JPH09218963A - 三次元画像作成装置 - Google Patents

三次元画像作成装置

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JPH09218963A
JPH09218963A JP2434496A JP2434496A JPH09218963A JP H09218963 A JPH09218963 A JP H09218963A JP 2434496 A JP2434496 A JP 2434496A JP 2434496 A JP2434496 A JP 2434496A JP H09218963 A JPH09218963 A JP H09218963A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ自らが立体視できる三次元イラストを
容易に作成する。 【解決手段】 筆圧ペン1にて表示部3における画面上
に筆圧を変化させながら第1のイラストを描くと、座標
検出回路4が第1のイラストの二次元座標値を検出する
とともに筆圧検出回路5が筆圧ペン1からの出力値を検
出する。これらの値に基づいて、数値演算回路9は視差
を算出する。表示画面上には、立体視に適した位置に第
1のイラストに対して視差を持つ第2のイラストが表示
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筆圧検知の可能な
ペン入力機能を持ち、ペン入力によって立体視可能な画
像を作成する三次元画像作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から立体映像再生システムとして、
右目用と左目用とのそれぞれの映像をディスプレイに時
間的に交互に切り替えて映し出して、シャッター機能が
内蔵されたいわゆる立体メガネを使用して画面を見るこ
とによって、立体映像を見ることができるものが知られ
ている。
【0003】また、液晶を使用して、立体映像のための
右目用および左目用の画像における各々の偏波面が互い
に直交するように、表示を行う表示領域を交互に配置す
ることによって、フリッカーを防止したり立体メガネへ
の接続を不要にしたりする立体表示用液晶表示装置が提
案されている。
【0004】一方、筆圧検知が可能な筆圧ペンとして
は、以下の2つが知られている。特開昭62−1024
号公報における筆圧ペンは、ペンに回転型のスイッチを
設け、そのスイッチの状態により色・濃度・広がり三次
元座標などを設定するものである。また、特開昭63−
213814号公報には、タブレットを用いたペン入力
装置に歪みゲージなどの感圧素子を組み込み、荷重に応
じて信号を出力させることにより、三次元座標などの情
報に変換する構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は予め与えられた映像などを立体視することはできて
も、ワードプロセッサなどの情報処理装置で、ユーザ自
らが立体視できる画像(以下、三次元画像と称する)を
作成することはできないという問題を有している。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、ユーザが描いた画像
の視差を算出することによって、ユーザ自らが三次元画
像を容易に作成することができる三次元画像作成装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載の三次元画像作成装置
は、表示画面上の任意の位置に筆圧を変化させながら第
1の画像を描く入力手段と、上記第1の画像における二
次元座標値および筆圧値を検出する検出手段と、上記二
次元座標値および筆圧値に基づいて視差を算出する視差
算出手段と、立体視に適した位置に第1の画像に対して
視差を持つ第2の画像を表示する表示手段とを有するこ
とを特徴としている。
【0008】上記構成によれば、入力手段にて表示画面
上の任意の位置に筆圧を変化させながら第1の画像を描
くと、検出手段によって第1の画像の二次元座標値およ
び筆圧値が算出される。これらの値を用いると、視差算
出手段は視差を算出することができる。そして、表示手
段にて立体視に適した位置に第1の画像に対して視差を
持つ第2の画像が表示される。すなわち、筆圧を変化さ
せながら第1の画像を描くと、その筆圧に対応した筆跡
で第2の画像が形成される。
