目的の頁に接近した際にカーソール移動
速度を低速カーソールに指定してゆっくりとしたカーソ
ールを命令して目的の頁か否かを確認するカーソール表
示制御を促すことができる。
【0054】また操作コマンド情報(21)とは、情報
処理の実行過程におけるスクロール表示制御にかかるス
クロール方向情報(21c−1)、スクロール量情報
(21c−2)、若しくはスクロール速度情報(21c
−3)のうち少なくとも1つ以上の情報、またはこれら
の情報を組み合わせて成る複合情報に基づいて生成され
る情報を意味することが可能である。
【0055】スクロール表示制御とは、例えば、ワープ
ロ文書や表計算ワークシートにおける操作者側からのス
クロール要求に対するスクロール処理およびそれに伴う
スクロール表示に必要な制御を意味する。スクロール処
理時には、所定行数(則ち、スクロール量)づつ、文書
の先頭方向または末尾方向にワープロ文書や表計算ワー
クシートが順次スクロール表示される。
【0056】スクロール方向情報(21c−1)は、操
作者が情報処理時のスクロール表示制御におけるスクロ
ールの方向を指定するための情報であって、文書の先頭
方向、または末尾方向へのスクロール処理を指定するこ
とができる。スクロール量情報(21c−2)は、操作
者がスクロール表示制御における一度にスクロールさせ
るスクロール量を指定するための情報であって、1行ス
クロール、2行スクロールの他、操作者がスクロール量
を任意に指定するスクロール表示制御を実行するための
情報である。
【0057】スクロール速度情報(21c−3)は、操
作者が情報処理時のスクロール表示制御におけるスクロ
ール速度を随時変更指定するための情報であって、例え
ば、目的の頁と現在表示されている頁とが離れている場
合はスクロール速度を高速スクロールに指定して素早く
目的の頁に到達するスクロール表示制御を促し、さらに
目的の頁に接近した際にスクロール速度を低速スクロー
ルに指定してゆっくりとしたスクロールを命令して目的
の頁か否かを確認するスクロール表示制御を促すことが
できる。
【0058】また操作コマンド情報(21)は、電源の
ON/OFFにかかる情報(21d−1)を意味するこ
とが可能である。接触指手段(12)の操作による電源
のON/OFFにかかる情報(21d−1)を用いるこ
とによって、情報処理装置(10)の電力を供給するた
めの主電源(例えば、スイッチングレギュレータを用い
た電源)を、自在にONしたり、OFFしたりすること
が可能となる。
【0059】また操作コマンド情報(21)は、レジュ
ーム機能を伴う電源のON/OFFにかかる情報(21
d−2)を意味することが可能である。レジューム機能
とは、電源をOFFする前の情報処理装置(10)の操
作環境や情報処理状態を、次回の電源のON時に再現す
ることを意味する。接触指手段(12)の操作によるレ
ジューム機能を伴う電源のON/OFFにかかる情報
(21d−2)を用いることによって、情報処理装置
(10)の電力を供給するための主電源(例えば、スイ
ッチングレギュレータを用いた電源)を、自在にONし
たり、OFFしたりすることが可能となるとともに、電
源をOFFする前の情報処理装置(10)の操作環境や
情報処理状態を、次回の電源のON時に再現することも
可能となる。
【0060】次に、発明の実施の形態の制御手段(2
2)の主要構成を説明する。本発明の実施の形態の制御
手段(22)は、図1に示すように、操作コマンド情報
(21)に対応した所定の情報処理を促すことが可能な
よう、コマンド発生手段(20)とジェスチャ読取手段
(14)とに接続されて成る。
【0061】制御手段(22)は、具体的には、MP
U、RAM、ROM、EEPROM等の半導体記憶デバ
イス、MO等の磁気光記憶手段や磁気ディスク等の磁気
記憶手段、等を用いて構成することができる。次に、発
明の実施の形態の情報処理装置(10)の作用を、図3
および図4のフローチャート、および図5の動作形態を
説明した操作態様図を用いて説明する。
【0062】図3(a)は本発明の実施の形態にかかる
表示のメイン制御のフローチャートであり、図3(b)
はスクロール表示処理のフローチャートである。図4は
本発明の実施の形態にかかるページ捲り表示制御、カー
ソール移動表示制御、スクロール表示制御、および電源
のON/OFF制御のフローチャートである。
【0063】図5(a−1)および同図(a−2)は接
触軌跡情報(17c)(具体的には、右回りの円軌跡情
報(17c−1))に基づくページ捲り表示制御におけ
る接触指手段(12)の操作態様およびその結果得られ
るジェスチャ情報(14a)の発明の実施の動作形態を
説明した操作態様図である。
【0064】図5(b−1)は接触点個数の変化情報
(17a)(具体的には、単一接触点から複数接触点へ
の変化情報(17a−1))に基づく電源のON/OF
F制御における接触指手段(12)の操作態様およびそ
の結果得られるジェスチャ情報(14a)の発明の実施
の動作形態を説明した操作態様図であり、また同図(b
−2)は接触点個数の変化情報(17a)(具体的には
複数接触点から単一接触点への変化情報(17a−
2))に基づく電源のON/OFF制御における接触指
手段(12)の操作態様およびその結果得られるジェス
チャ情報(14a)の発明の実施の動作形態を説明した
操作態様図である。
【0065】図5(c−1)および同図(c−2)は接
触軌跡情報(17c)(具体的には、接触位置情報(1
7b)、接触軌跡情報(17c)、移動速度情報(17
d)、移動方向情報(17e)、または移動距離情報
(17f))に基づくページ捲り表示制御(具体的に
は、1ページ捲り制御)における接触指手段(12)の
操作態様およびその結果得られるジェスチャ情報(14
a)の発明の実施の動作形態を説明した操作態様図であ
る。
【0066】図5(d−1)および同図(d−2)は接
触軌跡情報(17c)(具体的には、接触位置情報(1
7b)、接触軌跡情報(17c)、移動速度情報(17
d)、移動方向情報(17e)、または移動距離情報
(17f))に基づくページ捲り表示制御(具体的に
は、一括ページ(10ページ)捲り制御)における接触
