JPH09220300A - ゴルフボール - Google Patents
ゴルフボールInfo
- Publication number
- JPH09220300A JPH09220300A JP8053917A JP5391796A JPH09220300A JP H09220300 A JPH09220300 A JP H09220300A JP 8053917 A JP8053917 A JP 8053917A JP 5391796 A JP5391796 A JP 5391796A JP H09220300 A JPH09220300 A JP H09220300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- golf ball
- weight
- core
- ball
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/005—Cores
- A63B37/006—Physical properties
- A63B37/0062—Hardness
- A63B37/00621—Centre hardness
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0023—Covers
- A63B37/0029—Physical properties
- A63B37/0031—Hardness
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0023—Covers
- A63B37/0029—Physical properties
- A63B37/0033—Thickness
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0038—Intermediate layers, e.g. inner cover, outer core, mantle
- A63B37/0039—Intermediate layers, e.g. inner cover, outer core, mantle characterised by the material
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/005—Cores
- A63B37/0051—Materials other than polybutadienes; Constructional details
- A63B37/0053—Thread wound
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/005—Cores
- A63B37/006—Physical properties
- A63B37/0064—Diameter
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/005—Cores
- A63B37/006—Physical properties
- A63B37/0066—Density; Specific gravity
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/005—Cores
- A63B37/006—Physical properties
- A63B37/0067—Weight; Mass
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/007—Characteristics of the ball as a whole
- A63B37/0072—Characteristics of the ball as a whole with a specified number of layers
- A63B37/0075—Three piece balls, i.e. cover, intermediate layer and core
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 ソリッドコア又は糸巻きコアをカバーで
被覆してなるゴルフボールにおいて、上記ソリッドコア
又は糸巻きコアのセンターボールが、基材ゴム100重
量部に対して平均粒子径が30〜1000μm、比重が
4以上の重量調整剤を10重量部以上配合したゴム組成
物を加硫した加硫成形物から形成されることを特徴とす
るゴルフボールを提供する。 【効果】 ソリッドコア又はセンターボールを構成する
ゴム組成物に重量調整剤として、その比重と平均粒子径
とを最適化したものを配合することにより、ソリッドコ
ア又はセンターボールの反発性が向上し、ゴルフボール
の飛距離を増大させることができる。
被覆してなるゴルフボールにおいて、上記ソリッドコア
又は糸巻きコアのセンターボールが、基材ゴム100重
量部に対して平均粒子径が30〜1000μm、比重が