【0009】ユーザはこの第1の画像と第2の画像とを
同時に見ることによって、表示画面に対して奥行きをも
った1つの画像として見ることが可能となる。このよう
に、本発明の三次元画像作成装置は、ユーザ自らが立体
視できるイラストなどを容易に作成することができる。
【0010】請求項2に記載の三次元画像作成装置は、
請求項1に記載の構成に加えて、上記視差算出手段が、
二次元座標値におけるX座標値に、筆圧値に比例した値
を加算あるいは減算することによって視差を算出するこ
とを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、交差法の場合には、二
次元座標値におけるX座標値に、筆圧値に比例した値を
加算して視差が算出される。逆に、平行法の場合には、
減算することによって視差が算出される。これにより、
容易に視差を算出することができるので、三次元画像作
成装置の構成を簡単にすることが可能となる。
【0012】請求項3に記載の三次元画像作成装置は、
請求項1に記載の構成に加えて、上記視差算出手段が、
二次元座標値および筆圧値に基づいて三次元座標値を算
出し、該三次元座標値に応じた視差を算出することを特
徴としている。
【0013】上記構成によれば、二次元座標値および筆
圧値に基づいて三次元座標値が算出され、さらに、この
三次元座標値に応じた視差が算出される。これにより、
正確な視差が算出されるので、精巧な三次元画像を作成
することが可能となる。
【0014】請求項4に記載の三次元画像作成装置は、
請求項1、2、または3に記載の構成に加えて、上記視
差算出手段が第1の画像を描いたときにリアルタイムで
その視差を算出し、上記表示手段はリアルタイムで第2
の画像を表示することを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、第1の画像を描いたと
きにリアルタイムで視差を持つ第2の画像が表示され
る。これにより、画像を立体視しながら描くことができ
るので、ユーザが描こうとするイメージにより忠実に三
次元画像を作成することが可能となる。
【0016】請求項5に記載の三次元画像作成装置は、
請求項1、2、3、または4に記載の構成に加えて、上
記筆圧値の時間経過に対する変化を平坦化する平坦化手
段を有することを特徴としている。
【0017】上記構成によれば、平坦化手段によって第
1の画像を描いたときに得られる筆圧値の時間経過に対
する変化が滑らかなものとなる。これにより、第1の画
像を描いたときに手振れなどによって筆圧に変化が生じ
た場合でも、描いた三次元画像が立体視できにくくなる
のを最小限にすることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕本発明の実施の形態について図1ない
し図16に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0019】本実施の形態にかかる三次元画像作成装置
は、図1に示すように、筆圧ペン1、タブレット2、表
示部3、座標検出回路4、筆圧検出回路5、キーボード
6、数値演算回路9、RAM10、ROM11、および
制御装置12からなる。
【0020】筆圧ペン(入力手段)1は、歪みゲージな
どの感圧素子を内蔵し、筆圧に応じて電気的信号を出力
する。タブレット2は筆圧ペン1で指示した表示部(表
示手段)3における画面上のポイントを検出する。座標
検出回路4は指示されたポイントの二次元座標を算出す
る。筆圧検出回路5は筆圧ペン1からの電気的信号を筆
圧の情報に変換する。キーボード6は座標などの数値入
力などを行う。数値演算回路(視差算出手段および平坦
化手段)9は簡易的な視差を算出する、すなわち上記二
次元座標値におけるX座標値を筆圧値に応じた割合で変
更して視差を算出する。また、数値演算回路9は筆圧変
化の平坦化の計算を行う。RAM10は、作成した視差
を有する左右一対のイラスト(三次元イラスト)などの
情報を格納したり、グループ化した三次元イラストの情
報を格納したりする。ROM11は予め記号や絵記号な
どの情報が格納されている。制御装置12は、上記すべ
ての要素間の制御を行う。
【0021】なお、請求項1に記載の検出手段は、タブ
レット2、座標検出回路4、および筆圧検出回路5に対
応している。
【0022】図2のフローチャートに基づいて、上記構
成による三次元画像作成装置の三次元イラスト作成動作
