JPH09223047A - コンピュータネットワークの制御方法 - Google Patents
コンピュータネットワークの制御方法Info
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- JPH09223047A JPH09223047A JP8029061A JP2906196A JPH09223047A JP H09223047 A JPH09223047 A JP H09223047A JP 8029061 A JP8029061 A JP 8029061A JP 2906196 A JP2906196 A JP 2906196A JP H09223047 A JPH09223047 A JP H09223047A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータネットワーク内に分散して存在
する記憶資源の使用率の偏りを回避して、記憶資源の可
用性やアクセス時のレスポンスを向上させる。 【解決手段】 ネットワーク700にファイルサーバ7
01(FS1)、ファイルサーバ702(FS2)が接
続され、ファイルサーバ701に外部記憶装置703
が、ファイルサーバ702に外部記憶装置704が接続
され、各外部記憶装置703、704の記憶領域は複数
のセグメント1〜nに分割して管理され、ファイルサー
バ701、702は、論理セグメント番号、セグメント
のあるサーバ名、物理セグメント番号の各々が、各エン
トリ706、エントリ707、エントリ708に格納さ
れるボリューム管理情報705を持ち、外部記憶装置7
03、704に分散して存在する任意のセグメント70
9の集合によって利用者の参照単位のボリュームを構成
可能にし、必要に応じてセグメントの配置を動的に変化
させる。
する記憶資源の使用率の偏りを回避して、記憶資源の可
用性やアクセス時のレスポンスを向上させる。 【解決手段】 ネットワーク700にファイルサーバ7
01(FS1)、ファイルサーバ702(FS2)が接
続され、ファイルサーバ701に外部記憶装置703
が、ファイルサーバ702に外部記憶装置704が接続
され、各外部記憶装置703、704の記憶領域は複数
のセグメント1〜nに分割して管理され、ファイルサー
バ701、702は、論理セグメント番号、セグメント
のあるサーバ名、物理セグメント番号の各々が、各エン
トリ706、エントリ707、エントリ708に格納さ
れるボリューム管理情報705を持ち、外部記憶装置7
03、704に分散して存在する任意のセグメント70
9の集合によって利用者の参照単位のボリュームを構成
可能にし、必要に応じてセグメントの配置を動的に変化
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークの制御技術に関し、特に、ネットワーク中の複
数のファイルサーバに接続されている記憶資源における
データの配置技術等に適用して有効な技術に関する。
トワークの制御技術に関し、特に、ネットワーク中の複
数のファイルサーバに接続されている記憶資源における
データの配置技術等に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、日系BP社、1995年6月2
1日発行「最新パソコン技術体系’95」P385〜P
407、等の文献にも記載されているように、コンピュ
ータ資源の有効利用や情報処理の効率化等の観点から、
複数のコンピュータ装置をネットワークを介して相互に
接続することによってコンピュータネットワークを構築
することが行われている。
1日発行「最新パソコン技術体系’95」P385〜P
407、等の文献にも記載されているように、コンピュ
ータ資源の有効利用や情報処理の効率化等の観点から、
複数のコンピュータ装置をネットワークを介して相互に
接続することによってコンピュータネットワークを構築
することが行われている。
【0003】ところで、外部記憶装置等の記憶資源の管
理技術として、例えば特開平1−7138号公報や特開
平5−143405号公報に開示された技術などでは、
外部記憶装置内に作った論理的な記憶領域をその導入時
に決定したまま静的に使用している。また、特開平4−
165541号公報等に開示された技術では、ファイル
の再配置方法に関する技術が開示されているが、これら
は外部記憶装置内の論理的な記憶領域の再配置には触れ
ていない。
理技術として、例えば特開平1−7138号公報や特開
平5−143405号公報に開示された技術などでは、
外部記憶装置内に作った論理的な記憶領域をその導入時
に決定したまま静的に使用している。また、特開平4−
165541号公報等に開示された技術では、ファイル
の再配置方法に関する技術が開示されているが、これら
は外部記憶装置内の論理的な記憶領域の再配置には触れ
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、ネットワークに
接続されているファイルサーバにつながっている外部記
憶装置において、その中の論理的な記憶領域は、導入時
にその容量等を決定したままその後は静的に固定された
まま利用される。このため運用が進むにつれて、ファイ
ルサーバに接続されている外部記憶装置の中の論理記憶
領域の使用率に偏りが発生してしまう。すなわち、導入
時に設定した容量を使いきってしまう論理記憶領域があ
る一方で、未使用の部分を多量に持つ論理記憶領域が、
同じネットワーク中に存在することになってしまう。ま
た利用者からのアクセス頻度の高いファイルを持つ論理
記憶領域が、少数の特定のファイルサーバに接続されて
いる外部記憶装置中にあると、このような論理記憶領域
への多数のアクセスの集中が原因になり、ファイルを読
み出したり、書き込む際のレスポンスの低下が発生す
る。
接続されているファイルサーバにつながっている外部記
憶装置において、その中の論理的な記憶領域は、導入時
にその容量等を決定したままその後は静的に固定された
まま利用される。このため運用が進むにつれて、ファイ
ルサーバに接続されている外部記憶装置の中の論理記憶
領域の使用率に偏りが発生してしまう。すなわち、導入
時に設定した容量を使いきってしまう論理記憶領域があ
る一方で、未使用の部分を多量に持つ論理記憶領域が、
同じネットワーク中に存在することになってしまう。ま
た利用者からのアクセス頻度の高いファイルを持つ論理
記憶領域が、少数の特定のファイルサーバに接続されて
いる外部記憶装置中にあると、このような論理記憶領域
への多数のアクセスの集中が原因になり、ファイルを読
み出したり、書き込む際のレスポンスの低下が発生す
る。
【0005】本発明の目的は、コンピュータネットワー
ク内に分散して存在する記憶資源の使用率の偏りを回避
して、記憶資源を有効に利用することが可能なコンピュ
ータネットワークの制御技術を提供することにある。
ク内に分散して存在する記憶資源の使用率の偏りを回避
して、記憶資源を有効に利用することが可能なコンピュ
ータネットワークの制御技術を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、コンピュータネット
ワーク中の記憶資源に格納されているデータへアクセス
する際の応答速度やスループットを向上させることが可
能なコンピュータネットワークの制御技術を提供するこ
とにある。
ワーク中の記憶資源に格納されているデータへアクセス
する際の応答速度やスループットを向上させることが可
能なコンピュータネットワークの制御技術を提供するこ
とにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、コンピュータ
ネットワークにおける記憶資源の管理および運用を効率
良く、的確に行うことが可能なコンピュータネットワー
クの制御技術を提供することにある。
ネットワークにおける記憶資源の管理および運用を効率
良く、的確に行うことが可能なコンピュータネットワー
クの制御技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、ネットワー
クに接続されるファイルサーバ等の個々の第1のコンピ
ュータ装置に対して、当該第1のコンピュータ装置に接
続されている外部記憶装置内の記憶領域を当該外部記憶
装置の初期化時に生成されるブロックよりも大きい小領
域に分割することによってデータを管理する機能を備え
るとともに、ネットワークに接続されている第1のコン
ピュータ装置につなげられている外部記憶装置中の論理
的な記憶領域の利用状況を一括して監視、管理するため
の第2のコンピュータ装置を設ける。なお、第2のコン
ピュータ装置は、第1のコンピュータ装置と必ずしも別
個に設ける必要は無く、第2のコンピュータ装置が司る
制御動作を実現する制御ソフトウェアを、通常のサーバ
機能を提供するソフトウェアとともに第1のコンピュー
タ装置に実装することによって、第1のコンピュータ装
置が第2のコンピュータ装置の機能を兼ね備えるように
してもよい。
クに接続されるファイルサーバ等の個々の第1のコンピ
ュータ装置に対して、当該第1のコンピュータ装置に接
