JPH09220666A - 溶接位置検査装置 - Google Patents

溶接位置検査装置

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JPH09220666A
JPH09220666A JP4954896A JP4954896A JPH09220666A JP H09220666 A JPH09220666 A JP H09220666A JP 4954896 A JP4954896 A JP 4954896A JP 4954896 A JP4954896 A JP 4954896A JP H09220666 A JPH09220666 A JP H09220666A
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JP
Japan
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welding
welding rod
wire
region
bend
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JP4954896A
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English (en)
Inventor
Masaaki Matsushita
正明 松下
Toru Hamanaka
透 浜中
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接棒の状態にかかわらず溶接位置の良否を
一定の精度で安定して判定すること。 【解決手段】 画像処理手段20が、原画像データを被
溶接部材が撮像されたワーク領域と溶接棒が撮像された
溶接棒領域とに分割する領域分割部21Aと、この領域
分割部21Aによって分割された各領域の画像データに
基づいて溶接棒及び被溶接部材のズレ量を算出する位置
検出部21Eと、この位置検出部21Eによって検出さ
れたズレ量が予め定められた許容範囲内か否かを判定す
る溶接位置判定部と、領域分割部21Aによって分割さ
れた溶接棒領域の画像データに基づいて溶接棒の曲がり
量を算出する曲がり検出部21Gとを備えている。しか
も、溶接位置判定部21Fが、曲がり検出部21Gによ
って算出された溶接棒の曲がり量が予め定められた許容
範囲内か否かを判定する曲がり不良判定機能を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接位置検査装置
に係り、特に、溶接棒(ワイヤ)が溶接位置に正確に位
置付けられているかを判定する溶接位置検査装置に関す
る。本発明は、溶接棒を用いた溶接手法であればどのよ
うなものでもよく、ガスバーナによる溶接や、アーク溶
接などの分野で用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来、図17に示すように、リアアクス
ルハウジングは、中央ハウジング51(ハウジングセン
ター)の両端に、それぞれ左ハウジング52と、右ハウ
ジング53とを溶接して製造する。中央ハウジング51
は、この前の溶接工程で2部材を溶接したものである。
【0003】ハウジング51,52,53の溶接工程
は、これら各アクスルハウジング部材をクランプ56,
57で固定し、溶接位置を上にあるトーチ54からでる
ワイヤ(溶接棒)55で、リアアクスルハウジングを長
手方向を軸として回転させながら溶接する。
【0004】その際、ワイヤ55と溶接位置Aとがずれ
ていたり、ワイヤ55が曲がっていると、溶接不良(ビ
ードズレ)が発生するため、作業者は全数目視による確
認を行って問題なければ溶接し、問題があれば修正作業
後再確認した後に溶接していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例では、全数目視検査を行う工程が必要である
が、目視の際の見る角度や作業者の違いによって検査に
バラツキが生じる。
【0006】さらに、このバラツキを無くすためには、
熟練作業者が必要となる。この目視検査を行う作業者
は、他の作業も行うことが一般的であるため、本溶接工
程に前工程からの各ハウジング部材51,52,53
(以下ワークという)が来てセットされても、作業者が
他の作業を行っていると、目視検査待ちの状態で停止し
てしまう、という不都合があった。
【0007】このため、被溶接部材の溶接位置とワイヤ
