JPH09218957A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH09218957A
JPH09218957A JP8324150A JP32415096A JPH09218957A JP H09218957 A JPH09218957 A JP H09218957A JP 8324150 A JP8324150 A JP 8324150A JP 32415096 A JP32415096 A JP 32415096A JP H09218957 A JPH09218957 A JP H09218957A
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JP
Japan
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image
image data
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pixel
wavelet
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JP8324150A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Maruo
和幸 丸尾
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面の1/3以上にわたり、異常画素値が凝
集したり、異常素値がちらばったりした太面積欠陥を検
出する。 【解決手段】 入力画像データをその画面上でWave
let変換し(S1 )、その変換された画像データ中の
x(又はy)軸方向ハイパス情報とy(又はx)軸方向
ローパス情報の組み合せ部分を二値化処理し(S3 )、
その二値化画像データから孤立点を除去し(S4 )、そ
の後、“1”の画素数を計数し(S5 )、その計数値が
所定値以上か否かで被検対象の良否を判定する(S
7 )。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像を用いて対
象物を検査するLCD(液晶)テスタやCCDテスタな
どの画質検査装置や、画像で対象物を認識する画像認識
装置などに用いる画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から画像を用いて対象物を検査した
り、認識したり、判断したり、診断したりする画像処理
方法が多々存在する。これらの方法は、画像をデジタル
的に取り扱うデジタル画像がほとんどで、コンピュータ
を用いて画像処理を行っている。
【0003】LCDテスタやCCDテスタなどに用いら
れる画質検査方法で取り扱われるデジタル画像は画像中
の各画素(1画面を構成するための各ポイント)が例え
ば256階調や1024階調といった複数階調をもった
ものが例えばX軸方向に640画素、Y軸方向に480
画素配列した集合体となっている。この画像が、例えば
一様なグレーの画像情報である場合、理想的な画像であ
れば、デジタル画像のすべての画素の画素値(=濃度
値)はすべて同じになる。しかし実際には信号レベルの
ノイズや、各画素の若干のばらつきがあるので、すべて
の画素の画素値が全て同一になることはありえないが、
例えば1024階調の場合だとすべての画素の画素値の
ばらつきが±20程度であれば人間が見ても一様なきれ
いな画面に見える。
【0004】しかし、構成されたCCDやLCDに欠陥
があり、画素値のばらつきがそれ以上ある場合、例えば
周囲の画素が大体画素値400前後であるに対して問題
の画素だけが画素値500というような値を持っていれ
ばこれは人間が見るとすぐ異常があることに気づく。こ
のような画素を欠陥と呼び、周囲の画素の画素値とある
程度以上の差がある画素が一点だけで単独に存在してい
るものを点欠陥とよび、その点欠陥が直線上に並んでい
るものを線欠陥と呼ぶ。
【0005】さらに、単独点としてはさほど周囲との画
素値差がなく、点欠陥とは認識されないような画素で
も、部分的に画素値が多少高い、あるいは低い画素が凝
集していたり、ある部分における画素値ばらつきが他の
部分より大きいような場合に、人間はその部分に「む
ら」がある、と認識する。このような複数の画素の集合
体としての欠陥を面積欠陥と呼ぶ。
【0006】これらの欠陥を検出して、画像の良・不良
を判定するのが画質検査装置である。画質検査装置は画
像処理により、これらの欠陥の位置や、面積などの情報