続されている外部記憶装置内の記憶領域を当該外部記憶
装置の初期化時に生成されるブロックよりも大きい小領
域に分割することによってデータを管理する機能を備え
るとともに、ネットワークに接続されている第1のコン
ピュータ装置につなげられている外部記憶装置中の論理
的な記憶領域の利用状況を一括して監視、管理するため
の第2のコンピュータ装置を設ける。なお、第2のコン
ピュータ装置は、第1のコンピュータ装置と必ずしも別
個に設ける必要は無く、第2のコンピュータ装置が司る
制御動作を実現する制御ソフトウェアを、通常のサーバ
機能を提供するソフトウェアとともに第1のコンピュー
タ装置に実装することによって、第1のコンピュータ装
置が第2のコンピュータ装置の機能を兼ね備えるように
してもよい。
【0009】ネットワーク中の第1のコンピュータ装置
に接続されている外部記憶装置を、論理的な記憶領域、
すなわち外部記憶装置をネットワークを介して使用する
利用者が参照できる単位、よりも小さく、その外部記憶
装置をフォーマットしたときに生成されるブロックより
も大きい小領域に分割する。
に接続されている外部記憶装置を、論理的な記憶領域、
すなわち外部記憶装置をネットワークを介して使用する
利用者が参照できる単位、よりも小さく、その外部記憶
装置をフォーマットしたときに生成されるブロックより
も大きい小領域に分割する。
【0010】この分割した小領域の集合を、外部記憶装
置の利用者が利用する論理的な記憶領域とする。各第1
のコンピュータ装置は、論理的な記憶領域を構成する小
領域を管理するテーブルを持つ。第2のコンピュータ装
置は、各第1のコンピュータ装置が持つ管理テーブルの
コピーを持つ。論理的な記憶領域中のファイルの記憶位
置は、小領域番号と論理ブロック番号の組みの集合によ
って表わされる。
置の利用者が利用する論理的な記憶領域とする。各第1
のコンピュータ装置は、論理的な記憶領域を構成する小
領域を管理するテーブルを持つ。第2のコンピュータ装
置は、各第1のコンピュータ装置が持つ管理テーブルの
コピーを持つ。論理的な記憶領域中のファイルの記憶位
置は、小領域番号と論理ブロック番号の組みの集合によ
って表わされる。
【0011】上記した本発明の構成は、一例として以下
のように作用する。
のように作用する。
【0012】第2のコンピュータ装置は、ネットワーク
に接続されている第1のコンピュータ装置と定期的に通
信を行い、各第1のコンピュータ装置に接続されている
外部記憶装置中の論理的な記憶領域の利用状況を知る。
に接続されている第1のコンピュータ装置と定期的に通
信を行い、各第1のコンピュータ装置に接続されている
外部記憶装置中の論理的な記憶領域の利用状況を知る。
【0013】小領域の集合が、外部記憶装置の利用者
が、利用する論理的記憶領域となる。どの小領域をどの
論理的記憶領域に割り当てるかは、第2のコンピュータ
装置が決定する。各第1のコンピュータ装置は、論理的
記憶領域を管理するテーブルを持ち、この管理テーブル
内の情報を前述のように定期的に第2のコンピュータ装
置と通信し合う。この情報を基に第2のコンピュータ装
置は、各論理記憶領域に割り当てる小領域を決定し、動
的に各論理記憶領域を変更する。これによって、前述の
技術的課題を解決する。すなわち、未使用の小領域を多
数持っている論理記憶領域から幾つかの未使用領域を、
未使用領域が不足している論理記憶領域に割り当てて、
ネットワーク内の複数の外部記憶装置の使用率を均等化
したり、利用者からのアクセスが頻発する外部記憶装置
中の論理記憶領域を他の外部記憶装置中に移動して、特
定の外部記憶装置にアクセスが集中すること等に起因す
るレスポンス低下を回避してデータアクセスのスループ
ットを向上させたりする。
が、利用する論理的記憶領域となる。どの小領域をどの
論理的記憶領域に割り当てるかは、第2のコンピュータ
装置が決定する。各第1のコンピュータ装置は、論理的
記憶領域を管理するテーブルを持ち、この管理テーブル
内の情報を前述のように定期的に第2のコンピュータ装
置と通信し合う。この情報を基に第2のコンピュータ装
置は、各論理記憶領域に割り当てる小領域を決定し、動
的に各論理記憶領域を変更する。これによって、前述の
技術的課題を解決する。すなわち、未使用の小領域を多
数持っている論理記憶領域から幾つかの未使用領域を、
未使用領域が不足している論理記憶領域に割り当てて、
ネットワーク内の複数の外部記憶装置の使用率を均等化
したり、利用者からのアクセスが頻発する外部記憶装置
中の論理記憶領域を他の外部記憶装置中に移動して、特
定の外部記憶装置にアクセスが集中すること等に起因す
るレスポンス低下を回避してデータアクセスのスループ
ットを向上させたりする。
【0014】小領域は、複数の外部記憶装置中に存在す
ることもできるので、論理的な記憶領域は複数の外部記
憶装置間に跨って存在できる。このときファイルの記憶
位置は、小領域番号と論理ブロック番号の組みの集合に
よって表わされているので、複数の外部記憶装置間に跨
って論理的記憶領域が存在しても利用者からのファイル
へのアクセスが可能になる。
ることもできるので、論理的な記憶領域は複数の外部記
憶装置間に跨って存在できる。このときファイルの記憶
位置は、小領域番号と論理ブロック番号の組みの集合に
よって表わされているので、複数の外部記憶装置間に跨
って論理的記憶領域が存在しても利用者からのファイル
へのアクセスが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態であるコン
ピュータネットワークの制御方法が実施されるコンピュ
ータネットワークの構成の一例を示す概念図である。
ピュータネットワークの制御方法が実施されるコンピュ
ータネットワークの構成の一例を示す概念図である。
【0017】外部記憶装置101から103は、それぞ
れネットワーク100に接続されたファイルサーバ10
4から106に接続されている。また107は、本実施
の形態のコンピュータネットワークの制御方法を実現す
るために、ネットワーク100中の外部記憶装置101
〜103を監視、管理する管理サーバである。108
は、外部記憶装置101〜103中に格納されているフ
ァイルを利用するクライアントである。
れネットワーク100に接続されたファイルサーバ10
4から106に接続されている。また107は、本実施
の形態のコンピュータネットワークの制御方法を実現す
るために、ネットワーク100中の外部記憶装置101
〜103を監視、管理する管理サーバである。108
は、外部記憶装置101〜103中に格納されているフ
ァイルを利用するクライアントである。
【0018】図2は、図1に示した外部記憶装置101
から103の内部の構成の一例を示す概念図である。2
01は一つの外部記憶装置を示す。一般的に外部記憶装
置201は、それが幾つかの論理的な参照単位に分割さ
れ、この単位(以下ボリュームと呼ぶ。)によりクライ
アント108からネットワーク100を介してアクセス
される。本実施の形態のコンピュータネットワークの制
御方法では、外部記憶装置201を前記のアクセス単位
よりも小さな複数の領域(以下セグメントと呼ぶ。)に
分割し、これらの領域の集合をもって一つのボリューム
を構成する。すなわち、図2では、複数のセグメント2
03によって複数のボリューム202が構成されてい
る。
から103の内部の構成の一例を示す概念図である。2
01は一つの外部記憶装置を示す。一般的に外部記憶装
置201は、それが幾つかの論理的な参照単位に分割さ
れ、この単位(以下ボリュームと呼ぶ。)によりクライ
アント108からネットワーク100を介してアクセス
される。本実施の形態のコンピュータネットワークの制
御方法では、外部記憶装置201を前記のアクセス単位
よりも小さな複数の領域(以下セグメントと呼ぶ。)に
分割し、これらの領域の集合をもって一つのボリューム
を構成する。すなわち、図2では、複数のセグメント2
03によって複数のボリューム202が構成されてい
る。
【0019】図2では、ボリューム202が一つの外部
記憶装置201内のセグメント203の集合により構成
されることを示したが、さらに本実施の形態では複数の
外部記憶装置間に跨ってボリュームを構成できるように
する。例えば図3は、本実施の形態のコンピュータネッ
トワークの制御方法を取り入れている二つのファイルサ
ーバ301、ファイルサーバ302と、それぞれに接続
されている外部記憶装置303、外部記憶装置304
が、導入された直後のボリュームとセグメントの関係を
示している。ファイルサーバ301、ファイルサーバ3
02はネットワーク300を介して接続されている。図
3の状態では、まだ、本実施の形態の制御方法による動
的再配置は行われていない。外部記憶装置303にボリ
ュームA(ボリューム305)とボリュームB(ボリュ
ーム306)が、外部記憶装置304にボリュームC
(ボリューム307)が割り当てられている。ハッチン
グがされている部分は、ネットワークの利用者により既
に使用済みとなっている使用済セグメント308を示し
ている。ボリュームA(ボリューム305)は、導入時
に割り当てられたセグメントのほとんどが使用済みであ
