JPH09221948A - 車両用ロック装置 - Google Patents

車両用ロック装置

Info

Publication number
JPH09221948A
JPH09221948A JP2807796A JP2807796A JPH09221948A JP H09221948 A JPH09221948 A JP H09221948A JP 2807796 A JP2807796 A JP 2807796A JP 2807796 A JP2807796 A JP 2807796A JP H09221948 A JPH09221948 A JP H09221948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
key
circuit
vehicle
antenna coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2807796A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Yamamoto
圭司 山本
Koji Koga
浩二 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2807796A priority Critical patent/JPH09221948A/ja
Priority to EP97901827A priority patent/EP0823012A1/en
Priority to KR1019970707282A priority patent/KR19980703882A/ko
Priority to PCT/JP1997/000265 priority patent/WO1997030255A1/en
Publication of JPH09221948A publication Critical patent/JPH09221948A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/02Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
    • E05B81/04Electrical
    • E05B81/08Electrical using electromagnets or solenoids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/04Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
    • B60R25/2063Ignition switch geometry
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
    • B60R25/24Means to switch the anti-theft system on or off using electronic identifiers containing a code not memorised by the user
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/00174Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
    • G07C9/00309Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated with bidirectional data transmission between data carrier and locks
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/00174Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
    • G07C2009/00753Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys
    • G07C2009/00769Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means
    • G07C2009/00777Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means by induction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は車両の盗難を防止する装置として好
適な車両用ロック装置に関し、キーに配設されるコイル
と車両側に配設されるアンテナコイルとの間に、高い電
磁変換効率を確保することを目的とする。 【解決手段】 キー10に環状部10aを設ける。環状
部10aの内部にコイルを配設する。キーシリンダ12
の中央部に、キー10が装着された際に環状部10a、
すなわちコイルを貫通する円筒状のアンテナコイル20
を配設する。アンテナコイル20に、アンプ14、EC
U16、EFIコンピュータ16を接続する。ECU1
6は、コイルとアンテナコイル20との間で適正なID
信号が通信された場合にのみEFIコンピュータ18に
対して車両の始動を許可する信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ロック装置
に係り、特に、車両の盗難を防止する装置として好適な
車両用ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開平6−40247