を説明する。
【0023】ステップ(以下Sと略称する)1では、図
3に示すような三次元(3D)イラスト作成画面上の左
右どちらかの一方の枠内に筆圧ペン1でイラストなどを
描く。例えば、右利きのユーザは図中右側の枠内に、左
利きのユーザは左側の枠内に描けばよい。ここで、上記
3Dイラスト作成画面上では、一定の大きさを持つ左目
用の枠と右目用の枠とが互いに立体視可能な距離に配置
されている。
【0024】この画面上に表示されるイラストなどは曲
線などで構成されており、この曲線もまた1つ1つのド
ットによって構成されている。したがって、S1でイラ
ストが描かれると、座標検出回路4にてそれらドットの
二次元座標値が、筆圧検出回路5にて筆圧ペン1の出力
値(筆圧値)がそれぞれ検出される(S2)。これら二
次元座標値および出力値はRAM10に蓄えられる(S
3)。S4では一方の枠内のペン入力が終了したかどう
かの判断が行われ、終了していない場合はS1の処理へ
戻り、終了している場合にはS5へ進む。
【0025】S5では数値演算回路9にて他方の枠内へ
表示する各ドットの座標計算が行われる。これは、一方
の枠内に入力されたそれぞれのドットのX座標に、筆圧
に比例した数値を加減して、それによって求められた座
標に基づいて他方の枠内に表示を行うものである。例え
ば、右枠に描かれているイラストを構成するある1点の
ドットPnrの座標を(xnr,ynr)とし筆圧ペン1から
の出力値をkn とすると、左枠に表示されるドットPnl
の座標(xnl,ynl)は以下のように表される。
【0026】すなわち、平行法の場合には、 (xnl,ynl)=(xnr−a×kn ,ynr) ………(1) であり、交差法の場合には、 (xnl,ynl)=(xnr+a×kn ,ynr) ………(2) である。ただし、aは定数であり、これを変化させるこ
とによって立体感の度合い(深度)を調整することがで
きる。なお、平行法とは右目で右枠内のイラストを左目
で左枠内のイラストを見る方法であり、交差法とは右目
で左枠を左目で右枠を見る方法である。
【0027】S6では、他方の枠内に上記方法で算出さ
れた視差を有するイラストが表示される。例えば平行法
では、図4に示すように、右枠に1本の線を徐々に筆圧
を増加させながら右にカーブさせて描くと、(1)式の
n が徐々に増加するので、左枠には右枠の線よりもカ
ーブが緩やかな線が表示される。これを平行法で見ると
1本の線が徐々に深くなっているように見える。
【0028】このように、本実施の形態にかかる三次元
画像作成装置は、一方の枠内にペン入力によって第1の
イラストを描くと、他方の枠内にペンの筆圧に対応した
筆跡で第2のイラストが形成される構成である。このと
き、左右の枠は立体視可能な位置に配置されているの
で、容易に立体視できる。これにより、ユーザ自らが三
次元イラストを容易に作成することができる。そして、
平面的な情報だけでなく立体的な情報を作成することが
できるので、これを印刷することなどによって立体的情
報の伝達も可能となる。
【0029】また、一方の枠内に入力されたポイントの
X座標に、筆圧に比例した数値を加算あるいは減算して
視差を算出しているので、容易に視差を算出することが
できる。この結果、三次元画像作成装置の構成を簡単に
することが可能となる。
【0030】なお、上記のように一方の枠内にイラスト
を描いた後に他方の枠内にイラストを表示する方法の他
に、リアルタイムで他方の枠内にイラストを表示するこ
ともできる。
【0031】図5のフローチャートに示すように、図2
におけるS1およびS2と同様に、3Dイラスト作成画
面上の左右どちらかの一方の枠内に筆圧ペン1でイラス
トなどを描くと(S11)、そのイラストの各ドットに
おける二次元座標値および筆圧ペン1の出力値がそれぞ
れ検出される(S12)。これらの二次元座標値および
出力値はRAM10に蓄えられずに、そのまま数値演算
回路9に送られ、上記(1)式あるいは(2)式に基づ
いて1ドット毎に計算される(S13)。そして、この
計算結果に基づいて他方の枠内に1ドット毎に表示が行
われる(S14)。S15では一方の枠内のペン入力が
終了したかどうかの判断が行われ、終了していない場合
はS11の処理へ戻り、終了している場合には処理を終
える。
【0032】このように、リアルタイムで第2のイラス
トが表示される場合には、立体視にてその深度を確認し
