JP2013137021A - コンプライアントチップを含むエーロフォイル - Google Patents

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Abstract

【課題】異物衝突のときに、エーロフォイル表面歪みに対して抵抗力があるファンブレードを提供する。
【解決手段】本体部分105は、ルート部分106から半径方向外側に延在するように構成されており、チップ部分118は、ルート部分106および本体部分105から半径方向外側に延在するように構成されている。エーロフォイル102は、チップ部分118においてコンプライアントチップ120を含む。コンプライアントチップ120は、翼弦方向およびスパン方向にチップ部分118の少なくとも一部分に沿って延在している。コンプライアントチップ120は、チップ部分118に沿って波動伝播を提供するように構成されており、異物衝突のときに、チップ部分118および後縁116の近辺の臨界歪みが低減されるようになっている。
【選択図】図3

Description

本明細書の中で提示されている実施形態は、概して空気力学的表面に関し、より具体的には、エーロフォイルなどのような、異物衝突のときに経験される高度の表面歪みに対して抵抗力がある空気力学的表面の構成に関する。
タービンには、それに限定されないが、ガスタービンおよび蒸気タービン発電機器、ならびにガスタービン航空機エンジンが含まれる。タービンエンジンは、典型的に、コアエンジンに進入する空気の流れを圧縮するための高圧圧縮機を有するコアエンジンと、その中で燃料および圧縮空気の混合物が燃焼させられて推進用ガス流れを発生させる燃焼器と、推進用ガス流れによって回転させられ、高圧圧縮機を駆動するためにより大きな直径のシャフトによって接続された高圧タービンとを含む。典型的な前部ファンガスタービンエンジンは、前部ファン(高圧圧縮機の前方に設置されている)を駆動するためにより小さな直径の同軸のシャフトによって接続された低圧タービン(高圧タービンの後方に配置されている)が加えられている。低圧圧縮機は、ブースタ圧縮機、または単にブースタと称されることがある。
タービンエンジンのファンならびに高圧および低圧圧縮機は、シャンクまたはダブテイル部分に取り付けられたエーロフォイル部分をそれぞれ含むタービンブレードを有する。従来のガスタービンブレード設計は、完全にチタンなどのような金属から作られたエーロフォイル部分、または、完全に連続繊維強化複合材料(CFRC)から作られたエーロフォイル部分を典型的に有する。全金属ブレードは、重量がより重くなり、結果として、燃料性能がより低くなり、より頑丈なブレード付属品が必要になるが、より軽い全複合材ブレードは、鳥吸い込み事象などのような異物衝突による損傷の影響をより受けやすい。既知のハイブリッドブレードは、腐食および異物衝突のための表面クラッディング(表面クラッディングのブレードチップならびに前縁および後縁部分だけは、金属を含む)によって被覆されたエーロフォイル形状を有する複合材ブレードを含む。ガスタービンファンブレードは、典型的には、ガスタービン航空機エンジンにおいて最大の(したがって、最大重量の)ブレードであり、前部ファンブレードは、バードストライクによって衝突される最初のものである。複合材ブレードは、典型的には、重量が主要な関心事である用途において使用されてきた。しかし、複合材ブレードは、その薄さに起因して、ブレードに高い歪み領域を発達させる可能性があり、それは、異物衝突のときに破壊されやすい可能性がある。ブレードの中の歪みレベルを低下させるために、複合材ブレードの動的応答を変化させることが望ましい。
したがって、異物衝突のときに経験される高度のエーロフォイル表面歪みに対して抵抗力がある軽量エーロフォイルを提供する改善されたファンブレードに対する要求がある。
例示の一実施形態によれば、エーロフォイルは、ルート部分、本体部分、およびチップ部分と、吸い込み側面および圧力側面と、コンプライアントチップとを含む。本体部分は、ルート部分から半径方向外側に延在するように構成されており、チップ部分は、ルート部分および本体部分から半径方向外側に延在するように構成されている。吸い込み側面および圧力側面は、前縁において、および、前縁から翼弦方向および下流方向に離隔した後縁において、一緒に連結されている。コンプライアントチップは、翼弦方向およびスパン方向にチップ部分の少なくとも一部分に沿って延在している。コンプライアントチップは、チップ部分に沿って波動伝播を提供するように構成されており、異物衝突のときに、チップ部分および後縁の近辺の臨界歪みが低減されるようになっている。
別の例示の実施形態によれば、ファン組立体が開示されている。ファン組立体は、ディスクと、ディスクに連結された複数のファンブレードとを含む。複数のファンブレードのそれぞれのブレードが、ルート部分、本体部分、およびチップ部分と、吸い込み側面および圧力側面と、コンプライアントチップとを含む。本体部分は、ルート部分から半径方向外側に延在するように構成されており、チップ部分は、ルート部分および本体部分から半径方向外側に延在するように構成されている。吸い込み側面および圧力側面は、前縁において、および、前縁から翼弦方向および下流方向に離隔した後縁において、一緒に連結されている。コンプライアントチップは、翼弦方向およびスパン方向にチップ部分の少なくとも一部分に沿って延在している。コンプライアントチップは、チップ部分に沿って波動伝播を提供するように構成されており、異物衝突のときに、チップ部分および後縁の近辺の臨界歪みが低減されるようになっている。