号に開示される如く、キー側に配設されるコイルと、キ
ーシリンダ側に配設されるアンテナコイルとの間でID
信号の通信を行い、ID信号が一致する場合にのみ車両
を走行可能な状態とする装置が知られている。上記従来
の装置によれば、キーによる機械的な施錠機能に加え、
ID信号による電気的な施錠機能を実現することができ
る。従って、上記従来の装置によれば、効果的に車両の
盗難を防止することができる。
【0003】上記従来の装置において、キー側に配設さ
れるコイルとキーシリンダ側に配設されるアンテナコイ
ルとの間で正確な通信を行うためには、アンテナコイル
とコイルとの間の電磁変換効率が高いほど有利である。
このため、上記従来の装置においては、キーがキーシン
ダに装着された際に、アンテナコイルの中心軸が、ほぼ
コイルの中央を貫くようにアンテナコイルが配置されて
いる。かかる構成によれば、アンテナコイルを貫いて発
生する磁束が、効率良くコイルに伝達される。また、コ
イルに発生する磁束の変化が、効率良くアンテナコイル
に伝達される。このため、上記従来の装置によれば、コ
イルとアンテナコイルとの間で正確な通信を行うことが
可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置においては、キーがキーシリンダに装着された際に、
キー側に配設されるコイルと、キーシリンダ側に配設さ
れるアンテナコイルとの間に所定の間隔が形成される。
コイルとアンテナコイルとの電磁変換効率を高めるため
には、両者の間隔が小さいほど有利である。この点、上
記従来の装置は、電磁変換効率の改善を図るうえで、未
だ改良の余地を残すものであった。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、キーがキーシリンダに装着される際にコイルと
アンテナコイルとの間に形成される間隔を小さくするこ
とにより、高い電磁変換効率の確保を可能とした車両用
ロック装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、キー側に配設されるコイルと、キーシ
リンダ側に配設されるアンテナコイルと、前記コイルと
前記アンテナコイルとの間で行われる通信の内容に基づ
いて車両のロック状態を制御するロック状態制御手段
と、を備える車両用ロック装置において、前記キーが前
記キーシリンダに装着される際に、前記コイルおよび前
記アンテナコイルの一方が、前記コイルおよび前記アン
テナコイルの他方を貫く車両用ロック装置により達成さ
れる。
【0007】本発明において、キーがキーシリンダに装
着される際には、キー側に配設されるコイルとキーシリ
ンダ側に配設されるアンテナコイルとが、互いにオーバ
ーラップする状態が形成される。コイルとアンテナコイ
ルとがオーバーラップした状態では、コイルとアンテナ
コイルとの間に高い電磁変換効率が確保される。コイル
とアンテナコイルとの間に高い電磁変換効率が確保され
ると両者間の通信が容易となる。
【0008】上記の目的は、請求項2に記載する如く、
上記請求項1記載の車両用ロック装置において、前記キ
ーが、前記コイルを被覆する環状部を備えると共に、前
記アンテナコイルが、前記キーの装着時に、前記環状部
を貫くように形成されている車両用ロック装置によって
も達成される。
【0009】本発明において、キーがキーシリンダに装
着された際に、アンテナコイルはキーの環状部、すなわ
ち、キーに内蔵されるコイルを貫通する。かかる状況下
では、コイルとアンテナコイルとの間に高い電磁変換効
率が確保される。また、上記の目的は、請求項3に記載
する如く、上記請求項2記載の車両用ロック装置におい
て、前記キーが、前記キーシリンダに挿入される挿入部
と、回動操作を可能とするための操作部とを備え、前記
キーシリンダが、前記挿入部と嵌合する嵌合部を備え、
かつ、前記ロック状態制御手段が、前記コイルと前記ア
ンテナコイルとの間で行われる通信の内容に基づいて、
車両の動作禁止状態を解除する走行許可手段を備える車
両用ロック装置によっても達成される。
【0010】本発明において、キーは、その挿入部がキ
ーシリンダの嵌合部に挿入されることによりキーシリン
ダに装着される。この際、キーとキーシリンダとは、挿
入部が嵌合部に挿入されることにより所定の位置関係に
位置合わせされる。両者が所定の位置関係に位置合わせ
されると、アンテナコイルがコイルを貫く状況が確実に
形成される。キーシリンダに装着されたキーは、操作部
を用いることにより容易に回動することができる。ま
た、本発明において、ロック状態制御手段は走行許可手
段を備えている。走行許可手段は、通信内容が適正であ
る場合は車両の動作禁止状態を解除し、一方、通信内容
が不適正である場合は車両の動作禁止状態を維持する。
従って、通信内容が不適正である場合には、確実に車両
の盗難が防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を参照して、
本実施例の一実施例である車両用ロック装置の構成につ
いて説明する。図1は、本実施例の車両用ロック装置の
システムの構成図を示す。車両用ロック装置は、キー1
0、キーシリンダ12、アンプ14、電子制御ユニット
16(以下、ECU16と称す)、およびエンジンコン
トロールコンピュータ18(以下、EFIコンピュータ
18と称す)を備えている。本実施例の車両用ロック装
置は、キー10とキーシリンダ12との間で通信を行
い、両者間で適正なIDコードが通信された場合にのみ
車両を作動可能な状態とするシステムである。
【0012】図1に示す如く、キー10は、環状部10
a、キープレート10b,10c、および操作部10
d,10eを備えている。キープレート10b,10c
