JPH09215520A - コンパクト - Google Patents
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- JPH09215520A JPH09215520A JP2157796A JP2157796A JPH09215520A JP H09215520 A JPH09215520 A JP H09215520A JP 2157796 A JP2157796 A JP 2157796A JP 2157796 A JP2157796 A JP 2157796A JP H09215520 A JPH09215520 A JP H09215520A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】反射鏡によっては見られない部分も容易に見る
ことができ、また、顔の一部の拡大像も容易に見ること
ができる。 【解決手段】化粧料、パフ等が収納される容器本体10
に対して、蓋体20が開閉可能に取り付けられており、
蓋体20の内面に液晶表示パネル21が設けられてい
る。蓋体20には、撮像体23が着脱可能に設けられて
おり、撮像体23によって捉えられる画像が液晶表示パ
ネル21によって表示される。蓋体には、時計機能、計
算機能、電子手帳機能を有するCPUが内蔵されてい
る。
ことができ、また、顔の一部の拡大像も容易に見ること
ができる。 【解決手段】化粧料、パフ等が収納される容器本体10
に対して、蓋体20が開閉可能に取り付けられており、
蓋体20の内面に液晶表示パネル21が設けられてい
る。蓋体20には、撮像体23が着脱可能に設けられて
おり、撮像体23によって捉えられる画像が液晶表示パ
ネル21によって表示される。蓋体には、時計機能、計
算機能、電子手帳機能を有するCPUが内蔵されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔の化粧、身だし
なみを整える場合等に使用される携帯用のコンパクトに
関する。
なみを整える場合等に使用される携帯用のコンパクトに
関する。
【0002】
【従来の技術】外出先において、顔に化粧をする場合
や、身だしなみを整える場合に使用される携帯用のコン
パクトは、女性にとっては、欠かせない生活用品であ
る。
や、身だしなみを整える場合に使用される携帯用のコン
パクトは、女性にとっては、欠かせない生活用品であ
る。
【0003】実開平5−18411号公報には、防曇処
理された鏡を有するコンパクトが開示されている。この
コンパクトは、図4に示すように、化粧料やパフ52等
が収容された容器本体51に対して、蓋体53が開閉可
能に取り付けられており、蓋体53の内面に鏡54が設
けられている。そして、鏡54に防曇性のコーティング
が施されている。
理された鏡を有するコンパクトが開示されている。この
コンパクトは、図4に示すように、化粧料やパフ52等
が収容された容器本体51に対して、蓋体53が開閉可
能に取り付けられており、蓋体53の内面に鏡54が設
けられている。そして、鏡54に防曇性のコーティング
が施されている。
【0004】このようなコンパクトでは、鏡54に防曇
性のコーティングが施されているために、蓋体52の開
閉時に生じる鏡54の温度変化によって、鏡54が曇る
ことが防止される。そして、一方の手にコンパクトを持
って、鏡54に映し出された顔を見ながら、他方の手に
よって化粧等が実施される。
性のコーティングが施されているために、蓋体52の開
閉時に生じる鏡54の温度変化によって、鏡54が曇る
ことが防止される。そして、一方の手にコンパクトを持
って、鏡54に映し出された顔を見ながら、他方の手に
よって化粧等が実施される。
【0005】実開平5−88408号公報には、弱視、
老眼等の人にも、顔全体を明瞭に見ることができるよう
になったコンパクトが開示されている。このコンパクト
は、図5に示すように、容器本体61に対して開閉可能
になった蓋体62の内面に、拡大鏡63が取り付けられ
ており、また、容器本体61と蓋体62との間に平面鏡
64が回動可能に設けられている。このコンパクトで
は、通常は、平面鏡64が蓋体62の内面に嵌合されて
使用され、顔等を拡大して見る場合には、平面鏡64が
蓋体62から外されて、蓋体62の内面に設けられた拡
大鏡63が使用される。
老眼等の人にも、顔全体を明瞭に見ることができるよう
になったコンパクトが開示されている。このコンパクト
は、図5に示すように、容器本体61に対して開閉可能
になった蓋体62の内面に、拡大鏡63が取り付けられ
ており、また、容器本体61と蓋体62との間に平面鏡
64が回動可能に設けられている。このコンパクトで
は、通常は、平面鏡64が蓋体62の内面に嵌合されて
使用され、顔等を拡大して見る場合には、平面鏡64が
蓋体62から外されて、蓋体62の内面に設けられた拡