指手段(12)の操作態様およびその結果得られるジェ
スチャ情報(14a)の発明の実施の動作形態を説明し
た操作態様図である。
【0067】図5(e−1)および同図(e−2)は接
触軌跡情報(17c)(具体的には、接触位置情報(1
7b)、接触軌跡情報(17c)、移動速度情報(17
d)、移動方向情報(17e)、または移動距離情報
(17f))に基づくカーソール移動表示制御における
接触指手段(12)の操作態様およびその結果得られる
ジェスチャ情報(14a)の発明の実施の動作形態を説
明した操作態様図である。始めに、発明の実施の形態の
情報処理装置(10)の主要動作を、図3および図4の
フローチャートを用いて説明する。
【0068】本発明の実施の形態の情報処理装置(1
0)は、図3(a)のフローチャートに示すように、情
報処理過程時に接触指手段(12)を介して入力された
ジェスチャ情報(12a)に対応した操作コマンド情報
(21)(具体的には、図5に示す各種操作態様を参
照)に応じて情報処理を実行可能(ステップS1〜ステ
ップS6)であって、さらにジェスチャ情報(14a)
の組合せ(具体的には、図5に示す各種操作態様を有機
的に組み合わせて生成されるジェスチャ情報(14
a))における複合的意味を判定してこれに対応した所
定の情報処理を実行可能である。
【0069】複合的意味を判定してこれに対応した所定
の情報処理としては、具体的には、図3または図4のフ
ローチャートに示すように、ページ捲り表示制御(図4
におけるステップP1のy→ステップP1−1→ステッ
プP1、またはステップP2のy→ステップP2−1→
ステップP1。具体的には、図5(c−1)および(c
−2)に示す1ページ捲り制御の操作態様、または(d
−1)および(d−2)に示す一括ページ(10ペー
ジ)捲り制御の操作態様参照)、カーソール移動表示制
御(図4におけるステップP3のy→ステップP3−1
→ステップP1。具体的には、図5(e−1)および
(e−2)に示す操作態様参照)、スクロール表示制御
(図3(b)におけるステップS5:ステップS5−1
→,…,→ステップS5−6、または図4におけるステ
ップP4のy→ステップP4−1→ステップP1。具体
的には、図5(a−1)および(a−2)に示す操作態
様参照)、レジューム機能を伴う電源のON/OFF制
御(図4におけるステップP5のy→ステップP5−1
→ステップP1。具体的には、図5(b−1)および
(b−2)に示す操作態様参照)、および電源のON/
OFF制御等の表示制御(図4におけるステップP5の
y→ステップP5−1→ステップP1。具体的には、図
5(b−1)および(b−2)に示す操作態様参照)等
の情報処理を実行することができる。
【0070】さらに詳しくは、データ入力やデータ検索
等の情報処理過程時に操作者の指やタッチペン等の接触
指手段(12)を介してジェスチャ読取手段(具体的に
は、タッチパネル手段(14A))(14)より入力さ
れたジェスチャ情報(12a)に対応した操作コマンド
情報(21)に応じてデータ入力、データ計算、データ
検索、データ表示等の情報処理を実行可能である。
【0071】これにより、希望する箇所に速やかに移動
する制御や情報処理過程時に制御量を可変にする制御
(具体的には、スクロール表示制御、ページ捲り表示制
御、またはカーソール移動表示制御における制御量の可
変制御)を実現できる。更に詳しく本発明の実施の形態
の情報処理装置(10)の動作について、図3および図
4のフローチャートを用いて説明する。
【0072】少なくとも1つ以上装置された接触指手段
(12)は、図5の各種の動作形態に示すような各種の
操作コマンドにかかるジェスチャ情報(14a)を生成
可能である(ステップS1)。ジェスチャ読取手段(具
体的には、感圧読取型タッチパネル(14A−1))
(14)は、各ジェスチャ情報(14a)を読み取る処
理を実行可能である(ステップS1)。またジェスチャ
読取手段(14)は、接触指手段(12)が生成する少
なくとも1つ以上のジェスチャ情報(14a)を読み取
ることも可能である(ステップS1)。
【0073】ジェスチャ解読手段(16)は、読み取っ
た少なくとも1つ以上のジェスチャ情報(14a)の各
々を解読して解読ジェスチャ情報(17)を各々生成可
能である(ステップS2、およびステップP1〜ステッ
プP5)。複合ジェスチャ解読手段(18)は、少なく
とも1つ以上の解読ジェスチャ情報(17)の組合せ
(具体的には、図5に示す各種操作態様を有機的に組み
合わせて生成されるジェスチャ情報(14a))が生成
する複合的意味を判定して複合ジェスチャ情報(18
a)を生成可能である(具体的には、ステップP1〜ス
テップP5)。
【0074】コマンド発生手段(20)は、複合ジェス
チャ情報(18a)に対応する操作コマンド情報(2
1)を生成可能である(具体的には、ステップP1〜ス
テップP5)。制御手段(22)は、操作コマンド情報
(21)に対応した所定の情報処理を促すことが可能で
ある(具体的には、ステップP1〜ステップP5、また
はステップP1−1、ステップP2−1、ステップP3
−1、ステップP4−1、若しくはステップP5−
1)。
【0075】次に、発明の実施の形態の接触指手段(1
2)の主要動作を、図3および図4のフローチャートを
用いて説明する。接触指手段は、データ入力やデータ検
索等の情報処理過程時にジェスチャ情報(12a)を入
力することが可能である。
【0076】本発明の実施の形態の機械的接触指手段
(12)は、機械的に接触した際に、ジェスチャ読取手
段(具体的には、感圧読取型タッチパネル(14A−
1))(14)が読み取り可能な機械的押圧信号(具体
的には、筆圧等の押し付け圧力)を生成するとともに、
その押圧信号をジェスチャ情報(14a)としてジェス
チャ読取手段(14)に伝達可能である。
【0077】また本発明の実施の形態の電気的接触指手
段(12)は、電気的に接触(但、構造的には非接触な
状態も可能)した際に、ジェスチャ読取手段(14)が
読み取り可能な電気的押圧信号(具体的には、接触抵
抗、電気抵抗変化、静電容量変化)を生成するととも
に、その押圧信号をジェスチャ情報(14a)としてジ