る。ボリュームB(ボリューム306)は、導入時の割
り当ての約半数のセグメントを未使用のまま残してい
る。そして、セグメントC(ボリューム307)は大半
のセグメントを未使用のまま残している。
記憶装置201内のセグメント203の集合により構成
されることを示したが、さらに本実施の形態では複数の
外部記憶装置間に跨ってボリュームを構成できるように
する。例えば図3は、本実施の形態のコンピュータネッ
トワークの制御方法を取り入れている二つのファイルサ
ーバ301、ファイルサーバ302と、それぞれに接続
されている外部記憶装置303、外部記憶装置304
が、導入された直後のボリュームとセグメントの関係を
示している。ファイルサーバ301、ファイルサーバ3
02はネットワーク300を介して接続されている。図
3の状態では、まだ、本実施の形態の制御方法による動
的再配置は行われていない。外部記憶装置303にボリ
ュームA(ボリューム305)とボリュームB(ボリュ
ーム306)が、外部記憶装置304にボリュームC
(ボリューム307)が割り当てられている。ハッチン
グがされている部分は、ネットワークの利用者により既
に使用済みとなっている使用済セグメント308を示し
ている。ボリュームA(ボリューム305)は、導入時
に割り当てられたセグメントのほとんどが使用済みであ
る。ボリュームB(ボリューム306)は、導入時の割
り当ての約半数のセグメントを未使用のまま残してい
る。そして、セグメントC(ボリューム307)は大半
のセグメントを未使用のまま残している。
【0020】後述するようなアルゴリズムを採る本実施
の形態による外部記憶装置中の論理記憶領域の動的再配
置、すなわち、各ボリュームに対して割り当てられてい
るセグメントを各ボリュームに対して動的に再配置し直
すことにより、図3のように割り当てられていた各ボリ
ュームは図4のように再配置される。図3中で、多数の
未使用セグメントを持つボリュームC(ボリューム30
7)から、幾つかのセグメントをボリュームA(ボリュ
ーム305)に割り当て、ボリュームAの容量不足を解
消する。これにより、物理的には図4のボリューム40
1のようにボリュームAは、二つの外部記憶装置303
および304に跨って存在するようになる。
の形態による外部記憶装置中の論理記憶領域の動的再配
置、すなわち、各ボリュームに対して割り当てられてい
るセグメントを各ボリュームに対して動的に再配置し直
すことにより、図3のように割り当てられていた各ボリ
ュームは図4のように再配置される。図3中で、多数の
未使用セグメントを持つボリュームC(ボリューム30
7)から、幾つかのセグメントをボリュームA(ボリュ
ーム305)に割り当て、ボリュームAの容量不足を解
消する。これにより、物理的には図4のボリューム40
1のようにボリュームAは、二つの外部記憶装置303
および304に跨って存在するようになる。
【0021】本実施の形態によるコンピュータネットワ
ークの制御方法を外部記憶装置に取り入れた場合のファ
イルの管理方法の一例を図5に示す。外部記憶装置中に
は、そのフォーマット時に多数のブロックが生成され
る。外部記憶装置中のファイルは、このブロックに記録
されたデータを連結したものである。図5中の#1から
#Nは、外部記憶装置中の一つのボリュームを構成する
N個のセグメント501を示している。各セグメント5
01中の1からnまでのブロックが、論理ブロック50
2(セグメント中のブロックを先頭から番号付けしたも
の。)である。ボリュームを構成するセグメント501
はまた、外部記憶装置のフォーマット時に生成された論
理ブロック502の集合でもある。
ークの制御方法を外部記憶装置に取り入れた場合のファ
イルの管理方法の一例を図5に示す。外部記憶装置中に
は、そのフォーマット時に多数のブロックが生成され
る。外部記憶装置中のファイルは、このブロックに記録
されたデータを連結したものである。図5中の#1から
#Nは、外部記憶装置中の一つのボリュームを構成する
N個のセグメント501を示している。各セグメント5
01中の1からnまでのブロックが、論理ブロック50
2(セグメント中のブロックを先頭から番号付けしたも
の。)である。ボリュームを構成するセグメント501
はまた、外部記憶装置のフォーマット時に生成された論
理ブロック502の集合でもある。
【0022】このように構成されるセグメント501内
の論理ブロック502中に、ファイルを構成するデータ
は格納される。そして各論理ブロック502は、セグメ
ント番号と論理ブロック番号の組みによって表わせる。
例えば、5つの論理ブロック502から成るファイルA
が、図5の論理ブロック503、論理ブロック504、
論理ブロック505、論理ブロック506、論理ブロッ
ク507を使用して存在するとき、各論理ブロック50
3〜507は(#1,x1a)、(#1,x1b)、
(#1,x1c)(#2,x2a)、(#3,x3a)
によって参照することができる。
の論理ブロック502中に、ファイルを構成するデータ
は格納される。そして各論理ブロック502は、セグメ
ント番号と論理ブロック番号の組みによって表わせる。
例えば、5つの論理ブロック502から成るファイルA
が、図5の論理ブロック503、論理ブロック504、
論理ブロック505、論理ブロック506、論理ブロッ
ク507を使用して存在するとき、各論理ブロック50
3〜507は(#1,x1a)、(#1,x1b)、
(#1,x1c)(#2,x2a)、(#3,x3a)
によって参照することができる。
【0023】図6に図1で示したファイルサーバ1から
3のそれぞれが持つ、ボリュームの管理情報の一例を示
す。601はボリュームIDで、ファイルサーバ中での
ボリュームの識別、クライアントがネットワークを介し
てボリュームを参照する際に使用される。602はボリ
ュームへのアクセス量で、そのボリュームに対するRe
ad/Writeされたデータの容量を格納する。これ
は、後述する異なるファイルサーバに付属する外部記憶
装置間でのボリュームの移動を行う際に参照される。6
03のボリューム内の総セグメント数と、604のボリ
ューム内の使用済みセグメント数は、本実施の形態の論
理記憶領域の動的再配置を行う際のパラメータとして参
照される。605の各セグメントの情報は、ボリューム
を構成する各セグメントの情報を格納しているテーブル
(以下、セグメント管理テーブルと呼ぶ。)である。セ
グメント一つ分の情報には、次の4つがある。すなわ
ち、606の論理セグメント番号は、ボリュームを構成
する各セグメントに番号付けしたもので、図5で示した
ようにファイルを参照する際に、論理ブロック番号と組
みにして参照されるセグメント番号である。607のセ
グメントのあるサーバ名は、そのセグメントが存在する
外部記憶装置が接続されているサーバ名を格納する。6
08の物理セグメント番号は、外部記憶装置中での物理
的なセグメント番号を格納する。この物理セグメント番
号608は、図2で示した外部記憶装置201を構成す
るセグメントに番号付けしたものである。そして609
のセグメントの使用率は、そのセグメント中の論理ブロ
ックの使用率を格納する。各ファイルサーバは図6に示
した、ボリュームID601、ボリュームへのアクセス
量602、ボリューム内の総セグメント数603、ボリ
ューム内の使用済セグメント数604、セグメント管理
テーブル605等の管理情報を、それぞれ各ファイルサ
ーバが管理しているボリュームの数だけ保持している。
3のそれぞれが持つ、ボリュームの管理情報の一例を示
す。601はボリュームIDで、ファイルサーバ中での
ボリュームの識別、クライアントがネットワークを介し
てボリュームを参照する際に使用される。602はボリ
ュームへのアクセス量で、そのボリュームに対するRe
ad/Writeされたデータの容量を格納する。これ
は、後述する異なるファイルサーバに付属する外部記憶
装置間でのボリュームの移動を行う際に参照される。6
03のボリューム内の総セグメント数と、604のボリ
ューム内の使用済みセグメント数は、本実施の形態の論
理記憶領域の動的再配置を行う際のパラメータとして参
照される。605の各セグメントの情報は、ボリューム
を構成する各セグメントの情報を格納しているテーブル
(以下、セグメント管理テーブルと呼ぶ。)である。セ
グメント一つ分の情報には、次の4つがある。すなわ
ち、606の論理セグメント番号は、ボリュームを構成
する各セグメントに番号付けしたもので、図5で示した
ようにファイルを参照する際に、論理ブロック番号と組
みにして参照されるセグメント番号である。607のセ
グメントのあるサーバ名は、そのセグメントが存在する
外部記憶装置が接続されているサーバ名を格納する。6
08の物理セグメント番号は、外部記憶装置中での物理
的なセグメント番号を格納する。この物理セグメント番
号608は、図2で示した外部記憶装置201を構成す
るセグメントに番号付けしたものである。そして609
のセグメントの使用率は、そのセグメント中の論理ブロ
ックの使用率を格納する。各ファイルサーバは図6に示
した、ボリュームID601、ボリュームへのアクセス