大鏡63が使用される。
【0006】このようなコンパクトでは、拡大鏡63を
使用することによって、顔の一部を拡大して見ることが
できる。
使用することによって、顔の一部を拡大して見ることが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】実開平5−18411
号公報に開示されたコンパクトでは、反射鏡である鏡5
4を使用しているために、顔の細部を見る場合には、鏡
54に対して顔を近づけなければならず、反対に、顔の
全体を見る場合には、鏡54に対して顔を遠ざけなけれ
ばならない。このためには、コンパクトを持った手ある
いは顔を動かさなければならず、また、鏡に対する目の
位置をほぼ一定にしておく必要がある。
号公報に開示されたコンパクトでは、反射鏡である鏡5
4を使用しているために、顔の細部を見る場合には、鏡
54に対して顔を近づけなければならず、反対に、顔の
全体を見る場合には、鏡54に対して顔を遠ざけなけれ
ばならない。このためには、コンパクトを持った手ある
いは顔を動かさなければならず、また、鏡に対する目の
位置をほぼ一定にしておく必要がある。
【0008】さらに、弱視、老眼等のような人にとって
は、小さな鏡54によって映し出される顔全体を明瞭に
見ることは容易ではないという問題もある。
は、小さな鏡54によって映し出される顔全体を明瞭に
見ることは容易ではないという問題もある。
【0009】また、実開平5−88408号公報に開示
されたコンパクトでは、拡大鏡63が設けられているた
めに、顔の細部を見る場合にも、拡大鏡63に対して顔
を近づける必要はない。
されたコンパクトでは、拡大鏡63が設けられているた
めに、顔の細部を見る場合にも、拡大鏡63に対して顔
を近づける必要はない。
【0010】しかしながら、このコンパクトも、反射鏡
を利用しているために、見ることができる範囲が制約さ
れ、後頭部、頭の上部、口の中等はコンパクトを手に持
った状態では見ることができないという問題がある。
を利用しているために、見ることができる範囲が制約さ
れ、後頭部、頭の上部、口の中等はコンパクトを手に持
った状態では見ることができないという問題がある。
【0011】また、最近では、コンパクトを携帯する女
性も、電卓、電子手帳、時計等の電子機器を携帯する機
会が増加しており、これら、多数の電子機器をハンドバ
ッグ等に収納すれば、重量が増加し、また、嵩張るため
に、持ち歩くことは容易ではない。さらには、多数の電
子機器を携帯する場合には、それぞれの電子機器の操作
方法を覚えることは容易ではなく、しかも、それぞれの
電子機器のメンテナンス等が煩わしいという問題もあ
る。
性も、電卓、電子手帳、時計等の電子機器を携帯する機
会が増加しており、これら、多数の電子機器をハンドバ
ッグ等に収納すれば、重量が増加し、また、嵩張るため
に、持ち歩くことは容易ではない。さらには、多数の電
子機器を携帯する場合には、それぞれの電子機器の操作
方法を覚えることは容易ではなく、しかも、それぞれの
電子機器のメンテナンス等が煩わしいという問題もあ
る。
【0012】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、後頭部等のあらゆる部分を、容易
に見ることができるコンパクトを提供することにある。
であり、その目的は、後頭部等のあらゆる部分を、容易
に見ることができるコンパクトを提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、電卓、電子手帳等の
各種電子機器を同時に携帯する必要のないコンパクトを
提供することにある。
各種電子機器を同時に携帯する必要のないコンパクトを
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のコンパクトは、
化粧料、化粧用具等を収納する容器本体と、該容器本体
に対して開閉可能に取り付た蓋体と、撮像した画像信号
を出力する撮像体と、該撮像体が出力する画像信号に基
づいて画像を表示する表示手段と、前記撮像体および表
示手段を制御する制御手段とを、備えてなることを特徴
とする。
化粧料、化粧用具等を収納する容器本体と、該容器本体
に対して開閉可能に取り付た蓋体と、撮像した画像信号
を出力する撮像体と、該撮像体が出力する画像信号に基
づいて画像を表示する表示手段と、前記撮像体および表
示手段を制御する制御手段とを、備えてなることを特徴
とする。
【0015】請求項2に記載のコンパクトでは、前記撮
像体は、前記蓋体に対して着脱可能に取り付けられてい
ることを特徴とする。
像体は、前記蓋体に対して着脱可能に取り付けられてい
ることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載のコンパクトは、時計機
能、計算機能、および電子手帳機能のいずれかを備える
