JPH092267A - 列車警報通報装置 - Google Patents

列車警報通報装置

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JPH092267A
JPH092267A JP15923995A JP15923995A JPH092267A JP H092267 A JPH092267 A JP H092267A JP 15923995 A JP15923995 A JP 15923995A JP 15923995 A JP15923995 A JP 15923995A JP H092267 A JPH092267 A JP H092267A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 列車が駅以外の場所でドアが開くという異常
状態のとき、他の列車に緊急停車の警報の通報の操作を
列車の乗務員または駅務員がしなくても迅速にかつ遠方
にも確実にでき、特に線路上に下車した乗客の安全を確
保する。 【構成】 列車の現在位置を検知して位置信号S12を
出力する位置検知器12、この位置信号S12により列
車が駅間であることを検知して駅間信号S15を出力す
る駅間検知器15、列車のドア18が開いたことを検知
してドア開信号S16を出力するドア開検知器16、駅
間信号S15とドア開信号S16とが同時に出力された
ときに警報信号S19と列車の位置信号S12とを送信
する送信機20、および他の列車に警報信号S19と警
報信号S19を発信した列車の位置信号S12とを受信
する受信機23を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、列車が駅以外の場所
でドアが開くという異常状態のときに、他の列車に緊急
停車の警報を通報する列車警報通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5および図6は、例えば実開昭62−
6173号公報に示された従来の列車警報通報装置の送
信部および受信部の構成図である。図5において、1は
列車警報通報装置の送信部を組み込んだ、列車の乗務員
または駅務員などが携帯するカンテラであり、警報信号
を発振する発振器2、発振器2のON−OFFを行う警
報通報のためのスイッチ3、発振器2からの警報信号を
変調する送信機4、送信機4からの変調した警報信号を
無線送信する送信アンテナ5、発光源6、および発振器
2と送信機4と発光源6とに電源を供給する直流電源7
で構成される。
【0003】図6において、8は列車に搭載された列車
警報通報装置の受信部であり、図5のカンテラ1の送信
アンテナ5から無線送信された変調した警報信号を受信
する列車の屋根に設置された受信アンテナ9、受信アン
テナ9からの変調した警報信号を復調する受信機10、
および受信機10からの警報信号により作動する警報機
11で構成される。また、受信機10と警報機11との
電源は列車の車内灯などに使用されている図示しない電
源と共有している。
【0004】このような従来の列車警報通報装置では、
列車が事故などで駅以外の場所で停車して乗客が列車か
ら避難するためにドアを開いた場合、線路上に避難した
乗客の安全のため他の列車を緊急停車させる必要があ
る。この場合、列車の乗務員または駅務員は携帯してい
るカンテラ1の警報通報のためのスイッチ3を押す。ス
イッチ3を押すことにより、発振器2が作動して警報信
号が送信機4に送られ、この警報信号は送信機4で変調
され送信アンテナ5を介して受信部8の受信アンテナ9
に無線送信される。
【0005】カンテラ1の送信アンテナ5から無線送信
された変調した警報信号は列車の屋根に設置された受信
アンテナ9で受信し、列車の乗務員室に設置された受信
機10へ送られる。受信機10は変調した警報信号を復
調し、この警報信号により警報機11のブザーまたは表
示灯などを作動させることにより、列車の乗務員に緊急
停車の警報を通報し、列車の乗務員は列車の制動操作を
行い、列車を停車させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の列
車警報通報装置では、列車が駅以外の場所でドアが開く
という異常状態のとき、他の列車を緊急停車させる警報
の通報のための操作を列車の乗務員または駅務員がしな
くてはならないので、緊急停車の警報の通報が迅速にか