量602、ボリューム内の総セグメント数603、ボリ
ューム内の使用済セグメント数604、セグメント管理
テーブル605等の管理情報を、それぞれ各ファイルサ
ーバが管理しているボリュームの数だけ保持している。
【0024】図7に図6で示したボリュームの管理情報
を使って、複数のファイルサーバに接続されている外部
記憶装置に跨って存在するボリュームの管理方法の一例
を示す。ネットワーク700にファイルサーバ701お
よびファイルサーバ702が接続されている。701の
ファイルサーバFS1には外部記憶装置703が接続さ
れ、702のファイルサーバFS2には外部記憶装置7
04が接続されている。705内が図6で示したボリュ
ーム管理情報である。ここでは簡略化のため図6のセグ
メント管理テーブル605のうち、セグメントの使用率
609を除いた、論理セグメント番号606、セグメン
トのあるサーバ名607、そして物理セグメント番号6
08のそれぞれが、ボリューム管理情報705内の各エ
ントリ706、エントリ707、エントリ708に格納
されているものとする。二つの外部記憶装置703と7
04に跨って存在するボリュームを構成するセグメント
群が、709のようにハッチングされている。すなわち
外部記憶装置703中の物理セグメント番号2、3、7
のセグメントと、外部記憶装置704中の物理セグメン
ト番号1、3のセグメントである。このとき、ボリュー
ム管理情報705の内容は、エントリ706、エントリ
707、そしてエントリ708の各々に記載された内容
になる。
を使って、複数のファイルサーバに接続されている外部
記憶装置に跨って存在するボリュームの管理方法の一例
を示す。ネットワーク700にファイルサーバ701お
よびファイルサーバ702が接続されている。701の
ファイルサーバFS1には外部記憶装置703が接続さ
れ、702のファイルサーバFS2には外部記憶装置7
04が接続されている。705内が図6で示したボリュ
ーム管理情報である。ここでは簡略化のため図6のセグ
メント管理テーブル605のうち、セグメントの使用率
609を除いた、論理セグメント番号606、セグメン
トのあるサーバ名607、そして物理セグメント番号6
08のそれぞれが、ボリューム管理情報705内の各エ
ントリ706、エントリ707、エントリ708に格納
されているものとする。二つの外部記憶装置703と7
04に跨って存在するボリュームを構成するセグメント
群が、709のようにハッチングされている。すなわち
外部記憶装置703中の物理セグメント番号2、3、7
のセグメントと、外部記憶装置704中の物理セグメン
ト番号1、3のセグメントである。このとき、ボリュー
ム管理情報705の内容は、エントリ706、エントリ
707、そしてエントリ708の各々に記載された内容
になる。
【0025】図8に管理サーバが格納している情報の一
例を示す。管理サーバ107に格納される情報は、本実
施の形態のコンピュータネットワークの制御方法による
管理対象となるネットワーク中のファイルサーバに接続
されている外部記憶装置中の各ボリュームの管理情報で
ある。言い換えると、管理サーバ107は、ネットワー
ク中の各ファイルサーバが格納している情報のコピーを
持つ。801は、ネットワーク中の1台目のファイルサ
ーバが格納している情報を、802は同じく2台目のフ
ァイルサーバが格納している情報を、803はN台目の
ファイルサーバが格納している情報を示す。また、80
4は1台目のファイルサーバが管理している1番目のボ
リュームの管理情報を、805は同じく2番目のボリュ
ームの管理情報を、そして806はn番目のボリューム
の管理情報を示す。なお、804〜806のボリューム
の管理情報の各々には、図6に例示された情報が格納さ
れる。807の単位時間当たりのデータアクセス量と、
808の最大アクセス量と最少アクセス量の比は、後述
するように異なるファイルサーバに接続されている外部
記憶装置間で、その中に格納されているボリュームを移
動するときのパラメータとして使用される。
例を示す。管理サーバ107に格納される情報は、本実
施の形態のコンピュータネットワークの制御方法による
管理対象となるネットワーク中のファイルサーバに接続
されている外部記憶装置中の各ボリュームの管理情報で
ある。言い換えると、管理サーバ107は、ネットワー
ク中の各ファイルサーバが格納している情報のコピーを
持つ。801は、ネットワーク中の1台目のファイルサ
ーバが格納している情報を、802は同じく2台目のフ
ァイルサーバが格納している情報を、803はN台目の
ファイルサーバが格納している情報を示す。また、80
4は1台目のファイルサーバが管理している1番目のボ
リュームの管理情報を、805は同じく2番目のボリュ
ームの管理情報を、そして806はn番目のボリューム
の管理情報を示す。なお、804〜806のボリューム
の管理情報の各々には、図6に例示された情報が格納さ
れる。807の単位時間当たりのデータアクセス量と、
808の最大アクセス量と最少アクセス量の比は、後述
するように異なるファイルサーバに接続されている外部
記憶装置間で、その中に格納されているボリュームを移
動するときのパラメータとして使用される。
【0026】図8に例示した管理サーバ107が保持す
る情報は、定期的なメンテナンスの際、すなわち外部記
憶装置中の論理記憶領域の動的再配置を行う際に更新す
る。例えば、通常のオフィス業務が行われているところ
で使用されているネットワークならば、業務が行われて
いない夜間をこの定期メンテナンスに充てることができ
る。図9中の901は管理サーバを、902は管理サー
バ901の管理下に入るファイルサーバを示す。矢印9
03のように定期メンテナンスの始めに、ネットワーク
中の各ファイルサーバ902から管理サーバ901に対
して、各ボリュームの管理情報が送信される。そして管
理サーバ901中で、後述するような処理が行われて、
更新された各ボリュームの管理情報が、矢印904のよ
うに管理サーバ901から各ファイルサーバ902に対
して送信される。
る情報は、定期的なメンテナンスの際、すなわち外部記
憶装置中の論理記憶領域の動的再配置を行う際に更新す
る。例えば、通常のオフィス業務が行われているところ
で使用されているネットワークならば、業務が行われて
いない夜間をこの定期メンテナンスに充てることができ
る。図9中の901は管理サーバを、902は管理サー
バ901の管理下に入るファイルサーバを示す。矢印9
03のように定期メンテナンスの始めに、ネットワーク
中の各ファイルサーバ902から管理サーバ901に対
して、各ボリュームの管理情報が送信される。そして管
理サーバ901中で、後述するような処理が行われて、
更新された各ボリュームの管理情報が、矢印904のよ
うに管理サーバ901から各ファイルサーバ902に対
して送信される。
【0027】図10のステップ1001からステップ1
005に、外部記憶装置中の論理記憶領域の動的再配置
を行う際に管理サーバ内で行われる処理の流れの一例を
示す。また、このときネットワーク中に存在する外部記
憶装置が、例えば図11のように利用されていたとす
る。1101、1102、1103、1104の4個の
ボリュームがありそれぞれの使用率は1105のように
なっている。
005に、外部記憶装置中の論理記憶領域の動的再配置
を行う際に管理サーバ内で行われる処理の流れの一例を
示す。また、このときネットワーク中に存在する外部記
憶装置が、例えば図11のように利用されていたとす
る。1101、1102、1103、1104の4個の
ボリュームがありそれぞれの使用率は1105のように
なっている。
【0028】まず始めに、ネットワーク中の外部記憶装
置の使用率を計算する(図10、ステップ1001)。
これは、(式1)によって求めることができる。図11
の例では、51個あるセグメントのうち、26が使用さ
れているので約51%のセグメントが利用されている。
次に各ボリュームごとの使用率を算出し、各ボリューム
に使用率によって順位付けを行う(図10、ステップ1
002)。これは(式2)によって求められる。図11
の例では1106のように順位が付けられる。そして次
に、各ボリュームに対して、各ボリュームの使用率をネ
ットワーク中の外部記憶装置の使用率に近づけるために
必要な、セグメントの余剰数および不足数を計算する
(図10、ステップ1003)。外部記憶装置の利用率
がボリュームの利用率よりも高いボリュームに対して
は、(式3)を使う。逆の場合は(式4)を使う。図1
1の例では、1107のように余剰セグメント数、不足
セグメント数が求められる。次に前述のステップ100
2で順位を付けておいた最も使用率の低いボリュームか
ら順にその未使用セグメントを、最も使用率の高いボリ
ュームに対して割り当てていく(図10、ステップ10
04)。図11の例では1108のように、余剰セグメ
ントを持つボリューム1104から、ボリューム110
1に対して7個のセグメントを、ボリューム1103に
対して3個のセグメントを割り当てる。実際の割り当て
は、図8中の各ボリュームの管理情報804〜807に
含まれるセグメント管理テーブル605中の値を書き換
