JPH09216763A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH09216763A JPH09216763A JP8026469A JP2646996A JPH09216763A JP H09216763 A JPH09216763 A JP H09216763A JP 8026469 A JP8026469 A JP 8026469A JP 2646996 A JP2646996 A JP 2646996A JP H09216763 A JPH09216763 A JP H09216763A
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- JP
- Japan
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- recording paper
- receiver
- paper receiver
- image forming
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、記録紙受けを装置本体に押し入れた
状態で記録紙を排出しても紙詰まりを生じることがない
画像形成装置を提供することを課題とする。 【解決手段】記録紙を搬送してこの記録紙に画像を形成
する画像形成部2および画像を形成した前記記録紙を排
出する記録紙排出部3を有する装置本体1と、この装置
本体に出し入れ可能に設けられ引き出し位置で記録紙排
出部から排出される記録紙を受ける記録紙受け11、1
2を備え、この記録紙受け11、12には、記録紙排出
部から排出される前記記録紙を押し上げて外方へ導く案
内部を有する案内体21を固定して設けられていること
を特徴とする。
状態で記録紙を排出しても紙詰まりを生じることがない
画像形成装置を提供することを課題とする。 【解決手段】記録紙を搬送してこの記録紙に画像を形成
する画像形成部2および画像を形成した前記記録紙を排
出する記録紙排出部3を有する装置本体1と、この装置
本体に出し入れ可能に設けられ引き出し位置で記録紙排
出部から排出される記録紙を受ける記録紙受け11、1
2を備え、この記録紙受け11、12には、記録紙排出
部から排出される前記記録紙を押し上げて外方へ導く案
内部を有する案内体21を固定して設けられていること
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は出し入れ可能な記録
紙受けを備えた画像形成装置に関する。
紙受けを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置例えばファクシミリ
装置として、カット形記録紙を搬送してこの記録紙に画
像を形成する画像形成部および画像を形成した記録紙を
排出する記録紙排出部を有する装置本体と、この装置本
体に出し入れ可能に設けられ記録紙排出部から記録紙が
排出される時に引き出して記録紙を受ける第一の記録紙
受けおよびこの第一の記録紙受けに出し入れ可能に設け
られ記録紙排出部から記録紙の大きさに応じて引き出す
第二の記録紙受けを備えたものがある。
装置として、カット形記録紙を搬送してこの記録紙に画
像を形成する画像形成部および画像を形成した記録紙を
排出する記録紙排出部を有する装置本体と、この装置本
体に出し入れ可能に設けられ記録紙排出部から記録紙が
排出される時に引き出して記録紙を受ける第一の記録紙
受けおよびこの第一の記録紙受けに出し入れ可能に設け
られ記録紙排出部から記録紙の大きさに応じて引き出す
第二の記録紙受けを備えたものがある。
【0003】図10ないし図12はこのファクシミリ装
置を示している。図中1は装置本体で、この装置本体1
にカット形の記録紙Pを搬送して電子写真方式により記
録紙Pに画像を形成する画像形成部2、この画像形成部
2へカット形の複数枚の記録紙Pを重ねて配置する記録
紙セット部3および画像形成部2で画像が形成された記
録紙Pを排出する記録紙排出部4が設けられている。
置を示している。図中1は装置本体で、この装置本体1
にカット形の記録紙Pを搬送して電子写真方式により記
録紙Pに画像を形成する画像形成部2、この画像形成部
2へカット形の複数枚の記録紙Pを重ねて配置する記録
紙セット部3および画像形成部2で画像が形成された記
録紙Pを排出する記録紙排出部4が設けられている。
【0004】画像形成部2は、ローラ7、8により記録
紙Pを搬送するともに、外部から到来した情報に基づい
て感光体ドラム5にトナー像を形成し、このトナー像を
転写器6により記録紙Pに転写する。記録紙セット部3
は装置本体1の後部に設けられており、記録紙排出部4
は装置本体1の前面部を開放した空間部として形成され
ている。9は送信用原稿に記載されているを情報を読み
取る原稿読み取り部である。
紙Pを搬送するともに、外部から到来した情報に基づい
て感光体ドラム5にトナー像を形成し、このトナー像を
転写器6により記録紙Pに転写する。記録紙セット部3
は装置本体1の後部に設けられており、記録紙排出部4
は装置本体1の前面部を開放した空間部として形成され
ている。9は送信用原稿に記載されているを情報を読み
取る原稿読み取り部である。
【0005】そして、記録紙セット部3にセットした複
数枚の記録紙Pを順次画像形成部2へ搬送して、画像形
成部2で記録紙Pに画像を形成し、画像を形成した記録
紙Pを順次記録紙排出部4から装置本体1の外方へ排出
する。
数枚の記録紙Pを順次画像形成部2へ搬送して、画像形
成部2で記録紙Pに画像を形成し、画像を形成した記録
紙Pを順次記録紙排出部4から装置本体1の外方へ排出
する。
【0006】装置本体1の底面部には第一の記録紙受け
11およびこの第一の記録紙受け11に出し入れ可能に
設けられた第二の記録紙受け12が設けられている。第
一の記録紙受け11が例えばA4の大きさのカット形の
記録紙Pに相当する矩形板形状をなすものである。すな
わち、第一の記録紙受け11は記録紙PのサイズがA4
以下の場合に使用するもので、上面が記録紙Pを受ける
面となっている。
11およびこの第一の記録紙受け11に出し入れ可能に
設けられた第二の記録紙受け12が設けられている。第
一の記録紙受け11が例えばA4の大きさのカット形の
記録紙Pに相当する矩形板形状をなすものである。すな
わち、第一の記録紙受け11は記録紙PのサイズがA4
以下の場合に使用するもので、上面が記録紙Pを受ける
面となっている。
【0007】第一の記録紙受け11は、図11および図
12に示すように装置本体11の底面部にその前後方向
に沿って形成された装填部13に、前後移動自在、すな
わち出し入れ可能にして水平に装填されている。すなわ
ち、第一の記録紙受け11は前方に向けて移動すること
により装填部13の内部から引き出し、後方に向けて移
動することにより装填部13の内部へ押し入れる。
12に示すように装置本体11の底面部にその前後方向
に沿って形成された装填部13に、前後移動自在、すな
わち出し入れ可能にして水平に装填されている。すなわ
ち、第一の記録紙受け11は前方に向けて移動すること
により装填部13の内部から引き出し、後方に向けて移
動することにより装填部13の内部へ押し入れる。
【0008】第二の記録紙受け12は、第一の記録紙受
け11の幅寸法の数分の1の幅寸法と第一の記録紙受け
11の長さ寸法(前後方向寸法)より短い長さ寸法を有
する短冊板形をなすものである。
け11の幅寸法の数分の1の幅寸法と第一の記録紙受け
11の長さ寸法(前後方向寸法)より短い長さ寸法を有
する短冊板形をなすものである。
【0009】図10に示すように第一の記録紙受け11
の幅方向中央部には長さ方向に沿って第二の記録紙受け
12を嵌合保持する凹部11aが形成されている。この
凹部11aは第一の記録紙受け11の上面部と前端で開
放されている。第二の記録紙受け12はこの凹部11a
に前後方向に移動に嵌合保持されている。この場合、第
二の記録紙受け12の上面と第一の記録紙受け11の上
面は同一平面を形成し、第二の記録紙受け12の前端部
は凹部11aから第一の記録紙受け11の前端外方へ突
出している。すなわち、第二の記録紙受け12は、記録
紙PのサイズがA4を超えた場合に第一の記録紙受け1
1から引き出して第一の記録紙受け11と組合せて使用
するもので、上面が記録紙Pを受ける面となっている。
の幅方向中央部には長さ方向に沿って第二の記録紙受け
12を嵌合保持する凹部11aが形成されている。この
凹部11aは第一の記録紙受け11の上面部と前端で開
放されている。第二の記録紙受け12はこの凹部11a
に前後方向に移動に嵌合保持されている。この場合、第
