JPH09224387A - 熱エネルギ回収装置 - Google Patents

熱エネルギ回収装置

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JPH09224387A
JPH09224387A JP8056765A JP5676596A JPH09224387A JP H09224387 A JPH09224387 A JP H09224387A JP 8056765 A JP8056765 A JP 8056765A JP 5676596 A JP5676596 A JP 5676596A JP H09224387 A JPH09224387 A JP H09224387A
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thermoelectric element
heat
thermal fluid
energy
heat pipe
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Tadatoshi Wakabayashi
忠利 若林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来無駄に捨てられていた温泉水、都市排水
等の持つ熱エネルギを熱電素子によって電気エネルギに
変換して回収し、安価な電力を得て資源の有効利用を図
る。 【解決手段】 熱電素子1の絶縁材を可撓性を有するシ
リコンゴム11,12等の素材を用いて構成し、該熱電
素子1をヒートパイプ22の一端22bに密着させて配
設すると共に、他の一端22aを熱流体23が流下する
導水路21中に突出させ、熱流体23の持つ熱エネルギ
をヒートパイプ22によって該熱流体23から取り出
し、熱電素子1によって電気エネルギに変換して回収す
るようにした構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱エネルギ回収装
置に係り、特に可撓性及び弾力性を有する絶縁材に固着
された電極体に多数のP型半導体素子及びN型半導体素
子をπ型直列接続して構成された熱電素子の絶縁材を熱
流体に接触させ、該熱電素子によって熱流体の持つ熱エ
ネルギを電気エネルギに変換して回収するようにして、
従来無駄に捨てられていた温泉水等の熱エネルギを有効
に利用することができる熱エネルギ回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギは種々の形で存在するが、温水
又は熱水はエネルギが熱の形で流体に保持されたもので
あり、温泉水或いは都市排水等は熱エネルギを保持した
まま河川、下水道等に排水されているのが現状で、合計
すると莫大なエネルギが利用されることなく捨てられて
いることになる。
【0003】有限な地球資源を有効に利用する必要性が
深刻な問題として論議されるようになった現代におい
て、該温水又は熱水の持つ熱エネルギを効率よく回収す
る装置の開発が熱望されているが、実験室的にはともか
く、未だ実用には程遠い状態にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、熱電素子の絶縁材として可撓性及
び弾力性を有する素材を用いて構成することにより、熱
電素子を自由に屈曲させて変形させることができるよう
にすることであり、またこれによって熱エネルギを授受
すべき相手部材の形状が曲面であっても、該曲面に沿っ
て熱電素子を変形させて相手部材に密着させて配設でき
るようにし、熱電素子の相手部材への取付け性を大幅に
向上させることである。
【0005】また他の目的は、上記構成により従来、組
み立てることが困難であったヒートパイプ等の曲面又は
常に変化する水面等に熱電素子を容易に密着させて利用
できるようにすることである。
【0006】更に他の目的は、可撓性及び弾力性を有す
る素材から構成された絶縁材を持つ熱電素子をヒートパ
イプの一端に密着させて配設し、該ヒートパイプの他の
一端を熱流体が流下する導水路中に突出させて配設する
ことにより、熱流体の持つ熱エネルギをヒートパイプに
よって該熱流体から取り出し、更に熱電素子によって電
気エネルギに変換して回収できるようにすることであ
り、またこれによって従来無駄に捨てられていた熱エネ
ルギを有効に利用できるようにし、小規模の発電所であ
っても、極めて安価な電力を提供できるようにして、例
えばこの小規模の発電所の電力のみを利用してその出力
に見合った程度の太陽電池の製造を行い、安価な太陽電
池の製造を可能とし、太陽電池の増産を図り、無公害な
太陽エネルギによりほとんどの電力需要を賄えるように
することである。
【0007】また他の目的は、可撓性及び弾力性を有す
る絶縁材に固着された電極体に多数のP型半導体素子及
びN型半導体素子をπ型直列接続して熱電素子を構成
し、該可撓性を有する熱電素子を貯溜槽に貯溜された熱
流体上に浮かべて配設することにより、表面状態が変化
する該熱流体の水面に合わせて熱電素子を変形させ、常