ながら三次元イラストを描くことができるので、ユーザ
が描こうとするイメージにより忠実に三次元画像を作成
することが可能となる。
【0033】ところで、表示画面上に筆圧ペン1にてイ
ラストを描く場合、手振れなどによって筆圧が微妙に変
化することが考えられる。このとき、時間の経過をX軸
に、筆圧ペン1による荷重(出力値)をY軸に取ってグ
ラフを作成すると、例えば、図6に示すように凹凸を有
するグラフとなる。このようにユーザが筆圧を滑らかに
変化させることができないと、立体視が行いにくくなる
場合がある。したがって、上記数値演算回路9にて、こ
のような筆圧のバラツキを吸収して平坦化するための処
理を行う。
【0034】ここで、この筆圧平坦化の計算例を以下に
挙げる。時間t1 からt3 の間の各出力値k1 ないしk
3 の平均値k'2は、 k'2=(k1 +k2 +k3 )/3 となり、同様に、時間t2 からt4 の間の各出力値k2
ないしk4 の平均値k'3は、 k'3=(k2 +k3 +k4 )/3 となる。これを続けていくことによって、出力値が平坦
化される。すなわち、任意のドットPn の出力値kn
平坦化は、 k' n =(kn-1 +kn +kn+1 )/3 と表される。
【0035】これにより、図7の実線に示すように出力
値が平坦化される。したがって、第1のイラストを描い
たときに手振れなどによって筆圧に変化が生じた場合で
も、描いた三次元イラストが立体視できにくくなるのを
最小限にすることが可能となる。言い換えれば、立体視
したときのイラストの凹凸が少なくなり、より見やすい
ものとなる。
【0036】また、三次元イラストをいわゆる平行法な
どで立体視するためには、ある程度の慣れを必要とす
る。しかしながら、表示画面からユーザの目までの距離
や個人差によってある一定のフォーマットでは立体視で
きない場合がある。このような場合にも対処できるよう
に、左右の画像の位置関係を調整する左右枠の形状およ
び位置調整機能を三次元画像作成装置に持たしてもよ
い。
【0037】図8のフローチャートに示すように、ま
ず、3Dイラスト作成画面を表示させる(S21)。三
次元イラストを作成する前に、左右枠を拡大あるいは縮
小することによって枠の大きさを調整し(S22)、ま
た、左右枠の間隔を調整する(S23)。そして、目視
による確認を行って(S24)、ユーザが2つの枠を参
照して三次元イラストを見やすいと判断すれば調整を終
了し、見にくいと判断すればS22へ戻って再度調整す
る。
【0038】このように、ペン入力などにて左右枠の形
状や位置を調整することによって、個人に合った形式で
立体視できるので、誰でも容易に立体視が可能となる。
また、立体視の経験のないユーザでも比較的容易に立体
視できるようになる。
【0039】次に、上記の方法で作成した三次元イラス
トを編集・修正する方法について説明する。
【0040】図9のフローチャートに示すように、ま
ず、作成した三次元イラストを筆圧ペン1などによって
範囲指定する(S31)。このとき、例えば、右枠内の
イラストを範囲指定すると、左枠内のイラストも自動的
に範囲指定される(図10参照)。この指定された三次
元イラストをグループとして登録する(S32)。登録
されたイラストに対して、筆圧ペン1を用いてその位置
を移動したり奥行きの調整をしたりする(S33)。こ
こで、奥行きの調整とは立体視したときのイラストの表
示画面に対して垂直方向の調整であり、実際の画面上で
は上記(1)あるいは(2)式からわかるようにX方向
の変更のことである。そして、立体視で確認を行って
(S34)、ユーザが三次元イラストを見やすいと判断
すれば調整を終了し、見にくいと判断すればS33へ戻
って再度調整する。
【0041】これにより、グループ単位でイラストの位
置および奥行き方向の修正を行うことができる。また、
位置を変えて複数のグループを組み合わせたり、奥行き
を変えたりする編集作業が可能となる。
【0042】また、図11のフローチャートに示すよう
に、三次元イラストを構成する曲線などを指示すること
によって、奥行き方向の修正を行う構成とすることもで
きる。すなわち、作成した三次元イラストを構成する要
素上のあるポイントを筆圧ペン1で指定する(S4
1)。このとき、例えば、右枠内のポイントを指定する
と、左枠内のポイントも自動的に指定される(図12参
照)。そのまま筆圧を加減することにより、そのポイン