(溶接棒)との位置関係を画像処理により検査する溶接
位置検査装置を平成7年7月14日に出願している。こ
の特願平7−201378号に開示した溶接位置検査装
置では、撮像した画像をエッジ抽出し、さらにヒストグ
ラムを算出して、そのヒストグラムがしきい値を超えた
部分を溶接位置幅及び溶接棒幅としていた。
【0008】この例では、ワイヤが微妙に曲がっている
場合の検出が容易ではなく、また、曲がりの量を検出す
ることはできなかった。このため、溶接不良となる可能
性のあるワイヤ曲がりを正確に検出することができな
い、という不都合があった。
【0009】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、溶接棒の状態にかかわらず溶接位置の良
否を一定の精度で安定して判定することのできる溶接位
置検査装置を提供することを、その目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、第
1の手段として、被溶接部材および溶接棒を当該溶接棒
および被溶接部材の溶接方向が垂直になるように撮像す
る撮像手段と、この撮像手段から出力された原画像デー
タに基づいて画像処理を行う画像処理手段と、この画像
処理手段によって判定された判定結果を表示する表示手
段とを備えている。しかも、画像処理手段が、原画像デ
ータを被溶接部材が撮像されたワーク領域と溶接棒が撮
像された溶接棒領域とに分割する領域分割部と、この領
域分割部によって分割された各領域の画像データに基づ
いて溶接棒及び被溶接部材のズレ量を算出する位置検出
部と、この位置検出部によって検出されたズレ量が予め
定められた許容範囲内か否かを判定する溶接位置判定部
とを備えている。さらに、領域分割部に、この領域分割
部によって分割された溶接棒領域の画像データに基づい
て溶接棒の曲がり量を検出する曲がり検出部を併設し、
溶接位置判定部が、曲がり検出部によって算出された溶
接棒の曲がり量が予め定められた許容範囲内か否かを判
定する曲がり不良判定機能を備えた、という構成を採っ
ている。
【0011】この第1の手段では、曲がり検出部が、領
域分割部によって分割された溶接棒領域の画像データに
基づいて溶接棒の曲がり量を算出する。例えば、ヒスト
グラムを算出してこのヒストグラムに基づいて曲がりの
量を算出する。さらに、位置検出部は、領域分割部によ
って分割された各領域の画像データに基づいて溶接棒及
び被溶接部材のズレ量を算出する。
【0012】溶接位置判定部は、曲がり検出部によって
算出された溶接棒の曲がり量が予め定められた許容範囲
内か否かを判定し、さらに、位置検出部によって検出さ
れたズレ量が予め定められた許容範囲内か否かを判定す
る(曲がり不良判定機能)。従って、溶接位置判定部
は、位置検出部から出力された溶接棒及び被溶接部材の
ズレ量と、曲がり検出部から出力された溶接棒の曲がり
量とに基づいて溶接位置の良否を判定することとなる。
【0013】第2の手段では、第1の手段を特定する事
項に加え、曲がり検出部が、領域分割部によって分割さ
れた溶接棒領域をさらに水平方向に分割する溶接棒領域
分割機能と、この溶接棒領域分割部によって分割された
各領域の画像データに基づいて各領域間の溶接棒のズレ
量を算出する曲がり判定用位置検出機能とを備えた、と
いう構成を採っている。
【0014】この第2の手段では、溶接棒領域分割機能
が、領域分割部によって分割された溶接棒領域をさらに
水平方向に分割する。これは、例えば、上下に分割す
る。さらに、曲がり判定用位置検出機能は、溶接棒領域
分割機能によって分割された各領域の画像データに基づ
いて各領域間の溶接棒のズレ量を算出する。このため、
溶接位置の判定と同様の手法で、溶接棒の曲がりの判定
を行うこととなる。
【0015】本発明は、これらの各手段により、前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による溶接位置検
査装置の構成を示すブロック図である。この溶接位置検
査装置は、図17に示したリアアクスルハウジングの溶
接位置を検査するものである。従って、溶接位置は2カ
所であり2カ所の検査を行う構成となっている。この実
施形態による溶接位置検査装置は、2つの撮像手段10
と、この撮像手段からのアナログ信号に基づいて画像処
理を行う画像処理手段20と、画像処理手段20の判定
結果等を表示出力する表示手段24とを備えている。
【0017】この溶接位置検査装置には、画像処理手段