二の記録紙受け12の上面と第一の記録紙受け11の上
面は同一平面を形成し、第二の記録紙受け12の前端部
は凹部11aから第一の記録紙受け11の前端外方へ突
出している。すなわち、第二の記録紙受け12は、記録
紙PのサイズがA4を超えた場合に第一の記録紙受け1
1から引き出して第一の記録紙受け11と組合せて使用
するもので、上面が記録紙Pを受ける面となっている。
【0010】また、第二の記録紙受け12の前端部(記
録紙排出方向下流側端)には上向きに直角に起立するス
トッパ14が一体に形成されている。このストッパ14
は、装置本体21の記録紙排出部4に面した面が、記録
紙排出部4から排出されて記録紙Pの端が衝突した時
に、この記録紙Pが外方へ移動することを阻止する垂直
なストッパ部となっている。このストッパ14は第二の
記録紙受け12を移動する取っ手としても利用される。
録紙排出方向下流側端)には上向きに直角に起立するス
トッパ14が一体に形成されている。このストッパ14
は、装置本体21の記録紙排出部4に面した面が、記録
紙排出部4から排出されて記録紙Pの端が衝突した時
に、この記録紙Pが外方へ移動することを阻止する垂直
なストッパ部となっている。このストッパ14は第二の
記録紙受け12を移動する取っ手としても利用される。
【0011】なお、第一の記録紙受け11と装填部13
には、第一の記録紙受け11を装填部13から最大に引
き出した時に第一の記録紙受け11をその位置にロック
する第一のロック手段(図示せず)が設けられている。
第二の記録紙受け12と第一の記録紙受け11には、第
二の記録紙受け12を第一の記録紙受け11の凹部11
aに最大に押し入れた時に第二の記録紙受け12をその
位置にロックする第二のロック手段(図示せず)が設け
られている。この第二のロック手段は第一のロック手段
に比してロックする力を弱く設定している。
には、第一の記録紙受け11を装填部13から最大に引
き出した時に第一の記録紙受け11をその位置にロック
する第一のロック手段(図示せず)が設けられている。
第二の記録紙受け12と第一の記録紙受け11には、第
二の記録紙受け12を第一の記録紙受け11の凹部11
aに最大に押し入れた時に第二の記録紙受け12をその
位置にロックする第二のロック手段(図示せず)が設け
られている。この第二のロック手段は第一のロック手段
に比してロックする力を弱く設定している。
【0012】すなわち、第二の記録紙受け12を凹部1
1aに押し入れた状態で第二の記録紙受け12を引い
て、第二の記録紙受け12と第一の記録紙受け11を装
置本体21から引き出して第一の記録紙受け11が第一
のロック手段により抜け止めロックされた時に、さらに
第二の記録紙受け12を引くと第二のロック手段が外れ
て第二の記録紙受け12のみを引き出せる。
1aに押し入れた状態で第二の記録紙受け12を引い
て、第二の記録紙受け12と第一の記録紙受け11を装
置本体21から引き出して第一の記録紙受け11が第一
のロック手段により抜け止めロックされた時に、さらに
第二の記録紙受け12を引くと第二のロック手段が外れ
て第二の記録紙受け12のみを引き出せる。
【0013】さらに、第二の記録紙受け12と第一の記
録紙受け11には、第二の記録紙受け12を第一の記録
紙受け11の凹部11aから最大に引き出した時に第二
の記録紙受け12をその位置にロックする第三のロック
手段(図示せず)が設けられている。
録紙受け11には、第二の記録紙受け12を第一の記録
紙受け11の凹部11aから最大に引き出した時に第二
の記録紙受け12をその位置にロックする第三のロック
手段(図示せず)が設けられている。
【0014】このように構成された第一の記録紙受け1
1および第二の記録紙受け12は次に述べるように使用
する。ファクシミリ装置を使用しない時には、図12に
示すように第一の記録紙受け11を装置本体1の装填部
13の内部に押し入れ、第二の記録紙受け12を第一の
記録紙受け11の凹部11aに押し入れる。
1および第二の記録紙受け12は次に述べるように使用
する。ファクシミリ装置を使用しない時には、図12に
示すように第一の記録紙受け11を装置本体1の装填部
13の内部に押し入れ、第二の記録紙受け12を第一の
記録紙受け11の凹部11aに押し入れる。
【0015】ファクシミリ装置を使用する時にA4サイ
ズの記録紙Pを用いる場合には、ストッパ14を持って
第二の記録紙受け12を引くと、第二のロック手段のロ
ックにより第二の記録紙受け12と第一の記録紙受け1
1が一緒になって装置本体1の装填部13から装置本体
1の外方へ引き出される。第一の記録紙受け11を最大
に引き出すと、第一のロック手段により第一の記録紙受
け11が装填部13に対してそれ以上外方へ引き出すこ
とを阻止するようにロックされる。第二の記録紙受け1
2もそれ以上引き出さない。この状態で第一の記録紙受
け11は4サイズの記録紙Pを受けることができる。
ズの記録紙Pを用いる場合には、ストッパ14を持って
第二の記録紙受け12を引くと、第二のロック手段のロ
ックにより第二の記録紙受け12と第一の記録紙受け1
1が一緒になって装置本体1の装填部13から装置本体
1の外方へ引き出される。第一の記録紙受け11を最大
に引き出すと、第一のロック手段により第一の記録紙受
け11が装填部13に対してそれ以上外方へ引き出すこ
とを阻止するようにロックされる。第二の記録紙受け1
2もそれ以上引き出さない。この状態で第一の記録紙受
け11は4サイズの記録紙Pを受けることができる。
【0016】次にリーガルサイズの記録紙Pを使用する
場合には、図11に示すように第一の記録紙受け11を
最大に引き出した状態から、さらに第二の記録紙受け1
2を引き出す。そうすると第二のロック手段が外れて第
二の記録紙受け12のみが第一の記録紙受け11の凹部
11aに沿って移動して凹部11aから外方へ引き出さ
れ、さらに第二の記録紙受け12が最大に引き出された
時に第三のロック手段により凹部11aに対してそれ以
上外方へ引き出すことを阻止するようにロックされる。
場合には、図11に示すように第一の記録紙受け11を
最大に引き出した状態から、さらに第二の記録紙受け1
2を引き出す。そうすると第二のロック手段が外れて第
二の記録紙受け12のみが第一の記録紙受け11の凹部
11aに沿って移動して凹部11aから外方へ引き出さ
れ、さらに第二の記録紙受け12が最大に引き出された
時に第三のロック手段により凹部11aに対してそれ以
上外方へ引き出すことを阻止するようにロックされる。
【0017】これにより第一の記録紙受け11と第二の
記録紙受け12との組合せで、リーガルサイズの記録紙
Pを受けることが可能となる。すなわち、図11に示す
ようにリーガルサイズの記録紙Pを装置本体1の記録紙
排出部3から排出すると、記録紙Pは第一の記録紙受け
11と第二の記録紙受け12に載り、その先端が第二の
記録紙受け12とのストッパ14の垂直なストッパ部に
当って停止する。
記録紙受け12との組合せで、リーガルサイズの記録紙
Pを受けることが可能となる。すなわち、図11に示す
ようにリーガルサイズの記録紙Pを装置本体1の記録紙
排出部3から排出すると、記録紙Pは第一の記録紙受け
11と第二の記録紙受け12に載り、その先端が第二の
記録紙受け12とのストッパ14の垂直なストッパ部に
当って停止する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のファ
クシミリ装置では、第二の記録紙受け12の前端部に、
記録紙Pを外部へ移動することを阻止するストッパ14
を直立して形成している。そして、図12に示すように
第一の記録紙受け11を装置本体1の装填部13の内部
に押し入れ、第二の記録紙受け12を第一の記録紙受け
11の凹部11aに押し入れた状態では、ストッパ14
は装置本体1の記録紙排出部3に大変接近した位置に来
る。
クシミリ装置では、第二の記録紙受け12の前端部に、
記録紙Pを外部へ移動することを阻止するストッパ14
を直立して形成している。そして、図12に示すように
第一の記録紙受け11を装置本体1の装填部13の内部
に押し入れ、第二の記録紙受け12を第一の記録紙受け
11の凹部11aに押し入れた状態では、ストッパ14
は装置本体1の記録紙排出部3に大変接近した位置に来
る。
【0019】この状態でファクシミリ装置が動作して、
装置置本体1の画像形成部2が画像を記録した記録紙P
を記録紙排出部3から排出すると、図12に示すように
記録紙Pが、記録紙排出部3に接近して位置する第二の
記録紙受け12のストッパ14のストッパ部に当って記
録紙排出部3から外方へ移動することを阻止されること
がある。