つ確実にできないという問題点があった。
【0007】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、列車が駅以外の
場所でドアが開くという異常状態のとき、他の列車を緊
急停車させる警報の通報のための操作を列車の乗務員ま
たは駅務員がしなくても、例えば光、音または電波など
を用いて緊急停車の警報の通報が迅速にできる列車警報
通報装置を得るものである。また、第2の目的は、緊急
停車の警報の通報が遠方にもできる列車警報通報装置を
得るものである。さらにまた、第3の目的は、警報信号
を発信した列車の位置を知らせることにより緊急停車さ
せる列車が限定できる列車警報通報装置を得るものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車警報
通報装置においては、列車の現在位置を検知して列車の
位置信号を出力する位置検知器、この位置信号により列
車が駅間であることを検知して駅間信号を出力する駅間
検知器、列車のドアが開いたことを検知してドア開信号
を出力するドア開検知器、および駅間信号とドア開信号
とが同時に出力されたときに警報信号を発信する発信手
段を備えたものである。
【0009】また、警報信号を発信する発信手段が送信
機でありこの警報信号を受信する受信機を備えたもので
ある。
【0010】さらにまた、列車の現在位置を検知して列
車の位置信号を出力する位置検知器、この位置信号によ
り列車が駅間であることを検知して駅間信号を出力する
駅間検知器、列車のドアが開いたことを検知してドア開
信号を出力するドア開検知器、および駅間信号とドア開
信号とが同時に出力されたときに警報信号とこの列車の
位置信号とを送信する送信機を備えたものである。
【0011】また、警報信号および位置信号を受信する
受信機を備えたものである。
【0012】
【作用】上記のように構成された列車警報通報装置にお
いては、列車が駅以外の場所でドアが開くという異常状
態のとき、駅間検知器とドア開検知器とによりこの異常
状態を検知して警報信号を発信する発信手段を持つた
め、緊急停車の警報の通報のための操作を列車の乗務員
または駅務員がしなくても迅速にできる。
【0013】また、警報信号を受信する受信機を持つた
め、緊急停車の警報の通報が遠方にも確実にできる。
【0014】さらにまた、列車が駅以外の場所でドアが
開くという異常状態のとき、駅間検知器とドア開検知器
とによりこの異常状態を検知して警報信号と列車の位置
信号とを送信する送信機を持つため、緊急停車の警報の
通報のための操作を列車の乗務員または駅務員がしなく
ても迅速にでき、さらにこれらの信号により停車または
徐行させる列車が限定できる。
【0015】また、警報信号と列車の位置信号とを受信
する受信機を持つため、緊急停車のための警報信号と列
車の位置信号との送信が遠方にも確実にできる。
【0016】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例である列車警報通
報装置の送信部の構成図を示すものである。図1におい
て、12は車輪13の回転数を測定する回転数計14か
らの信号により列車の現在位置を検知する位置検知器、
15は位置検知器12から出力される位置信号S12に
より列車が駅間であることを検知する駅間検知器、16
はドアセンサ17の信号により列車のドア18が開いた
ことを検知するドア開検知器である。さらに、19は駅
間検知器15から出力される駅間信号S15とドア開検
知器16から出力されるドア開信号S16とが同時に検
知されたとき警報信号S19を出力する警報検知器、2
0は警報検知器19から出力される警報信号S19を変
調する発信手段となる送信機、21は送信機20から出
力される変調した警報信号を無線送信する列車の屋根に
設置された送信アンテナである。
【0017】図2はこの実施例の列車警報通報装置の受
信部の構成図を示すものである。図2において、22は
送信部から無線送信された変調した警報信号を受信する
列車の屋根に設置された受信アンテナ、23は受信アン
テナ22で受信された変調した警報信号を復調する受信
機、24は受信機23からの警報信号により列車の乗務
員に緊急停車の警報を通報する警報機である。
【0018】このように構成された列車警報通報装置の
送信部の動作としては、位置検知器12は列車の車輪1