を結果として出力する。従来、画質検査対象の画像にお
いて、点欠陥や、線欠陥を検出するにはしきい値処理を
利用する。点欠陥や線欠陥は基本的に単独点として検出
されるという性質上、周囲の部分の画素値のばらつきよ
りも、欠陥部の画素値が十分に大きい、あるいは十分に
小さいので、単純にしきい値を設定して、明るい欠陥の
場合はしきい値以上の画素、暗い欠陥の場合はしきい値
以下の画素を欠陥としてその個数や、各欠陥の画素値を
出力する。
【0007】これに対して、面積欠陥を検出するには複
雑な処理を必要とする。これは、面積欠陥となる部分の
各画素の画素値が、面積欠陥とならない部分の画素値の
ばらつきの中に吸収されてしまって、欠陥なのか、ノイ
ズなのかが単独の画素情報だけからは判断できないから
である。現在では例えば以下のような処理で面積欠陥を
検出している。
【0008】まずは検査対象の元の画像A(以降原画像
と呼ぶ)に対してメディアンフィルタ処理を施して、点
単位のノイズ成分が除去された画像Bを作成する。次に
このフィルタリングされた画像Bと原画像Aの差分画像
Cを作成する。これによって点単位のノイズ成分だけの
画像が得られる。この差分画像Cに二値化処理を施し、
二値画像Dを作成する。この二値化ではしきい値以上
の、欠陥になりうる画素を画素値1(活性画素)とし、
しきい値以下のものは画素値0とする。二値画像Dの画
素値1の画素はノイズ、点欠陥、線欠陥、さらに面積欠
陥の成分を示している。この二値画像Dに於て面積欠陥
の部分とそうでない部分との違いは面積欠陥の部分に画
素値1の画素が凝集しており、そうでない部分はまばら
であるということである。そこで、この二値画像Dに対
して孤立点(対象画素は1だが隣接する8近傍の画素は
すべて0である画素)を除去する画像処理を施す。
【0009】孤立点を除去した画像に対してラベリング
処理を施し、連結している画素をグルーピングする。つ
まり、この二値画像中の画素値1の画素を探し、その画
素にラベルを付け、その後、各画素値1の画素につい
て、これと連結するものがあれば、これを同一のラベル
とし、つまりグルーピングする。面積欠陥の部分は画素
値1の画素が凝集しているため、ラベリングしたときに
各ラベルの面積(同じグループの画素数)が大きくな
る。
【0010】各ラベルの面積を計算し、所定の面積以上
をもつラベルのみを残す。この処理により、面積欠陥で
ないノイズ成分が除去されるので、面積欠陥を検出する
ことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したような面積欠
陥の検出技術は既に確立されているが、処理の性質上、
検出しうる面積欠陥は、面積の小さいものに限定され
る。面積の大きい欠陥、例えば画面全体の1/3に渡っ
てむらがあるようなまたはちらばっているような欠陥の
場合、従来の処理では、差分画像Cを作成する時点で、
そのような広範囲に渡る面積欠陥の情報は無くなってし
まう。現在のところ、このような画面の広範囲に渡って
むらがあるような欠陥を検出する方法は存在しない。こ
の発明はそのような広範囲に渡る面積欠陥を定量化する
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれば
入力デジタル画像データを、その画像を構成する画面上
でウェーブレット変換を行い、その変換された画像デー
タ中のハイパス情報とローパス情報との組み合せ部に対
してその画素の画素値をしきい値処理して活性画素
“1”と非活性画素“0”との二値画像データとし、そ
の二値画像データ中の活性画素の数を計数する。
【0013】二値画像データに対し孤立点除去をした
後、活性画素の数を計数してもよい。活性画素の数を計
数することなく、活性画素が所定数以上連続(連結)し
たものがあるか否かを判定してもよく、あるいは活性画
素をラベリング処理をしてラベルの面積が所定値以上の
ものがあるか否かを判定してもよい。前記二値化処理さ
れたもの又は孤立点除去されたものを画像表示して、判
定してもよい。
【0014】計数した画素数が所定値以上か否かによ
り、その入力デジタル画像データのデータ源である検査
対象物の良否を判断する。ウェーブレット変換は時間領
域信号を周波数領域信号へ変換して解析する信号処理方
法であって、例えば書籍Charles K,CHUI
「“An Introduction to WAVE
LETS”,Acadenic Press,1992
中のChapter 1(An Overview)と
chapter 3(Wavelet Transfo
rms and Time−Frequency An