4以上の重量調整剤を10重量部以上配合したゴム組成
物を加硫した加硫成形物から形成されることを特徴とす
るゴルフボールを提供する。 【効果】 ソリッドコア又はセンターボールを構成する
ゴム組成物に重量調整剤として、その比重と平均粒子径
とを最適化したものを配合することにより、ソリッドコ
ア又はセンターボールの反発性が向上し、ゴルフボール
の飛距離を増大させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソリッドゴルフボ
ールのソリッドコア又は糸巻きゴルフボールのセンター
ボールに平均粒子径が大径で安価な重量調整剤を配合し
たゴム組成物を用いることにより、ソリッドコア又はセ
ンターボールの反発性が向上し、ボールの打出し初速度
の向上により飛距離が増大したゴルフボールに関する。
ールのソリッドコア又は糸巻きゴルフボールのセンター
ボールに平均粒子径が大径で安価な重量調整剤を配合し
たゴム組成物を用いることにより、ソリッドコア又はセ
ンターボールの反発性が向上し、ボールの打出し初速度
の向上により飛距離が増大したゴルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、ソリッドコア又はセンターボールを形成するゴム組
成物には基材ゴム、架橋剤、共架橋剤、重量調整剤等が
含まれており、基材ゴムと共架橋剤とを架橋剤により共
架橋(加硫)することによりソリッドコア又はセンター
ボールが製造されている。この場合、ゴルフボールの重
量を調整する目的で配合する重量調整剤としては、比較
的高比重で安価な亜鉛華(ZnO)、硫酸バリウム(B
aSO4)等が使用されていた。
ら、ソリッドコア又はセンターボールを形成するゴム組
成物には基材ゴム、架橋剤、共架橋剤、重量調整剤等が
含まれており、基材ゴムと共架橋剤とを架橋剤により共
架橋(加硫)することによりソリッドコア又はセンター
ボールが製造されている。この場合、ゴルフボールの重
量を調整する目的で配合する重量調整剤としては、比較
的高比重で安価な亜鉛華(ZnO)、硫酸バリウム(B
aSO4)等が使用されていた。
【0003】ところで、ゴルフボールの飛距離の増大を
図るには、打出し後のボール初速度が大きく寄与するた
めにボールの反発性能を向上させる必要がある。
図るには、打出し後のボール初速度が大きく寄与するた
めにボールの反発性能を向上させる必要がある。
【0004】このため、重量調整剤として高比重のタン
グステンカーバイト(比重約15.8)を使用すること
により、ゴムの体積分率を相対的に高めてボールの反発
性を向上させ、ボール初速度を上げる提案がなされてい
る(特公平2−51930号公報)。
グステンカーバイト(比重約15.8)を使用すること
により、ゴムの体積分率を相対的に高めてボールの反発
性を向上させ、ボール初速度を上げる提案がなされてい
る(特公平2−51930号公報)。
【0005】しかしながら、上記提案に係るゴムの体積
分率を高めることによる反発力の向上は、タングステン
カーバイトがゴム薬品としては非常に高価であるため、
実現化するには至っていない。
分率を高めることによる反発力の向上は、タングステン
カーバイトがゴム薬品としては非常に高価であるため、
実現化するには至っていない。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、ソリッドコア又は糸巻きコアのセンターボールの
ゴム組成物に配合する重量調整剤を最適化することによ
り、コア又はセンターボールの反発力を高め、初速度の
向上により飛距離の増大を図ることができると共に、経
済性にも優れたゴルフボールを提供することを目的とす
る。
あり、ソリッドコア又は糸巻きコアのセンターボールの
ゴム組成物に配合する重量調整剤を最適化することによ
り、コア又はセンターボールの反発力を高め、初速度の
向上により飛距離の増大を図ることができると共に、経
済性にも優れたゴルフボールを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するために、ゴルフボール
の反発性を向上させる手段として、高比重の重量調整剤
を用いることによるゴムの体積分率を上げる方法以外
に、重量調整剤の接触面積(平均粒子径)に着目し、検
討を行った。即ち、ゴム組成物の比重を1.35とした
ときの平均粒子径が1μm、10μm及び100μmの
重量調整剤とゴムだけからなる簡易な配合系モデルを作
成し、重量調整剤の比重と単位体積当たりの重量調整剤
の接触面積との関係について検討を行った結果、図1に
示すように、接触面積の減少効果は重量調整剤の高比
重化よりも重量調整剤の平均粒子径を大径化する方が効
果的であること、接触面積と重量調整剤の比重との間
には反比例の関係があること、重量調整剤の比重を上
げることによる接触面積の減少効果は比重が7以上では
ほとんど効果がないことを知見した。
発明者らは、上記目的を達成するために、ゴルフボール
の反発性を向上させる手段として、高比重の重量調整剤
を用いることによるゴムの体積分率を上げる方法以外