装置置本体1の画像形成部2が画像を記録した記録紙P
を記録紙排出部3から排出すると、図12に示すように
記録紙Pが、記録紙排出部3に接近して位置する第二の
記録紙受け12のストッパ14のストッパ部に当って記
録紙排出部3から外方へ移動することを阻止されること
がある。
【0020】このようにストッパ14により記録紙排出
部3から外方へ移動することを阻止された状態で記録紙
Pを、さらに画像形成部2によって記録紙排出部3から
排出すると、記録紙Pは行き場を失い押し潰されたり、
折り畳まれた状態となる。さらに、後続して画像を記録
した記録紙Pを記録紙排出部3から排出すると、前記の
ストッパ14および既に押し潰されたり、折り畳まれた
状態にある記録紙Pによって前進移動を阻まれて、同じ
ように押し潰されたり、折り畳まれた状態になる。この
結果、記録紙Pの詰り、すなわち紙ジャムが発生する。
部3から外方へ移動することを阻止された状態で記録紙
Pを、さらに画像形成部2によって記録紙排出部3から
排出すると、記録紙Pは行き場を失い押し潰されたり、
折り畳まれた状態となる。さらに、後続して画像を記録
した記録紙Pを記録紙排出部3から排出すると、前記の
ストッパ14および既に押し潰されたり、折り畳まれた
状態にある記録紙Pによって前進移動を阻まれて、同じ
ように押し潰されたり、折り畳まれた状態になる。この
結果、記録紙Pの詰り、すなわち紙ジャムが発生する。
【0021】例えば夜間などに、使用者が図12に示す
ように第一の記録紙受け11を装置本体1の装填部13
の内部に押し入れ、第二の記録紙受け12を第一の記録
紙受け11の凹部11aに押し入れた状態、すなわち第
一の記録紙受け11および第二の記録紙受け12を引き
出すことを忘れた状態のままにすることがある。この
倍、ファクシミリ装置が外来の情報を受信して、この情
報の画像を形成した記録紙Pを記録紙排出部3から排出
すると、前記のような記録紙Pの詰まりを生じることが
ある。
ように第一の記録紙受け11を装置本体1の装填部13
の内部に押し入れ、第二の記録紙受け12を第一の記録
紙受け11の凹部11aに押し入れた状態、すなわち第
一の記録紙受け11および第二の記録紙受け12を引き
出すことを忘れた状態のままにすることがある。この
倍、ファクシミリ装置が外来の情報を受信して、この情
報の画像を形成した記録紙Pを記録紙排出部3から排出
すると、前記のような記録紙Pの詰まりを生じることが
ある。
【0022】本願発明は前記事情に基づいてなされたも
ので、記録紙受けを装置本体に押し入れた状態で記録紙
を排出しても記録紙詰まりを生じることがない画像形成
装置を提供することを課題とする。
ので、記録紙受けを装置本体に押し入れた状態で記録紙
を排出しても記録紙詰まりを生じることがない画像形成
装置を提供することを課題とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像形
成装置は、記録紙を搬送してこの記録紙に画像を形成す
る画像形成部および画像を形成した前記記録紙を排出す
る記録紙排出部を有する装置本体と、この装置本体に出
し入れ可能に設けられ引き出し位置で前記記録紙排出部
から排出される前記記録紙を受ける記録紙受けと、この
記録紙受けに設けられ前記記録紙受けが押し入れ位置に
ある時に前記記録紙排出部から排出される前記記録紙を
押し上げて外方へ導く案内体とを具備することを特徴と
する。
成装置は、記録紙を搬送してこの記録紙に画像を形成す
る画像形成部および画像を形成した前記記録紙を排出す
る記録紙排出部を有する装置本体と、この装置本体に出
し入れ可能に設けられ引き出し位置で前記記録紙排出部
から排出される前記記録紙を受ける記録紙受けと、この
記録紙受けに設けられ前記記録紙受けが押し入れ位置に
ある時に前記記録紙排出部から排出される前記記録紙を
押し上げて外方へ導く案内体とを具備することを特徴と
する。
【0024】この発明によれば、記録紙受けを装置本体
に押し入れた場合に、記録紙受けに固定された案内体が
装置本体の記録紙排出部に位置して、記録紙排出部から
排出される記録紙を押し上げて外方へ導くことにより、
記録紙が移動を阻止されて詰るという事態の発生を防止
できる。
に押し入れた場合に、記録紙受けに固定された案内体が
装置本体の記録紙排出部に位置して、記録紙排出部から
排出される記録紙を押し上げて外方へ導くことにより、
記録紙が移動を阻止されて詰るという事態の発生を防止
できる。
【0025】請求項2の発明の画像形成装置は、請求項
1において、前記案内体が、前記記録紙受けにおける記
録紙を受ける面上に突出するように固定して設けられて
いることを特徴とする。
1において、前記案内体が、前記記録紙受けにおける記
録紙を受ける面上に突出するように固定して設けられて
いることを特徴とする。
【0026】この発明によれば、案内体を固定とするこ
とにより簡素な構成で実現できる。なお、記録紙受けを
装置本体から引き出した場合に、固定案内体は記録紙受
けに載った記録紙の移動を阻止する役目を果たす。
とにより簡素な構成で実現できる。なお、記録紙受けを
装置本体から引き出した場合に、固定案内体は記録紙受
けに載った記録紙の移動を阻止する役目を果たす。
【0027】請求項3の発明の画像形成装置は、請求項
1において、前記案内体が、前記記録紙受けが押し入れ
位置にある時に前記記録紙受けにおける記録紙を受ける
面上へ突出して前記記録紙排出部から排出される前記記
録紙を押し上げて外方へ導き、前記記録紙受けが引き出
し位置にある時に前記記録紙受けにおける記録紙を受け
る面から没入する可動案内体であることを特徴とする。
1において、前記案内体が、前記記録紙受けが押し入れ
位置にある時に前記記録紙受けにおける記録紙を受ける
面上へ突出して前記記録紙排出部から排出される前記記
録紙を押し上げて外方へ導き、前記記録紙受けが引き出
し位置にある時に前記記録紙受けにおける記録紙を受け
る面から没入する可動案内体であることを特徴とする。
【0028】この発明によれば、記録紙受けを装置本体
に押し入れた場合、記録紙受けに設けられた可動案内体
が記録紙受けにおける記録紙を受ける面上へ突出して記
録紙排出部から排出される記録紙を押し上げて外方へ導
くことにより、記録紙が移動を阻止されて詰るという事
態の発生を防止できる。そして、記録紙受けを引き出し
位置に引き出した場合には、可動案内体記録紙受けにお
ける記録紙を受ける面から没入するために、記録紙受け
が記録紙排出部から排出される記録紙を受けて積層する
ことを阻害することがない。
に押し入れた場合、記録紙受けに設けられた可動案内体
が記録紙受けにおける記録紙を受ける面上へ突出して記
録紙排出部から排出される記録紙を押し上げて外方へ導
くことにより、記録紙が移動を阻止されて詰るという事
態の発生を防止できる。そして、記録紙受けを引き出し
位置に引き出した場合には、可動案内体記録紙受けにお
ける記録紙を受ける面から没入するために、記録紙受け
が記録紙排出部から排出される記録紙を受けて積層する
ことを阻害することがない。
【0029】請求項4の発明の画像形成装置は、請求項
3において、前記記録紙受けが引き出し位置にある時に
前記記録紙排出部から排出される前記記録紙が外方へ移
動することを阻止するストッパが、前記記録紙受けにさ
らに設けられていることを特徴とする。
3において、前記記録紙受けが引き出し位置にある時に
前記記録紙排出部から排出される前記記録紙が外方へ移
動することを阻止するストッパが、前記記録紙受けにさ
らに設けられていることを特徴とする。
【0030】この発明によれば、記録紙受けを装置本体
から引き出した場合、案内体が記録紙受けに没入して起
立したストッパのみが有るために、ストッパが記録紙排
出部から排出されて記録紙受けに載った記録紙の移動を
確実に防止するとともに、記録紙を整った状態で積層す
ることができる。
から引き出した場合、案内体が記録紙受けに没入して起
立したストッパのみが有るために、ストッパが記録紙排
出部から排出されて記録紙受けに載った記録紙の移動を
確実に防止するとともに、記録紙を整った状態で積層す
ることができる。
【0031】請求項5の発明の画像形成装置は、請求項
4において、前記ストッパは、起立した状態に固定して
設けられたものであることを特徴とする。
4において、前記ストッパは、起立した状態に固定して
設けられたものであることを特徴とする。
【0032】この発明によれば、ストッパの構成を簡素
にすることができる。
にすることができる。
【0033】請求項6の発明の画像形成装置は、カット
形の記録紙を搬送してこの記録紙に画像を形成する画像
形成部および画像を形成した前記記録紙を排出する記録