ェスチャ読取手段(14)に伝達可能である。
【0078】また本発明の実施の形態の光学的接触指手
段(12)は、光学的に接触(但、構造的には非接触な
状態も可能)した際に、ジェスチャ読取手段(具体的に
は、感圧読取型タッチパネル(14A−1))(14)
が読み取り可能な光学的押圧信号(具体的には、導伝率
変化)を生成するとともに、その押圧信号をジェスチャ
情報(14a)としてジェスチャ読取手段(14)に伝
達可能である。
【0079】次に、発明の実施の形態のジェスチャ読取
手段(14)の主要動作を、図3および図4のフローチ
ャートを用いて説明する。本発明の実施の形態のジェス
チャ読取手段(具体的には、感圧読取型タッチパネル
(14A−1))(14)は、各ジェスチャ情報(14
a)を読取可能である。
【0080】本発明の実施の形態のジェスチャ情報(1
4a)とは、接触指手段(12)が生成した少なくとも
1つ以上の機械的接触点、電気的接触点、または光学的
接触点が生成する接触点個数の変化情報(17a)、接
触位置情報(17b)、接触軌跡情報(17c)、移動
速度情報(17d)、移動方向情報(17e)、若しく
は移動距離情報(17f)のうち少なくとも1つ以上の
情報、またはこれらの情報を組み合わせて成る複合情報
に基づいて生成される情報を意味することが可能であ
る。
【0081】ジェスチャ読取手段(具体的には、感圧読
取型タッチパネル(14A−1))(14)は接触指手
段(12)を介してジェスチャ情報(14a)を読取可
能なタッチパネル手段(14A)であり、具体的には、
感圧読取型タッチパネル(14A−1)のような手段に
よって実現できる。
【0082】機械的接触指手段(12)を用いる場合の
タッチパネル手段(14A)としては、接触指手段(1
2)が機械的に接触した際に生成される機械的押圧信号
(具体的には、筆圧等の押し付け圧力)を用いてジェス
チャ情報(14a)を読取可能な感圧読取型タッチパネ
ル(14A−1)を用いることが可能であって、具体的
には、筆圧等の押し付け圧力感応型タッチパネル等を用
いることができる。
【0083】また電気的接触指手段(12)を用いる場
合のタッチパネル手段(14A)としては、接触指手段
(12)が電気的に接触した際に生成される電気的押圧
信号(具体的には、接触抵抗、電気抵抗変化、静電容量
変化)を用いてジェスチャ情報(14a)を読取可能な
感圧読取型タッチパネル(14A−1)を用いることが
可能であって、具体的には、接触抵抗感応型タッチパネ
ル、電気抵抗変化感応型タッチパネル、または静電容量
変化感応型タッチパネル等を用いることができる。
【0084】またライトペンのような光学的接触指手段
(12)を用いる場合のタッチパネル手段(14A)と
しては、接触指手段(12)が光学的に接触した際に生
成される光学的押圧信号(具体的には、導伝率変化)を
用いてジェスチャ情報(14a)を読取可能な感圧読取
型タッチパネル(14A−1)を用いることが可能であ
って、具体的には、導伝率変化感応型タッチパネルを用
いることができる。
【0085】ジェスチャ読取手段(具体的には、感圧読
取型タッチパネル(14A−1))(14)に装置され
た表示手段(具体的には、液晶ディスプレイ、LEDデ
ィスプレイ、エレクトロ・ルミネッセンスディスプレ
イ、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイ等)
は、情報処理過程を随時表示してユーザーインターフェ
ース性を向上させることができる。
【0086】ジェスチャ読取手段(14)を装置するこ
とにより、希望する箇所に速やかに移動する制御や情報
処理過程時に制御量を可変にする制御(具体的には、ス
クロール表示制御、ページ捲り表示制御、またはカーソ
ール移動表示制御における制御量の可変制御)を実現で
きる。
【0087】次に、発明の実施の形態のジェスチャ解読
手段(16)の主要動作を、図3および図4のフローチ
ャートを用いて説明する。本発明の実施の形態のジェス
チャ解読手段(16)は、読み取った少なくとも1つ以
上のジェスチャ情報(14a)の各々を解読して解読ジ
ェスチャ情報(17)を各々生成可能である(具体的に
は、ステップS2、およびステップP1〜ステップP
5)。
【0088】接触点個数の変化情報(17a)とは、単
一接触点から複数接触点への変化情報(17a−1)、
若しくは複数接触点から単一接触点への変化情報(17
a−2)のうち少なくとも1つ以上の情報、またはこれ
らの情報を組み合わせて成る複合情報に基づいて生成さ
れる情報を意味することが可能である。
【0089】具体的には、図5(b−1)および(b−
2)に示す操作態様に示すように、操作者が接触指を一
本から二本に変更するジェスチャを実行したとき(則
ち、単一接触点から複数接触点への変化情報(17a−
1)が生成されたとき)に電源のON制御を実行し、ま
た操作者が接触指を二本から一本に変更したとき(則
ち、複数接触点から単一接触点への変化情報(17a−
2)が生成されたとき)に電源のOFF制御を実行す
る、電源のON/OFF制御を実行することができる。
【0090】接触軌跡情報(17c)とは、右回りの円
軌跡情報(17c−1)、若しくは左回りの円軌跡情報
(17c−2)のうち少なくとも1つ以上の情報、また
はこれらの情報を組み合わせて成る複合情報に基づいて
生成される情報を意味することが可能である。
【0091】図5(a−1)および(a−2)に示す操
作態様に示すように、操作者が指で右回りの円軌跡を描
くジェスチャ(則ち、ジョグダイヤルジェスチャ)を行
うことによって、スクロール表示制御にかかるスクロー
ル方向情報(21c−1)、スクロール量情報(21c
−2)、スクロール速度情報(21c−3)を情報処理
中に随時任意に変更することができる。なお、ジョグダ
イヤルジェスチャの他方である左回りの円軌跡を描くジ
ェスチャについての動作説明は、スクロール方向が右回
りの円軌跡を描くジェスチャと反対になるだけなので記
載を省略する。
【0092】例えば、上方へスクロールさせたい場合
は、右回りの円軌跡を描くジョグダイヤルジェスチャを