alysis)に一般的説明がなされている。画像処理
においては、時間領域の時間の代わりに位置、つまりx
軸方向に対する処理の場合は各画素のx座標を用い、信
号の振幅の代わりにその位置の画素の値、つまり輝度値
をプロットし、この座標系に対して時間−周波数解析と
同じ考え方でWavelet変換を行い、以降同様な解
析を行う。画像に対するWavelet変換は文献、
M.Barland,“Wovelets in Im
age Communication”,ELSEVI
ER,1994に示されている。
【0015】請求項8の発明によれば、入力デジタル画
像データを、その画像を構成する画面上でウェーブレッ
ト変換を行い、その変換された画像データ中のハイパス
情報とローパス情報との組合せ部の画像エネルギー量を
求める。この画像エネルギー量がしきい値以下か否かに
より、その入力デジタル画像データのデータ源である検
査対象物の良否を判断する。
【0016】ハイパス情報とローパス情報の組み合せ部
分は、x軸方向ハイパス情報とy軸方向ローパス情報の
組合せまたはx軸方向ローパス情報とy軸方向ハイパス
情報の組合せ、あるいはこれら組合せの両者である。ウ
ェーブレット変換は、複数回行ってもよい、つまり1回
ウェーブレット変換した画像データ中のx軸方向ローパ
ス情報及びy軸方向ローパス情報の組合せ部分に対して
ウェーブレット変換を行うことを1回乃至複数回行った
後、二値化処理してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の一実施例を示
す。まずデジタル画像データを画像メモリに取込む(S
1 )。この画像データにウェーブレット(Wavele
t) 変換処理を施す(S2)。Wavelet変換につい
ては先に示した文献に説明されているが、ここでWav
elet変換処理について簡単に説明する。
【0018】画像データに対するWavelet変換は
二次元Wavelet変換になるが、これは画像のx軸
方向に対する一次元Wavelet変換とy軸方向に対
する一次元Wavelet変換を組み合わせることによ
り実現する。まず一次元Wavelet変換処理につい
て説明する。Wavelet変換を行う際に使用する基
底関数は多数存在するが、ここではその中で最も構造が
単純なHaar Waveletを用いて説明する。他
のWavelet基底関数(Wavelet変換のフィ
ルタ係数)についても関数の形が違うだけで、出力され
る情報はほぼ同様になる。
【0019】Wavelet変換時はスケーリング関数
とウェーブレット関数の2種類で基底関数が構成され
る。スケーリング関数はデータの平滑情報(=ローパス
情報)を出力するための関数で、Wavelet関数は
データの詳細情報(=ハイパス情報)を出力する関数で
ある。Haar Waveletの場合は、スケーリン
グ関数がg0 =g1 =1/2で、ウェーブレット関数が
0 =1/2、h1 =−1/2である。
【0020】16個の数値よりなる数列(データ)S
0 ,S1 ,S2 ,…,S15に対するHaar Wave
let変換後の数列(データ)t0 ,t1 ,…,t15
それぞれ次の演算により求まる。 t0 =g0 ・s0 +g1 ・s1 、t8 =h0 ・s0 +h1 ・s11 =g0 ・s2 +g1 ・s3 、t9 =h0 ・s2 +h1 ・s32 =g0 ・s4 +g1 ・s5 、t10=h0 ・s4 +h1 ・s5 ・ ・ ・ ・ t7 =g0 ・s14+g1 ・s15、t15=h0 ・s14+h1 ・s15 図2に具体的な16個の数列(データ)をHaar W
avelet変換する方法を示す。つまり、図2Aにス
ケーリング関数を、図2Bにウェーブレット関数をそれ
ぞれに示す。図2Cに示す数列s0 ,s1 ,…,s15
対してWavelet変換を施すと、つまり、数列の各
隣接する二つの数値を組として順次取り出して8組に分
け、その各組の左の数値SL に対し1/2(=g0 )を
乗算し、右の数値SR に対しても1/2(=g1 )を乗
算し、両乗算結果を加算して数列t0 ,t1,…,t7
得、また前記8組のそれぞれについて、その左の数値S
Lに1/2(=h0 )を乗算し、右の数値SR に−1/
2(=h1 )を乗算し、両乗算結果を加算して数列
8 ,t9 ,…,t15を得る。図2Cに示した数列sの
具体的数値についての前記演算結果の数列tの具体的数
値は図2Dに示すようになる。数列tの前半t0 ,t
1 ,…,t7 は元の数列sに対しスケーリング関数を演
算結果として、元の数列sの全長の半分の長さのローパ