3の回転数を測定する回転数計14の信号により回転数
を求め、その回転数に車輪13の円周長を掛け、さらに
図示しない前後切換器により列車の進行方向を検知し、
列車の相対的な走行距離を検出する。そして、列車の乗
務員はこの列車の始発駅にてこの駅の基準点からの絶対
的な距離を図示しない距離設定器で入力することにより
絶対的な距離の設定は完了し、位置検知器12はその基
準点からの走行距離を計算して絶対的な距離である位置
信号S12として出力する。駅間検知器15は位置信号
S12とあらかじめデータとして入力されている各駅の
基準点からの距離データとを比較し、列車の現在位置が
駅かまたは駅間であるかを判定して駅間であれば駅間信
号S15を出力する。ドア開検知器16は列車のドア1
8の近傍に取り付けられたドアセンサ17の信号により
列車のドアが開いたことを検知し、ドア開信号S16を
出力する。
【0019】警報検知器19は、駅間信号S15とドア
開信号S16とが同時に入力されたことで列車が駅以外
の場所でドアが開くという異常状態を検知し、警報検知
器19の内部の図示しない発振器で発振した警報信号S
19を出力する。送信機20は警報信号S19が入力さ
れたとき、無線送信するために搬送波で変調した警報信
号を出力し、送信アンテナ21を介して変調した警報信
号を付近を走行中の他の列車に緊急停車の警報として無
線送信する。
【0020】また、列車警報通報装置の受信部において
は、受信機23は受信アンテナ22を介して他の列車の
送信部の送信アンテナ21から送信された緊急停車の警
報を受信したとき、警報信号に復調して出力する。そし
て、警報機24は受信機23からの警報信号が入力され
るとブザーまたは表示灯などを作動させることにより、
列車の乗務員の視覚または聴覚を用いて緊急停車の警報
を通報し、列車の乗務員は列車の制動操作を行い列車を
停車させる。
【0021】この実施例では、列車が駅以外の場所でド
アが開くという異常状態のとき、駅間検知器15とドア
開検知器16とによりこの異常状態を検知し、緊急停車
の警報として警報信号S19を送信する送信機20とこ
の警報信号を受信する受信機23とを持つため、緊急停
車の警報の通報のための操作を列車の乗務員または駅務
員がしなくても他の列車に緊急停車の警報の通報が迅速
にかつ遠方にも確実にでき、特に線路上に下車した乗客
の安全が確保できる。
【0022】また、この実施例では列車警報通報装置の
受信部の警報機24は、受信機23からの警報信号が入
力されると、ブザーまたは表示灯などを作動させること
により列車の乗務員に緊急停車の警報を通報するとした
が、列車の非常制動を直接作動させて列車を緊急停車さ
せても良い。
【0023】さらにまた、この実施例において送信機2
0と受信機23との間の通信方法は電波を用いた空間波
無線通信方式で説明したが、例えば誘導無線通信方式な
どの各種無線通信方式あるいは、電波以外を用いた有
線、光または音などによる通信方式を使用しても良い。
【0024】実施例2.なお、上記実施例1では列車警
報通報装置の発信手段となる送信機20は、警報信号S
19が入力されたとき、無線送信するために搬送波で変
調した警報信号を出力し、送信アンテナ21を介して変
調した警報信号を付近を走行中の他の列車に緊急停車の
警報として無線送信するとした。しかし、発信手段とし
ての送信機20の代わりに警報信号S19により作動す
る発煙筒またはサイレンなどを用いて緊急停車の警報を
通報することにより他の列車の列車警報通報装置の受信
機23を介さず、直接他の列車の乗務員に光または音な
どを用いて緊急停車の警報を通報しても良い。
【0025】この実施例では、列車が駅以外の場所でド
アが開くという異常状態のとき、駅間検知器15とドア
開検知器16とによりこの異常状態を検知し、警報信号
S19により作動する発信手段を持つため、緊急停車の
警報の通報のための操作を列車の乗務員または駅務員が
しなくても列車警報通報装置の受信機23を搭載してい
ない列車に緊急停車の警報の通報が迅速にでき、特に線
路上に下車した乗客の安全が確保できる。
【0026】実施例3.図3はこの発明の他の実施例で
ある列車警報通報装置の送信部の構成図を示すものであ
る。図3において、送信機20は警報検知器19からの
警報信号S19が入力されたとき、他の列車などに無線
送信するために警報信号S19と位置信号S12とを変
調する送信機である。21は送信機20からの変調した
警報信号と位置信号とを無線送信する列車の屋根に設置
された送信アンテナである。
【0027】図4は、実施例3の列車警報通報装置の受
信部の構成図を示すものである。図4において、22は
列車警報通報装置の送信部の送信アンテナ21から無線
送信された警報信号と位置信号とを受信する列車の屋根
に設置された受信アンテナ、23は受信アンテナ22で
受信された変調した警報信号と位置信号とを復調する受
信機、24は受信機23からの警報信号により列車の乗
務員に緊急停車の警報を通報する警報機、25は受信機
23からの位置信号により列車の位置を表示する表示器
である。
【0028】このように構成された列車警報通報装置の
送信部の動作としては、警報検知器19は、駅間信号S
15とドア開信号S16とが同時に入力されたことで列
車が駅以外の場所でドアが開くという異常状態を検知
し、警報信号S19を出力する。送信機20は警報信号
S19が入力されたとき、無線送信するために搬送波に
て変調した警報信号と列車の位置信号とを出力し、送信
アンテナ21を介して付近を走行中の他の列車に警報信
号および警報信号を発信した列車の位置信号を無線送信
する。
【0029】また、列車警報通報装置の受信部において
は、受信機23が受信アンテナ22を介して他の列車か
ら送信された警報信号と警報信号を発信した列車の位置
信号とを受信したとき、警報信号と位置信号に復調して
出力する。そして、警報機24は受信機23からの警報
信号が入力されると、ブザーまたは表示灯などを作動さ
せることにより、列車の乗務員に聴覚または視覚を用い
て緊急停車の警報を通報する。表示器25は警報信号を
発信した列車の位置を表示する。そして、列車の乗務員
は警報信号を発信した列車の位置を考慮し、列車の制動
操作を行い列車を停車または徐行させる。
【0030】この実施例では、列車が駅以外の場所でド
アが開くという異常状態のとき、駅間検知器15とドア
開検知器16とによりこの異常状態を検知し、緊急停車
の警報としての警報信号S19とこの列車の位置信号S
12とを送信する送信機20、およびこの警報信号とこ
の列車の位置信号とを受信する受信機23を持つため、
緊急停車の警報の通報のための操作を列車の乗務員また
は駅務員がしなくても他の列車に緊急停車の警報の通報
が迅速にかつ遠方にも確実にでき、さらにまた警報信号
を発信した列車の位置により列車の乗務員は列車を停車
または徐行させるかの判断ができるので、特に列車ダイ
ヤへの影響を少なくしながら線路上に下車した乗客の安
全が確保できる。
【0031】なお、この実施例では列車警報通報装置の
受信機23は、列車に搭載するものとして説明したが、
列車の運行を管理する運行管理システムの中央処理装置
に受信機を設け、列車から発信した警報信号と位置信号
とを受信することにしても良い。この場合は、運行管理
システムの中央処理装置は緊急停車の警報としての警報
信号と警報信号を発信した列車の位置信号とを受信した
とき、中央処理装置は付近を走行する列車への停車指示
または徐行指示などの指令、あるいは鉄道の電力管理シ
ステムに第三軌道へのき電停止などの指令を出すことに
より、緊急停車が必要な列車だけを確実に停車させるこ
とができ、さらに線路上に下車した乗客の感電事故を防
止することができ、特に列車ダイヤへの影響を少なくし
ながら線路上に下車した乗客の安全が確保できる。
【0032】また、この実施例では列車警報通報装置の
受信部の警報機24は、受信機23からの警報信号が入
力されると、ブザーまたは表示灯などを作動させること
により列車の乗務員に緊急停車の警報を通報するとした
が、列車の非常制動を直接作動させて列車を緊急停車さ
せても良い。
【0033】さらにまた、この実施例において送信機2
0と受信機23との間の通信方法は電波を用いた空間波
無線通信方式で説明したが、例えば誘導無線通信方式な
どの各種無線通信方式あるいは、電波以外を用いた有
線、光または音などによる通信方式を使用しても良い。
【0034】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、列車が
駅以外の場所でドアが開くという異常状態のとき、駅間
検知器とドア開検知器とによりこの異常状態を検知して
警報信号を発信する発信手段を持つため、緊急停車の警
報の通報のための操作を列車の乗務員または駅務員がし
なくても他の列車に緊急停車の警報の通報が迅速にで
き、特に線路上に下車した乗客の安全が確保できる。ま
た、発信手段が発煙筒またはサイレンのときは、列車警
報通報装置の受信機を搭載していない列車にも緊急停車
の警報の通報が迅速にできる。
【0035】また、この発明によれば、警報信号を受信
する受信機を持つため、他の列車に緊急停車の警報の通
報が迅速にかつ遠方にも確実にでき、特に線路上に下車
した乗客の安全が確保できる。
【0036】さらにまた、この発明によれば、列車が駅
以外の場所でドアが開くという異常状態のとき、駅間検
知器とドア開検知器とによりこの異常状態を検知したと
きに、警報信号とこの列車の位置信号とを送信する送信
機を持つため、緊急停車の警報の通報のための操作を列
車の乗務員または駅務員がしなくても他の列車に警報信
号と警報信号を発信した列車の位置信号との送信が迅速
にでき、さらに緊急停車の警報のとき停車または徐行さ
せる列車が限定でき、特に列車ダイヤへの影響を少なく
しながら線路上に下車した乗客の安全が確保できる。
【0037】また、この発明によれば、警報信号と併せ
て列車の位置信号を受信する受信機を持つため、他の列
車に警報信号と警報信号を発信した列車の位置信号との
送信が迅速かつ遠方にも確実にでき、さらに緊急停車の
警報のとき停車または徐行させる列車が限定でき、特に
列車ダイヤへの影響を少なくしながら線路上に下車した
乗客の安全が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の列車警報通報装置の送信部の一実
施例を示す構成図である。
【図2】 この発明の列車警報通報装置の受信部の一実
施例を示す構成図である。
【図3】 この発明の列車警報通報装置の送信部の他の
実施例を示す構成図である。
【図4】 この発明の列車警報通報装置の受信部の他の
実施例を示す構成図である。
【図5】 従来の列車警報通報装置の送信部を示す構成
図である。
【図6】 従来の列車警報通報装置の受信部を示す構成
図である。
【符号の説明】
12 位置検知器、15 駅間検知器、16 ドア開検
知器、20 送信機、23 受信機、S12 位置信
号、S15 駅間信号、S16 ドア開信号、S19
警報信号。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の現在位置を検知して上記列車の位
    置信号を出力する位置検知器、上記位置信号により上記
    列車が駅間であることを検知して駅間信号を出力する駅
    間検知器、上記列車のドアが開いたことを検知してドア
    開信号を出力するドア開検知器、および上記駅間信号と
    上記ドア開信号とが同時に出力されたときに警報信号を
    発信する発信手段を備えた列車警報通報装置。
  2. 【請求項2】 警報信号を発信する発信手段が送信機で
    あり上記警報信号を受信する受信機を備えた請求項1記
    載の列車警報通報装置。
  3. 【請求項3】 列車の現在位置を検知して上記列車の位
    置信号を出力する位置検知器、上記位置信号により上記
    列車が駅間であることを検知して駅間信号を出力する駅
    間検知器、上記列車のドアが開いたことを検知してドア
    開信号を出力するドア開検知器、および上記駅間信号と
    上記ドア開信号とが同時に出力されたときに警報信号と
    上記位置信号とを送信する送信機を備えた列車警報通報
    装置。
  4. 【請求項4】 警報信号と位置信号とを受信する受信機
    を備えた請求項3記載の列車警報通報装置。
JP15923995A 1995-06-26 1995-06-26 列車警報通報装置 Expired - Lifetime JP3298368B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320139A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Railway Technical Res Inst 車両制動方法及び車両制動システム
WO2015014193A1 (zh) * 2013-07-29 2015-02-05 Fang Chen 迫近险情列车强制停车的安全装置

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