ことを特徴とする。
能、計算機能、および電子手帳機能のいずれかを備える
ことを特徴とする。
【0017】請求項4に記載のコンパクトは、前記撮像
体にて撮像する画像を拡大、縮小して表示手段にて表示
するズーム機能を備えることを特徴とする。
体にて撮像する画像を拡大、縮小して表示手段にて表示
するズーム機能を備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明のコンパクトの実施の形態
の一例を示す斜視図、図2は、その使用状態を示す斜視
図である。このコンパクトは、薄い直方体状をした樹脂
製の容器本体10と、この容器本体10に対して開閉可
能に取り付けられた樹脂製の蓋体20とを有している。
の一例を示す斜視図、図2は、その使用状態を示す斜視
図である。このコンパクトは、薄い直方体状をした樹脂
製の容器本体10と、この容器本体10に対して開閉可
能に取り付けられた樹脂製の蓋体20とを有している。
【0020】蓋体20は、容器本体10とほぼ同様の形
状をしており、容器本体10上に重ねられた状態で、奥
側の側縁部同士が、蝶番31によって、回動可能に取り
付けられている。蓋体20の内面には、カラー表示の液
晶表示パネル21が設けられている。この液晶表示パネ
ル21は、蓋体20の内面における枠状になった外周縁
部内に嵌め込まれた状態になっている。
状をしており、容器本体10上に重ねられた状態で、奥
側の側縁部同士が、蝶番31によって、回動可能に取り
付けられている。蓋体20の内面には、カラー表示の液
晶表示パネル21が設けられている。この液晶表示パネ
ル21は、蓋体20の内面における枠状になった外周縁
部内に嵌め込まれた状態になっている。
【0021】液晶表示パネル21は、薄くて軽量であっ
て、表面が曇りにくいものが望ましく、例えば、基材と
してフィルムを使用することが好ましい。フィルムは、
ガラス基板等に対して薄くて軽量であり、しかも、電気
回路による若干の発熱によって、温度が全体にわたって
上昇しやすいために、表面の曇りが防止される。
て、表面が曇りにくいものが望ましく、例えば、基材と
してフィルムを使用することが好ましい。フィルムは、
ガラス基板等に対して薄くて軽量であり、しかも、電気
回路による若干の発熱によって、温度が全体にわたって
上昇しやすいために、表面の曇りが防止される。
【0022】蓋体20における蝶番31が設けられた側
縁とは反対側の側縁部には、円筒状に切欠された固定用
凹部22が設けられている。この固定用凹部22は、上
部の側縁が開放された状態になっており、その内部に
は、円柱状をした撮像体23が挿入されるようになって
いる。固定用凹部22内に挿入された撮像体23は、樹
脂製の蓋体20の側縁部の弾性力によって、締めつけら
れた状態で固定されるようになっている。
縁とは反対側の側縁部には、円筒状に切欠された固定用
凹部22が設けられている。この固定用凹部22は、上
部の側縁が開放された状態になっており、その内部に
は、円柱状をした撮像体23が挿入されるようになって
いる。固定用凹部22内に挿入された撮像体23は、樹
脂製の蓋体20の側縁部の弾性力によって、締めつけら
れた状態で固定されるようになっている。
【0023】撮像体23は、顔等の画像を捉えるために
使用されるものであり、固定用凹部22に対して着脱可
能になっている。固定用凹部22から離脱された撮像体
23は、手に持って操作されるようになっている。
使用されるものであり、固定用凹部22に対して着脱可
能になっている。固定用凹部22から離脱された撮像体
23は、手に持って操作されるようになっている。
【0024】撮像体23は、図3に示すように、CCD
(電荷結合素子)23bが内蔵されており、一方の端面
に、CCD23bに対向してレンズ23aが設けられて
いる。このレンズ23aは、モーター23cによって、
CCD23bに接離するように駆動されるようになって
いる。撮像体23のレンズ23aが設けられた端面とは
反対側の端面には、図2に示すように、蓋体20に接続
されたコード24が接続されている。このコード24
は、1m程度の長さになっており、螺旋状に巻回されて
いる。そして、蓋体20内に設けられたリールに自動的
に巻き取られるようになっている。
(電荷結合素子)23bが内蔵されており、一方の端面
に、CCD23bに対向してレンズ23aが設けられて
いる。このレンズ23aは、モーター23cによって、
CCD23bに接離するように駆動されるようになって
いる。撮像体23のレンズ23aが設けられた端面とは
反対側の端面には、図2に示すように、蓋体20に接続
されたコード24が接続されている。このコード24
は、1m程度の長さになっており、螺旋状に巻回されて
いる。そして、蓋体20内に設けられたリールに自動的
に巻き取られるようになっている。
【0025】容器本体10内には、図3に示すように、
