JPH09217066A - コークス乾式消火設備における冷却塔 - Google Patents

コークス乾式消火設備における冷却塔

Info

Publication number
JPH09217066A
JPH09217066A JP4817396A JP4817396A JPH09217066A JP H09217066 A JPH09217066 A JP H09217066A JP 4817396 A JP4817396 A JP 4817396A JP 4817396 A JP4817396 A JP 4817396A JP H09217066 A JPH09217066 A JP H09217066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inert gas
cooling
coke
cooling tower
exhaust port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4817396A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Nakayama
輝雄 中山
Yoshizo Ogino
義三 荻野
Takeshi Kimoto
丈志 木元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP4817396A priority Critical patent/JPH09217066A/ja
Publication of JPH09217066A publication Critical patent/JPH09217066A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coke Industry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な設備コストで相当量のコークス粉粒が
除去された不活性ガス流をボイラーに供給できるコーク
ス乾式消火設備における冷却塔を提供する。 【解決手段】 冷却塔本体11′の上、下部に、冷却室
14とプレチャンバー13とが連続して設けられ、冷却
室14の下部に不活性ガスのガス吹き込み口15が設け
られ、塔周壁50の冷却室上部形成部50b内に不活性
ガスの排気口18が設けられ、塔周壁50のプレチャン
バー形成部50a内に環状ダクト19′が内設され、環
状ダクト19′の排出口19aに外部ダクト20が連結
されたコークス乾式消火設備における冷却塔10におい
て、環状ダクト19′の排出口19a側の外周側形成面
26aに、それぞれ外周側形成面26aの略上、下端ま
で連続的に延びて、不活性ガス流32に随伴されるコー
クス粉粒33を分離する複数個の凸条部35を、互いに
所定間隔をあけて配設させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コークス乾式消火
設備における冷却塔に係り、更に詳しくは、冷却塔で赤
熱コークスとの熱交換により高温となった不活性ガスに
随伴されるコークス粉粒を分離する機能を与えたコーク
ス乾式消火設備における冷却塔に関する。
【0002】
【従来の技術】コークス炉から押し出された赤熱コーク
スの顕熱を回収しながら、赤熱コークスを冷却するもの
として、例えば図6、7に示すようなコークス乾式消火
設備が知られている。図6に示すように、従来のコーク
ス乾式消火設備100は、コークス炉からの赤熱コーク
スを冷却する冷却塔本体11を有している。冷却塔本体
11の頂部には、赤熱コークスの投入口12が設けら
れ、赤熱コークスは、投入口12を介して、上部のプレ
チャンバー13に投入され、冷却塔本体11の下部付近
のガス吹き込み口15から吹き込まれた不活性ガスとの
熱交換により約200℃に冷却された後、コークス排出
口16を介して、冷却塔本体11の下部に設けられた排
出装置17から一定量ずつ切り出される。
【0003】他方、熱交換により約900℃まで昇温し
た不活性ガスは、塔周壁50の冷却室上部形成部50b
内に一定ピッチで周設された排気口18から、塔周壁5
0のプレチャンバー形成部分50aを構成する外、内周
側壁26、27間に設けられた環状ダクト19に集めら