実行することによって、スクロール表示制御にかかるス
クロール方向情報(21c−1)を情報処理中に随時任
意に変更することができる。また素早くスクロールさせ
たい場合は、素早いジョグダイヤルジェスチャを実行す
ることによって、スクロール表示制御にかかるスクロー
ル速度情報(21c−3)を情報処理中に随時任意に変
更することができる。またスクロール量を大きくしたい
場合は、大きな直径のジョグダイヤルジェスチャを実行
することによって、スクロール表示制御にかかるスクロ
ール量情報(21c−2)を情報処理中に随時任意に変
更することができる。
【0093】ジェスチャ解読手段(16)を装置するこ
とにより、希望する箇所に速やかに移動する制御や情報
処理過程時に制御量を可変にする制御(具体的には、ス
クロール表示制御、ページ捲り表示制御、またはカーソ
ール移動表示制御における制御量の可変制御)を実現で
きる。
【0094】次に、発明の実施の形態の複合ジェスチャ
解読手段(18)の主要動作を、図3および図4のフロ
ーチャートを用いて説明する。本発明の実施の形態の複
合ジェスチャ解読手段(18)は、少なくとも1つ以上
の解読ジェスチャ情報(17)の組合せが生成する複合
的意味を判定して複合ジェスチャ情報(18a)を生成
可能である(具体的には、ステップP1〜ステップP
5)。
【0095】複合ジェスチャ解読手段(18)を装置す
ることにより、希望する箇所に速やかに移動する制御や
情報処理過程時に制御量を可変にする制御(具体的に
は、スクロール表示制御、ページ捲り表示制御、または
カーソール移動表示制御における制御量の可変制御)を
実現できる。
【0096】次に、発明の実施の形態のコマンド発生手
段(20)の主要動作を、図3および図4のフローチャ
ートを用いて説明する。本発明の実施の形態のコマンド
発生手段(20)は、複合ジェスチャ情報(18a)に
対応する操作コマンド情報(21)を生成可能である
(具体的には、ステップP1〜ステップP5)。
【0097】本発明の実施の形態の操作コマンド情報
(21)とは、情報処理の実行過程におけるページ捲り
表示制御(具体的には、図4におけるステップP1のy
→ステップP1−1→ステップP1、またはステップP
2のy→ステップP2−1→ステップP1。具体的に
は、図5(c−1)および(c−2)に示す1ページ捲
り制御の操作態様、または(d−1)および(d−2)
に示す一括ページ(10ページ)捲り制御の操作態様参
照)にかかるページ捲り方向情報(21b−1)、一括
ページ捲り枚数情報(21b−2)、若しくはページ捲
り速度情報(21b−3)のうち少なくとも1つ以上の
情報、またはこれらの情報を組み合わせて成る複合情報
に基づいて生成される情報を意味することが可能であ
る。
【0098】ページ捲り表示制御とは、例えば、ワープ
ロ文書や表計算ワークシートにおける操作者側からの頁
捲り要求に対する情報処理時の頁捲り処理およびそれに
伴う頁捲り表示に必要な制御を意味する(具体的には、
図5(c−1)および(c−2)に示す1ページ捲り制
御の操作態様、または(d−1)および(d−2)に示
す一括ページ(10ページ)捲り制御の操作態様参
照)。
【0099】ページ捲り方向情報(21b−1)は、操
作者が情報処理時のページ捲り表示制御における頁捲り
の方向を指定するための情報であって、先頭頁方向、ま
たは最終頁方向への頁捲りを指定することができる(具
体的には、図5(c−1)および(c−2)に示す1ペ
ージ捲り制御の操作態様参照)。
【0100】具体的には、図5(c−1)および(c−
2)に示す1ページ捲り制御の操作態様に示すように、
操作者が2本の指で摘むようなジェスチャを行うことに
よって、1ページ捲り制御にかかるページ捲り方向情報
(21b−1)、ページ捲り速度情報(21b−3)を
情報処理中に随時任意に変更することができる。
【0101】例えば、操作者が2本の指で上方へ摘むよ
うなジェスチャを実行することによって、ページ捲り表
示制御にかかるページ捲り方向情報(21b−1)を情
報処理中に随時任意に変更することができる。また素早
い操作者が2本の指で摘むようなジェスチャを実行する
ことによって、ページ捲り表示制御にかかるページ捲り
速度情報(21b−3)を情報処理中に随時任意に変更
することができる。また大きなジェスチャを実行するこ
とによって、ページ捲り表示制御にかかる一括ページ捲
り枚数情報(21b−2)を情報処理中に随時任意に変
更することができる。
【0102】一括ページ捲り枚数情報(21b−2)
は、操作者が情報処理時のページ捲り表示制御における
一度に捲る頁数を指定するための情報であって、現在表
示されている頁から先頭頁方向へ指定頁分だけ一度に捲
るページ捲り表示制御、または現在表示されている頁か
ら最終頁方向へ指定頁分だけ一度に捲るページ捲り表示
制御(所謂、ページジャンプ制御)を指定することがで
きる(具体的には、図5(d−1)および(d−2)に
示す一括ページ(10ページ)捲り制御の操作態様参
照)。
【0103】また同様の意味で、指定頁まで一時にジャ
ンプするページ捲り表示制御(所謂、ページジャンプ制
御)もこの一括ページ捲り枚数情報(21b−2)を用
いることによって可能となる(具体的には、図5(d−
1)および(d−2)に示す一括ページ(10ページ)
捲り制御の操作態様参照)。
【0104】ページ捲り速度情報(21b−3)は、操
作者が情報処理時のページ捲り表示制御におけるページ
捲り速度を随時変更指定するための情報であって、例え
ば、目的の頁と現在表示されている頁とが離れている場
合はページ捲り速度を高速頁捲りに指定して素早く目的
の頁に到達するページ捲り表示制御を促し、さらに目的
の頁に接近した際に頁捲り速度を低速頁捲りに指定して
ゆっくりとした頁捲りを命令して目的の頁か否かを確認
するページ捲り表示制御を促すことができる(具体的に
は、図5(c−1)および(c−2)に示す1ページ捲
り制御の操作態様、または(d−1)および(d−2)
に示す一括ページ(10ページ)捲り制御の操作態様参
照)。
【0105】具体的には、図5(d−1)および(d−
2)に示す一括ページ(10ページ)捲り制御の操作態