ト付近の奥行き方向の修正をする(S42)。そして、
立体視で確認を行って(S43)、良くなければS42
に戻って再度調整を続け、良ければその筆圧のまま確定
ボタンを押すなどして奥行きを確定する。その後、他の
修正箇所の有無を判断し(S44)、修正箇所がある場
合にはS41へ戻る一方、ない場合には処理を終了す
る。
【0043】これにより、部分的に三次元イラストの奥
行きを調整することができるので、作成した三次元イラ
ストの修正を容易に行うことが可能となる。
【0044】なお、部分的な奥行き方向の修正を行う際
に上記のようにペン入力で調整する他に、数値入力で調
整することもできる。図13のフローチャートに示すよ
うに、作成した三次元イラストを構成する要素上のある
ポイントを筆圧ペン1で指定する(S51)。キーボー
ド6などから正確な奥行き(Z座標)の数値を入力して
(S52)、表示を行う(S53)。そして、図11の
S43・S44と同様に、立体視の確認および他の修正
箇所の有無を判断して(S54・S55)、処理を終了
する。これにより、数値入力を行っているので、ペン入
力に比べてより正確な三次元イラストの修正を行うこと
ができる。
【0045】以上のように、上記修正・編集の結果、三
次元イラストをより正確に仕上げることが可能となる。
【0046】また、図14のフローチャートに示すよう
に、予め登録されているイラストや記号を呼び出して、
それらを立体視可能なイラストや記号に変える機能を持
たせることもできる。すなわち、ROM11に予め登録
されている記号や絵記号、あるいはRAM10に登録し
たイラストなどを呼び出し(S61)、それを3Dイラ
スト作成画面の左右のどちらかの枠内に配置する(S6
2)。配置したイラストを筆圧ペン1で指示しながら筆
圧を加減することで奥行きを調整し(S63)、他方の
枠内に表示する(S64)。他にイラストなどを配置す
るかを判断し(S65)、追加する場合はS61に戻っ
て再度記号や絵記号を呼び出し、配置するものがなけれ
ば処理を終了する。
【0047】これにより、予め登録されているイラスト
や記号、あるいはユーザが筆圧ペン1などにより作成し
たイラストの立体的配置を行うことができる。この結
果、イラストなどの多彩な表現が可能となる。
【0048】なお、立体視が苦手なユーザ、あるいは初
心者などにとっては作成した三次元イラストを立体視し
にくい場合がある。このような場合、例えば、図15に
示すように、右枠のイラストを青色で左枠のイラストを
赤色で表示する構成とすればよい。そして、ユーザが右
側に赤色のフィルタ、左側に青色のフィルタが取り付け
られたいわゆる赤青メガネを使用すれば、平行法と同様
に立体視できる。これにより、立体視しにくい場合でも
容易に立体視が可能となる。
【0049】また、上記同様に立体視しにくい場合に、
赤青メガネを用いずにイラストの色の違いや明暗で立体
感を出す構成とすることもできる。これは、筆圧を段階
的に分割しそれぞれのレベルに対して、異なった色調を
割り当てたり明暗をつけたりしてイラストに着色するも
のである。例えば、図16に示すように、低い筆圧で描
いたものは立体的に手前にあるものとして明るく表示さ
れ、高い筆圧で描いたものは奥にあるものとして暗く表
示される。このように、イラストの色調や明暗の変化か
ら二次元イラスト上で奥行きを確認することができ、あ
る程度の立体感を得ることができる。
【0050】〔実施の形態2〕本発明の実施の形態2に
ついて図17ないし図19に基づいて説明すれば、以下
の通りである。なお説明の便宜上、前記の実施の形態の
図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付記
し、その説明を省略する。
【0051】本実施の形態にかかる三次元画像作成装置
は、図17に示すように、実施の形態1の数値演算回路
9の代わりに三次元座標算出回路7および視差算出回路
8を備えており、その他の構成については実施の形態1
と同じである。
【0052】三次元座標算出回路7は、座標検出回路4
および筆圧検出回路5からの情報に基づいて三次元座標
を算出する。視差算出回路8は、算出された三次元座標
から視差を算出する。なお、請求項1に記載の視差算出
手段は、三次元座標算出回路7および視差算出回路8に
対応している。
【0053】図18のフローチャートおよび図19に基
づいて、上記構成による三次元画像作成装置の三次元イ