れ、塔外に延びる外部ダクト20を経由してボイラー2
1に導かれる。ボイラー21には、流入管22から水が
供給されており、外部ダクト20より送られてきた不活
性ガスの保有熱を吸収した温水又は蒸気が流出管23か
ら送り出され、冷却装置を通過後の不活性ガスは、ガス
吹き込み口15から冷却塔本体11内に吹き込まれて循
環使用される。このとき、外部ダクト20内をボイラー
21に向けて流れる不活性ガス流32には、多量のコー
クス粉粒及び粉塵が随伴されている。この不活性ガス流
32をそのままボイラー21に導いたのでは、ボイラー
21内の伝熱管が磨耗したり、ボイラー21の内部にこ
れらのコークス粉粒が堆積し、ボイラー21が故障する
原因となる。そこで、外部ダクト20の途中に連結され
た簡易型の集塵装置24により比較的大粒径のコークス
粉粒を取り除いている。なお、集塵装置24により不活
性ガス流32から分離されたコークス粉粒は、排出管2
5を経て冷却され、系外に排出される。
【0004】簡易型の集塵装置24としては、一般に衝
突反転式の慣性式集塵装置が使用されている。また、高
温のコークス粉粒を処理するために、耐磨耗性の高い耐
火物により集塵装置24を構築している。これにより、
全設備コストに対する集塵装置コストの占める割合が高
く、この傾向は設備を大型化するほど顕著に現れる。従
って、衝突反転式の集塵装置24に代わる種々の型式
が、例えば実開昭64−22752号公報などにより提
案されている。この公報に開示されたその対応手段は、
図7に示すように、プレチャンバー13の外部を周回す
る環状ダクト19の外周側形成面26aに、不活性ガス
流32に随伴されるコークス粉粒33を分離収容する貯
留部28を設けている。また、図示しないが貯留部28
の下部には排出管が設けられ、コークス粉粒33を冷却
し、系外に排出している。図6において、符号14は冷
却室であり、図7において、符号29はコークス粉粒を
捕集する仕切り壁、符号30は捕集されたコークス粉粒
を貯留するホッパ、符号31は外、内周側壁26、27
を連結する耐火物煉瓦である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術においては次の問題点を有する。すなわち、従来
の不活性ガス流32に随伴されるコークス粉粒33を分
離収容する貯留機構は、貯留部28が冷却塔本体11の
環状ダクト19に付設され、冷却塔本体11の構造が複
雑となり、耐火物の構造強度が低下する。また貯留機構
を保有するために、貯留したコークス粉粒33を排出す
る装置が必要となり、建設コストが高くなるし、設備の
保守・管理も面倒となる。このために、従来技術は実用
的な解決策とは言えない。本発明はかかる事情に鑑みて
なされたもので、安価な設備コストで相当量のコークス
粉粒が除去された不活性ガス流をボイラーに供給できる
コークス乾式消火設備における冷却塔を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のコークス乾式消火設備における冷却塔は、冷却塔
本体の下部内には赤熱コークスの冷却室が、また前記冷
却塔本体の上部内にはプレチャンバーが連続して設けら
れ、また前記冷却室の下部に、該冷却室内の赤熱コーク
スを冷却する不活性ガスのガス吹き込み口が設けられ
て、前記冷却塔本体の塔周壁の冷却室上部形成部内に、
冷却後の前記不活性ガスの排気口が設けられる一方、前
記塔周壁のプレチャンバー形成部内に、前記排気口から
の不活性ガスが流れ込む環状ダクトが内設され、さらに
該環状ダクトの排出口に、前記不活性ガスをボイラーに
導く外部ダクトが連結されたコークス乾式消火設備にお
ける冷却塔において、前記環状ダクトの排出口側の外周
側形成面に、それぞれ該外周側形成面の略上、下端まで
連続的に延びて、前記不活性ガスに随伴されるコークス
粉粒を分離する複数個の凸条部を、互いに所定間隔をあ
けて配設させた。なお、ここでいう凸条部の断面形状
は、例えばL字形、I字形、三角形、台形など、どのよ
うな形状のものでもよい。要は、環状ダクトを流れる不
活性ガス流に随伴されるコークス粉粒が、高速度で環状
の通路を通過する際に発生する遠心力により、環状ダク
トの外周側形成面に衝突し易いので、その衝突時のコー
クス粉粒を捕集できる凸条の形状であればよい。