様に示すように、操作者が3本の指で摘むようなジェス
チャを行うことによって、一括ページ(10ページ)捲
り制御にかかるページ捲り方向情報(21b−1)、一
括ページ捲り枚数情報(21b−2)、ページ捲り速度
情報(21b−3)を情報処理中に随時任意に変更する
ことができる。
【0106】例えば、操作者が3本の指で上方へ摘むよ
うなジェスチャを実行することによって、一括ページ
(10ページ)捲り制御にかかるページ捲り方向情報
(21b−1)を情報処理中に随時任意に変更すること
ができる。また素早い操作者が3本の指で摘むようなジ
ェスチャを実行することによって、一括ページ(10ペ
ージ)捲り制御にかかるページ捲り速度情報(21b−
3)を情報処理中に随時任意に変更することができる。
また大きなジェスチャを実行することによって、一括ペ
ージ(10ページ)捲り制御にかかる一括ページ捲り枚
数情報(21b−2)を情報処理中に随時任意に変更す
ることができる。
【0107】また操作コマンド情報(21)とは、情報
処理の実行過程におけるカーソール移動表示制御(具体
的には、図4におけるステップP3のy→ステップP3
−1→ステップP1。具体的には、図5(e−1)およ
び(e−2)に示す操作態様参照)にかかるカーソール
移動方向情報(21a−1)、カーソール移動量情報
(21a−2)、若しくはカーソール移動速度情報(2
1a−3)のうち少なくとも1つ以上の情報、またはこ
れらの情報を組み合わせて成る複合情報に基づいて生成
される情報を意味することが可能である。
【0108】カーソール表示制御とは、例えば、ワープ
ロ文書や表計算ワークシートにおける操作者側からのカ
ーソール移動要求に対するカーソール移動処理およびそ
れに伴うカーソール表示に必要な制御を意味する。カー
ソール移動処理時には、所定行数(則ち、カーソール
量)づつ、文書の先頭方向または末尾方向にワープロ文
書や表計算ワークシート上を順次カーソールが移動して
表示される。
【0109】カーソール移動方向情報(21a−1)
は、操作者が情報処理時のカーソール表示制御における
カーソールの移動方向を指定するための情報であって、
文書の先頭方向、または末尾方向へのカーソール移動処
理を指定することができる。カーソール移動量情報(2
1a−2)は、操作者がカーソール表示制御における一
度に移動させるカーソール移動量を指定するための情報
であって、1行カーソール移動、2行カーソール移動の
他、操作者がカーソール量を任意に指定するカーソール
表示制御を実行するための情報である。
【0110】カーソール移動速度情報(21a−3)
は、操作者が情報処理時のカーソール表示制御における
カーソール移動速度を随時変更指定するための情報であ
って、例えば、目的の頁と現在表示されている頁とが離
れている場合はカーソール移動速度を高速カーソールに
指定して素早く目的の頁に到達するカーソール表示制御
を促し、さらに目的の頁に接近した際にカーソール移動
速度を低速カーソールに指定してゆっくりとしたカーソ
ールを命令して目的の頁か否かを確認するカーソール表
示制御を促すことができる。
【0111】具体的には、図5(e−1)および(e−
2)に示す操作態様に示すように、操作者が一本の指で
スクロールさせたい方向へ弾くジェスチャを実行するこ
とによって、カーソール移動表示制御にかかるカーソー
ル移動方向情報(21a−1)、カーソール移動量情報
(21a−2)、またはカーソール移動速度情報(21
a−3)を情報処理中に随時任意に変更することができ
る。
【0112】例えば、上方へカーソールを移動させたい
場合は、上方へ弾くジェスチャを実行することによっ
て、カーソール移動表示制御にかかるカーソール移動方
向情報(21a−1)を情報処理中に随時任意に変更す
ることができる。また素早いジェスチャを実行すること
によって、カーソール移動表示制御にかかるカーソール
移動速度情報(21a−3)を情報処理中に随時任意に
変更することができる。また大きなストロークのジェス
チャを実行することによって、カーソール移動表示制御
にかかるカーソール移動量情報(21a−2)を情報処
理中に随時任意に変更することができる。
【0113】また操作コマンド情報(21)とは、情報
処理の実行過程におけるスクロール表示制御(具体的に
は、図3(b)におけるステップS5:ステップS5−
1→,…,→ステップS5−6、または図4におけるス
テップP4のy→ステップP4−1→ステップP1。具
体的には、図5(a−1)および(a−2)に示す操作
態様参照)にかかるスクロール方向情報(21c−
1)、スクロール量情報(21c−2)、若しくはスク
ロール速度情報(21c−3)のうち少なくとも1つ以
上の情報、またはこれらの情報を組み合わせて成る複合
情報に基づいて生成される情報を意味することが可能で
ある。
【0114】スクロール表示制御とは、例えば、ワープ
ロ文書や表計算ワークシートにおける操作者側からのス
クロール要求に対するスクロール処理およびそれに伴う
スクロール表示に必要な制御を意味する。スクロール処
理時には、所定行数(則ち、スクロール量)づつ、文書
の先頭方向または末尾方向にワープロ文書や表計算ワー
クシートが順次スクロール表示される(具体的には、図
5(a−1)および(a−2)に示す操作態様参照)。
【0115】スクロール方向情報(21c−1)は、操
作者が情報処理時の(具体的には、図3(b)における
ステップS5:ステップS5−1→,…,→ステップS
5−6、または図4におけるステップP4のy→ステッ
プP4−1→ステップP1)におけるスクロールの方向
を指定するための情報であって、文書の先頭方向、また
は末尾方向へのスクロール処理を指定することができ
る。
【0116】スクロール量情報(21c−2)は、操作
者が(具体的には、図3(b)におけるステップS5:
ステップS5−1→,…,→ステップS5−6、または
図4におけるステップP4のy→ステップP4−1→ス
テップP1)における一度にスクロールさせるスクロー
ル量を指定するための情報であって、1行スクロール、
2行スクロールの他、操作者がスクロール量を任意に指
定するスクロール表示制御(具体的には、図5(a−