えることによって行う(図10、ステップ1005)。
そして全ての計算が終わった後に、前述のように、各ボ
リューム管理テーブルが、そのボリュームを持つ各ファ
イルサーバに送信されて、各ファイルサーバ中の各ボリ
ューム管理情報が更新される。更新後の各ボリュームの
使用率を1109に、そして1110から1113に更
新後の各ボリューム中のセグメントを示す。
置の使用率を計算する(図10、ステップ1001)。
これは、(式1)によって求めることができる。図11
の例では、51個あるセグメントのうち、26が使用さ
れているので約51%のセグメントが利用されている。
次に各ボリュームごとの使用率を算出し、各ボリューム
に使用率によって順位付けを行う(図10、ステップ1
002)。これは(式2)によって求められる。図11
の例では1106のように順位が付けられる。そして次
に、各ボリュームに対して、各ボリュームの使用率をネ
ットワーク中の外部記憶装置の使用率に近づけるために
必要な、セグメントの余剰数および不足数を計算する
(図10、ステップ1003)。外部記憶装置の利用率
がボリュームの利用率よりも高いボリュームに対して
は、(式3)を使う。逆の場合は(式4)を使う。図1
1の例では、1107のように余剰セグメント数、不足
セグメント数が求められる。次に前述のステップ100
2で順位を付けておいた最も使用率の低いボリュームか
ら順にその未使用セグメントを、最も使用率の高いボリ
ュームに対して割り当てていく(図10、ステップ10
04)。図11の例では1108のように、余剰セグメ
ントを持つボリューム1104から、ボリューム110
1に対して7個のセグメントを、ボリューム1103に
対して3個のセグメントを割り当てる。実際の割り当て
は、図8中の各ボリュームの管理情報804〜807に
含まれるセグメント管理テーブル605中の値を書き換
えることによって行う(図10、ステップ1005)。
そして全ての計算が終わった後に、前述のように、各ボ
リューム管理テーブルが、そのボリュームを持つ各ファ
イルサーバに送信されて、各ファイルサーバ中の各ボリ
ューム管理情報が更新される。更新後の各ボリュームの
使用率を1109に、そして1110から1113に更
新後の各ボリューム中のセグメントを示す。
【0029】
【数1】
【0030】
【数2】
【0031】
【数3】
【0032】
【数4】
【0033】図12に、ボリュームが複数の外部記憶装
置間に跨って存在する場合のクライアントからのファイ
ルへのアクセス方法を示す。ネットワーク1200を介
して接続された二つのファイルサーバ1201、ファイ
ルサーバ1202がある。そしてそれぞれに外部記憶装
置1203、外部記憶装置1204が接続されている。
クライアント1205が、ファイルサーバ1201の管
理下にあるボリューム上に存在する、あるファイル12
06を読み出そうとしている。このボリュームは外部記
憶装置1203、1204間に跨って存在する。ファイ
ルサーバ1201とクライアント1205は、論理接続
1207によりネットワークを介して論理的に接続され
ている。クライアント1205からファイルの読み出し
要求1208が、ファイルサーバ1201に対して送ら
れる。するとファイルサーバ1201は、図5で示した
ような論理セグメント番号と論理ブロック番号の組み
で、ファイルが存在するボリューム中の位置を検索す
る。更に図6で示したようなボリューム管理テーブルを
利用して、そのファイルを構成する論理ブロックがどの
物理セグメントに存在するかを検索する。結果としてフ
ァイルサーバ1201は、要求されたファイルを構成す
る論理ブロックの内、三つが自分自身に接続された外部
記憶装置1203中にあり、一つがファイルサーバ12
02に接続された外部記憶装置1204中にあることを
知る。まずファイルサーバ1201はクライアント12
05に対して、外部記憶装置1203内にある三つの論
理ブロックの内容を送信データ1212として送信す
る。同時にファイルサーバ1201は、ファイルサーバ
1202との間に設けてある論理接続1209を利用し
て、クライアント1205に対して残りの論理ブロック
の内容を送信するように、ファイルサーバ1202にデ
ータ送信指令1210を送る。次にファイルサーバ12
02は、自分とクライアント1205の間に論理接続1
211を確立して論理的に接続し、ファイルサーバ12
01によって指示された論理ブロックを、クライアント
1205に送信データ1213として送信する。こうし
てクライアントは、ファイルサーバ1201に対して要
求したファイルを構成する全ての論理ブロックを取得す
ることができる。
置間に跨って存在する場合のクライアントからのファイ
ルへのアクセス方法を示す。ネットワーク1200を介
して接続された二つのファイルサーバ1201、ファイ
ルサーバ1202がある。そしてそれぞれに外部記憶装
置1203、外部記憶装置1204が接続されている。
クライアント1205が、ファイルサーバ1201の管
理下にあるボリューム上に存在する、あるファイル12
06を読み出そうとしている。このボリュームは外部記
憶装置1203、1204間に跨って存在する。ファイ
ルサーバ1201とクライアント1205は、論理接続
1207によりネットワークを介して論理的に接続され
ている。クライアント1205からファイルの読み出し
要求1208が、ファイルサーバ1201に対して送ら
れる。するとファイルサーバ1201は、図5で示した
ような論理セグメント番号と論理ブロック番号の組み
で、ファイルが存在するボリューム中の位置を検索す
る。更に図6で示したようなボリューム管理テーブルを
利用して、そのファイルを構成する論理ブロックがどの
物理セグメントに存在するかを検索する。結果としてフ
ァイルサーバ1201は、要求されたファイルを構成す
る論理ブロックの内、三つが自分自身に接続された外部
記憶装置1203中にあり、一つがファイルサーバ12
02に接続された外部記憶装置1204中にあることを
知る。まずファイルサーバ1201はクライアント12
05に対して、外部記憶装置1203内にある三つの論
理ブロックの内容を送信データ1212として送信す
る。同時にファイルサーバ1201は、ファイルサーバ
1202との間に設けてある論理接続1209を利用し
て、クライアント1205に対して残りの論理ブロック
の内容を送信するように、ファイルサーバ1202にデ
ータ送信指令1210を送る。次にファイルサーバ12
02は、自分とクライアント1205の間に論理接続1
211を確立して論理的に接続し、ファイルサーバ12
01によって指示された論理ブロックを、クライアント
1205に送信データ1213として送信する。こうし
てクライアントは、ファイルサーバ1201に対して要
求したファイルを構成する全ての論理ブロックを取得す
ることができる。
【0034】このように複数のファイルサーバから、一
つのファイルを構成する論理ブロックが、クライアント
に対して送信されるが、ファイルサーバ同士、およびク
ライアント間でのやり取りはクライアントの利用者が意
識する必要のないところで行われるので、利用者は、必
要とするボリュームを管理する1台のファイルサーバ
(この場合、ファイルサーバ1201)のみを知ってい
れば良く、他のファイルサーバの存在を意識する必要は
ない。
つのファイルを構成する論理ブロックが、クライアント
に対して送信されるが、ファイルサーバ同士、およびク
ライアント間でのやり取りはクライアントの利用者が意
識する必要のないところで行われるので、利用者は、必
要とするボリュームを管理する1台のファイルサーバ
(この場合、ファイルサーバ1201)のみを知ってい
れば良く、他のファイルサーバの存在を意識する必要は
ない。
【0035】図13に、異なるファイルサーバに接続さ
れている外部記憶装置間で、その中に格納されているボ
リュームを移動する方法の一例を示す。
れている外部記憶装置間で、その中に格納されているボ
リュームを移動する方法の一例を示す。
【0036】ネットワーク中の各ボリュームは、図6の
602に示したように、ボリュームへのアクセス量を保
持している。アクセス量とは、単位時間当たりにそのボ
リュームに対してRead/Writeされたデータの
容量である。この情報は、前述のように定期的に各ファ
イルサーバから管理サーバに送信され、管理サーバによ
り監視されている。管理サーバは、この情報を利用し
て、各ボリュームに対して単位時間当たりのデータアク
セス量によって各ボリュームの順位付けを行う(ステッ
プ1301)。これで単位時間に最もデータアクセスの
多かったボリュームと、最も少なかったボリュームを知
ることができる。つぎに、管理サーバは予め登録してあ
った単位時間当たりのデータアクセス量807(図8)
と最もデータアクセス量の多かったボリュームのデータ
アクセス量を比較する(ステップ1302)。これは絶
対的にデータアクセスが少ないボリュームの移動を防
ぐ。この判定が真であれば、管理サーバ内の処理は次の
ステップ1303に進む。このステップ1303では、
予め登録してあった最大データアクセス量と最少アクセ