に熱流体と熱電素子とを密着させることができるように
することであり、またこれによって熱流体の持つ熱エネ
ルギを効率よく該熱電素子に伝達して電気エネルギに変
換して回収し、上記と同様安価な電力を提供できるよう
にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、熱流体を流す導水路と、該導水路中の前記熱流
体に一端が突出し他の一端が前記導水路外となるように
配設され前記熱流体の持つ熱を前記導水路外の他の一端
に伝達する複数のヒートパイプと、夫々の前記ヒートパ
イプの前記導水路外の前記他の一端に発熱側の一端を密
着させて配設され可撓性及び弾力性を有する絶縁材に固
着された電極体にP型半導体素子及びN型半導体素子が
π型直列接続された熱電素子とからなり、前記熱流体の
持つ熱を前記ヒートパイプによって前記導水路外の前記
ヒートパイプの前記他の一端に伝達し、前記熱電素子に
より前記導水路外に伝達された熱エネルギを電気エネル
ギに変換するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0009】また本発明(請求項2)は、熱流体を流入
及び流出させながら貯溜する貯溜槽と、可撓性及び弾力
性を有する絶縁材に固着された電極体に多数のP型半導
体素子及びN型半導体素子がπ型直列接続され前記可撓
性を有する絶縁材が前記貯溜槽内の前記熱流体に接触す
るように前記熱流体に浮かせた状態で配設された熱電素
子とからなり、前記熱流体の熱エネルギを前記熱電素子
によって電気エネルギに変換するように構成したことを
特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基いて説明する。まず図1から図3において、本発明の
熱電素子1について説明すると、熱電素子1は、N型半
導体素子2とP型半導体素子3とを電極体4,5によっ
てπ型直列接続してモジュール6を構成し、該モジュー
ル6を複数個電気的に接続し、両端のモジュール6に夫
々リード線8,9を半田10により半田付けし、該電極
体4,5の外方に熱良導体であり、かつ電気的絶縁性能
を有する絶縁材の一例たるシリコンゴムシート11,1
2を矢印A方向に接合した構造となっている。
【0011】シリコンゴムシート11,12は、可撓性
を有すると共に弾力性を有しているので、全体を容易に
任意の形状に変形させることができ、相手部材(例えば
図6に示すヒートパイプ22)の表面の形状に沿って変
形し、また弾力性によって該表面の面粗度に関係なく該
表面の凹凸を吸収する形で完全に相手部材に密着して配
設することができる。
【0012】そして、図4において、電極体4側を、例
えば熱水に接触させる等の手段により電極体5側よりも
高温状態とすると、熱電素子1の上部(電極体4側)に
おいては周囲から振動エネルギを吸収して電子がエネル
ギレベルの低い状態から高い状態へと移行し、下部(電
極体5側)においては、電子がエネルギレベルの高い状
態から低い状態へと移行して余ったエネルギを周囲の結
晶格子に与え、即ち熱を矢印D方向に伝達して熱電素子
1には起電力が生じる。
【0013】即ち、N型半導体素子2において陰電子1
3が矢印B方向に、またP型半導体素子3においては陽
電子14が矢印C方向に流れ、電子がP型半導体素子3
からN型半導体素子2(電流はN型半導体素子2からP
型半導体素子3)の方向(矢印E方向)に流れる。
【0014】これによって、電極体5に導電線15によ
って接続された電圧計16及び電流計18の針16a,
18aが発生した電圧及び電流に応じて振れると共に、
ランプ19が点灯して熱電素子1に与えられた熱エネル
ギが電気エネルギに変換されたことが分かる。
【0015】ここで上記した熱電素子1を利用した本発
明の第1実施例について説明すると、熱エネルギ回収装
置20は、図5から図8において、導水路21と、ヒー
トパイプ22と、熱電素子1とを備えている。
【0016】導水路21は、熱流体23を流すためのも
のであって、断面U字形をした長手方向に勾配が設けら
れた水路であり、上流側から熱流体23を矢印F方向に
流すように構成されている。
【0017】ヒートパイプ22は、作動液(図示せず)
の持つ蒸発と凝集の潜熱を利用して高効率で熱を伝達す
るようにした伝熱素子であり、熱流体23の持つ熱を導
水路21外に伝達するためのものであって、例えば銅、
ステンレス鋼、アルミニウム等の金属によって製作され
たパイプ内部に作動液として、例えば少量の水、アセト
ン、メタノール、アンモニア又はフロン等が封入され、
真空状態にして密封されて製作されている。
【0018】ヒートパイプ22の一端、蒸発部22aに
外部から熱が加わると蒸発部22aに封入された作動液
が該熱を吸収して蒸発し、熱は蒸発潜熱として変換され
る。
【0019】このとき、蒸発部22a側の蒸気圧力がヒ
ートパイプ22の他の一端である凝集部22b側よりも
高くなるので、作動液の蒸気は高速で蒸発部22a側か
ら凝集部22b側に移動し、該蒸気は凝集部22bで液