さらに別の例示の実施形態によれば、ファンエンジンが開示されている。ファンエンジンは、主流路を通過する燃焼ガスを発生させるのに効果的なコアエンジンと、コアエンジンの後方にある動力タービンであって、駆動シャフトを回転させるのに効果的な第1および第2の反対方向に回転可能な互いにかみ合うタービンブレード列を含む、動力タービンと、駆動シャフトに接続されたファンブレード列を含む、コアエンジンの前方のファンセクションであって、ファンブレード列は、複数のエーロフォイルを含む、ファンセクションとを含み、それぞれのエーロフォイルが、ルート部分、本体部分、およびチップ部分と、吸い込み側面および圧力側面と、コンプライアントチップとを含む。本体部分は、ルート部分から半径方向外側に延在するように構成されており、チップ部分は、ルート部分および本体部分から半径方向外側に延在するように構成されている。吸い込み側面および圧力側面は、前縁において、および、前縁から翼弦方向および下流方向に離隔した後縁において、一緒に連結されている。コンプライアントチップは、翼弦方向およびスパン方向にチップ部分の少なくとも一部分に沿って延在している。コンプライアントチップは、チップ部分に沿って波動伝播を提供するように構成されており、異物衝突のときに、チップ部分および後縁の近辺の臨界歪みが低減されるようになっている。
本出願のこれらの特徴および改善ならびに他の特徴および改善は、複数の図面および添付の特許請求の範囲と共に以下の詳細の説明を検討すれば、当業者に明らかになるであろう。
本発明のこれらおよび他の特徴、態様、および利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読めば、より良く理解されるであろう。添付の図面において、同様の符号は、全図面にわたり同様の部品を表している。
実施形態にしたがって、コンプライアントチップを有するエーロフォイルを含むターボファンガスタービンエンジンを図示する概略断面図である。 実施形態にしたがって、コンプライアントチップを有するエーロフォイルを含むダクトのない二重反転ファンエンジンを図示する概略断面図である。 エーロフォイルの斜視図であり、実施形態にしたがって、コンプライアントチップを示す図である。 エーロフォイルの側面図であり、実施形態にしたがって、コンプライアントチップを示す図である。 コンプライアントチップを含む例示のエーロフォイルの概略分解図であり、実施形態にしたがって、圧力側面、吸い込み側面、および上部部分を図示する図である。 コンプライアントチップを含む例示のエーロフォイルの概略分解図であり、実施形態にしたがって、圧力側面、吸い込み側面、および上部部分を図示する図である。 コンプライアントチップを含む例示のエーロフォイルの概略分解図であり、実施形態にしたがって、圧力側面、吸い込み側面、および上部部分を図示する図である。 コンプライアントチップを含む例示のエーロフォイルの分解図であり、実施形態にしたがって、コンプライアントチップが主要なエーロフォイルに接合される態様を図示する図である。 実施形態による、図8のエーロフォイルの概略部分断面図である。 コンプライアントチップを含む例示のエーロフォイルの分解図であり、実施形態にしたがって、コンプライアントチップが主要なエーロフォイルに接合される態様を図示する図である。 実施形態による、図10のエーロフォイルの概略部分断面図である。 コンプライアントチップを含む例示のエーロフォイルの分解図であり、実施形態にしたがって、コンプライアントチップが主要なエーロフォイルに接合される態様を図示する図である。 実施形態による、図12のエーロフォイルの概略部分断面図である。
概して提供されるのは、それに限定されないが、空気力学表面を組み込んだデバイスにおいて使用するための、より詳細には、回転デバイスにおいて使用するためなどのエーロフォイルを製作する例示の装置および方法である。本明細書の中で説明されている実施形態は、限定するものではなく、むしろ単なる例示である。本明細書の中で開示されているエーロフォイルを製作する例示の装置および方法は、それに限定されないが、ファンブレード、ロータブレード、ダクト内にあるファンブレード、ダクトのないファンブレード、タービンエンジン、および風力タービンなどのような、任意のタイプのエーロフォイルまたは空気力学的表面に適用されることが可能であるということが理解されるべきである。より具体的には、本明細書の中で開示されているエーロフォイルを製作する例示の装置および方法は、激突する異物を受ける任意のエーロフォイルまたは空気力学的表面に適用されることが可能である。
本明細書の中で説明されている実施形態は、ターボファンエンジンに関連して説明され、ターボファンエンジンは、また、本明細書の中でタービンエンジンおよびオープンロータ推進システムとも称され、また、本明細書の中でダクトのない二重反転前部ファン高バイパス比エンジン、またはUDFとも称されるが、適切な修正により、装置および方法は、激突する異物を受けるエーロフォイルを含む任意のデバイスに適することが可能であり、それにとって、異物衝突のときに経験される高度の表面歪みに対する抵抗が重要であるということが当業者に明らかであるべきである。
ここで、図1を参照すると、例示のターボファンガスタービンエンジン組立体10の概略図が示されており、ターボファンガスタービンエンジン組立体10は、長手方向に延在する軸線、または、前部から後部へ(図1の左側から右側へ)エンジン組立体10を通って延在する中心線12を有している。図示された例示のエンジンを通る流れは、一般的に、前部から後部へ向かう方向である。中心線と平行な方向であって、エンジンの前部へ向かい、エンジンの後部から離れる方向は、本明細書の中で「上流」方向14と称され、一方、中心線と平行な反対方向は、本明細書の中で「下流」方向16と称されることになる。