ス量の比と、前述のステップ1301により決定された
最もアクセスが多かったボリュームのデータアクセス量
と最もアクセスが少なかったボリュームのデータアクセ
ス量の比とを比較する。これは、アクセス量の互いに多
いボリューム同士を移動することを防ぐ。この判定が真
であれば、管理サーバはボリュームの移動処理を開始す
る(ステップ1304)。もしこの処理過程で、ボリュ
ームの移動が不要と判断されれば、管理サーバはこの処
理を次回のメンテナンス時に再び行うために待機する
(ステップ1305)。
602に示したように、ボリュームへのアクセス量を保
持している。アクセス量とは、単位時間当たりにそのボ
リュームに対してRead/Writeされたデータの
容量である。この情報は、前述のように定期的に各ファ
イルサーバから管理サーバに送信され、管理サーバによ
り監視されている。管理サーバは、この情報を利用し
て、各ボリュームに対して単位時間当たりのデータアク
セス量によって各ボリュームの順位付けを行う(ステッ
プ1301)。これで単位時間に最もデータアクセスの
多かったボリュームと、最も少なかったボリュームを知
ることができる。つぎに、管理サーバは予め登録してあ
った単位時間当たりのデータアクセス量807(図8)
と最もデータアクセス量の多かったボリュームのデータ
アクセス量を比較する(ステップ1302)。これは絶
対的にデータアクセスが少ないボリュームの移動を防
ぐ。この判定が真であれば、管理サーバ内の処理は次の
ステップ1303に進む。このステップ1303では、
予め登録してあった最大データアクセス量と最少アクセ
ス量の比と、前述のステップ1301により決定された
最もアクセスが多かったボリュームのデータアクセス量
と最もアクセスが少なかったボリュームのデータアクセ
ス量の比とを比較する。これは、アクセス量の互いに多
いボリューム同士を移動することを防ぐ。この判定が真
であれば、管理サーバはボリュームの移動処理を開始す
る(ステップ1304)。もしこの処理過程で、ボリュ
ームの移動が不要と判断されれば、管理サーバはこの処
理を次回のメンテナンス時に再び行うために待機する
(ステップ1305)。
【0037】図14にボリュームが移動されたときのボ
リュームを構成するセグメントの様子を示す。ネットワ
ーク1400に二つのファイルサーバ1401とファイ
ルサーバ1402が接続されており、それぞれに外部記
憶装置1403と外部記憶装置1404が接続されてい
る。そして外部記憶装置1403中にボリュームA(ボ
リューム1405)とボリュームB(ボリューム140
6)が存在する。また、外部記憶装置1404中にボリ
ュームC(ボリューム1407)が存在する。ここで1
405のボリュームAが最もアクセスの多いボリューム
で、1407のボリュームCが最もアクセスの少ないボ
リュームであるとする。更に図13のフローチャートで
示したアルゴリズム中の条件が全て成立し、ボリューム
の移動が行われると、ボリュームAが外部記憶装置14
03から1404に移動され1408となり、ボリュー
ムCの一部分が外部記憶装置1404から1403に移
動され1409となる。このようにデータアクセス量の
多いボリュームCの一部を外部記憶装置1404から他
の外部記憶装置1403に移動することで、そのボリュ
ームCが格納されていた外部記憶装置1404を持つフ
ァイルサーバ1402のレスポンス、すなわちデータア
クセスでのスループットを向上させることができる。
リュームを構成するセグメントの様子を示す。ネットワ
ーク1400に二つのファイルサーバ1401とファイ
ルサーバ1402が接続されており、それぞれに外部記
憶装置1403と外部記憶装置1404が接続されてい
る。そして外部記憶装置1403中にボリュームA(ボ
リューム1405)とボリュームB(ボリューム140
6)が存在する。また、外部記憶装置1404中にボリ
ュームC(ボリューム1407)が存在する。ここで1
405のボリュームAが最もアクセスの多いボリューム
で、1407のボリュームCが最もアクセスの少ないボ
リュームであるとする。更に図13のフローチャートで
示したアルゴリズム中の条件が全て成立し、ボリューム
の移動が行われると、ボリュームAが外部記憶装置14
03から1404に移動され1408となり、ボリュー
ムCの一部分が外部記憶装置1404から1403に移
動され1409となる。このようにデータアクセス量の
多いボリュームCの一部を外部記憶装置1404から他
の外部記憶装置1403に移動することで、そのボリュ
ームCが格納されていた外部記憶装置1404を持つフ
ァイルサーバ1402のレスポンス、すなわちデータア
クセスでのスループットを向上させることができる。
【0038】図8に示したように管理サーバは、ネット
ワーク中の外部記憶装置およびボリュームの管理情報を
保持している。図15は、管理サーバのこれらの情報を
利用してネットワークの利用状況を視覚的に表示するパ
フォーマンス管理ツールの画面例1500を示してい
る。この画面例1500では、ネットワーク中に4つの
外部記憶装置1501〜1504があり、これらの中に
分散して存在するハッチングされた部分のセグメント群
1506で構成されるボリュームが存在していることを
示している。これにより、特定のボリュームを構成する
セグメント群1506の各外部記憶装置における分布状
態を随時、迅速かつ的確に利用者や管理者が把握でき、
コンピュータネットワークの管理運用を的確に遂行する
ことが可能になる。
ワーク中の外部記憶装置およびボリュームの管理情報を
保持している。図15は、管理サーバのこれらの情報を
利用してネットワークの利用状況を視覚的に表示するパ
フォーマンス管理ツールの画面例1500を示してい
る。この画面例1500では、ネットワーク中に4つの
外部記憶装置1501〜1504があり、これらの中に
分散して存在するハッチングされた部分のセグメント群
1506で構成されるボリュームが存在していることを
示している。これにより、特定のボリュームを構成する
セグメント群1506の各外部記憶装置における分布状
態を随時、迅速かつ的確に利用者や管理者が把握でき、
コンピュータネットワークの管理運用を的確に遂行する
ことが可能になる。
【0039】この図15は一例で、その他にも、たとえ
ば図16の画面例1600に例示されるように、複数の
ボリューム#1〜ボリューム#4のボリューム毎の単位
時間当たりのデータアクセス量1601や、各ボリュー
ムの使用率1602等を同様に視覚的に表示することも
できる。
ば図16の画面例1600に例示されるように、複数の
ボリューム#1〜ボリューム#4のボリューム毎の単位
時間当たりのデータアクセス量1601や、各ボリュー
ムの使用率1602等を同様に視覚的に表示することも
できる。
【0040】以上説明したように、利用者がネットワー
クを介してアクセスする外部記憶中の論理的参照単位で
あるボリュームの利用状況、および外部記憶装置へのア
クセスの頻度を監視し、外部記憶装置中の論理的参照単
位を動的に再配置することで、外部記憶装置中の論理的
参照単位間の使用率の偏りを無くして、ネットワーク中
の外部記憶装置等の記憶資源を有効利用することができ
る。また、アクセス頻度の高い外部記憶装置から、論理
的参照単位を他のアクセス頻度の低い外部記憶装置に移
動することで、格納してあるデータへアクセスする際の
レスポンスを向上させることができる。
クを介してアクセスする外部記憶中の論理的参照単位で
あるボリュームの利用状況、および外部記憶装置へのア
クセスの頻度を監視し、外部記憶装置中の論理的参照単
位を動的に再配置することで、外部記憶装置中の論理的
参照単位間の使用率の偏りを無くして、ネットワーク中
の外部記憶装置等の記憶資源を有効利用することができ
る。また、アクセス頻度の高い外部記憶装置から、論理
的参照単位を他のアクセス頻度の低い外部記憶装置に移
動することで、格納してあるデータへアクセスする際の
レスポンスを向上させることができる。
【0041】さらに、ネットワーク内に存在する外部記
憶装置の利用状況やボリューム管理情報等を可視化して
ネットワークの利用者や管理者に提示することにより、
コンピュータネットワークにおける外部記憶装置等の記
憶資源の管理および運用を効率良く、的確に行うことが
可能になる。
憶装置の利用状況やボリューム管理情報等を可視化して
ネットワークの利用者や管理者に提示することにより、
コンピュータネットワークにおける外部記憶装置等の記
憶資源の管理および運用を効率良く、的確に行うことが
可能になる。
【0042】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0043】
【発明の効果】本発明のコンピュータネットワークの制
御方法によれば、コンピュータネットワーク内に分散し
て存在する記憶資源の使用率の偏りを回避して、記憶資
源を有効に利用することができる、という効果が得られ
る。
御方法によれば、コンピュータネットワーク内に分散し
て存在する記憶資源の使用率の偏りを回避して、記憶資
源を有効に利用することができる、という効果が得られ
る。
【0044】また、コンピュータネットワーク中の記憶