1)および(a−2)に示す操作態様参照)を実行する
ための情報である。
【0117】スクロール速度情報(21c−3)は、操
作者が情報処理時の(具体的には、図3(b)における
ステップS5:ステップS5−1→,…,→ステップS
5−6、または図4におけるステップP4のy→ステッ
プP4−1→ステップP1。具体的には、図5(a−
1)および(a−2)に示す操作態様参照)におけるス
クロール速度を随時変更指定するための情報であって、
例えば、目的の頁と現在表示されている頁とが離れてい
る場合はスクロール速度を高速スクロールに指定して素
早く目的の頁に到達するスクロール表示制御を促し、さ
らに目的の頁に接近した際にスクロール速度を低速スク
ロールに指定してゆっくりとしたスクロールを命令して
目的の頁か否かを確認するスクロール表示制御を促すこ
とができる。
【0118】具体的には、図5(a−1)および(a−
2)に示す操作態様に示すように、操作者が接触指でス
クロールさせたい方向へ円軌跡を描くジェスチャ(これ
を、ジョグダイヤルジェスチャと呼ぶ)(図5(a−
1)および(a−2)では、右回りの円軌跡を描くジョ
グダイヤルジェスチャ)を実行することによって、スク
ロール表示制御にかかるスクロール方向情報(21c−
1)、スクロール量情報(21c−2)、スクロール速
度情報(21c−3)を情報処理中に随時任意に変更す
ることができる。なお、ジョグダイヤルジェスチャの他
方である左回りの円軌跡を描くジェスチャについての動
作説明は、スクロール方向が右回りの円軌跡を描くジェ
スチャと反対になるだけなので記載を省略する。
【0119】例えば、下方へスクロールさせたい場合
は、左回りの円軌跡を描くジョグダイヤルジェスチャを
実行することによって、スクロール表示制御にかかるス
クロール方向情報(21c−1)を情報処理中に随時任
意に変更することができる。またゆっくりしたスクロー
ルさせたい場合は、ゆっくりしたジョグダイヤルジェス
チャを実行することによって、スクロール表示制御にか
かるスクロール速度情報(21c−3)を情報処理中に
随時任意に変更することができる。またスクロール量を
小さくしたい場合は、小さな直径のジョグダイヤルジェ
スチャを実行することによって、スクロール表示制御に
かかるスクロール量情報(21c−2)を情報処理中に
随時任意に変更することができる。
【0120】また操作コマンド情報(21)は、電源の
ON/OFFにかかる情報(21d−1)を意味するこ
とが可能である。接触指手段(12)の操作による電源
のON/OFFにかかる情報(21d−1)を用いるこ
とによって、情報処理装置(10)の電力を供給するた
めの主電源(例えば、スイッチングレギュレータを用い
た電源)を、自在にONしたり、OFFしたりする情報
処理(具体的には、図4におけるステップP5のy→ス
テップP5−1→ステップP1。具体的には、図5(a
−1)および(a−2)に示す操作態様参照)が可能と
なる。
【0121】また操作コマンド情報(21)は、レジュ
ーム機能を伴う電源のON/OFF情報処理(具体的に
は、図4におけるステップP5のy→ステップP5−1
→ステップP1)にかかる情報(21d−2)を意味す
ることが可能である。レジューム機能とは、電源をOF
Fする前の情報処理装置(10)の操作環境や情報処理
状態を、次回の電源のON時に再現する機能を意味す
る。接触指手段(12)の操作によるレジューム機能を
伴う電源のON/OFFにかかる情報(21d−2)を
用いることによって、情報処理装置(10)の電力を供
給するための主電源(例えば、スイッチングレギュレー
タを用いた電源)を、自在にONしたり、OFFしたり
する情報処理(具体的には、図4におけるステップP5
のy→ステップP5−1→ステップP1)が可能となる
とともに、電源をOFFする前の情報処理装置(10)
の操作環境や情報処理状態を、次回の電源のON時に再
現する情報処理(具体的には、図4におけるステップP
5のy→ステップP5−1→ステップP1)が可能とな
る。
【0122】コマンド発生手段(20)を装置すること
により、希望する箇所に速やかに移動する制御や情報処
理過程時に制御量を可変にする制御(具体的には、スク
ロール表示制御、ページ捲り表示制御、またはカーソー
ル移動表示制御における制御量の可変制御)を実現でき
る。
【0123】次に、発明の実施の形態の制御手段(2
2)の主要動作を、図3および図4のフローチャートを
用いて説明する。本発明の実施の形態の制御手段(2
2)は、操作コマンド情報(21)に対応した所定の情
報処理(具体的には、図3または図4のフローチャート
に示すように、ページ捲り表示制御(図4におけるステ
ップP1のy→ステップP1−1→ステップP1、また
はステップP2のy→ステップP2−1→ステップP
1)、カーソール移動表示制御(図4におけるステップ
P3のy→ステップP3−1→ステップP1。具体的に
は、図5(e−1)および(e−2)に示す操作態様参
照)、スクロール表示制御(図3(b)におけるステッ
プS5:ステップS5−1→,…,→ステップS5−
6、または図4におけるステップP4のy→ステップP
4−1→ステップP1。具体的には、図5(a−1)お
よび(a−2)に示す操作態様参照)、レジューム機能
を伴う電源のON/OFF制御(図4におけるステップ
P5のy→ステップP5−1→ステップP1。具体的に
は、図5(b−1)および(b−2)に示す操作態様参
照)、および電源のON/OFF制御等の表示制御(図
4におけるステップP5のy→ステップP5−1→ステ
ップP1)等の情報処理。具体的には、図5(b−1)
および(b−2)に示す操作態様参照)を促すことが可
能である。
【0124】制御手段(22)を装置することにより、
希望する箇所に速やかに移動する制御や情報処理過程時
に制御量を可変にする制御(具体的には、スクロール表
示制御、ページ捲り表示制御、またはカーソール移動表
示制御における制御量の可変制御)を実現できる。
【0125】以上説明したように本発明の実施の形態に
よれば、情報処理過程時に接触指手段(12)を介して
入力されたジェスチャ情報(14a)に対応した操作コ