エンジン組立体10は、一般的にエンジンを画定する外側シェルまたはナセル18を有している。また、エンジン組立体10は、取り入れ口側20、コアエンジン排気側22、およびファン排気側24も含む。取り入れ口側20は、ナセル18の前部開口部に設置された取り入れ口26を含んでおり、エンジンの中への流れは、取り入れ口26を通って進入する。ファン排気側24は、ナセル18の後方端部に設置された排気部またはノズル(図示せず)を含む。流れは、排気部からエンジン組立体10を出ていく。
コアエンジンは、ナセル18の内側に配置されており、ファン組立体30と、ブースタ圧縮機32と、コアガスタービンエンジン34と、低圧タービン36とを含んでおり、低圧タービン36は、ファン組立体30およびブースタ圧縮機32に連結されている。ファン組立体30は、ファンロータディスク42から実質的に半径方向外側に延在する複数のファンブレード40、またはエーロフォイルを含む。以下に説明されるように、異物衝突のときに経験される高度の表面歪みに抵抗するために、ファンブレード40は、本明細書の中で説明されるようなコンプライアントチップを含むように構成されることが可能である。
コアガスタービンエンジン34は、高圧圧縮機44、燃焼器46、および高圧タービン48を含む。ブースタ圧縮機32は、第1の駆動シャフト54に連結された圧縮機ロータディスク52から実質的に半径方向外側に延在する複数のブレード50を含む。高圧圧縮機44および高圧タービン48は、第2の駆動シャフト56によって一緒に連結されている。
作動中、取り入れ口側20を通ってエンジン組立体10に進入する空気は、ファン組立体30によって圧縮される。ファン組立体30を出ていく空気流は分割され、空気流の一部分が、より詳細には、圧縮空気流58が、ブースタ圧縮機32に向かい、空気流の残りの部分59が、ブースタ圧縮機32およびコアタービンエンジン34をバイパスし、固定静翼列を通ってエンジン組立体10を出ていくようになっている。固定静翼列は、より詳細には、出口ガイドベーン組立体38であり、ファン排気側24において、複数のエーロフォイルガイドベーン39を含む。より具体的には、半径方向に延在するエーロフォイルガイドベーン39の円周方向列は、ファン組立体30の近隣で、空気の流れ59の方向制御を行うために利用される。複数のロータブレード50が圧縮空気流58を圧縮し、コアガスタービンエンジン34に向けて圧縮空気流58を供給する。空気流58は、高圧圧縮機44によってさらに圧縮され、燃焼器46へ供給される。燃焼器46からの空気流58は、回転タービン36および48を駆動し、コア排気側22を通ってエンジン組立体10を出ていく。
ここで、図2を参照すると、実施形態にしたがって、コンプライアントチップを有するエーロフォイルを含む、ダクトのない二重反転ファンエンジン60が図示されている。より具体的には、エンジン組立体60が図示されており、エンジン組立体60は、前部から後部へ(図2の左側から右側へ)エンジン組立体60を通って延在する長手方向の中心線軸線62を有している。図示された例示のエンジンを通る流れは、一般的に、前部から後部へ向かう方向である。中心線軸線62と平行な方向であって、エンジンの前部へ向かい、エンジンの後部から離れる方向は、本明細書の中で「上流」方向64と称され、一方、中心線軸線62と平行な反対方向は、本明細書の中で「下流」方向66と称されることになる。
エンジン組立体60は、中心線軸線62の周りに同軸に配置された外側シェル、または外側ケーシング68を有している。外側ケーシング68は、従来、ナセルと称されており、エンジンコンポーネントを何も支持していないという点で非構造的である。したがって、それは、アルミニウムおよび/または複合材料などのような薄板金属から構成されることが可能である。
また、エンジン組立体60は、コアエンジン70と称されるガス発生器も含む。そのようなコアエンジンは、圧縮機72、燃焼器74、および単段または多段のいずれかの高圧タービン76を含む。
エンジン60の前方部分には、前部ファンセクション78が備えられている。ファンセクション78は、内側二重反転シャフト82の前方端に接続された第1のファンブレード列80を含んでおり、内側二重反転シャフト82は、動力タービン84とファンセクション78との間に延在している。前方ファンセクション78は、外側駆動シャフト88の前方端に接続された第2のファンブレード列86を含んでおり、外側駆動シャフト88も、動力タービン84とファンセクション78との間に接続されている。第1および第2のファンブレード列80および86のそれぞれは、円周方向に離隔された複数のエーロフォイル90、またはファンブレードを含む。ファンブレード列80および86は、二重反転し、より高いディスク負荷および推進効率を提供する。二重反転ファンブレード列86は、二重反転ファンブレード列80によって付与される円周方向成分の空気の渦を除去することに役立つということが認識されるべきである。以下に説明されるように、異物衝突のときに経験される高度の表面歪みに抵抗し、より強固なファンブレードを提供するために、ブレード列80および86のエーロフォイル90は、本明細書の中で説明されるようなコンプライアントチップを含むように構成されることが可能である。