に、重量調整剤の接触面積(平均粒子径)に着目し、検
討を行った。即ち、ゴム組成物の比重を1.35とした
ときの平均粒子径が1μm、10μm及び100μmの
重量調整剤とゴムだけからなる簡易な配合系モデルを作
成し、重量調整剤の比重と単位体積当たりの重量調整剤
の接触面積との関係について検討を行った結果、図1に
示すように、接触面積の減少効果は重量調整剤の高比
重化よりも重量調整剤の平均粒子径を大径化する方が効
果的であること、接触面積と重量調整剤の比重との間
には反比例の関係があること、重量調整剤の比重を上
げることによる接触面積の減少効果は比重が7以上では
ほとんど効果がないことを知見した。
【0008】本発明者らは、上記知見〜に基づき、
更に鋭意検討を進めた結果、平均粒子径が30〜100
0μm、比重が4以上の重量調整剤をゴム組成物に一定
量配合することにより、平均粒子径の大きな重量調整剤
による接触面積の減少効果が十分に発揮され、コア又は
センターボールの反発性を高めることができ、ボール初
速度の向上から効果的に飛距離の増大を図ることができ
ると共に、上記重量調整剤として安価な珪酸ジルコニウ
ム、硫酸バリウム、クローム鉄鉱又は酸化鉄を使用する
ことができるので経済性にも優れていることを見い出
し、本発明を完成するに至ったものである。
更に鋭意検討を進めた結果、平均粒子径が30〜100
0μm、比重が4以上の重量調整剤をゴム組成物に一定
量配合することにより、平均粒子径の大きな重量調整剤
による接触面積の減少効果が十分に発揮され、コア又は
センターボールの反発性を高めることができ、ボール初
速度の向上から効果的に飛距離の増大を図ることができ
ると共に、上記重量調整剤として安価な珪酸ジルコニウ
ム、硫酸バリウム、クローム鉄鉱又は酸化鉄を使用する
ことができるので経済性にも優れていることを見い出
し、本発明を完成するに至ったものである。
【0009】従って、本発明は、ソリッドコア又は糸巻
きコアをカバーで被覆してなるゴルフボールにおいて、
上記ソリッドコア又は糸巻きコアのセンターボールが、
基材ゴム100重量部に対して平均粒子径が30〜10
00μm、比重が4以上の重量調整剤を10重量部以上
配合したゴム組成物を加硫した加硫成形物から形成され
ることを特徴とするゴルフボールを提供する。
きコアをカバーで被覆してなるゴルフボールにおいて、
上記ソリッドコア又は糸巻きコアのセンターボールが、
基材ゴム100重量部に対して平均粒子径が30〜10
00μm、比重が4以上の重量調整剤を10重量部以上
配合したゴム組成物を加硫した加硫成形物から形成され
ることを特徴とするゴルフボールを提供する。
【0010】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のゴルフボールは、糸巻きコアにカバーを被覆し
てなる糸巻きゴルフボールでも、ソリッドコアにカバー
を被覆してなるソリッドゴルフボールにも適応できるも
のであり、この場合ソリッドゴルフボールとしては、ソ
リッドコアに更に中間層コアを形成した多層構造のコア
としてもよく、コアを被覆するカバーが1層のツーピー
ス、2層のスリーピース、更には3層以上のマルチピー
スソリッドゴルフボールのいずれにも適用できるもので
ある。
本発明のゴルフボールは、糸巻きコアにカバーを被覆し
てなる糸巻きゴルフボールでも、ソリッドコアにカバー
を被覆してなるソリッドゴルフボールにも適応できるも
のであり、この場合ソリッドゴルフボールとしては、ソ
リッドコアに更に中間層コアを形成した多層構造のコア
としてもよく、コアを被覆するカバーが1層のツーピー
ス、2層のスリーピース、更には3層以上のマルチピー
スソリッドゴルフボールのいずれにも適用できるもので
ある。
【0011】ここで、本発明のゴルフボールは、ソリッ
ドゴルフボールのソリッドコア又は糸巻きゴルフボール
の糸巻きコアのセンターボールを形成するゴム組成物に
比重と平均粒子径を最適化した重量調整剤を一定量配合
させて、コア又はセンターボールの反発性を高め、飛距
離の増大を図ったものである。
ドゴルフボールのソリッドコア又は糸巻きゴルフボール
の糸巻きコアのセンターボールを形成するゴム組成物に
比重と平均粒子径を最適化した重量調整剤を一定量配合
させて、コア又はセンターボールの反発性を高め、飛距
離の増大を図ったものである。
【0012】重量調整剤としては、平均粒子径が30〜
1000μm、比重が4以上のものであればいずれのも
のでもよいが、価格面から珪酸ジルコニウム、硫酸バリ
ウム、クローム鉄鉱又は酸化鉄から選ばれる1種又は2
種以上のものが好適に用いられる。
1000μm、比重が4以上のものであればいずれのも
のでもよいが、価格面から珪酸ジルコニウム、硫酸バリ
ウム、クローム鉄鉱又は酸化鉄から選ばれる1種又は2
種以上のものが好適に用いられる。
【0013】この重量調整剤の平均粒子径は、上述した
ように30〜1000μmであり、特に100〜200
μmであることが好ましい。平均粒子径が30μm未満