マンドに応じて情報処理を実行可能であるとともに、ジ
ェスチャ情報(14a)の組合せにおける複合的意味を
判定してこれに対応した所定の情報処理を実行可能な手
段を装置することにより、希望する箇所に速やかに移動
する制御や情報処理過程時に制御量を可変にする制御
(具体的には、スクロール表示制御、ページ捲り表示制
御、またはカーソール移動表示制御における制御量の可
変制御)を実現することができる。
【0126】
【発明の効果】本発明にかかる情報処理装置によれば、
情報処理過程時に接触指手段を介して入力されたジェス
チャ情報に対応した操作コマンドに応じて情報処理を実
行可能であるとともに、ジェスチャ情報の組合せにおけ
る複合的意味を判定してこれに対応した所定の情報処理
を実行可能な手段を装置することにより、希望する箇所
に速やかに移動する制御や情報処理過程時に制御量を可
変にする制御(具体的には、スクロール表示制御、ペー
ジ捲り表示制御、またはカーソール移動表示制御におけ
る制御量の可変制御)を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる情報処理装置の機
能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるジェスチャ読取手
段の正面図である。
【図3】同図(a)は本発明の実施の形態にかかる表示
のメイン制御のフローチャートであり、同図(b)はス
クロール表示処理のフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態にかかるページ捲り表示制
御、カーソール移動表示制御、スクロール表示制御、お
よび電源のON/OFF制御のフローチャートである。
【図5】同図(a−1)および(a−2)は接触軌跡情
報(具体的には、右回りの円軌跡情報)に基づくページ
捲り表示制御における接触指手段の操作態様およびその
結果得られるジェスチャ情報の発明の実施の形態を説明
した操作態様図である。同図(b−1)は接触点個数の
変化情報(具体的には、単一接触点から複数接触点への
変化情報)に基づく電源のON/OFF制御における接
触指手段の操作態様およびその結果得られるジェスチャ
情報の発明の実施の形態を説明した図であり、また同図
(b−2)は接触点個数の変化情報(具体的には複数接
触点から単一接触点への変化情報)に基づく電源のON
/OFF制御における接触指手段の操作態様およびその
結果得られるジェスチャ情報の発明の実施の形態を説明
した操作態様図である。同図(c−1)および(c−
2)は接触軌跡情報(具体的には、接触位置情報、接触
軌跡情報、移動速度情報、移動方向情報、または移動距
離情報)に基づくページ捲り表示制御(具体的には、1
ページ捲り制御)における接触指手段の操作態様および
その結果得られるジェスチャ情報の発明の実施の形態を
説明した操作態様図である。同 同図(d−1)および
(d−2)は接触軌跡情報(具体的には、接触位置情
報、接触軌跡情報、移動速度情報、移動方向情報、また
は移動距離情報)に基づくページ捲り表示制御(具体的
には、一括ページ(10ページ)捲り制御)における接
触指手段の操作態様およびその結果得られるジェスチャ
情報の発明の実施の形態を説明した操作態様図である。
同図(e−1)および(e−2)は接触軌跡情報(具体
的には、接触位置情報、接触軌跡情報、移動速度情報、
移動方向情報、または移動距離情報)に基づくカーソー
ル移動表示制御における接触指手段の操作態様およびそ
の結果得られるジェスチャ情報の発明の実施の形態を説
明した操作態様図である。
【図6】従来の情報処理装置を示す正面図である。
【符号の説明】
10 情報処理装置 12 接触指手段 14 ジェスチャ読取手段 14A タッチパネル手段 14A−1 感圧読取型タッチパネル 14a ジェスチャ情報 16 ジェスチャ解読手段 17 解読ジェスチャ情報 17a 接触点個数の変化情報 17a−1 単一接触点から複数接触点への変化情報 17a−2 複数接触点から単一接触点への変化情報 17b 接触位置情報 17c 接触軌跡情報 17c−1 右回りの円軌跡情報 17c−2 左回りの円軌跡情報 17d 移動速度情報 17e 移動方向情報 17f 移動距離情報 18 複合ジェスチャ解読手段 18a 複合ジェスチャ情報 20 コマンド発生手段 21 操作コマンド情報 21a−1 カーソール移動方向情報 21a−2 カーソール移動量情報 21a−3 カーソール移動速度情報 21b−1 ページ捲り方向情報 21b−2 一括ページ捲り枚数情報 21b−3 ページ捲り速度情報 21c−1 スクロール方向情報 21c−2 スクロール量情報 21c−3 スクロール速度情報 21d−1 電源のON/OFFにかかる情報 21d−2 レジューム機能を伴う電源のON/OF
Fにかかる情報 22 制御手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理過程時に接触指手段を介して入
    力されたジェスチャ情報に対応した操作コマンドに応じ
    て情報処理を実行可能である情報処理装置であって、 前記ジェスチャ情報の組合せにおける複合的意味を判定
    してこれに対応した所定の情報処理を実行可能である、 ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記操作コマンドにかかるジェスチャ情
    報を生成可能な少なくとも1つ以上の前記接触指手段
    と、 前記各ジェスチャ情報を読取可能であるジェスチャ読取
    手段と、 前記読み取った少なくとも1つ以上のジェスチャ情報の
    各々を解読して解読ジェスチャ情報を各々生成可能なジ
    ェスチャ解読手段と、 前記少なくとも1つ以上の解読ジェスチャ情報の組合せ
    が生成する複合的意味を判定して複合ジェスチャ情報を
    生成可能な複合ジェスチャ解読手段と、 前記複合ジェスチャ情報に対応する操作コマンド情報を
    生成可能なコマンド発生手段と、 前記操作コマンド情報に対応した所定の情報処理を促す