ス情報で構成され、後半t8 ,t9 ,…,t15は元の数
列sに対してウェーブレット関数を演算した結果として
元の数列sの全長の半分のハイパス情報で構成される。
図2Eに数列sのグラフを、図2Fに数列tのグラフを
それぞれ示し、何れにおいても横軸は数列における数値
の順番を、縦軸は数値をそれぞれ示す。
【0021】このWavelet変換により、解像度が
原画像に対して半分になるが、元の信号のローパス情報
とハイパス情報の両方を同時に得ることができる。元の
信号が解像度16であったのに対して、1回のWave
let変換によって得られた数列(データ)t0 〜t15
は解像度が8のローパス情報とハイパス情報を示してい
る。元の信号にノイズ、例えば図2C,E中のs15=5
0というような他の数値より可なり大きな値のノイズデ
ータがあった場合、数列tのハイパス情報の部分は一般
には絶対値が小さいデータとなるが、この場合はノイズ
のためt15=−25という大きな情報が出力される。こ
のように、Wavelet変換は元データのノイズ成分
を検出するのに利用できる。
【0022】このWavelet変換はLCD画像のよ
うな2次元の画像データに対しても適用することができ
る。具体的に画像データにWavelet変換を適用し
た例を図3に示す。図3の例では、元の画像21(図3
A)が640×480のデジタルデータであり、この画
像に対して、まずx軸方向に対して一次元データと同様
にWavelet変換を施す。つまり、x軸方向に並ん
だ640個のデータよりなる数列(一次元データ)に対
するWavelet変換を、480個の数列(一次元デ
ータ)に対してそれぞれ行う。この結果図3Bに示すよ
うに左右に2分割し、左側にローパス情報画像22が、
右側にハイパス情報画像23が得られる。この図3Bに
示す640×480の画像24に対して今度はy軸方向
に同じWavelet変換を施す。つまり、y軸方向に
並んだ480個のデータよりなる数列(一次元データ)
に対するWavelet変換を640個のy軸方向数列
に対してそれぞれ行う。これにより図3Cに示す640
×480の画像が得られる。図3Cは640×480の
画面を上下に2分割し、上側にy軸方向ローパス情報画
像25が、下側にy軸方向ハイパス情報画像26が得ら
れる。従って、図3Cに得られた画像は原画像21と同
一大きさ640×480の画面を図3Dに示すように4
分割し、左上の4分の1半部にx、y軸両方向のローパ
ス情報画像27,右上の4分の1半部にx軸方向のハイ
パス情報とy軸方向のローパス情報を組み合わせた画像
28,左下の4分の1半部にx軸方向のローパス情報
と、y軸方向のハイパス情報を組み合わせた画像29,
右下の4分の1半部にx、y軸両方向のハイパス情報画
像30がそれぞれ得られていたことになる。ここではま
ずx軸方向に変換処理を行ってからy軸方向に変換処理
を行って図3Dを得ているが、x、yの変換の順序を入
れ替えても、最終的な二次元Wavelet変換後は全
く同じ図3Dの画像が得られる。
【0023】LCDテスタやCCDテスタで扱う原画像
は、普通一面グレーなどの一様な画像を解析するが、こ
のような画像にWavelet変換を施すと、欠陥など
がないきれいな画像の場合は、Wavelet変換後の
ハイパス成分を含む画像、つまりx、y軸両ローパス情
報画像以外の変換画像にはほとんどデータが現れず、画
像を取り込む際などに発生するノイズ成分がのっている
のみで、値は0に近い画素がほとんどである。しかし、
ある程度の大きな面積を持つような面積欠陥が原画像に
ある場合は、Wavelet変換後の画像のハイパス情
報の画像、つまりx軸方向ハイパス(詳細)情報とy軸
方向ローパス(平滑)情報を組み合せた画像28,x軸
はローパス(平滑)情報とy軸方向ハイパス(詳細)情
報とを組み合せた画像29においては欠陥が存在する部
分に集中して画素値の高い画素が発生する。ただし、
x、y軸両方向ハイパス情報画像30は2度のハイパス
処理により、面積欠陥のある部分でも変換後の値は0に
近くなるので、この部分にはあまり特徴的なデータが出
てこない。
【0024】そこで、このWavelet変換後の画像
中のローパス情報とハイパス情報とを含む画像、つまり
図3D中の右上の画像28と左下の画像29に着目す
る。右上の画像28には縦線的な成分の欠陥情報が出力
され、左下の画像29には横線的な成分の欠陥情報が出
力されている。以降の処理は目的により、右上の画像2
8だけについて行ってもよいし、左下の画像29だけに
ついて行ってもよい。また、これら両方の画像28,2