は環状部10aの一方の面に、また、操作部10d,1
0eは環状部10aの他方の面にそれぞれ形成されてい
る。図2は、キー10の透視図を示す。図2に示す如
く、キー10は、環状部10aの内部に所定巻き数mを
有するコイル10fを、また、操作部10dの内部にI
C回路10gを備えている。コイル10fとIC回路1
0gとは、キー10の内部で電気的に接続されている。
【0013】図1に示す如く、キーシリンダ12には、
キープレート10b,10cと嵌合する嵌合部12a,
12bが形成されている。また、キーシリンダ12の中
央部にはアンテナコイル20が形成されている。アンテ
ナコイル20は、キープレート10b,10cが嵌合部
12a,12bに挿入された際にキー10の環状部10
を貫くように設計されている。図3は、キーシリンダ1
2の透視図を示す。図2に示す如く、アンテナコイル2
0は、所定巻き数nを有する巻線コイル20a、および
巻線コイル20aを貫くフェライト棒20bを備えてい
る。巻線コイル20aは、アンプ14と電気的に接続さ
れている。
【0014】図4は、巻線コイル20a、アンプ14、
ECU16、およびEFIコンピュータ18により構成
される電気回路の回路図を示す。図4に示す如く、EC
U16は、車載バッテリの正極端子に接続される電源端
子(+B端子)24、および、車体を介して車載バッテ
リの負極端子に接続される接地端子(GND端子)26
を備えている。また、ECU16は、+B端子24およ
びGND端子26に接続される電源回路28を備えてい
る。電源回路28は、+B端子24から供給される電力
をエネルギ源として5V電圧を発生する。電源回路28
が発生する5V電圧は、ECU16の5V電圧端子30
に供給される。
【0015】ECU16は、また、+B端子24に接続
される抵抗32を備えている。抵抗32の他端は、EC
U16の電流供給端子34、及びマイクロコンピュータ
36に接続されている。マイクロコンピュータ36に
は、不揮発性メモリであるEEPROM38、およびE
FIコンピュータ18が接続されている。
【0016】EEPROM38には、車両に対して予め
設定された64ビットのIDコードが記憶されている。
マイクロコンピュータ36は、後述の如く、電流供給端
子34に生ずる電位の変動をコード化し、そのコードが
EEPROM38に記憶されているIDコードと一致す
るか否かを判別する。判別の結果、コードが一致する場
合、マイクロコンピュータ36は、EFIコンピュータ
18に対して車両を可動状態とすべき旨の指令、具体的
には、イグニッションをオンとし、かつ、燃料噴射を可
能とすべき旨の指令を発する。一方、コードが一致しな
い場合、マイクロコンピュータ36はEFIに対して車
両を可動状態とすべき旨の指令を発しない。従って、本
実施例のシステムによれば、電流供給端子34に生ずる
電位の変動が、予め設定されたIDコードと一致する場
合にのみ車両が可動状態とされる。
【0017】ECU16には、上述した電流供給端子3
4、及び5V電圧端子30と共に2つの基準電位端子4
0および42が設けられている。基準電位端子40,4
2は、共にGND端子26に接続されている。ECU1
6の5V電圧端子30、電流供給端子34、および基準
電位端子40,42は、それぞれコネクタ44,46お
よびワイヤハーネス48を介して、アンプ14の5V電
圧端子50、電流供給端子52、および基準電位端子5
4,56に接続されている。
【0018】アンプ14は、その5V電圧端子50、お
よび基準電位端子56に接続される駆動回路58を備え
ている。駆動回路58は、2つの出力端子58a,58
bを備えている。駆動回路58は、これらの2つの出力
端子58a,58b間に、所定の振幅を有する電圧信号
を所定周波数で出力する。本実施例において、駆動回路
58は、5V電圧端子50と基準電位端子56との間に
5Vの電位差が発生している場合に、振幅5V、周波数
125kHz の電圧信号を出力端子58a,58b間に出
力する。
【0019】駆動回路58の一方の出力端子58aは、
アンプ14の出力端子62に接続されている。出力端子
62には、上述した巻線コイル20aの一端が接続され
ている。また、巻線コイル20aの他端は、アンプ14
の出力端子64に接続されている。アンプ14の出力端
子64は、コンデンサ66を介して、駆動回路58の他
方の出力端子58bに接続されている。
【0020】上記の如く、駆動回路58には、巻線コイ
ル20aと、コンデンサ66とが直列に接続されてい
る。これら巻線コイル20aとコンデンサ66とは、L
C共振回路を構成している。駆動回路58が出力する信
号の周波数は、LC共振回路の共振周波数に整合するよ
うに設定されている。従って、駆動回路58が作動を開
始すると、巻線コイル20aおよびコンデンサ66には
LC共振が発生する。本実施例のシステムにおいて、ア
ンプ14の出力端子62,64間には、LC共振により
最大150V程度の電位差が生ずる。
【0021】出力端子64には、復調回路68が接続さ
れている。復調回路68は、また、アンプ14の基準電
位端子56に接続されている。復調回路68は、出力端
子64に生ずる振幅の大きさを検出し、その振幅が所定
値より大きい場合にハイ出力を、また、その振幅が所定
値より小さい場合にロー出力を発生する。尚、本実施例
において、復調回路68は、アンプ14の出力端子64
に150V程度の振幅が表れている場合にハイ出力を発
生し、一方、アンプ14の出力端子64に150Vより
小さな振幅(150Vに比して20〜30mV低い振幅)
が表れている場合にロー出力を発生する。
【0022】復調回路68から出力される電圧信号は、
スイッチング素子70のベース端子に供給される。スイ