では接触面積の減少効果が得られなくなり、ボールの反
発性の向上が図れなくなる。一方、1000μmを超え
ると混練時の加工性と耐久性に問題を生じる場合があ
る。この場合、重量調整剤が混練時に破壊されずにゴム
組成物中で平均粒子径が大径のまま維持できるように、
重量調整剤にはある程度の硬さが必要であり、このよう
な点から重量調整剤のモース硬度は3.5以上、特に5
以上であることが好ましい。なお、「モース硬度」とは
鉱物の硬さを比較するための指数であり、比較するもの
同士を互いにひっかき合わせてキズのついたほうが柔ら
かいとするもので、測定にはモースの硬度計を用いる。
ように30〜1000μmであり、特に100〜200
μmであることが好ましい。平均粒子径が30μm未満
では接触面積の減少効果が得られなくなり、ボールの反
発性の向上が図れなくなる。一方、1000μmを超え
ると混練時の加工性と耐久性に問題を生じる場合があ
る。この場合、重量調整剤が混練時に破壊されずにゴム
組成物中で平均粒子径が大径のまま維持できるように、
重量調整剤にはある程度の硬さが必要であり、このよう
な点から重量調整剤のモース硬度は3.5以上、特に5
以上であることが好ましい。なお、「モース硬度」とは
鉱物の硬さを比較するための指数であり、比較するもの
同士を互いにひっかき合わせてキズのついたほうが柔ら
かいとするもので、測定にはモースの硬度計を用いる。
【0014】また、重量調整剤の比重は4以上であるこ
とが好ましく、比重が4未満ではゴム分率の低下により
ボールの反発性が低下する。その上限は制限されない
が、通常19.1以下である。
とが好ましく、比重が4未満ではゴム分率の低下により
ボールの反発性が低下する。その上限は制限されない
が、通常19.1以下である。
【0015】なお、重量調整剤の配合量は、基材ゴム1
00重量部に対して10重量部以上、特に15〜120
重量部であることが好ましい。この場合、ソリッドゴル
フボールでは10〜25重量部、糸巻きゴルフボールで
は25〜100重量部であることがより好ましい。重量
調整剤の配合量が10重量部未満では接触面積の減少効
果が十分に得られず、ボールの反発性の向上が十分に図
れない場合がある。
00重量部に対して10重量部以上、特に15〜120
重量部であることが好ましい。この場合、ソリッドゴル
フボールでは10〜25重量部、糸巻きゴルフボールで
は25〜100重量部であることがより好ましい。重量
調整剤の配合量が10重量部未満では接触面積の減少効
果が十分に得られず、ボールの反発性の向上が十分に図
れない場合がある。
【0016】上記重量調整剤以外のゴム組成物の成分と
しては基材ゴム、架橋剤、共架橋剤、不活性充填剤等が
挙げられる。この場合、基材ゴムとしては従来から用い
られている天然ゴム及び/又は合成ゴムを使用すること
ができるが、本発明においては、シス構造を少なくとも
40%以上有する1,4−ポリブタジエンが好ましく、
所望により該ポリブタジエンに天然ゴム、ポリイソプレ
ンゴム、スチレンブタジエンゴム等を適宜配合してもよ
い。また、架橋剤としてはジクミルパーオキサイドやジ
−t−ブチルパーオキサイドのような有機過酸化物等が
例示される。
しては基材ゴム、架橋剤、共架橋剤、不活性充填剤等が
挙げられる。この場合、基材ゴムとしては従来から用い
られている天然ゴム及び/又は合成ゴムを使用すること
ができるが、本発明においては、シス構造を少なくとも
40%以上有する1,4−ポリブタジエンが好ましく、
所望により該ポリブタジエンに天然ゴム、ポリイソプレ
ンゴム、スチレンブタジエンゴム等を適宜配合してもよ
い。また、架橋剤としてはジクミルパーオキサイドやジ
−t−ブチルパーオキサイドのような有機過酸化物等が
例示される。
【0017】また、共架橋剤としては特に制限されず、
不飽和脂肪酸の金属塩、特に、炭素原子数3〜6の不飽
和脂肪酸(例えばアクリル酸、(メタ)アクリル酸等)
の亜鉛塩やマグネシウム塩などが例示されるが、アクリ
ル酸亜鉛が特に好適である。なお、架橋剤の配合量は適
宜設定され、通常は基材ゴム100重量部に対して5〜
40重量部程度とされる。更に、不活性充填剤としては
酸化亜鉛、硫酸バリウム、シリカ、炭酸カルシウム及び
炭酸亜鉛等が例示されるが、酸化亜鉛、硫酸バリウムが
一般的であり、その配合量はコアとカバーの比重等に左
右され、特に限定されないが、通常は基材ゴム100重
量部に対して15〜80重量部程度とされる。なおこの
場合、架橋助剤として酸化亜鉛を5重量部以上配合する
ことが好ましい。
不飽和脂肪酸の金属塩、特に、炭素原子数3〜6の不飽
和脂肪酸(例えばアクリル酸、(メタ)アクリル酸等)
の亜鉛塩やマグネシウム塩などが例示されるが、アクリ
ル酸亜鉛が特に好適である。なお、架橋剤の配合量は適
宜設定され、通常は基材ゴム100重量部に対して5〜
40重量部程度とされる。更に、不活性充填剤としては
酸化亜鉛、硫酸バリウム、シリカ、炭酸カルシウム及び
炭酸亜鉛等が例示されるが、酸化亜鉛、硫酸バリウムが
一般的であり、その配合量はコアとカバーの比重等に左