9について行い両方の結果をあわせて解析結果としても
よい。大面積欠陥の場合は画像28と29の何れかにつ
いて解析を行えば大部分は検出できる。
【0025】上記の着目部分、つまり画像28,または
29あるいはこれらの両者において、面積欠陥部分に画
素値の高い画素が現れるが、点状のノイズの成分があれ
ば、これらも画素値の高い画素として多数現れる。従っ
てこの画素値の高い画素がノイズなのか面積欠陥なのか
を区別するには、面積欠陥部分にどの程度多くの画素が
凝集しているかどうかを調べると良い。そこで、図1に
示すように原画像に対して上述のようにWavelet
変換を行い(S2 ),その着目部画像(28または29
あるいはその両者)に対し、まず二値化処理を施して活
性化画素と非活性化画素に変換し、つまり、画素値0、
1の二値画像を作成する(S3 )。その二値化のしきい
値は単純に画素値が正のものと0以下のものというしき
い値でもよい。この二値画像に対し、孤立点除去の処理
を行う(S4 )。この処理は従来行われている手法で行
えばよい。ノイズ成分はほとんどが孤立点であるので、
この孤立点除去により、面積欠陥以外のノイズはこの処
理によりほとんど除去される。つまりこの画像で画素値
1の画素はほとんどが面積欠陥の部分ということなる。
【0026】従って、この画像に於て画素値1の画素、
つまり活性画素の個数を計数し(S 5 )、その計数値を
出力して例えば表示する(S6 )。これにより、面積欠
陥の大きさを算出し、必要に応じて表示することができ
る。ここで計数される画素数は1画素が原画像の4画素
分に対応するので、原画像においてどの程度の面積欠陥
であるかは算出された数値を縮小した比率に対応して積
算して出力する必要がある。Wavelet変換後の各
画像は原画像に対して面積が4分の1になっている、つ
まり、変換後の画像に対しての二値化処理や孤立点除去
などの処理は原画像が欠陥情報を保持した状態で1/4
に圧縮され、この圧縮画像を処理することと同様にな
る。従って、従来の方法では広い面積にわたって異常画
素値がちらばっている面積欠陥や異常画素値が凝集して
いる場合で孤立点除去の際にノイズと共に除去されてし
まうような面積欠陥が、この発明の処理では残って検出
される可能性が高くなる。
【0027】更に、Wavelet変換後の左上の画像
27(図3D),つまりx、y軸両方向にローパスフィ
ルタをかけた画像は、原画像を4分の1に縮小した画像
となっているので、この画像に対して、更にWavel
et変換を施すことが可能である。図3D中の1度変換
した画像中の左上の部分27にもう一度Wavelet
変換をかけると、ここで出力される画像はさらに4分の
1、つまり原画像21に対しては16分の1の画像にな
る。この変換画像中のローパス情報及びハイパス情報の
組合せ画像に上記と同様の画像処理を施すとやはり面積
欠陥を検出できる。この場合は原画像を4×4にブロッ
ク化して処理することと同様になるので、1度のWav
elet変換画像に対する処理よりさらに、広範囲に渡
る大きい面積欠陥に対応することができる。更にこの1
6分の1となった画像の左上のローパス情報画像にもう
一度Wavelet変換を施せば、原画像に対して64
分の1、つまり原画像を8×8にブロック化して処理す
るのと同様となり、640×480の画像をこの様に多
段階にWavelet変換をかければ、従来検出するこ
とが出来なかった、画面全般に渡るような大面積の面積
欠陥を検出することが可能となる。またこのようにWa
velet変換を繰り返した画像においては、従来方法
で必要であった孤立点の除去と言う処理を施さなくても
面積欠陥以外の点状のノイズ成分は消えてしまうことが
多いので、この場合は原画像に対し、Wavelet変
換を複数回行い、その後二値化処理を行い、その画像に
対し孤立点除去を行わずに、直接、画素値1の画素を計
数して面積欠陥の面積情報として出力装置に出力するよ
うなシステムを構成することも出来る。また、以上のよ
うにして出力される面積欠陥の面積の大きさにより、一
定の判断基準のしきい値を設け、そのしきい値を越える
ものは不良画像、しきい値以下のものは良品画像である
と判断する良否判定を行うようにしてもよい(S7 )。
【0028】上述において孤立点除去処理、つまり段階
4 を省略して、二値画像を計数処理段階S5 へ直接供
給してもよい。つまりWavelet変換を1回行う
と、面積が1/4になり、従って1つの画素の影響も1
/4となる。従ってWavelet変換を3回行えば、
面積が1/64となり、正常画素の値に対し、64倍程