ここで、図3および図4を見ると、実施形態にしたがって、異物衝突のときに経験される高度の表面歪みに抵抗するように構成された例示のファンブレードが図示されている。とりわけ、図3は、空気力学的表面の実施形態の斜視図であり、より詳細には、本明細書の中で開示されているようなコンプライアントチップを含むエーロフォイルを具体化したファンブレードの実施形態の斜視図である。図4は、図3のエーロフォイルの圧力側の側面図であり、同様の部分は、同じように参照されている。より詳細には、ファンブレード100が図示されており、ファンブレード100は、一般的に、図1および図2のファンブレード40、80、および86と同様であり、それぞれ、一般的に図1のエンジン組立体10と同様のターボファンガスエンジン組立体の中で使用されることが可能であり、または、一般的に図2のエンジン組立体60と同様のオープンロータエンジン組立体の中で使用されることが可能である。好適な実施形態では、ファンブレード100は、前方または後方に位置付けられたブレード列の中に存在することが可能である。実施形態では、ファンブレード100は、エーロフォイル102、プラットフォーム104、およびルート部分106を含む。代替例として、エーロフォイル102は、それに限定されないが、ロータブレードおよび/またはタービンブレードで使用されることが可能である。エーロフォイル102は、本体部分105およびチップ部分118をさらに含み、本体部分105は、ルート部分106から半径方向外側に延在するように構成されており、チップ部分118は、ルート部分106および本体部分105から半径方向外側に延在するように構成されている。
実施形態では、ルート部分106は、一体型ダブテイル108を含んでおり、一体型ダブテイル108は、エーロフォイル102が、ファンロータディスクなどのようなディスクに装着されることを可能にする。エーロフォイル102は、第1の湾曲側壁部110および第2の湾曲側壁部112を含む。具体的には、実施形態では、第1の湾曲側壁部110は、エーロフォイル102の吸い込み側面111を画定し、第2の湾曲側壁部112は、エーロフォイル102の圧力側面113を画定している。側壁部110および112は、前縁114において、および、軸線方向に離隔した後縁116において、一緒に連結されている。後縁116は、前縁114から翼弦方向および下流方向に離隔している。エーロフォイル102は、前縁114から後縁116へ延在する圧力側面113および吸い込み側面111との間で測定される厚さを含み、それによって、エーロフォイルの厚さは、スパン方向に変化する。圧力側面113および吸い込み側面111、より詳細には、それぞれ第1の湾曲側壁部110および第2の湾曲側壁部112は、ルート部分106からチップ部分118へ、それぞれ長手方向または半径方向外側に延在している。代替例として、エーロフォイル102は、任意の従来の形状を有することが可能であり、ダブテイル108またはプラットフォーム部分104を備えているか、または備えていない。例えば、エーロフォイル102は、ブリスクタイプ構成でロータディスクと一体に形成されることが可能であり、ブリスクタイプ構成は、ダブテイル108およびプラットフォーム部分104を含まない。
実施形態では、エーロフォイル102は、チップ部分118においてコンプライアントチップ120を含む。コンプライアントチップ120は、チップ部分118の少なくとも一部分に沿って、「x」で示される翼弦方向、および「y」で示されるスパン方向に延在している。コンプライアントチップ120は、チップ部分118に沿って波動伝播を提供するように構成されており、異物衝突のときに、チップ部分118および後縁116の近辺の臨界歪みが低減されるようになっている。
実施形態では、コンプライアントチップ120は、エーロフォイル102の一部分によって画定されており、それは、それに限定されないが、ポリウレタン、ポリ尿素、フルオロエラストマー(FPM)、ニトリルゴム、エチレンプロピレンジエンモノマー(M−クラス)ゴム(EPDM)ゴム、エポキシ、または、それらの組み合わせなどのようなコンプライアント材料122(隠線で示されている)から構成されている。実施形態では、材料は、追加的な強度または剛性のために、いくらかの繊維強化材(例えば、ガラス繊維)を含有することが可能である。コンプライアント材料122は、エーロフォイル102の本体部分105を形成する基部材料124と比較して低い剛性を有している。そのうえ、コンプライアント材料122は、高められた歪み能力を有し、それによって、より強固なエーロフォイル102を提供する。
例示の実施形態では、コンプライアントチップ120は、衝突条件下にあるときのエーロフォイル102の動力学、より詳細にはファンブレード100の動力学を変化させ、チップ領域118および後縁116の近くの臨界歪みが低減されるような態様で、チップ領域118に沿って波動伝播が発生するようになっている。薄板の屈曲波についての波動速度CBは、下記のように与えられる。
ここで、ω:周波数
h:板厚
E、ρ、ν:それぞれ、媒体(板)の弾性率、密度、ポアソン比
所望の効果を実現するために、コンプライアントチップ120は、波動速度がブレード100の基部材料124の中の波動速度の少なくとも2倍変化するように選ばれたコンプライアント材料122から構成されている。実施形態では、コンプライアントチップ120は、基部ブレード材料124よりも少なくとも2倍小さい波動速度を有する材料122から構成されている。さらに別の実施形態では、コンプライアントチップ120は、基部ブレード材料124よりも少なくとも2倍大きい波動速度を有する材料122から構成されている。そのうえ、コンプライアントチップ120は、基部ブレード材料124と比較して、高い破断点歪み(strain−to−failure)の材料から構成されている。実施形態では、コンプライアント材料122は、基部ブレード材料124よりもおおよそ8〜10倍柔軟な剛性パラメータを含む。本明細書の中で開示されているような新規なコンプライアントチップ120は、エーロフォイル102が異物衝突のときに経験される高度の表面歪みに抵抗することを可能にする。コンプライアントチップ120を形成するためにコンプライアント材料122を含むことによって、衝突事象下のファンブレード100の動的応答が変化する。これによって、衝突シナリオのときに、後縁116の任意のホイッピング作用(whipping action)が、より詳細には後縁角部119において、最小化されることが可能であるということが、分析によって示された。そして、これによって、後縁116に沿って発達する歪み集中が低減されることが可能である。後縁116における歪みを低減することによって、ファンブレード100は、より強固になり、衝突事象のときに破壊される傾向が低くなる。