    ことが可能な制御手段と、 を備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記操作コマンドにかかる少なくとも1
    つ以上のジェスチャ情報を生成可能な単一の前記接触指
    手段と、 前記各ジェスチャ情報を読取可能であるジェスチャ読取
    手段と、 前記接触指手段が生成する少なくとも1つ以上のジェス
    チャ情報を読取可能であるジェスチャ読取手段と、 前記読み取った少なくとも1つ以上のジェスチャ情報の
    各々を解読して解読ジェスチャ情報を各々生成可能なジ
    ェスチャ解読手段と、 前記少なくとも1つ以上の解読ジェスチャ情報の組合せ
    が生成する複合的意味を判定して複合ジェスチャ情報を
    生成可能な複合ジェスチャ解読手段と、 前記複合ジェスチャ情報に対応する操作コマンド情報を
    生成可能なコマンド発生手段と、 前記操作コマンド情報に対応した所定の情報処理を促す
    ことが可能な制御手段と、 を備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2、または3に記載のジェス
    チャ読取手段は、前記情報処理の実行過程を表示可能で
    ある、 ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ジェスチャ読取手段は前記接触指手
    段を介して前記ジェスチャ情報を読取可能なタッチパネ
    ル手段である、 ことを特徴とする請求項1〜4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のタッチパネル手段は、
    前記接触指手段が機械的に接触した際に生成される押圧
    信号を用いて前記ジェスチャ情報を読取可能な感圧読取
    型タッチパネルである、 ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のタッチパネル手段は、
    前記接触指手段が電気的に接触した際に生成される電気
    信号を用いて前記ジェスチャ情報を読取可能な感圧読取
    型タッチパネルである、 ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載のタッチパネル手段は、
    前記接触指手段が光学的に接触した際に生成される光信
    号を用いて前記ジェスチャ情報を読取可能な感圧読取型
    タッチパネルである、 ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ジェスチャ情報は、前記接触指手段
    が生成した少なくとも1つ以上の前記機械的接触点、前
    記電気的接触点、または前記光学的接触点が生成する接
    触点個数の変化情報、接触位置情報、接触軌跡情報、移
    動速度情報、移動方向情報、若しくは移動距離情報のう
    ち少なくとも1つ以上の情報、またはこれらの情報を組
    み合わせて成る複合情報に基づいて生成される情報であ
    る、 ことを特徴とする請求項1〜8に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記操作コマンド情報は、前記情報処
    理の実行過程におけるカーソール移動表示制御にかかる
    カーソール移動方向情報、カーソール移動量情報、若し
    くはカーソール移動速度情報のうち少なくとも1つ以上
    の情報、またはこれらの情報を組み合わせて成る複合情
    報に基づいて生成される情報である、 ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記操作コマンド情報は、前記情報処
    理の実行過程におけるページ捲り表示制御にかかるペー
    ジ捲り方向情報、一括ページ捲り枚数情報、若しくはペ
    ージ捲り速度情報のうち少なくとも1つ以上の情報、ま
    たはこれらの情報を組み合わせて成る複合情報に基づい
    て生成される情報である、 ことを特徴とする請求項9、または10に記載の情報処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記接触軌跡情報は、右回りの円軌跡
    情報、若しくは左回りの円軌跡情報のうち少なくとも1
    つ以上の情報、またはこれらの情報を組み合わせて成る
    複合情報に基づいて生成される情報である、 ことを特徴とする請求項9,10、または11に記載の
    情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記操作コマンド情報は、前記情報処
    理の実行過程におけるスクロール表示制御にかかるスク
    ロール方向情報、スクロール量情報、若しくはスクロー
    ル速度情報のうち少なくとも1つ以上の情報、またはこ
    れらの情報を組み合わせて成る複合情報に基づいて生成
    される情報である、 ことを特徴とする請求項9〜12に記載の情報処理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記接触点個数の変化情報は、単一接
    触点から複数接触点への変化情報、若しくは複数接触点
    から単一接触点への変化情報のうち少なくとも1つ以上
    の情報、またはこれらの情報を組み合わせて成る複合情
    報に基づいて生成される情報である、 ことを特徴とする請求項9〜13に記載の情報処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記操作コマンド情報は、電源のON
    /OFFにかかる情報である、 ことを特徴とする請求項9〜14に記載の情報処理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記操作コマンド情報は、レジューム
    機能を伴う電源のON/OFFにかかる情報である、 ことを特徴とする請求項9〜14に記載の情報処理装
    置。
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