資源に格納されているデータへアクセスする際の応答速
度やスループットを向上させることができる、という効
果が得られる。
資源に格納されているデータへアクセスする際の応答速
度やスループットを向上させることができる、という効
果が得られる。
【0045】また、コンピュータネットワークにおける
記憶資源の管理および運用を効率良く、的確に行うこと
ができる、という効果が得られる。
記憶資源の管理および運用を効率良く、的確に行うこと
ができる、という効果が得られる。
【図1】本発明の一実施の形態であるコンピュータネッ
トワークの制御方法が実施されるコンピュータネットワ
ークの構成の一例を示す概念図である。
トワークの制御方法が実施されるコンピュータネットワ
ークの構成の一例を示す概念図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるコンピュータネッ
トワークの制御方法が実施されるコンピュータネットワ
ーク内の外部記憶装置の構成例を示す概念図である。
トワークの制御方法が実施されるコンピュータネットワ
ーク内の外部記憶装置の構成例を示す概念図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるコンピュータネッ
トワークの制御方法におけるセグメントの動的再配置前
の状態の一例を示す概念図である。
トワークの制御方法におけるセグメントの動的再配置前
の状態の一例を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるコンピュータネッ
トワークの制御方法におけるセグメントの動的再配置後
の状態の一例を示す概念図である。
トワークの制御方法におけるセグメントの動的再配置後
の状態の一例を示す概念図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるコンピュータネッ
トワークの制御方法におけるファイル管理の一例を示す
概念図である。
トワークの制御方法におけるファイル管理の一例を示す
概念図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるコンピュータネッ
トワークの制御方法においてファイルサーバがボリュー
ムを管理するための情報の一例を示す概念図である。
トワークの制御方法においてファイルサーバがボリュー
ムを管理するための情報の一例を示す概念図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるコンピュータネッ
トワークの制御方法において複数の外部記憶装置に跨っ
て存在するボリュームの管理方法の一例を示す概念図で
ある。
トワークの制御方法において複数の外部記憶装置に跨っ
て存在するボリュームの管理方法の一例を示す概念図で
ある。
【図8】本発明の一実施の形態であるコンピュータネッ
トワークの制御方法において管理サーバが格納している
情報の一例を示す概念図である。
トワークの制御方法において管理サーバが格納している
情報の一例を示す概念図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるコンピュータネッ
トワークの制御方法における定期メンテナンス時の情報
の流れの一例を示す概念図である。
トワークの制御方法における定期メンテナンス時の情報
の流れの一例を示す概念図である。
【図10】本発明の一実施の形態であるコンピュータネ
ットワークの制御方法において外部記憶装置中の論理記
憶領域の動的再配置を行う際に管理サーバ内で行われる
処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ットワークの制御方法において外部記憶装置中の論理記
憶領域の動的再配置を行う際に管理サーバ内で行われる
処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施の形態であるコンピュータネ
ットワークの制御方法における外部記憶装置中の論理記
憶領域の動的再配置の一例を示す概念図である。
ットワークの制御方法における外部記憶装置中の論理記
憶領域の動的再配置の一例を示す概念図である。
【図12】本発明の一実施の形態であるコンピュータネ
ットワークの制御方法におけるクライアントからのファ
イルへのアクセス方法の一例を示す概念図である。
ットワークの制御方法におけるクライアントからのファ
イルへのアクセス方法の一例を示す概念図である。
【図13】本発明の一実施の形態であるコンピュータネ
ットワークの制御方法において異なるファイルサーバに
接続されている外部記憶装置間でボリュームを移動する
方法の一例を示すフローチャートである。
ットワークの制御方法において異なるファイルサーバに
接続されている外部記憶装置間でボリュームを移動する
方法の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施の形態であるコンピュータネ
ットワークの制御方法におけるボリューム移動時のセグ
メントの遷移の一例を示す概念図である。
ットワークの制御方法におけるボリューム移動時のセグ
メントの遷移の一例を示す概念図である。
【図15】本発明の一実施の形態であるコンピュータネ
ットワークの制御方法においてネットワークの利用状況
を視覚的に表示する画面例を示す概念図である。
ットワークの制御方法においてネットワークの利用状況
を視覚的に表示する画面例を示す概念図である。
【図16】本発明の一実施の形態であるコンピュータネ
ットワークの制御方法においてネットワークの利用状況
を視覚的に表示する画面例を示す概念図である。
ットワークの制御方法においてネットワークの利用状況
を視覚的に表示する画面例を示す概念図である。
100…ネットワーク、101〜103…外部記憶装
置、104〜106…ファイルサーバ、107…管理サ
ーバ、108…クライアント、201…外部記憶装置、
202…ボリューム、203…セグメント(小領域)、
300…ネットワーク、301,302…ファイルサー
バ、303,304…外部記憶装置、305〜307…
ボリューム、308…使用済セグメント、501…セグ
メント、502〜507…論理ブロック、601…ボリ
ュームID、602…ボリュームへのアクセス量、60
3…ボリューム内の総セグメント数、604…ボリュー
ム内の使用済セグメント数、605…セグメント管理テ
ーブル、606…論理セグメント番号、607…セグメ
ントのあるサーバ名、608…物理セグメント番号、6
09…セグメントの使用率、700…ネットワーク、7
01,702…ファイルサーバ、703,704…外部
記憶装置、705…ボリューム管理情報、706…論理
セグメント番号のエントリ、707…セグメントのある
サーバ名のエントリ、708…物理セグメント番号のエ
ントリ、709…セグメント、1201,1202…フ
ァイルサーバ、1203,1204…外部記憶装置、1
205…クライアント、1206…ファイル、1207
…論理接続、1208…読み出し要求、1209…論理
接続、1210…データ送信指令、1211…論理接
続、1212,1213…送信データ、1400…ネッ
トワーク、1401,1402…ファイルサーバ、14
03,1404…外部記憶装置、1405〜1407…
ボリューム、1500,1600…ネットワークの利用
状況を視覚的に表示する画面例、1501〜1504…
外部記憶装置、1506…特定のボリュームを構成する
セグメント群、1601…単位時間当たりのデータアク
セス量、1602…ボリュームの使用率。
置、104〜106…ファイルサーバ、107…管理サ
ーバ、108…クライアント、201…外部記憶装置、
202…ボリューム、203…セグメント(小領域)、
300…ネットワーク、301,302…ファイルサー
バ、303,304…外部記憶装置、305〜307…
ボリューム、308…使用済セグメント、501…セグ
メント、502〜507…論理ブロック、601…ボリ
ュームID、602…ボリュームへのアクセス量、60
3…ボリューム内の総セグメント数、604…ボリュー
ム内の使用済セグメント数、605…セグメント管理テ
ーブル、606…論理セグメント番号、607…セグメ
ントのあるサーバ名、608…物理セグメント番号、6
09…セグメントの使用率、700…ネットワーク、7
01,702…ファイルサーバ、703,704…外部
記憶装置、705…ボリューム管理情報、706…論理
セグメント番号のエントリ、707…セグメントのある
サーバ名のエントリ、708…物理セグメント番号のエ
ントリ、709…セグメント、1201,1202…フ
ァイルサーバ、1203,1204…外部記憶装置、1
205…クライアント、1206…ファイル、1207
…論理接続、1208…読み出し要求、1209…論理
接続、1210…データ送信指令、1211…論理接
続、1212,1213…送信データ、1400…ネッ
トワーク、1401,1402…ファイルサーバ、14
03,1404…外部記憶装置、1405〜1407…
ボリューム、1500,1600…ネットワークの利用