化して凝集潜熱を放出して結果として熱をヒートパイプ
22の蒸発部22a側の一端から凝集部22b側の他の
一端に伝達するように構成されている。
【0020】ヒートパイプ22は、蒸発部22a側の一
端が導水路21中に突出して配設され、凝集部22b側
の他の一端には、絶縁材としてシリコンゴムシート1
1,12が使用されたことにより可撓性を有する熱電素
子1がヒートパイプ22の円筒状の形状に沿って変形さ
れ、該ヒートパイプ22に密着して巻き付けられてい
る。
【0021】熱電素子1の外周には、放熱フィン24が
取り付けられており、熱電素子1から熱を効率よく外気
中に放出するようになっている。
【0022】そして、導水路21中を矢印F方向に流れ
る熱流体23の持つ熱をヒートパイプ22によって導水
路21外の凝集部22bに伝達し、更に熱電素子1によ
って電気エネルギに変換し、該熱電素子1に接続されて
いる導電線25を介して電気装置26を作動させるよう
に構成されている。
【0023】次に、本発明の第2実施例について説明す
ると、熱エネルギ回収装置30は、図9から図11にお
いて、貯溜槽31と、熱電素子1とを備えている。
【0024】貯溜槽31は、熱流体23を貯溜するため
のものであって、流入口31aと流出口31bとが配設
され、熱流体23を流入口31aから矢印G方向に流入
させ、また流出口31bから熱流体23を矢印H方向に
流出させるようになっており、該流出口31bは上方に
U字形に曲げられた逆トラップ31cが形成されてお
り、貯溜槽31内には該逆トラップ31cまでの水位を
常に確保するように構成され、一定量の熱流体23を貯
溜するようになっている。
【0025】熱電素子1は、熱流体23の持つ熱エネル
ギを電気エネルギに変換するためのものであって、前述
した如く可撓性を有するように絶縁材がシリコンゴムシ
ート11,12で製作されており、更に複数個の、図9
に示す実施例においては24個の熱電素子1がシリコン
ゴムシート32上に整列して配設され、夫々の熱電素子
1は導電線33によって4個ずつが直列に、更に直列接
続された6グループの熱電素子1が並列に接続されて電
気装置34に接続されており、1個の熱電素子1の4倍
の電圧及び6倍の電気容量の電気を電気装置34に矢印
I方向に供給するように構成されている。
【0026】24個の熱電素子1が配設されたシリコン
ゴムシート32は、貯溜槽31に貯溜された熱流体23
の水面23a上に浮かせるようにして配設されており、
該熱流体23が流れることによって水面23aの形状が
変化すると、該形状に沿ってシリコンゴムシート32が
変形して、常にすべての熱電素子1が熱流体23に密着
するようになっており、効率よく熱流体23の持つ熱を
熱電素子1に伝達して電気エネルギに変換して回収する
ように構成されている。
【0027】本発明は上記のように構成されており、以
下その作用について説明する。第1実施例の熱エネルギ
回収装置20は、図5において、熱電素子1の絶縁材は
可撓性を有し、かつ弾力性のあるシリコンゴムシート1
1,12で製作されているので、ヒートパイプ22の円
筒状の形状に沿って容易に変形させて該ヒートパイプ2
2に密着させて巻き付けることができ、またヒートパイ
プ22の表面22cの面粗度が粗い状態であっても、シ
リコンゴムシート11,12は弾力性を有するので表面
22cの細かい凹凸にも対応して変形し、表面22cの
全面に隙間なく密着して熱の授受を効率よく行うことが
できる。
【0028】そして、図7及び図8において、熱流体2
3を導水路21中を矢印F方向に流すと、導水路21中
に突出するヒートパイプ22の蒸発部22aが加熱され
封入された作動液が熱を吸収して蒸発し、作動液の蒸気
はヒートパイプ22内のわずかな圧力差によって高速で
導水路21外に配設された凝集部22b側に移動し、凝
集部22bで液化して凝集潜熱を放出して熱流体23の
持つ熱をヒートパイプ22の蒸発部22a側から凝集部
22b側に伝達する。
【0029】ヒートパイプ22の凝集部22b側に伝達
された熱は、熱電素子1の電極体4側を加熱して電極体
5側よりも高温状態とするので、電極体4側においては
熱エネルギを吸収して電子がエネルギレベルの低い状態
から高い状態へと移行し、電極体5側においては、電子
がエネルギレベルの高い状態から低い状態へと移行して
余ったエネルギを周囲の結晶格子に与えて熱電素子1に
起電力が生じ、熱エネルギが電気エネルギに変換され
る。
【0030】また第2実施例の熱エネルギ回収装置30
は、図10及び図11において、24個の熱電素子1が
配設され、貯溜槽31に貯溜された熱流体23の水面2
3a上に浮かせるようにして配設されたシリコンゴムシ
ート32は、熱流体23の流れにより変化する水面23
aの形状に沿って変形し、常に熱電素子1と熱流体23
とを密着状態に保持しているので、熱流体23の持つ熱
を効率よく熱電素子1に伝達することができ、また熱電
素子1は上述したように、熱流体23の持つ熱エネルギ