液晶表示パネル21、撮像体23のCCD23aを制御
するための制御手段として、マイクロコンピューターを
用いたCPU(中央処理装置)25が設けられている。
また、そのCPU25等に対する電源供給するための電
源回路27に設けられる電池26の収容部も、容器本体
10内に設けられている。
液晶表示パネル21、撮像体23のCCD23aを制御
するための制御手段として、マイクロコンピューターを
用いたCPU(中央処理装置)25が設けられている。
また、そのCPU25等に対する電源供給するための電
源回路27に設けられる電池26の収容部も、容器本体
10内に設けられている。
【0026】図1および図2に示すように、容器本体1
0の内部には、一方の側部を除いて、直方体状に窪んだ
主収納部11が設けられている。この主収納部11は、
内部に、化粧料、パフ等が収容されるようになってい
る。容器本体10の側部における手前側には、凹状に窪
んだ補助収納部12が、主収納部11に隣接して設けら
れている。補助収容部12は、主収納部11よりも小さ
な直方体状に窪んでおり、その内部に、化粧用の補助具
等が収容されるようになっている。
0の内部には、一方の側部を除いて、直方体状に窪んだ
主収納部11が設けられている。この主収納部11は、
内部に、化粧料、パフ等が収容されるようになってい
る。容器本体10の側部における手前側には、凹状に窪
んだ補助収納部12が、主収納部11に隣接して設けら
れている。補助収容部12は、主収納部11よりも小さ
な直方体状に窪んでおり、その内部に、化粧用の補助具
等が収容されるようになっている。
【0027】容器本体10の手前側の側縁部における中
央部には、蓋体20の固定用凹部22に固定された撮像
体23が嵌入し得るように、主収納部11内に開口した
凹状の切り込み部13が設けられている。この切り込み
部13は、蓋体20の固定用凹部22内に挿入された撮
像体23が、蓋体20を閉じることによって、その内部
に嵌合されるようになっており、切り込み部13内に挿
入された撮像体23は、樹脂製の容器本体10の側縁部
の弾性力によって、締めつけられた状態になって、固定
されるようになっている。
央部には、蓋体20の固定用凹部22に固定された撮像
体23が嵌入し得るように、主収納部11内に開口した
凹状の切り込み部13が設けられている。この切り込み
部13は、蓋体20の固定用凹部22内に挿入された撮
像体23が、蓋体20を閉じることによって、その内部
に嵌合されるようになっており、切り込み部13内に挿
入された撮像体23は、樹脂製の容器本体10の側縁部
の弾性力によって、締めつけられた状態になって、固定
されるようになっている。
【0028】補助収納部12の奥側には、容器本体10
に内蔵されたCPU25に対する所定信号を入力するた
めのキー入力部14が、主収納部11に隣接して設けら
れている。キー入力部14は、メンブレンキー等によっ
て構成された複数のキーを有している。
に内蔵されたCPU25に対する所定信号を入力するた
めのキー入力部14が、主収納部11に隣接して設けら
れている。キー入力部14は、メンブレンキー等によっ
て構成された複数のキーを有している。
【0029】容器本体10の側面には、DC電源からの
電流が供給されるように、電源端子15が設けられてい
る。この電源端子15は、蓋体20に収容された電池2
6の充電用の端子としても利用し得るようになってい
る。
電流が供給されるように、電源端子15が設けられてい
る。この電源端子15は、蓋体20に収容された電池2
6の充電用の端子としても利用し得るようになってい
る。
【0030】容器本体10に設けられたCPU25と、
蓋体20に設けられた液晶表示パネル21とは、フラッ
トなケーブル32によって、電気的に接続されている。
容器本体10に設けられたCPU25は、電源端子1
5、キー入力部14等に対しても、電気的に接続された
状態になっている。
蓋体20に設けられた液晶表示パネル21とは、フラッ
トなケーブル32によって、電気的に接続されている。
容器本体10に設けられたCPU25は、電源端子1
5、キー入力部14等に対しても、電気的に接続された
状態になっている。
【0031】図3は、このコンパクトの制御系を示すブ
ロック回路の概略図である。容器本体10内に収容され
た電池26によって、あるいは、容器本体10に設けら
れた外部端子15からのDC電源によって駆動される電
源回路27は、CPU25や、他の駆動回路に電源を供
給するようになっている。
ロック回路の概略図である。容器本体10内に収容され
た電池26によって、あるいは、容器本体10に設けら
れた外部端子15からのDC電源によって駆動される電
源回路27は、CPU25や、他の駆動回路に電源を供
給するようになっている。
【0032】容器本体10に内蔵されたCPU25は、
時計機能、計算機能、さらには、住所録、スケジュー