【0007】また、請求項2記載のコークス乾式消火設
備における冷却塔は、冷却塔本体の下部内には赤熱コー
クスの冷却室が、また前記冷却塔本体の上部内にはプレ
チャンバーが連続して設けられ、また前記冷却室の下部
に、該冷却室内の赤熱コークスを冷却する不活性ガスの
ガス吹き込み口が設けられて、前記冷却塔本体の塔周壁
の冷却室上部形成部内に、冷却後の前記不活性ガスの排
気口が設けられる一方、前記塔周壁のプレチャンバー形
成部内に、前記排気口からの不活性ガスが流れ込む環状
ダクトが内設され、さらに該環状ダクトの排出口に、前
記不活性ガスをボイラーに導く外部ダクトが連結された
コークス乾式消火設備における冷却塔において、前記排
気口の上部の外周側形成面に、横長の排気口側凸条部を
設けた。
【0008】
【作用】請求項1記載のコークス乾式消火設備における
冷却塔においては、不活性ガスが排気口から環状ダクト
を通過してボイラーに流れ込む際に、不活性ガス流に随
伴されるコークス粉粒が、環状ダクトの排出口側の外周
側形成面に配設された複数個の凸条部に衝突して不活性
ガス流から分離され、捕集される。すなわち、不活性ガ
ス流に随伴される比較的粒径の大きいコークス粉粒は、
不活性ガス流が環状ダクトを通過する際、その慣性力に
より環状ダクトの外周側形成面に沿って流れる。環状ダ
クトの排出口側の外周側形成面には、不活性ガス流に随
伴するコークス粉粒を捕集する凸条部が複数個設けられ
ており、比較的粒径の大きいコークス粉粒は凸条部に衝
突して不活性ガス流より分離され、捕集されてプレチャ
ンバーの下部の冷却室内に戻される。
【0009】また、請求項2記載のコークス乾式消火設
備における冷却塔においては、不活性ガスが冷却室から
排気口に流れ込む際に、不活性ガス流に随伴されるコー
クス粉粒が、排気口の上部の外周側形成面に配設された
排気口側凸条部に衝突して不活性ガス流から分離され、
捕集される。実験の結果、排気口に流れ込む不活性ガス
が、排気口の炉内側から多く排気され、排気口の上部の
外周側形成面に衝突するガス流となることが判明し、こ
の部分に排気口側凸条部を設けることで、不活性ガス流
中に浮遊するコークス粉粒が効率良く捕集される。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、本発明の第1の実施の形態に
係るコークス乾式消火設備における冷却塔の基本的な構
造及び作用は、図6、7を参照して説明した従来手段と
同様であるので、同一部品には同じ符号を付して説明の
一部を省略する。図1、2に示すように、本発明の第1
の実施の形態に係るコークス乾式消火設備における冷却
塔10において、冷却塔本体11′の塔周壁50の冷却
室上部形成部50bに同心円状に設けられた複数個の排
気口18は、環状ダクト19′に接続されている。環状
ダクト19′は、プレチャンバー13を取り囲むよう
に、塔周壁50のプレチャンバー形成部50aを構成す
る外、内周側壁26、27間に形成されている。そし
て、環状ダクト19′からボイラー21に不活性ガスを
導くために、環状ダクト19′の排出口19aに外部ダ
クト20が取り付けられている。環状ダクト19′の排
出口19a側の外周側形成面26aには、それぞれ所定
間隔をあけて、不活性ガス流32に随伴されるコークス
粉粒33を分離し、かつ外周側形成面26aの略上、下
端まで延びる複数個の凸条部35が配設されている。
【0011】このように、凸条部35を、不活性ガスを
ボイラー21に導く排出口19a付近に配設したのは、
外部ダクト20の連結位置近傍の方が、多くのコークス
粉粒33が集中して通過しており、ここに凸条部35を
設けることで、コークス粉粒33の捕集効率を高くする
ためである。また、凸条部35の設置間隔が、排出口1
9aに近づくほど狭いので、排出口19a側ほど不活性
ガスのガス流量が増大するのに対応して捕集漏れを防止
でき、充分な捕集効果が得られる。さらに、凸条部35
を複数個設置するのは、不活性ガス流32に随伴される
コークス粉粒33の捕集量増大のためであり、凸条部3
5の数が多い程、不活性ガス流32に随伴されるコーク
ス粉粒33の量が減少する。一般に、凸条部35は煉瓦
などの耐火物からなり、環状ダクト19′の一部を形成
する外周側壁26に噛み込ませて構築されている。これ