ラスト作成動作を説明する。
【0054】まず、初期設定として、ユーザの目の間隔
1 を入力すると共に(S71)、目から表示画面まで
の距離Lを入力する(S72)。その後、S73・S7
4では、図2のS1・S2と同様に、3Dイラスト作成
画面上の左右どちらかの一方の枠内(本実施の形態では
左枠)に筆圧を変化させながら筆圧ペン1を移動させて
イラストなどを描くことによって、その二次元座標値お
よび出力値(筆圧値)が検出される。
【0055】それぞれのポイントにおけるこれら二次元
座標値および出力値に基づいて三次元座標が算出される
(S75)。この三次元座標は実際に立体視したときの
所望の位置Prlから目までの距離Z(奥行き)のことで
ある。この奥行きを表示画面上に例えば「85cm」な
どと表示させ(S76)、ユーザはその値を見て筆圧を
加減しながらイラストを描く。
【0056】このとき、左枠のあるポイントPl の座標
を(xl ,yl )、ポイントPl に対応して右枠に表示
させるポイントPr の座標を(xr ,yr )とすると、
ポイントPl とPr との距離D2 は、 D2 =D1 ×(Z−1)/Z となり、座標(xr ,yr )はそれぞれ、 xr =xl +D1 ×(Z−1)/Z yr =yl となる(S77)。この二次元座標に基づいて他方の枠
内に視差を持つイラストが表示される(S78)。この
ポイントPl とPr とを平行法で見るとPrlの位置にポ
イントがあるように見える。このポイントを連続的に作
成して三次元イラストを作成する。S79では一方の枠
内のペン入力が終了したかどうかの判断が行われ、終了
していない場合はS73の処理へ戻り、終了している場
合には処理を終了する。
【0057】以上のように、本実施の形態にかかる三次
元画像作成装置は、二次元座標値および筆圧値に基づい
て三次元座標値を算出し、その三次元座標値に応じた視
差を算出する構成である。これにより、実施の形態1の
場合と比較して、装置構成は複雑になるもののより正確
な視差が算出されるので、精巧な三次元画像を作成する
ことが可能となる。
【0058】なお、本実施の形態の三次元画像作成装置
は、一方の枠内に第1のイラストを描くと他方の枠内に
第2のイラストがリアルタイムに表示される構成である
が、第1のイラストにおけるすべての三次元座標を一旦
RAM10に蓄えた後に、第2のイラストを表示する構
成とすることもできる。
【0059】また、本実施の形態の三次元画像作成装置
も、実施の形態1と同様に編集・修正などの処理を行う
ことができる。また、上記構成に数値演算回路9を付加
することによって、実施の形態1と同様に筆圧平坦化処
理を行うことも可能である。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
三次元画像作成装置は、表示画面上の任意の位置に筆圧
を変化させながら第1の画像を描く入力手段と、上記第
1の画像における二次元座標値および筆圧値を検出する
検出手段と、上記二次元座標値および筆圧値に基づいて
視差を算出する視差算出手段と、立体視に適した位置に
第1の画像に対して視差を持つ第2の画像を表示する表
示手段とを有する構成である。
【0061】これにより、筆圧を変化させながら第1の
画像を描くと、第1の画像に対して視差を持つ第2の画
像が形成されるので、ユーザ自らが立体視できる画像を
容易に作成することができるという効果を奏する。
【0062】請求項2に記載の三次元画像作成装置は、
請求項1に記載の構成に加えて、上記視差算出手段が、
二次元座標値におけるX座標値に、筆圧値に比例した値
を加算あるいは減算することによって視差を算出する構
成である。
【0063】これにより、容易に視差を算出することが
できるので、三次元画像作成装置の構成を簡単にするこ
とが可能となるという効果を奏する。
【0064】請求項3に記載の三次元画像作成装置は、
請求項1に記載の構成に加えて、上記視差算出手段が、
二次元座標値および筆圧値に基づいて三次元座標値を算
出し、該三次元座標値に応じた視差を算出する構成であ
る。
【0065】これにより、正確な視差が算出されるの
で、精巧な三次元画像を作成することが可能となるとい
う効果を奏する。
【0066】請求項4に記載の三次元画像作成装置は、
請求項1、2、または3に記載の構成に加えて、上記視
差算出手段が第1の画像を描いたときにリアルタイムで
その視差を算出し、上記表示手段はリアルタイムで第2