ル、メモ等の電子手帳機能を有しており、容器本体10
に設けられたキー入力部14の信号が与えられるように
なっている。キー入力部14には、例えば、撮像体23
に設けられたレンズ23aを移動させるモーター23c
を駆動するためのズームキー14a、液晶表示パネル2
1に時刻を表示させるための時計キー14b、液晶表示
パネル21に住所録を表示させるための住所録キー14
c、その他、CPU25による計算を実施することを指
示する計算キー、計算のための数値等をCPU25に入
力するためのテンキー、液晶表示パネル21にスケジュ
ールを表示させるためのスケジュールキー等が設けられ
ている。
時計機能、計算機能、さらには、住所録、スケジュー
ル、メモ等の電子手帳機能を有しており、容器本体10
に設けられたキー入力部14の信号が与えられるように
なっている。キー入力部14には、例えば、撮像体23
に設けられたレンズ23aを移動させるモーター23c
を駆動するためのズームキー14a、液晶表示パネル2
1に時刻を表示させるための時計キー14b、液晶表示
パネル21に住所録を表示させるための住所録キー14
c、その他、CPU25による計算を実施することを指
示する計算キー、計算のための数値等をCPU25に入
力するためのテンキー、液晶表示パネル21にスケジュ
ールを表示させるためのスケジュールキー等が設けられ
ている。
【0033】CPU25の出力は、撮像体23のCCD
23bを駆動するCCD駆動回路41に与えられるとと
もに、撮像体23のレンズ23aを移動させるモーター
23cにも与えられている。そして、撮像体23のCC
D23bによって得られた画像信号は、信号処理回路4
2を介してCPU25に、ビデオ信号とてして入力され
るようになっている。
23bを駆動するCCD駆動回路41に与えられるとと
もに、撮像体23のレンズ23aを移動させるモーター
23cにも与えられている。そして、撮像体23のCC
D23bによって得られた画像信号は、信号処理回路4
2を介してCPU25に、ビデオ信号とてして入力され
るようになっている。
【0034】また、CPU25の出力は、画像表示回路
43に与えられており、この画像表示回路43の出力
が、液晶表示パネル(LCD)駆動回路44を介して、
液晶表示パネル21に与えられている。
43に与えられており、この画像表示回路43の出力
が、液晶表示パネル(LCD)駆動回路44を介して、
液晶表示パネル21に与えられている。
【0035】CPU25には、フラッシュメモリー45
が接続されており、撮像体23によって得られた画像
を、静止画像としてフラッシュメモリー45に記憶させ
ることも可能になっている。
が接続されており、撮像体23によって得られた画像
を、静止画像としてフラッシュメモリー45に記憶させ
ることも可能になっている。
【0036】このような構成のコンパクトでは、例え
ば、化粧をする場合には、蓋体20を容器本体10に対
して開放すると、液晶表示パネル21の上側に設けられ
た撮像体23によって捉えられる画像が、液晶表示パネ
ル21に表示される。そして、撮像体23を、顔の正面
に位置するように蓋体20を移動させることにより、液
晶表示パネル21に顔が表示される。そして、液晶表示
パネル21に表示された顔を見つつ、化粧することがで
きる。
ば、化粧をする場合には、蓋体20を容器本体10に対
して開放すると、液晶表示パネル21の上側に設けられ
た撮像体23によって捉えられる画像が、液晶表示パネ
ル21に表示される。そして、撮像体23を、顔の正面
に位置するように蓋体20を移動させることにより、液
晶表示パネル21に顔が表示される。そして、液晶表示
パネル21に表示された顔を見つつ、化粧することがで
きる。
【0037】顔の一部を拡大あるいは縮小して見ようと
する場合には、その見ようとする部分を撮像体23のレ
ンズ23aに対向させて、キー入力部14のズームキー
14aを操作すれば、液晶表示パネル21に、その部分
の拡大像あるいは縮小像が表示されることになる。従っ
て、顔の一部の拡大像あるいは縮小像を、顔や手を動か
すことなく見ることができる。顔の拡大像が液晶表示パ
ネル21に表示されるために、弱視、老眼等の人も、化
粧が容易に行える。
する場合には、その見ようとする部分を撮像体23のレ
ンズ23aに対向させて、キー入力部14のズームキー
14aを操作すれば、液晶表示パネル21に、その部分
の拡大像あるいは縮小像が表示されることになる。従っ
て、顔の一部の拡大像あるいは縮小像を、顔や手を動か
すことなく見ることができる。顔の拡大像が液晶表示パ
ネル21に表示されるために、弱視、老眼等の人も、化
粧が容易に行える。
【0038】さらに、このように、顔を液晶表示パネル
21に表示する際に、撮像体23にて捉えられた画像
を、一時、フラッシュメモリー45に記憶させて、その
画像を、液晶表示パネル21に静止画像として表示する