紙排出部を有する装置本体と、この装置本体に出し入れ
可能に設けられ引き出し位置で前記記録紙排出部から排
出される前記記録紙を受ける記録紙受けと、この記録紙
受けに設けられ前記記録紙受けが押し入れ位置にある時
に記録紙排出部から排出される前記記録紙を外方へ移動
することを許容するように傾倒可能なストッパとを具備
することを特徴とする。
形の記録紙を搬送してこの記録紙に画像を形成する画像
形成部および画像を形成した前記記録紙を排出する記録
紙排出部を有する装置本体と、この装置本体に出し入れ
可能に設けられ引き出し位置で前記記録紙排出部から排
出される前記記録紙を受ける記録紙受けと、この記録紙
受けに設けられ前記記録紙受けが押し入れ位置にある時
に記録紙排出部から排出される前記記録紙を外方へ移動
することを許容するように傾倒可能なストッパとを具備
することを特徴とする。
【0034】この発明によれば、記録紙受けが押し入れ
位置にある時に、ストッパが傾倒して記録紙排出部から
排出される記録紙を外方へ移動することを許容して、記
録紙が移動を阻止されて詰るという事態の発生を防止で
きる。
位置にある時に、ストッパが傾倒して記録紙排出部から
排出される記録紙を外方へ移動することを許容して、記
録紙が移動を阻止されて詰るという事態の発生を防止で
きる。
【0035】請求項7の発明の画像形成装置は、請求項
6において、前記ストッパは、前記記録紙受けが押し入
れ位置にある時に傾倒して、前記記録紙排出部から排出
される前記記録紙を外方へ移動することを許容し、前記
記録紙受けが引き出し位置にある時に起立して、前記記
録紙排出部から排出される前記記録紙が外方へ出ること
を阻止する可動ストッパであることを特徴とする。
6において、前記ストッパは、前記記録紙受けが押し入
れ位置にある時に傾倒して、前記記録紙排出部から排出
される前記記録紙を外方へ移動することを許容し、前記
記録紙受けが引き出し位置にある時に起立して、前記記
録紙排出部から排出される前記記録紙が外方へ出ること
を阻止する可動ストッパであることを特徴とする。
【0036】この発明によれば、記録紙受けを装置本体
から引き出した場合、可動ストッパが起立し、この可動
ストッパが記録紙排出部から排出されて記録紙受けに載
った記録紙の移動を確実に防止するとともに、記録紙を
整った状態で積層することができる。記録紙受けを装置
本体に押し入れた場合、可動ストッパが傾倒し、記録紙
排出部から排出される記録紙が外方へ移動することを許
容することにより、記録紙が移動を阻止されて詰るとい
う事態の発生を防止できる。
から引き出した場合、可動ストッパが起立し、この可動
ストッパが記録紙排出部から排出されて記録紙受けに載
った記録紙の移動を確実に防止するとともに、記録紙を
整った状態で積層することができる。記録紙受けを装置
本体に押し入れた場合、可動ストッパが傾倒し、記録紙
排出部から排出される記録紙が外方へ移動することを許
容することにより、記録紙が移動を阻止されて詰るとい
う事態の発生を防止できる。
【0037】
【発明の実施の形態】第一の発明の実施の形態について
図1ないし図3を参照して説明する。
図1ないし図3を参照して説明する。
【0038】この実施の形態は、前述したところの図1
0および図11に示すファクシミリ装置に適用したもの
であり、図1ないし図3において図10および図11と
同じ部分は同じ符号を付して示している。この実施の形
態では、記録紙受けを、装置本体1に出し入れ可能に設
けられ装置本体1の記録紙排出部3から記録紙Pが排出
される時に引き出して記録紙Pを受ける第一の記録紙受
け11と、この第一の記録紙受け11に出し入れ可能に
設けられ装置本体1の記録紙排出部3から排出される記
録紙Pの大きさに応じて引き出す第二の記録紙受け12
とを組合せた構成としている。
0および図11に示すファクシミリ装置に適用したもの
であり、図1ないし図3において図10および図11と
同じ部分は同じ符号を付して示している。この実施の形
態では、記録紙受けを、装置本体1に出し入れ可能に設
けられ装置本体1の記録紙排出部3から記録紙Pが排出
される時に引き出して記録紙Pを受ける第一の記録紙受
け11と、この第一の記録紙受け11に出し入れ可能に
設けられ装置本体1の記録紙排出部3から排出される記
録紙Pの大きさに応じて引き出す第二の記録紙受け12
とを組合せた構成としている。
【0039】この本発明の実施の形態の特徴について述
べる。第二の記録紙受け12における前端部(記録紙排
出方向下流側端)の上面(記録紙受け面)上には、複数
の固定案内体21が幅方向に間隔を存して設けられてい
る。これら固定案内体21はリブ形をなすもので、第二
の記録紙受け12の上面にこの上面から突出するように
記録紙排出方向に沿って固定して配置されている。これ
ら固定案内体21は、第二の記録紙受け12を例えば合
成樹脂で成形する時にこの第二の記録紙受け12と一体
に形成する、あるいは予め第二の記録紙受け12bとは
別体に形成して第二の記録紙受け12に接着するなどの
方法により固定する。
べる。第二の記録紙受け12における前端部(記録紙排
出方向下流側端)の上面(記録紙受け面)上には、複数
の固定案内体21が幅方向に間隔を存して設けられてい
る。これら固定案内体21はリブ形をなすもので、第二
の記録紙受け12の上面にこの上面から突出するように
記録紙排出方向に沿って固定して配置されている。これ
ら固定案内体21は、第二の記録紙受け12を例えば合
成樹脂で成形する時にこの第二の記録紙受け12と一体
に形成する、あるいは予め第二の記録紙受け12bとは
別体に形成して第二の記録紙受け12に接着するなどの
方法により固定する。
【0040】これら固定案内体21における装置本体1
の記録紙排出部3に面した部分には、記録紙排出方向上
流側から下流側に向かうに従い上方へ向けて上がって傾
斜をなす案内部21aが夫々形成されている。すなわ
ち、この案内部21aは、記録紙排出部3から排出され
る記録紙Pを押し上げて外方へ導くものである。
の記録紙排出部3に面した部分には、記録紙排出方向上
流側から下流側に向かうに従い上方へ向けて上がって傾
斜をなす案内部21aが夫々形成されている。すなわ
ち、この案内部21aは、記録紙排出部3から排出され
る記録紙Pを押し上げて外方へ導くものである。
【0041】なお、第二の記録紙受け12の前端には固
定案内体21に対して記録紙排出方向下流側に位置して
起立壁22が形成され、この起立壁22は各固定案内体
21と一体となっている。この起立壁22は各固定案内
体21を補強するとともに、記録紙受け11、12を移
動する時に取っ手の役目も果す。また、第一の記録紙受
け11は前述した図10および図11に示す構成と同じ
である。
定案内体21に対して記録紙排出方向下流側に位置して
起立壁22が形成され、この起立壁22は各固定案内体
21と一体となっている。この起立壁22は各固定案内
体21を補強するとともに、記録紙受け11、12を移
動する時に取っ手の役目も果す。また、第一の記録紙受
け11は前述した図10および図11に示す構成と同じ
である。
【0042】このように構成された第一の記録紙受け1
1および第二の記録紙受け12の構成の作動について述
べる。
1および第二の記録紙受け12の構成の作動について述
べる。
【0043】通常ファクシミリ装置を使用する時には、
記録紙Pのサイズに各記録紙受け11、12を選択して
引き出す。例えば、リーガルサイズの記録紙Pを使用す
る場合には、図3に示すように第一の記録紙受け11を
装置本体1から最大に引き出した状態から、さらに第二
の記録紙受け12を最大に引き出す。第二の記録紙受け
12に設けられた固定案内体21は第二の記録紙受け1
2とともに移動して、記録紙受け11、12に載った記
録紙Pの端が接する箇所に位置する。
記録紙Pのサイズに各記録紙受け11、12を選択して
引き出す。例えば、リーガルサイズの記録紙Pを使用す
る場合には、図3に示すように第一の記録紙受け11を
装置本体1から最大に引き出した状態から、さらに第二
の記録紙受け12を最大に引き出す。第二の記録紙受け
12に設けられた固定案内体21は第二の記録紙受け1
2とともに移動して、記録紙受け11、12に載った記
録紙Pの端が接する箇所に位置する。
【0044】そして、装置本体1の記録紙排出部3から
記録紙Pが排出されると、記録紙Pは記録紙受け11、
12上を横になりながら移動してその前端が(記録紙排
出方向下流側端)が第二の記録紙受け12の固定案内体
21の案内部21aに乗り上げて停止する。
記録紙Pが排出されると、記録紙Pは記録紙受け11、
12上を横になりながら移動してその前端が(記録紙排
出方向下流側端)が第二の記録紙受け12の固定案内体
