JPH09217602A - ガスタービン用の混成翼 - Google Patents
ガスタービン用の混成翼Info
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- JPH09217602A JPH09217602A JP8246769A JP24676996A JPH09217602A JP H09217602 A JPH09217602 A JP H09217602A JP 8246769 A JP8246769 A JP 8246769A JP 24676996 A JP24676996 A JP 24676996A JP H09217602 A JPH09217602 A JP H09217602A
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- gas turbine
- blade
- airfoil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/147—Construction, i.e. structural features, e.g. of weight-saving hollow blades
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/28—Selecting particular materials; Particular measures relating thereto; Measures against erosion or corrosion
- F01D5/282—Selecting composite materials, e.g. blades with reinforcing filaments
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】軽量の耐衝撃性ガスタービン翼、例えば航空機
エンジンファン翼を提供する。 【解決手段】ガスタービン翼が、合着された金属製第1
セグメントと複合材製第2セグメントを含み、両セグメ
ントは共に翼形部を形成する。第1セグメントは翼根か
ら翼端まで吸引側と前縁と後縁をそれぞれ全体的に含
み、さらに前縁近辺と後縁近辺で翼根から翼端まで圧力
側を部分的に含む。第2セグメントは前縁近辺から後縁
近辺まで翼根から翼端近辺まで圧力側を部分的に含む。
エンジンファン翼を提供する。 【解決手段】ガスタービン翼が、合着された金属製第1
セグメントと複合材製第2セグメントを含み、両セグメ
ントは共に翼形部を形成する。第1セグメントは翼根か
ら翼端まで吸引側と前縁と後縁をそれぞれ全体的に含
み、さらに前縁近辺と後縁近辺で翼根から翼端まで圧力
側を部分的に含む。第2セグメントは前縁近辺から後縁
近辺まで翼根から翼端近辺まで圧力側を部分的に含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にはガスタービン
に関し、特に、ガスタービン用の金属・複合材混成翼に
関する。
に関し、特に、ガスタービン用の金属・複合材混成翼に
関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンはガスタービン発電装置と
航空機用ガスタービンエンジンを包含するがこれらに限
定されない。ガスタービンにはコアエンジンが含まれ、
それに入る空気流を圧縮する高圧圧縮機と、燃料と圧縮
空気の混合物を燃やして推進用ガス流を生成する燃焼器
と、推進用ガス流により回転する高圧タービンとを有
し、高圧タービンは比較的大径の軸に連結されて高圧圧
縮機を駆動する。典型的な前ファン付きガスタービン航
空機エンジンには低圧タービン(高圧タービンの後方に
配置)が追加され、同軸の小径軸に連結されて前ファン
(高圧圧縮機の前方に配置)を駆動するとともに任意の
低圧圧縮機(前ファンと高圧圧縮機との間に配置)を駆
動する。低圧圧縮機は時々ブースタ圧縮機または単にブ
ースタと呼ばれる。
航空機用ガスタービンエンジンを包含するがこれらに限
定されない。ガスタービンにはコアエンジンが含まれ、