図4に最も良く図示されているように、エーロフォイル102は、後縁116においてハイブリッド後縁材料117(点線で示されている)をさらに含むことが可能である。より具体的には、エーロフォイル102は、より高い歪み能力を有する後縁116を形成するために、それに限定されないが、S−ガラスなどのような材料を含むことが可能である。そのうえ、エーロフォイル102は、金属の前縁115をさらに含むことが可能である。
ここで図5〜図10を参照すると、ブレードの様々な構成が図示されおり、ブレードは、コンプライアントチップ部分を含み、図3および図4のブレード100と同様であり、図1のエンジン組立体10または図2のエンジン組立体60などのようなエンジン組立体の中で使用するためのものである。図5〜図7は、コンプライアントチップを含む例示のエーロフォイルを概略分解図で図示しており、実施形態による圧力側面、吸い込み側面、および上部部分を図示している。図8〜図13は、エーロフォイル吸い込み側面の側面図、および、エーロフォイルの本体部分に対するコンプライアントチップの取り付け構成を示す概略部分断面の端面図を図示している。図5〜図10および開示されている実施形態を通して、同様の要素は同様の番号を有するということが理解されるべきである。
図5に図示されているのは、ファンブレードなどのような、コンプライアントチップを含むブレード130である。より具体的には、ブレード圧力側面132と、ブレード吸い込み側面134と、ブレード上部側面136とを含むブレード130が図示されている。ブレード130は、コンプライアントチップ138を含むように構成されており、コンプライアントチップ138は、金属チップキャップなどのようなチップキャップ142の中に配置されたコンプライアント材料140から構成されており、ブレード130の一部分として形成されている。コンプライアント材料140は、ブレード上部側面136の上に露出されている。ブレード130は、基部材料144からさらに構成されており、基部材料144は、当分野においてよく知られているものなどのような複合材料から典型的に構成されている。本明細書の中で使用されているように、用語「複合材料」は、熱硬化性または熱可塑性の樹脂マトリックスの中に高強度繊維を含有する材料を参照している。ブレード130は、金属の前縁146、ハイブリッドの後縁148、圧力側面クラッディング150、および複合材の本体部分152をさらに含むことが可能である。
図6に図示されているのは、ファンブレードなどのような、コンプライアントチップを含むブレード160を図示する別の実施形態である。より具体的には、ブレード160が図示されており、ブレード圧力側面162と、ブレード吸い込み側面164と、ブレード上部側面166とが示されている。ブレード160は、コンプライアントチップ138を含むように構成されており、コンプライアントチップ138は、コンプライアント材料140から構成されている。コンプライアント材料140は、スパン方向にエーロフォイルの長さの少なくとも一部分に沿って、および、翼弦方向にエーロフォイルの翼弦長さの少なくとも一部分に沿って、ブレード上部側面166、ブレード圧力側面162、およびブレード吸い込み側面164の上に露出されている。ブレード130は、チップキャップ142および基部材料144からさらに構成されており、チップキャップ142は、典型的に金属材料から構成されており、基部材料144は、当分野においてよく知られているものなどのような複合材料から典型的に構成されている。ブレード130は、金属の前縁146、ハイブリッドの後縁148、圧力側面クラッディング150、および複合材の本体部分152をさらに含むことが可能である。
図7に図示されているのは、ファンブレードなどのような、コンプライアントチップを含むブレード170のさらに別の実施形態である。より具体的には、ブレード170が図示されており、ブレード圧力側面172と、ブレード吸い込み側面174と、ブレード上部側面176とが示されている。ブレード170は、コンプライアントチップ138を含むように構成されており、コンプライアントチップ138は、コンプライアント材料140から構成されている。コンプライアント材料140は、スパン方向にエーロフォイルの長さの少なくとも一部分に沿って、および、翼弦方向にエーロフォイルの翼弦長さの少なくとも一部分に沿って、ブレード上部側面176およびブレード吸い込み側面174の上に露出されている。コンプライアント材料140は、典型的に金属材料で構成されたチップキャップ142によって、ブレード圧力側面172の上が被覆されている。ブレード130は、基部材料144からさらに構成されており、基部材料144は、当分野においてよく知られているものなどのような複合材料から典型的に構成されている。ブレード130は、金属の前縁146、ハイブリッドの後縁148、圧力側面クラッディング150、および複合材の本体部分152をさらに含むことが可能である。