右され、特に限定されないが、通常は基材ゴム100重
量部に対して15〜80重量部程度とされる。なおこの
場合、架橋助剤として酸化亜鉛を5重量部以上配合する
ことが好ましい。
【0018】以上の成分からなるゴム組成物の比重は
1.15以上、特に1.16〜1.8であることが好ま
しい。比重が1.15未満では添加する重量調整剤の量
が不十分となり、本発明の作用効果が得られない場合が
ある。
1.15以上、特に1.16〜1.8であることが好ま
しい。比重が1.15未満では添加する重量調整剤の量
が不十分となり、本発明の作用効果が得られない場合が
ある。
【0019】上記成分を配合して得られるゴム組成物は
通常の混練機、例えばニーダーやロール等を用いて混練
し、コア用金型で圧縮又は射出成形し、成形体を架橋剤
及び共架橋剤が作用するのに充分な温度(例えば架橋剤
としてジクミルパーオキサイドを用い、共架橋剤として
アクリル酸亜鉛を用いた場合には約130〜170℃)
で加熱硬化してソリッドコア又はセンターボールを調製
する。なお、ソリッドコア及びセンターボールの直径、
重量、硬度等は特に制限されず本発明の目的を達成し得
る範囲で適宜調整することができるが、通常はツーピー
スゴルフボール、スリーピースゴルフボール等のソリッ
ドコアの場合、直径は34〜41mm、重量は24〜3
5g、硬度は100kg荷重負荷時のたわみ量で2.5
〜4.5mm、JIS−C硬度計での測定でコアの中心
部が50〜80であることが好適である。また、糸巻き
ゴルフボールのソリッドセンターボールの場合、直径は
26〜35mm、重量は15〜28g、硬度は30kg
荷重負荷時のたわみ量で1.6〜5.0mm、JIS−
C硬度計でセンターボール中心部が30〜70であるこ
とが好適である。
通常の混練機、例えばニーダーやロール等を用いて混練
し、コア用金型で圧縮又は射出成形し、成形体を架橋剤
及び共架橋剤が作用するのに充分な温度(例えば架橋剤
としてジクミルパーオキサイドを用い、共架橋剤として
アクリル酸亜鉛を用いた場合には約130〜170℃)
で加熱硬化してソリッドコア又はセンターボールを調製
する。なお、ソリッドコア及びセンターボールの直径、
重量、硬度等は特に制限されず本発明の目的を達成し得
る範囲で適宜調整することができるが、通常はツーピー
スゴルフボール、スリーピースゴルフボール等のソリッ
ドコアの場合、直径は34〜41mm、重量は24〜3
5g、硬度は100kg荷重負荷時のたわみ量で2.5
〜4.5mm、JIS−C硬度計での測定でコアの中心
部が50〜80であることが好適である。また、糸巻き
ゴルフボールのソリッドセンターボールの場合、直径は
26〜35mm、重量は15〜28g、硬度は30kg
荷重負荷時のたわみ量で1.6〜5.0mm、JIS−
C硬度計でセンターボール中心部が30〜70であるこ
とが好適である。
【0020】上記センターボールには、公知の方法によ
り、糸ゴムを巻回して糸巻きコアが形成される。この場
合、糸巻きコアの直径、重量及び硬度等は特に制限され
ず、本発明の目的を達成し得る範囲で適宜調整すること
ができるが、通常は糸巻きコアの直径は38〜41m
m、重量は35〜38g、硬度は100kg荷重負荷時
のたわみ量で2.5〜3.6mmであることが好適であ
る。
り、糸ゴムを巻回して糸巻きコアが形成される。この場
合、糸巻きコアの直径、重量及び硬度等は特に制限され
ず、本発明の目的を達成し得る範囲で適宜調整すること
ができるが、通常は糸巻きコアの直径は38〜41m
m、重量は35〜38g、硬度は100kg荷重負荷時
のたわみ量で2.5〜3.6mmであることが好適であ
る。
【0021】次に、本発明のゴルフボールにおいて、上
記ソリッドコア又は糸巻きコアを被覆するカバーは、特
に制限されず、公知のカバー材を用いることができ、具
体的にはアイオノマー樹脂、バラタゴム、ウレタン樹脂
等から適宜選択することができ、特にアイオノマー樹脂
を主材として形成することが好ましく、2種以上のアイ
オノマー樹脂を組合わせて用いることもできる。
記ソリッドコア又は糸巻きコアを被覆するカバーは、特
に制限されず、公知のカバー材を用いることができ、具
体的にはアイオノマー樹脂、バラタゴム、ウレタン樹脂
等から適宜選択することができ、特にアイオノマー樹脂
を主材として形成することが好ましく、2種以上のアイ
オノマー樹脂を組合わせて用いることもできる。
【0022】この場合、カバーは通常単層構造であるが
2層以上の複数層構造としてもよく、単層カバーの場合
にはカバーの硬度はショアーD硬度で43〜65、厚さ
は1〜2.5mmであり、2層カバーの場合には内層カ
バーの硬度はショアーD硬度で60〜65、厚さは0.
5〜2mmであり、外層カバーの硬度はショアーD硬度
で43〜53、厚さは0.5〜2mmとすることが好適
である。
2層以上の複数層構造としてもよく、単層カバーの場合
にはカバーの硬度はショアーD硬度で43〜65、厚さ
は1〜2.5mmであり、2層カバーの場合には内層カ
バーの硬度はショアーD硬度で60〜65、厚さは0.