ことも可能である。この場合には、例えば、特開平6−
319613号公報に開示されているように、静止画像
として表示された顔に、口紅、アイシャドー、ファウン
デーション等をシュミレーションできるように構成して
もよい。フラッシュメモリー45内に記憶された画像が
不要になれば、その画像は消去される。
21に表示する際に、撮像体23にて捉えられた画像
を、一時、フラッシュメモリー45に記憶させて、その
画像を、液晶表示パネル21に静止画像として表示する
ことも可能である。この場合には、例えば、特開平6−
319613号公報に開示されているように、静止画像
として表示された顔に、口紅、アイシャドー、ファウン
デーション等をシュミレーションできるように構成して
もよい。フラッシュメモリー45内に記憶された画像が
不要になれば、その画像は消去される。
【0039】また、後頭部、頭の上部、口の中、耳の周
辺等、通常、1枚の鏡では見られない部分を見ようとす
る場合には、撮像体23を蓋体20の固定用凹部22か
ら取り外して、そのレンズ23aを見ようする部分に対
向させれば、その部分の画像が液晶表示パネル21に表
示される。この場合も、キー入力部14のズームキー1
4aの操作によって、その拡大像または縮小像が液晶表
示パネル21に表示されることになる。このように、撮
像体23を手によって自由に操作できるために、液晶表
示パネル21を、常時、顔の正面に位置させて見ること
ができ、通常は見ることができない部分も、液晶表示パ
ネル21によって表示される画像として容易に見ること
ができる。
辺等、通常、1枚の鏡では見られない部分を見ようとす
る場合には、撮像体23を蓋体20の固定用凹部22か
ら取り外して、そのレンズ23aを見ようする部分に対
向させれば、その部分の画像が液晶表示パネル21に表
示される。この場合も、キー入力部14のズームキー1
4aの操作によって、その拡大像または縮小像が液晶表
示パネル21に表示されることになる。このように、撮
像体23を手によって自由に操作できるために、液晶表
示パネル21を、常時、顔の正面に位置させて見ること
ができ、通常は見ることができない部分も、液晶表示パ
ネル21によって表示される画像として容易に見ること
ができる。
【0040】また、容器本体10に内蔵されたCPU2
5は、時計機能、計算機能、電子手帳機能を有している
ために、通常のコンパクトとしての使用に限らず、時
計、卓上計算機、電子手帳としても利用することができ
る。この場合には、容器本体10に内蔵されたキー入力
部14の所定のキーを操作することによって、各種機能
が選択され、必要な事項が液晶表示パネル21に表示さ
れる。
5は、時計機能、計算機能、電子手帳機能を有している
ために、通常のコンパクトとしての使用に限らず、時
計、卓上計算機、電子手帳としても利用することができ
る。この場合には、容器本体10に内蔵されたキー入力
部14の所定のキーを操作することによって、各種機能
が選択され、必要な事項が液晶表示パネル21に表示さ
れる。
【0041】なお、上記実施例では、撮像体23のレン
ズ23aを、モーター17によって自動的に移動させる
構成であったが、手動によって移動させるようにしても
よく、あるいは、自動と手動との切替えスイッチを設け
るようにしてもよい。
ズ23aを、モーター17によって自動的に移動させる
構成であったが、手動によって移動させるようにしても
よく、あるいは、自動と手動との切替えスイッチを設け
るようにしてもよい。
【0042】また、容器本体10にキー入力部14を設
ける構成であったが、液晶表示パネル21に透明電極を
設けて、ペン入力によって入力するようにしてもよい。
ける構成であったが、液晶表示パネル21に透明電極を
設けて、ペン入力によって入力するようにしてもよい。
【0043】さらに、液晶表示パネル21にテレビ画像
を表示するようにしてもよく、さらには、容器本体10
あるいは蓋体20にラジオチューナーを内蔵する構成と
してもよい、さらには、携帯電話を設けるようにするこ
とも可能である。
を表示するようにしてもよく、さらには、容器本体10
あるいは蓋体20にラジオチューナーを内蔵する構成と
してもよい、さらには、携帯電話を設けるようにするこ
とも可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明のコンパクトは、このように、撮
像体によって得られる画像を、蓋体に設けられた液晶表
示手段によって表示するようになっており、しかも、撮
像体が蓋体に対して着脱可能になっているために、通常
の反射鏡によっては見ることができないような部分も容
易に見ることができる。また、ズーム機能が設けられて
いるために、顔等の一部の拡大像および縮小像も容易に
見ることができる。さらに、制御手段による、時計、計
算、電子手帳等の各種機能が発揮されることにより、各
種電子機器を携帯する必要がなくなる。
像体によって得られる画像を、蓋体に設けられた液晶表
示手段によって表示するようになっており、しかも、撮
像体が蓋体に対して着脱可能になっているために、通常
の反射鏡によっては見ることができないような部分も容
易に見ることができる。また、ズーム機能が設けられて
いるために、顔等の一部の拡大像および縮小像も容易に
見ることができる。さらに、制御手段による、時計、計
算、電子手帳等の各種機能が発揮されることにより、各
種電子機器を携帯する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンパクトの実施の形態の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】そのコンパクトの使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】そのコンパクトの制御系の概略ブロック回路図
である。
である。
【図4】従来のコンパクトの一例を示す斜視図である。
【図5】従来のコンパクトの他の例を示す斜視図であ
る。
る。
10 容器本体 11 主収納部 12 補助収納部 13 切り込み部 14 キー入力部 20 蓋体 21 液晶表示パネル 22 固定用凹部 23 撮像体 23a レンズ 23b CCD(電荷結合素子) 24 コード 25 CPU 26 電池 31 蝶番 32 コード 45 フラッシュメモリー
Claims (4)
- 【請求項1】 化粧料、化粧用具等を収納する容器本体
と、該容器本体に対して開閉可能に取り付た蓋体と、撮
像した画像信号を出力する撮像体と、該撮像体が出力す
る画像信号に基づいて画像を表示する表示手段と、前記
撮像体および表示手段を制御する制御手段とを、備えて
なることを特徴とするコンパクト。 - 【請求項2】 前記撮像体は、前記蓋体に対して着脱可
能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記
載のコンパクト。 - 【請求項3】 前記制御手段が、時計機能、計算機能、
および電子手帳機能のいずれかを備えることを特徴とす
る請求項1に記載のコンパクト。 - 【請求項4】 前記撮像体にて撮像する画像を拡大、縮
小して表示手段にて表示するズーム機能を備えることを
特徴とする請求項1に記載のコンパクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2157796A JPH09215520A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2157796A JPH09215520A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | コンパクト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09215520A true JPH09215520A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12058898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2157796A Pending JPH09215520A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | コンパクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09215520A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014516655A (ja) * | 2011-05-04 | 2014-07-17 | イーエルシー マネージメント エルエルシー | 汎用ドッキングステーションコンパクト |
CN106937791A (zh) * | 2017-04-22 | 2017-07-11 | 中山市庭升塑胶制品有限公司 | 一种智能化妆美容仪及其智能教学系统 |
-
1996
- 1996-02-08 JP JP2157796A patent/JPH09215520A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014516655A (ja) * | 2011-05-04 | 2014-07-17 | イーエルシー マネージメント エルエルシー | 汎用ドッキングステーションコンパクト |
CN106937791A (zh) * | 2017-04-22 | 2017-07-11 | 中山市庭升塑胶制品有限公司 | 一种智能化妆美容仪及其智能教学系统 |
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