ここで、図8〜図13を参照すると、概略分解側面図および概略部分断面の端面図で図示されているのは、実施形態による、コンプライアントチップを有するエーロフォイルの複数の構成である。開示されている実施形態を通じて、同様の要素は同様の番号を有するということが理解されるべきである。
図8および図9に図示されているのは、コンプライアントチップ182を含むエーロフォイル180である。エーロフォイル180は、図6のエーロフォイル160と概して同様に構成されており、コンプライアントチップ182を形成するコンプライアント材料184は、圧力側面186、吸い込み側面188、およびブレード上部側面190の上に露出されている。図示されている実施形態では、コンプライアントチップ182、およびエーロフォイル180の本体部分192の最上部分は、部分断面図の端面図の図9に最も良く図示されているように溝形(tongue−in−groove)に協働する構成を有して形成されている。より具体的には、コンプライアントチップ182は、突出した下側部分194を含み、下側部分194は、エーロフォイル180の本体部分192の最上縁部198の上に形成された溝部196の中に着座するように構成されている。コンプライアントチップ182は、ポリウレタン材料から形成されることが可能であり、それは、エーロフォイル180の本体に対して位置付けられるとき、エーロフォイル180の基部材料を含む複合材料の中に形成された溝部187の中へ着座する。そのような構成は、コンプライアントチップ182と下にある基部材料との間の接触表面を増加させ、したがって、これらのコンポーネントの間の接着を向上させる。また、それは、製造の視点からも好ましい。図10および図11に図示されているのは、コンプライアントチップ202を含むエーロフォイル200である。エーロフォイル200は、図6のエーロフォイル160と概して同様に構成されており、コンプライアントチップ202を形成するコンプライアント材料204は、圧力側面206、吸い込み側面208、およびブレード上部側面210の上に露出されている。図示されている実施形態では、コンプライアントチップ202、およびエーロフォイル200の本体部分212の最上部分は、部分断面図の端面図の図11に最も良く図示されているように溝形に協働する構成を有して形成されている。より具体的には、エーロフォイル200の本体部分212は、突出した縁部214を含み、縁部214は、コンプライアントチップ202の中に形成された溝部216の中に着座するように構成されている。コンプライアントチップ202は、ポリウレタン材料から形成されることが可能であり、それは、エーロフォイル200の本体に対して位置付けられるとき、エーロフォイル200の基部材料を含む複合材料の中に形成された突出した縁部214の上に着座する。上述の構成と同様に、この構成は、コンプライアントチップ202と基部材料との間に高められた接着を提供し、製作の視点からも好ましい可能性がある。
図12および図13に図示されているのは、コンプライアントチップ222を含むエーロフォイル220である。エーロフォイル220は、図6のエーロフォイル160と概して同様に構成されており、コンプライアントチップ222を形成するコンプライアント材料224は、圧力側面226、吸い込み側面228、およびブレード上部側面230の上に露出されている。図示されている実施形態では、コンプライアントチップ222、およびエーロフォイル200の本体部分232の最上部分は、部分断面図の端面図の図13に最も良く図示されているように溝形に協働する構成を有して形成されており、概して、図10および図11に示されている実施形態と同じ態様で構成されている。前述の実施形態とは対照的に、この特定の構成では、エーロフォイル220の本体部分232の最上部分は、突出した縁部234を含んでおり、突出した縁部234は、コンプライアントチップ222の中に形成された溝部236の中に着座するように構成されているが、コンプライアントチップ222のものと同様の全体的な縁部構成を有するように形状付けられており、コンプライアント材料だけから構成されたコンプライアントチップ後縁240を提供し、したがって、図10および図11のコンプライアントチップ202よりも動的応答を変更した。前述のように、コンプライアントチップ232は、ポリウレタン材料から形成されることが可能であり、それは、エーロフォイル220の本体に対して位置付けられるとき、エーロフォイル220の基部材料を含む複合材料の中に形成された突出した縁部234の上に着座する。この構成は、製作および接着性に関して、前述の2つの構成と同じ利益を提供するが、コンプライアントチップ222と本体部分232との間でそのように徐々に移行するということによって、移行領域の中の歪みが高められないことを確実にする。このような態様で構成されたコンプライアントチップを含むエーロフォイルは、異物衝突に応答してブレードの歪みおよび後縁の非定常のホイッピング作用を結果的に生じる非定常空気力学に対処している。より具体的には、本明細書の中で説明されるように構成されたコンプライアントチップを含むエーロフォイルは、エーロフォイルの上に激突する異物の非定常なエーロフォイルの応答の低減を促進し、歪みおよび波動伝播が低減されることが促進されるようになっている。後縁における歪み、より詳細には、後縁角部における歪みを低減することによって、ファンブレードは、衝突事象のときに破壊される傾向が低くなる。上流に激突する異物に応答して振動する後縁から生じるエーロフォイルの上の歪みを低減すること、および、それによって、エーロフォイルの上に高度の非定常圧力変動を発生させることは、後縁においてより強固な応答を提供しながらエーロフォイルの全体重量を低減することなどのような、エンジンシステムの性能改善を促進することが可能である。結果として、コンプライアントチップのない標準的なエーロフォイルを使用するエンジンと比較して、エンジンの効率および性能が、改善されるよう促進される。ブレードまたは静翼の重量を増加せることなく、空気力学性能を実質的に減少させることなく、および、全体的なエンジンシステムの上の任意のその他の衝突なしに、エーロフォイルの歪みおよび空気力学的負荷を低減することが実現される(長さ、重量、構造など)。
ファンブレードを含むエーロフォイルの例示の実施形態が、上記に詳細に説明されている。エーロフォイルは、本明細書の中に説明されている特定の実施形態に限定されず、むしろ、ファンブレード、ステータ、機体、または非定常流体流れなどのような、異物衝突を受ける任意のタイプのエーロフォイルに適用されることが可能である。本明細書の中で説明されたエーロフォイルは、他のエンジンと共に他のブレードシステムコンポーネントと組み合わせて使用されることが可能である。
本開示は、典型的な実施形態の中で図示および説明されてきたが、本開示の精神から決して逸脱することなく、様々な修正例および置換例がなされることが可能であるので、示されている詳細に限定されることが意図されてはいない。そのように、本明細書の中で開示された開示のさらなる修正例および均等物は、単なる決まりきった実験を使用して当業者が考え付く可能性があるが、全てのそのような修正例および均等物は、以下に続く特許請求の範囲によって画定されるような開示の精神および範囲の中にあると考えられる。
10 エンジン組立体
12 長手方向の中心線軸線
14 上流方向
16 下流方向
18 外側シェル/ナセル
20 取り入れ口側
22 コアエンジン排気側
24 ファン排気側
26 取り入れ口
30 ファン組立体
32 ブースタ圧縮機
34 コアガスタービンエンジン
36 低圧タービン
38 出口ガイドベーン組立体
39 エーロフォイルガイドベーン
40 複数のファンブレード
42 ファンロータディスク
44 高圧圧縮機
46 燃焼器
48 高圧タービン
50 複数のブレード(ブースタ圧縮機)
52 圧縮機ロータディスク
54 第1の駆動シャフト
56 第2の駆動シャフト
58 圧縮空気流
59 空気流の残りの部分
60 エンジン組立体
62 長手方向の中心線軸線
64 上流方向
66 下流方向
68 外側シェル/ナセル
70 コアエンジン
72 圧縮機
74 燃焼器
76 高圧タービン
78 前部ファンセクション
80 第1のファンブレード列
82 内側二重反転シャフト
84 動力タービン
86 第2のファンブレード列
88 外側駆動シャフト
90 複数の円周方向に離隔されたエーロフォイル/ファンブレード
100 ファンブレード
102 エーロフォイル
104 プラットフォーム
105 本体部分
106 ルート部分
108 一体型ダブテイル
110 第1の湾曲側壁部
111 吸い込み側面
112 第2の湾曲側壁部
113 圧力側面
114 前縁
115 金属の前縁
116 後縁
117 ハイブリッド後縁材料
118 チップ部分
119 後縁角部
120 コンプライアントチップ
122 コンプライアント材料
124 基部材料
130 ファンブレード
132 ブレード圧力側面
134 ブレード吸い込み側面
136 ブレード上部側面
138 コンプライアントチップ
140 コンプライアント材料
142 チップキャップ
144 基部材料−複合材
146 金属の前縁
148 ハイブリッドの後縁
150 圧力側面クラッディング
152 複合材の基部部分
160 ブレード
162 ブレード圧力側面
164 ブレード吸い込み側面
166 ブレード上部側面
170 ブレード
172 ブレード圧力側面
174 ブレード吸い込み側面
176 ブレード上部側面
180 ブレード
182 コンプライアントチップ
184 コンプライアントチップ材料
186 ブレード圧力側面
188 ブレード吸い込み側面
190 ブレード上部側面
192 チップ領域
194 突出した下側部分
196 溝部
198 エーロフォイル180の最上縁部
200 ブレード
202 コンプライアントチップ
204 コンプライアントチップ材料
206 ブレード圧力側面
208 ブレード吸い込み側面
210 ブレード上部側面
212 チップ領域
214 突出した下側部分
216 溝部
218 エーロフォイル180の最上縁部
220 ブレード
222 コンプライアントチップ
224 コンプライアントチップ材料
226 ブレード圧力側面
228 ブレード吸い込み側面
230 ブレード上部側面
232 コンプライアントチップ
232 本体部分
234 突出した下側部分
236 溝部
238 エーロフォイル180の最上縁部
240 より厚い後縁240

Claims (12)

  1. ルート部分(106)、本体部分(105)、およびチップ部分(118)であって、前記本体部分(105)は、前記ルート部分(106)から半径方向外側に延在するように構成されており、前記チップ部分(118)は、前記ルート部分(106)および前記本体部分(105)から半径方向外側に延在するように構成されている、ルート部分(106)、本体部分(105)、およびチップ部分(118)と、
    前縁(114)において、および、前記前縁(114)から翼弦方向および下流方向に離隔した後縁(116)において、一緒に連結された吸い込み側面(111、134)および圧力側面(113、132)と、
    翼弦方向およびスパン方向に前記チップ部分(118)の少なくとも一部分に沿って延在するコンプライアントチップ(120)とを含む、エーロフォイル(102)であって、
    前記コンプライアントチップ(120)は、前記チップ部分(118)に沿って波動伝播を提供するように構成されており、異物衝突のときに、前記チップ部分(118)および前記後縁(116)の近辺の臨界歪みが低減されるようになっている、エーロフォイル(102)。
  2. 前記コンプライアントチップ(120)は、コンプライアント材料(122)から構成されている、請求項1記載のエーロフォイル。
  3. 前記コンプライアント材料(122)は、ポリウレタン、ポリ尿素、フルオロエラストマー(FPM)、ニトリルゴム、エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)ゴム、およびエポキシのうちの少なくとも1つである、請求項2記載のエーロフォイル。
  4. 前記後縁(116)は、ハイブリッド材料(117)から構成されている、請求項1記載のエーロフォイル。
  5. 前記本体部分(105)は、複合材料(140)から構成されている、請求項1記載のエーロフォイル。
  6. 前記コンプライアントチップ(120)は、コンプライアント材料(122)から構成されており、異物衝突に応答して前記コンプライアントチップ(120)を通って移動する波動速度が、前記エーロフォイル(102)の前記本体部分(105)を通って移動する波動速度の少なくとも2倍に変化させられるようになっている、請求項5記載のエーロフォイル。
  7. 前記エーロフォイル(102)は、ファンブレード、ロータブレード、ダクト内にあるファンブレード、ダクトのないファンブレード、または風力タービンブレードのうちの1つである、請求項1記載のエーロフォイル。
  8. ディスク(42、52)と、
    前記ディスク(42、52)に連結された複数のファンブレード(40、50)とを含むファン組立体であって、
    前記複数のファンブレードのそれぞれのブレードが、
    ルート部分(106)、本体部分(105)、およびチップ部分(118)であって、前記本体部分(105)は、前記ルート部分(106)から半径方向外側に延在するように構成されており、前記チップ部分(118)は、前記ルート部分(106)および前記本体部分(105)から半径方向外側に延在するように構成されている、ルート部分(106)、本体部分(105)、およびチップ部分(118)と、
    前縁(114)において、および、前記前縁(114)から翼弦方向および下流方向に離隔した後縁(116)において、一緒に連結された吸い込み側面(111)および圧力側面(113)と、
    翼弦方向およびスパン方向に前記チップ部分(118)の少なくとも一部分に沿って延在するコンプライアントチップ(120)とを含み、
    前記コンプライアントチップ(120)は、前記チップ部分(118)に沿って波動伝播を提供するように構成されており、異物衝突のときに、前記チップ部分(118)および前記後縁(116)の近辺の臨界歪みが低減されるようになっている、ファン組立体。
  9. 前記それぞれのファンブレード(40、50)が、異物衝突に関連して後縁(116)における歪みの低減を促進するように構成されている、請求項8記載のファン組立体。
  10. 主流路を通過する燃焼ガスを発生させるのに効果的なコアエンジン(70)と、
    前記コアエンジン(70)の後方にある動力タービン(84)であって、駆動シャフト(56、82)を回転させるのに効果的な第1および第2の反対方向に回転可能な互いにかみ合うタービンブレード列を含む、動力タービン(84)と、
    前記駆動シャフト(82)に接続されたファンブレード列(80、86)を含む、前記コアエンジン(70)の前方のファンセクション(78)であって、前記ファンブレード列(80、86)は、複数のエーロフォイル(102)を含む、ファンセクション(78)とを含むファンエンジン(60)であって、
    それぞれのエーロフォイル(102)が、
    ルート部分(106)、本体部分(105)、およびチップ部分(118)であって、前記本体部分(105)は、前記ルート部分(106)から半径方向外側に延在するように構成されており、前記チップ部分(118)は、前記ルート部分(106)および前記本体部分(105)から半径方向外側に延在するように構成されている、ルート部分(106)、本体部分(105)、およびチップ部分(118)と、
    前縁(114)において、および、前記前縁(114)から翼弦方向および下流方向に離隔した後縁(116)において、一緒に連結された吸い込み側面(111)および圧力側面(113)と、
    翼弦方向およびスパン方向に前記チップ部分(118)の少なくとも一部分に沿って延在するコンプライアントチップ(120)とを含み、
    前記コンプライアントチップ(120)は、前記チップ部分(118)に沿って波動伝播を提供するように構成されており、異物衝突のときに、前記チップ部分(118)および前記後縁(116)の近辺の臨界歪みが低減されるようになっている、ファンエンジン(60)。
  11. 前記エーロフォイル(102)が、異物衝突に関連して後縁(116)における歪みの低減を促進するように構成されている、請求項10記載のファンエンジン。
  12. 前記コンプライアントチップ(120)は、コンプライアント材料(122)から構成されており、前記コンプライアントチップ(120)を通って移動する波動速度が、前記エーロフォイル(102)の前記本体部分(105)を通って移動する波動速度の少なくとも2倍に変化させられるようになっている、請求項10記載のファンエンジン。
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