21の案内部21aに乗り上げて停止する。
【0045】また、図2に示すように第一の記録紙受け
11を装置本体1の装填部13の内部に押し入れ、第二
の記録紙受け12を第一の記録紙受け11の凹部11a
に押し入れた場合には、各固定案内体21は装置本体1
の記録紙排出部3に接近した箇所に位置する。
11を装置本体1の装填部13の内部に押し入れ、第二
の記録紙受け12を第一の記録紙受け11の凹部11a
に押し入れた場合には、各固定案内体21は装置本体1
の記録紙排出部3に接近した箇所に位置する。
【0046】そして、装置本体1の記録紙排出部3から
記録紙Pが排出されると、その記録紙Pは、装置本体1
の記録紙排出部3に接近した箇所に位置する第二の記録
紙受け12の各固定案内体21の案内部21aに当る。
さらに、記録紙Pが移動すると、先端が案内部21aに
沿って押し上げられて各固定案内体21の上端および起
立壁22の上端を乗り越えて第二の記録紙受け12の外
方、すなわち記録紙排出部3の外方へ導かれる。このた
め、記録紙Pは第二の記録紙受け12の各固定案内体2
1と装置本体1の記録紙排出部3との間において停滞す
ることなくスムーズに外方へ移動して、装置本体2を設
置した机Tの上に排出される。
記録紙Pが排出されると、その記録紙Pは、装置本体1
の記録紙排出部3に接近した箇所に位置する第二の記録
紙受け12の各固定案内体21の案内部21aに当る。
さらに、記録紙Pが移動すると、先端が案内部21aに
沿って押し上げられて各固定案内体21の上端および起
立壁22の上端を乗り越えて第二の記録紙受け12の外
方、すなわち記録紙排出部3の外方へ導かれる。このた
め、記録紙Pは第二の記録紙受け12の各固定案内体2
1と装置本体1の記録紙排出部3との間において停滞す
ることなくスムーズに外方へ移動して、装置本体2を設
置した机Tの上に排出される。
【0047】従って、装置本体1の記録紙排出部3から
順次排出される記録紙Pは、第二の記録紙受け12の各
固定案内体21と装置本体1の記録紙排出部3との間に
おいて詰ることなく外方へ排出されて、ファクシミリ装
置の作動を阻害することがない。これにより例えば夜間
などにおいてファクシミリ装置第一の記録紙受け11と
第二の記録紙受け12を押し入れた状態のまま放置した
場合に、受信が行なわれても記録紙の詰まりを生じるこ
とがない。この実施の形態では、案内体が固定であるか
ら構成が簡素である。
順次排出される記録紙Pは、第二の記録紙受け12の各
固定案内体21と装置本体1の記録紙排出部3との間に
おいて詰ることなく外方へ排出されて、ファクシミリ装
置の作動を阻害することがない。これにより例えば夜間
などにおいてファクシミリ装置第一の記録紙受け11と
第二の記録紙受け12を押し入れた状態のまま放置した
場合に、受信が行なわれても記録紙の詰まりを生じるこ
とがない。この実施の形態では、案内体が固定であるか
ら構成が簡素である。
【0048】なお、固定案内体を分散して形成したのは
記録紙Pが案内体と接する面積を小さくするためであ
る。固定案内体は第二の記録紙受け12の幅方向全体に
形成することも可能である。また、固定案内体21と起
立壁22の高さは記録紙を外方へ導き易いことなどを考
慮して形成する。
記録紙Pが案内体と接する面積を小さくするためであ
る。固定案内体は第二の記録紙受け12の幅方向全体に
形成することも可能である。また、固定案内体21と起
立壁22の高さは記録紙を外方へ導き易いことなどを考
慮して形成する。
【0049】第二の発明の実施の形態について図4ない
し図6を参照して説明する。
し図6を参照して説明する。
【0050】この実施の形態も、前述したところの図1
0および図11に示すファクシミリ装置に適用したもの
である。図4ないし図6は第一の記録紙受け11および
第二の記録紙受け12を拡大して示しており、図10お
よび図11と同じ部分は同じ符号を付して示している。
0および図11に示すファクシミリ装置に適用したもの
である。図4ないし図6は第一の記録紙受け11および
第二の記録紙受け12を拡大して示しており、図10お
よび図11と同じ部分は同じ符号を付して示している。
【0051】図4および図5は、第一の記録紙受け11
および第二の記録紙受け12を長さ方向に破断して側方
から見た断面図であり、図6は平面図である、第二の記
録紙受け12の前端には幅方向全体にわたり垂直に起立
する固定ストッパ31が形成してある。この固定ストッ
パ31における装置本体1の記録紙排出部3に面する面
は、記録紙排出部3から排出される記録紙Pが当って外
方へ出ることを阻止する垂直なストッパ部として形成さ
れている。
および第二の記録紙受け12を長さ方向に破断して側方
から見た断面図であり、図6は平面図である、第二の記
録紙受け12の前端には幅方向全体にわたり垂直に起立
する固定ストッパ31が形成してある。この固定ストッ
パ31における装置本体1の記録紙排出部3に面する面
は、記録紙排出部3から排出される記録紙Pが当って外
方へ出ることを阻止する垂直なストッパ部として形成さ
れている。
【0052】第二の記録紙受け12の前端部に幅方向に
沿って形成された凹部32には回転軸33が幅方向に沿
って配置され、この回転軸33は凹部32の両側の壁に
回転自在に支持されている。回転軸33には第二の記録
紙受け12の幅方向に間隔を存して配置された複数個の
可動案内体34が取り付けられている。
沿って形成された凹部32には回転軸33が幅方向に沿
って配置され、この回転軸33は凹部32の両側の壁に
回転自在に支持されている。回転軸33には第二の記録
紙受け12の幅方向に間隔を存して配置された複数個の
可動案内体34が取り付けられている。
【0053】これら可動案内体34はリブ形をなすもの
で、第二の記録紙受け12の上面に記録紙排出方向に沿
って配置されており、上縁には案内部34が形成されて
いる。すなわち、可動案内体34は、後述する歯車と作
動棒のラックとの組み合せによって、案内部34aが図
4の没入位置と図5の突出位置に位置するように両方の
位置の間を回動するものである。回転軸33には可動案
内体34の間に位置して歯車35が取り付けられてい
る。
で、第二の記録紙受け12の上面に記録紙排出方向に沿
って配置されており、上縁には案内部34が形成されて
いる。すなわち、可動案内体34は、後述する歯車と作
動棒のラックとの組み合せによって、案内部34aが図
4の没入位置と図5の突出位置に位置するように両方の
位置の間を回動するものである。回転軸33には可動案
内体34の間に位置して歯車35が取り付けられてい
る。
【0054】また、第二の記録紙受け12の下方には前
後方向(記録紙排出方向)に沿って作動棒36が配置さ
れ、この作動棒36は凹部32の壁に形成された孔と第
二の記録紙受け12の後端に形成した壁12aに形成し
た孔に移動自在に挿通保持されている。これにより作動
棒36に一方の端部(前端部)は凹部32の内部へ突出
し、他方の端部(後端部)は第二の記録紙受け12の後
方に突出している。
後方向(記録紙排出方向)に沿って作動棒36が配置さ
れ、この作動棒36は凹部32の壁に形成された孔と第
二の記録紙受け12の後端に形成した壁12aに形成し
た孔に移動自在に挿通保持されている。これにより作動
棒36に一方の端部(前端部)は凹部32の内部へ突出
し、他方の端部(後端部)は第二の記録紙受け12の後
方に突出している。
【0055】作動棒36の前端部には歯車35と噛合す
るラック37が形成されている。第二の記録紙受け12
の後方に突出した作動棒36の後端部には、第二の記録
紙受け12の壁12aと作動棒36に取り付けたばね受
け38とで支持される圧縮コイルばね39が設けられて
おり、この圧縮コイルばね39により作動棒36は常時
第二の記録紙受け後端へ向けて力を受けている。
るラック37が形成されている。第二の記録紙受け12
の後方に突出した作動棒36の後端部には、第二の記録
紙受け12の壁12aと作動棒36に取り付けたばね受
け38とで支持される圧縮コイルばね39が設けられて
おり、この圧縮コイルばね39により作動棒36は常時
第二の記録紙受け後端へ向けて力を受けている。
【0056】このため、作動棒36は第二の記録紙受け
後端側へ変位して、ラック37と歯車35との組合せに
より歯車35を図示反時計方向に回動させる。この結
果、可動案内体34が第二の記録紙受け12の上面から
凹部32の内部へ没入させるように回動する。すなわ
ち、可動案内体34の案内部34aが凹部32の内部に
位置する。
後端側へ変位して、ラック37と歯車35との組合せに
より歯車35を図示反時計方向に回動させる。この結
果、可動案内体34が第二の記録紙受け12の上面から