により、高速の不活性ガスにより容易に倒壊しない。
【0012】また、凸条部35の形状は、一般的なI字
形でも特に問題ないが、図1、3、4に示すようなL字
形にすれば、コークス粉粒33が凸条部35に衝突した
とき、捕集したコークス粉粒33が再飛散することな
く、確実に捕集できて捕集効率が良くなって好ましい。
なお、本発明は凸条部35の形状がL字形に限定される
ものではなく、例えばI字形、三角形、台形などでもよ
い。そして、凸条部35の設置位置は図4に示すよう
に、平面視して、凸条部35の内面35aと、排気口1
8の排出口側形成面18aが、平面視して同一線上に配
置されるのが好ましい。このようにすると、捕集された
コークス粉粒33が、環状ダクト19′の下部に溜まる
ことなく排気口18に落下し、冷却室14内に戻され
て、排出装置17によるコークス塊51の切り出しと共
に排出される。
【0013】なお、実験の結果、凸条部35を環状ダク
ト19′の排出口19aの近傍に1箇所だけ設置した場
合、凸条部35の寸法にもよるが、通常考えられる凸条
部35の長さが2000mm程度では、不活性ガス流3
2中のコークス粉粒33の量が多いので、従来、外部ダ
クト20に連結されていた集塵装置24を省略できるま
でのコークス粉粒33の除去効果は得られなかった。よ
って、少なくとも凸条部35を2箇所以上配設する必要
があることが分かった。第1の実施の形態に係るコーク
ス乾式消火設備における冷却塔10にあっては、投入口
12から冷却塔本体11′に、随時、投入された約11
00℃の赤熱コークスは、排出装置17からの冷却後の
コークス塊51の切り出しに伴って、徐々に冷却室14
へ下降して行く。一方、ガス吹き込み口15から冷却塔
本体11′内に吹き込まれた不活性ガスは、冷却室14
内の赤熱コークスを冷却して排気口18から環状ダクト
19′に流れ込み、その後、外部ダクト20を介してボ
イラー21に供給される。不活性ガス流32に随伴され
る比較的粒径の大きいコークス粉粒33は、環状ダクト
19′を通過中に、その慣性力により外周側形成面26
aに沿って流れるので、図3、4に示すように、コーク
ス粉粒33が、環状ダクト19′の外周側形成面26a
に設けられた各凸条部35に衝突して不活性ガス流32
から分離収容され、その後排気口18を落下して、冷却
室14内に戻される。
【0014】これにより、不活性ガス流32中に浮遊す
るコークス粉粒33の量が減少し、従来手段のように、
外部ダクトの途中に衝突反転式の集塵機を設けなくて
も、ボイラー21内の伝熱管が磨耗したり、ボイラー2
1の内部にこれらのコークス粉粒33が堆積して、ボイ
ラー21が故障するのを防止できる。また、捕集したコ
ークス粉粒33は、冷却室14に戻された後、冷却後の
コークス塊51と共に排出されるので、コークス粉粒3
3の貯留分離収容も不要となり、コークス粉粒33の排
出管を設ける必要がなくなり、大幅なコスト低減につな
がる。
【0015】次に、図5に基づいて、本発明の第2の実
施の形態に係るコークス乾式消火設備における冷却塔6
0を説明する。図5において、赤熱コークスとの熱交換
により約900℃に昇温され、コークス粉粒33を随伴
した不活性ガス流32が排気口18′を通って環状ダク
ト19′に排気されるが、このとき塔周壁61の排気口
18′の上部の外周側形成面61aに、横長の排気口側
凸条部62を設けることにより、排気口側凸条部62の
下面に、主に矢印方向から環状ダクト19′内に向かう
不活性ガスが衝突し、随伴されるコークス粉粒33が分
離されて、排気口18′から冷却室14のコークス塊5
1上に落下し、第1の実施の形態の場合と同様に、排出
装置17よりコークス塊51と共に塔外に排出される。
この結果、不活性ガス流32中に浮遊するコークス粉粒
33の量が減少する。
【0016】この位置に排気口側凸条部62を配設した
のは、実験の結果、不活性ガス流32は図5に示すよう
なガス流となることが判明したからである。すなわち、
不活性ガスは排気口18′の冷却室14内側から多く排
気され、排気口18′の上部の外周側形成面61aに衝
突するガス流となる。そこで、この部分に排気口側凸条
部62を設けて、不活性ガス流32中に浮遊するコーク
ス粉粒33を効率良く捕集するようにした。以上、本発