5〜2mmであり、外層カバーの硬度はショアーD硬度
で43〜53、厚さは0.5〜2mmとすることが好適
である。
【0023】また、上記カバー材には所望により二酸化
チタン、硫酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム等を
添加して、比重、硬度を調整することができる。更に、
必要に応じてUV吸収剤、酸化防止剤、金属石鹸等の分
散助剤などを添加することもできる。
チタン、硫酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム等を
添加して、比重、硬度を調整することができる。更に、
必要に応じてUV吸収剤、酸化防止剤、金属石鹸等の分
散助剤などを添加することもできる。
【0024】なお、コアをカバーで被覆する方法は特に
制限されず、通常は予め半球殻状に成形した2枚のカバ
ーでコアを包み加熱加圧成形するか、カバー組成物を射
出成形してコアを包みこんでもよい。
制限されず、通常は予め半球殻状に成形した2枚のカバ
ーでコアを包み加熱加圧成形するか、カバー組成物を射
出成形してコアを包みこんでもよい。
【0025】このようにして得られたゴルフボールは、
常法に従って上記カバー表面にディンプルを形成するこ
とができ、また成形した後、その表面に対しバフ研磨、
塗装、スタンプ等の完成作業を行うことができる。
常法に従って上記カバー表面にディンプルを形成するこ
とができ、また成形した後、その表面に対しバフ研磨、
塗装、スタンプ等の完成作業を行うことができる。
【0026】本発明のゴルフボールは、以上の構成を有
するが、ボール全体の硬度は100kg荷重負荷時のた
わみ量で2.5〜3.6mm、特に2.7〜3.4mm
であることが好ましく、ボールの直径及び重量等のボー
ル性状はゴルフボール規則に従って適宜選定することが
できる。
するが、ボール全体の硬度は100kg荷重負荷時のた
わみ量で2.5〜3.6mm、特に2.7〜3.4mm
であることが好ましく、ボールの直径及び重量等のボー
ル性状はゴルフボール規則に従って適宜選定することが
できる。
【0027】
【発明の効果】本発明のゴルフボールは、ソリッドゴル
フボールのソリッドコア又は糸巻きゴルフボールの糸巻
きコアのセンターボールを構成するゴム組成物に重量調
整剤として、その比重と平均粒子径とを最適化した安価
なものを配合することにより、ソリッドコア又はセンタ
ーボールの反発性が高まり、ボール初速度の向上により
飛距離の増大を図ることができると共に、経済性にも優
れたゴルフボールを得ることができる。
フボールのソリッドコア又は糸巻きゴルフボールの糸巻
きコアのセンターボールを構成するゴム組成物に重量調
整剤として、その比重と平均粒子径とを最適化した安価
なものを配合することにより、ソリッドコア又はセンタ
ーボールの反発性が高まり、ボール初速度の向上により
飛距離の増大を図ることができると共に、経済性にも優
れたゴルフボールを得ることができる。
【0028】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。
【0029】[実施例1〜6、比較例1、2]表1、2
に示す配合処方により、センターボール用ゴム組成物を
混練ロールを用いて混練し、モールド内で155℃で約
12分間加硫してセンターボールを形成した。
に示す配合処方により、センターボール用ゴム組成物を
混練ロールを用いて混練し、モールド内で155℃で約
12分間加硫してセンターボールを形成した。
【0030】次に、上記センターボールに下記に示す配
合からなる糸ゴムを巻回して糸巻きコアを形成し、下記
に示すカバー配合の2枚のハーフカップを形成して上記
糸巻きコアを包んでディンプル型付金型に入れ、140
℃で約5分間加熱加圧成形して実施例1〜6、比較例
1、2の糸巻きゴルフボールを調製した。糸ゴム配合 ポリイソプレンゴム 70 重量部 天然ゴム 30 〃 酸化亜鉛 1.5 〃 ステアリン酸マグネシウム 1.0 〃 加硫促進剤 + 硫黄 2.6 〃アイオノマーカバー配合 ハイミラン1605 50 重量部 ハイミラン1706 50 〃 酸化チタン 3 〃 分散剤 1 〃 ブルーイング剤 0.01 〃 次に、得られたゴルフボールの諸特性を測定し、表1、
2に示す結果を得た。
合からなる糸ゴムを巻回して糸巻きコアを形成し、下記
に示すカバー配合の2枚のハーフカップを形成して上記
糸巻きコアを包んでディンプル型付金型に入れ、140
℃で約5分間加熱加圧成形して実施例1〜6、比較例
1、2の糸巻きゴルフボールを調製した。糸ゴム配合 ポリイソプレンゴム 70 重量部 天然ゴム 30 〃 酸化亜鉛 1.5 〃 ステアリン酸マグネシウム 1.0 〃 加硫促進剤 + 硫黄 2.6 〃アイオノマーカバー配合 ハイミラン1605 50 重量部 ハイミラン1706 50 〃 酸化チタン 3 〃 分散剤 1 〃 ブルーイング剤 0.01 〃 次に、得られたゴルフボールの諸特性を測定し、表1、
2に示す結果を得た。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】 *1:日本合成ゴム(株)BR01 *2:白水化学バリコ#100、平均粒子径11μm *3:珪酸ジルコニウム、平均粒子径140μm *4:クローム鉄鉱、平均粒子径195μm *5:30kgの荷重を加えたときの歪み量 *6:JIS−C硬度計にて中心部を測定 *7:100kgの荷重を加えたときの歪み量 *8:スイングロボットによるドライバーでの打撃試験
結果(ヘッドスピード45m/s) 珪酸ジルコニウムのモース硬度は7.5、硫酸バリウム
のモース硬度は3.5、クローム鉄鋼のモース硬度は
5.5、酸化鉄のモース硬度は5.5である。
結果(ヘッドスピード45m/s) 珪酸ジルコニウムのモース硬度は7.5、硫酸バリウム
のモース硬度は3.5、クローム鉄鋼のモース硬度は
5.5、酸化鉄のモース硬度は5.5である。
【0033】[実施例7〜9、比較例3]表3に示す配
合処方により、ソリッドコア用ゴム組成物を混練ロール
を用いて混練し、モールド内にて155℃で約15分間
加硫してソリッドコアを形成した。
合処方により、ソリッドコア用ゴム組成物を混練ロール
を用いて混練し、モールド内にて155℃で約15分間
加硫してソリッドコアを形成した。
【0034】次に、上記ソリッドコアに下記に示す配合
からなる中間層コア用樹脂を射出成形した後、上記実施
例1〜6と同様の配合処方からなるカバー材をディンプ
ル型付金型内で同様に射出成形して、実施例7〜9、比
較例3のスリーピースソリッドゴルフボールを調製し
た。なお、上記アイオノマーカバー配合、中間層コア用
樹脂配合には、適宜二酸化チタン、硫酸バリウム、ステ
アリン酸マグネシウム等を添加して、比重、硬度を調整
した。中間層コア用樹脂配合 ハイトレル4047 100重量部 得られた各ゴルフボールの諸特性を測定した。その結果
を表3に併記する。
からなる中間層コア用樹脂を射出成形した後、上記実施
例1〜6と同様の配合処方からなるカバー材をディンプ
ル型付金型内で同様に射出成形して、実施例7〜9、比
較例3のスリーピースソリッドゴルフボールを調製し
た。なお、上記アイオノマーカバー配合、中間層コア用
樹脂配合には、適宜二酸化チタン、硫酸バリウム、ステ
アリン酸マグネシウム等を添加して、比重、硬度を調整
した。中間層コア用樹脂配合 ハイトレル4047 100重量部 得られた各ゴルフボールの諸特性を測定した。その結果
を表3に併記する。
【0035】
【表3】
【0036】表1〜3の結果から、平均粒子径が大きい
珪酸ジルコニウム、珪酸ジルコニウムと硫酸バリウムと
の混合物、及びクローム鉄鉱を重量調整剤として用いる
ことによりボール初速度が向上し、飛距離が増大するこ
とが確認できた。
珪酸ジルコニウム、珪酸ジルコニウムと硫酸バリウムと