ッチング素子70は、NPN型トランジスタで構成され
ており、そのコレクタ端子にはアンプ14の電流供給端
子52が、また、そのエミッタ端子にはアンプ14の基
準電位端子54がそれぞれ接続されている。スイッチン
グ素子70は、そのベース端子に供給される電圧信号が
ハイ出力である場合に通電状態となり、一方、そのベー
ス端子に供給される電圧信号がロー出力である場合に非
通電状態となる。
【0023】次に、キー10に内蔵されるコイル10f
とIC回路10gとからなる電気回路の構成について説
明する。図5は、コイル10fとIC回路10gとから
なる電気回路の回路図を示す。IC回路10gは、コン
デンサ74、電源回路76、スイッチ回路78、および
2つの負荷回路80,82を備えている。コイル10f
の一端(図3に示す上端)は、コンデンサ74の一方の
電極、電源回路76の一方の電極、及びスイッチ回路7
8の入力端子が接続されている。また、コイル10fの
他端(図3に示す下端)は、コンデンサ74の他方の電
極、電源回路76の他方の電極、および負荷回路80,
82に接続されている。
【0024】キー10がキーシリンダ12に装着された
状態で、上述した巻線コイル20aの両端に所定周波数
の電圧変動が生ずると、コイル10fの両端には、電磁
誘導により、巻線コイル20aの両端に生ずるのと同様
の周波数を有する電圧変動が生ずる。電源回路76は、
コイル10fの両端にかかる電圧変動が生じた際に、そ
の電圧変動を整流して所定の直流電圧を発生する回路を
内蔵している。
【0025】電源回路76で生成された直流電圧は、制
御回路84に供給される。また、制御回路84には、メ
モリ86が接続されている。メモリ86には、上記図4
に示すEEPROM38内に記録されているIDコード
と同一のコードが記録されている。制御回路84は、電
源回路76から電力が供給されると、メモリ86に記録
されているIDコードに従ってスイッチ回路78に対し
て駆動信号を供給する。
【0026】負荷回路80と82とには、異なる負荷Z
1 及びZ2 がそれぞれ付与されている。制御回路84か
らスイッチ回路78に対して負荷回路80を接続状態と
する旨の駆動信号が供給されると、コイル10fとコン
デンサ74とからなるLC回路には負荷Z1 が接続され
る。以下、この状態を第1状態と称す。一方、制御回路
84からスイッチ回路78に対して負荷回路82を接続
状態とする旨の駆動信号が供給されると、コイル10f
とコンデンサ74とからなるLC回路には負荷Z2 が接
続される。以下、この状態を第2状態と称す。
【0027】コイル10fとコンデンサ74とで構成さ
れるLC回路に負荷Z1 が接続された場合と、コイル1
0fとコンデンサ74とで構成されるLC回路に負荷Z
2 が接続された場合とでは、回路の共振条件に差異が生
ずる。本実施例においては、LC回路に負荷Z1 が接続
された場合に、コイル10f、コンデンサ74および負
荷回路80からなる回路の共振周波数とアンテナコイル
20から発せられる信号の周波数とがほぼ一致するよう
に、また、負荷Z2 が接続された場合に、コイル10
f、コンデンサ74および負荷回路82からなる回路の
共振周波数とアンテナコイル20から発せられる信号の
周波数とに所定のずれが生ずるように、コイル10fの
インダクタンスL、コンデンサ74の容量C、および負
荷Z1 ,Z 2 の値が設定されている。従って、コイル1
0fの両端には、スイッチ回路78が第1状態を実現し
ているか、或いは第2状態を実現しているかに応じて、
振幅の異なる電圧信号が生成される。
【0028】図6は、制御回路84が、メモリ86内に
記録されているID信号をコード化してスイッチ回路7
8に供給する信号の一例を示す。本実施例のシステムで
は、上述の如く、コード判別に64ビットのID信号を
用いることとしている。また、本実施例のシステムで
は、ID信号の通信をCDPパルスにより行うこととし
ている。
【0029】すなわち、制御回路84は、メモリ86に
記録されているID信号の各ビット信号がシリアルに生
成されるように、スイッチ回路78に対して駆動信号を
供給する。この際、制御信号は、ID信号の各ビット信
号が“0”である場合は、図6に示す如く、所定期間中
に第1状態と第2状態とが切り替わるように、また、I
D信号の各ビット信号が“1”である場合は、図6に示
す如く、所定期間に渡って第1状態又は第2状態が維持
されるように、スイッチ回路78に供給する駆動信号を
制御する。
【0030】制御回路84は、ID信号に対応する駆動
信号を供給するに先立って、スタート信号に対応する駆
動信号をスイッチ回路78に供給する。また、ID信号
の送信が終了した直後に、ストップ信号に対応する駆動
信号をスイッチ回路78に供給する。従って、コイル1
0fの両端には、IC回路10gが作動状態となった
後、スタート信号に対応する電圧振幅の変動、ID
信号に対応する電圧振幅の変動、ストップ信号に対応
する電圧振幅の変動が経時的に表れる。
【0031】以下、本実施例の車両用ロック装置の動作
について説明する。図1に示す如く、キー10をキーシ
リンダ12に差し込む過程で、アンテナコイル20とキ
ー10との距離が所定値以下となると、アンテナコイル
20から発せられる電磁波により、キー10に内蔵され
るIC回路10gが作動し始める。IC回路10gの作
動が開始されると、コイル10fの両端に、スタート信
号、ID信号、及びストップ信号に対応して振幅が変動
する電圧信号が発生する。
【0032】アンテナコイル20とキー10とが十分に
近接した状態では、アンテナコイル20とコイル10f
との間に相互インダクタンスMが形成される。かかる状
況下では、アンテナコイル20のインダクタンス特性
が、コイル10fの状態に影響される。このため、アン
テナコイル20から所定周期で変動する電磁信号が発せ
られた際に、その信号を受けてコイル10fの両端に大
きな振幅を有する電圧信号が発生する場合と、コイル1
0fの両端に小さな振幅を有する電圧信号が生ずる場合
とでは、アンテナコイル20の両端に生ずる電圧振幅の
大きさにも差異が生ずる。
【0033】上記の理由により、IC回路10gにおい
て負荷回路80がコイル10fに接続されている場合
(第1状態が実現されている場合)には、アンプ14の
出力端子64に大きな電圧振幅が表れる。一方、IC回
路10gにおいて負荷回路82がコイル10fに接続さ
れている場合(第2状態が実現されている場合)には小
さな電圧振幅が表れる。
【0034】キー20をキーシリンダ10に挿入する過
程で、出力端子64に20〜30mVの電圧振幅偏差が生
ずる状態となると、復調回路68が、その電圧振幅の偏
差を認識し得る状態となる。かかる状態が形成される
と、以後、復調回路68は、スイッチング素子70に対
して、電圧振幅が大きい場合にはハイ出力を、電圧振幅
が小さい場合にはロー出力を供給する。
【0035】上述の如く、スイッチング素子70は、そ
のベース端子にロー出力が供給されている場合には非通
電状態となる。スイッチング素子70が非通電状態であ
ると、ECU16に内蔵される抵抗32(図4参照)に
は電流が流通しない。従って、かかる場合にはECU1
6の電流供給端子34には電源電圧が導かれる。一方、
スイッチング素子70のベース端子にハイ出力が供給さ
れると、スイッチング素子70が通電状態となり、抵抗
32に電流が流通する。この場合、電流が抵抗32を流
通する際に電圧が降下し、ECU16の電流供給端子3
4にはほぼ接地レベルの電圧が導かれる。
【0036】このように、ECU16の電流供給端子3
4には、スイッチング素子70に供給される電圧信号が
ハイ信号であるかロー信号であるかに対応して、すなわ
ち、出力端子64に表れる電圧振幅が大きいか否かに対
応して、電源電圧レベル、又は接地レベルの一方の電位
が現れる。電流供給端子34に接続されるマイクロコン
ピュータ36は、その電位変化に基づいて出力端子64
に表れている電圧信号の振幅の大きさを判断する。
【0037】更に、マイクロコンピュータ36は、一定
期間継続して大振幅電圧信号が発生したと判別できる場
合、及び、一定期間継続して小振幅電圧信号が発生した
と判別できる場合に、キー10から送信された信号のビ
ット値が“1”であると判断し、また、一定期間内に電
圧信号の振幅が変化した場合に、キー10から送信され
た信号のビット値が“0”であると判断する。
【0038】マイクロコンピュータ36は、上記の如
く、キー10から送信される信号の各ビット値を判別
し、そのビット信号の経時的な組み合わせがスタート信
号を意味する場合は、次に64ビットからなるID信号
の検出を行う。そして、検出したID信号がEEPRO
M38に記録されているID信号と一致するか否かを判
別し、コードが一致する場合にのみEFIコンピュータ
18に車両の可動を許可する信号を出力する。
【0039】上述の如く、マイクロコンピュータ36
は、巻線コイル20aの両端に生ずる電圧信号の振幅変
化に基づいて、キー10から送信されるID信号を解読
する。従って、ID信号の解読を容易かつ正確に行うう
えでは、IC回路10gが第1状態を実現している場合
と第2状態を実現している場合とで巻線コイル20aの
両端に生ずる電圧信号の振幅変化が大きいほど有利であ
る。
【0040】ところで、本実施例の車両用ロック装置に
おいて、IC回路10gにおいて第1状態が実現されて
いる場合と、第2状態が実現されている場合とで巻線コ
イル20aの両端に生ずる電圧振幅の偏差は、アンテナ
コイル20とコイル10fとの電磁変換効率が高いほど
大きくなる。また、アンテナコイル20とコイル10f
との電磁変換効率は、両者の距離が短いほど向上され
る。従って、本実施例の車両用ロック装置において、I
Dコードの解読を容易ならしめるためには、アンテナコ
イル20とコイル10fとを可能な限り近接させ、両者
の電磁変換効率を高めることが有効である。
【0041】上述の如く、本実施例の車両用ロック装置
は、キー10がキーシリンダ12に装着された場合に、
アンテナコイル20がコイル10fを貫通するように構
成されている。かかる構成によれば、アンテナコイル2
0とコイル10fとを十分に近接させることができ、ア
ンテナコイル20とコイル10fとの間で高い電磁変換
効率を得ることができる。従って、本実施例の車両用ロ
ック装置によれば、キー10が発するIDコードを、容
易かつ正確にECU16に読み取らせることができる。
【0042】また、本実施例において、アンテナコイル
20は、巻線コイル20aの軸心となるフェライト棒2
0bを備えている。巻線コイル20aの中心に、その軸
心としてフェライト棒20bを配設すると、巻線コイル
20aに発生する磁束がフェライト棒20bに集中す
る。巻線コイル20aに発生する磁束がフェライト棒2
0bに集中すると、キー10がキーシリンダ12に装着
された場合に、巻線コイル20aで生じた磁束がコイル
10fの外部に漏れ難い状態、すなわち、巻線コイル2
0で生じた磁束が高い効率でコイル10fを貫通する状
態を形成することができる。
【0043】同様に、本実施例の装置において、キー1
0がキーシリンダ12に装着された状況下でコイル10
fに発生する磁束は、巻線コイル20aの中央に配設さ
れているフェライト棒20bに集中する。コイル10f
に発生する磁束がフェライト棒20bに集中すると、コ
イル10fで生じた磁束が巻線コイル20の外部に漏れ
難い状態、すなわち、コイル10fで生じた磁束が高い
効率で巻線コイル20を貫通する状態を形成することが
できる。
【0044】このように、巻線コイル20aの軸心とし
てフェライト棒0bを配設すると、巻線コイル20aが
1次側コイルとして機能し、かつ、コイル10fが2次
側コイルとして機能する際の電磁変換効率を高めること
ができると共に、巻線コイル20aが2次側コイルとし
て機能し、かつ、コイル10fが1次側コイルとして機
能する際の電磁変換効率をも高めることができる。従っ
て、本実施例の車両用ロック装置においては、アンテナ
コイル20とコイル10fとが近接配置し得ることと相
まって、コイル10fとアンテナコイル20との間に優
れた通信能力が確保されている。
【0045】ところで、上記の実施例においては、磁性
体(フェライト棒20b)を巻線コイル20aの内部に
配設することとしているが、磁性体の配設位置は、巻線
コイル20aの内部に限定されるものではない。すなわ
ち、巻線コイル20aを中空コイルとし、かつ、コイル
10fの内側に、巻線コイル20aを取り囲むことので
きる環状の磁性体を配設することによっても、巻線コイ
ル20aの内部に磁性体を配設した場合と同様の効果を
得ることができる。
【0046】また、上記の実施例においては、巻線コイ
ル20aの内部に磁性体(フェライト棒92b)を配設
することとしているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、コイル10fおよびアンテナコイル20の双
方を中空コイルとすることも可能である。
【0047】尚、上記の実施例においては、ECU16
およびEFIコンピュータ18が、前記請求項1記載の
ロック状態制御手段に相当する。また、上記の実施例に
おいては、キー10のキープレート10b,10cが前
記請求項3記載の挿入部に、ECU16が前記請求項3
記載の走行許可手段にそれぞれ相当している。
【0048】図7は、本発明の第2実施例のシステム構
成図を示す。尚、図7において、上記図1に示す構成部
分と同一の部分には、同一の符号を付してその説明を省
略する。本実施例の車両用ロック装置において、キー9
0は、操作部90aとキープレート90bとを備えてい
る。操作部90aには、IC回路10g、およびコイル
92が内蔵されている。コイル92は、上述したコイル
10fと同様に、IC回路10gと電気的に接続された
巻線コイル92aと、フェライト棒92bとを備えてい
る。
【0049】キーシリンダ94には、キープレート90
bが挿入される嵌合部94a、および、操作部90a
の、コイル92を被覆する部分が挿入されるコイル収納
部94bが形成されている。また、キーシリンダ94に
は、コイル収納部94bを取り囲むようにアンテナコイ
ル96が配設されている。アンテナコイル96は、上述
した巻線コイル20aと同様に、アンプ14と電気的に
接続されている。
【0050】上記の構成によれば、キー90がキーシリ
ンダ96に装着されると、コイル92がアンテナコイル
96を貫く状態が形成される。この場合、上述した第1
実施例の場合と同様に、アンテナコイル96が1次側コ
イルとして機能し、かつ、コイル92が2次側コイルと
して機能する場合、および、アンテナコイル96が2次
側コイルとして機能し、かつ、コイル92が1次側コイ
ルとして機能する場合の双方において、高い電磁変換効
率を得ることができる。従って、本実施例の車両用ロッ
ク装置によっても、キー90と車両との間で正確な通信
を容易に行うことができる。
【0051】ところで、上記の実施例においては、磁性
体(フェライト棒92b)を巻線コイル92aの内部に
配設することとしているが、磁性体の配設位置は、巻線
コイル92aの内部に限定されるものではない。すなわ
ち、コイル92を中空コイルとし、かつ、アンテナコイ
ル96の内側に、コイル92を取り囲むことのできる環
状の磁性体を配設することによっても、巻線コイル92
aの内部に磁性体を配設した場合と同様の効果を得るこ
とができる。
【0052】また、上記の実施例においては、巻線コイ
ル92aの内部に磁性体(フェライト棒92b)を配設
することとしているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、コイル92およびアンテナコイル96の双方
を中空コイルとすることも可能である。
【0053】尚、上記の実施例においては、ECU16
およびEFIコンピュータ18が、前記請求項1記載の
ロック状態制御手段に相当する。また、上記の実施例に
おいては、キー10のキープレート90bが前記請求項
3記載の挿入部に、ECU16が前記請求項3記載の走
行許可手段にそれぞれ相当している。
【0054】
【発明の効果】上述の如く、請求項1および2記載の発
明によれば、コイルとアンテナコイルとをオーバーラッ
プさせることにより、両者間に優れた電磁変換効率を付
与することができる。コイルとアンテナコイルとの間に
優れた電磁変換効率が付与されると、小さな電磁エネル
ギにより良好な通信能力を得ることができる。また、良
好な通信能力が得られると、ロック状態制御手段を正確
に機能させることが容易となる。従って、本発明に係る
車両用ロック装置によれば、大きな電磁エネルギを用い
ることなく、正確に車両のロック状態を制御することが
できる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、キーをキー
シリンダに装着した際に、アンテナコイルがコイルを貫
く状況を確実に形成することができ、また、かかる状況
を維持したまま、容易にキーを回動させることができ
る。更に、本発明によれば、コイルとアンテナコイルと
の間で行われる通信の内容が不適正である場合には、確
実に車両を動作不能状態に維持することができる。従っ