明の実施の形態を示したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、要旨を逸脱しない範囲での設計の変更が
あっても本発明に含まれる。例えば、第1又は第2の実
施の形態において、環状ダクト内の凸条部と、排気口内
の排気口側凸条部との一方ずつを設けるようにしたが、
これに限定しなくても、例えば両方を設けるようにして
もよい。
【0017】
【発明の効果】請求項1及び2記載のコークス乾式消火
設備における冷却塔においては、このように冷却塔本体
の外部の環状ダクトを周回する不活性ガスの慣性力を利
用したり、排気口を通過する不活性ガス流を観察するこ
とにより、随伴されたコークス粉粒を外部ダクトに達す
る前に不活性ガス流から分離するようにしたので、集塵
装置の他、コークス粉粒の貯留部やコークス粉粒の排出
管を配設する必要がなくなり、安価な設備コストで相当
量のコークス粉粒が除去された不活性ガス流をボイラー
に供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコークス乾式
消火設備における冷却塔のプレチャンバー部分の拡大横
断面図である。
【図2】同全体縦断面図である。
【図3】同環状ダクト部分の拡大縦断面図である。
【図4】同環状ダクト部分の拡大横断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るコークス乾式
消火設備における冷却塔の排気口部分の拡大縦断面図で
ある。
【図6】従来手段に係るコークス乾式消火設備における
冷却塔の全体縦断面図である。
【図7】同プレチャンバー部分の拡大横断面図である。
【符号の説明】
10 コークス乾式消火設備における冷却塔 11′ 冷却塔本体 12 投入口 13 プレチャンバー 14 冷却室 15 ガス吹き込み口 16 コークス
排出口 17 排出装置 18 排気口 18′ 排気口 18a 排出口
側形成面 19′ 環状ダクト 19a 排出口 20 外部ダクト 21 ボイラー 22 流入管 23 流出管 26 外周側壁 26a 外周側
形成面 27 内周側壁 31 耐火物煉
瓦 32 不活性ガス流 33 コークス
粉粒 35 凸条部 35a 内面 50 塔周壁 50a プレチ
ャンバー形成部 50b 冷却室上部形成部 51 コークス
塊 60 コークス乾式消火設備における冷却塔 61 塔周壁 61a 外周側
形成面 62 排気口側凸条部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却塔本体の下部内には赤熱コークスの
    冷却室が、また前記冷却塔本体の上部内にはプレチャン
    バーが連続して設けられ、また前記冷却室の下部に、該
    冷却室内の赤熱コークスを冷却する不活性ガスのガス吹
    き込み口が設けられて、前記冷却塔本体の塔周壁の冷却
    室上部形成部内に、冷却後の前記不活性ガスの排気口が
    設けられる一方、前記塔周壁のプレチャンバー形成部内
    に、前記排気口からの不活性ガスが流れ込む環状ダクト
    が内設され、さらに該環状ダクトの排出口に、前記不活
    性ガスをボイラーに導く外部ダクトが連結されたコーク
    ス乾式消火設備における冷却塔において、 前記環状ダクトの排出口側の外周側形成面に、それぞれ
    該外周側形成面の略上、下端まで連続的に延びて、前記
    不活性ガスに随伴されるコークス粉粒を分離する複数個
    の凸条部を、互いに所定間隔をあけて配設させたことを
    特徴とするコークス乾式消火設備における冷却塔。
  2. 【請求項2】 冷却塔本体の下部内には赤熱コークスの
    冷却室が、また前記冷却塔本体の上部内にはプレチャン
    バーが連続して設けられ、また前記冷却室の下部に、該
    冷却室内の赤熱コークスを冷却する不活性ガスのガス吹
    き込み口が設けられて、前記冷却塔本体の塔周壁の冷却
    室上部形成部内に、冷却後の前記不活性ガスの排気口が
    設けられる一方、前記塔周壁のプレチャンバー形成部内
    に、前記排気口からの不活性ガスが流れ込む環状ダクト
    が内設され、さらに該環状ダクトの排出口に、前記不活
    性ガスをボイラーに導く外部ダクトが連結されたコーク