それに入る空気流を圧縮する高圧圧縮機と、燃料と圧縮
空気の混合物を燃やして推進用ガス流を生成する燃焼器
と、推進用ガス流により回転する高圧タービンとを有
し、高圧タービンは比較的大径の軸に連結されて高圧圧
縮機を駆動する。典型的な前ファン付きガスタービン航
空機エンジンには低圧タービン(高圧タービンの後方に
配置)が追加され、同軸の小径軸に連結されて前ファン
(高圧圧縮機の前方に配置)を駆動するとともに任意の
低圧圧縮機(前ファンと高圧圧縮機との間に配置)を駆
動する。低圧圧縮機は時々ブースタ圧縮機または単にブ
ースタと呼ばれる。
【0003】ファンと、高圧と低圧の圧縮機とタービン
はガスタービン翼を有し、各翼には翼形部が含まれ、シ
ャンク部に取付けられている。動翼は回転するガスター
ビンロータディスクに取付けたガスタービン翼である。
静翼は回転しないガスタービンステータケーシングに取
付けたガスタービン翼である。通例、半径方向外方に延
在する動翼の周方向列と、半径方向内方に延在する静翼
の周方向列とが交互に存在する。最初および(または)
最後の列の静翼(入口および出口案内翼とも呼ばれる)
が存在する場合、それらの半径方向内端も回転しないガ
スタービンステータケーシングに取付け得る。逆転する
「ステータ」ベーン(静翼)も知られている。従来のガ
スタービン翼設計は通例、全体的に金属製例えばチタン
製あるいは全体的に複合材製の翼形部を有する。「複合
材」は任意の(金属または非金属)マトリックス結合剤
に埋め込んだ任意の(金属または非金属)繊条を有する
材料と定義される。ただし、「複合材」という用語は金
属マトリックスに埋め込んだ金属繊維を包含しない。
「金属」という用語は合金を包含する。複合材の一例
は、エポキシ樹脂に埋め込んだ黒鉛繊条を有する材料で
ある。全体が金属製の翼は高価な幅広翼弦中空翼を含む
ものであり、比較的重く、その結果燃料性能が低下しそ
して比較的頑丈な翼取付部が必要になる。これに対し、
比較的軽い全体が複合材製の翼は鳥の衝突により比較的
多くの反応・破損を起こす。公知の混成翼は、前縁が壊
食と鳥の衝撃に対して金属により保護されている複合材
翼を包含する。ファン翼は通例、航空機用ガスタービン
エンジン内で最大の(従って最も重い)翼であり、そし
て前ファン翼は鳥の衝突により衝撃を受ける最初の翼で
ある。必要なものは、比較的軽量でかつ鳥の衝突による
損傷に比較的良く耐えるガスタービン翼、特にガスター
ビンファン翼である。
はガスタービン翼を有し、各翼には翼形部が含まれ、シ
ャンク部に取付けられている。動翼は回転するガスター
ビンロータディスクに取付けたガスタービン翼である。
静翼は回転しないガスタービンステータケーシングに取
付けたガスタービン翼である。通例、半径方向外方に延
在する動翼の周方向列と、半径方向内方に延在する静翼
の周方向列とが交互に存在する。最初および(または)
最後の列の静翼(入口および出口案内翼とも呼ばれる)
が存在する場合、それらの半径方向内端も回転しないガ
スタービンステータケーシングに取付け得る。逆転する
「ステータ」ベーン(静翼)も知られている。従来のガ
スタービン翼設計は通例、全体的に金属製例えばチタン
製あるいは全体的に複合材製の翼形部を有する。「複合
材」は任意の(金属または非金属)マトリックス結合剤
に埋め込んだ任意の(金属または非金属)繊条を有する
材料と定義される。ただし、「複合材」という用語は金
属マトリックスに埋め込んだ金属繊維を包含しない。
「金属」という用語は合金を包含する。複合材の一例
は、エポキシ樹脂に埋め込んだ黒鉛繊条を有する材料で
ある。全体が金属製の翼は高価な幅広翼弦中空翼を含む
ものであり、比較的重く、その結果燃料性能が低下しそ
して比較的頑丈な翼取付部が必要になる。これに対し、
比較的軽い全体が複合材製の翼は鳥の衝突により比較的
多くの反応・破損を起こす。公知の混成翼は、前縁が壊
食と鳥の衝撃に対して金属により保護されている複合材
翼を包含する。ファン翼は通例、航空機用ガスタービン
エンジン内で最大の(従って最も重い)翼であり、そし
て前ファン翼は鳥の衝突により衝撃を受ける最初の翼で
ある。必要なものは、比較的軽量でかつ鳥の衝突による
損傷に比較的良く耐えるガスタービン翼、特にガスター
ビンファン翼である。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は金属・複合材混成ガスタ
ービン翼を提供することである。
ービン翼を提供することである。
【0005】
【発明の概要】本発明のガスタービン翼はシャンク部
と、合着された第1および第2セグメントとからなる。
第1および第2セグメントは共に中実翼形部を形成す
る。翼形部は前縁と、後縁と、圧力側と、吸引側と、翼
根と、翼端と、半径方向軸線とを有する。圧力側と吸引
側は前後両縁において互いに結合されて翼形を画成す
る。翼根はシャンク部に取付けられ、そして半径方向軸
線は、翼端に向かって外方にかつ翼根に向かって内方に
延在する。第1セグメントは本質的に金属材料からなり
そして第2セグメントは本質的に繊条複合材料からな
る。第1セグメントは翼根から翼端まで吸引側と前縁と
後縁をそれぞれ全体的に含み、さらに第1セグメントは
前縁近辺と後縁近辺で翼根から翼端まで圧力側を部分的
に含む。第2セグメントは前縁近辺から後縁近辺まで翼
根から翼端近辺まで圧力側を部分的に含む。好ましく
は、翼形部はガスタービン航空機エンジンファン翼の翼
形部である。
と、合着された第1および第2セグメントとからなる。
第1および第2セグメントは共に中実翼形部を形成す
る。翼形部は前縁と、後縁と、圧力側と、吸引側と、翼
根と、翼端と、半径方向軸線とを有する。圧力側と吸引
側は前後両縁において互いに結合されて翼形を画成す
る。翼根はシャンク部に取付けられ、そして半径方向軸
線は、翼端に向かって外方にかつ翼根に向かって内方に
延在する。第1セグメントは本質的に金属材料からなり
そして第2セグメントは本質的に繊条複合材料からな
る。第1セグメントは翼根から翼端まで吸引側と前縁と
後縁をそれぞれ全体的に含み、さらに第1セグメントは
前縁近辺と後縁近辺で翼根から翼端まで圧力側を部分的
に含む。第2セグメントは前縁近辺から後縁近辺まで翼
根から翼端近辺まで圧力側を部分的に含む。好ましく
は、翼形部はガスタービン航空機エンジンファン翼の翼
形部である。
【0006】本発明のガスタービン翼から様々な利点が
得られる。翼の翼形部の第1セグメントは、本質的に金
属からなるので、翼例えば航空機ファン翼の鳥の衝突に
よる衝撃破損を最も起こしやすい部位において鳥の衝突
による破損に対する耐性をもたらす。翼の翼形部の第2
セグメントは、本質的に複合材料からなるので、翼例え
ば航空機ファン翼の鳥の衝撃破損を最も起こし難い部位
において重量を低減する。このような第2セグメントは
また修理しやすい。
得られる。翼の翼形部の第1セグメントは、本質的に金
属からなるので、翼例えば航空機ファン翼の鳥の衝突に
よる衝撃破損を最も起こしやすい部位において鳥の衝突
による破損に対する耐性をもたらす。翼の翼形部の第2
セグメントは、本質的に複合材料からなるので、翼例え
ば航空機ファン翼の鳥の衝撃破損を最も起こし難い部位
において重量を低減する。このような第2セグメントは
また修理しやすい。
【0007】
【実施例の記載】添付図面は本発明の好適実施例を示
し、全図を通じて同符号は同要素を表す。図1と図2は
本発明のガスタービン翼の第1好適実施例10の概略を
示す。ガスタービン翼10はシャンク部12と、合着さ
れた第1セグメント14と第2セグメント16とを含ん
でいる。通例、シャンク部12は翼台18とダブテール
20とを有し、翼台18は空気流の半径方向支承を助
け、ダブテール20はロータディスク(図示せず)に取
付けられる。第1セグメント14と第2セグメント16
は共に中実翼形部22を形成している。
し、全図を通じて同符号は同要素を表す。図1と図2は
本発明のガスタービン翼の第1好適実施例10の概略を
示す。ガスタービン翼10はシャンク部12と、合着さ
れた第1セグメント14と第2セグメント16とを含ん
でいる。通例、シャンク部12は翼台18とダブテール
20とを有し、翼台18は空気流の半径方向支承を助
け、ダブテール20はロータディスク(図示せず)に取
付けられる。第1セグメント14と第2セグメント16
は共に中実翼形部22を形成している。
【0008】翼形部22は前縁24と後縁26と圧力
(凹形)側28と吸引(凸形)側30と翼根32と翼端
34と半径方向軸線36とを有する。圧力側28と吸引
側30は前後両縁24、26において互いに結合されて
翼形を画成している。翼根32はシャンク部12に取付
けられている。半径方向軸線36は翼端34に向かって
外方にかつ翼根32に向かって内方に延在する。
(凹形)側28と吸引(凸形)側30と翼根32と翼端
34と半径方向軸線36とを有する。圧力側28と吸引
側30は前後両縁24、26において互いに結合されて
翼形を画成している。翼根32はシャンク部12に取付
けられている。半径方向軸線36は翼端34に向かって
外方にかつ翼根32に向かって内方に延在する。
【0009】第1セグメント14は本質的に金属材料か
らなり、そして好ましくは金属材料からなる。「金属」
という用語は合金を包含する。好ましくは第1セグメン
ト14は一体の金属セグメントである。一実施例におい
て、金属材料は本質的に(そして好ましくは完全に)チ
タンからなる。金属材料として選択し得る他のものは、
例えば、アルミニウム、コバルト、ニッケルまたは鋼で
あるが、これらに限定されない。第1セグメント14
は、吸引側30と前縁24と後縁26をそれぞれ全体的
に、全て翼根32から翼端34まで含み、さらに第1セ
グメント14は前縁24近辺と後縁26近辺で圧力側2
8を部分的に、全て翼根32から翼端34まで含んでい
る。好ましくは、翼端摩擦保護の改善のために、第1セ
グメント14は翼端34を全体的に含み、さらに、翼端
34近辺で前縁24から後縁26まで圧力側28を部分
的に含んでいる。
らなり、そして好ましくは金属材料からなる。「金属」
という用語は合金を包含する。好ましくは第1セグメン
ト14は一体の金属セグメントである。一実施例におい
て、金属材料は本質的に(そして好ましくは完全に)チ
タンからなる。金属材料として選択し得る他のものは、
例えば、アルミニウム、コバルト、ニッケルまたは鋼で
あるが、これらに限定されない。第1セグメント14
は、吸引側30と前縁24と後縁26をそれぞれ全体的
に、全て翼根32から翼端34まで含み、さらに第1セ
グメント14は前縁24近辺と後縁26近辺で圧力側2
8を部分的に、全て翼根32から翼端34まで含んでい
る。好ましくは、翼端摩擦保護の改善のために、第1セ
グメント14は翼端34を全体的に含み、さらに、翼端
34近辺で前縁24から後縁26まで圧力側28を部分
的に含んでいる。
【0010】第2セグメント16は本質的に複合材から
なり、そして好ましくは複合材からなる。「複合材」と
いう用語は任意の(金属または非金属)マトリックス結
合剤に埋め込んだ任意の(金属または非金属)繊条を有
する材料と定義される。ただし、「複合材」という用語
は金属マトリックスに埋め込んだ金属繊維(すなわち繊
条)を包含しない。好ましくは、第2セグメント16は
複合材の個別薄層の集積物である。一実施例において、
複合材料は本質的に(そして好ましくは完全に)、エポ
キシ(すなわちエポキシ樹脂)マトリックス結合剤に埋
め込んだ炭素繊条からなる。複合材料として選択し得る
他のものは、繊維ビスマレイミド、繊維ポリイミド、お
よび他の繊維エポキシ熱硬化性または熱可塑性樹脂およ
びそれらの混合物を包含するが、これらに限定されな
い。第2セグメント16は前縁24近辺から後縁26近
辺まで翼根32から翼端34近辺まで圧力側28を部分
的に含んでいる。繊条率と繊条方位は、職工の技能レベ
ル以内にあるように、遠心荷重と空気力学的荷重の下で
翼形部の全体的な剛性を保って翼の構造的固着を最少に
するように選定される。
なり、そして好ましくは複合材からなる。「複合材」と
いう用語は任意の(金属または非金属)マトリックス結
合剤に埋め込んだ任意の(金属または非金属)繊条を有
する材料と定義される。ただし、「複合材」という用語
は金属マトリックスに埋め込んだ金属繊維(すなわち繊
条)を包含しない。好ましくは、第2セグメント16は
複合材の個別薄層の集積物である。一実施例において、
複合材料は本質的に(そして好ましくは完全に)、エポ
キシ(すなわちエポキシ樹脂)マトリックス結合剤に埋
め込んだ炭素繊条からなる。複合材料として選択し得る
他のものは、繊維ビスマレイミド、繊維ポリイミド、お
よび他の繊維エポキシ熱硬化性または熱可塑性樹脂およ
びそれらの混合物を包含するが、これらに限定されな
い。第2セグメント16は前縁24近辺から後縁26近
辺まで翼根32から翼端34近辺まで圧力側28を部分
的に含んでいる。繊条率と繊条方位は、職工の技能レベ
ル以内にあるように、遠心荷重と空気力学的荷重の下で
翼形部の全体的な剛性を保って翼の構造的固着を最少に
するように選定される。
【0011】ガスタービン翼10は、吸引(凸)側30
が基準点を通る前に圧力(凹)側28が同じ基準点を通
るような方向に回転する。従って、鳥衝撃の跡は、主
に、前縁24近くの圧力側28の金属製第1セグメント
14の区域に存在し、次に、圧力側28の隣接する複合
材製第2セグメント16の区域に存在する。このような
複合材域は耐座屈性をもたらす。なぜならそれは引張状
態にあるからで、この状態は複合材にとって最善であ
る。翼形部22を構成する第2セグメント複合材料の後
述の割合は、重量および耐衝撃性因子の最適化を介した
工学的解析により決定されたものである。
が基準点を通る前に圧力(凹)側28が同じ基準点を通
るような方向に回転する。従って、鳥衝撃の跡は、主
に、前縁24近くの圧力側28の金属製第1セグメント
14の区域に存在し、次に、圧力側28の隣接する複合
材製第2セグメント16の区域に存在する。このような
複合材域は耐座屈性をもたらす。なぜならそれは引張状
態にあるからで、この状態は複合材にとって最善であ
る。翼形部22を構成する第2セグメント複合材料の後
述の割合は、重量および耐衝撃性因子の最適化を介した
工学的解析により決定されたものである。
【0012】好ましくは、第2セグメント16は圧力側
28の表面積のほぼ40〜90%(望ましくは50〜8
0%)を含み、そして翼形部22の体積のほぼ40〜9
0%(望ましくは50〜80%)を含む。一実施例にお
いて、第2セグメント16は圧力側28の表面積のほぼ
70%を含み、そして翼形部22の体積のほぼ70%を
含む。好適実施例では、圧力側28の第2セグメント1
6の表面積は単一閉図形によって囲まれ、そして第2セ
グメント16の体積は単一閉立体によって囲まれる。
28の表面積のほぼ40〜90%(望ましくは50〜8
0%)を含み、そして翼形部22の体積のほぼ40〜9
0%(望ましくは50〜80%)を含む。一実施例にお
いて、第2セグメント16は圧力側28の表面積のほぼ
70%を含み、そして翼形部22の体積のほぼ70%を
含む。好適実施例では、圧力側28の第2セグメント1
6の表面積は単一閉図形によって囲まれ、そして第2セ
グメント16の体積は単一閉立体によって囲まれる。
【0013】第2セグメント16は、前縁24と後縁2
6との間の圧力側28に沿う距離のほぼ15〜95%
(望ましくは50〜80%)にわたって圧力側28に沿
って概して翼弦方向に延在することが好ましい。一好適
実施例において、第2セグメント16は前縁24と後縁
26との間の圧力側28に沿う距離のほぼ60%にわた
って延在する。第2セグメント16は翼根32と翼端3
4との間の距離のほぼ60〜95%(好ましくはほぼ7
0〜95%)にわたって半径方向に延在することが望ま
しい。一実施例において、第2セグメント16は翼根3
2と翼端34との間の距離のほぼ90%にわたって半径
方向に延在する。
6との間の圧力側28に沿う距離のほぼ15〜95%
(望ましくは50〜80%)にわたって圧力側28に沿
って概して翼弦方向に延在することが好ましい。一好適
実施例において、第2セグメント16は前縁24と後縁
26との間の圧力側28に沿う距離のほぼ60%にわた
って延在する。第2セグメント16は翼根32と翼端3
4との間の距離のほぼ60〜95%(好ましくはほぼ7
0〜95%)にわたって半径方向に延在することが望ま
しい。一実施例において、第2セグメント16は翼根3
2と翼端34との間の距離のほぼ90%にわたって半径
方向に延在する。
【0014】一好適実施例において、複合材料は金属材
料の融点より低い温度で第1セグメント14から熱的に
除去可能である。これにより翼形部22は、鳥の衝突ま
たは異物の衝撃により破損した場合修理しやすい。もし
翼形部が複合材製第2セグメント16で破損すれば、複
合材料を熱的に除去し、金属製第1セグメント14を修
理し、そして新しい複合材料を再び取付ける。このよう
な翼破損のほとんどは最前列のガスタービン翼10で発
生するので、翼形部22はガスタービン航空機エンジン
ファン翼10の翼形部(あるいは、もしエンジンがファ
ンを持たなければ、ガスタービン航空機エンジン圧縮機
翼の翼形部)であることが好ましい。工学的解析によれ
ば、本発明のガスタービン翼10がガスタービン航空機
エンジンファン翼の形態の場合、その好適直径はほぼ4
5〜98インチでありそして翼端34での好適設計最高
速度はほぼ1550フィート毎秒より低い。このような
好適作動条件は、翼端温度が翼形部22の第2セグメン
ト16で使用される複合材料、例えば、エポキシ、ビス
マレイミド、およびポリイミド樹脂の使用温度を超えな
いことを保証する。
料の融点より低い温度で第1セグメント14から熱的に
除去可能である。これにより翼形部22は、鳥の衝突ま
たは異物の衝撃により破損した場合修理しやすい。もし
翼形部が複合材製第2セグメント16で破損すれば、複
合材料を熱的に除去し、金属製第1セグメント14を修
理し、そして新しい複合材料を再び取付ける。このよう
な翼破損のほとんどは最前列のガスタービン翼10で発
生するので、翼形部22はガスタービン航空機エンジン
ファン翼10の翼形部(あるいは、もしエンジンがファ
ンを持たなければ、ガスタービン航空機エンジン圧縮機
翼の翼形部)であることが好ましい。工学的解析によれ
ば、本発明のガスタービン翼10がガスタービン航空機
エンジンファン翼の形態の場合、その好適直径はほぼ4
5〜98インチでありそして翼端34での好適設計最高
速度はほぼ1550フィート毎秒より低い。このような
好適作動条件は、翼端温度が翼形部22の第2セグメン
ト16で使用される複合材料、例えば、エポキシ、ビス
マレイミド、およびポリイミド樹脂の使用温度を超えな
いことを保証する。
【0015】本発明のガスタービン翼10を製造する好
適方法は、オートクレーブ、圧縮成形、および樹脂移送
成形を包含するが、これらに限定されない。オートクレ
ーブを選んだ場合、金属製第1セグメント14は工具の
片側として作用するので、ツーリングが最少になる。前
述のように、繊条率と繊条方位は、職工の技能レベル以
内にあるように、遠心荷重と空気力学的荷重の下で翼形
部の全体的な剛性を保って翼の構造的固着を最少にする
ように選定される。
適方法は、オートクレーブ、圧縮成形、および樹脂移送
成形を包含するが、これらに限定されない。オートクレ
ーブを選んだ場合、金属製第1セグメント14は工具の
片側として作用するので、ツーリングが最少になる。前
述のように、繊条率と繊条方位は、職工の技能レベル以
内にあるように、遠心荷重と空気力学的荷重の下で翼形
部の全体的な剛性を保って翼の構造的固着を最少にする
ように選定される。
【0016】シャンク部12のダブテール20を圧力
(凹)側(図示せず)で部分的に複合材製にし得ること
に注意されたい。代替的に、ダブテール20は、複合材
製第2セグメント16を確実に捕捉しそしてダブテール
金属摩耗表面を呈するように金属くさびシステム(やは
り図示せず)を有し得る。また、複合材料は衝撃を受け
ると金属製第1セグメント14から離散するので、翼形
部22用の受止め構造体が比較的少なくてすむことに注
意されたい。
(凹)側(図示せず)で部分的に複合材製にし得ること
に注意されたい。代替的に、ダブテール20は、複合材
製第2セグメント16を確実に捕捉しそしてダブテール
金属摩耗表面を呈するように金属くさびシステム(やは
り図示せず)を有し得る。また、複合材料は衝撃を受け
ると金属製第1セグメント14から離散するので、翼形
部22用の受止め構造体が比較的少なくてすむことに注
意されたい。
【0017】以上、本発明の様々な好適実施例を例示の
目的で説明したが、本発明は開示した明確な態様に限定
されるものではなく、明らかに、上述の教示から多様な
改変が可能である。
目的で説明したが、本発明は開示した明確な態様に限定
されるものではなく、明らかに、上述の教示から多様な
改変が可能である。
【図1】本発明のガスタービン翼の好適なガスタービン
航空機エンジンファン翼実施例の概略側面図である。
航空機エンジンファン翼実施例の概略側面図である。
【図2】図1のガスタービン翼の翼形部の線2ー2に沿
う概略図である。
う概略図である。
10 ガスタービン翼 12 シャンク部 14 第1セグメント 16 第2セグメント 22 翼形部 24 前縁 26 後縁 28 圧力側 30 吸引側 32 翼根 34 翼端 36 半径方向軸線
Claims (10)
- 【請求項1】 シャンク部と、合着された第1および第
2セグメントとからなり、前記第1および第2セグメン
トは共に中実翼形部を形成し、この翼形部は(a)前縁
と、(b)後縁と、(c)圧力側と、(d)吸引側とを
含み、前記圧力側と前記吸引側は前後両縁において互い
に結合されて翼形を画成し、また前記翼形部は(e)前
記シャンク部に取付けられた翼根と、(f)翼端と、
(g)前記翼端に向かって外方にかつ前記翼根に向かっ
て内方に延在する半径方向軸線とを含み、前記第1セグ
メントは本質的に金属材料からなり、前記第1セグメン
トは前記吸引側と前記前縁と前記後縁をそれぞれ全体的
に、全て前記翼根から前記翼端まで含み、さらに前記第
1セグメントは前記前縁近辺と前記後縁近辺で前記圧力
側を部分的に、全て前記翼根から前記翼端まで含み、前
記第2セグメントは本質的に複合材料からなり、前記第
2セグメントは前記前縁近辺から前記後縁近辺まで前記
翼根から前記翼端近辺まで前記圧力側を部分的に含むよ
うになっているガスタービン翼。 - 【請求項2】 前記第1セグメントは前記翼端を全体的
に含みそしてさらに前記翼端近辺で前記前縁から前記後
縁まで前記圧力側を部分的に含む請求項1記載のガスタ
ービン翼。 - 【請求項3】 前記第2セグメントは前記圧力側の表面
積のほぼ40ないし90%を含みそして前記翼形部の体
積のほぼ40ないし90%を含む請求項1記載のガスタ
ービン翼。 - 【請求項4】 前記第2セグメントは、前記前縁と前記
後縁との間の前記圧力側に沿う距離のほぼ40ないし9
0%にわたって前記圧力側に沿って概して翼弦方向に延
在し、また前記第2セグメント16は前記翼根と前記翼
端との間の距離のほぼ60ないし95%にわたって半径
方向に延在する請求項1記載のガスタービン翼。 - 【請求項5】 前記第1セグメントは一体の金属セグメ
ントでありそして前記第2セグメントは複合材の個別薄
層の集積物である請求項1記載のガスタービン翼。 - 【請求項6】 前記金属材料は本質的にチタンからな
り、そして前記複合材料は本質的にエポキシマトリック
ス結合剤に埋め込んだ炭素繊条からなる請求項1記載の
ガスタービン翼。 - 【請求項7】 前記複合材は前記金属の融点より低い温
度で前記翼形部から熱的に除去可能である請求項1記載
のガスタービン翼。 - 【請求項8】 前記翼形部はガスタービン航空機エンジ
ンファン翼の翼形部である請求項1記載のガスタービン
翼。 - 【請求項9】 前記航空機エンジンファン翼はほぼ45
ないし98インチの直径を有する請求項8記載のガスタ
ービン翼。 - 【請求項10】 前記航空機エンジンファン翼は前記翼
端での設計最高速度がほぼ1550フィート毎秒より低
い請求項9記載のガスタービン翼。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US08/533479 | 1995-09-25 |
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Publication Number | Publication Date |
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