凹部32の内部へ没入させるように回動する。すなわ
ち、可動案内体34の案内部34aが凹部32の内部に
位置する。
【0057】さらに、第一の記録紙受け11における凹
部11aの後端には開口40が形成されている。この開
口40は、第二の記録紙受け12を凹部11aに押し入
れた時に、作動棒36の後端部を通して第一の記録紙受
け11の後方に突出させるものである。
部11aの後端には開口40が形成されている。この開
口40は、第二の記録紙受け12を凹部11aに押し入
れた時に、作動棒36の後端部を通して第一の記録紙受
け11の後方に突出させるものである。
【0058】図5および図6に示すように装置本体2の
後端壁にはストッパ41が設けてある。このストッパ4
1は、第一の記録紙受け11を装置本体1の装填部13
の内部に押し入れ、第二の記録紙受け12を第一の記録
紙受け11の凹部11aに押し入れた場合に、第一の記
録紙受け11の後方に突出する作動棒36の後端が衝突
して、これを前方へ移動させるものである。このため、
作動棒36は第二の記録紙受け前端側へ変位して、ラッ
ク37と歯車35との組合せにより歯車35を図示時計
方向に回動させる。この結果、可動案内体34は図示時
計方向に回動して、凹部32から第二の記録紙受け12
の上面の上方へ突出して記録紙排出方向下流側へ向けて
高くなる傾斜位置に回動する。すなわち、可動案内体3
4の案内部34aが記録紙排出方向下流側へ向けて高く
なる傾斜位置に到達する。
後端壁にはストッパ41が設けてある。このストッパ4
1は、第一の記録紙受け11を装置本体1の装填部13
の内部に押し入れ、第二の記録紙受け12を第一の記録
紙受け11の凹部11aに押し入れた場合に、第一の記
録紙受け11の後方に突出する作動棒36の後端が衝突
して、これを前方へ移動させるものである。このため、
作動棒36は第二の記録紙受け前端側へ変位して、ラッ
ク37と歯車35との組合せにより歯車35を図示時計
方向に回動させる。この結果、可動案内体34は図示時
計方向に回動して、凹部32から第二の記録紙受け12
の上面の上方へ突出して記録紙排出方向下流側へ向けて
高くなる傾斜位置に回動する。すなわち、可動案内体3
4の案内部34aが記録紙排出方向下流側へ向けて高く
なる傾斜位置に到達する。
【0059】そして、第一の記録紙受け11および第二
の記録紙受け12が引き出し位置にある時には、図4に
示すように作動棒36は圧縮コイルばね39により第二
の記録紙受け後端側へ変位して、可動案内体34が凹部
32の内部へ没入させるよう回動している。すなわち、
可動案内体34の案内部34aが凹部32の内部に位置
する。このため、第二の記録紙受け12上には起立した
固定ストッパ31のみが存在する。
の記録紙受け12が引き出し位置にある時には、図4に
示すように作動棒36は圧縮コイルばね39により第二
の記録紙受け後端側へ変位して、可動案内体34が凹部
32の内部へ没入させるよう回動している。すなわち、
可動案内体34の案内部34aが凹部32の内部に位置
する。このため、第二の記録紙受け12上には起立した
固定ストッパ31のみが存在する。
【0060】従って、装置本体1の排出部3から排出さ
れて第一の記録紙受け11および第二の記録紙受け12
に載った記録紙Pは、固定ストッパ31のストッパ部3
1aに当って外方へ移動することを確実に阻止されると
ともに、整えた状態で積層される。
れて第一の記録紙受け11および第二の記録紙受け12
に載った記録紙Pは、固定ストッパ31のストッパ部3
1aに当って外方へ移動することを確実に阻止されると
ともに、整えた状態で積層される。
【0061】第一の記録紙受け11および第二の記録紙
受け12が押し入れ位置にある時には、図5および図6
に示すように第一の記録紙受け11の後方に突出する作
動棒36が、装置本体1の後端に設けたストッパ41に
当る。
受け12が押し入れ位置にある時には、図5および図6
に示すように第一の記録紙受け11の後方に突出する作
動棒36が、装置本体1の後端に設けたストッパ41に
当る。
【0062】このため、作動棒36は第二の記録紙受け
前端側へ変位して、可動案内体34は凹部32から突出
して記録紙排出方向下流側へ向けて高くなる傾斜位置に
回動する。このため、可動案内体34は固定ストッパ3
1に対して記録紙排出方向上流側において突出して、案
内部34aが記録紙排出方向下流側へ向けて高くなる傾
斜位置に到達する。
前端側へ変位して、可動案内体34は凹部32から突出
して記録紙排出方向下流側へ向けて高くなる傾斜位置に
回動する。このため、可動案内体34は固定ストッパ3
1に対して記録紙排出方向上流側において突出して、案
内部34aが記録紙排出方向下流側へ向けて高くなる傾
斜位置に到達する。
【0063】従って、装置本体1の排出部3から排出さ
れ記録紙Pは、第一の記録紙受け11および第二の記録
紙受け12を移動して可動案内体34の案内部34aに
より押し上げられて外方へ導かれて、固定ストッパ31
と装置本体1の排出部3との間で停滞することがない。
これにより例えば夜間などにおいてファクシミリ装置第
一の記録紙受け11と第二の記録紙受け12を押し入れ
た状態のまま放置した場合に、受信が行なわれても記録
紙の詰まりを生じることがない。
れ記録紙Pは、第一の記録紙受け11および第二の記録
紙受け12を移動して可動案内体34の案内部34aに
より押し上げられて外方へ導かれて、固定ストッパ31
と装置本体1の排出部3との間で停滞することがない。
これにより例えば夜間などにおいてファクシミリ装置第
一の記録紙受け11と第二の記録紙受け12を押し入れ
た状態のまま放置した場合に、受信が行なわれても記録
紙の詰まりを生じることがない。
【0064】なお、可動案内体を駆動する機構は実施の
形態に限定されない。案内体と組み合せるストッパは、
固定の形式に限定されずに記録紙受けを引き出し位置に
引き出した際に、記録紙受けの記録紙を受ける面上に突
出するような可動形式のものを用いることも可能であ
る。
形態に限定されない。案内体と組み合せるストッパは、
固定の形式に限定されずに記録紙受けを引き出し位置に
引き出した際に、記録紙受けの記録紙を受ける面上に突
出するような可動形式のものを用いることも可能であ
る。
【0065】第三の発明の実施の形態について図7ない
し図9を参照して説明する。
し図9を参照して説明する。
【0066】この実施の形態も、前述したところの図1
0および図11に示すファクシミリ装置に適用したもの
である。また、請求項2の発明の実施の形態における構
成の一部を採用している。図7ないし図9において図4
ないし図6と同じ部分は異同じ符号を付して示してい
る。
0および図11に示すファクシミリ装置に適用したもの
である。また、請求項2の発明の実施の形態における構
成の一部を採用している。図7ないし図9において図4
ないし図6と同じ部分は異同じ符号を付して示してい
る。
【0067】本実施の形態の特徴である構成について述
べる。第二の記録紙受け12の凹部32には、幅方向に
沿う2本の回転軸51、52が記録紙排出方向に間隔を
存して平行に配設されている。一方の回転軸51には2
個の歯車53、54が取り付けてあり、一方の歯車53
は作動棒36のラック37と噛合している。他方の回転
軸52には歯車55が取り付けてあり、この歯車55は
回転軸51の歯車54と噛合している。また、他方の回
転軸52は可動ストッパ56が取り付けられている。
べる。第二の記録紙受け12の凹部32には、幅方向に
沿う2本の回転軸51、52が記録紙排出方向に間隔を
存して平行に配設されている。一方の回転軸51には2
個の歯車53、54が取り付けてあり、一方の歯車53
は作動棒36のラック37と噛合している。他方の回転
軸52には歯車55が取り付けてあり、この歯車55は
回転軸51の歯車54と噛合している。また、他方の回
転軸52は可動ストッパ56が取り付けられている。
【0068】そして、第一の記録紙受け11および第二
の記録紙受け12が引き出し位置にある時には、作動棒
36は圧縮コイルばね39により第二の記録紙受け後端
側へ変位している。この時可動ストッパ56は直立位置
にある。このため、装置本体1の排出部3から排出され
て第一の記録紙受け11および第二の記録紙受け12に
載った記録紙Pは、可動ストッパ56に当って外方へ移
動することを確実に阻止される。
の記録紙受け12が引き出し位置にある時には、作動棒
36は圧縮コイルばね39により第二の記録紙受け後端
側へ変位している。この時可動ストッパ56は直立位置
にある。このため、装置本体1の排出部3から排出され
て第一の記録紙受け11および第二の記録紙受け12に