20による判定結果に基づいてリアアクスルハウジング
の溶接を制御する溶接制御装置30が接続されている。
【0018】また、画像処理手段20は、原画像に対す
る画像処理により溶接位置のOK/NGの判定を行う処
理ユニット21と、溶接制御部30との間でワークセッ
ト完了を示すセット信号を入力し、また、検査結果を示
すL・OK/NG,R・OK/NG信号を出力する入出
力ユニット22と、2つの撮像手段10からの画像信号
をメモリ上に取り込む画像入力ユニット23とを備えて
いる。
【0019】処理ユニット21は、図2に示すように、
被溶接部分が撮像されたワーク領域と溶接棒が撮像され
た溶接棒領域とに原画像データを分割する領域分割部2
1Aと、この領域分割部21Aによって分割された各領
域についてそれぞれ垂直方向のエッジを抽出するエッジ
抽出部21Bと、このエッジ抽出部21Bによってエッ
ジが抽出された各領域について予め定められた水平方向
の一定長さ毎に画素の数のヒストグラムを算出するヒス
トグラム算出部21Cとを備えている。
【0020】しかも、本実施形態では、ヒストグラム算
出部21Cに、当該ヒストグラム算出部21Cによって
算出されたワーク領域又は溶接棒領域の水平方向の一定
長さ毎の画素数が所定のしきい値Ha,Hbを越えた場
合、当該しきい値Ha,Hbを越えた水平方向位置の左
端から右端までの長さを溶接位置幅a又は溶接棒幅bと
して算出する幅検出部21Dを併設している。
【0021】また、幅検出部21Dに、この幅検出部2
1Dによって検出された溶接位置幅a又は溶接棒幅bの
水平方向位置(xa0,xb0; xa1,xb1)をそれぞれ
算出する位置検出部21Eを併設し、溶接位置判定部2
1Fが、この位置検出部21Eによって検出された溶接
位置幅aと溶接棒幅bとの位置ズレ量cが予め定められ
たズレ量しきい値c1を越えた場合に溶接位置不良と判
定する機能を備えている。
【0022】これを詳細に説明する。
【0023】図3および図4は撮像手段10の取り付け
図で、図17の二点鎖線部分Aを側面および上面から見
た図である。撮像手段10は、CCDカメラ1と、照明
2と、CCDカメラ1を保護する保護ケース3とを備え
ている。
【0024】この形態では、溶接位置は2カ所あるた
め、左側の溶接位置Lを例に説明する。左側のCCDカ
メラ1は、被溶接部材であるリアアクスルハウジング5
1,52および溶接棒(ワイヤ55)を、当該ワイヤ5
5およびハウジングの溶接方向が垂直になるように撮像
する。このため、ワイヤ55と溶接位置を真正面から撮
像する位置に固定している。照明装置2は、撮像範囲を
むらの無い照度で照明する位置に設置される。これら
は、溶接時の光および熱から保護するため、保護ケース
3内に収納し、検査時のみ保護シャッタ4を開くように
している。
【0025】右側の溶接位置にも同様に撮像手段10が
配置されている。
【0026】次に、検査アルゴリズムを図5のフローチ
ャートおよび図6乃至図8の画像例を参照して説明す
る。この図6乃至図8に示す例は、先に出願した特願平
7−201378号に開示した内容と同様である。ここ
では、まずこの特願平7−201378号に開示した技
術を説明し、その後、図9乃至図16を参照して本実施
形態の特徴的な部分を説明する。
【0027】この検査は、左側の溶接位置Lと右側の溶
接位置Rとの2カ所について行うが、図5では一方の制
御工程を示している。実際には、溶接位置L,Rそれぞ
れについて行われる。
【0028】図5に示すフローチャートで用いる符号の
定義は以下の通りである。 a: 幅検出部によって検出された溶接位置幅 Ha: ワーク領域で用いられるしきい値 a0: 予め定められた溶接位置幅の下限値 a1: 予め定められた溶接位置幅の上限値 xa0: 溶接位置幅の左端(しきい値Ha以上のヒスト
グラム出力のx座標の左端) xa1: 溶接位置幅の右端(しきい値Ha以上のヒスト
グラム出力のx座標の右端) xa: 溶接位置幅の中点 b: 幅検出部によって検出されたワイヤ検出幅 Hb: 溶接棒領域で用いられるしきい値 b0: 予め定められたワイヤ検出幅の下限値 b1: 予め定められたワイヤ検出幅の上限値 xb0: ワイヤ検出幅の左端(しきい値Hb以上のヒス
トグラム出力のx座標の左端) xb1: ワイヤ検出幅の右端(しきい値Hb以上のヒス
トグラム出力のx座標の右端) xb: ワーク検出幅の中点 c: 溶接位置幅の中点とワーク検出幅の中点のズレ量 c1: 予め定められた溶接位置とワイヤ位置とのズレの