の画像を表示する構成である。
【0067】これにより、画像を立体視しながら描くこ
とができるので、ユーザが描こうとするイメージにより
忠実に三次元画像を作成することが可能となるという効
果を奏する。
【0068】請求項5に記載の三次元画像作成装置は、
請求項1、2、3、または4に記載の構成に加えて、上
記筆圧値の時間経過に対する変化を平坦化する平坦化手
段を有する構成である。
【0069】これにより、第1の画像を描いたときに手
振れなどによって筆圧に変化が生じた場合でも、描いた
三次元画像が立体視できにくくなるのを最小限にするこ
とが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる三次元画像
作成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記三次元画像作成装置の三次元イラスト作成
動作を示すフローチャートである。
【図3】三次元イラスト作成画面の例を示す説明図であ
る。
【図4】1本の線を筆圧を変化させながら描いたときの
表示結果を示す説明図である。
【図5】上記三次元画像作成装置の他の三次元イラスト
作成動作を示すフローチャートである。
【図6】時間経過と筆圧の変化を示すグラフである。
【図7】筆圧変化の平坦化を示すグラフである。
【図8】枠形状および枠位置の調整動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】三次元イラスト編集動作を示すフローチャート
である。
【図10】範囲指定時の画面状態を示す説明図である。
【図11】ペン入力による三次元イラストの奥行き方向
の修正動作を示すフローチャートである。
【図12】修正ポイントを指示した画面状態を示す説明
図である。
【図13】数値入力による三次元イラストの奥行き方向
の修正動作を示すフローチャートである。
【図14】呼び出し編集動作を示すフローチャートであ
る。
【図15】赤青メガネで立体視するときの画面状態を示
す説明図である。
【図16】色の濃淡で立体感を表現するときの画面状態
を示す説明図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態にかかる三次元画
像作成装置の構成を示すブロック図である。
【図18】上記三次元画像作成装置の三次元イラスト作
成動作を示すフローチャートである。
【図19】三次元座標値に応じた視差を算出する方法を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 筆圧ペン 2 タブレット 3 表示部 4 座標検出回路 5 筆圧検出回路 7 三次元座標算出回路 8 視差算出回路 9 数値演算回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面上の任意の位置に筆圧を変化させ
    ながら第1の画像を描く入力手段と、 上記第1の画像における二次元座標値および筆圧値を検
    出する検出手段と、 上記二次元座標値および筆圧値に基づいて視差を算出す
    る視差算出手段と、 立体視に適した位置に第1の画像に対して視差を持つ第
    2の画像を表示する表示手段とを有することを特徴とす
    る三次元画像作成装置。
  2. 【請求項2】上記視差算出手段は、二次元座標値におけ
    るX座標値に、筆圧値に比例した値を加算あるいは減算
    することによって視差を算出することを特徴とする請求
    項1に記載の三次元画像作成装置。
  3. 【請求項3】上記視差算出手段は、二次元座標値および
    筆圧値に基づいて三次元座標値を算出し、該三次元座標
    値に応じた視差を算出することを特徴とする請求項1に
    記載の三次元画像作成装置。
  4. 【請求項4】上記視差算出手段は第1の画像を描いたと
    きにリアルタイムでその視差を算出し、上記表示手段は
    リアルタイムで第2の画像を表示することを特徴とする
    請求項1、2、または3に記載の三次元画像作成装置。
  5. 【請求項5】上記筆圧値の時間経過に対する変化を平坦
    化する平坦化手段を有することを特徴とする請求項1、
    2、3、または4に記載の三次元画像作成装置。
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