    ス乾式消火設備における冷却塔において、 前記排気口の上部の外周側形成面に、横長の排気口側凸
    条部を設けたことを特徴とするコークス乾式消火設備に
    おける冷却塔。
JP4817396A 1996-02-08 1996-02-08 コークス乾式消火設備における冷却塔 Withdrawn JPH09217066A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4817396A JPH09217066A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 コークス乾式消火設備における冷却塔

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4817396A JPH09217066A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 コークス乾式消火設備における冷却塔

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09217066A true JPH09217066A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12796007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4817396A Withdrawn JPH09217066A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 コークス乾式消火設備における冷却塔

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09217066A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105603135B (zh) 一种高温液态熔渣干式离心粒化余热回收系统与方法
EP2896679B1 (en) Coke dry quenching facility
RU2290446C2 (ru) Способ рекуперации энергии из горячего газа
WO2010044219A1 (ja) コークス乾式消火設備
UA119568C2 (uk) Система для грануляції шлаку
CN111020073B (zh) 具有渣棉破碎功能的液态熔渣干式粒化及余热回收装置及其操作方法
JP4137676B2 (ja) コークス乾式消火設備のガス出口フリュー部構造
JPH09217066A (ja) コークス乾式消火設備における冷却塔
CN103451330A (zh) 改进的冶金熔渣干熄处理装置及其处理方法
CN208200850U (zh) 干煤粉加压气化系统
CN114075460A (zh) 用于灰渣重熔的旋风筒
JPS6215222Y2 (ja)
CN110819362A (zh) 一种干熄炉除尘结构
JP5554607B2 (ja) コークス乾式消火設備
KR0143242B1 (ko) 코우크스 건식 소화 설비의 냉각탑 가스 출구 연도
JPH02167392A (ja) コークス乾式消火設備の冷却塔ガス出口フリュー
CN211420055U (zh) 一种干熄炉除尘结构
RU2034010C1 (ru) Способ сухого тушения кокса и устройство для его осуществления
JPH0388890A (ja) コークス乾式消火設備の冷却塔ガス出口フリュー
CN216584880U (zh) 干熄焦系统
RU2107872C1 (ru) Котел-утилизатор и способ утилизации отходящего тепла горячих газов
JPS6122988Y2 (ja)
JPS62250090A (ja) コ−クス乾式消火炉
JPH0647000Y2 (ja) コークス乾式消火設備の冷却塔ガス出口フリュー
JPH07188666A (ja) 装入シュートを備えたコークス乾式消火設備

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030506