許容量
【0029】まず、溶接制御装置30からのセット信号
の入力を待ち、これが入力されると検査を開始する(ス
テップS1)次いで、CCDカメラ1からの画像信号を
検査装置に取り込む(ステップS2)。図6乃至図8の
(A)はそれぞれ原画像である。図中、符号55aは撮
像されたワイヤ55であり、51a,52aはそれぞれ
撮像されたハウジング51,52(ワーク)である。以
下、溶接位置(アクスル部材の合わせ目ライン)および
ワイヤ55と垂直な方向をx方向とし、平行な方向をy
方向とする。そして、左上を原点としてxy座標を設定
する。
【0030】CCDカメラ1は、予め設定されたy座標
値y0より下にワーク(アクスルハウジング各部材)
が、また、y座標値y0より上にワイヤ55が撮像され
るように固定されている。このため、領域分割部21A
は、このy0座標にもとづいて原画像をワーク領域およ
びワイヤ領域とに分割する。これは、実際に画像を2フ
ァイルに分割しても良いし、座標による操作で論理的に
分割するようにしても良い。
【0031】処理ユニット21では、まず、エッジ抽出
部21Bが、原画像をx軸方向に微分したのち二値化す
ることでy方向エッジ画像を生成する(ステップS
3)。これは、図6乃至図8の(B)に示す画像であ
る。これにより、ワイヤ55および溶接合わせ目ライン
と平行なエッジが抽出される。このエッジは、x方向で
濃度が急激に変化する位置を捉えたものである。
【0032】さらに、ヒストグラム算出部21Cは、y
方向エッジ画像のワーク領域およびワイヤ領域それぞれ
において、各x座標(xi)毎に、xi-n…xi…xi+n
n+1であるx座標範囲(n≧0)のy方向エッジとして
抽出された画素の数をヒストグラムにし、y方向エッジ
ヒストグラムを生成する(ステップS4)。これは、図
6乃至図8の(C)に示すものであり、nは、予め設定
された0以上の整数である。
【0033】次いで、幅検出部21Dは、図6(C)に
示したワーク領域とワイヤ領域のそれぞれのヒストグラ
ムが、予め設定したしきい値Ha,Hbを越えるx座標
を求める。さらに、最も小さいx座標xa0,xb0と、最
も大きいx座標xa1,xb1との差を、溶接位置幅a,ワ
イヤ検出幅bとして次式(1,2)により求める(ステ
ップS5)。
【0034】a=xa1−xa0 ..... 式(1) b=xb1−xb0 ..... 式(2)
【0035】ワイヤ検出幅bは、ワイヤが極端に曲がっ
ている場合に長い幅となる。
【0036】次いで、位置検出部21Eは、それぞれの
検出幅の中点のx座標xa,xbを求める。それぞれの検
出幅が被撮像物を正確に現していなくとも、この中点は
ワイヤと溶接位置それぞれの水平方向の位置関係を良好
に現すものとなる。この差をズレ量cとして次式(3)
により算出する。
【0037】c=xa−xb ..... 式(3)
【0038】溶接位置判定部21Fは、溶接位置幅aお
よびワイヤ検出幅b(以下検出幅a,bという)が共に
検出されたか否かを確認する(ステップS6)。図6又
は図8に示すように、検出幅a,bが共に検出された場
合、ステップS7に進む。これは、画像中にエッジとし
て出現したワイヤ55又は溶接位置Lを、ヒストグラム
としきい値Ha,Hbの関係により判定するものであ
る。
【0039】図7(A)に示すように、ワイヤ55が極
端に曲がっていたり、ワークがセットされていないよう
な場合は、図7(B)に示すように、y方向エッジが出
にくくなる。従って、図7(C)に示すように、ヒスト
グラムの最大値がしきい値Ha,Hbを越えなくなるた
め、検出幅a,bは検出されない。このように、a,b
いずれか一方でも検出されなければ、溶接位置判定部2
1FはNGと判定し、ステップS9へ進む。
【0040】次いで、溶接位置判定部21Fは、検出幅
a,bが設定範囲内か否かを確認する(ステップS
7)。検出幅a,bは、下限値a0,b0および上限値a
1,b1が予め設定されていて、検出幅a,bが共に許容
範囲内である場合には、すなわち、次式(4,5)を満
たす場合には、ステップS8へ進む。
【0041】a0≦a≦a1 ..... 式(4) b0≦b≦b1 ..... 式(5)
【0042】図8に示すように、ワイヤ55に曲がりが
あったり、ワークにキズがある場合は、次のようにな
る。まず、ワーク領域では溶接位置の傷の位置でy方向
エッジが抽出され、どちらのヒストグラムもしきい値H
aを越える。従って、xa0は溶接位置の左端部、xa1
キズの右端部となる。すると、a=xa1−xa0の値は、
上限値a1を越えるため、溶接位置幅aは予め定められ
た許容範囲外となる。
【0043】一方、ワイヤ領域では、ワイヤ55の曲が
りによりy方向エッジの抽出される範囲が広くなり、ヒ
ストグラムがなだらかになる。そのため、ワイヤ検出幅
bは大きくなり、上限値b1を越え許容範囲外となる。
このように、検出幅a,bいずれか一方でも許容範囲外
となるとNGと判定され、ステップS9に進む。
【0044】次いで、位置ズレ量を算出する(ステップ
S8)。 ズレ量cには許容量c1(ズレ量しきい値)
が予め設定されており、cの絶対値が許容範囲以下であ
れば、すなわち、次式(6)を満たす場合にOKと判定
し、ステップS10へ進む、一方、許容値を超えればス
テップS9に進む。
【0045】c≦c1 ..... 式(6) (但し、cは絶対値)
【0046】ステップS9では、NG信号を溶接制御部
へ出力する。また、ステップS10では、OK信号を溶
接制御部へ出力する。また、これらの検査における画像
処理結果、NG要因(L,R種別、検出NG,検出幅N
G、ズレNG)等が表示ユニット24に表示される。
【0047】次に、本実施形態の特徴的な部分を説明す
る。
【0048】図9(A)に示すように、ワイヤに曲がり
が無かった場合、ワイヤ位置と溶接位置にズレがなけれ
ば溶接は正常に行うことができるが、図10(A)に示
すように、ワイヤに曲がりがあった場合、このまま溶接
を行うと溶接不良が発生する可能性がある。
【0049】上述したように、ワイヤが極端に曲がって
いる場合には、垂直方向エッジが出にくくなってワイヤ
が検出されなくなり、従ってNGとなる。しかし、図5
に示すように、曲がり度合いによっては垂直方向エッジ
がある程度現れるため、ヒストグラムがしきい値Hbを
越えて検出されることもあり得る。
【0050】この場合には、通常どおりワイヤ位置と溶
接位置のズレを求め、ズレが許容値c1以内の場合には
OKと判定される。しかし、図10のような場合でも、
ワイヤに曲がりがある場合には、溶接不良となる可能性
がある。
【0051】すなわち、本実施形態では、図5に示した
手法よりさらに、ワイヤ曲がりによる溶接位置不良の判
定を正確に行うことを目的とする。
【0052】そこで、本実施形態では、領域分割部21
Aによって分割された溶接棒領域の画像データに基づい
て溶接棒の曲がり量を算出する曲がり検出部21Gを備
えている。しかも、溶接位置判定部21Fは、曲がり検
出部21Gによって算出された溶接棒(ワイヤ)の曲が
り量が予め定められた許容範囲内か否かを判定する曲が
り不良判定機能を備えている。
【0053】曲がり検出部は、図11に示すように、領
域分割部21Aによって分割された溶接棒領域をさらに
水平方向に分割する溶接棒領域分割部(溶接棒領域分割
部機能)21GAと、この溶接棒領域分割部21GAに
よって分割された各領域の画像データに基づいて各領域
間の溶接棒のズレ量zを算出する曲がり判定用位置検出
部(曲がり判定用位置検出機能)21GEとを備えてい
る。
【0054】この図11に示す構成から明らかなよう
に、本実施形態では図2に示した構成による溶接位置判
定の手法と同様の手法でワイヤ曲がりを検出している。
具体的には、溶接棒部分のエッジを上下それぞれの領域
で抽出する溶接棒エッジ抽出部21GBと、この溶接棒
エッジ抽出部21GBによってエッジが抽出された各領
域のヒストグラムを算出する溶接棒ヒストグラム算出部
21GCと、この溶接棒ヒストグラム算出部21GCに
よって算出されたヒストグラムに基づいて溶接棒の幅を
検出する曲がり判定用幅検出部21GDとを備えてい
る。
【0055】曲がり検出の方法は、ワーク領域やワイヤ
全体での検査方法と同様な処理によって検出する。図1
2に示す画像例に基づいて以下これを具体的に示す。
【0056】まず、図12(B)に示すように、溶接棒
領域分割部21GAは、ワイヤ領域を上下に2分割す
る。次に、図12(C)に示すように、溶接棒エッジ抽
出部21GBは、上下領域それぞれの垂直方向のエッジ
を抽出する。
【0057】さらに、図12(D)に示すように、溶接
棒ヒストグラム算出部21GCは、上下各領域について
予め定められた水平方向の一定長さ毎に画素の数のヒス
トグラムを算出する。
【0058】次いで、曲がり判定用幅検出部21GD
は、ヒストグラムが所定のしきい値(上領域HU,下領
域HL)を越えた水平方向の位置の左端(XU0,XL0
から右端(XU1,XL1)までの長さを、上領域のワイヤ
幅(bU)及び下領域のワイヤ幅(bL)として算出す
る。
【0059】さらに、曲がり判定用位置検出部21GE
は、上下それぞれの領域のワイヤ幅の中心位置(上:X
U,下:XL)の水平方向座標を求める。
【0060】次いで、上下領域のワイヤ幅が予め定めら
れた許容範囲内か否かをチェックし、上下領域それぞれ
許容範囲内の場合に、上下領域の水平方向座標のズレ量
を次式(7)により算出する。
【0061】z=XU−XL .... 式(7) 但し、zはズレ量
【0062】このズレ量zが予め定められたしきい値を
越えた場合には、ワイヤ曲がり判定部21GFは、ワイ
ヤ曲がりと判定する。このしきい値は、ワイヤ曲がりと
溶接不良との関係で定める。このため、検査対象に応じ
て、しきい値を変化させるだけで、ワイヤ曲がりを良好
に検出可能となる。
【0063】上領域ワイヤ位置XUは、上領域でのワイ
ヤのある位置の平均X座標とみることができ、上領域の
垂直方向の中点Y0Uでのワイヤ位置がXUとなる。下領
域ワイヤ位置XLについても、下領域でのワイヤのある
位置の平均X座標とみることができ、下領域の垂直方向
の中点Y0Lでのワイヤ位置がXLとなる。このため、位
置ずれ量zは、ワイヤの曲がりに対応したものとなる。
【0064】従って、ズレ量z(XU−XL)と、上領域
垂直方向の中点Y0Uと、下領域垂直方向中点Y0Lの差h
及びワイヤ曲がり角度θ(ワイヤと垂直方向のなす角)
の関係は図6(E)に示すように、直角三角形の関係を
なし、以下の式(7)が成り立つ。
【0065】tanθ=z/h .... 式(7)
【0066】従って、ズレ量zが増加すると、ワイヤの
曲がり角度が大きくなる。そこで、ズレ量zが予め定め
られたしきい値を越えた場合に、ワイヤが曲がっている
と判定する。また、検査の必要によっては、ワイヤの曲
がりを直線に近似した場合の曲がり角度を求めることが
できる。
【0067】図13はワイヤ曲がり検出処理の処理工程
を示すフローチャートである。まず、ワイヤ領域を上・
下領域に分割する(ステップS13)。次いで、上下領
域それぞれに垂直エッジ抽出を行う(ステップS1
4)。
【0068】次いで、上下領域それぞれに、ヒストグラ
ムが所定のしきい値を越えた検出幅及びその中点である
検出位置を求める(ステップS16)。さらに、上領域
で検出されたか否か(すなわち、ヒストグラムがしきい
値を越えたか否か)を検出する。検出されなかった場合
には、曲がり判定ができないためステップS24へ進む
(ステップS17)。
【0069】上領域の検出幅が許容値以内かを判定す
る。許容範囲外の場合は、正常に検出処理が行われたか
否かが不明であり、検出された位置が誤った位置である
可能性がある。従って、ワイヤ曲がりの判定ができない
ためステップS24へ進む(ステップS18)。
【0070】下領域について、ステップS17と同様に
判定する(ステップS19)。さらに、下領域について
ステップS18と同様に判定する(ステップS20)。
上領域検出位置と、下領域検出位置との差zの絶対値が
許容範囲にあるか否かを判定する(ステップS21)。
許容値以内の場合には、ワイヤ曲がりが無いと判定する
(ステップS22)。一方、許容値以内でない場合は、
ワイヤ曲がりがあると判定する(ステップS23)。
【0071】図14はワイヤ曲がり検出機能を含んだ検
査全体の処理工程を示すフローチャートである。図14
に示す処理では、まず、溶接制御装置からセット信号の
入力を待ち、入力されると検査を開始する(ステップS
1)。次いで、画像を取り込む(ステップS2)。
【0072】次に、図13に示した手法によりワイヤ曲
がりの検出を行う(ステップS41)。次いで、ワイヤ
曲がりの有無を確認する(ステップS42)。
【0073】溶接位置判定部21Fは、ワイヤ曲がり有
りと判定された場合には、そのまま溶接を行うと溶接不
良となる可能性があるため、NGを出力し(ステップS
12)、一方、曲がりが無いか又はワイヤの曲がりが検
出できなかったと判定された場合には、ステップS3へ
進む(曲がり不良判定機能)。以下、図5に示した処理
を行う。
【0074】図14に示したフローチャートのステップ
S42(曲がり不良判定機能)では、ワイヤ曲がりあり
と判定された場合のみNG出力し、ワイヤ曲がりがない
場合又はワイヤ曲がり検出不可の場合に、次のステップ
S5に進むようにしていた。しかし、図15に示すよう
に、ワイヤの曲がりチェックを厳しくして、曲がり検出
不可の場合にもNGとするようにしても良い。
【0075】上述したように本実施形態によると、ワイ
ヤの曲がりを精度良く検出することができ、また、曲が
り判定の許容値を自由に設定できるため、例えば、溶接
する対象の違いによって曲がり判定を厳しくしたりある
いは緩くしたりできる。さらに、作業者の目視によるワ
イヤ曲がりチェックの工数が不要になる。また、目視に
よる作業者毎のバラツキ及びみる角度によるバラツキが
無くなる。さらに、溶接ワイヤの曲がりのような微妙な
曲がりは目視では厳密な判定ができなかったが、本実施
形態によると、溶接不良を起こすような溶接ワイヤの微
妙な曲がりを検出することが可能となる。
【0076】次に、溶接工程を図16のフローチャート
を参照して説明する。
【0077】まず、前工程からワークがきてクランプが
完了するのを待機する(ステップS51)。クランプの
完了は、クランプに併設されたスイッチで検出してい
る。このため、クランプ不良および部材寸法不良のとき
はNGとなる。
【0078】ワークセットが完了すると、撮像部の保護
シャッターを開き(ステップS52)、検査装置にセッ
ト信号を出力する(ステップS53)。
【0079】次いで、図15に示したフローチャートに
従ってワイヤ55およびワークについての検査を行い、
処理ユニット21から入出力ユニット22を介して溶接
制御装置30にOK,またはNGが出力される(ステッ
プS54)。
【0080】さらに、溶接位置L,R共にOKであるか
否かを確認し(ステップS55)、溶接位置L,R共に
OKである場合には、ステップS56に進み、逆に、一
方でもNGであればステップS58に進む。
【0081】ステップS56では、保護シャッターを閉
じた後、ステップS57で溶接を行ない、次工程へワー
クを送り、ステップS51に戻る。
【0082】ステップS58では、表示手段24によ
り、ブザーやランプ等で作業者にNGを伝え、その修正
を指示する。
【0083】次いで、作業者は、修正作業を完了する
と、スイッチ等で完了を伝える。すると、ステップS1
2に戻り検査を再開する(ステップS59)。
【0084】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、曲がり検出部が、領域分割部によ
って分割された溶接棒領域の画像データに基づいて溶接
棒の曲がり量を算出し、位置検出部は、領域分割部によ
って分割された各領域の画像データに基づいて溶接棒及
び被溶接部材のズレ量を算出するため、溶接棒の曲がり
量と、溶接棒と被溶接部材の位置ズレ量とを別々に計測
することができ、さらに、溶接位置判定部が、溶接棒の
曲がり量が予め定められた許容範囲内か否かを判定し、
さらに、位置ズレ量が予め定められた許容範囲内か否か
を判定するため、例えば、位置が正常ではあるが微妙な
ワイヤ曲がりが生じている場合や、また、ワイヤ曲がり
は生じていないが位置ズレが生じている場合など、溶接
不良を起こす可能性のある溶接棒と被溶接部材の不良状
態を確実に検出することができ、このため、作業者の目
視によるワイヤ曲がりチェックの工数を不要とし、ま
た、目視による作業者毎のバラツキ及びみる角度による
バラツキを無くして安定した一定の精度で溶接位置を検
査することができる従来にない優れた溶接位置検査装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示した処理ユニットの詳細構成を示すブ
ロック図である。
【図3】被溶接部材であるリアアクスルハウジングの側
面と撮像手段との位置関係を示す一部断面図である。
【図4】被溶接部材であるリアアクスルハウジングの上
面と撮像手段との位置関係を示す説明図である。
【図5】図1に示した構成での検査工程を示すフローチ
ャートである。
【図6】図5に示した検査工程で用いる画像の正常な例
を示す図で、図6(A)は原画像の一例を示す説明図で
あり、図6(B)は垂直エッジ抽出画像の一例を示す図
で、図6(C)はヒストグラムを示す図である。
【図7】図5に示した検査工程で用いる画像のワイヤが
極端に曲がった例を示す説明図であり、図7(A)は原
画像の一例を示す図で、図7(B)は垂直エッジ抽出画
像の一例を示す図で、図7(C)はヒストグラムを示す
図である。
【図8】図5に示した検査工程で用いる画像のワイヤが
曲がった例及びワークにキズがある例を示す説明図であ
り、図8(A)は原画像の一例を示す図で、図8(B)
は垂直エッジ抽出画像の一例を示す図で、図8(C)は
ヒストグラムを示す図である。
【図9】ワイヤ曲がりがない場合の溶接棒領域の画像例
を示す説明図で、図9(A)は原画像の一例を示す図
で、図9(B)は垂直エッジ抽出画像の一例を示す図
で、図9(C)はヒストグラムを示す図である。
【図10】微妙なワイヤ曲がりがある場合の溶接棒領域
の画像例を示す説明図で、図10(A)は原画像の一例
を示す図で、図10(B)は垂直エッジ抽出画像の一例
を示す図で、図10(C)はヒストグラムを示す図であ
る。
【図11】図1に示した曲がり検出部の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図12】図11に示した曲がり検出部による曲がり検
出処理の一例を示す説明図で、図12(A)は溶接棒領
域をさらに水平方向に分割する一例を示す図で、図12
(B)は分割された原画像の一例を示す図で、図12
(C)はは垂直エッジを抽出した画像の一例を示す図
で、図12(D)はヒストグラムを示す図で、図12
(E)は曲がり角度算出を説明するため図である。
【図13】図11に示した構成によるワイヤ曲がり検出
処理の一例を示すフローチャートである。
【図14】図5に示した処理に図11に示したワイヤ曲
がり検出処理を加えた場合の溶接位置検査の処理工程を
示すフローチャートである。
【図15】図14に示した処理工程中一部を変更した例
を示すフローチャートである。
【図16】本実施形態での溶接工程を示すフローチャー
トである。
【図17】従来の溶接装置の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
10 撮像手段 20 画像処理手段 21A 領域分割部 21B エッジ抽出部 21C ヒストグラム算出部 21D 幅検出部 21E 位置検出部 21H しきい値算出部 21G 曲がり検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接部材および溶接棒を当該溶接棒お
    よび被溶接部材の溶接方向が垂直になるように撮像する
    撮像手段と、この撮像手段から出力された原画像データ
    に基づいて画像処理を行う画像処理手段と、この画像処
    理手段によって判定された判定結果を表示する表示手段
    とを備え、 前記画像処理手段が、前記原画像データを前記被溶接部
    材が撮像されたワーク領域と前記溶接棒が撮像された溶
    接棒領域とに分割する領域分割部と、この領域分割部に
    よって分割された各領域の画像データに基づいて前記溶
    接棒及び被溶接部材のズレ量を算出する位置検出部と、
    この位置検出部によって検出されたズレ量が予め定めら
    れた許容範囲内か否かを判定する溶接位置判定部とを備
    えると共に、 前記領域分割部に、この領域分割部によって分割された
    前記溶接棒領域の画像データに基づいて前記溶接棒の曲
    がり量を検出する曲がり検出部を併設し、 前記溶接位置判定部が、前記曲がり検出部によって算出
    された前記溶接棒の曲がり量が予め定められた許容範囲
    内か否かを判定する曲がり不良判定機能を備えたことを
    特徴とする溶接位置検査装置。
  2. 【請求項2】 前記曲がり検出部が、前記領域分割部に
    よって分割された前記溶接棒領域をさらに水平方向に分
    割する溶接棒領域分割機能と、この溶接棒領域分割部に
    よって分割された各領域の画像データに基づいて各領域
    間の溶接棒のズレ量を算出する曲がり判定用位置検出機
    能とを備えたことを特徴とする請求項1記載の溶接位置
    検査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004074264A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 溶接部可視化装置とこれを用いた溶接制御装置及び方法
JP2015179010A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社Ihi 高温部観察装置
CN107914067A (zh) * 2017-10-31 2018-04-17 南昌大学 一种基于被动视觉传感的薄板焊接的焊枪偏差三维提取方法

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