載った記録紙Pは、可動ストッパ56に当って外方へ移
動することを確実に阻止される。
【0069】第一の記録紙受け11および第二の記録紙
受け12が押し入れ位置にある時には、図9に示すよう
に第一の記録紙受け11の後方に突出する作動棒36
が、装置本体1の後端に設けたストッパ41に当る。こ
のため、図8に示すように作動棒36は第二の記録紙受
け前端側へ変位して、ラック37と噛合する歯車53が
回動する。そして、この回動は回転軸51、歯車54お
よび歯車55を介して回転軸52に伝達され、これによ
り可動ストッパ56は記録紙排出方向下流側へ向けて回
動して第二の記録紙受け12の前端に当接する。これに
より可動ストッパ56は記録紙排出方向下流側へ向うに
従い高くなるように傾斜した状態で傾倒する。
受け12が押し入れ位置にある時には、図9に示すよう
に第一の記録紙受け11の後方に突出する作動棒36
が、装置本体1の後端に設けたストッパ41に当る。こ
のため、図8に示すように作動棒36は第二の記録紙受
け前端側へ変位して、ラック37と噛合する歯車53が
回動する。そして、この回動は回転軸51、歯車54お
よび歯車55を介して回転軸52に伝達され、これによ
り可動ストッパ56は記録紙排出方向下流側へ向けて回
動して第二の記録紙受け12の前端に当接する。これに
より可動ストッパ56は記録紙排出方向下流側へ向うに
従い高くなるように傾斜した状態で傾倒する。
【0070】従って、装置本体1の排出部3から排出さ
れ記録紙Pは、可動ストッパ55により押し上げられて
外方へ導かれて外方へ移動し、、可動ストッパ55と装
置本体1の排出部3との間で停滞することがない。これ
により例えば夜間などにおいてファクシミリ装置第一の
記録紙受け11と第二の記録紙受け12を押し入れた状
態のまま放置した場合に、受信が行なわれても記録紙の
詰まりを生じることがない。
れ記録紙Pは、可動ストッパ55により押し上げられて
外方へ導かれて外方へ移動し、、可動ストッパ55と装
置本体1の排出部3との間で停滞することがない。これ
により例えば夜間などにおいてファクシミリ装置第一の
記録紙受け11と第二の記録紙受け12を押し入れた状
態のまま放置した場合に、受信が行なわれても記録紙の
詰まりを生じることがない。
【0071】なお、この実施の形態に限定されず、種々
変形して実施することができる。可動案内体を駆動する
機構は実施の形態に限定されない。
変形して実施することができる。可動案内体を駆動する
機構は実施の形態に限定されない。
【0072】また、可動ストッパは機械的に傾動させる
ものに限定されない。例えば可動ストッパはストッパは
自立できる程度に硬めの状態で枢着して設け、記録紙受
けを引き出し位置に引き出した時に使用者が手でストッ
パを起立位置に起立させる。そして、記録紙受けを押し
入れ位置に押し入れる時には、ストッパを起立位置に起
立させたままとする。そうすると、装置本体の記録紙排
出部から排出される記録紙がストッパに当ると、記録紙
の移動する力によってストッパが傾動される。これによ
ってストッパが排出される記録紙が外方へ移動すること
を許容することになる。
ものに限定されない。例えば可動ストッパはストッパは
自立できる程度に硬めの状態で枢着して設け、記録紙受
けを引き出し位置に引き出した時に使用者が手でストッ
パを起立位置に起立させる。そして、記録紙受けを押し
入れ位置に押し入れる時には、ストッパを起立位置に起
立させたままとする。そうすると、装置本体の記録紙排
出部から排出される記録紙がストッパに当ると、記録紙
の移動する力によってストッパが傾動される。これによ
ってストッパが排出される記録紙が外方へ移動すること
を許容することになる。
【0073】また、前述した各実施の形態に限定され
ず、種々変形して実施することができる。例えば、前述
した実施の形態では、記録紙受けは2組に分割されてい
たが、これに限定されることなく単体のものであっても
良い。
ず、種々変形して実施することができる。例えば、前述
した実施の形態では、記録紙受けは2組に分割されてい
たが、これに限定されることなく単体のものであっても
良い。
【0074】本発明はファクシミリ装置に限定されず
に、各種の画像形成装置に広く適用することができる。
に、各種の画像形成装置に広く適用することができる。
【0075】
【発明の効果】請求項1の発明の画像形成装置によれ
ば、記録紙受けを装置本体に押し入れた場合に、記録紙
受けに固定された案内体が装置本体の記録紙排出部に位
置して、記録紙排出部から排出される記録紙を押し上げ
て外方へ導くことにより、記録紙が移動を阻止されて詰
るという事態の発生を防止できる。
ば、記録紙受けを装置本体に押し入れた場合に、記録紙
受けに固定された案内体が装置本体の記録紙排出部に位
置して、記録紙排出部から排出される記録紙を押し上げ
て外方へ導くことにより、記録紙が移動を阻止されて詰
るという事態の発生を防止できる。
【0076】請求項2の発明の画像形成装置によれば、
請求項1において、案内体を固定とすることにより簡素
な構成で実現できる。なお、記録紙受けを装置本体から
引き出した場合に、固定案内体は記録紙受けに載った記
録紙の移動を阻止する役目を果たす。
請求項1において、案内体を固定とすることにより簡素
な構成で実現できる。なお、記録紙受けを装置本体から
引き出した場合に、固定案内体は記録紙受けに載った記
録紙の移動を阻止する役目を果たす。
【0077】請求項3の発明の画像形成装置によれば、
請求項1において、記録紙受けを装置本体に押し入れた
場合、記録紙受けに設けられた可動案内体が記録紙受け
における記録紙を受ける面上へ突出して記録紙排出部か
ら排出される記録紙を押し上げて外方へ導くことによ
り、記録紙が移動を阻止されて詰るという事態の発生を
防止できる。記録紙受けを引き出し位置に引き出した場
合には、可動案内体記録紙受けにおける記録紙を受ける
面から没入するために、記録紙受けが記録紙排出部から
排出される記録紙を受けて積層することを阻害すること
がない。
請求項1において、記録紙受けを装置本体に押し入れた
場合、記録紙受けに設けられた可動案内体が記録紙受け
における記録紙を受ける面上へ突出して記録紙排出部か
ら排出される記録紙を押し上げて外方へ導くことによ
り、記録紙が移動を阻止されて詰るという事態の発生を
防止できる。記録紙受けを引き出し位置に引き出した場
合には、可動案内体記録紙受けにおける記録紙を受ける
面から没入するために、記録紙受けが記録紙排出部から
排出される記録紙を受けて積層することを阻害すること
がない。
【0078】請求項4の発明の画像形成装置によれば、
請求項3において、記録紙受けを装置本体から引き出し
た場合、案内体が記録紙受けに没入して起立したストッ
パのみが有るために、ストッパが記録紙排出部から排出
されて記録紙受けに載った記録紙の移動を確実に防止す
るとともに、記録紙を整った状態で積層することができ
る。
請求項3において、記録紙受けを装置本体から引き出し
た場合、案内体が記録紙受けに没入して起立したストッ
パのみが有るために、ストッパが記録紙排出部から排出
されて記録紙受けに載った記録紙の移動を確実に防止す
るとともに、記録紙を整った状態で積層することができ
る。
【0079】請求項5の発明の画像形成装置によれば、
請求項4において、ストッパの構成が簡素にすることが
できる。
請求項4において、ストッパの構成が簡素にすることが
できる。
【0080】請求項6の発明の画像形成装置によれば、
記録紙受けが押し入れ位置にある時に、ストッパが傾倒
して記録紙排出部から排出される記録紙を外方へ移動す
ることを許容して、記録紙が移動を阻止されて詰るとい
う事態の発生を防止できる。
記録紙受けが押し入れ位置にある時に、ストッパが傾倒
して記録紙排出部から排出される記録紙を外方へ移動す
ることを許容して、記録紙が移動を阻止されて詰るとい
う事態の発生を防止できる。
【0081】請求項7の発明の画像形成装置は、請求項
6において、記録紙受けを装置本体から引き出した場
合、可動ストッパが起立し、この可動ストッパが記録紙
排出部から排出されて記録紙受けに載った記録紙の移動
を確実に防止するとともに、記録紙を整った状態で積層
することができる。記録紙受けを装置本体に押し入れた
場合、可動ストッパが傾倒し、記録紙排出部から排出さ
れる記録紙が外方へ移動することを許容することによ
り、記録紙が移動を阻止されて詰るという事態の発生を
防止できる。
6において、記録紙受けを装置本体から引き出した場
合、可動ストッパが起立し、この可動ストッパが記録紙
排出部から排出されて記録紙受けに載った記録紙の移動
を確実に防止するとともに、記録紙を整った状態で積層