度の値の孤立点画素の影響も1/64となり、ほぼ無視
できる状態となる。従って、孤立点画素の最大値が正常
値の60〜70倍程度であれば、Wavelet変換を
3回行えば孤立点除去処理段階S4 を省略してもよいこ
とになる。
【0029】具体例として、ここでは例えば640×4
80画素よりなる原画像で、本来は画素値がすべて0な
のであるが、一部分に疑似点欠陥として縦横4画素置き
に画素値16の画素が広範囲に広がっている広い面積の
面積欠陥の画像を想定し、その面積欠陥部分のうちの1
6×16画素を取出したものを図4Aに示す。これは面
積欠陥であるので、処理結果としてこの16×16画素
一面(この16×16画素の全体)が面積欠陥画素とし
て二値化され、つまり全て画素値1になる必要がある。
しかし、従来の方法では、孤立点除去などの処理で、画
素値16の画素は孤立点としてすべて除去されてしまっ
て、面積欠陥は検出されない。これに対し、この発明に
適用し、この画像にWavelet変換を一度施すと図
4Bに示すようになり、この左上のx、y軸方向ローパ
ス情報画像(8×8画素)11に更に同じWavele
t変換を施すと図4Cに示すようになる。この2段目の
Wavelet変換画像のx軸方向ローパス情報と、y
軸方向ハイパス情報の組み合せ画像(4×4画素)12
に関して二値化処理、孤立点除去を行っても、画素値1
の画素の除去はされず、そのままの状態で残る。ここで
画素値1の画素数を算出すると、16画素で構成される
画像12の16画素とも画素値1であり、これは面積欠
陥であると判断し、かつ原画像における16×16の画
面全面に面積欠陥が広がっていると判断できる。
【0030】この例ではWavelet変換を2段行
い、2段目の結果を利用しているが、例えば640×4
80画素を持つ画像に対しては、Wavelet変換を
3段階行い、3段目のハイパス情報とローパス情報の組
合せ部分に関して同様の処理を施すことも出来る。Wa
velet変換の回数は原画像の大きさや、検出対象物
の大きさなど、目的に合わせて適宜変化させることがで
きる。このようにして、従来検出することが出来なかっ
た大面積の面積欠陥などを検出することが可能となる。
【0031】画素数が640×480,各画素が256
階調レベルをもつLCDパネルに対し、各画素に輝度レ
ベルが128となる輝度信号を与え、その時のLCDパ
ネルの画面をビデオカメラで撮影し、得られた画像信号
に対しWavelet変換を3回行った後、その図3D
の左下画像29と対応する部分の信号に対して、図1中
のステップS3 ,S4 ,S5 の処理を適用した。この実
験を21個のサンプルLCDパネルに対し行った。その
時の活性画素の数の各計数値を、活性画素数の少ない順
に下記に示す。
【0032】 サンプルNo. 活性画素数 サンプルNo. 活性画素数 1 106 12 616 2 150 13 704 3 204 14 1172 4 256 15 1208 5 334 16 1304 6 348 17 1864 7 388 18 1920 8 410 19 2140 9 458 20 2148 10 480 21 2788 11 530 各サンプルについてその表示画像を目で見て大面積欠陥
の有無を確認し、その結果と前記活性画素数とを比較し
た。この結果、平均輝度レベルの変動が2%以上の部分
が画面(パネル)の1/3〜1/2という大きな面積欠
陥があるサンプルはサンプルNo.17以上に示され、活
性画素数が1864以上であり、一方、そのような面積
欠陥がないサンプルはサンプルNo.16以下に示され、
活性画素数が1300以下であり、良品と不良品とで活
性画素数が大きく異なり、この発明により従来、困難で
あった大面積欠陥を検出できる。
【0033】図1中に破線で示すように、二値化処理段
階S3 の後、又は孤立点除去段階S 4 の後、段階S8
おいて活性画素が所定数以上連結(連続)しているもの
を検出し、連結しているものがあれば良否判定段階S7
で不良と判断するようにしてもよい。あるいは段階S8
ではラベリング処理を行い、良否判定段階S9 で所定面
積以上のラベルがあれば不良と判断してもよい。以上の
ように良否判定を自動的に行うのみならず、二値化処理
段階S3 の後、又は孤立点除去段階S4 の後、段階S6
でその時得られた二値画像信号を画面表示器に画像とし
て表示し、活性画素の分布、広がりなどを検査員が視覚
により判断して良否の判断をしてもよい。
【0034】図1に破線で段階S9 として示すように、
ステップS2 でWavelet変換処理を行った後、二
値化処理、孤立点除去、画素数計数を行うことなく、解
析対象画像部分、例えば図3D中の左下画像29のエネ
ルギー量を算出する。この画像エネルギー量Eは、その
画像、例えば29に含まれる画素数をN,その各画素の
画素値をx(i)とすると次式で求められる。
【0035】E=ΣN i=1 x(i)2 /N この画像エネルギーは図1のステップS5 で計数される
計数値とほぼ比例したものとなる。従って、この画像エ
ネルギー量Eを判断基準のしきい値と比較して、そのし
きい値より大であれば入力画像信号の画像を不良、しき
い値以下であれば良品画像と判断してその結果を出力し
(S7 ),または算出画像エネルギー量Eを出力表示す
る(S6 )。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明
は、S/Nが非常に良くない画像に於いて、従来のミク
ロ的な画像処理では検出することが出来なかった大面積
の欠陥のような対象物を認識することが出来る。この発
明により、人間の目が持つ画像をマクロに判断する能力
と同様の判断が出来るようになり、その効果は大であ
る。図1中の画像エネルギー量を算出すれば、二値化処
理、孤立点除去、画素数計数を行う場合より、処理量が
少なく、高速処理ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の処理手順を示す流れ図。
【図2】Aはスケーリング関数の例を示す図、Bはウェ
ーブレット関数の例を示す図、C乃至Fはそれぞれ一次
元Wavelet変換処理の具体例として変換前の数列
sの各データ値、変換後の数列tの各データ値、変換前
の数列sのデータの変化グラフ、変換後の数列tのデー
タの変化グラフを示す図である。
【図3】Aは原画像を示す図、Bは図3Aの原画像に対
しx方向にWavelet変換を施した画像、Cは図3
Bの画像に対し更にy方向にWavelet変換を施し
た画像、Dは図3B及びCの各画素の組合せ値を説明す
るための図である。
【図4】Aは面積欠陥をもつ原画像データの例を示す
図、Bは図4Aの原画像に二次元Wavelet変換を
施した画像データを示す図、Cは図4Bの画像に対し更
に二次元Wavelet変換を施した画像データを示す
図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を用いて対象物の検査、認識、判断
    などを行う画像処理方法であって、 入力デジタル画像データを、その画像を構成する画面上
    でウェーブレット変換を行うウェーブレット変換段階
    と、 上記ウェーブレット変換された画像データ中のハイパス
    情報とローパス情報との組合せ部分に対してその各画素
    の画素値をしきい値処理して活性画素と非活性画素の二
    値画像データを得る二値化処理段階と、 上記二値画像データ中の活性画素の数を計数する画素数
    計数段階とを有する。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像処理方法において、 上記計数した活性画素数が所定値以下か否かに応じて、
    上記入力デジタル画像データのデータ源である検査対象
    物の良否を判断する良否判定段階を含む。
  3. 【請求項3】 画像を用いて対象物の検査、認識、判断
    などを行う画像処理方法であって、 入力デジタル画像データを、その画像を構成する画面上
    でウェーブレット変換を行うウェーブレット変換段階
    と、 上記ウェーブレット変換された画像データ中のハイパス
    情報とローパス情報との組合せ部分に対してその各画素
    の画素値をしきい値処理して活性画素と非活性画素の二
    値画像データを得る二値化処理段階と、 上記二値画像データ中の活性画素の連結状態を検出する
    段階と、 連結した画素数が所定数以上のものがあれば、上記入力
    デジタル画像データのデータ源である検査対象物を不良
    と判断する良否判定段階とを有する。
  4. 【請求項4】 画像を用いて対象物の検査、認識、判断
    などを行う画像処理方法であって、 入力デジタル画像データを、その画像を構成する画面上
    でウェーブレット変換を行うウェーブレット変換段階
    と、 上記ウェーブレット変換された画像データ中のハイパス
    情報とローパス情報との組合せ部分に対してその各画素
    の画素値をしきい値処理して活性画素と非活性画素の二
    値画像データを得る二値化処理段階と、 上記二値画像データ中の活性画素をラベリング処理する
    段階と、 上記ラベリング処理により所定面積以上のラベルがあれ
    ば、上記入力デジタル画像データのデータ源である検査
    対象物を不良と判断する良否判定段階とを有する。
  5. 【請求項5】 画像を用いて対象物の検査、認識、判断
    などを行う画像処理方法であって、 入力デジタル画像データを、その画像を構成する画面上
    でウェーブレット変換を行うウェーブレット変換段階
    と、 上記ウェーブレット変換された画像データ中のハイパス
    情報とローパス情報との組合せ部分に対してその各画素
    の画素値をしきい値処理して活性画素と非活性画素の二
    値画像データを得る二値化処理段階と、 上記二値画像データを二次元画像として表示する段階
    と、 その表示画像を見て上記入力デジタル画像データのデー
    タ源である検査対象物の良否を判断する良否判定段階と
    を有する。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかの画像処理方法
    において、 上記二値画像データからその画像における孤立している
    画素を除去し、その孤立画素が除去された二値画像デー
    タを次の段階へ渡す孤立点除去段階を含む。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかの画像処理方法
    において、 上記ウェーブレット変換段階は、入力デジタル画像デー
    タに対してウェーブレット変換した画像データ中のx軸
    方向ローパス情報及びy軸方向ローパス情報の組合せ部
    分に対し、更にウェーブレット変換を少なくとも1回行
    い、このように複数回ウェーブレット変換された画像デ
    ータを上記二値化処理段階へ与える段階である。
  8. 【請求項8】 請求項7の画像処理方法において、 上記二値化処理段階におけるハイパス情報とローパス情
    報との組合せ部分は、x軸方向ハイパス情報とy軸方向
    ローパス情報との組合せ部分と、y軸方向ハイパス情報
    とx軸方向ローパス情報との組合せ部分との両者であ
    る。
  9. 【請求項9】 画像を用いて対象物の検査、認識、判断
    などを行う画像処理方法であって、 入力デジタル画像データを、その画像を構成する画面上
    でウェーブレット変換を行うウェーブレット変換段階
    と、 上記ウェーブレット変換された画像データ中のハイパス
    情報とローパス情報との組合せ部分に対して画像エネル
    ギー量を計算するエネルギー量算出段階とを有する。
  10. 【請求項10】 請求項9の画像処理方法において、 上記ウェーブレット変換段階は、入力デジタル画像デー
    タに対してウェーブレット変換した画像データ中のx軸
    方向ローパス情報及びy軸方向ローパス情報の組合せ部
    分に対し、更にウェーブレット変換を少なくとも1回行
    い、このように複数回ウェーブレット変換された画像デ
    ータを上記エネルギー量計算段階へ与える段階である。
  11. 【請求項11】 請求項9または10の画像処理方法に
    おいて、 上記計算された画像エネルギー量が所定値以下か否かに
    応じて、上記入力デジタル画像データ源である検査対象
    物の良否を判断する良否判定段階を含む。
  12. 【請求項12】 請求項11の画像処理方法において、 上記エネルギー量計算段階におけるハイパス情報とロー
    パス情報との組合せ部分は、x軸方向ハイパス情報とy
    軸方向ローパス情報との組合せ部分と、y軸方向ハイパ
    ス情報とx軸方向ローパス情報との組合せ部分との両者
    である。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010006976A (ko) * 1999-04-09 2001-01-26 김대훈 홍채인식시스템
JP2001195594A (ja) * 1999-04-09 2001-07-19 Iritech Inc 虹彩同定システム及び虹彩認識によって人を同定する方法
JP2002056389A (ja) * 1999-04-09 2002-02-20 Iritech Inc 虹彩同定システム及び虹彩認識によって人を同定する方法
JP2006216031A (ja) * 1997-09-24 2006-08-17 Ricoh Co Ltd 画像特徴抽出方法及び装置

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