を電気エネルギに変換して回収することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上記のように熱電素子の絶縁
材として可撓性及び弾力性を有する素材を用いて構成し
たので、熱電素子を自由に屈曲させて変形させることが
でき、またこの結果熱エネルギを授受すべき相手部材の
形状が曲面であっても、該曲面に沿って熱電素子を変形
させて相手部材に密着させて配設できるという効果があ
り、熱電素子の相手部材への取付け性を大幅に向上させ
ることができる効果が得られる。
【0032】また上記構成により従来、組み立てること
が困難であったヒートパイプ等の曲面又は常に変化する
水面等に熱電素子を容易に密着させて利用できるという
効果がある。
【0033】更には、可撓性及び弾力性を有する素材か
ら構成された絶縁材を持つ熱電素子をヒートパイプの一
端に密着させて配設し、該ヒートパイプの他の一端を熱
流体が流下する導水路中に突出させて配設したので、熱
流体の持つ熱エネルギをヒートパイプによって該熱流体
から取り出し、更に熱電素子によって電気エネルギに変
換して回収できる効果があり、またこの結果従来無駄に
捨てられていた熱エネルギを有効に利用できるようにな
り、小規模の発電所であっても、極めて安価な電力を提
供できることとなるため、例えばこの小規模の発電所の
電力のみを利用してその出力に見合った程度の太陽電池
の製造を行えば、安価な太陽電池の製造が可能となるた
め、太陽電池の増産を図ることができ、無公害な太陽エ
ネルギによりほとんどの電力需要を賄うことができる可
能性がある、という極めて優れた産業上の効果が得られ
る。
【0034】また可撓性及び弾力性を有する絶縁材に固
着された電極体に多数のP型半導体素子及びN型半導体
素子をπ型直列接続して熱電素子を構成し、該可撓性を
有する熱電素子を貯溜槽に貯溜された熱流体上に浮かべ
て配設したので、表面状態が変化する該熱流体の水面に
合わせて熱電素子を変形させ、常に熱流体と熱電素子と
を密着させることができる効果があり、またこの結果熱
流体の持つ熱エネルギを効率よく該熱電素子に伝達して
電気エネルギに変換して回収することができ、上記と同
様安価な電力を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱電素子の斜視図である。
【図2】熱電素子の部分縦断面側面図である。
【図3】熱電素子の分解斜視図である。
【図4】熱電素子の作用を説明する電気回路図である。
【図5】図5から図8は本発明の第1実施例に係り、図
5はヒートパイプに固着された熱電素子の斜視図であ
る。
【図6】ヒートパイプに固着された熱電素子の分解斜視
図である。
【図7】熱エネルギ回収装置の縦断面図である。
【図8】熱エネルギ回収装置の斜視図である。
【図9】図9から図11は本発明の第2実施例に係り、
図9は熱エネルギ回収装置の平面図である。
【図10】熱エネルギ回収装置の縦断面図である。
【図11】熱エネルギ回収装置の結線状態を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 熱電素子 2 N型半導体素子 3 P型半導体素子 4 電極体 5 電極体 11 絶縁材の一例たるシリコンゴムシート 12 絶縁材の一例たるシリコンゴムシート 20 熱エネルギ回収装置 21 導水路 22 ヒートパイプ 22a 一端 22b 他の一端 23 熱流体 30 熱エネルギ回収装置 31 貯溜槽

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱流体を流す導水路と、該導水路中の前
    記熱流体に一端が突出し他の一端が前記導水路外となる
    ように配設され前記熱流体の持つ熱を前記導水路外の他
    の一端に伝達する複数のヒートパイプと、夫々の前記ヒ
    ートパイプの前記導水路外の前記他の一端に発熱側の一
    端を密着させて配設され可撓性及び弾力性を有する絶縁
    材に固着された電極体にP型半導体素子及びN型半導体
    素子がπ型直列接続された熱電素子とからなり、前記熱
    流体の持つ熱を前記ヒートパイプによって前記導水路外
    の前記ヒートパイプの前記他の一端に伝達し、前記熱電
    素子により前記導水路外に伝達された熱エネルギを電気
    エネルギに変換するように構成したことを特徴とする熱
    エネルギ回収装置。
  2. 【請求項2】 熱流体を流入及び流出させながら貯溜す
    る貯溜槽と、可撓性及び弾力性を有する絶縁材に固着さ
    れた電極体に多数のP型半導体素子及びN型半導体素子
    がπ型直列接続され前記可撓性を有する絶縁材が前記貯
    溜槽内の前記熱流体に接触するように前記熱流体に浮か
    せた状態で配設された熱電素子とからなり、前記熱流体
    の熱エネルギを前記熱電素子によって電気エネルギに変
    換するように構成したことを特徴とする熱エネルギ回収
    装置。
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