状況を視覚的に表示する画面例、1501〜1504…
外部記憶装置、1506…特定のボリュームを構成する
セグメント群、1601…単位時間当たりのデータアク
セス量、1602…ボリュームの使用率。
Claims (3)
- 【請求項1】 各々がデータを格納する外部記憶装置を
有する複数の第1のコンピュータ装置をネットワークを
介して相互に接続して構成されるコンピュータネットワ
ークの制御方法であって、 個々の前記第1のコンピュータ装置は、前記外部記憶装
置内の記憶領域を当該外部記憶装置の初期化時に生成さ
れるブロックよりも大きい小領域に分割して、前記外部
記憶装置内での前記データを管理する機能を備え、 複数の前記第1のコンピュータ装置にそれぞれ接続され
ている任意の前記外部記憶装置中の任意の前記小領域の
集合を前記ネットワークを介して前記外部記憶装置を利
用する利用者の論理的参照単位とすることを特徴とする
コンピュータネットワークの制御方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のコンピュータネットワー
クの制御方法において、前記ネットワーク内に、前記第
1のコンピュータ装置に接続された前記外部記憶装置中
の前記論理的参照単位の利用状況を監視する第2のコン
ピュータ装置を設置し、 前記第2のコンピュータ装置に前記ネットワーク中の前
記第1のコンピュータ装置から、前記利用者による前記
外部記憶装置中の前記論理的参照単位の利用状況を報告
させ、前記利用状況を基に前記第2のコンピュータ装置
が、前記ネットワーク内に存在する前記外部記憶装置中
の前記論理的参照単位の使用率が、それぞれの論理的参
照単位で可能な限り等しくなるように、前記論理的参照
単位を構成する前記小領域の配置を計算し、前記第2の
コンピュータ装置が、前記外部記憶装置を有する前記第
1のコンピュータ装置に対して、前記計算の結果を反映
するように前記小領域の再配置命令を出す第1の操作、 前記第2のコンピュータ装置に対して、前記ネットワー
ク中の前記外部記憶装置を有する前記第1のコンピュー
タ装置から、前記外部記憶装置中の前記論理的参照単位
へのデータアクセス量を報告させ、前記利用者からのア
クセスが集中する特定の前記外部記憶装置中にある前記
論理的参照単位の少なくとも一部を、アクセスの比較的
少ない他の前記外部記憶装置に移動するように、前記第
2のコンピュータ装置から、前記外部記憶装置を有する
前記第1のコンピュータ装置に命令を出す第2の操作、 の少なくとも一方の操作を実行することを特徴とするコ
ンピュータネットワークの制御方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のコンピュータネットワー
クの制御方法において、 前記ネットワーク内に前記第1のコンピュータ装置に接
続された前記外部記憶装置中の前記論理的参照単位の利
用状況を監視する第2のコンピュータ装置を設置し、前
記第2のコンピュータ装置に対して前記ネットワーク中
の前記外部記憶装置を有する前記第1のコンピュータ装
置から、前記外部記憶装置中の前記論理的参照単位の利
用状況、および前記外部記憶装置中の前記論理的参照単
位へのアクセス頻度の少なくとも一方を含む情報を報告
させ、前記情報を可視化して前記ネットワークの管理者
または前記利用者に提示することを特徴とするコンピュ
ータネットワークの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8029061A JPH09223047A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | コンピュータネットワークの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8029061A JPH09223047A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | コンピュータネットワークの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09223047A true JPH09223047A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12265862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8029061A Pending JPH09223047A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | コンピュータネットワークの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09223047A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1195934A (ja) * | 1997-09-22 | 1999-04-09 | Hitachi Ltd | 情報処理システムの制御方法 |
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EP1973030A2 (en) | 2007-03-19 | 2008-09-24 | Hitachi, Ltd. | Storage apparatus and storage area arrangement method |
US7774572B2 (en) | 2003-07-14 | 2010-08-10 | Fujitsu Limited | Migrating data in a distributed storage system based on storage capacity utilization |
GB2469555A (en) * | 2009-04-14 | 2010-10-20 | Fujitsu Ltd | Sharing space on a storage device designated to be used by a specific computer system |
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JP2014182508A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Fujitsu Ltd | ストレージシステム、ストレージ装置および制御プログラム |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP8029061A patent/JPH09223047A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4700204B2 (ja) * | 2001-03-07 | 2011-06-15 | 株式会社日立製作所 | ストレージ管理データ制御システム |
US7774572B2 (en) | 2003-07-14 | 2010-08-10 | Fujitsu Limited | Migrating data in a distributed storage system based on storage capacity utilization |
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EP1973030A3 (en) * | 2007-03-19 | 2012-04-25 | Hitachi, Ltd. | Storage apparatus and storage area arrangement method |
US8775730B2 (en) | 2007-03-19 | 2014-07-08 | Hitachi, Ltd. | Storage apparatus and method for arranging storage areas and managing error correcting code (ECC) groups |
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US8856485B2 (en) | 2009-04-14 | 2014-10-07 | Fujitsu Limited | Storage system and storage control method |
JP2014182508A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Fujitsu Ltd | ストレージシステム、ストレージ装置および制御プログラム |
US9690693B2 (en) | 2013-03-18 | 2017-06-27 | Fujitsu Limited | Storage system, storage apparatus, and computer product |
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