て、本発明にによれば、大きな電磁エネルギを用いるこ
となく、優れた盗難防止機能を有する車両用ロック装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のシステム構成図である。
【図2】図1に示すキーの透視図である。
【図3】図1に示すキーシリンダの透視図である。
【図4】図1に示すアンプおよびECUの回路図であ
る。
【図5】図2に示すIC回路の回路図である。
【図6】図2に示すIC回路において用いられる信号パ
ターンを表す図である。
【図7】本発明の第2実施例のシステム構成図である。
【符号の説明】
10 キー 10a 環状部 10b,10c,90b キープレート 10d,10e,90a 操作部 10f,92 コイル 12 キーシリンダ 12a,12b,94a 嵌合部 14 アンプ 16 電子制御ユニット(ECU) 18 エンジンコントロールコンピュータ(EFIコン
ピュータ) 20,96 アンテナコイル 20a,92a 巻線コイル 20b,92b フェライト棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー側に配設されるコイルと、キーシリ
    ンダ側に配設されるアンテナコイルと、前記コイルと前
    記アンテナコイルとの間で行われる通信の内容に基づい
    て車両のロック状態を制御するロック状態制御手段と、
    を備える車両用ロック装置において、 前記キーが前記キーシリンダに装着される際に、前記コ
    イルおよび前記アンテナコイルの一方が、前記コイルお
    よび前記アンテナコイルの他方を貫くことを特徴とする
    車両用ロック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用ロック装置におい
    て、 前記キーが、前記コイルを被覆する環状部を備えると共
    に、 前記アンテナコイルが、前記キーの装着時に、前記環状
    部を貫くように形成されていることを特徴とする車両用
    ロック装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車両用ロック装置におい
    て、 前記キーが、前記キーシリンダに挿入される挿入部と、
    回動操作を可能とするための操作部とを備え、 前記キーシリンダが、前記挿入部と嵌合する嵌合部を備
    え、かつ、 前記ロック状態制御手段が、前記コイルと前記アンテナ
    コイルとの間で行われる通信の内容に基づいて、車両の
    動作禁止状態を解除する走行許可手段を備えることを特
    徴とする車両用ロック装置。
JP2807796A 1996-02-15 1996-02-15 車両用ロック装置 Pending JPH09221948A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2807796A JPH09221948A (ja) 1996-02-15 1996-02-15 車両用ロック装置
EP97901827A EP0823012A1 (en) 1996-02-15 1997-02-04 Locking system for a vehicle
KR1019970707282A KR19980703882A (ko) 1996-02-15 1997-02-04 차량용 로킹 시스템
PCT/JP1997/000265 WO1997030255A1 (en) 1996-02-15 1997-02-04 Locking system for a vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2807796A JPH09221948A (ja) 1996-02-15 1996-02-15 車両用ロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09221948A true JPH09221948A (ja) 1997-08-26

Family

ID=12238717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2807796A Pending JPH09221948A (ja) 1996-02-15 1996-02-15 車両用ロック装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0823012A1 (ja)
JP (1) JPH09221948A (ja)
KR (1) KR19980703882A (ja)
WO (1) WO1997030255A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2782402B1 (fr) * 1998-08-13 2001-01-26 France Telecom Dispositif de controle d'acces entre une clef et une serrure electroniques
ITMI20020023A1 (it) * 2002-01-09 2003-07-09 Iseo Serrature Spa Dispositivo e procedimento per il traferimento di energia elettrica edati tra una chiave e il cilindro di una serratura
US9041510B2 (en) 2012-12-05 2015-05-26 Knox Associates, Inc. Capacitive data transfer in an electronic lock and key assembly
USD881677S1 (en) 2017-04-27 2020-04-21 Knox Associates, Inc. Electronic key

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0115747A1 (en) * 1983-01-11 1984-08-15 SAET S.p.A. Electronic antitheft device comprising an electronic key
DE3515888A1 (de) * 1985-05-03 1986-11-06 Ymos Aktiengesellschaft Industrieprodukte, 6053 Obertshausen Mechanisch-elektronische schliesseinrichtung
GB9100336D0 (en) * 1991-01-08 1991-02-20 Chubb Lips Nederland Bv Locks
DE4434587B4 (de) * 1993-10-01 2004-12-16 Marquardt Gmbh Elektronisches Zündstartschloßsystem an einem Kraftfahrzeug
DE4341333B4 (de) * 1993-12-03 2004-04-29 Deltron Elektronische Systeme Gmbh Verfahren zum Betreiben einer elektronischen Wegfahrsperre und elektronische Wegfahrsperre für Kraftfahrzeuge
US5532522A (en) * 1994-06-06 1996-07-02 Delco Electronics Corp. Printed circuit reader/exciter coil for vehicle security system
DE4422081C2 (de) * 1994-06-24 1996-07-18 Telefunken Microelectron Schließsystem mit einem Schlüsselmodul

Also Published As

Publication number Publication date
WO1997030255A1 (en) 1997-08-21
KR19980703882A (ko) 1998-12-05
EP0823012A1 (en) 1998-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4760394A (en) Antenna for transmitting and/or receiving radio waves by way of electromagnetic induction
US6556125B1 (en) Access control device for a motor vehicle and method for setting the sensitivity of an access control device
US5433096A (en) Key assembly for vehicle ignition locks
US4973958A (en) Keyless entry system for automotive devices antenna device allowing low power radio signal communication
JP3367326B2 (ja) 車両用ロック装置
US5838074A (en) Anti-theft system for a motor vehicle
JP2007032140A (ja) ドアロック制御装置
US6064298A (en) Antitheft system for a motor vehicle
US6583764B2 (en) Loop antenna device
JPH09221948A (ja) 車両用ロック装置
CA2183264A1 (en) Anti-theft system for a vehicle ensuring anti-theft from unauthorized access to the system
JPH10250531A (ja) 車両用キー装置
US20030076093A1 (en) Reducing orientation directivity and improving operating distance of magnetic sensor coils in a magnetic field
US7301438B2 (en) Ancillary protection system against the unauthorized use of an access and/or ignition key
US20020113747A1 (en) Transmitter and receiver coil
JP3850991B2 (ja) 携帯機のアンテナ装置
JP3564917B2 (ja) 電磁誘導式自動認識装置
JP3187269B2 (ja) ロック装置
JP3803724B2 (ja) フェライトロッドアンテナ装置
JP4419687B2 (ja) アンテナ装置及びこれを用いた通信システム
JPH10297433A (ja) 車両用制御装置
KR100207843B1 (ko) 유선형 차량도난방지장치
JP3332748B2 (ja) キー装置
JPH10273015A (ja) 車両用送受信装置
JP3745001B2 (ja) 車両用キー装置