することができる。記録紙受けを装置本体に押し入れた
場合、可動ストッパが傾倒し、記録紙排出部から排出さ
れる記録紙が外方へ移動することを許容することによ
り、記録紙が移動を阻止されて詰るという事態の発生を
防止できる。
【0082】従って、各請求項の発明によれば、例えば
夜間などにおいてファクシミリ装置第一の記録紙受けと
第二の記録紙受けを押し入れた状態のまま放置した場合
に、受信が行なわれても記録紙の詰まりを生じることが
ない。
夜間などにおいてファクシミリ装置第一の記録紙受けと
第二の記録紙受けを押し入れた状態のまま放置した場合
に、受信が行なわれても記録紙の詰まりを生じることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第一の実施の形態におけるファクシ
ミリ装置を示す図。
ミリ装置を示す図。
【図2】同実施の形態におけるファクシミリ装置を示す
図。
図。
【図3】同実施の形態におけるファクシミリ装置を示す
図。
図。
【図4】第二の実施の形態における記録紙受けを示す
図。
図。
【図5】同実施の形態における記録紙受けを示す図。
【図6】同実施の形態における記録紙受けを示す図。
【図7】第三の実施の形態における記録紙受けを示す
図。
図。
【図8】同実施の形態における記録紙受けを示す図。
【図9】同実施の形態における記録紙受けを示す図。
【図10】従来の形態におけるファクシミリ装置を示す
図。
図。
【図11】従来の形態におけるファクシミリ装置を示す
図。
図。
【図12】従来の形態におけるファクシミリ装置を示す
図。
図。
1…装置本体、 2…画像形成部、 3…記録紙排出部、 11…第一の記録紙受け、 12…第二の記録紙受け、 21…固定案内体、 31…固定ストッパ、 34…可動案内体、 56…可動ストッパ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 108 H04N 1/00 108C
Claims (7)
- 【請求項1】 記録紙を搬送してこの記録紙に画像を形
成する画像形成部および画像を形成した前記記録紙を排
出する記録紙排出部を有する装置本体と、 この装置本体に出し入れ可能に設けられ引き出し位置で
前記記録紙排出部から排出される前記記録紙を受ける記
録紙受けと、 この記録紙受けに設けられ前記記録紙受けが押し入れ位
置にある時に前記記録紙排出部から排出される前記記録
紙を押し上げて外方へ導く案内体とを具備することを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記案内体は、前記記録紙受けにおける
記録紙を受ける面上に突出するように固定して設けられ
ていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 前記案内体は、前記記録紙受けが押し入
れ位置にある時に前記記録紙受けにおける記録紙を受け
る面上へ突出して前記記録紙排出部から排出される前記
記録紙を押し上げて外方へ導き、前記記録紙受けが引き
出し位置にある時に前記記録紙受けにおける記録紙を受
ける面から没入する可動案内体であることを特徴とする
請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記記録紙受けが引き出し位置にある時
に前記記録紙排出部から排出される前記記録紙が外方へ
移動することを阻止するストッパが、前記記録紙受けに
さらに設けられていることを特徴とする請求項3に記載
の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記ストッパは、起立した状態に固定し
て設けられたものであることを特徴とする請求項4に記
載の画像形成装置。 - 【請求項6】 カット形の記録紙を搬送してこの記録紙
に画像を形成する画像形成部および画像を形成した前記
記録紙を排出する記録紙排出部を有する装置本体と、 この装置本体に出し入れ可能に設けられ引き出し位置で
前記記録紙排出部から排出される前記記録紙を受ける記
録紙受けと、 この記録紙受けに設けられ前記記録紙受けが押し入れ位
置にある時に前記記録紙排出部から排出される前記記録
紙を外方へ移動することを許容するように傾倒可能なス
トッパとを具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 前記ストッパは、前記記録紙受けが押し
入れ位置にある時に傾倒して、前記記録紙排出部から排
出される前記記録紙を外方へ移動することを許容し、前
記記録紙受けが引き出し位置にある時に起立して、前記
記録紙排出部から排出される前記記録紙が外方へ出るこ
とを阻止する可動ストッパであることを特徴とする請求
項6に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02646996A JP3394861B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02646996A JP3394861B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09216763A true JPH09216763A (ja) | 1997-08-19 |
JP3394861B2 JP3394861B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=12194385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02646996A Expired - Fee Related JP3394861B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3394861B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007084251A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Funai Electric Co Ltd | 用紙排出用トレイおよびそれを備えた画像生成装置 |
JP2013018581A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Seiko Epson Corp | 媒体支持トレイ、記録装置 |
JP2018002370A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体排出装置、画像読取装置 |
JP2021059456A (ja) * | 2016-06-30 | 2021-04-15 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置 |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP02646996A patent/JP3394861B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007084251A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Funai Electric Co Ltd | 用紙排出用トレイおよびそれを備えた画像生成装置 |
JP4609262B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2011-01-12 | 船井電機株式会社 | 用紙排出用トレイおよびそれを備えた画像生成装置 |
JP2013018581A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Seiko Epson Corp | 媒体支持トレイ、記録装置 |
JP2018002370A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体排出装置、画像読取装置 |
JP2021059456A (ja) * | 2016-06-30 | 2021-04-15 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3394861B2 (ja) | 2003-04-07 |
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Legal Events
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |