JPH09221252A - 帯状部材の走行案内装置と帯状部材の走行案内方法 - Google Patents

帯状部材の走行案内装置と帯状部材の走行案内方法

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JPH09221252A
JPH09221252A JP8053754A JP5375496A JPH09221252A JP H09221252 A JPH09221252 A JP H09221252A JP 8053754 A JP8053754 A JP 8053754A JP 5375496 A JP5375496 A JP 5375496A JP H09221252 A JPH09221252 A JP H09221252A
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Masaki Wakabayashi
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  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状部材に走行させてこの帯状部材を対象物
に重ねる際に、帯状部材を対象物の位置に重ね合わさる
ように正確に案内することができる帯状部材の走行案内
装置と帯状部材の走行案内方法を提供すること。 【解決手段】 帯状部材20を巻き付けて帯状部材の走
行方向を案内する第1の案内回転手段12と、第1の案
内回転手段12で案内される帯状部材をさらに巻き付け
て帯状部材の走行方向を案内する第2の案内回転手段1
4と、走行している帯状部材と対象物30にずれが生じ
ると、帯状部材を走行させる方向に関して、第1の案内
回転手段12と第2の案内回転手段14の回転軸の方向
を変えて、帯状部材の走行方向を帯状部材の幅方向にそ
って移動して、対象物30の位置に合わせて帯状部材2
0を位置させるための走行方向移動手段16と、を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状部材を走行さ
せて、この帯状部材を対象物に重ね合せる際に、帯状部
材を対象物の位置に合わせて正しく案内するための帯状
部材の走行案内装置と帯状部材の走行案内方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型のパーソナルコンピュータやカメ
ラ一体型のビデオテープレコーダあるいは携帯電話、ミ
ニディスク(MD)プレーヤーのような光ディスク装置
の普及に伴い、充電の可能な2次電池としてリチウムイ
オン電池が注目されている。リチウムイオン電池は、エ
ネルギー密度が高いことから、同じ体積から取り出せる
エネルギーが大きく、しかも軽い。従って、特に携帯型
の電子機器のバッテリーとしてのニーズに適合している
ものである。
【0003】ところでリチウムイオン電池は、筒型や角
型のものがあるが、たとえば図6に示すような角型の構
造を有している。リチウムイオン電池のシェル(缶)1
は、素子40を収容して、上蓋2を締めることで、素子
40を封入するようになっている。そして素子40の正
極端子と負極端子が絶縁体のシェル1に対して取付けら
れている。このような素子40は、正極シート3、負極
シート4およびセパレータ5を重ね合わせることで作ら
れている。正極シート3と負極シート4は、反応物質
(活物質)を有しており、これらの正極シート3と負極
シート4の間には電気絶縁用の絶縁シートであるセパレ
ータ5を挟み込むようになっている。そしてこのような
積層された正極シート3と負極シート4およびセパレー
タ5は、渦巻状に巻いて、そしてシェル1の内部に挿入
して収めるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように正極シート
3、負極シート4およびセパレータ5が正しく重ねられ
ていないと、つまり正極シート3、負極シート4および
セパレータ5の位置が公差を超えるようなずれが発生し
ていると、正極シート3と負極シート4のエッジ部にお
いて、内部ショートを起こす恐れがあり、リチウムイオ
ン電池の不良の原因となってしまう。
【0005】従来この種の素子40を作る場合には、図
7と図8の装置を用いている。この装置では、正極シー
ト3が巻出軸6から巻きだされて、エッジセンサ7を通
り、正極シート3はセパレータ5に対して重ねられ、そ
して巻取軸8に巻き取られている。このエッジセンサ7
は、すでに巻き捕られた正極シート3の縁部の位置を検
出して、その結果に基づいて巻出軸6における正極シー
ト3の巻出し位置を移動する。この場合に、正極シート
3のセパレータ5に対するずれの検出は、正極シート3
を巻出軸6側から巻出して走行系にパスされた後に検出
するようにしている。つまりすでに正極シート3とセパ
レータ5のずれが発見された後にそれ以降の正極シート
3の幅方向の位置をセパレータ5の幅方向の位置に合わ
せることしかできないために、生じてしまった正極シー
ト3とセパレータ5のずれを直すことができないという
問題がある。
【0006】また、補正のためのずれの検出は、一般的
に巻出軸6の付近にて行なうため、エッジセンサ7(ず
れ検出部)以降の走行系において、発生したずれに関し
ては補正できない。巻出軸6における正極シート3の縁
部の位置と、エッジセンサ7における正極シート3の縁
部の位置が巻きずれにより必ずしも一致しないので、適
正な補正が困難である。このため、正極シート3と後で
セパレータ5に付着する負極シート4の間で内部ショー
トを起こす恐れがある。
【0007】そこで本発明は上記課題を解消するために
なされたものであり、帯状部材に走行させてこの帯状部
材を対象物に重ねる際に、帯状部材を対象物の位置に重
ね合わさるように正確に案内することができる帯状部材
の走行案内装置と帯状部材の走行案内方法を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、帯状部材を走行させて、この帯状部材を対象物
に重ねる際に、帯状部材を対象物の位置に重ね合わさる
ように案内するための帯状部材の走行案内装置におい
て、帯状部材を巻き付けて帯状部材の走行方向を案内す
る第1の案内回転手段と、第1の案内回転手段で案内さ
れる帯状部材をさらに巻き付けて帯状部材の走行方向を
案内する第2の案内回転手段と、走行している帯状部材
と対象物にずれが生じると、帯状部材を走行させる方向
に関して、第1の案内回転手段と第2の案内回転手段の
回転軸の方向を変えて、帯状部材の走行方向を帯状部材
の幅方向にそって移動して、対象物の位置に合わせて帯
状部材を位置させるための走行方向移動手段と、を備え
る帯状部材の走行案内装置により、達成される。
【0009】本発明では、第1の案内回転手段が、帯状
部材を巻き付けて帯状部材の走行方向を案内し、第2の
案内回転手段が、第1の案内回転手段に案内されてくる
帯状部材を、巻き付けて帯状部材の走行方向を案内す
る。走行している帯状部材と対象物にずれが生じると、
走行方向移動手段が、帯状部材を走行させる方向に関し
て、第1の案内回転手段と第2の案内回転手段の回転軸
の方向を変えて、帯状部材の走行方向を帯状部材の幅方
向にそって移動して、対象物の位置に合わせて帯状部材
を位置させる。これにより、走行している帯状部材は、
対象物にずれることなく正しい位置に重ねることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0011】図1は、本発明の帯状部材の走行案内装置
10を示しており、図2は、この帯状部材の走行案内装
置10とリチウムイオンバッテリー用の素子40を巻取
るための巻取手段80を示している。図1と図2に示す
帯状部材の走行案内装置10は、第1の案内回転手段1
2、第2の案内回転手段14、走行方向移動手段16等
を備えている。この帯状部材の走行案内装置10は、一
例として、帯状部材である正極シート20を、対象物3
0側に正しい位置で重ね合わせるための走行案内用の装
置である。対象物30は、リチウムイオン電池の素子4
0を構成する負極シート42とセパレータ43をすでに
巻いて形成したものである。
【0012】ここで、図5を参照して、リチウムイオン
電池の素子40の構造の一例を説明する。素子40は、
正極シート20、負極シート42、セパレータ43を備
えている。正極シート20と負極シート42は、反応物
質(活物質)を有しており、正極シート20と負極シー
ト42の間には電気的絶縁のためのセパレータ43が配
置されている。つまり正極シート20、負極シート4
2、セパレータ43は、正しく位置決めして重ねられて
おり、渦巻状に積層されている。このように積層された
正極シート20、セパレータ43、負極シート42は、
絶縁周囲部44で囲まれている。正極シート20は正極
端子46を有し、負極シート42は負極端子48を有し
ている。
【0013】セパレータ43と負極シート42からなる
対象物30は、図2に示すように渦巻状にすでに巻かれ
ている。この対象物30と正極シート20は、巻取手段
80のモータ81を作動することにより、渦巻状に巻い
ていくことができ、これにより素子40を作る。帯状部
材の走行案内装置10の第1の案内回転手段12と第2
の案内回転手段14は、走行方向移動手段16の取付枠
50の立ち上げ部51,51に対して、回転可能に水平
に支持されている。つまり第1の案内回転手段12の軸
12aと、第2の案内回転手段14の軸14aが、立ち
上げ部51,51において回転可能に支持されている。
これらの第1の案内回転手段12と第2の案内回転手段
14は、立ち上げ部51,51によりリンクされてお
り、かつ平行でしかも第1の案内回転手段12が第2の
案内回転手段14の上部に位置している。第1の案内回
転手段12と第2の案内回転手段14は、ガイドローラ
ともいう。
【0014】次に、走行方向移動手段16の構造を説明
する。走行方向移動手段16は、ロータリアクチュエー
タ60を備えており、このロータリアクチュエータ60
のロッド61は、取付枠50の中央部の下面に固定され
ている。取付枠50の下面には、2本のピン63,63
が下向きに固定されている。このピン63,63は、プ
レート64,64のガイド溝65,65にはめ込まれて
いる。制御部100がロータリアクチュエータ60に信
号を送ると、ロータリアクチュエータ60のロッド61
が回転軸CLを中心として所望の角度取付枠50をイン
デックスすることができる。この際にはガイド用のピン
63,63がガイド溝65,65にそって案内されるの
で、第1の案内回転手段12と第2の案内回転手段14
は、安定して回転軸CLを中心に回転することができ
る。
【0015】さらに帯状部材の走行案内装置10は、帯
状部材の正極シート20の幅方向の位置を検出する第1
の位置検出手段70と、第2の位置検出手段75を備え
ている。第1の位置検出手段70は、第1の案内回転手
段12により案内しようとする前側の正極シート20の
幅方向(Y方向)に関する位置を検出する手段である。
また第2の位置検出手段75は、第2の案内回転手段1
4で案内された後の正極シート20の幅方向(Y方向)
の位置を検出する手段である。
【0016】図1と図2に示すように、第1の位置検出
手段70は、正極シート巻29と第1の案内回転手段1
2の間に配置され、投光部71と受光部72を有してい
る。同様に、第1の位置検出手段75は、第1の案内回
転手段12、第2の案内回転手段14と、巻取手段80
の間に配置され、投光部76と受光部77を有してい
る。
【0017】投光部71は正極シート20の上方に位置
され、受光部72は投光部71の下であって正極シート
20の下方に位置されている。投光部76は正極シート
20の上方に位置され、受光部77は投光部76の下で
あって正極シート20の下方に位置されている。つま
り、正極シート20の縁部20aは投光部71と受光部
72の間を通過し、正極シート20の縁部20aは投光
部76と受光部77の間を通過するようになっている。
投光部71,76は、例えば半導体レーザ光源を用いる
ことができ可視光(例えば赤色)レーザ光Lを発生す
る。受光部72,77はフォトセンサであり、レーザ光
を受光する面積の大きさに比例する検出電圧を制御部1
00に出力し、対象物である正極シート20がレーザ光
を遮光する程度に比例して検出電圧を出力する。一例と
しては、受光部72,77の検出電圧は、0ないし5V
の範囲で出力でき、正極シート20の縁部20aがY方
向に関して正しい位置にある場合の検出電圧の検出中心
値は3Vに設定している。
【0018】次に、図1と図2を参照して、上述した帯
状部材の走行案内装置10の動作および巻取手段80の
動作により、対象物30のセパレータ43と負極シート
42に対して、正極シート20が正しい位置で積層され
る動作を説明する。図2のように、正極シート20は、
渦巻状に巻かれて正極シート巻29として配置されてい
る。この正極シート巻29の正極シート20は、当初第
1の位置検出手段70の投光部71と受光部72の間を
通り、第1の案内回転手段12に巻付けられるととも
に、第2の案内回転手段14に巻き付けられる。そして
正極シート20は第2の位置検出手段75の投光部76
と受光部77の間を通り、巻取手段80側に導かれる。
この時に、正極シート20の先端部は、対象物30のセ
パレータ43の上に対して正しい位置に幅方向(Y方
向)にそって位置決めするようにして載せて重ねてゆく
必要がある。
【0019】図2の巻取手段80のモータ81が作動し
て、対象物30とともに、正極シート20の巻取作業が
開始されると、正極シート20はモータ81により矢印
X方向に引っ張られて、対象物30のセパレータ43の
上に重ねるようにして積層される。
【0020】ところで、この巻取作業中に、図3(A)
に示すように、正極シート20の幅方向(Y方向)の位
置が、対象物30の幅方向の位置に対して、位置ずれL
1を生じたとすると、正極シート20の縁部20aは、
投光部76からのレーザ光を遮光するので、受光部77
が受光するレーザ光量は、正極シート20の縁部20a
が正しい位置ALに位置している場合に比べて通常の状
態よりも減少する。従って受光部77からは、位置ずれ
L1に対応する検出電圧(中心電圧3Vよりも小さい電
圧)が図1の制御部100に出力される。
【0021】この検出結果に基づいて、図2の制御部1
00は、ロータリアクチュエータ60に指令を送り、ロ
ータリアクチュエータ60は、図3(A)の状態から図
3(B)の状態で示すように、第1の案内回転手段12
と第2の案内回転手段14を時計方向CWにそって中心
軸CLを中心として回転する。これにより、正極シート
20が、第1の案内回転手段12と第2の案内回転手段
14を経て、第2の位置検出手段75側に至ると、正極
シート20は矢印Y1方向にずれるので、図3(A)の
位置ずれL1が解消し、正極シート20は対象物30に
対して幅方向に一致するように重ねることができる。
【0022】次に、図4(A)を参照すると、正極シー
ト20の幅方向の位置が、対象物30の幅方向の位置に
対して、位置ずれL2分ずれてしまった場合には、正極
シート20の縁部20aは、投光部76からのレーザ光
を遮光するので、受光部77が受光するレーザ光量は、
正極シート20の縁部20aが正しい位置ALに位置し
ている場合に比べて通常の状態よりも増加する。従って
受光部72からは、位置ずれL2に対応する検出電圧
(中心電圧3Vよりも大きい電圧)が図1の制御部10
0に出力される。図2の制御部100に送られると、制
御部100はこれに基づいてロータリアクチュエータ6
0を作動し、ロータリアクチュエータ60は、第1の案
内回転手段12と第2の案内回転手段14を反時計方向
CCWに所定角度回転する。これにより、第1の案内回
転手段12と第2の案内回転手段14で案内された正極
シート20は、矢印Y2の方向に移動されて、図4
(B)のように正極シート20と対象物30のそれぞれ
の幅方向が一致する。従って、正極シート20は対象物
30に対して正しい位置で重ね合わせることができる。
ところで、第1の位置検出手段70は、第1の案内回転
手段12と第2の案内回転手段14に至る前側に位置し
ているので、第1の位置検出手段70は第1と第2の案
内回転手段に、14に至る前の正極シート20が今後ど
のように変化するかを第2の位置検出手段75に先立っ
て検出して、ロータリアクチュエータ(たとえばサーボ
モータ)60の作動追従性を向上する。つまり、第2の
位置検出手段75のセンサ出力に、第1の位置検出手段
70のセンサ出力をある比率で加味して、ロータリアク
チュエータ60の角度の制御のために制御部100にフ
ィードバックする。
【0023】このようにして、正極シート20が、図3
(A)あるいは図4(A)のように幅方向に位置ずれし
たとしても、第1の案内回転手段12と第2の案内回転
手段14を同期して時計方向CWあるいは反時計方向C
CWに所定角度回転することで、正極シート20は、対
象物30に対して正しい幅方向の位置で重ね合わせるこ
とができる。このようにすれば、図6のように正極シー
ト20、セパレータ43、負極シート42が正確に重な
った状態になり、正極シート20が負極シート42とシ
ョートするといった不良の原因を発生しない。
【0024】本発明の実施の形態では、ガイドローラで
ある第1の案内回転手段12と第2の案内回転手段14
の工程の前側および後側において、エッジセンサとして
の第1の位置検出手段70と第2の位置検出手段75を
用いて、正極シート20の流入側と流出側の位置を検出
している。そしてそれらの情報を制御部にフィードバッ
クすることで、制御部100は、第1の案内回転手段1
2と第2の案内回転手段14の傾き角度θ1あるいはθ
2を設定することができる。また、本発明の走行案内装
置10は巻取手段80側に近づけて配置することもでき
る。
【0025】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、リチウム
イオン電池の素子40を形成する際に、負極シート42
とセパレータ43からなる対象物30に対して、正極シ
ート20を重ね合わせる例をあげているが、逆に正極シ
ート20とセパレータ43からなる対象物30に対し
て、負極シート42を重ね合わせる場合にも本発明の帯
状部材の走行案内装置が適用できる。また本発明の走行
案内装置は、セパレータに正極シートを重ねたり、セパ
レータに負極シートを重ねることもできる。
【0026】また本発明の帯状部材の走行案内装置は、
角型のリチウムイオン電池の素子を製造する場合に限ら
ず、他の種類の素子、たとえば他の二次電池や筒型のリ
チウムイオン電池の素子、コンデンサ等を作る場合であ
っても勿論適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帯状部材に走行させてこの帯状部材を対象物に重ねる際
に、帯状部材を対象物の位置に重ね合わさるように正確
に案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯状部材の走行案内装置の好ましい実
施の形態を示す斜視図。
【図2】図1の帯状部材の走行案内装置と巻取手段等を
示す斜視図。
【図3】帯状部材である正極シートが対象物に対して位
置ずれした場合の帯状部材の位置ずれの修正例を示す
図。
【図4】帯状部材の位置ずれの修正の別の例を示す図。
【図5】本発明の帯状部材の走行案内装置を用いて作ら
れたリチウムイオン電池の素子の一例を示す一部切欠き
斜視図。
【図6】通常用いられているリチウムイオン電池を示す
分解斜視図。
【図7】従来の帯状部材の案内装置を示す図。
【図8】図7の装置の一部を示す平面図。
【符号の説明】
10・・・帯状部材の走行案内装置、12・・・第1の
案内回転手段、14・・・第2の案内回転手段、16・
・・走行方向移動手段、20・・・正極シート(帯状部
材)、30・・・対象物、42・・・対象物を構成する
負極シート(帯状部材)、43・・・対象物を構成する
セパレータ(帯状部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状部材を走行させて、この帯状部材を
    対象物に重ねる際に、帯状部材を対象物の位置に重ね合
    わさるように案内するための帯状部材の走行案内装置に
    おいて、 帯状部材を巻き付けて帯状部材の走行方向を案内する第
    1の案内回転手段と、 第1の案内回転手段で案内される帯状部材をさらに巻き
    付けて帯状部材の走行方向を案内する第2の案内回転手
    段と、 走行している帯状部材と対象物にずれが生じると、帯状
    部材を走行させる方向に関して、第1の案内回転手段と
    第2の案内回転手段の回転軸の方向を変えて、帯状部材
    の走行方向を帯状部材の幅方向にそって移動して、対象
    物の位置に合わせて帯状部材を位置させるための走行方
    向移動手段と、を備えることを特徴とする帯状部材の走
    行案内装置。
  2. 【請求項2】 走行方向移動手段は、第1の案内回転手
    段と第2の案内回転手段の回転軸の方向を変える駆動手
    段を備える請求項1に記載の帯状部材の走行案内装置。
  3. 【請求項3】 走行方向移動手段は、第1の案内回転手
    段で案内しようとする側の帯状部材の幅方向の位置を検
    出する第1の位置検出手段と、 第2の案内回転手段で案内後の帯状部材の幅方向の位置
    を検出する第2の位置検出手段と、を備える請求項1に
    記載の帯状部材の走行案内装置。
  4. 【請求項4】 帯状部材と対象物は、リチウムイオン電
    池の正極テープ、負極テープ、そして正極テープと負極
    テープの間に配置されるセパレータである請求項1に記
    載の帯状部材の走行案内装置。
  5. 【請求項5】 帯状部材を走行させて、この帯状部材を
    対象物に重ねる際に、帯状部材を対象物の位置に重ね合
    わさるように案内するための帯状部材の走行案内方法に
    おいて、 第1の案内回転手段が、帯状部材を巻き付けて帯状部材
    の走行方向を案内し、第2の案内回転手段が、第1の案
    内回転手段で案内される帯状部材をさらに巻き付けて帯
    状部材の走行方向を案内する際に、 走行している帯状部材と対象物にずれが生じると、帯状
    部材を走行させる方向に関して、第1の案内回転手段と
    第2の案内回転手段の回転軸の方向を変えて、帯状部材
    の走行方向を帯状部材の幅方向にそって移動して、対象
    物の位置に合わせて帯状部材を位置させる、ことを特徴
    とする帯状部材の走行案内方法。
JP8053754A 1996-02-16 1996-02-16 帯状部材の走行案内装置と帯状部材の走行案内方法 Pending JPH09221252A (ja)

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