の混合物、及びクローム鉄鉱を重量調整剤として用いる
ことによりボール初速度が向上し、飛距離が増大するこ
とが確認できた。
【図1】重量調整剤の比重と重量調整剤の単位体積当た
りの接触面積との関係を示したグラフである。
りの接触面積との関係を示したグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ソリッドコア又は糸巻きコアをカバーで
被覆してなるゴルフボールにおいて、上記ソリッドコア
又は糸巻きコアのセンターボールが、基材ゴム100重
量部に対して平均粒子径が30〜1000μm、比重が
4以上の重量調整剤を10重量部以上配合したゴム組成
物を加硫した加硫成形物から形成されることを特徴とす
るゴルフボール。 - 【請求項2】 重量調整剤のモース硬度が3.5以上で
ある請求項1記載のゴルフボール。 - 【請求項3】 ゴム組成物の比重が1.15以上である
請求項1又は2記載のゴルフボール。 - 【請求項4】 重量調整剤が珪酸ジルコニウム、硫酸バ
リウム、クローム鉄鉱及び酸化鉄から選ばれた1種又は
2種以上のものである請求項1乃至3のいずれか1項記
載のゴルフボール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8053917A JP3008844B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | ゴルフボール |
US08/797,944 US5792009A (en) | 1996-02-16 | 1997-02-12 | Golf ball |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8053917A JP3008844B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | ゴルフボール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09220300A true JPH09220300A (ja) | 1997-08-26 |
JP3008844B2 JP3008844B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=12956072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8053917A Expired - Fee Related JP3008844B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | ゴルフボール |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5792009A (ja) |
JP (1) | JP3008844B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1098682A1 (en) * | 1998-07-17 | 2001-05-16 | Dunlop Sports Group Americas Inc. | Golf ball and method of making same |
JP2002291944A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 糸巻きゴルフボール |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6213895B1 (en) * | 1997-03-28 | 2001-04-10 | Spalding Sports Worldwide, Inc. | Dual cores for golf balls |
US6482109B2 (en) | 1993-06-01 | 2002-11-19 | Bank Of America, N.A. | Golf ball |
US6612941B2 (en) * | 1993-06-01 | 2003-09-02 | The Top-Flite Golf Company | Golf ball |
US6431999B1 (en) | 1993-06-01 | 2002-08-13 | Spalding Sports Worldwide Inc. | Golf ball |
US6450898B1 (en) | 1993-06-01 | 2002-09-17 | Spalding Sports Worldwide, Inc. | Golf ball |
US6440012B1 (en) | 1993-06-01 | 2002-08-27 | Spalding Sports Worldwide, Inc. | Golf ball |
US6616551B2 (en) | 1993-06-01 | 2003-09-09 | The Top-Flite Golf Company | Golf ball |
US6435983B2 (en) | 1993-06-01 | 2002-08-20 | Spalding Sports Worldwide, Inc. | Ultimate control, reduced slippage golf ball |
US6458047B1 (en) | 1993-06-01 | 2002-10-01 | Spalding Sports Worldwide, Inc. | Golf ball |
US6193619B1 (en) * | 1995-06-07 | 2001-02-27 | Acushnet Company | Golf balls having inner layers formed with cationic ionomers |
US6565457B1 (en) * | 1997-07-14 | 2003-05-20 | Spalding Sports Worldwide, Inc. | Golf ball containing high density fillers in the core and cover |
JP4052712B2 (ja) * | 1998-02-16 | 2008-02-27 | Sriスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボールおよびその製造方法 |
JP3221391B2 (ja) * | 1998-03-16 | 2001-10-22 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | 多層構造ソリッドゴルフボール |
JPH11276640A (ja) * | 1998-03-27 | 1999-10-12 | Bridgestone Sports Co Ltd | 糸巻きゴルフボール |
JP2000042141A (ja) * | 1998-07-27 | 2000-02-15 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 糸巻きゴルフボール |
JP2000217947A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-08-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 糸巻きゴルフボ―ル |
US6361453B1 (en) * | 1999-06-21 | 2002-03-26 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Solid golf ball |
US6620061B1 (en) * | 1999-07-07 | 2003-09-16 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
US6497630B1 (en) | 2000-02-03 | 2002-12-24 | Acushnet Company | Wound golf ball |
JP4595182B2 (ja) * | 2000-09-07 | 2010-12-08 | ソニー株式会社 | 情報記録装置、情報再生装置、情報記録方法、情報再生方法、および情報記録媒体、並びにプログラム提供媒体 |
US6739986B2 (en) * | 2000-09-11 | 2004-05-25 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece solid golf ball |
US6755753B2 (en) * | 2001-12-13 | 2004-06-29 | Callaway Golf Company | Golf ball having a controlled variable moment of inertia |
US7008334B2 (en) * | 2004-04-14 | 2006-03-07 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
US7077764B2 (en) * | 2004-04-14 | 2006-07-18 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
US7445565B2 (en) * | 2006-12-01 | 2008-11-04 | Bridgestone Sports Co., Ltd | Multi-piece solid golf ball |
US10150861B2 (en) * | 2016-06-29 | 2018-12-11 | Acushnet Company | Golf ball layers including mono (meth)acrylate esters |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4006900A (en) * | 1975-02-05 | 1977-02-08 | Divito Joseph A | Magnetic baseball, bat and glove |
JPS60150763A (ja) * | 1984-01-18 | 1985-08-08 | 中島 恵次 | 球技用ボ−ルとその製造方法 |
JPS62137075A (ja) * | 1984-10-30 | 1987-06-19 | 住友ゴム工業株式会社 | マルチピ−スソリツドゴルフボ−ル |
US5132622A (en) * | 1991-01-15 | 1992-07-21 | Valentino Peter J | Method and apparatus for locating and retrieving a golf ball having a metal center |
US5387637A (en) * | 1992-08-20 | 1995-02-07 | Lisco, Inc. | Golf ball core compositions |
US5439227A (en) * | 1992-08-31 | 1995-08-08 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece solid golf ball |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP8053917A patent/JP3008844B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-02-12 US US08/797,944 patent/US5792009A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1098682A1 (en) * | 1998-07-17 | 2001-05-16 | Dunlop Sports Group Americas Inc. | Golf ball and method of making same |
EP1098682A4 (en) * | 1998-07-17 | 2006-03-01 | Dunlop Sports Group Americas I | GOLFBALL AND METHOD FOR ITS MANUFACTURE |
JP2002291944A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 糸巻きゴルフボール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5792009A (en) | 1998-08-11 |
JP3008844B2 (ja) | 2000-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3008844B2 (ja) | ゴルフボール | |
JP3040300B2 (ja) | ツーピースゴルフボール | |
US5803833A (en) | Two-piece solid golf ball | |
JP3985107B2 (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
US6533683B2 (en) | Multi-piece solid golf ball | |
US6583229B2 (en) | Solid golf ball | |
US5688595A (en) | Multi-piece solid golf ball | |
JP2822926B2 (ja) | ソリッドゴルフボール | |
JPH09313643A (ja) | スリーピースソリッドゴルフボール | |
JPH0898901A (ja) | ソリッドゴルフボールおよびその製造方法 | |
JPH09239068A (ja) | スリーピースソリッドゴルフボール | |
JPH09262317A (ja) | スリーピースソリッドゴルフボール | |
JP3985106B2 (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
JPH0857084A (ja) | ゴルフボール | |
JPH0956848A (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
US6620061B1 (en) | Golf ball | |
US20030073513A1 (en) | Solid golf ball | |
JPH09117530A (ja) | ソリッドゴルフボール | |
JP4045139B2 (ja) | マルチピースソリッドゴルフボール | |
JP4082765B2 (ja) | スリーピースソリッドゴルフボール | |
US6723009B2 (en) | Three-piece solid golf ball | |
US6135899A (en) | Thread-wound golf ball | |
GB2294054A (en) | Golf ball | |
US11596840B2 (en) | Rubber composition for golf ball, and golf ball | |
US6787609B2 (en) | Solid golf ball |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |